JP2008021599A - Rotating type-operation device, and switch - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電力送配電系統に用いられている開閉器を駆動する回転型操作装置及び開閉器に関するものである。 The present invention relates to a rotary operation device and a switch for driving a switch used in a power transmission / distribution system.
従来の開閉器を駆動する回転型操作装置は、中心部に永久磁石による磁極を有し、その両側に投入用と遮断用の電磁コイルを有した固定鉄心と、2個の突起部を有した回転鉄心とから構成されている。回転鉄心は固定鉄心の内側に配置され、固定鉄心の端部と回転鉄心の突起部とが連結することにより、回転鉄心が一定角度範囲で回転可能となるように回転運動が制限されている。開閉器を遮断状態にする位置に回転鉄心がある時、投入用コイルを励磁することにより、回転鉄心を保持していた磁力が低下するとともに、開閉器と回転型操作装置の間に設けたばねの復元力により、開閉器を投入状態にする位置へと回転鉄心を回転移動する。一方、開閉器を投入状態にする位置に回転鉄心がある時、遮断用コイルを励磁することにより、回転鉄心を保持していた磁力が低下するとともに、開閉器と回転型操作装置の間に設けたばねの復元力により、開閉器を遮断状態にする位置へと回転鉄心を回転移動する。このように、ばねの復元力と磁力の制御により、遮断状態と投入状態の2つの状態を切り替えることができるようになっていた(例えば特許文献1参照)。 A conventional rotary operation device for driving a switch has a fixed magnetic core having a magnetic pole made of a permanent magnet at the center, and electromagnetic coils for making and breaking on both sides, and two protrusions. It consists of a rotating iron core. The rotating iron core is disposed inside the fixed iron core, and the rotational movement is limited so that the rotating iron core can be rotated within a certain angle range by connecting the end of the fixed iron core and the protruding portion of the rotating iron core. When the rotary core is in the position where the switch is shut off, energizing the closing coil reduces the magnetic force that holds the rotary core, and the spring provided between the switch and the rotary operating device With the restoring force, the rotary iron core is rotated and moved to the position where the switch is put into the closing state. On the other hand, when the rotary iron core is in the position where the switch is turned on, the magnetic force that holds the rotary iron core is reduced by exciting the interrupting coil, and it is provided between the switch and the rotary operating device. With the restoring force of the spring, the rotating iron core is rotated to a position where the switch is shut off. As described above, the two states of the shut-off state and the closing state can be switched by controlling the restoring force and magnetic force of the spring (see, for example, Patent Document 1).
従来の回転型操作装置は以上のように構成されていたので、回転型操作としてとりうる状態が、遮断状態と投入状態の2つの状態しかなかった。この為、回転型操作装置によって駆動される開閉器が例えば、遮断状態、投入状態、及び接地状態の3つの状態を取りうる場合に、これら3つの状態の間で切り替え動作を行うことができなかった。 Since the conventional rotary operation device is configured as described above, there are only two states that can be taken as the rotary operation, that is, a shut-off state and a closing state. For this reason, when the switch driven by the rotary operation device can take, for example, three states of a shut-off state, a closing state, and a grounding state, the switching operation cannot be performed between these three states. It was.
また、従来の回転型操作装置は回転鉄心の回転動作を行う際にばねの利用が不可欠であり、その分回転型操作装置の構造が複雑になるという問題点もあった。 In addition, the conventional rotary operation device requires the use of a spring when rotating the rotary iron core, and the structure of the rotary operation device is complicated accordingly.
本発明は係る課題を解決するためになされたものであり、3つ以上の異なる位置に回転鉄心を保持することができるとともに、ばねを使用せずに回転鉄心の回転動作を行うことができる回転型操作装置及び開閉器を得ることを目的とする。 The present invention has been made in order to solve the problem, and can rotate the rotating core without using a spring while holding the rotating core at three or more different positions. An object is to obtain a mold operating device and a switch.
