JP2008028686A - 携帯用スピーカーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯時の持ち運びの取扱性に優れ、かつ、携帯が容易な小型キャビネットであっても良好な低域再生特性を確保することができるスピーカーシステムを提供することにある。
【解決手段】 携帯用のスピーカーシステムは、キャビネットが、スピーカーが取り付けられる第1バフルと、第1バフルとは別に設けられる第2バフルと、少なくとも第1バフルおよび第2バフルにより規定される第1キャビティと、を備え、第1バフルが、蓋部材を取り外し可能に連結する第1連結部を有し、第2バフルが、第1バフルから取り外された蓋部材を連結する第2連結部と、第1キャビティに連通する第1ダクトと、を有し、動作時に第2連結部に連結される蓋部材が、第2バフルとともに第1ダクトに連通する第2キャビティを規定し、かつ、第2キャビティに連通する第2ダクトを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、使用者が携帯して持ち運びし、パーソナルコンピューターやディスクプレーヤー等に接続して使用する携帯用(ポータブル)スピーカーシステムに関する。
従来、携帯可能なパーソナルコンピューターやディスクプレーヤー等を使用して音声を再生する場合に、これらに接続して音声信号を音声に変換する携帯用のスピーカーシステムが使用されることがある。携帯用のスピーカーシステムでは、通常の携帯性を要求されないスピーカーシステムに比較して、携帯時の持ち運びの取扱性を改善する工夫が必要になる。
携帯用スピーカーシステムにおいて、スピーカーの前面に設けられる前面パネルもしくはネットは、これを携帯する時に、スピーカーの振動板が異物と衝突して破壊されることを防止するように、樹脂または金属の部材で構成される。また、例えば、従来の携帯用スピーカーシステムには、左右のスピーカーボックスを結合するようにして、携帯時の持ち運びの取扱性を改善するものがある(特許文献1)。
一方で、携帯用スピーカーシステムは、携帯性を確保するためにキャビネットが小型になるので、十分な音響容量がとれずに低音域の再生能力が不足する場合がある。従来には、容量が制約されたバスレフ型スピーカーシステムの低域再生特性を、必要時に容量とダクトの開口面積を増加させる手段を設けて、改善するものがある。(特許文献2)。
実開平7−2992号公報 実開平1−57877号公報
しかしながら、携帯用スピーカーシステムであっても、良好な音声再生のためには、携帯が容易な小型キャビネットで良好な低域再生特性を確保する必要がある。また、同時に携帯用スピーカーシステムは、携帯時に破壊されやすいスピーカーの振動板を保護しなければならず、一方で、持ち運びの取扱性を改善しておくことが好ましい。
本発明は、上記の従来技術が有する問題を解決するためになされたものであり、その目的は、携帯用スピーカーシステムであって、携帯時の持ち運びの取扱性に優れ、かつ、携帯が容易な小型キャビネットであっても良好な低域再生特性を確保することができる携帯用スピーカーシステムを提供することにある。
本発明の携帯用のスピーカーシステムは、スピーカーと、スピーカーが取り付けられるキャビネットと、スピーカーを保護する蓋部材と、を備えるスピーカーシステムであって、キャビネットが、スピーカーが取り付けられる第1バフルと、第1バフルとは別に設けられる第2バフルと、少なくとも第1バフルおよび第2バフルにより規定される第1キャビティと、を備え、第1バフルが、蓋部材を取り外し可能に連結する第1連結部を有し、第2バフルが、第1バフルから取り外された蓋部材を連結する第2連結部と、第1キャビティに連通する第1ダクトと、を有し、動作時に第2連結部に連結される蓋部材が、第2バフルとともに第1ダクトに連通する第2キャビティを規定し、かつ、第2キャビティに連通する第2ダクトを備える。
好ましくは、本発明のスピーカーシステムは、蓋部材が、第2連結部に連結される動作時に、第2バフルとともに第2ダクトを構成する第1ハーフパイプ部、をさらに備える。
また、好ましくは、本発明のスピーカーシステムは、キャビネットの第2バフルが、蓋部材の第1ハーフパイプ部に対応して、第2ダクトを構成する第2ハーフパイプ部、をさらに備える。
