JP2008034638A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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尚孝 向山
Seiya Omori
誠也 大森
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亮次 石井
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Abstract

【課題】 チップサイズの小型化を実現しつつチップのダイボンディングを可能にする半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係るVCSELの製造方法は、100μm角以下に切断され、かつ一様に離間されたチップ12を支持するダイボンディングテープ14をサブマウント16上に載せ、その後、サブマウント16をチップ12の外形よりも大きな外形に切断し、実装用チップ30を作成する。実装用チップ30は、ダイボンダー用コレット20により吸着できる程度のサイズを有しており、コレット30に把持された実装用チップ30がダイパット32上に搬送する、ダイボンディングされる。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体レーザ装置の製造方法に関し、特に、面発光型半導体レーザやフォトダイオードのダイボンディング方法に関する。
光通信や光記録等の技術分野において、面発光型半導体レーザ(Vertical-Cavity Surface-Emitting Laser:以下VCSELと呼ぶ)が実用化されている。VCSELは、半導体ウエハ上に2次元アレイ状に形成することができ、面光源としての利用も可能である。
VCSELが形成されたウエハは、ダイシングされて個々のチップに分離され、チップは、吸着用コレットによって搬送され、パッケージのダイパッド上にダイボンディングされる。
ダイボンディング工程に関する技術として、特許文献1は、両面に熱硬化性粘着層が被着されたウエハシートに半導体ウエハの裏面を接着してダイシングし、ウエハシートをエキスパンドして分割溝を拡幅した状態で半導体チップをダイパット上に隔離位置決めし、拡幅された分割溝のウエハシートを切断し、半導体チップを押圧し、熱硬化性粘着層をダイパット面上に接着する製造方法を開示している。
特許文献2は、複数のレーザダイオード(LD)チップが作製されたスクライブライン入りのLDバーを粘着フィルムに接着させ、これを長手方向にエキスパンドし、一定間隔に並んで配置されたLDチップを、LDチップと同ピッチを有するアレイ状吸着コレットで真空吸着し、ハンダの付着したサブマウントに接着するし、LDチップの接着されたサブマウントをダイシングし、チップ毎に分離する製造方法を開示している。
特許文献3は、複数の発光素子が形成されたウエハと、複数のサブマウント素子のパターンが形成されたウエハとを接着し、発光素子用ウエハとサブマウント用ウエハとを同時にダイシングすることで複数の半導体素子を作製する製造方法を開示している。
特開2000−114204 特開平6−77317 特開平11−330620
VCSEL等の半導体装置は、小型化、低コスト化、低消費電力化に伴い、チップ自体の小型化の要求が高まっている。ダイボンディング工程では、チップを搬送するためにダイボンダー用吸着コレットを使用し、このコレットによりチップをピックアップし、ダイパットへマウントしている。しかしながら、ダイボンダー用吸着コレットが把持できるチップサイズは、200μm角程度のサイズが限界であり、それ以下のチップサイズであると量産時に安定して把持することが容易でなくなる。このため、半導体チップサイズを小型化することが事実上難しくなっている。
本発明は、このような課題を解決するものであり、チップサイズの小型化を実現しつつチップのダイボンディングを可能にする半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、伸張可能な第1の基材に基板を載せる工程と、第1の基材に載せられた基板を所定の切断位置で切断する工程と、第1の基材を伸張し、切断された基板を複数のチップに分離する工程と、第2の基材上に第1の基材を載せる工程と、第1の基材上の分離されたチップの間隙を介して、チップの外形よりも大きくなるように第1および第2の基材を切断する工程と、切断された第1および第2の基材を離間し、切断されたチップ、切断された第1および第2の基材を含む実装用チップを複数形成する工程と、前記実装用チップをパッケージ用の支持部材上に搭載する工程とを有する。
