JP2008031712A - 遮音壁構造及び遮音壁の施工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 仕上厚さを変更することなく遮音性能を向上させるとともに、作業効率がよく、完成後の物件であっても適用することができる遮音壁構造及び遮音壁の施工方法を提供する。
【解決手段】 建築構造躯体であるRC壁10やALC壁に対し、GLボンド20等の接着材料を用いて石膏ボード30を離隔して貼り付ける。RC壁10やALC壁と石膏ボード30との間隙内に、流動搬送性を有する粉体状の遮音部材(例えばゴムチップ)を充填する。
【選択図】 図1
【解決手段】 建築構造躯体であるRC壁10やALC壁に対し、GLボンド20等の接着材料を用いて石膏ボード30を離隔して貼り付ける。RC壁10やALC壁と石膏ボード30との間隙内に、流動搬送性を有する粉体状の遮音部材(例えばゴムチップ)を充填する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、GL工法等のように、建築構造躯体に対し接着材料を用いて内装ボードを離隔して貼り付けた壁体構造において、効果的に遮音を行うことが可能な遮音壁構造及び遮音壁の施工方法に関するものである。
従来、RC壁やALC壁の内装仕上工事として、石膏系接着剤であるGLボンドをRC壁やALC壁の表面に点付けし、GLボンドに石膏ボードを圧着して取り付けるGL工法が採用されている。このGL工法は、作業が容易であるとともに、低コストで工期が短く、仕上厚さが薄い等のメリットがあるため一般的に普及している。
しかしながら、住戸間や店舗間の戸境壁等にGL工法を用いた場合に、RC壁やALC壁と石膏ボードとの間に存在する空隙内で音が太鼓のように反響して、隣接住戸や隣接店舗に対して騒音被害を発生させるおそれがあることが知られている。
そこで、GL工法を用いた場合であっても遮音性を高めることができる技術が種々開発されている。
そこで、GL工法を用いた場合であっても遮音性を高めることができる技術が種々開発されている。
例えば、従来から採用されている工程を用いて施工することができる内装壁材が開示されている(特許文献1参照)。この特許文献1に記載された技術は、GL工法に使用する内装ボードに、振動を緩衝する緩衝材を貼り付けることにより、防音性を高めようとしたものである。
また、共鳴透過現象による音響透過損失を抑制して遮音欠損の回復を図るようにした建築構造物の遮音機構が開示されている(特許文献2参照)。この特許文献2に記載された技術は、建築構造躯体と内装ボードとの空隙内に、プラスチック製の板状体等からなる吸音体を配設したものである。
また、直貼り構造の有する施工の容易性を損なうことなく、中音域及び高音域での遮音欠損を改善するようにした内装ボードの直貼り構造が開示されている(特許文献3参照)。この特許文献3に記載された技術は、建築構造躯体に内装ボードを貼り付けるための接着剤の塗り付け方法を改良したものであり、従来、点付けされていた接着剤を連続したZ字状としたものである。これにより、建築構造躯体と内装ボードとの間隙内における共鳴透過を回避して遮音欠損を改善できるとしている。
さらに、GL工法に使用する内装ボードに遮音機能を持たせた壁体構造が開示されている(特許文献4参照)。この特許文献4に記載された技術は、2枚の石膏ボードの間に損失正弦のピーク値が1.5以上の有機高分子材料からなる制振シートを積層することにより、内装ボードを形成したものである。
しかしながら、上述した従来の技術は、遮音性能を高めるための特別な内装壁材を用いる等、GL工法のメリットである低コスト化や仕上厚さの薄さ等を十分に生かすことができない場合があった。
すなわち、特許文献1に記載された技術では、気泡性プラスチック等からなる緩衝材を貼り付けた内装ボードを用いる必要がある。また、特許文献2に記載された技術では、一般的なGL工法の工程に加えて、建築構造躯体と内装ボードの空隙内に、プラスチック製の板状体等からなる吸音体を配設しなければならない。また、特許文献3に記載された技術では、接着剤の塗り付け手順を変更する必要がある。また、特許文献4に記載された技術では、2枚の石膏ボードの間に制振シートを積層した内装ボードを用いる必要がある。