本発明に係る回転型操作装置は、周方向に所定間隔をおいて配置された3つ以上のコイルと、コイル間にそれぞれ設けられた永久磁石とを有する固定鉄心と、この固定鉄心の内側に回転可能に設けられた回転鉄心を備え、一つまたは複数個のコイルを励磁することによりコイルが作る磁束と永久磁石とが作る磁束の磁気作用により回転鉄心をコイルの位置に順次移動し、且つ該移動位置に保持するようにしたものである。 A rotary operating device according to the present invention includes a fixed iron core having three or more coils arranged at predetermined intervals in the circumferential direction and permanent magnets provided between the coils, and an inner side of the fixed iron core. A rotating iron core that is rotatably provided, and sequentially moving the rotating iron core to the position of the coil by the magnetic action of the magnetic flux produced by the coil and the permanent magnet by exciting one or more coils; and The moving position is held.
また、本発明に係る回転型操作装置は、周方向に所定間隔をおいて配置された3つ以上のコイルを有する固定鉄心と、この固定鉄心の内側に回転可能に設けられ、外周に永久磁石を有する回転鉄心を備え、一つまたは複数個のコイルを励磁することによりコイルが作る磁束と永久磁石とが作る磁束の磁気作用により回転鉄心をコイルの位置に順次移動し、且つ該移動位置に保持するようにしたものである。 In addition, the rotary operation device according to the present invention includes a fixed iron core having three or more coils arranged at a predetermined interval in the circumferential direction, and is provided rotatably inside the fixed iron core, and has a permanent magnet on the outer periphery. The rotating iron core is sequentially moved to the position of the coil by the magnetic action of the magnetic flux generated by the coil and the permanent magnet by exciting one or a plurality of coils, and is moved to the moving position. It is intended to be retained.
本発明によれば、ばねを使わずに永久磁石とコイルによる磁気作用のみで、回転鉄心を回転移動させて、回転鉄心を3つ以上の異なる位置に安定して保持することができる。これにより、より簡単な機構で、高信頼性を有し、適用範囲の広い回転型操作装置を実現することができる。 According to the present invention, it is possible to stably hold the rotating iron core at three or more different positions by rotating the rotating iron core only by the magnetic action of the permanent magnet and the coil without using a spring. Thereby, it is possible to realize a rotary operation device having a simpler mechanism, high reliability, and a wide application range.
実施の形態1.
本発明の実施の形態1による回転型操作装置を図に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態1による回転型操作装置の構成を示す図である。回転型操作装置100は固定鉄心101と、固定鉄心101の内側に配置された回転鉄心102からなる。固定鉄心101は同一形状の固定鉄心101aと固定鉄心101bから構成され、いずれも扇形形状の凹部を有し、磁気ギャップ103を介して対面して配置されている。回転鉄心102は扇形形状の凹部を有した同一形状の回転鉄心102a及び回転鉄心102bから構成され、回転鉄心102aと回転鉄心102bは固定鉄心100の内側の回転中心104を軸として点対称に結合している。回転鉄心102は固定鉄心101の内側の凹部内を回転中心104を軸にして一体として回転できるようになっている。