さらに、好ましくは、本発明のスピーカーシステムは、蓋部材が、第2キャビティから遮断された収容空間を規定する収容壁部と、収容壁部とともに収容空間を規定する収容蓋と、をさらに備える。
また、好ましくは、本発明のスピーカーシステムは、蓋部材が、その収容空間の内部に収容する接続コードをさらに備え、キャビネットが、内部配線によりスピーカーに接続するコネクタを備え、蓋部材が第2連結部に連結される動作時に、収容空間から取り出された接続コードが、コネクタに接続する。
また、好ましくは、本発明のスピーカーシステムは、スピーカーが、左ステレオ信号が入力される左スピーカーと、右ステレオ信号が入力される右スピーカーと、を少なくとも含み、左スピーカー振動板と右スピーカー振動板とが、第1バフルの前面側空間とキャビネットの第1キャビティとを離隔する。
以下、本発明の作用について説明する。
本発明の携帯用のスピーカーシステムは、スピーカーと、スピーカーが取り付けられるキャビネットと、携帯時にスピーカーを保護する蓋部材と、を備える。キャビネットは、スピーカーが取り付けられる第1バフルと、第1バフルとは別に設けられる第2バフルと、第1バフルおよび第2バフルにより規定される第1キャビティと、を備える。そして、第1バフルは、蓋部材を取り外し可能に連結する第1連結部を有し、第2バフルは、第1バフルから取り外された蓋部材を連結する第2連結部と、第1キャビティに連通する第1ダクトと、を有する。
つまり、本発明のスピーカーシステムでは、蓋部材は、携帯時にキャビネットの第1バフルに設けられた第1連結部に連結し、携帯時に破壊されやすいスピーカーの振動板を保護する。そして、蓋部材は、動作時にキャビネットの第2バフルに設けられた第2連結部に連結して、ダブルバスレフ式のキャビネットを構成する。すなわち、キャビネットの第1キャビティと、第2バフルが有する第1ダクトと、蓋部材が第2バフルとともに規定する第2キャビティと、蓋部材が備える第2ダクトとが、相互に連通して、キャビティにおける音響容量とダクトにおける音響質量が共振するダブルバスレフ式のキャビネットを構成する。
その結果、本発明の携帯用のスピーカーシステムは、携帯性に優れる小型キャビネットであっても、音声を再生する動作時には、蓋部材が形成するダブルバスレフ式のキャビネットにより良好な低域再生特性を確保することができる。そして、音声を再生しない携帯時には、蓋部材が破壊されやすいスピーカーの振動板を確実に保護する。したがって、携帯時の持ち運びの取扱性に優れ、かつ、良好な低域再生特性を有する携帯用スピーカーシステムが実現される。なお、一つの音声チャンネル信号に対応するスピーカーのみを含むものであってもよく、また、左右音声信号がそれぞれ入力される左スピーカーおよび右スピーカーを含む、ステレオ一体式の携帯用スピーカーシステムであってもよい。
この携帯用スピーカーシステムは、上記のような第2ダクトを有する蓋部材を備え、この蓋部材が連結する第1連結部と第2連結部とを、それぞれ第1バフルと第2バフルとに有している。具体的には、蓋部材の第2ダクトは、蓋部材が第2連結部に連結される動作時に、キャビネットの第2バフルとともに第2ダクトを構成する第1ハーフパイプ部を備えていてもよい。また、キャビネットの第2バフルが、蓋部材の第1ハーフパイプ部に対応して、第2ダクトを構成する第2ハーフパイプ部を備えていてもよい。キャビネットおよび蓋部材を樹脂により成型する場合には、キャビネットおよび蓋部材を連結することで第2ダクトを構成することができるので、ダクトを構成する部品等を削減できる。
また、蓋部材が、第2キャビティから遮断された収容空間を規定する収容壁部と、収容壁部とともに収容空間を規定する収容蓋と、をさらに備えている場合には、その収容空間の内部に、携帯用スピーカーシステムへ供給する音声信号の接続に使用する接続コードを収容することができる。キャビネットには、内部配線によりスピーカーに接続するコネクタが備わっており、接続コードは、蓋部材が第2連結部に連結される動作時に、収容空間から取り出されて、コネクタに接続され、スピーカーから音声再生される。この携帯用スピーカーシステムは、蓋部材の内部に設けた収容空間に接続コードを収容することができるので、良好な低域再生特性が確保されるとともに、携帯時の持ち運びの取扱性に優れ、接続コードを紛失するようなことが少なくなる。