好ましくは製造方法はさらに、実装用チップをドライ洗浄し、第2の基材表面の導電領域を露出させる工程と、第2の基材表面の前記露出された導電領域と支持部材上の導電領域とボンディングする工程とを有する。好ましくは製造方法はさらに、伸張された第1の基材を前記第2の基材上に搭載した後、一定の温度で前記第1の基材をキュアし前記第1の基材と前記第2の基材を接着させる工程を有する。
好ましくは第1の基材は、厚さが150μm以下の導電性のダイボンディングテープである。さらに好ましくは100μm以下である。150μmを超えると、ダイシング時にぶれやすくなり、チップに欠けが出やすくなる。また、プラズマクリーニング(ドライ洗浄)時にチップ表面がプラズマに曝される時間が長くなり好ましくない。
好ましくは第2の基材は、表面に導電領域または導電パターンが形成された絶縁性基板である。好ましくは各チップサイズは、200μm角以下であり、第1および第2の基材のサイズは、少なくとも一辺が200μmを越え、例えば数百μm角に切断される。これにより、実装用チップは、吸着用コレットにより第1の基材または第2の基材の切断面を把持されて支持部材へ搭載される。
さらに好ましくは、前記第2の基材は、その裏面を第3の基材によって支持され、前記第2の基材が切断された後、第3の基材を伸張することで切断された第2の基材を個々に離間する。また、第3の基材に紫外線を照射した後、第2の基材を前記第3の基材から剥離し実装用チップを形成することができる。
好ましくはチップは、基板上には単一もしくは複数のフォトダイオードまたはVCSEL等のレーザダイオードを含み、チップ表面から光を出射する。
本発明によれば、チップの外形よりも大きな外形を有する第2の基材を用いて実装用チップを構成することで、チップサイズをより小さくしても、実装用チップの第2の基材を利用して実装用チップをダイパッド上へマウントすることができ、その結果、チップを小型化しつつダイボンディングを実現することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1、図2および図3は、本発明の第1の実施例に係るVCSEL装置の製造工程を説明する側面図である。初めに、図4(a)、(b)に示すような半導体ウエハ10を用意する。半導体ウエハ10は、GaAs基板上に、複数の矩形状の素子形成領域110を形成している。各素子形成領域110は、格子状に延びるダイシシング領域120によって分離されている。素子形成領域110には、メサ状の発光部112が形成され、かつ発光部112に電気的に接続された電極パッド118が形成されている。
図4(b)は、図4(a)の素子形成領域の断面図である。VCSEL100は、n型のGaAs基板210の裏面にn側電極220を含み、さらに基板210上に、n型のGaAsバッファ層224、n型のAlGaAsの半導体多層膜からなる下部DBR(Distributed Bragg Reflector:分布ブラッグ型反射鏡)226、活性領域228、p型のAlAsの外縁を酸化させた層からなる電流狭窄層230、p型のAlGaAsの半導体多層膜からなる上部DBR232、p型のGaAsコンタクト層234を含む半導体層が積層されている。基板210には、コンタクト層234から下部DBR226の一部に到達する深さのリング状の溝236が形成され、この溝236によりレーザ光の発光部である円筒状のポストPとパッド形成領域238とが規定されている。ポストPの頂部には、コンタクト層234にオーミック接続されるp側電極242が設けられ、p側電極242の中央には、レーザ光の出射領域を規定する円形状の出射口244が形成されている。また、パッド形成領域238には、層間絶縁膜240を介して円形状の電極パッド118が形成され、電極パッド118は、p側電極242に電気的に接続される。こうして形成されたVCSEL100は、ポストPの出射口244から約850nmの波長のレーザを出射する。
次に、図1(a)に示すように、半導体ウエハ10をダイボンディングテープ14の上面に載せる。ダイボンディングテープ14は、伸縮性、接着性を持つ導電性テープであり、例えば、銀(Ag)を分散したエポキシフィルム、金(Au)を分散したエポキシフィルム、異方性導電フィルムなどを用いることができる。好ましくはダイボンディングテープ14の厚さは150μm以下であり、より好ましくは100μm以下である。厚さが150μmを超えると、半導体ウエハ10のダイシング時にぶれやすくなり、チップに欠けが出やすくなる。また、後述するように、ワイヤボンディング工程前に行われるプラズマクリーニング時に、チップ表面がプラズマに曝される時間が長くなり好ましくない。
