JP2008022066A - 通信ネットワークシステム及びノード同期補正機能の故障診断方法 - Google Patents

通信ネットワークシステム及びノード同期補正機能の故障診断方法 Download PDF

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太 松尾
Hideki Sudo
秀樹 数藤
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武徳 橋詰
Satoyuki Mizuno
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Abstract

【課題】ネットワーク上の各ノードの同期補正機能に故障が発生しているか否かを診断できるようにして、適切な通信を継続的に行えるようにする。
【解決手段】ネットワークのノードとして接続される各ECUの同期補正機能に故障診断部125を付加する。故障診断部125は、補正量算出部122で算出された同期補正量に所定のシフト量を加算して、同期補正部124にシフト量を加算した同期補正量に基づいた同期補正を行わせる。そして、次のサイクルで補正量算出部122で算出される同期補正量が、前回のサイクルで加算したシフト量から推定される値となっているか否かにより、同期補正部124に故障が発生しているか否かを診断する。
【選択図】図7

Description

本発明は、ネットワーク上の各ノードが他のノードとの間で同期をとって通信を行う同期型の通信ネットワークシステム、及び、同期型通信ネットワークシステムにおける各ノードの同期補正機能の故障有無を診断する故障診断方法に関する。
車両に搭載される通信ネットワークシステムのプロトコルの1種として、FlexRay(Daimler Chrysler AGの登録商標)と呼ばれる通信プロトコルが知られている。このFlexRayは、高い信頼性を確保しながら最大10Mbps程度の通信速度を実現するものであり、車両走行に直接関わる部分の電子化制御(X−by−wire)を実用化する上での重要な技術として注目されている。
FlexRayでは、データ転送方式としてタイムトリガ方式を採用しており、ネットワーク上の各ノードは、ネットワーク内での共通の時間認識であるグローバルタイムに従い、1通信サイクルの中で自ノードに割り当てられたデータ転送帯域(時間的な区分であり、スロットと呼ばれる。)を認識して、このスロット内でフレームの送信を行う必要がある。このため、ネットワーク上の各ノードは、クロック同期によって他のノードとの間の時間認識のずれを吸収するようにしている。
各ノードのクロック同期は、通常、ネットワーク起動時におけるスタートアップ処理において実施されるが、その後の稼動に伴う温度変化や電圧変動、クロック発生器の製造上のばらつき、経時劣化などにより、各ノード間で徐々に時間認識のずれ(同期ずれ)が生じることも想定される。そこで、ネットワーク上の各ノードは、このような同期ずれを補正する同期補正機能を備えており、自ノードの同期補正を定期的に行うことにより、他のノードとの間での適切なデータ転送を継続的に行えるようにしている。
なお、FlexRayにおける各ノードの同期補正の手法については、下記非特許文献1に詳細が記載されている。
「FlexRay Communication System Protocol Specification Version2.1 RevisionA」,2005年12月,p.169−193
ところで、車両に搭載される通信ネットワークシステムでは、ネットワーク上の各ノードの動作環境が、振動や温度変化などが頻繁に生じうる過酷な環境となるため、上述した各ノードの同期補正機能自体に故障が発生することも考えられる。しかしながら、従来は、各ノードの同期補正機能自体に故障が発生した場合の対策は講じられていないため、ネットワーク上のあるノードの同期補正機能に故障が発生すると、通信サイクルを繰り返すごとに当該ノードの同期が徐々にずれて、ある段階で同期のずれ量が許容範囲を超え、当該ノードの送信フレームがスロットの境界を跨ぐ境界違反(Boundary Error)が発生して、ネットワーク全体に悪影響を及ぼすという結果を招く場合がある。
本発明は、以上のような従来の実情に鑑みて創案されたものであって、ネットワーク上の各ノードの同期補正機能に故障が発生しているか否かを診断できるようにして、同期補正機能に故障が発生しているノードを放置することによる上述した問題を回避して、適切な通信を継続的に行えるようにした通信ネットワークシステム及び同期補正機能の故障診断方法を提供することを目的としている。