さらに、上述した従来の技術は、GL工法を用いて新たに内装ボードを施工する際の技術であり、リニューアル工事等のように完成後の物件に適用することはできない。
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、仕上厚さを変更することなく遮音性能を向上させるとともに、作業効率がよく、完成後の物件であっても適用することができる遮音壁構造及び遮音壁の施工方法を提供することを目的とする。
本発明に係る遮音壁構造及び遮音壁の施工方法は、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を有している。
すなわち、本発明に係る遮音壁構造は、建築構造躯体に対し接着材料を用いて内装ボードを離隔して貼り付け、前記建築構造躯体と前記内装ボードとの間隙内に、流動搬送性を有する粉体状の遮音部材を充填したことを特徴とするものである。このような構成からなる遮音壁構造では、建築構造躯体と内装ボードとの間隙内に遮音部材が充填されるので、従来存在していた音の共鳴空間がなくなる。
すなわち、本発明に係る遮音壁構造は、建築構造躯体に対し接着材料を用いて内装ボードを離隔して貼り付け、前記建築構造躯体と前記内装ボードとの間隙内に、流動搬送性を有する粉体状の遮音部材を充填したことを特徴とするものである。このような構成からなる遮音壁構造では、建築構造躯体と内装ボードとの間隙内に遮音部材が充填されるので、従来存在していた音の共鳴空間がなくなる。
また、上記構成からなる遮音壁構造において、前記遮音部材は、ゴムチップから構成することが可能である。このような構成からなる遮音壁構造では、特殊な材料を用いることなく共鳴現象を減少させることができる。なお、ゴムチップの粒径は、流動搬送性を高めるとともに、充分な遮音効果を発揮するという点で、例えば1.0mm〜1.5mm程度とすることが好ましい。
また、上記構成からなる遮音壁構造において、前記接着材料は、石膏系接着剤あるいは軽量鉄骨間仕切材とすることが可能である。すなわち、本発明に係る遮音壁構造は、GL工法あるいはUL工法、その他のフカシ壁工法を用いて施工した壁体構造に適用することができる。
本発明に係る遮音壁の施工方法は、建築構造躯体に対し接着材料を用いて内装ボードを離隔して貼り付けた壁体構造において、前記内装ボードの上部に遮音部材充填孔を設け、粉体供給装置を用いて前記遮音部材充填孔から前記建築構造躯体と前記内装ボードとの間隙内に、流動搬送性を有する粉体状の遮音部材を充填することを特徴とするものである。このような構成からなる遮音壁の施工方法では、GL工法あるいはUL工法、その他のフカシ壁工法を用いて壁体構造を施工した後に、建築構造躯体と内装ボードとの間隙内に遮音部材を充填して遮音性能を高めることができる。
また、上記構成からなる遮音壁の施工方法において、前記内装ボードに空気抜孔を設け、前記建築構造躯体と前記内装ボードとの間隙内から空気抜きを行いながら遮音部材を充填することが好ましい。このような構成からなる遮音壁の施工方法では、建築構造躯体と内装ボードとの間隙内に遮音部材を充填する際に、空気抜孔から空気を抜きながら遮音部材を充填するので、充填不良が生じるおそれを減少させることができる。また、空気抜孔を充填確認孔として使用することにより、より一層確実に遮音部材の充填を行うことができる。