次に、図1(b)に示すように、半導体ウエハ10をダイシング領域120に沿ってダイサーにより切断し、半導体ウエハ10を複数のVCSELチップ12に分割する。VCSELチップ12は、矩形状に切断されるが、その長辺は200μm以下であってもよい。
次に、図1(c)に示すように、ダイボンディングテープ14をX方向、Y方向の2次元方向にエキスパンド(伸張)する。エキスパンドすることで、切断されたチップ12が一定の距離だけ離間される。エキスパンドする距離は、
例えば300μmである。
次に、図1(d)に示すように、離間されたチップ12を載せたダイボンディングテープ14をサブマウント16とダイシングテープ18からなる積層体上に載せる。サブマウント16は、絶縁性基板であり、その表面に金パターンが形成されている。例えば、熱伝導性が高く放熱性に優れた窒化アルミニウム等のセラミック基板やシリコン基板が用いられる。ダイシングテープ18は、接着性、伸縮性を持つフィルムであって、例えば、熱硬化型ダイボンディングフィルムや、紫外線を照射することで接着性が弱まる紫外線反応型ダイシングテープを用いることができる。
ダイボンディングテープ14をサブマウント16上に搭載した後、一定の温度でダイボンディングテープ14をキュアし、ダイボンディングテープ14をサブマウント16に接着させる。
次に、図2(e)に示すように、離間されたチップ12の間隙を介してチップ12に接触しないように切断位置14aに沿って、ダイサーによりダイボンディングテープ14およびサブマウント16を切断する。ダイボンディングテープ14およびサブマウント16はそれぞれ矩形状に切断され、その長辺は少なくとも100μmを超えるサイズである。
次に、図2(f)に示すように、ダイシングテープ18をX方向、Y方向の2次元方向にエキスパンドし、切断されたダイボンディングテープ14およびサブマウント16を一定の距離だけ離間する。次に、ダイボンディングテープ14およびサブマウント16の間隙を介して、ダイシングテープ18を切断位置18aに沿って切断する。これにより、矩形状に切断されたダイシングテープ18、サブマウント16、ダイボンディングテープ14、およびこの上に搭載されたVCSELチップ12を含む実装用チップ30が形成される。
次に、図2(g)に示すように、ダイボンダー用コレット20により実装用チップ30を吸着する。ダイボンディングテープ14およびサブマウント16は、少なくとも100μm以上の間隔を有しており、これは、コレット20がそれらの切断面を把持するのに十分な大きさである。
次に、図2(h)に示すように、ダイボンダー用コレット20は、実装用チップ30を搬送し、これをステム32上に搭載する。搭載後、熱処理を行い、ダイボンディングテープ18をステム32に接着させる。
次に、図3(i)に示すように、ステム32に搭載された実装用チップ30をプラズマ洗浄する。プラズマ洗浄により露出されていたダイボンディングテープ14が分解、除去され、サブマウント16の表面の金パターンが露出される。
次に、図3(j)に示すように、実装用チップ30のワイヤーボンディング工程が行われる。チップ12の表面に形成されたp側電極パッド118(図4(a)を参照)とステム32上の導電性リード342とがボンディングワイヤ24により接続され、サブマウント16の金パターンとステム32の導電性リード340がボンディングワイヤ26によって接続される。導電性のリード340、342は、ステム32に形成された貫通孔(図示省略)内に挿入されている。サブマウント16の金パターンは、導電性のダイボンディングテープ14を介してチップ12の裏面に形成されたn側電極220(図4(b)を参照)に電気的に接続されている。リード342は、ボンディングワイヤ24を介し、実装用チップ30のp側電極に電気的に接続される。
最後に、図3(k)に示すように、導電性リード340,342と電気的に接続された実装用チップ30がキャン封止によりパッケージされる。
実装用チップ30を含むステム32上に矩形状の中空のキャップ350が固定され、キャップ350の中央の開口内にボールレンズ360が固定されている。ボールレンズ360の光軸は、実装用チップ310のアレイのほぼ中心と一致するように位置決めされる。リード340、342間に順方向の電圧が印加されると、実装用チップ30の各メサからレーザ光が出射される。実装用チップ30とボールレンズ360との距離は、実装用チップ310からのレーザ光の放射角度θ内にボールレンズ360が含まれるように調整される。
