JP2008022704A - 感染症予防食品添加用組成物 - Google Patents
感染症予防食品添加用組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008022704A JP2008022704A JP2006192290A JP2006192290A JP2008022704A JP 2008022704 A JP2008022704 A JP 2008022704A JP 2006192290 A JP2006192290 A JP 2006192290A JP 2006192290 A JP2006192290 A JP 2006192290A JP 2008022704 A JP2008022704 A JP 2008022704A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bacteria
- antibody
- food
- composition
- preventing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
Abstract
【解決手段】乳清タンパクのような、乳由来のウエルシュ菌、セラチア属細菌、エンテロバクター属細菌およびアルカリゲネス属細菌に対する抗体のうち、少なくとも1つの抗体を含有する食品添加用組成物およびそれを添加して得られる感染症の発症を予防することのできる食品。食品添加用組成物には、アミノ酸類、糖類、有機酸およびその塩類、塩基性タンパクおよびそのペプチド類、植物由来の抗菌性抽出物、乳酸発酵産物、アルコール類、酵素類から選ばれる1種または2種以上の抗菌性成分を併用することができる。
【選択図】なし
Description
日和見感染症とは、普通の健康な人に対しては通常ほとんど病原性を示さない微生物(弱毒微生物・非病原微生物・平素無害菌などと呼ばれる)が原因で発症する感染症で、宿主の感染防御能がなんらかの原因によって低下したために惹起される感染症ということができる。
1)抗ウエルシュ菌抗体、抗セラチア菌抗体、抗エンテロバクター菌抗体、抗アルカリゲネス菌抗体のうち少なくとも一つの抗体を含有することを特徴とする感染症予防食品添加用組成物、
2)前記抗体が乳由来の抗体である前記1)に記載の感染症予防食品添加用組成物、
3)アミノ酸類、糖類、乳化剤類、有機酸およびその塩類、塩基性タンパク及びそのペプチド類、植物由来の抗菌性を有する抽出物、乳酸発酵産物、アルコール類、ビタミンB1の脂肪酸エステル類、キトサン、ペクチン分解物、細菌DNA、酵素類からなる群から選ばれる1種または2種以上の抗菌性成分をさらに含有する前記1)または2)に記載の感染症予防食品添加用組成物、
4)前記1)〜3)のいずれか1項に記載の食品添加用組成物を含有する感染症予防措置食品。
抗LPS(大腸菌O−111由来)抗体を精製し、ELISA法により、この抗体と大腸菌O−111の抗原用菌体から検量線を作成した。この検量線から、各菌の抗原用菌体を用いて、試料中の抗菌抗体量を求めた。以下、順に記述する。
牛の初乳より得られた乳清から、50%飽和硫安の沈殿画分を得、PBSに溶解、透析した。透析内液の遠心上清をLPSアフィニティカラムに流した。PBSで洗浄後、0.1Mグリシン−塩酸緩衝液(pH2.7)で溶出させた。抗体分画は280nmの紫外部吸収で集め、抗体分画をプロテインGセファロース4ファーストフロー(アマシャムバイオサイエンス)5mlを用いて、吸着洗浄溶出により精製した。LPSカラムアフィニティとプロテインGカラムアフィニティを2回繰り返し、精製した抗体標品を標準品とした。抗体タンパク質濃度は280nmにおける1%溶液の紫外部吸収を14として算出した。
大腸菌O−111およびウェルシュ菌、セラチア・マルセッセンス、エンテロバクター・クロアカエ、アルカリゲネス・フェカーリスをブレインハートインヒュージョン(BHI)スラント培地で前培養後、BHIプレート5枚に塗抹し、ウェルシュ菌は嫌気的、その他の菌は好気的に、37℃で培養した。菌が増殖したところで、菌体をPBSで回収し、沸騰水中で60分間加熱して、菌を死滅させた。遠心して上清を除去し、菌体ペレットを再度PBSに縣濁することを3回繰り返して、菌体を洗浄し、その後、660nmの吸光度が10となるように容量を調整し、抗原用菌体とした。
大腸菌O−111の抗原用菌体をELISAプレートにコートし、牛血清アルブミンでブロッキングした後、上記で精製した抗LPS抗体を濃度を0〜40ng/mlに調整して、添加した。洗浄後、HRP標識抗牛IgG抗体(コスモバイオ製)を結合させ、o−Phenylenediamine(SIGMA社)を基質として発色させ、490nmの吸光度を測定して、検量線を求めた。
一方、上記4菌株の抗原用菌体をELISAプレートにコートし、同様にブロッキングした後、PBSに溶解し適宜濃度を調整した試料を添加した。洗浄後、同様に発色させ、490nmの吸光度を測定し、上記検量線を用いて、その測定値から4菌株に対する抗体量を求めた。
試料を50mlの50mMリン酸緩衝液(pH6.8)に溶解し、2時間以上撹拌してから、その10ml以上を0.45μmメンブランフィルターでろ過した。一方、プロテインGカラム(Amersham、HiTrap Protein G HP 1ml)を50mMリン酸緩衝液(pH6.8)で平衡化し、前記メンブランフィルターでろ過した試料10mlをカラムに流し、同緩衝液(pH6.8)で洗浄後、100mMグリシン塩酸緩衝液(pH2.7)で抗体を溶出させた。
標準寒天培地(栄研化学(株))を滅菌し、希釈した試料を入れたシャーレに分注し、混釈し平板として固める。37℃、24時間好気的に培養を行い、発生した集落数を測定し、菌数を算定した。