A rotary operation device according to
固定鉄心101aの回りには、第1のコイル105a、第2のコイル106a及び第3のコイル107aと、第1の永久磁石108a及び第2の永久磁石109aが、コイルと永久磁石が交互の位置になるように設置されている。第1の永久磁石108aは回転中心104に面する側がN極であり、第2の永久磁石109aは回転中心104に面する側がS極である。また、回転鉄心102aは周方向に凹形状部110a、111aを有し、固定鉄心101aは半径方向に凹形状部112a、113aを有している。
Around the fixed
回転鉄心102aの回転領域は、固定鉄心101a内側の扇形形状の凹部内に制限される。ここで、回転鉄心102aが凹形状部112aに対面する位置を第1の位置、第2のコイル106aに対面する位置を第2の位置、及び凹形状部113aに対面する位置を第3の位置ということにする。図1は回転鉄心102aが第1の位置に保持されている状態を示したものである。
The rotation area of the
なお、固定鉄心101bに設けた第1のコイル105b、第2のコイル106b及び第3のコイル107bと、第1の永久磁石108b及び第2の永久磁石109b、回転鉄心102bに設けた凹形状部110b、111bについても同様な構成であるので説明を省略する。
The
次に固定鉄心101a内側の回転鉄心102aの回転動作について説明する。固定鉄心101b内側の回転鉄心102bの回転動作については同様であるので説明を省略する。まず、回転鉄心102aは第1の永久磁石108aが作る磁束ΦPM1により第1の位置に保持された状態にあるとする。なお、この状態においては、第1のコイル105a、第2のコイル106a及び第3のコイル107aはいずれも励磁されていない。
Next, the rotation operation of the rotating
回転鉄心102aを第1の位置から第2の位置に移動させるためには、第2のコイル106aを励磁する。第2のコイル106aを励磁すると、第1のコイル105a内部の固定鉄心101a及び第2のコイル106a内部と回転鉄心102aとを周回する磁束Φcoil2Aが磁束ΦPM1を打ち消す方向に発生するとともに、第2のコイル106a内部の固定鉄心101aと回転鉄心102aとを周回する磁束Φcoil2Bが磁束Φcoil2Aと同方向に発生する。この時、磁束Φcoil2BがΦPM1−Φcoil2A<Φcoil2Bの関係式を満たすように第2のコイル106aを励磁すれば、回転鉄心102aは第2の位置の方向に回転する。回転鉄心102aが第1の位置から離れると、磁束ΦPM1が減少し、回転鉄心102aを第1の位置に戻そうとする吸引力は低下する。なお、磁束Φcoil2Bの方向は第1の永久磁石108a及び第2の永久磁石109aの磁化の方向と同じであるので、永久磁石を減磁することはない。
In order to move the rotating
図2は回転鉄心102aが第2の位置に移動した状態を示す図である。回転鉄心102aが第2の位置の位置に移動すると、前述の磁束Φcoil2Bのほかに、第1の永久磁石108a及び第2の永久磁石109aによる磁束ΦPM12が作用する。磁束ΦPM12は磁束Φcoil2Bと同一経路を同方向であるので、回転鉄心102aを第2の位置に吸引する力が作用する。また、回転鉄心102aが第2の位置を行き過ぎると磁束ΦPM12により戻され、ある時間振動した後に第2の位置に静止するが、回転鉄心に設けた凹形状部110a、111aにより第2の位置の位置に保持するための吸引力を増加させることができるので、回転鉄心102aの振動運動を抑制することができる。
FIG. 2 is a diagram illustrating a state in which the rotating
回転鉄心102aが第2の位置に静止した状態で第2のコイル106aの励磁を止めても磁束ΦPM12は残留し続けるので、磁束ΦPM12の吸引力のみで回転鉄心102aを第2の位置に保持した状態を保つことができる。
Since the
なお、回転鉄心102aを第1の位置から第2の位置に移動させる際に第2のコイル106aのみ励磁したが、第2のコイル106aと第3のコイル107aを同時に励磁するようにしてもよい。この場合、第3のコイル107aが作る磁束が大きすぎると回転鉄心102aは第3の位置まで到達してしまうが、これを防ぐには第2、3のコイル106a、107aを励磁するタイミングに時間的に遅れたタイミングで第1のコイル105aをも励磁すればよい。
Note that only the