本発明のスピーカーシステムは、携帯時の持ち運びの取扱性に優れ、かつ、携帯が容易な小型キャビネットであっても良好な低域再生特性を確保することができる。また、ダブルバスレフのキャビネットを構成する部品を削減することができる。また、蓋部材に接続コードを収容することができ、接続コードを紛失しなくなる。
本発明のスピーカーシステムは、携帯時の持ち運びの取扱性に優れ、かつ、携帯が容易な小型キャビネットであっても良好な低域再生特性を確保するという目的を、キャビネットが、スピーカーが取り付けられる第1バフルと、第1バフルとは別に設けられる第2バフルと、少なくとも第1バフルおよび第2バフルにより規定される第1キャビティと、を備え、第1バフルが、蓋部材を取り外し可能に連結する第1連結部を有し、第2バフルが、第1バフルから取り外された蓋部材を連結する第2連結部と、第1キャビティに連通する第1ダクトと、を有し、動作時に第2連結部に連結される蓋部材が、第2バフルとともに第1ダクトに連通する第2キャビティを規定し、かつ、第2キャビティに連通する第2ダクトを備えるようにすることにより、実現した。
以下、本発明の好ましい実施形態によるスピーカーシステムについて説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。
図1および図2は、本発明の好ましい実施形態による携帯用スピーカーシステム1を説明する図である。図1は、この携帯用スピーカーシステム1を持ち運ぶ場合の携帯時の態様を表し、一方、図2は、この携帯用スピーカーシステム1が音声を再生する動作時の態様を表している。図1(a)は、携帯時の携帯用スピーカーシステム1を説明する斜視図であり、図1(b)は、その内部構造を説明する側面断面図である。また、図2(a)は、動作時の携帯用スピーカーシステム1を説明する斜視図であり、図2(b)は、その内部構造を説明する側面断面図である。なお、説明に不要な他の内部構造等は、省略している。
本実施例の携帯用スピーカーシステム1では、音声信号を音声に変換するスピーカー2がキャビネット3に取り付けられている。キャビネット3は、スピーカー2の振動板21の前後空間を離隔して第1キャビティ30を規定し、スピーカー2の振動板の前後で逆相に放射される音波が干渉しないようにして、低音域の再生特性を確保する。それに加えて、キャビネット3は、ダクト4を備え、キャビティ30の音響容量とダクト4の音響質量が共振することにより低音域の再生特性を改善するバスレフ型キャビネットを構成している。具体的には、スピーカー2はキャビネットの前面バフル31に取り付けられ、ダクト4は後面バフル32に取り付けられ、前面バフル31と後面バフル32とは、天板33、底板34、左側板35および右側板36により連結しており、その結果、略直方体形状のキャビネット3が構成されている。
なお、キャビネット3は、通気性を有しない樹脂の成型品や、樹脂合板等を含む木材板、もしくは金属板、等から形成される。また、携帯用スピーカーシステム1の動作時にスピーカー2に入力される音声信号は、スピーカー2に接続する接続線22と、接続線22が接続するターミナル23とを介して供給され、本実施例では、ターミナル23は左側板35に設けられている。携帯用スピーカーシステム1の動作時には、(図示しない)携帯可能なパーソナルコンピューターやディスクプレーヤー等から出力された音声信号が、(図示しない)増幅器で増幅されてターミナル23に入力される。もちろん、携帯用スピーカーシステム1の内部に増幅器を有していてもよい。
本実施例の携帯用スピーカーシステム1は、携帯時にキャビネット3の前面バフル31に取り付けられたスピーカー2の振動板21を保護する蓋部材5を備えている。蓋部材5は、キャビネット3の前面バフル31にほぼ並行に設けられる略長方形の前面保護板51と、天面保護板53と、底面保護板54と、左側面保護板55および右側面保護板56とから構成され、キャビネット3の前面バフル31に対向すべき一面が省略された略直方体形状の部材であり、その内部には内部空間50が規定される。つまり、蓋部材5は、携帯時に、スピーカー2が取り付けられたキャビネット3の前面バフル31に取り付けられると、その内部空間50にスピーカー2を収容する。また、蓋部材5の天面保護板53には、後述するダクト6が取り付けられている。