カナマイシン含有CW寒天基礎培地「ニッスイ」(日水製薬(株))を滅菌し、シャーレに分注して、平板とする。希釈した試料をコンラージ棒で塗布し、37℃、20時間嫌気培養を行い、発生した集落数を測定し、菌数を算定した。
前記測定法に従い、市販の乳清タンパクである乳清タンパクLN23((株)アオテアロア製)中の抗ウェルシュ菌抗体量、抗セラチア菌抗体量、抗エンテロバクター菌抗体量、抗アルカリゲネス菌抗体量および全抗体含量を測定したところ、66μg/g、12μg/g、54μg/g、32μg/gおよび114mg/gであった。
表1に示した配合で、ウェルシュ菌食中毒に効果のある感染症予防食品添加用組成物を作製した。組成物中の抗ウェルシュ菌抗体量は、実施例1は66μg/g、実施例2、3はともに13μg/gであった。
実施例1 実施例2 実施例3 比較例1
乳清タンパクLN23 100 20 20 -
デキストリン - 80 60 100
白子たんぱく - - 20 -
市販のクリームシチューのもと(ルー)を用い、その作り方にしたがって、ウェルシュ菌に汚染されている鶏もも肉、玉ネギ、ジャガイモ、ニンジンを材料として、クリームシチューを作製した。65℃まで冷却後、4等分し、実施例1〜3、比較例1で得られた組成物をそれぞれ、シチューに対して100分の1量添加し、撹拌後、室温で24時間放置した。その後、一般生菌数およびウェルシュ菌数の測定を行った。また、8人の健常なボランティアを2人ずつ4組に分け、24時間放置後のシチューを試食してもらい下痢の発生について観察した。
実施例1 実施例2 実施例3 比較例1
一般生菌数 8.6×105 1.4×106 6.2×103 5.6×109
ウェルシュ菌数 1.2×10 2 7.5×10 3 4.7×10 3 3.8×10 9
下痢の発生 なし なし なし 全員発生
スパゲティ1000g、たまねぎ5個、ピーマン10個、ウエルシュ菌に汚染されている豚挽き肉150g、缶詰トマト400g、ケチャップ400gその他調味料を用いて、スパゲティナポリタンを作製した。品温が65℃まで下がったところで、実施例1の粉末を50g添加し、混合した。室温で24時間放置してもウェルシュ菌は10の2乗台であり、ウェルシュ菌による食中毒汚染の危険性のないスパゲティナポリタンが作製できた。
50℃のお湯の中に、ウエルシュ菌に汚染されている鶏肉、にんじん、だしの素、醤油、なるとを入れ、1時間沸騰させ、うどんのつけ汁を作製した。品温が65℃まで下がったところで、実施例3の組成物粉末を100分の1量添加した。室温で24時間放置してもウェルシュ菌は10の3乗台であり、ウエルシュ菌による食中毒汚染の危険性のないうどんのつけ汁が作製できた。
表3に示した配合で、日和見感染症に効果のある感染症予防食品添加用組成物を作製した。組成物中の抗セラチア菌抗体量、抗エンテロバクター菌抗体量、抗アルカリゲネス菌抗体量は、実施例7はそれぞれ12μg/g、54μg/g、32μg/g、実施例8はそれぞれ6μg/g、27μg/g、16μg/gであった。比較例2はいずれの抗体量も検出できなかった。
実施例7 実施例8 比較例2
乳清タンパクLN23 100 50 -
白子タンパク - 50 -
スキムミルク - - 100
30匹の6週齢雌BALB/c系マウスに一匹あたり4mgの5−フルオロウラシル(5−FU)を経口投与し、生態防御機能を低下させた内因性敗血症モデルを作成し、実施例7投与群、実施例8投与群、比較例2投与群の三群に各10匹ずつグループ分けした。5−FU投与の翌日、それぞれの群に各組成物の4%水溶液を一匹あたり0.25ml経口投与した。その3時間後に、各組成物の4%水溶液とセラチア・マルセッセンスの生菌を103/mlとした菌縣濁液との等量混合液を一匹あたり0.5ml経口投与し、セラチア菌を感染させた。さらに、感染24時間後および48時間後に各組成物の4%溶液を一匹あたり0.25ml経口投与し、感染12日後まで経過を観察し、生存数を調べた。その結果をグラフ(第1図)に示す。比較例2の組成物と比べたときの生存数の増加を効果の指標とした。
その結果、実施例7、8の組成物を投与した群は、比較例2の組成物を投与した群と比較し、有意に生存数が増加した。
感染菌体をセラチア・マルセッセンスの代わりにエンテロバクター・クロアカエを用いて、実施例9と同様の試験を行ったところ、実施例9と同様に、実施例7、8の組成物投与群は比較例2投与群より、マウスの生存数が有意に増加した。
感染菌体をセラチア・マルセッセンスの代わりにアルカリゲネス・フェカーリスを用いて、実施例9と同様の試験を行ったところ、実施例9と同様に、実施例7、8の組成物投与群は比較例2投与群より、マウスの生存数が有意に増加した。
18gの卵黄と3gの乳清タンパクLN23を泡立て器を用いて攪拌した後、米酢13.5mlを添加しよく混合した。さらにサラダ油90mlを徐々に添加してマヨネーズタイプの感染症予防措置食品を調製した。
セラチア・マルセッセンスに汚染されているジャガイモ10個とニンジン1本の皮をむいて一口大に切り、茹で、そこに、輪切りにしたキュウリ2本を混合する。ここに実施例12のマヨネーズタイプの感染症予防措置食品を150g加え、さらにマスタード、レモン汁、砂糖、コショウを加え、よく混ぜ合わせ、ポテトサラダを作製した(実施例13)。また、実施例12のマヨネーズの代わりに市販のマヨネーズを用いたポテトサラダも作製した(比較例3)。
サラダ油50ml、米酢5ml、卵黄7g、香辛料0.5g、食塩1gを混合し、さらに乳清タンパクLN23を1g添加、混合して、ドレッシングタイプの感染症予防措置食品を調製した。
Claims (4)