次に、第2の位置から第3の位置へ回転鉄心102aを移動させるについて引き続き図2を使って説明する。図2において、回転鉄心102aは第1の永久磁石108aと第2の永久磁石109aがつくる磁束ΦPM12により第2の位置で保持されている。この状態では第1、第2、及び第3のコイル105a、106a、107aはいずれも励磁されていない。この状態で第3のコイル107aを励磁すると、第2、第3のコイル106a、107a内部及び第3の位置部分の固定鉄心101aと回転鉄心102aとを周回する磁束Φcoil3Aが磁束ΦPM12を打ち消す方向に発生し、第3のコイル107a内部及び第3の位置部分の固定鉄心101aと回転鉄心102aとを周回する磁束Φcoil3Bが磁束Φcoil3Aと同方向に発生する。
Next, the movement of the rotating
従って、回転鉄心102aを第2の位置に保持しようとする吸引力よりも磁束Φcoil3A+Φcoil3Bによる回転鉄心102aを第3の位置へと回転移動させる吸引力が大きくなるので、回転鉄心102aは第3の位置方向へ回転する。回転鉄心102aが第3の位置に到達すると、第2の永久磁石109aと固定鉄心101aと回転鉄心102aを周回する磁束ΦPM2によって、回転鉄心102aは第3の位置に保持される。回転鉄心102aが第3の位置に静止した状態で第3のコイル107aの励磁を止めても磁束ΦPM2は残留し続けるので、磁束ΦPM2の吸引力のみで回転鉄心102aを第3の位置に保持した状態を保つことができる。
Accordingly, since the attractive force for rotating the
このように、第1のコイル105a、第2のコイル106a、及び第3のコイル107aの励磁を制御することにより、回転鉄心102aを第1の位置、第2の位置、及び第3の位置へと順次移動させることができる。なお、回転鉄心102aを第3の位置から第2の位置、第1の位置へと順次移動させる場合は前述した手順と逆の手順を行なえばよい。
Thus, by controlling the excitation of the
以上のように実施の形態1による回転型操作装置は、ばねを使わずに永久磁石とコイルによる磁気作用のみで、回転鉄心を回転移動させることができ、また、回転鉄心を3つの異なる位置に安定して保持することができる。これにより、より簡単な機構で、高信頼性を有し、適用範囲の広い回転型操作装置を実現することができる。 As described above, the rotary operating device according to the first embodiment can rotate and rotate the rotating iron core only by the magnetic action of the permanent magnet and the coil without using the spring, and the rotating iron core can be moved to three different positions. It can be held stably. Thereby, it is possible to realize a rotary operation device having a simpler mechanism, high reliability, and a wide application range.
なお、前述の説明では固定鉄心が2つの永久磁石及び3つのコイルを有する構成を示したが、固定鉄心が有する永久磁石の個数を3個以上の個数にし、固定鉄心が有するコイルの個数を4個以上の個数にして、回転鉄心が4つ以上の位置で保持できるようにしても良い。 In the above description, the fixed iron core has two permanent magnets and three coils. However, the fixed iron core has three or more permanent magnets, and the fixed iron core has four coils. You may make it the number of pieces or more and can hold | maintain a rotating iron core in four or more positions.
実施の形態2.
本発明の実施の形態2による回転型操作装置を図に基づいて説明する。図3は本発明の実施の形態2による回転型操作装置の構成を示す図である。図3において、図1における部分と同一もしくは対応する部分には同一符号を付し説明を省略する。実施の形態1による回転型操作装置100が固定鉄心101a、101bに第1の永久磁石108a、108bと第2の永久磁石109a、109bを有していたのに対して、実施の形態2による回転型操作装置200は回転鉄心102a、102bにのみ永久磁石201a、201bを有している点が異なっている。永久磁石201aは回転鉄心102aに設けられた凹形状部110aと凹形状部111aの中間に、固定鉄心101aに対面するように配置されている。永久磁石201aは回転中心104に面する側がN極である。永久磁石201bも同様に回転鉄心102bに配置されている。
Embodiment 2. FIG.