具体的には、キャビネット3の前面バフル31には、その全周に渡って一定の幅を一段低くされた段差による凹部31aが形成され、一方、蓋部材5には、その天面保護板53と、底面保護板54と、左側面保護板55および右側面保護板56とから構成される開口の全周に渡って、凹部31aに嵌合する凸部52が形成されている。したがって、携帯用スピーカーシステム1のユーザーは、前述の通り携帯時に凹部31aと凸部52とを嵌合させて蓋部材5をキャビネット3の前面バフル31に取り付けると、スピーカー2の振動板21が異物と衝突して破壊されることを防止して、スピーカー2を保護することができる。なお、蓋部材5も、キャビネット3と同様に通気性を有しない樹脂の成型品や、樹脂合板等を含む木材板、もしくは金属板、等から形成される。
一方、本実施例の携帯用スピーカーシステム1では、音声を再生する動作時には、スピーカー2を保護する蓋部材5が、キャビネット3の後面バフル32に取り付けられる。具体的には、キャビネット3の後面バフル32には、前面バフル31と同様に、その全周に渡って一定の幅を一段低くされた段差による凹部32aが形成されている。したがって、凹部32aは、蓋部材5の天面保護板53と、底面保護板54と、左側面保護板55および右側面保護板56とから構成される開口の全周に渡って形成されている凸部52と嵌合する。キャビネット3の凹部32aと、蓋部材5の凸部52とが嵌合すると、蓋部材5は、キャビネット3の後面バフル32とともに第2キャビティ50を形成する。
ここで、キャビネット3の後面バフル32にはダクト4が取り付けられており、また、蓋部材5の天面保護板53には、ダクト6が取り付けられている。ダクト4は、第1キャビティ30内に配置される開口41と、後面バフル32に配置される開口42とを有する筒体であり、また、ダクト6は、第2キャビティ50内に配置される開口61と、天面保護板53に配置される開口62とを有する筒体である。したがって、キャビネット3の第1キャビティ30と、後面バフル32が有するダクト4と、蓋部材5が後面バフル32とともに規定する第2キャビティ50と、蓋部材5が備えるダクト6とが、相互に連通して、ダブルバスレフ式のキャビネットを構成する。その結果、本実施例の携帯用スピーカーシステム1では、音声再生する動作時に、ユーザーが蓋部材5をキャビネット3の後面バフル32に設けられた連結部に連結して、各キャビティにおける音響容量と各ダクトにおける音響質量が共振するダブルバスレフ式のキャビネットを構成することにより、良好な低域再生特性を確保することができる。
第1キャビティ30および第2キャビティ50の体積と、ダクト4およびダクト6の開口面積ならびに長さとは、スピーカー2の最低共振周波数f0等のパラメータから、音声再生する動作時に良好な低域再生特性を確保するようにそれぞれ適切に設計される。この場合、第2キャビティ50の体積は、第1キャビティ30の体積に比べて著しく小さくなるようなことはないので、携帯時にキャビネット3の前面バフル31に取り付けられる蓋部材5の深さは、スピーカー2の振動板21を保護するのに十分な深さになる。したがって、携帯用スピーカーシステム1では、携帯時の持ち運びの取扱性と、良好な低域再生特性と、を両立させることができる。
なお、本実施例では、蓋部材5をキャビネット3に取り付けるにあたって、前面バフル31の凹部31aと蓋部材5の凸部52とを嵌合するようにし、また、第2キャビティ50を形成するにあたって、後面バフル32の凹部32aと蓋部材5の凸部52とを嵌合するようにしたが、それぞれの連結部の構成は、本実施例に限られるものではない。蓋部材5の開口部分と嵌合する構造がキャビネット3の前面バフル31と後面バフル32とに共通して設けられていればよい。例えば、本実施例では、蓋部材5が前面バフル31と後面バフル32とに嵌合する場合であるが、第1キャビティを構成するバフルのうちで、スピーカーが取り付けられているバフルに蓋部材5との嵌合構造を備えていればよく、かつ、他方では、同じく第1キャビティを構成してダクトが取り付けられている他のバフルに、蓋部材5との嵌合構造を備えていればよい。また、キャビネットと蓋部材との嵌合構造は、嵌合部分の密閉性を保つために、ゴムやエラストマー樹脂等の弾性体、もしくは、スポンジ状の密封シール材を狭持する構造であってもよい。