本発明は、ネットワーク上の各ノードが、他のノードとの間でのフレーム送受信タイミングの誤差を検出して、当該誤差に基づいて自ノードの同期補正量を算出し、当該同期補正量に基づいて自ノードのフレーム送受信タイミングを調整するといった同期補正機能を備えていることを前提に、前記同期補正量に所定のシフト量を加算して、当該シフト量を加算した同期補正量に基づく同期補正の結果、次の通信サイクルにおいて算出される同期補正量が前記シフト量から推定される値となっているか否かによって、同期補正機能の故障の有無を診断する機能を付加することで、上述した課題を解決する。
本発明によれば、ネットワーク上の何れかのノードの同期補正機能に故障が発生したときに、その故障を迅速且つ的確に検出できるので、同期補正機能に故障が発生しているノードを放置することに起因する境界違反の発生を未然に防止して、適切な通信を継続的に行うことができる。
以下、本発明の実施形態として、通信プロトコルにFlexRayを採用した車載用の通信ネットワークシステムに本発明を適用した例について、具体的に説明する。
[第1の実施形態]
本実施形態の通信ネットワークシステムは、図1に示すように、ECU1〜ECU9の9つのECU(Electronic Control Unit)がネットワークのノードとしてFlexRayバス10に接続されて構成され、これら9つのECU1〜9間でFlexRayプロトコルに従った通信を行って、情報を共有する車載用のネットワークシステムである。なお、FlexRayでは、通信に冗長性を持たせて信頼性を確保するために、チャンネルA,Bの2チャンネルでのデュアル通信をサポートしているが、本実施形態では、説明の簡単のために、1チャンネルのみでの通信を行うものとして説明する。
FlexRayでのデータ転送の仕組みを図2に概略的に示す。FlexRayでのデータ転送は、通信ネットワーク稼動中に繰り返されるコミュニケーション・サイクルを単位として行われる。コミュニケーション・サイクルは、図2に示すように、スタティック・セグメントと、ダイナミック・セグメントと、シンボル・ウィンドウと、ネットワーク・アイドルタイムの4つのセグメントから構成される。
スタティック・セグメントは、フレームサイズ一定でデータ転送を行う領域であり、複数のスタティック・スロットから構成される。スタティック・スロットは、スタティック・セグメントにおいて1フレームを送信する時間区分(帯域)であり、全てのスタティック・スロットの時間は等しく、そのスロット内で送信されるフレームの長さも等しい。
ダイナミック・セグメントは、フレームサイズ可変でデータ転送を行う領域であり、複数のダイナミック・スロットから構成される。ダイナミック・スロットは、ダイナミック・セグメントにおいて1フレームを送信する時間区分であり、その長さや数が、フレーム長や数の変化に柔軟に対応できるように可変とされ、最小のスロット単位であるミニスロットの整数倍の長さに設定される。
シンボル・ウィンドウは、ネットワークのスタートアップ時やウェイクアップ時などにオプションとして使用される領域である。また、ネットワーク・アイドルタイムは、エラー訂正や、詳細を後述するクロック同期の同期補正量算出などで使用される領域である。
FlexRayのフレーム・フォーマットを図3に概略的に示す。FlexRayのフレームは、図3に示すように、ヘッダ・セグメント(5バイト)と、ペイロード・セグメント(0〜254バイト)と、トレイラ・セグメント(3バイト)の3つのセグメントで構成される。ヘッダ・セグメントには、送信するデータに関するヘッダ情報が格納され、ペイロード・セグメントには、データそのものが格納される。また、トレイラ・セグメントはフレーム全体でエラーがあるかどうかをチェックする機能を持ち、ヘッダ・セグメントとペイロード・セグメントをCRC(Cyclic Redundancy Check)にかけた結果が格納される。
本実施形態の通信ネットワークシステムにおいて、ネットワークのノードとして接続されるECU1〜ECU9は、上述したコミュニケーション・サイクルのスタティック・セグメントやダイナミック・セグメントの中で自ECUのフレーム送信用に割り当てられたスロットを認識して、当該スロット内でフレームの送信を行う。このとき、各スロットのサイズは送信するフレームが十分に収まる長さに設定されており、ECU1〜ECU9は、自ECUのフレーム送信用に割り当てられたスロットの前後の境界をフレームが跨いでしまう境界違反が生じないように、図4に模式的に示すように、スロット境界との間に余裕を持たせた状態で当該スロット内でフレームを送信する。