本発明に係る遮音壁構造及び遮音壁の施工方法によれば、建築構造躯体と内装ボードとの間隙内に充填された遮音部材により、従来存在していた空隙が埋められて共鳴現象が減少し、太鼓音の発生を低減することができる。また、本発明に係る遮音壁構造及び遮音壁の施工方法は、GL工法あるいはUL工法、その他のフカシ壁工法を用いて壁体構造を施工した後に、建築構造躯体と内装ボードとの間隙内に遮音部材を充填するため、新築工事だけではなく完成後のリニューアル工事等にも適用することができる。また、従来の工法で用いる内装ボード等に変更を加える必要がないので、仕上厚さを変更することなく遮音性能を向上させることができる。さらに、複雑な工程を必要としないので、作業効率が良く、低コスト化を実現することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る遮音壁構造及び遮音壁の施工方法の実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態及び実施例において、同様の機能を有する部材には同一の符号を付して説明を行う。
本発明の実施形態に係る遮音壁構造及び遮音壁の施工方法は、例えばGL工法あるいはUL工法、その他のフカシ壁工法のように、建築構造躯体に対し接着材料を用いて内装ボードを離隔して貼り付けることにより、建築構造躯体と内装ボードとの間に空隙が生じる内装仕上工事に適用する技術である。ここで、GL工法(Gypsum Lining Method)とは、石膏系接着剤であるGLボンドをRC(Reinforced concrete)壁面やALC(Autoclaved Lightweight Concrete)壁面に点付けし、GLボンドに石膏ボード等の内装ボードを圧着して取り付ける工法のことである。また、UL工法とは、RC壁面に軽量鉄骨間仕切材であるLGS(Light Gauge Steel)を取り付け、このLGSに石膏ボード等の内装ボードを取り付ける工法のことである。
本発明の実施形態に係る遮音壁構造及び遮音壁の施工方法は、例えばGL工法あるいはUL工法、その他のフカシ壁工法のように、建築構造躯体に対し接着材料を用いて内装ボードを離隔して貼り付けることにより、建築構造躯体と内装ボードとの間に空隙が生じる内装仕上工事に適用する技術である。ここで、GL工法(Gypsum Lining Method)とは、石膏系接着剤であるGLボンドをRC(Reinforced concrete)壁面やALC(Autoclaved Lightweight Concrete)壁面に点付けし、GLボンドに石膏ボード等の内装ボードを圧着して取り付ける工法のことである。また、UL工法とは、RC壁面に軽量鉄骨間仕切材であるLGS(Light Gauge Steel)を取り付け、このLGSに石膏ボード等の内装ボードを取り付ける工法のことである。
本発明の実施形態に係る遮音壁構造は、建築構造躯体に対し接着材料を用いて内装ボードを離隔して貼り付け、建築構造躯体と内装ボードとの間隙内に、流動搬送性を有する粉体状の遮音部材(例えば粒径が1.0mm〜1.5mm程度のゴムチップ)を充填した点に特徴がある。
建築構造躯体と内装ボードとの間隙内に遮音部材を充填するには、内装ボードの上部に遮音部材充填孔を設け、粉塵機等の粉体供給装置を用いて遮音部材充填孔から建築構造躯体と内装ボードとの間隙内に遮音部材を送り込めばよい。この際、内装ボードに空気抜孔を設け、建築構造躯体と内装ボードとの間隙内から空気抜きを行いながら遮音部材を充填することが好ましい。
図1及び図2は、本発明の実施形態に係る遮音壁構造及び遮音壁の施工方法を示すもので、図1は遮音壁構造の斜視図、図2は遮音壁の施工に用いる装置の概略構成を示す説明図である。
本実施形態に係る遮音壁構造及び遮音壁の施工方法は、例えばGL工法あるいはUL工法、その他のフカシ壁工法を用いて、RC壁やALC壁等に石膏ボード等が離隔して貼り付けられた壁構造に適用されるものである。以下、建築構造躯体としてRC壁を用いた場合について説明するが、建築構造躯体はRC壁に限らずALC壁であってもよい。
本発明の実施形態に係る遮音壁構造は、図1に示すように、建築構造躯体であるRC壁10の表面にGLボンド20を所定間隔で点付けし、このGLボンド20に石膏ボード30を圧着して構成されている。石膏ボード30の上部には、遮音部材充填孔40と空気抜孔50が適宜間隔で開設されている。本実施形態では、遮音部材充填孔40と空気抜孔50の直径は約38mmとなっている。