図3および図4は、本発明の好ましい他の実施形態による携帯用スピーカーシステム10を説明する図である。図3は、この携帯用スピーカーシステム10を持ち運ぶ場合の携帯時の態様を表し、一方、図4は、この携帯用スピーカーシステム10が音声を再生する動作時の態様を表している。図3(a)は、携帯時の携帯用スピーカーシステム10を説明する正面図であり、図3(b)は、その内部構造を説明する上面断面図であり、図3(c)は、側面図である。また、図4(a)は、動作時の携帯用スピーカーシステム10を説明する正面図であり、図3(b)は、その内部構造を説明する上面断面図であり、図3(c)は、側面図である。なお、説明に不要な他の内部構造等は省略しているほか、携帯用スピーカーシステム10内の接続線、ターミナル等も省略している。また、実施例1の携帯用スピーカーシステム1に共通するところには共通の番号を付し、説明および図示を省略する。
本実施例の携帯用スピーカーシステム10は、左ステレオ信号に対応するスピーカー2Lと、右ステレオ信号に対応するスピーカー2Rとがキャビネット3に取り付けられており、ステレオ音声を再生する小型ステレオスピーカーシステムである。スピーカー2Lおよび2Rは、キャビネット3の前面バフル31に設けられた凹面状のホーンにそれぞれ取り付けられている。キャビネット3は、スピーカー2Lおよび2Rの振動板の前後空間を離隔して第1キャビティ30を規定し、スピーカー2の振動板の前後で逆相に放射される音波が干渉しないようにして、低音域の再生特性を確保する。つまり、携帯用スピーカーシステム10は、スピーカー2Lおよび2Rが単一のキャビネット3に取り付けられてステレオ音声を再生可能になっているので、左右ステレオ信号のそれぞれに対応したキャビネットを備える場合に比べて、携帯時の持ち運びの取扱性に優れる。
キャビネット3は、ダクト4を備え、キャビティ30の音響容量とダクト4の音響質量が共振することにより低音域の再生特性を改善するバスレフ型キャビネットを構成している。具体的には、スピーカー2Lおよび2Rはキャビネットの前面バフル31に取り付けられ、ダクト4は後面バフル32に取り付けられ、前面バフル31と後面バフル32とは、天板、底板、左側板および右側板により連結しており、その結果、略直方体形状のキャビネット3が構成されている。
本実施例の携帯用スピーカーシステム10は、携帯時にキャビネット3の前面バフル31に取り付けられたスピーカー2Lおよび2Rの振動板を保護する蓋部材5を備えている。蓋部材5は、キャビネット3の前面バフル31にほぼ並行に設けられる略長方形の前面保護板51と、天面保護板と、底面保護板と、左側面保護板55および右側面保護板56とから構成され、キャビネット3の前面バフル31に対向すべき一面が省略された略直方体形状の部材である。キャビネット3の前面バフル31には、その全周に渡って一段低くされた凹部31aが形成され、一方、蓋部材5には、その天面保護板と、底面保護板と、左側面保護板55および右側面保護板56とから構成される開口の全周に渡って、凹部31aに嵌合する凸部52が形成されている。その結果、ユーザーが蓋部材5を、携帯時に、スピーカー2Lおよび2Rが取り付けられたキャビネット3の前面バフル31に取り付けると、蓋部材5がスピーカー2Lおよび2Rの前面を保護する。左側面保護板55および右側面保護板56には、それぞれハーフパイプ63L、63Rが形成されており、蓋部材5の内部空間50に連通している。
一方、携帯用スピーカーシステム10では、音声を再生する動作時には、この蓋部材5が、キャビネット3の後面バフル32に取り付けられる。具体的には、キャビネット3の後面バフル32には、前面バフル31と同様に、その全周に渡って一段低くされた凹部32aが形成されている。したがって、凹部32aは、蓋部材5の天面保護板と、底面保護板と、左側面保護板55および右側面保護板56とから構成される開口の全周に渡って形成されている凸部52と嵌合する。キャビネット3の凹部32aと、蓋部材5の凸部52とが嵌合すると、蓋部材5は、キャビネット3の後面バフル32とともに第2キャビティ50を形成する。