ECU1〜ECU9は、後述するホストCPUのアプリケーションレベルでの機能は各々異なるものの、通信に関しては、基本的に共通の構成、機能を有している。以下では、これらECU1〜ECU9を特に区別する場合を除いて、ECU100と総称して説明する。
ECU100のハード的な内部構成を図5に示す。ECU100の内部には、図5に示すように、主要な構成要素として、ホストCPU101と、コミュニケーション・コントローラ102と、バス・ドライバ103とが設けられている。ホストCPU101は、ECU100の全体を制御するコントローラであり、コミュニケーション・コントローラ102は、ECU100の通信を制御するコントローラである。また、バス・ドライバ103は、FlexRayバス10とコミュニケーション・コントローラ102との間での物理的信号と論理的信号との信号変換を行うものである。なお、FlexRayバス10は、例えばUTP(Unshield Twisted Pair)ケーブルなどからなり、コネクタ104によりECU100と接続され、ECU100の内部において、受信時のノイズを除去するフィルタ105を介してバス・ドライバ103に接続されている。
コミュニケーション・コントローラ102の機能構成を図6に示す。コミュニケーション・コントローラ102には、ソフトウェアで実現される機能構成として、図6に示すように、ホストCPU101とのデータ送受信を行うインターフェース回路(CHI:controller host interface)111、コミュニケーション・コントローラ102の状態遷移を制御するプロトコル・エンジン(POC:protocol operation control)112、クロック同期を行うクロック同期回路(clock synchronization processing)113、通信クロックの生成を行うマクロティック生成回路(macrotick generation)114、通信起動時のシーケンス制御を行うスタートアップ回路(clock synchronization startup)115、メモリ管理を行うバッファ処理回路(media access control)116、フレームエンコード/デコード回路(frame and symbol processing)117およびビットコーディング/ビットデコーディング回路(coding/decoding processes)118の各機能構成が設けられる。なお、チャンネルA,Bの2チャンネルでのデュアル通信を行う場合には、上述した各機能構成のうちで、スタートアップ回路115、バッファ処理回路116、フレームエンコード/デコード回路117およびビットコーディング/ビットデコーディング回路118が、Aチャンネル用とBチャンネル用とでそれぞれ独立に設けられる。
本実施形態の通信ネットワークシステムは、ネットワークのノードとして接続される各ECU100のコミュニケーション・コントローラ102における上述した各機能構成のうちで、特に、クロック同期回路113で実行される同期補正の機能に故障が発生しているかどうかを診断できるようにしたことに大きな特徴を有している。以下では、この本実施形態に特徴的な部分を中心に、ECU100のコミュニケーション・コントローラ100による同期補正の処理について更に詳しく説明する。
本実施形態の通信ネットワークシステムは、通信プロトコルとしてタイムトリガ方式のFlexRayを採用しており、ネットワークのノードとして接続される各ECU100は、ネットワーク内での共通の時間認識であるグローバルタイムに従って、コミュニケーション・サイクルのスタティック・セグメントやダイナミック・セグメントの中で自ECUに割り当てられたスロットを認識して、当該スロット内でフレームの送信を行う必要がある。そのため、各ECU100のコミュニケーション・コントローラ102は、スタートアップ回路115でのスタートアップ処理の際に、自ECU固有のクロックに依存するローカルタイムとグローバルタイムとの差を認識し、クロック同期によりその差を補正するようにしている。
各ECU100のクロック同期は、このようにコミュニケーション・コントローラ102のスタートアップ回路115でスタートアップ処理を行う際に実施されるが、その後の稼動に伴う温度変化や電圧変動、クロック発生器の製造上のばらつき、経時劣化などにより、各ECU100間での同期は徐々にずれていく場合がある。そのため、各ECU100のコミュニケーション・コントローラ102は、クロック同期回路113で同期補正処理を定期的に行うことで、自ECU100の時間認識のずれを許容範囲内に抑えて、他のECUとの間での適切なデータ転送を継続的に行えるようにしている。