本発明の実施形態に係る遮音壁構造は、図1に示すように、建築構造躯体であるRC壁10の表面にGLボンド20を所定間隔で点付けし、このGLボンド20に石膏ボード30を圧着して構成されている。石膏ボード30の上部には、遮音部材充填孔40と空気抜孔50が適宜間隔で開設されている。本実施形態では、遮音部材充填孔40と空気抜孔50の直径は約38mmとなっている。
RC壁10と石膏ボード30との間隙内に遮音部材であるゴムチップ60を送り込むための粉体供給装置70は、図2に示すように、粉塵機71と、粉塵機71に連通接続されたフレキシブルホース72とを備えている。また、粉塵機71には、ロート状の遮音部材投入口73が設けられており、この遮音部材投入口73から投入されたゴムチップ60を空気圧力で圧送し、フレキシブルホース72を介してRC壁10と石膏ボード30との間隙内に送り込むようになっている。本実施形態では、20m3/minの能力を有する粉塵機71を、ゴムチップ60の搬送に適したように改良して用いている。また、粉塵機71の遮音部材入口側及び遮音部材出口側の管直径は約75mmとなっており、フレキシブルホース72の管直径は約38mmとなっている。また、ゴムチップ60の粒径は、1.0mm〜1.5mm程度となっている。なお、粉塵機71の形状や能力は、現場の施工状況等に応じて適宜変更して実施することができる。この場合、粉塵機71の遮音部材入口側及び遮音部材出口側の管やフレキシブルホース72の直径等は、粉塵機71の形状や能力に応じて適宜設定される。
本実施形態に係る遮音壁の施工方法では、石膏ボード30に開設された遮音部材充填孔40にフレキシブルホース72の先端部を差し込んで、接着テープ等の接着手段を用いて遮音部材充填孔40にフレキシブルホース72を固定する。そして、遮音部材投入口73から粉塵機71内にゴムチップ60を投入し、フレキシブルホース72を介してRC壁10と石膏ボード30との間隙内にゴムチップ60を送り込む。この際、空気抜孔50(図1参照)から空気抜きを行いながらゴムチップ60の充填を行う。また、空気抜孔50(図1参照)からゴムチップ60が溢れ出てきたことを確認して、ゴムチップ60の充填を終了する。
次に、具体的な実施例を参照して、本発明に係る遮音壁構造を説明する。
図3は、本発明の実施例1に係る遮音壁構造の縦断面図である。
実施例1に係る遮音壁構造は、建築構造躯体としてALC壁80を用いて、GL工法により石膏ボード30を直貼りした構造となっており、壁体の片面にゴムチップ60が充填されている。すなわち、実施例1に係る遮音壁構造は、図3に示すように、遮音壁構造を戸境壁としたもので、ALC壁80の両面にGLボンド20を所定間隔で点付けし、このGLボンド20に石膏ボード30を圧着して直貼りしている。
図3は、本発明の実施例1に係る遮音壁構造の縦断面図である。
実施例1に係る遮音壁構造は、建築構造躯体としてALC壁80を用いて、GL工法により石膏ボード30を直貼りした構造となっており、壁体の片面にゴムチップ60が充填されている。すなわち、実施例1に係る遮音壁構造は、図3に示すように、遮音壁構造を戸境壁としたもので、ALC壁80の両面にGLボンド20を所定間隔で点付けし、このGLボンド20に石膏ボード30を圧着して直貼りしている。
実施例1では、図3において左に位置する部屋側でゴムチップ60の充填を行い、右に位置する部屋側ではゴムチップ60の充填を行っていない。すなわち、図3において右に位置する部屋側では、石膏ボード30の表面にビニールクロス90を貼り付け、さらにビニールクロス90の下半部分の表面に腰板100を取り付けた構造となっている。一方、図3において左に位置する部屋側では、石膏ボード30の表面にLGS110を介してさらに石膏ボード30を貼り付け、ALC壁80と1枚目の石膏ボード30との間にゴムチップ60を充填し、ALC壁80側の石膏ボード30と外面の石膏ボード30との間にグラスウール120を充填した構造となっている。
実施例1を構成する各部材の具体的寸法として、ALC壁80はw=120cm、各石膏ボード30はt=12.5mm、LGS110はw=65cm、ゴムチップ60の粒径は1.0mm〜1.5mm程度となっている。