A rotary operation device according to Embodiment 2 of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 3 is a diagram showing the configuration of the rotary operation device according to the second embodiment of the present invention. 3, parts that are the same as or correspond to those in FIG. 1 are given the same reference numerals, and descriptions thereof are omitted. The
次に固定鉄心101a内側の回転鉄心102aの回転動作について説明する。固定鉄心101b内側の回転鉄心102bの回転動作については同様であるので説明を省略する。まず、回転鉄心102aは永久磁石201aが作る磁束ΦPMAにより第1の位置に保持された状態にあるとする。なお、この状態においては、第1のコイル105a、第2のコイル106a及び第3のコイル107aはいずれも励磁されていない。
Next, the rotation operation of the
回転鉄心102aを第1の位置から第2の位置に移動させるためには、第2のコイル106aを励磁する。第2のコイル106aを励磁すると、第1のコイル105a内部の固定鉄心101a及び第2のコイル106a内部と回転鉄心102aとを周回する磁束Φcoil2Aが磁束ΦPMAを打ち消す方向に発生するとともに、第2のコイル106a内部の固定鉄心101aと回転鉄心102aとを周回する磁束Φcoil2Bが磁束Φcoil2Aと同方向に発生する。この時、磁束Φcoil2BがΦPMA−Φcoil2A<Φcoil2Bの関係式を満たすように第2のコイル106aを励磁すれば、回転鉄心102aは第2の位置の方向に回転する。回転鉄心102aが第1の位置から離れると、磁束ΦPMAが減少し、回転鉄心102aを第1の位置に戻そうとする磁束ΦPMAによる吸引力は低下する。なお、磁束Φcoil2Bの方向は永久磁石201aの磁化の方向と同じであるので、永久磁石を減磁することはない。
In order to move the
図4は回転鉄心102aが第2の位置に移動した状態を示す図である。回転鉄心102aが第2の位置の位置に移動すると、前述の磁束Φcoil2Bのほかに、第2のコイル106内部の固定鉄心101aと回転鉄心102aとを周回する磁束ΦPMBが発生する。磁束ΦPMBは磁束Φcoil2Bと同一経路を同方向であるので、回転鉄心102aを第2の位置に吸引する力が作用する。また、回転鉄心102aが第2の位置を行き過ぎると磁束ΦPMBにより戻され、ある時間振動した後に第2の位置に静止するが、回転鉄心に設けた凹形状部110a、111aにより第2の位置の位置に保持するための吸引力を増加させることができるので、回転鉄心102aの振動運動を抑制することができる。
FIG. 4 is a view showing a state in which the
回転鉄心102aが第2の位置に静止した状態で第2のコイル106aの励磁を止めても磁束ΦPMBは残留し続けるので、磁束ΦPMBの吸引力のみで回転鉄心102aを第2の位置に保持した状態を保つことができる。
Since the
なお、回転鉄心102aを第1の位置から第2の位置に移動させる際に第2のコイル106aのみ励磁したが、第2のコイル106aと第3のコイル107aを同時に励磁するようにしてもよい。この場合、第3のコイル107aが作る磁束が大きすぎると回転鉄心102aは第3の位置まで到達してしまうが、これを防ぐには第2、3のコイル106a、107aを励磁するタイミングに時間的に遅れたタイミングで第1のコイル105aをも励磁すればよい。
Note that only the
次に、第2の位置から第3の位置へ回転鉄心102aを移動させるについて引き続き図4を使って説明する。図4において、回転鉄心102aは永久磁石201aがつくる第2のコイル106a内部の固定鉄心101aと回転鉄心102aを周回する磁束ΦPMBにより第2の位置で保持されている。この状態では第1、第2、及び第3のコイル105a、106a、107aはいずれも励磁されていない。この状態で第3のコイル107aを励磁すると、第2、第3のコイル106a、107a内部及び第3の位置部分の固定鉄心101aと回転鉄心102aとを周回する磁束Φcoil3Aが磁束ΦPMBを打ち消す方向に発生し、第3のコイル107a内部及び第3の位置部分の固定鉄心101aと回転鉄心102aとを周回する磁束Φcoil3Bが磁束Φcoil3Aと同方向に発生する。