各ECU100の内部で扱われる時間単位には、マクロティック(MT)とマイクロティック(μT)とがある。マイクロティックは、各ECU100のコミュニケーション・コントローラ102のクロックによって決まる時間単位であり、各ECU100ごとのローカルな時間の最小単位である。また、マクロティックは、ネットワーク全体にわたって共通の時間単位であり、マクロティックの整数倍の長さに設定される(ただし、1マクロティックあたりのマイクロティックの数はECU間で異なる場合もある。)。上述したデータ転送の周期であるコミュニケーション・サイクルや、その下位レベルのスタティック・スロット、ダイナミック・スロットは、全てこのマクロティックを単位として、その長さがマクロティックの整数倍に設定されている。また、ECU100のコミュニケーション・コントローラ102による同期補正は、このマクロティックをもとに実行される。
本実施形態の通信ネットワークシステムにおいて、ネットワークのノードとして接続される各ECU100のコミュニケーション・コントローラ102のクロック同期回路113で実現される同期補正機能の詳細を図7に示す。各ECU100の同期補正機能は、図7に示すように、誤差検出部121と、補正量算出部122と、同期エラー判定部123と、同期補正部124と、故障診断部125とからなる。
誤差検出部121は、自ECUの認識しているグローバルタイムを基準として想定されるフレーム受信タイミングと、実際に他のECUからのフレームを受信したタイミング、すなわち、他のECUが実際にフレームを送信したタイミングとの相対的な誤差を検出する。この誤差検出部121による誤差の検出は、上述したコミュニケーション・サイクルのスタティック・セグメントにおいて他のECUのフレーム送信用に割り当てられたスタティック・スロットを対象として行われ、予め定められたサンプリング数分だけ、他のECUとの間の相対的なグローバルタイムの認識誤差を検出する。
補正量算出部122は、誤差検出部124で検出されたサンプル数分の誤差の値に基づいて、自ECUと他のECUとの間の相対的な時間認識のずれを補正するための同期補正量を算出する。この補正量算出部122による同期補正量の算出は、上述したコミュニケーション・サイクルのネットワーク・アイドルタイムにおいて行われ、その算出の手法としては、FTM(Fault-tolerant midpoint)アルゴリズムが用いられる。FTMアルゴリズムは、サンプリング数分の誤差の値の大きい方と小さい方から、サンプリング数に応じて定められる所定個数kの誤差の値を取り除き、残った誤差の値の最大値と最小値との平均値から、同期補正量を求めるものである。
FTMアルゴリズムによる同期補正量の算出について具体的な例を挙げて説明すると、例えば、誤差検出部124での誤差検出のサンプリング数が8に設定され、ECU1が図8(a)に示すように、ECU2との間での誤差の値として−3、ECU3との間での誤差の値として−5、ECU4との間での誤差の値として6、ECU5との間での誤差の値として7、ECU6との間での誤差の値として8、ECU7との間での誤差の値として11、ECU8との間での誤差の値として13、ECU9との間での誤差の値として15をそれぞれ検出したとする。この場合、図8(b)に示すように、サンプリング数8に対応するkの値は2と定められているので、図8(c)に示すように、ECU1の誤差検出部124で検出した8つの誤差の値のうち、大きい方の2つの値である15と13、小さい方の2つの値である−5と−3が除かれ、残った値の最大値11と最小値6との平均値である8(小数点以下切り捨て)が、同期補正量として算出される。
同期エラー判定部123は、補正量算出部122で算出された同期補正量が予め定めた補正値リミッタを超える場合に、ECU100に同期エラーが発生していると判定する。この補正値リミッタは、フレームがスロットの境界を跨いでしまうエラーである境界違反が生じる直前の値に設定され、境界違反が生じない範囲で同期補正量に基づいた同期補正が行われるようにしている。
同期補正部124は、補正量算出部122で算出された同期補正量に基づいて、自ノードの認識しているグローバルタイムを修正する同期補正を行い、この修正したグローバルタイムに基づいて自ノードのフレーム送受信タイミングを調整する。この同期補正部124による自ノードのグローバルタイムの修正は、上述したコミュニケーション・サイクルのネットワーク・アイドルタイムにおいて、補正量算出部122による同期補正量の算出が行われた後に実施され、自ノードのフレーム送受信タイミングの調整は、次のコミュニケーション・サイクルのスタティック・セグメントやダイナミック・セグメントで実施される。