実施例1において、図3中、左に位置する部屋で館内放送を行ったところ、右に位置する部屋では館内放送が完全に消音されて壁透過音は認められず、良好な遮音性能を発揮することができた。
図4は、本発明の実施例2に係る遮音壁構造の縦断面図である。
実施例2に係る遮音壁構造は、建築構造躯体としてALC壁80を用いて、GL工法により石膏ボード30を直貼りした構造となっており、壁体の両面にゴムチップ60が充填されている。すなわち、実施例2に係る遮音壁構造は、図4に示すように、遮音壁構造を戸境壁としたもので、ALC壁80の両面にGLボンド20を所定間隔で点付けし、このGLボンド20に石膏ボード30を圧着して直貼りしている。また、壁体の両面において、ゴムチップ60が充填されている。
実施例2に係る遮音壁構造は、建築構造躯体としてALC壁80を用いて、GL工法により石膏ボード30を直貼りした構造となっており、壁体の両面にゴムチップ60が充填されている。すなわち、実施例2に係る遮音壁構造は、図4に示すように、遮音壁構造を戸境壁としたもので、ALC壁80の両面にGLボンド20を所定間隔で点付けし、このGLボンド20に石膏ボード30を圧着して直貼りしている。また、壁体の両面において、ゴムチップ60が充填されている。
実施例2を構成する各部材の具体的寸法として、各石膏ボード30はt=12.5mm、ALC壁80と石膏ボード30との間隔は約25〜35mm、ゴムチップ60の粒径は1.0mm〜1.5mm程度となっている。
実施例2において、図4中、左に位置する部屋と右に位置する部屋との間では、壁透過音は認められず、良好な遮音性能を発揮することができた。
図5は、本発明の実施例3に係る遮音壁構造の縦断面図である。
実施例3に係る遮音壁構造は、建築構造躯体としてRC壁10を用いて、GL工法により石膏ボード30を直貼りした構造となっており、壁体の両面にゴムチップ60が充填されている。すなわち、実施例3に係る遮音壁構造は、図5に示すように、遮音壁構造を戸境壁としたもので、RC壁10の両面にGLボンド20を所定間隔で点付けし、このGLボンド20に石膏ボード30を圧着して直貼りしている。また、壁体の両面において、ゴムチップ60が充填されている。
実施例3に係る遮音壁構造は、建築構造躯体としてRC壁10を用いて、GL工法により石膏ボード30を直貼りした構造となっており、壁体の両面にゴムチップ60が充填されている。すなわち、実施例3に係る遮音壁構造は、図5に示すように、遮音壁構造を戸境壁としたもので、RC壁10の両面にGLボンド20を所定間隔で点付けし、このGLボンド20に石膏ボード30を圧着して直貼りしている。また、壁体の両面において、ゴムチップ60が充填されている。
実施例3を構成する各部材の具体的寸法として、各石膏ボード30はt=12.5mm、RC壁10と石膏ボード30との間隔は約25〜35mm、ゴムチップ60の粒径は1.0mm〜1.5mm程度となっている。
実施例3において、図5中、左に位置する部屋と右に位置する部屋との間では、壁透過音は認められず、良好な遮音性能を発揮することができた。
図6は、本発明の実施例4に係る遮音壁構造の縦断面図である。
実施例4に係る遮音壁構造は、建築構造躯体としてRC壁10を用いて、UL工法により石膏ボード30を直貼りした構造となっており、壁体の両面にゴムチップ60が充填されている。すなわち、実施例4に係る遮音壁構造は、図6に示すように、遮音壁構造を戸境壁としたもので、RC壁10の両面にLGS110を所定間隔で取り付け、このLGS110に石膏ボード30を貼り付けている。また、壁体の両面において、ゴムチップ60が充填されている。
実施例4に係る遮音壁構造は、建築構造躯体としてRC壁10を用いて、UL工法により石膏ボード30を直貼りした構造となっており、壁体の両面にゴムチップ60が充填されている。すなわち、実施例4に係る遮音壁構造は、図6に示すように、遮音壁構造を戸境壁としたもので、RC壁10の両面にLGS110を所定間隔で取り付け、このLGS110に石膏ボード30を貼り付けている。また、壁体の両面において、ゴムチップ60が充填されている。