Next, the movement of the
従って、回転鉄心102aを第2の位置に保持しようとする吸引力よりも磁束Φcoil3A+Φcoil3Bによる回転鉄心102aを第3の位置へと回転移動させる吸引力が大きくなるので、回転鉄心102aは第3の位置方向へ回転する。回転鉄心102aが第3の位置に到達すると、永久磁石201aと第3のコイル107a内部の固定鉄心101aと回転鉄心102aを周回する磁束ΦPMC(図示していない)によって、回転鉄心102aは第3の位置に保持される。回転鉄心102aが第3の位置に静止した状態で第3のコイル107aの励磁を止めても磁束ΦPMCは残留し続けるので、磁束ΦPMCの吸引力のみで回転鉄心102aを第3の位置に保持した状態を保つことができる。
Accordingly, since the attractive force for rotating the
このように、第1のコイル105a、第2のコイル106a、及び第3のコイル107aの励磁を制御することにより、回転鉄心102aを第1の位置、第2の位置、及び第3の位置へと順次移動させることができる。なお、回転鉄心102aを第3の位置から第2の位置、第1の位置へと順次移動させる場合は前述した手順と逆の手順を行なえばよい。
Thus, by controlling the excitation of the
以上のように実施の形態2による回転型操作装置は、ばねを使わずに永久磁石とコイルによる磁気作用のみで、回転鉄心を回転移動させることができ、また、回転鉄心を3つの異なる位置に安定して保持することができる。また、実施の形態1による回転型操作装置の場合よりも必要な永久磁石の個数を減らすことができるので、より低コストで回転型操作装置を実現することができる。 As described above, the rotary operating device according to the second embodiment can rotate and rotate the rotating iron core only by the magnetic action of the permanent magnet and the coil without using the spring, and the rotating iron core can be moved to three different positions. It can be held stably. Further, since the number of necessary permanent magnets can be reduced as compared with the rotary operation device according to the first embodiment, the rotary operation device can be realized at a lower cost.
なお、前述の説明では固定鉄心が3つのコイルを有する構成を示したが、固定鉄心が有するコイルの個数を4個以上の個数にして、回転鉄心が4つ以上の位置で保持できるようにしても良い。 In the above description, the structure in which the fixed iron core has three coils is shown. However, the number of coils in the fixed iron core is set to four or more so that the rotating iron core can be held at four or more positions. Also good.
なお、前述の説明では回転鉄心102aに凹形状部110aと凹形状部111aを設けたが、これに加えて固定鉄心101aのコイル105aとコイル106aの間の部分、及び固定鉄心101aのコイル106aとコイル107aの間の部分に、それぞれ凹形状部を設けるようにしてもよい。これにより、回転鉄心を保持する吸引力をさらに増大させることができる。
In the above description, the
実施の形態3.
本発明の実施の形態3による回転型操作装置を図5に基づいて説明する。実施の形態3による回転型操作装置500は、実施の形態1による回転型操作装置100の回転中心104に回転軸501を取り付け、半径R1の円形形状の回転盤502を回転軸501に連結し、回転鉄心102に回転力を付与する作動機構として機能する補助ばね503及び補助ばね504を回転盤502に取り付けたものである。また、回転軸501の他端部分に回転盤505が連結されており、回転盤505には半径R2の回転導体506が連結されている。
Embodiment 3 FIG.