本実施形態の通信ネットワークシステムにおいて、ネットワークのノードとして接続される全てのECU1〜9でこの同期補正部124が正常に機能している場合には、各ECU1〜8のそれぞれが共通のグローバルタイムに従って自ノードのフレーム送信用に割り当てられたスロット内でフレームを送信するので、図9(a)に示すように、各ECU1〜8は、各スロット内でフレームの送信と受信とを正常に行うことができる。しかしながら、ネットワークのノードとして接続されるいずれかのECU、例えばECU1の同期補正部124に故障が生じた場合には、この同期補正部124に故障が生じたECU1の同期が徐々にずれて、図9(b)に示すように、当該ECU1で受信したフレームがスロット境界を跨ぐことによる境界違反が発生するだけでなく、他のECU2〜9も、ECU1からのフレームがスロット境界を跨ぐことによる境界違反が発生し、ネットワーク全体に悪影響を及ぼすことになる。
そこで、本実施形態の通信ネットワークシステムにおいては、ネットワークのノードとして接続される各ECU1〜9のクロック同期回路113にそれぞれ故障診断部125を設け、この故障診断部125により、同期補正部124に故障が発生しているかどうかを診断できるようにしている。
故障診断部125は、故障診断のために同期補正部124を特別に動作させる診断準備プロセスと、同期補正部124の故障の有無を判定する判定プロセスとの2段階のプロセスで同期補正部124の故障診断を行う。診断準備プロセスと判定プロセスとは、2周期分のコミュニケーション・サイクルで順次連続して行われ、例えば、奇数周期のコミュニケーション・サイクルにおいて診断準備プロセスが実施され、偶数周期のコミュニケーション・サイクルにおいて判定プロセスが実施される。具体的には、故障診断部125は、まず、奇数周期のコミュニケーション・サイクルでの診断準備プロセスにおいて、補正量算出部122で算出された同期補正量に所定のシフト量を加算して、同期補正部124に当該シフト量を加算した同期補正量に基づいた同期補正を行わせる。その後、故障診断部125は、次の偶数周期のコミュニケーション・サイクルでの判定プロセスにおいて、補正量算出部122で算出される同期補正量が、前の周期で加算したシフト量から推定される値となっているか否かによって、同期補正部124の故障の有無を診断する。すなわち、診断準備プロセスでは同期補正部124に所定のシフト量を加算した同期補正を行わせるため、同期補正部124に故障が生じていなければ、当該ECU100の同期は、次のコミュニケーション・サイクルでシフト量相当分だけ逆方向に強制的にずらされることになる。そして、次のコミュニケーション・サイクルでは、補正量算出部122でこのずれを補正するための補正量が算出されることになる。したがって、判定プロセスでは、補正量算出部122でシフト量から推定される同期補正量が算出されるか否か、具体的には、例えば、補正量算出部122で算出された同期補正量がシフト量に応じたずれを補正するために所定の閾値を超えるような大きな値となっているか否か、或いは、診断準備プロセスにおいて同期補正量に加算したシフト量の符号とは逆の符号の同期補正量が算出されているか否かなどを確認することで、同期補正部124に故障が生じているか否かを診断することが可能となる。
ここで、診断準備プロセスにおいて補正量算出部122で算出された同期補正量に加算するシフト量は、当該シフト量を加算した同期補正を行うことで境界違反が発生することがないように、補正量算出部122で定常的に算出される同期補正量の定常値と、予め定められた同期補正量の最大許容値、すなわち上述した補正値リミッタの値とに基づいて設定される。具体的には、例えば、過去に補正量算出部122で算出された同期補正量を記憶しておいて、その最大値もしくは平均値を同期補正量の定常値として求め、この求めた定常値を補正値リミッタの値から減算して得られる値をシフト量とする。
また、同期補正部124の故障をより確実に診断するためには、シフト量は正の値と負の値とが交互に設定されるようにし、補正量算出部122で算出された同期補正量に正の値のシフト量を加算して行う故障診断と、補正量算出部122で算出された同期補正量に負の値のシフト量を加算して行う故障診断とを交互に繰り返して行うようにすることが望ましい。なお、故障診断部125が同期補正部124の故障診断を行うタイミングは特に限定されないが、例えば、ネットワーク確立後の初期診断時や、いずれかのECU100で境界違反のエラーが発生したとき、ネットワークの異常を診断するための所定の診断機からコマンドを受けたときなどが考えられる。