次に、本発明の第2の実施例に係るVCSEL装置の製造方法を図5を参照して説明する。第1の実施例に係る図1(a)から図2(f)までの工程は、第2の実施例においても同様である。すなわち、図2(f)に示すように、ダイシングテープ18をX方向、Y方向の2次元方向にエキスパンドし、切断されたダイボンディングテープ14およびサブマウント16を一定の距離だけ離間した後、図5(a)に示すように、ダイシングテープ18の下面から紫外線(UV)を照射し、ダイボンディングテープ18の接着性を弱め、サブマウント16がダイシングテープ18から剥離し易くする。
次に、図5(b)に示すように、ダイボンダー用コレット20によりダイボンディングテープ14およびサブマウント16の切断面を把持し、サブマウント16をダイシングテープ18から剥離する。第2の実施例の実装用チップ30は、VCSELチップ12、切断されたダイボンディングテープ14および切断されたサブマウント16から構成される。こうして、コレット20は、実装用チップ30を吸着し、これを図5(c)に示すように、ステム32上へ搭載する。
実装用チップ30を配置するステム32上には、接着用の銀ペースト28または接着フィルムが予め形成されており、実装用チップ30のサブマウント16が銀ペースト28上に接着される。以後のプラズマ洗浄、ボンディング工程等は、第1の実施例のときと同様に行われる。
以上のように第1、第2の実施例に係るVCSEL装置の製造方法によれば、チップの外形よりも大きな外形を持つサブマウントを有する実装用チップ30を形成するようにしたので、VCSELチップ12のサイズを100μm以下に小さくしても、吸着用コレット20により実装用チップ30を十分に把持しダイボンディングを行うことができる。
なお実施例では、素子形成領域110が2次元アレイ状に配列された半導体ウエハ10をダイボンディングテープ14上に搭載して実装用チップを作成する例を示したが、これに限らず、図6(a)に示すように、半導体ウエハから切り出された素子形成領域110が直線状に配列された基板10aをダイボンディングテープ14上に搭載し実装用チップを作成してもよい。また、上記実施例は、1つのチップまたは素子形成領域110が1つの発光素子を持つシングルスポットタイプを示したが、図6(b)に示すように、1つの素子形成領域(チップ)110が複数の発光素子が形成されたマルチスポットタイプの基板10bであってもよい。さらに上記実施例は、実装用チップとしてVCSELを対象としたが、これ以外のフォトダイオード等の発光素子であってもよい。
さらに、上記実施例では、図3(k)に示すような光学部品を含むパッケージ(光学モジュール)を例示したが、これ以外にも、実装用チップを樹脂封止パッケージしたり、あるいは図7に示すようなパッケージ構成とすることができる。同図に示すパッケージ302は、キャップ350の中央の開口内に平板ガラス362を固定している。平板ガラス362の中心は、実装用チップ30のほぼ中心と一致するように位置決めされる。実装用チップ30と平板ガラス362との距離は、平板ガラス362の開口径が実装用チップ30からのレーザ光の放射角度θ以上になるように調整される。
図8は、図3(k)に示すパッケージまたは光学モジュールを光送信装置に適用したときの構成を示す断面図である。光送信装置400は、ステム32に固定された円筒状の筐体410、筐体410の端面に一体に形成されたスリーブ420、スリーブ420の開口422内に保持されるフェルール430、およびフェルール430によって保持される光ファイバ440を含んで構成される。ステム32の円周方向に形成されたフランジ332には、筐体410の端部が固定される。フェルール430は、スリーブ420の開口422に正確に位置決めされ、光ファイバ440の光軸がボールレンズ360の光軸に整合される。フェルール430の貫通孔432内に光ファイバ440の芯線が保持されている。
実装用チップ30の表面から出射されたレーザ光は、ボールレンズ360によって集光され、集光された光は、光ファイバ440の芯線に入射され、送信される。上記例ではボールレンズ360を用いているが、これ以外にも両凸レンズや平凸レンズ等の他のレンズを用いることができる。さらに、光送信装置400は、リード340、342に電気信号を印加するための駆動回路を含むものであってもよい。さらに、光送信装置400は、光ファイバ440を介して光信号を受信するための受信機能を含むものであってもよい。
上記実施例は例示的なものであり、これによって本発明の範囲が限定的に解釈されるべきものではなく、本発明の構成要件を満足する範囲内で他の方法によっても実現可能であることは言うまでもない。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、光情報処理や光高速データ通信等の各分野で使用されるような半導体装置の製造方法として利用することができる。