さらに、キャビネット3の後面バフル32には、蓋部材5の左側面保護板55および右側面保護板56に形成されたハーフパイプ63Lと63Rとに対応して、略円筒状のダクトを形成するハーフパイプ64Lと64Rとが、後面バフル32に凹部を設けることで形成されている。つまり、蓋部材5をキャビネット3の後面バフル32に取り付けると、第2キャビティ50を形成すると同時に、第2キャビティ50からキャビネットの外部に連通するダクト6Lおよび6Rを形成することができる。したがって、キャビネット3の第1キャビティ30と、後面バフル32が有するダクト4と、蓋部材5が後面バフル32とともに規定する第2キャビティ50と、蓋部材5ならびに後面バフル32のハーフパイプが形成するダクト6Lおよび6Rとが、相互に連通して、ダブルバスレフ式のキャビネットを構成する。その結果、携帯用スピーカーシステム10は、動作時にダブルバスレフ式のキャビネットを構成することにより、良好な低域再生特性を確保することができる。
図5および図6は、本発明の好ましい他の実施形態による携帯用スピーカーシステム11を説明する図である。図5は、この携帯用スピーカーシステム11を持ち運ぶ場合の携帯時の態様を表し、一方、図6は、この携帯用スピーカーシステム11が音声を再生する動作時の態様を表している。図5(a)は、携帯時の携帯用スピーカーシステム1を説明する斜視図であり、図5(b)は、その内部構造を説明する側面断面図である。また、図6は、動作時の携帯用スピーカーシステム11を説明する斜視図であり、また、図7は、携帯用スピーカーシステム11を構成する蓋部材5を説明する斜視図である。なお、説明に不要な他の内部構造等は省略しているほか、携帯用スピーカーシステム11内の接続線も省略している。また、上記実施例の携帯用スピーカーシステム1もしくは10に共通するところには共通の番号を付し、説明および図示を省略する。
本実施例の携帯用スピーカーシステム11は、左ステレオ信号に対応するスピーカー2Lと、右ステレオ信号に対応するスピーカー2Rとがキャビネット3に取り付けられており、ステレオ音声を再生する小型ステレオスピーカーシステムである。携帯用スピーカーシステム11の基本的構成は、実施例2の携帯用スピーカーシステム10に共通し、携帯時にキャビネット3に取り付けられたスピーカー2Lおよび2Rを保護する蓋部材5を備えている。一方、音声を再生する動作時には、この蓋部材5が、キャビネット3の後面バフル32に取り付けられてダブルバスレフのキャビネットを構成する。キャビネット3の後面バフル32にはダクト4が取り付けられており、また、蓋部材5ならびに後面バフル32のハーフパイプが、ダクト6Lおよび6Rを形成している。
この携帯用スピーカーシステム11では、スピーカー2Lおよび2Rは、キャビネット3の前面バフル31に設けられた凹面状のホーンにそれぞれ取り付けられている。この携帯用スピーカーシステム11を、後面バフル32が底側になるようにして机等の平行面に設置した際に、前面バフル31は、再生音波の放射方向が斜め上方になるように形成されたキャビネット筒体37に取り付けられている。なお、キャビネット3および蓋部材5は、通気性を有しない樹脂で成形された成型部品を組み立てて形成されている。
携帯用スピーカーシステム11は、スピーカー2Lおよび2Rがこのような形状のキャビネット3に取り付けられているので、携帯時の持ち運びの取扱性に優れ、良好な低域再生特性を有し、かつ、ユーザーの頭部方向に再生音波が放射されるので、パーソナルコンピューターに接続して使用する場合に特に適する。なお、携帯用スピーカーシステム11は、(図示しない)増幅器を内部に有し、キャビネット筒体37の側面に配置されるステレオ入力端子24にステレオ音声信号が接続コード7により供給される。つまり、接続コード7は、(図示しない)パーソナルコンピューターのステレオ音声出力端子と、ステレオ入力端子24とを接続する。増幅器の電源は、(図示しない)ACアダプタをコネクタ25に接続することで供給される。また、増幅器での音量調節は、電源スイッチを兼用するボリューム26によりユーザーが調整する。