- 抗ウエルシュ菌抗体、抗セラチア菌抗体、抗エンテロバクター菌抗体、抗アルカリゲネス菌抗体のうち少なくとも一つの抗体を含有することを特徴とする感染症予防食品添加用組成物。
- 前記抗体が乳由来の抗体である請求項1記載の感染症予防食品添加用組成物。
- アミノ酸類、糖類、乳化剤類、有機酸およびその塩類、塩基性タンパク及びそのペプチド類、植物由来の抗菌性を有する抽出物、乳酸発酵産物、アルコール類、ビタミンB1の脂肪酸エステル類、キトサン、ペクチン分解物、細菌DNA、酵素類からなる群から選ばれる1種または2種以上の抗菌性成分をさらに含有する請求項1または2に記載の感染症予防食品添加用組成物。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の食品添加用組成物を含有する感染症予防措置食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006192290A JP4753808B2 (ja) | 2006-06-20 | 2006-07-13 | 感染症予防食品添加用組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006169839 | 2006-06-20 | ||
JP2006169839 | 2006-06-20 | ||
JP2006192290A JP4753808B2 (ja) | 2006-06-20 | 2006-07-13 | 感染症予防食品添加用組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008022704A true JP2008022704A (ja) | 2008-02-07 |
JP4753808B2 JP4753808B2 (ja) | 2011-08-24 |
Family
ID=39114005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006192290A Active JP4753808B2 (ja) | 2006-06-20 | 2006-07-13 | 感染症予防食品添加用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4753808B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03151853A (ja) * | 1989-11-09 | 1991-06-28 | Kanebo Ltd | 抗体およびそれを有効成分とする整腸食品 |
JPH08231427A (ja) * | 1984-02-07 | 1996-09-10 | Stolle Res & Dev Corp | ウシ科動物の抗体を用いた哺乳動物の受動免疫化 |
JP2002121140A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-04-23 | Banpo Tsusho Kk | 便の悪臭減少剤及びこれを含む食品 |
JP2004520318A (ja) * | 2000-12-27 | 2004-07-08 | エヌ・ヴイ・ヌートリシア | オリゴ糖を含有する健康増進作用を有する栄養組成物 |
JP2004189672A (ja) * | 2002-12-11 | 2004-07-08 | Gen Corp:Kk | 抗下痢症組成物 |
JP2006124342A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Asama Chemical Co Ltd | 便臭改善剤 |
-
2006
- 2006-07-13 JP JP2006192290A patent/JP4753808B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08231427A (ja) * | 1984-02-07 | 1996-09-10 | Stolle Res & Dev Corp | ウシ科動物の抗体を用いた哺乳動物の受動免疫化 |
JPH03151853A (ja) * | 1989-11-09 | 1991-06-28 | Kanebo Ltd | 抗体およびそれを有効成分とする整腸食品 |
JP2002121140A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-04-23 | Banpo Tsusho Kk | 便の悪臭減少剤及びこれを含む食品 |
JP2004520318A (ja) * | 2000-12-27 | 2004-07-08 | エヌ・ヴイ・ヌートリシア | オリゴ糖を含有する健康増進作用を有する栄養組成物 |
JP2004189672A (ja) * | 2002-12-11 | 2004-07-08 | Gen Corp:Kk | 抗下痢症組成物 |
JP2006124342A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Asama Chemical Co Ltd | 便臭改善剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4753808B2 (ja) | 2011-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Moradi et al. | Postbiotics produced by lactic acid bacteria: The next frontier in food safety | |