A rotary operation device according to Embodiment 3 of the present invention will be described with reference to FIG. A
次に動作について説明する。なお、図5において回転型操作装置500の詳細構造は省略して示しているが、前述した以外の部分の構造は図1と同様であるので、図1で用いた記号も使用して以下説明する。図5は回転鉄心102が第2の位置にある場合を示している。
Next, the operation will be described. Although the detailed structure of the
まず、回転鉄心102が第1の位置に位置しているとする。この時、補助ばね503が圧縮される。図6は第1の永久磁石108よる吸引力FPM1、第2の永久磁石109よる吸引力のFPM2、及び補助ばね503による反発力FSP1、補助ばね504による反発力FSP2とを回転鉄心102の位置に対して図示したものである。図6から明らかなように、回転鉄心102の位置が第1の位置にある状態では、固定鉄心101に設けた第1の永久磁石108による吸引力FPM1が圧縮した補助ばね503による反発力FSP1より大きいため、回転鉄心102が第1の位置に保持される。
First, it is assumed that the rotating iron core 102 is located at the first position. At this time, the
次に、実施の形態1で説明したように回転鉄心102を第2の位置に回転移動させると、回転盤502も連動して回転する。なお回転鉄心102の回転移動時には、補助ばね503の反発力が回転盤502を通して回転鉄心102に回転力を付与するので、回転鉄心102の回転運度の回転速度を大きくすることができる。
Next, as described in the first embodiment, when the rotary iron core 102 is rotationally moved to the second position, the
次に回転鉄心102を第3の位置に回転移動させると、回転盤502が連動して回転し、補助ばね504が圧縮される。図6に示すように、回転鉄心102の位置が第3の位置に近づくに従って補助ばね504による反発力FSP2が発生するが、回転鉄心102の位置がさらに第3の位置に近づくと、永久磁石よる吸引力FPM2の方が優勢になる。そして、回転鉄心102の位置が第3の位置にある状態では、固定鉄心101に設けた第2の永久磁石109による吸引力FPM2が圧縮した補助ばね504による反発力FSP2より大きいため、回転鉄心102が第3の位置に保持される。
Next, when the rotary iron core 102 is rotationally moved to the third position, the
回転盤505及び回転導体506は、回転盤502の回転移動に連動して回転軸501の回転運動に伴って回転する。この際、回転導体506に働くトルクは回転盤502の半径R1と回転導体506の半径R2の比(R2/R1)の値によって調整することができる。
The
また、回転鉄心102を第3の位置から第2の位置、第1の位置へと順次移動させる場合は上記の逆の手順を行なえばよく、回転鉄心102の回転運動に連動して、回転盤502、回転盤505、及び回転導体506が回転する。
In addition, when the rotary core 102 is sequentially moved from the third position to the second position and the first position, the reverse procedure described above may be performed, and in conjunction with the rotary motion of the rotary core 102, the
以上のように実施の形態3による回転型操作装置は半径が異なる円形形状の回転盤を複数個備え、前記回転盤の一端に補助ばねを取り付けたことにより、回転鉄心を回転移動させる時に補助ばねの復元力を利用できので、補助ばねが回転鉄心に回転力を付与する作動機構として作用し、回転鉄心の回転速度を大きくすることができる。また、半径R1とR2の比で回転導体506に働くトルクを調整することができる。
As described above, the rotary operating device according to the third embodiment includes a plurality of circular rotary discs having different radii, and the auxiliary spring is attached to one end of the rotary disc, so that the auxiliary spring is rotated when the rotary iron core is rotated. Therefore, the auxiliary spring acts as an operating mechanism for applying a rotational force to the rotating core, and the rotational speed of the rotating core can be increased. Further, the torque acting on the
なお、回転型操作装置100の代わりに実施の形態2による回転型操作装置200を用いて、回転型操作装置200に回転盤501、502を設けるようにしても良い。
Instead of the
また、回転鉄心に回転力を付与する作動機構として、補助ばねの代わりに油圧制御による機構を設けるようにしても良い。 Further, as an operating mechanism for applying a rotational force to the rotating iron core, a mechanism by hydraulic control may be provided instead of the auxiliary spring.
実施の形態4.
本発明の回転型操作装置を備えた開閉器を図7に基づいて説明する。実施の形態4による開閉器は実施の形態1による回転型操作装置100の回転中心の軸に連結して回転導体701と、固定導体702を設け、回転導体701が回転型操作装置100の回転鉄心の回転移動と一緒に回転中心の軸の回りに回転するようになっている。回転鉄心が第1の位置、第2の位置a、及び第3の位置に位置するときに、回転導体701が端子703、端子704、及び端子705にそれぞれ接触するようになっている。端子703は図示しない他の装置(装置Aとする)に接続されている。また、端子704には他の装置は接続されていない。また、端子705はアースに接続されている。一方、固定導体702は一端が回転中心の軸に固定され、他端が端子706に固定されている。端子706には図示しない他の装置(装置Bとする)が接続されている。
Embodiment 4 FIG.