携帯用スピーカーシステム11の蓋部材5は、キャビネット3に嵌合する凸部52が一体に形成されている前面保護部材57と、前面保護部材57に取り付けられる収容蓋58と、から構成される。蓋部材5の前面保護部材57は、キャビネット3の前面バフル31と嵌合した場合には内部空間50を形成し、キャビネット3の後面バフル32と嵌合した場合には第2キャビティ50を形成する一方で、蓋部材5の内部に内部空間50もしくは第2キャビティ50から遮断された収容空間59を収容蓋58とともに規定する収容壁部を有する。つまり、蓋部材5は、前面保護部材57の収容壁部という仕切によって、携帯時にスピーカーを保護し、動作時にダブルバスレフのキャビネットを形成する空間50と、携帯用スピーカーシステム11を使用するにあたって必要な接続コード7を収容する収容空間59とに仕切られている。この携帯用スピーカーシステム11を持ち運ぶ場合の携帯時の態様を表す図5(b)の側面断面図と、図7の斜視図には、蓋部材5の収容空間59に接続コード7が収容されている様子が表されている。
携帯時に蓋部材5内に収容されている接続コード7は、携帯用スピーカーシステム11を動作させようとするユーザーが、蓋部材5をキャビネット3の前面バフル31から取り外してキャビネット3の後面バフル32に取り付けるときに、収容蓋58を取り外してその収容空間59から取り出すことにより、キャビネット3の側面に設けられたステレオ入力端子24に接続可能になる。また、携帯用スピーカーシステム11を動作させた後にさらに携帯する場合も、同様に接続コード7は蓋部材5の収容空間59内に収容される。したがって、携帯用スピーカーシステム11では、携帯時の持ち運びの取扱性に優れ、接続コード7を紛失するようなことが少なくなる。
図8は、本実施例の携帯用スピーカーシステム11の低域での音圧周波数特性を、他の比較例と比較するグラフである。携帯用スピーカーシステム11は、携帯に適する小型のキャビネットを備えるスピーカーシステムであるので、例えば、スピーカー2Lおよび2Rがそれぞれ口径3cmであり、その全体体積が約320ccという非常に小さい体積に制限される。ここでは、携帯用スピーカーシステム11のキャビネットが、(A)本実施例のダブルバスレフの場合(第1キャビティ:約200cc、ダクト4:ポート直径17mm・長さ55mm、第2キャビティ:約100cc、ダクト6Lおよび6R:ポート直径10mm・長さ20mm)と、(B)従来のバスレフの場合(キャビティ:約320cc、ダクト:ポート直径20mm・長さ49mm)と、(C)従来の密閉の場合(キャビティ:約320cc)とを比較する。
図8の周波数特性を比較すると、(A)の本実施例のスピーカーシステム11は、ダブルバスレフであるので、(B)従来のバスレフもしくは(C)密閉よりも低域の再生可能帯域を拡大することができ、最も低域再生能力に優れる。したがって、携帯用スピーカーシステム10では、携帯時の持ち運びの取扱性と、良好な低域再生特性と、を両立させることができる。
なお、携帯用スピーカーシステム11で、蓋部材5内に接続コード7を収容するための収容空間59を設ける場合には、全体の音響容量として使用できる体積が減少することがある。(A)ダブルバスレフの携帯用スピーカーシステム11では、蓋部材5内に収容空間59を設けることで、全体の音響容量として使用できる体積が、比較例の(B)、(C)の場合よりも減少しているにもかかわらず、良好な低域再生能力を確保することができる。もちろん、比較例の(B)バスレフの場合と、(C)密閉の場合に同様の収容空間59を設けると、再生可能な低域限界周波数は上昇してしまうので、(A)のダブルバスレフの場合とは、更に差が開くことになる。
このように、本実施例の携帯用スピーカーシステム11は、携帯時の持ち運びの取扱性に優れ、かつ、携帯が容易な小型キャビネットであっても良好な低域再生特性を確保することができ、そして、蓋部材5に接続コード7を収容することができ、接続コード7を紛失しなくなり携帯性が改善される。