ここで、故障診断部125により実施される診断準備プロセスの一連の処理の流れについて、図10のフローチャートを参照して説明する。なお、本例は、補正量算出部122で算出された同期補正量の最大値を補正値リミッタの値から減算して得られる値をシフト量として設定する場合の例である。
故障診断部125は、診断準備プロセスを開始すると、まず、ステップS101において、通信が正常に行われている状態で補正量算出部122により算出された過去の同期補正量の最大値(デフォルト値は0)と、補正量算出部122で算出された現在の同期補正量とを比較する。そして、現在の同期補正量の絶対値が過去の同期補正量の最大値よりも大きな値である場合には、ステップS102において、同期補正量の最大値を現在の同期補正量の値で更新し、現在の同期補正量の絶対値が過去の同期補正量の最大値以下であれば、過去の同期補正量の最大値をそのまま同期補正量の最大値として維持する。故障診断部125では、診断準備プロセスを実施するたびに以上の処理を繰り返すことで、同期補正量の最大値を最新の値で更新できるようにしている。
次に、故障診断部125は、ステップS103において、同期補正量の最大許容値である補正値リミッタの値から上述した同期補正量の最大値を減算することで、シフト量を求める。
次に、故障診断部125は、ステップS104において、同期補正量に加算するシフト量の正負が前回の診断時とは逆になるように、シフト量の正負の符号を決定する。そして、ステップS105において、ステップS103で求めたシフト量にステップS104で決定した符合を掛け合わせて診断に用いる最終的なシフト量を算出し、ステップS106において、ステップS105で算出した最終的なシフト量を補正量算出部122で算出された現在の同期補正量に加算して、このシフト量を加算した同期補正量に基づいて、同期補正部124に同期補正を行わせる。
次に、故障診断部125により実施される判定プロセスの一連の処理の流れについて、図11のフローチャートを参照して説明する。なお、本例は、診断準備プロセスにおいて同期補正量に加算したシフト量の符号とは逆の符号の同期補正量が算出されているか否かを確認することで、同期補正部124の故障を診断する場合の例である。
故障診断部125は、判定プロセスを開始すると、まず、ステップS201において、補正量算出部122により算出された現在の同期補正量に、診断準備プロセスのステップS105でシフト量に掛け合わせた診断符号を掛け合わせて、故障判定値を算出する。ここで、同期補正部124に故障が発生しておらず正常に動作していれば、シフト量を打ち消す方向の同期補正量、つまり、診断符号とは逆の符号の同期補正量が算出されて、故障判定値は負の値となるはずである。
そこで、故障診断部125は、次のステップ202において、ステップS201で算出した故障判定値が負の値となっているか否かを確認し、故障判定値が負の値となっていれば、ステップS203において故障診断部125は正常に機能していると判断して、ステップS204においてエラーカウンタを0にクリアした後、判定プロセスを終了する。
一方、故障判定値が正の値となっている場合には、故障診断部125は、ステップS205においてエラーカウンタのインクリメントを行い、ステップS206において、エラーカウンタの値が予め定めた故障判定リミッタ値に達したか否かを判定する。そして、故障診断部125は、エラーカウンタの値が故障判定リミッタ値に達していなければ、ステップS207において同期補正部124の故障診断中として判定プロセスを終了し、エラーカウンタの値が故障判定リミッタ値に達していれば、ステップS208において同期補正部124に故障が発生していると断定して、例えばホストCPUなどにその旨の情報を伝達して、判定プロセスを終了する。