実施例4を構成する各部材の具体的寸法として、各石膏ボード30はt=12.5mm、RC壁10と石膏ボード30との間隔は約25.5〜42.5mm、ゴムチップ60の粒径は1.0mm〜1.5mm程度となっている。
実施例4において、図6中、左に位置する部屋と右に位置する部屋との間では、壁透過音は認められず、良好な遮音性能を発揮することができた。
図7は、本発明の実施例5に係る遮音壁構造の縦断面図である。
実施例5に係る遮音壁構造は、建築構造躯体としてRC壁10を用いて、GL工法により石膏ボード30を直貼りした構造となっており、壁体の片面にゴムチップ60が充填されている。すなわち、実施例5に係る遮音壁構造は、図7に示すように、遮音壁構造を外壁としたものである。そして、室内側(図7中、左側)では、RC壁10の表面に発泡ウレタン板130を取り付け、この発泡ウレタン板130の外面にGLボンド20を所定間隔で点付けし、このGLボンド20に石膏ボード30を圧着して、発泡ウレタン板130と石膏ボード30との間隙内にゴムチップ60が充填されている。一方、室外側(図7中、右側)では、RC壁10の表面にタイル140を貼り付けている。なお、タイル140は、吹き付けタイルであってもよい。
実施例5に係る遮音壁構造は、建築構造躯体としてRC壁10を用いて、GL工法により石膏ボード30を直貼りした構造となっており、壁体の片面にゴムチップ60が充填されている。すなわち、実施例5に係る遮音壁構造は、図7に示すように、遮音壁構造を外壁としたものである。そして、室内側(図7中、左側)では、RC壁10の表面に発泡ウレタン板130を取り付け、この発泡ウレタン板130の外面にGLボンド20を所定間隔で点付けし、このGLボンド20に石膏ボード30を圧着して、発泡ウレタン板130と石膏ボード30との間隙内にゴムチップ60が充填されている。一方、室外側(図7中、右側)では、RC壁10の表面にタイル140を貼り付けている。なお、タイル140は、吹き付けタイルであってもよい。
実施例5を構成する各部材の具体的寸法として、各石膏ボード30はt=12.5mm、発泡ウレタン板130の厚みは25mm程度、発泡ウレタン板130と石膏ボード30との間隔は約25〜35mm、タイル140の厚みは10〜15mm、ゴムチップ60の粒径は1.0mm〜1.5mm程度となっている。
実施例5において、部屋の内外で壁透過音は認められず、良好な遮音性能を発揮することができた。
図8は、本発明の実施例6に係る遮音壁構造の縦断面図である。
実施例6に係る遮音壁構造は、建築構造躯体としてRC壁10を用いて、GL工法により石膏ボード30を直貼りした構造となっており、壁体の片面にゴムチップ60が充填されている。すなわち、実施例6に係る遮音壁構造は、図8に示すように、遮音壁構造を部屋とエレベータシャフトとの間の壁体としたものである。そして、室内側(図8中、左側)では、RC壁10の表面に発泡ウレタン板130を取り付け、この発泡ウレタン板130の外面にGLボンド20を所定間隔で点付けし、このGLボンド20に石膏ボード30を圧着して、発泡ウレタン板130と石膏ボード30との間隙内にゴムチップ60が充填されている。一方、エレベータシャフト側(図8中、右側)では、RC壁10の表面に何ら施工物はない。
実施例6に係る遮音壁構造は、建築構造躯体としてRC壁10を用いて、GL工法により石膏ボード30を直貼りした構造となっており、壁体の片面にゴムチップ60が充填されている。すなわち、実施例6に係る遮音壁構造は、図8に示すように、遮音壁構造を部屋とエレベータシャフトとの間の壁体としたものである。そして、室内側(図8中、左側)では、RC壁10の表面に発泡ウレタン板130を取り付け、この発泡ウレタン板130の外面にGLボンド20を所定間隔で点付けし、このGLボンド20に石膏ボード30を圧着して、発泡ウレタン板130と石膏ボード30との間隙内にゴムチップ60が充填されている。一方、エレベータシャフト側(図8中、右側)では、RC壁10の表面に何ら施工物はない。