図1(a)ないし(d)は、本発明の第1の実施例に係る半導体装置の製造工程を示す側面図である。 図2(e)ないし(h)は、本発明の第1の実施例に係る半導体装置の製造工程を示す側面図である。 図3(i)ないし(k)は、本発明の第1の実施例に係る半導体装置の製造工程を示す側面図である。 図4(a)は、半導体ウエハを示す平面図である。図4(b)は、素子形成領域の断面図である。 図5(a)ないし(c)は、本発明第2の実施例における半導体装置の製造工程を示す側面図である。 図6(a)はダイボンディングテープに搭載される他の基板の例を示す平面図、図6(b)はマルチスポットタイプのVCSELを説明する平面図である。 半導体装置を実装した他のパッケージの構成を示す模式図である。 図3(k)に示すパッケージを用いた光送信装置の構成を示す断面図である。
10:半導体ウエハ 12:チップ
14:ダイボンディングテープ 14a:切断位置
16:サブマウント 18:ダイボンディングテープ
18a:切断位置 20:ダイボンダー用コレット
24、26:ボンディングワイヤ 28:銀ペースト
30:実装用チップ 32:ダイパッド
100:VCSEL 110:素子形成領域
120:ダイシング領域 300:パッケージ

Claims (11)

  1. 伸張可能な第1の基材に基板を載せる工程と、
    第1の基材に載せられた基板を所定の切断位置で切断する工程と、
    第1の基材を伸張し、切断された基板を複数のチップに分離する工程と、
    第2の基材上に第1の基材を載せる工程と、
    第1の基材上の分離されたチップの間隙を介して、チップの外形よりも大きくなるように第1および第2の基材を切断する工程と、
    切断された第1および第2の基材を離間し、切断されたチップ、切断された第1および第2の基材を含む実装用チップを複数形成する工程と、
    前記実装用チップをパッケージ用の支持部材上に搭載する工程と、
    を有する半導体装置の製造方法。
  2. 製造方法はさらに、前記実装用チップをドライ洗浄し、第2の基材表面の導電領域を露出させる工程と、第2の基材表面の前記露出された導電領域と支持部材上の導電領域とボンディングする工程とを有する、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 製造方法はさらに、伸張された第1の基材を前記第2の基材上に搭載した後、一定の温度で前記第1の基材をキュアし、前記第1の基材と前記第2の基材を接着させる工程を有する、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第1の基材は、厚さが150μm以下の導電性のダイボンディングテープである、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第2の基材は、表面に導電領域が形成された絶縁性基板である、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 各チップの外形は、200μm角以下に切断され、前記第1および第2の基材の外形は、少なくとも一辺が200μmより大きい、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記実装用チップは、吸着用コレットにより第1の基材または第2の基材の切断面を把持されて前記支持部材へ搭載される、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記第2の基材は、その裏面を第3の基材によって支持され、前記第2の基材が切断された後、前記第3の基材を伸張することで切断された第2の基材を個々に離間する、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第3の基材に紫外線を照射した後、第2の基材を前記第3の基材から剥離することで、前記実装用チップを形成する、請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
  10. チップは、基板上には単一もしくは複数のフォトダイオードまたはレーザダイオードを含み、チップ表面から光を出射する、請求項1ないし9いずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
  11. 請求項1ないし10いずれか1つに記載の製造方法によって製造された半導体装置と、当該半導体装置から出射される光を入射する光学部品を含む光学モジュール。
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