以上、具体的な例を挙げて詳細に説明したように、本実施形態の通信ネットワークシステムによれば、ネットワークのノードとして接続される各ECU1〜9が、コミュニケーション・コントローラ102で実行される同期補正の機能に故障診断の機能を付加して、同期補正機能に故障が発生したときには、その故障を迅速且つ的確に検出できるようにしているので、同期補正機能に故障が発生しているECUが放置されることに起因して、他のECU全てに境界違反のエラーが発生してネットワーク全体に悪影響を及ぼすといった不都合を未然に防止することができ、適切な通信を継続的に行うことができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態の通信ネットワークシステムは、図12に示すように、ネットワーク全体が、ゲートウェイ20を介して接続された第1サブネットワーク21と第2サブネットワーク22とから構成され、これら第1サブネットワーク21に属するECU1〜5と、第2サブネットワーク22に属するECU6〜9とが、外部同期機能によって互いに同期をとりながら、第1の実施形態で説明したFlexRayプロトコルに従った通信を行うものである。なお、外部同期の方法としては様々な方法が採用可能であるが、本実施形態における外部同期の方法は、第1サブネットワーク21をマスタネットワークとして、第2サブネットワーク22が第1サブネットワーク21に同期を合わせるものとする。
本実施形態の通信ネットワークシステムにおいて、第1サブネットワーク21と第2サブネットワーク22とを接続するゲートウェイ20は、マスタネットワークである第1サブネットワーク21に対する第2サブネットワーク22の同期ずれを外部同期補正値として算出する。そして、ゲートウェイ20は、この外部同期補正値を第2サブネットワーク22に属する各ECU6〜9に通知する。
第2サブネットワーク22に属する各ECU6〜9は、第1の実施形態で説明したECU100と同一の構成を有し、コミュニケーション・コントローラ102のクロック同期回路113で実現される同期補正機能で外部同期も行う点が、第1の実施形態とは異なる。具体的には、第2サブネットワーク22に属する各ECU6〜9では、図7に示した補正量算出部122が、誤差検出部121で検出された誤差をもとにFTMアルゴリズムを用いて算出したサブネットワーク内同期補正値に、ゲートウェイ20から通知された外部同期補正値を加算して、最終的な同期補正量を算出するようにしている。そして、同期補正部124が、このサブネットワーク内同期補正値に外部同期補正値を加算して求めた同期補正量に基づいて、第1サブネットワーク21も含めたネットワーク全体に対しての同期補正を行うようにしている。
また、第2サブネットワーク22に属する各ECU6〜9では、図7に示した故障診断部125が、診断準備プロセスにおいて、サブネットワーク内同期補正値に外部同期補正値を加算して求めた同期補正量に所定のシフト量を加算して、同期補正部124に当該シフト量を加算した同期補正量に基づいた同期補正を行わせるようにしている。なお、判定プロセスは、第1の実施形態と共通である。また、第1サブネットワーク21に属する各ECU1〜5は、故障診断部125で実施する診断準備プロセスも含め、全て第1の実施形態と共通である。
以上のように、本実施形態の通信ネットワークシステムでは、第1サブネットワーク21に従属する第2サブネットワーク22の各ECU6〜9が、外部同期も含めたネットワーク全体での同期補正を行いながら、その同期補正機能の故障診断も行うようにしているので、第1の実施形態と同様に、同期補正機能に故障が発生したときにその故障を迅速且つ的確に検出することが可能で、同期補正機能に故障が発生しているECUが放置されることに起因して、他のECU全てに境界違反のエラーが発生してネットワーク全体に悪影響を及ぼすといった不都合を未然に防止することができ、適切な通信を継続的に行うことができる。
なお、以上説明した通信ネットワークシステムは本発明の一適用例を例示したものであり、本発明の技術的範囲は、以上の説明で開示した内容に限定されるものではなく、これらの開示から容易に導き得る様々な代替技術も含まれることは勿論である。例えば、上述した通信ネットワークシステムでは、ネットワークトポロジとしてバス型を採用しているが、バス型以外にもスター型やバス型とスター型とのハイブリッドなど、様々なトポロジが採用可能である。また、本発明は、通信プロトコルにFlexRayプロトコルを採用した通信ネットワークシステムに限らず、FlexRayプロトコルと同様の手法でノードの同期補正を行う他のプロトコルを採用した通信ネットワークシステムに対しても、有効に適用可能である。
本発明の第1の実施形態としての通信ネットワークシステムの全体構成を示す図である。 FlexRayプロトコルにおけるデータ転送の仕組みを説明する図である。 FlexRayプロトコルにおけるフレーム・フォーマットを示す図である。 スロット境界との間に余裕を持たせた状態でスロット内でフレームを送信する様子を示す図である。 ネットワークのノードとして接続される各ECUのハード的な内部構成を示す図である。 各ECUが備えるコミュニケーション・コントローラの機能ブロック図である。 コミュニケーション・コントローラのクロック同期回路で実現される同期補正機能の詳細な機能構成を示す図である。 FTMアルゴリズムを用いて同期補正量を算出する手法を説明する図である。 ネットワークのノードとして接続されるECUの同期補正機能に故障が発生した場合の影響を説明する図であり、(a)は同期補正機能が正常に動作している場合の通信の様子を示す図、(b)はECU1の同期補正機能に故障が発生した場合の通信の様子を示す図である。 各ECUの故障診断部により実施される診断準備プロセスの一連の処理の流れを示すフローチャートである。 各ECUの故障診断部により実施される判定プロセスの一連の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態としての通信ネットワークシステムの全体構成を示す図である。
符号の説明
1〜9 ECU
10 FlexRayバス
101 ホストCPU
102 コミュニケーション・コントローラ
103 バス・ドライバ
113 クロック同期回路
121 誤差検出部
122 補正量算出部
123 同期エラー判定部
124 同期補正部
125 故障診断部

Claims (5)

  1. ネットワーク上の各ノードが他のノードとの間で同期をとって通信を行う同期型の通信ネットワークシステムにおいて、
    前記ネットワーク上の各ノードが、
    他のノードとの間でのフレーム送受信タイミングの誤差を検出する誤差検出手段と、
    前記誤差検出手段で検出された誤差に基づいて、自ノードの同期補正量を算出する補正量算出手段と、
    前記補正量算出手段で算出された同期補正量に基づいて、自ノードのフレーム送受信タイミングを調整する同期補正手段と、
    前記補正量算出手段で算出された同期補正量に所定のシフト量を加算して、前記同期補正手段に当該シフト量を加算した同期補正量に基づいた同期補正を行わせ、次の通信サイクルにおいて前記補正量算出手段で算出される同期補正量が前記シフト量から推定される値となっているか否かによって、前記同期補正手段の故障の有無を診断する故障診断手段とを備えることを特徴とする通信ネットワークシステム。
  2. 前記故障診断手段は、前記補正量算出手段で算出された同期補正量に正の値のシフト量を加算して行う故障診断と、前記補正量算出手段で算出された同期補正量に負の値のシフト量を加算して行う故障診断とを交互に繰り返して行うことを特徴とする請求項1に記載の通信ネットワークシステム。
  3. 前記故障診断手段は、前記補正量算出手段で定常的に算出される同期補正量の定常値と予め定められた同期補正量の最大許容値とに基づいて、前記シフト量を設定することを特徴とする請求項1に記載の通信ネットワークシステム。
  4. 前記ネットワークが、ゲートウェイを介して接続された複数のサブネットワークから構成され、
    各サブネットワーク上の各ノードの前記補正量算出手段は、前記誤差検出手段で検出された誤差と、前記ゲートウェイによって算出された複数サブネットワーク間の同期ずれを補正するための外部補正量とに基づいて、自ノードの同期補正量を算出することを特徴とする請求項1に記載の通信ネットワークシステム。
  5. ネットワーク上の各ノードが他のノードとの間で同期をとって通信を行う同期型の通信ネットワークシステムにおける各ノードの同期補正機能に故障が生じているか否かを診断する故障診断方法において、
    前記各ノードの同期補正機能は、他のノードとの間でのフレーム送受信タイミングの誤差を検出して、当該誤差に基づいて自ノードの同期補正量を算出し、当該同期補正量に基づいて自ノードのフレーム送受信タイミングを調整するものであり、
    前記同期補正量に所定のシフト量を加算して、当該シフト量を加算した同期補正量に基づく同期補正の結果、次の通信サイクルにおいて算出される同期補正量が前記シフト量から推定される値となっているか否かによって、同期補正機能の故障の有無を診断することを特徴とする同期補正機能の故障診断方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101941439A (zh) * 2010-09-25 2011-01-12 重庆长安汽车股份有限公司 一种用于混合动力汽车的避免并发性故障的控制系统故障诊断方法

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