A switch equipped with the rotary operation device of the present invention will be described with reference to FIG. The switch according to the fourth embodiment is connected to the rotation center shaft of the
次に動作について説明する。回転型操作装置100の回転鉄心が第3の位置に位置する時は、回転導体701と固定導体702を経由して端子705と端子706とを結合する信号経路を形成するので、端子706がアースされ、装置Bは接地状態になる。また、回転鉄心が第2の位置に位置する時は、回転導体701と固定導体702を経由して端子704と端子706とを結合する信号経路を形成するので、端子706は開放され、装置Bには信号が入力されず、遮断状態になる。一方、回転鉄心が第1の位置に位置する時は、回転導体701と固定導体702を経由して端子703と端子706とを結合する信号経路を形成するので、装置Aの信号が装置Bに入力され、装置Bは投入状態になる。
Next, the operation will be described. When the rotary iron core of the
このように、実施の形態4による開閉器は、回転型操作装置100の回転鉄心を回転移動させることにより、接地状態、遮断状態、及び投入状態の3つの状態を切り替えることができる。
As described above, the switch according to the fourth embodiment can switch between the three states of the grounding state, the shut-off state, and the closing state by rotating the rotary core of the
なお、回転型操作装置100の代わりに、実施の形態2による回転型操作装置200を用いるようにしても同様な動作をする開閉器を得ることができる。
Note that a switch that performs the same operation can be obtained by using the
100・・・・・・ 回転型操作装置
101・・・・・・ 固定鉄心
102・・・・・・ 回転鉄心
103・・・・・・ 磁気ギャップ
104・・・・・・ 回転中心
105・・・・・・ 第1のコイル
106・・・・・・ 第2のコイル
107・・・・・・ 第3のコイル
108・・・・・・ 第1の永久磁石
109・・・・・・ 第2の永久磁石
110、111、112、113・・ 凹形状部
100 ·············································································································· Magnetic core 104 ·············· First coil 106 Second coil 107 Third coil 108 First permanent magnet 109 First 2 permanent magnets 110, 111, 112, 113..
Claims (7)
前記コイルのうち一つ又は複数個のコイルを励磁することにより、前記コイルが作る磁束と永久磁石とが作る磁束の磁気作用により前記回転鉄心を前記コイルの位置に順次移動し、且つ該移動位置に保持することを特徴とする回転型操作装置。 A fixed iron core having three or more coils arranged at predetermined intervals in the circumferential direction and permanent magnets provided between the coils, and a rotary iron core provided rotatably inside the fixed iron core Prepared,
By exciting one or more of the coils, the rotating iron core is sequentially moved to the position of the coil by the magnetic action of the magnetic flux generated by the coil and the permanent magnet, and the moving position A rotary type operating device characterized by being held in the head.
前記コイルのうち一つ又は複数個のコイルを励磁することにより、前記コイルが作る磁束と永久磁石とが作る磁束の磁気作用により前記回転鉄心を前記コイルの位置に順次移動し、且つ該移動位置に保持することを特徴とする回転型操作装置。 A fixed iron core having three or more coils arranged at a predetermined interval in the circumferential direction, and a rotary iron core provided with a permanent magnet on the outer periphery thereof, provided rotatably inside the fixed iron core,
By exciting one or more of the coils, the rotating iron core is sequentially moved to the position of the coil by the magnetic action of the magnetic flux generated by the coil and the permanent magnet, and the moving position A rotary type operating device characterized by being held in the head.
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JP2006194251A JP2008021599A (en) | 2006-07-14 | 2006-07-14 | Rotating type-operation device, and switch |
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- 2006-07-14 JP JP2006194251A patent/JP2008021599A/en not_active Withdrawn
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