実施例6を構成する各部材の具体的寸法として、各石膏ボード30はt=12.5mm、発泡ウレタン板130の厚みは25mm程度、発泡ウレタン板130と石膏ボード30との間隔は約25〜35mm、ゴムチップ60の粒径は1.0mm〜1.5mm程度となっている。
実施例6において、部屋とエレベータシャフトとの間における壁透過音は認められず、良好な遮音性能を発揮することができた。
<他の実施形態>
本発明に係る遮音壁構造及び遮音壁の施工方法は、上述した実施形態及び実施例に限定されるものではなく、建築構造躯体に対し接着材料を用いて内装ボードを離隔して貼り付けた壁体構造であれば、GL工法やUL工法を用いた壁体構造以外であっても適用することができる。また、各部材の厚み及び幅や部材間の間隔等は、現場の施工状況等に応じて適宜変更して実施することができる。
本発明に係る遮音壁構造及び遮音壁の施工方法は、上述した実施形態及び実施例に限定されるものではなく、建築構造躯体に対し接着材料を用いて内装ボードを離隔して貼り付けた壁体構造であれば、GL工法やUL工法を用いた壁体構造以外であっても適用することができる。また、各部材の厚み及び幅や部材間の間隔等は、現場の施工状況等に応じて適宜変更して実施することができる。
また、防音部材はゴムチップ60に限られず、流動搬送性を有する粉体状の防音材料であればどのような部材であってもよく、例えば合成樹脂チップ、含鉄粒体等の金属粒体を用いることができる。
また、防音部材は、防音効果を高めるという点で、壁面の両面に充填することが好ましいが、壁面の片面にのみ充填しても防音効果を発揮することができる。
10 RC壁
20 GLボンド
30 石膏ボード
40 遮音部材充填孔
50 空気抜孔
60 ゴムチップ
70 粉体供給装置
71 粉塵機
72 フレキシブルホース
73 遮音部材投入口
80 ALC壁
90 ビニールクロス
100 腰板
110 LGS
120 グラスウール
130 発泡ウレタン板
140 タイル
20 GLボンド
30 石膏ボード
40 遮音部材充填孔
50 空気抜孔
60 ゴムチップ
70 粉体供給装置
71 粉塵機
72 フレキシブルホース
73 遮音部材投入口
80 ALC壁
90 ビニールクロス
100 腰板
110 LGS
120 グラスウール
130 発泡ウレタン板
140 タイル
Claims (6)
- 建築構造躯体に対し接着材料を用いて内装ボードを離隔して貼り付け、
前記建築構造躯体と前記内装ボードとの間隙内に、流動搬送性を有する粉体状の遮音部材を充填したことを特徴とする遮音壁構造。 - 前記遮音部材は、ゴムチップからなることを特徴とする請求項1に記載の遮音壁構造。
- 前記接着材料は、石膏系接着剤であることを特徴とする請求項1または2に記載の遮音壁構造。
- 前記接着材料は、軽量鉄骨間仕切材であることを特徴とする請求項1または2に記載の遮音壁構造。
- 建築構造躯体に対し接着材料を用いて内装ボードを離隔して貼り付けた壁体構造において、
前記内装ボードの上部に遮音部材充填孔を設け、
粉体供給装置を用いて前記遮音部材充填孔から前記建築構造躯体と前記内装ボードとの間隙内に、流動搬送性を有する粉体状の遮音部材を充填することを特徴とする遮音壁の施工方法。 - 前記内装ボードに空気抜孔を設け、前記建築構造躯体と前記内装ボードとの間隙内から空気抜きを行いながら遮音部材を充填することを特徴とする請求項5に記載の遮音壁の施工方法。
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---|---|---|---|
JP2006205482A JP2008031712A (ja) | 2006-07-28 | 2006-07-28 | 遮音壁構造及び遮音壁の施工方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2006
- 2006-07-28 JP JP2006205482A patent/JP2008031712A/ja active Pending
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