なお、実施例2および3の携帯用スピーカーシステム11では、左ステレオ信号に対応するスピーカー2Lと、右ステレオ信号に対応するスピーカー2Rとが、キャビネット3の第1キャビネット30およびダクト4とを共用している場合であるが、スピーカー2Lおよび2Rのそれぞれにダブルバスレフのキャビネットを形成するように、キャビネット3の内部に、および、蓋部材5の内部に左右チャンネルを仕切る仕切壁と、ダクトとを設けてもよい。
本発明の携帯用スピーカーシステムは、スピーカーシステムのみならず、携帯して音声を再生するヘッドホンにも適用が可能である。
本発明の好ましい実施形態による携帯時の携帯用スピーカーシステム1を説明する図である。(実施例1) 本発明の好ましい実施形態による動作時の携帯用スピーカーシステム1を説明する図である。(実施例1) 本発明の好ましい実施形態による携帯時の携帯用スピーカーシステム10を説明する図である。(実施例2) 本発明の好ましい実施形態による動作時の携帯用スピーカーシステム10を説明する図である。(実施例2) 本発明の好ましい実施形態による携帯時の携帯用スピーカーシステム11を説明する図である。(実施例3) 本発明の好ましい実施形態による動作時の携帯用スピーカーシステム11を説明する図である。(実施例3) 本発明の好ましい実施形態による携帯用スピーカーシステム11を構成する蓋部材5を説明する図である。(実施例3) 本実施例の携帯用スピーカーシステム11の低域での音圧周波数特性を、他の比較例と比較するグラフである。(実施例3)
符号の説明
1、10、11 携帯用スピーカーシステム
2、2L、2R スピーカー
3 キャビネット
30 第1キャビティ
31 前面バフル
32 後面バフル
4 ダクト
5 蓋部材
50 内部空間、第2キャビティ
6、6L、6R ダクト
7 接続コード

Claims (6)

  1. スピーカーと、該スピーカーが取り付けられるキャビネットと、該スピーカーを保護する蓋部材と、を備えるスピーカーシステムであって、
    該キャビネットが、該スピーカーが取り付けられる第1バフルと、該第1バフルとは別に設けられる第2バフルと、少なくとも該第1バフルおよび該第2バフルにより規定される第1キャビティと、を備え、
    該第1バフルが、該蓋部材を取り外し可能に連結する第1連結部を有し、
    該第2バフルが、該第1バフルから取り外された該蓋部材を連結する第2連結部と、該第1キャビティに連通する第1ダクトと、を有し、
    動作時に該第2連結部に連結される該蓋部材が、該第2バフルとともに該第1ダクトに連通する第2キャビティを規定し、かつ、該第2キャビティに連通する第2ダクトを備える、
    スピーカーシステム。
  2. 前記蓋部材が、前記第2連結部に連結される動作時に、前記第2バフルとともに前記第2ダクトを構成する第1ハーフパイプ部、をさらに備える、
    請求項1に記載のスピーカーシステム。
  3. 前記キャビネットの前記第2バフルが、前記蓋部材の第1ハーフパイプ部に対応して該第2ダクトを構成する第2ハーフパイプ部、をさらに備える、
    請求項2に記載のスピーカーシステム。
  4. 前記蓋部材が、前記第2キャビティから遮断された収容空間を規定する収容壁部と、該収容壁部とともに収容空間を規定する収容蓋と、をさらに備える、
    請求項1から3のいずれかに記載のスピーカーシステム。
  5. 前記蓋部材が、その前記収容空間の内部に収容する接続コードをさらに備え、
    前記キャビネットが、内部配線により前記スピーカーに接続するコネクタを備え、
    該蓋部材が前記第2連結部に連結される動作時に、該収容空間から取り出された該接続コードが、該コネクタに接続する、
    請求項4に記載のスピーカーシステム。
  6. 前記スピーカーが、左ステレオ信号が入力される左スピーカーと、右ステレオ信号が入力される右スピーカーと、を少なくとも含み、
    該左スピーカー振動板と該右スピーカー振動板とが、前記第1バフルの前面側空間と前記キャビネットの前記第1キャビティとを離隔する、
    請求項1から5のいずれかに記載のスピーカーシステム。
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