Bali et al. | Bacteriocins: recent trends and potential applications | |
Skowron et al. | Two faces of fermented foods—the benefits and threats of its consumption | |
da Silva Sabo et al. | Overview of Lactobacillus plantarum as a promising bacteriocin producer among lactic acid bacteria | |
Reis et al. | Lactic acid bacteria antimicrobial compounds: characteristics and applications | |
Khan et al. | Enterocins in food preservation | |
Moreno et al. | The role and application of enterococci in food and health | |
Savadogo et al. | Bacteriocins and lactic acid bacteria-a minireview | |
Rodgers | Novel applications of live bacteria in food services: probiotics and protective cultures | |
Akbar et al. | Food safety concerns and food-borne pathogens, Salmonella, Escherichia coli and Campylobacter | |
Stevens et al. | The potential of reuterin produced by Lactobacillus reuteri as a broad spectrum preservative in food | |
de Paula et al. | The two faces of Leuconostoc mesenteroides in food systems | |
KR101575878B1 (ko) | 메주로부터 분리된 바실러스 서브틸리스 및 이를 포함하는 항균 조성물 | |
Beasley | Isolation, identification and exploitation of lactic acid bacteria from human and animal microbiota | |
Granum | Bacillus cereus and food poisoning | |
JP5522768B2 (ja) | 食品用抗菌組成物 | |
Samedi et al. | Evaluation of technological and probiotic abilities of local lactic acid bacteria | |
JP2006169197A (ja) | 家畜用抗菌剤及び飼料用組成物 | |
Khandelwal et al. | Lactic Acid Bacteria | |
JP4753808B2 (ja) | 感染症予防食品添加用組成物 | |
Lindbäck et al. | Bacillus cereus | |
Kumari et al. | Potential Concern of Foodborne Pathogens in the Food Industry | |
Bisht et al. | Bacteriocins sourced from traditional fermented foods for ensuring food safety: the microbial guards | |
Manu | Antimicrobial effectiveness of phenyllactic acid against foodborne pathogenic bacteria and Penicillium and aspergillus molds | |
Goktepe | Probiotics as biopreservatives for enhancing food safety |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090608 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101022 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101026 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110120 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110318 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110513 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110524 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4753808 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |