JP2008015728A - タッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置 - Google Patents

タッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008015728A
JP2008015728A JP2006185248A JP2006185248A JP2008015728A JP 2008015728 A JP2008015728 A JP 2008015728A JP 2006185248 A JP2006185248 A JP 2006185248A JP 2006185248 A JP2006185248 A JP 2006185248A JP 2008015728 A JP2008015728 A JP 2008015728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
touch panel
key
key matrix
input device
matrix
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006185248A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Fukuma
敏晴 福間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2006185248A priority Critical patent/JP2008015728A/ja
Publication of JP2008015728A publication Critical patent/JP2008015728A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

【課題】タッチパネルキーの押下時に他のタッチパネルキーが押下されているように見える不具合を解消することができる、タッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置を提供する。
【解決手段】駆動部28はキースキャン信号が入力されるトランジスタTrを順次駆動することにより、コラム線C0〜C5のいずれかに駆動信号を出力してアクティブにし、そのとき読取部29がロウ線R0〜R7の出力をキースキャン信号に同期して出力することにより、キーマトリクス23の全てのスイッチSの押下状態を読み出す。一方、ラッチ回路30は、少なくとも1キースキャンの間、タッチパネル駆動線L1、L2をアクティブにし、次のキースキャン周期でタッチパネル22のキー[A]、[B]、[C]、[D]のいずれかが押されたかどうかを読取部29で検出する。これにより、過渡現象の影響がなくすことができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、駆動線、リード線及び複数のスイッチから構成されるキーマトリクスのスイッチの一部がタッチパネルで置き換えられた、タッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置に関する。
コピー機能やファクシミリ機能を有するデジタル複合機は、ユーザがデジタル複合機を使用する際にデジタル複合機に対する動作指示や設定等の入力を行うための操作入力装置を備えている。この操作入力装置には、原稿の読取り開始を指示するためのスタートキー、ファクシミリ番号やコピー部数等を入力するためのテンキー、予め登録されたファクシミリ番号を指定するためのワンタッチキー等の多数のキーが配設されている。
図7は従来のキーマトリクスを用いた操作入力装置の構成を示す図であり、制御部からの定期的なキースキャンによって、送信時等におけるオペレータの各種キー入力操作が読み取られ、入力情報が制御部にて処理されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−239794号公報
この操作入力装置は、6×8のタクトスイッチSと駆動線(コラム線)C0〜C5及び読出し線(ロウ線)R0〜R7よりなるキーマトリクス41と、このキーマトリクス41を駆動する駆動部42、キーマトリクス41の出力を読み出す読取部43により構成されている。
キーマトリクス41のコラム線C0〜C5は駆動部42に接続され、ロウ線R0〜R7は、プルアップ抵抗r0〜r7を介して3.3Vの電源に接続されるとともに、読取部43に接続されている。
そして、駆動部42はメイン制御部が使用しているクロックを分周したクロックを1キースキャンのパルスとして使用しており、駆動部42はこのキースキャン信号が入力されるトランジスタTrにより順次コラム線C0〜C5のいずれかをアクティブにし、そのとき読取部43が、ロウ線R0〜R7の出力をキースキャン信号に同期して出力する。このように、コラム線C0〜C5から順次出力した所定の信号がロウ線R0〜R7から出力されるか否かを監視することにより、キーマトリクス41のタクトスイッチS、すなわち、全てのキーの押下状態を読み出すことができる。
なお、タクトスイッチの特性として最小印加電流が1mAとすると、印加電圧が3.3Vの場合、ロウ線R0〜R7のプルアップ抵抗r0〜r7の抵抗値は3.3kΩとなるが、マージンを考慮して2.2kΩ(印加電流1.5mA)程度を使用している。
一方、最近のデジタル複合機ではタッチパネルによる操作パネルを採用することも多くなっている。タッチパネルには、アナログ式とデジタル式があり、アナログ式は高価であるが、任意の位置情報を得ることができ、デジタル式は安価であるが、決められた位置情報しか得ることができない。
そして、LCDユニットを用いた表示装置に設けたタッチパネルとキーマトリクスを用いた入力装置とを操作パネルに搭載する場合、キーマトリクスのスイッチの一部をタッチパネルで置き換えることが考えられる。抵抗式と呼ばれるタッチパネルは、圧力により透明導電材料が接触して電流が流れる構造であり、原理的にはキーマトリクスで使われるタクトスイッチと変わりはない。したがって、タッチパネルをキーマトリクスに組み込むことができそうであるが、タッチパネルは透明導電材料層を用いているので抵抗が高く、タッチパネルのオン抵抗は最大5kΩである。
このため、図7に示すように、2.2kΩのプルアップ抵抗を備えたキーマトリクスのスイッチの一部をタッチパネルで置き換えると、タッチパネルのオン抵抗最大時には、ロウ線R0〜R7の電圧は2.29Vとなり、システムがLレベルと認識できなくなる。
したがって、図8に示すように、キーマトリクス41のタクトスイッチSの一部をタッチパネル44のキー[A]〜[D]に置き換えた操作パネルでは、PNP、NPNの抵抗内蔵型トランジスタTr1〜Tr4を付加してタッチパネルのオン抵抗の影響を低減することにより、タッチパネルのオン時にシステムがLレベルと認識できるようにしている。
上記のように、キーマトリクスのスイッチの一部をタッチパネルで置き換える場合、タッチパネルに抵抗内蔵型トランジスタを付加することによりタッチパネルのオン時にシステムがLレベルと認識できるようにしているが、タッチパネルのあるキーのオン時に他のキーが押下されているようにシステムに誤認識されることがある。
すなわち、デジタル式タッチパネルは、キーの大きさに比例して静電容量が増える傾向にあり、この静電容量が大きくなると、キースキャンを行う際にキー情報を得るために必要な時間が長く必要になる。複合機システムにおいては、一定間隔でキーのスキャンを行っており、このキースキャン時間が長くなると、システム全体のパフォーマンスが悪くなるので、キースキャン時間を長くすることができず、キースキャン時間を短くすると、タッチパネルキーの押下時に他のタッチパネルが押下されているように見える不具合が生じる。
図9は、図8の操作パネルのキースキャン時の動作波形を示す図であり、この図により上記の不具合について説明する。
駆動部42からのキースキャン動作の際のアクセス時間は図9(a)に示すように、約0.3μsecであり、読取部43の読み込みタイミングは図9(a)に示す駆動パルスa1の立ち上がりの時点である。そして、この時点で、例えば、タッチパネルキー[A]が押下されていると、図9(b)に示すように、NPNトランジスタTr1の入力端子x1がHレベルとなり、NPNトランジスタTr1がオンするため、図9(c)に示すように、NPNトランジスタTr1の出力端子x2はLレベルとなり、タッチパネルキー[A]のオンが読取部43により認識される。
このとき、タッチパネルキー[B]は押下されていないが、PNPトランジスタTr3の出力端子a2がHレベルになった際、タッチパネルキーの静電容量による過渡現象として、図9(d)に示すように、一時的にNPNトランジスタTr2の入力端子y1に電圧が現れる。そのため、NPNトランジスタTr2の出力端子y2がLレベルとなるので、読取部43側からみてタッチパネルキー[A]、[B]両方が押下されているように見える不具合が発生する。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、タッチパネルキーの押下時に他のタッチパネルキーが押下されているように見える不具合を解消することができる、タッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1に係る発明のタッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置は、駆動線、リード線及び複数のスイッチから構成され、一定のキースキャン周期で順次スイッチの状態が検出されるキーマトリクスと、上記キーマトリクスのスイッチの一部が置き換えられたタッチパネルとよりなる、タッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置であって、上記タッチパネルのタッチ部分をアクティブにするタッチパネル駆動線と、当該タッチパネル駆動線を少なくとも上記1キースキャン周期の間アクティブに保持するラッチ手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明のタッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置は、請求項1に記載されたタッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置において、上記タッチパネル駆動線が複数本配備され、それぞれ異なるキースキャン周期でアクティブにされることを特徴とし、
請求項3に係る発明のタッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置は、請求項1または請求項2に記載されたタッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置において、上記キーマトリクスのスイッチ状態を検出するキースキャン周期をずらせたことを特徴とする。
請求項1、請求項2に係る発明のタッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置によれば、タッチパネルに対する電圧印加をキースキャンのアクセス期間だけとするのではなく、ラッチ手段を用いることで、タッチパネルスキャンのタイミングより十分前の時点でタッチパネルキーに対して電圧印加を行うことができるので、過渡現象の影響がなくなってからタッチパネルのスキャンを行うことができ、タッチパネルキーの押下時に他のタッチパネルキーが押下されているように見える不具合を解消することができる。
また、請求項3に係る発明のタッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置によれば、キーマトリクスのスイッチ状態を検出するキースキャン周期、すなわち、駆動線がアクティブになる時間を、順番ではなく、順序をずらすようにしたので、キーマトリクスのスイッチとタッチパネルキーの競合がなくなり、キーマトリクスのスイッチ及びタッチパネルキーのオンを正確に検出することができる。
以下、本発明のタッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置をデジタル複合機に適用した実施例について説明する。図1はデジタル複合機を備えたシステムのネットワーク構成例を示す図であり、図2はデジタル複合機の制御系の構成を示す概略ブロック図である。
図1に示すネットワーク構成図において、1はデジタル複合機、2、3、4・・・はパソコン、5は公衆交換電話網(PSTN)、6はLAN(Local Area Network)、7はインターネット網である。デジタル複合機1はコピーモード、プリンタモード、ファクスモードの各機能を備えるとともに、メール送信機能も備え、PSTN5及びLAN6に接続されており、このLAN6に端末装置として複数のパソコン2、3、4・・・が接続されている。また、このLAN6はインターネット網7にも接続されており、デジタル複合機1はこのインターネット網7を介してメールの送受信を行うことも可能である。
デジタル複合機1は、図2のブロック図に示すように、MPU(Micro Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、メモリコントローラ14、画像メモリ15、コーデック16、スキャナ17、プリンタ画像処理回路18、プリンタ19、操作パネル制御回路20、LCD21、タッチパネル22、キーマトリクス23、モデム24、ネットワーク制御ユニットNCU25、LANインターフェース(I/F)26等により構成され、各部がバス27を介して接続されている。
MPU11はバス27を介してデジタル複合機1のハードウェア各部を制御するとともに、ROM12に記憶されたプログラムに基づいて各種のプログラムを実行する。ROM12は、デジタル複合機1の動作に必要な種々のプログラムや操作メッセージを記憶し、RAM13はプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
メモリコントローラ14は画像メモリ15への画像信号の書込み、読出しを制御し、画像メモリ15はSDRAM等を用いて構成され、送信すべき画像データまたは受信した画像データあるいは読み取った画像データを記憶する。コーデック16は所定のプロトコルに対応して符号化・復号するものであり、読み取った原稿の画像データを送信するためにMH、MRまたはMMR方式により符号化し、外部から受信した画像データを復号するとともに、電子メールに添付可能なファイルとして一般的に利用される画像フォーマットであるTIFF方式等にも対応して符号化、復号する。
また、スキャナ17はオートドキュメントフィーダー(ADF)やフラットベッドスキャナ(FBS)等の読取り用原稿載置台を備え、CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、ドットイメージデータを出力する。
プリンタ画像処理回路18は、プリント画像信号を処理してプリンタ19に入力し、プリンタ19は、電子写真方式等のプリンタ装置であり、受信したデータ、コピー原稿データあるいは外部のパソコン2、3、4等から送信されたプリントデータをプリントアウトする。
一方、操作パネル制御回路20は、各種の設定状態やデジタル複合機1の動作状態などを文字や図形などで表示する液晶表示装置(LCD)21に表示制御信号を入力するとともに、デジタル複合機1を操作するためのキーマトリクス23及びタッチパネル22からの信号が入力され、キーマトリクス23またはタッチパネル22を押下することで、対応する項目の選択や機能の実行を行うことができる。
図3はLCD21、キーマトリクス23よりなる操作パネルの詳細を示す図であり、図に示すように、表示部を構成するLCD21と多数の操作キーから構成されている。LCD21には、タッチパネル22が配設され、LCD21に表示された項目、例えば、コピーモードでは、「画質」、「用紙」、「拡大」等の項目のいずれかの項目部分を押下することで、対応する項目の選択や機能の実行を行うことができる。
また、キーマトリクス23の操作キーとして、テンキー31、スタートキー32、リセットキー33、ストップキー34、十字キー35、リターンキー36、セットキー37、FAX切替キー38、コピー切替キー39、スキャナ切替キー40等の各種キーが設けられている。
図4はタッチパネル22とキーマトリクス23を備えた操作入力装置の内部構造を示す図であり、この入力装置は、6×8のタクトスイッチSとコラム線C0〜C5及びロウ線R0〜R7よりなるキーマトリクス23と、このキーマトリクス23を駆動する駆動部28、キーマトリクス23の出力を読み出す読取部29、タッチパネル22及びラッチ回路30により構成されている。そして、キーマトリクス23のコラム線C0〜C5は駆動部28に接続され、ロウ線R0〜R7は、プルアップ抵抗r0〜r5を介して3.3Vの電源に接続されるとともに、読取部29に接続されている。
また、上記のキーマトリクス23のタクトスイッチSの一部が置き換えられたタッチパネルキー[A]〜[D]はラッチ回路30からのタッチパネル駆動線L1、L2によりアクティブに駆動される。また、タッチパネルキー[A]、[C]の出力端子はNPNの抵抗内蔵型トランジスタTr1の入力端子x1に接続され、タッチパネルキー[B]、[D]の出力端子はNPNトランジスタTr2の入力端子y1に接続されるとともに、このトランジスタTr1、Tr2の出力端子x2、y2がロウ線R7、R6に接続されている。
次に、図4の入力装置の動作について、図5の動作波形図を用いて説明する。
駆動部28は、上記と同様に、メイン制御部(図示せず)が使用しているクロックを分周したクロックを1キースキャンのパルスとして使用しており、図5(a)に示すキースキャン信号Cが入力されるトランジスタTrを順次駆動することにより、図5(b)〜(g)に示すように、コラム線C0〜C5のいずれかに駆動信号を出力してアクティブにし、そのとき読取部29は、ロウ線R0〜R7の出力をキースキャン信号に同期して出力する。このように、キースキャン信号をスキャンすることで全てのスイッチSの押下状態を読み出すことができる。
一方、ラッチ回路30は、メイン制御部が使用しているクロックを分周したクロックにより作成された制御信号に基づいて、図5(h)に示すように、コラム線C3をアクティブにするパルスの立ち上がりと同期してオンとなり、コラム線C4をアクティブにするパルスとコラム線C2をアクティブにするパルスとの中間時点でオフとなるパルス信号a2をタッチパネル駆動線L1に出力するとともに、コラム線C2をアクティブにするパルスの立ち上がりと同期してオンとなり、コラム線C5をアクティブにするパルスとコラム線C1をアクティブにするパルスの中間時点でオフとなるパルス信号b2をタッチパネル駆動線L2に出力する。
これにより、図5(l)に示すように、トランジスタTr1の出力端子x2がLレベルの場合、キー[A]またはキー[C]の押下を検知することができ、図5(n)に示すように、トランジスタTr2の出力端子y2がLレベルの場合、キー[B]またはキー[D]の押下を検知することができる。
このように、タッチパネルに対する電圧印加をキースキャンのアクセス期間だけとするのではなく、ラッチ回路30を用いることで、タッチパネルスキャンのタイミングより十分前の時点でタッチパネルキーに対して電圧印加を行うことにより、過渡現象の影響がなくなってからタッチパネルのスキャンを実行することができるが、以下、その詳細について説明する。
図6はタッチパネルのキーの押下時の動作波形の拡大図であり、図に示すように、駆動部28からのキースキャン動作の際のアクセス時間は図6(a)に示すように、約0.3μsecであり、読み込みタイミングは図6(a)に示すキースキャン信号Cの立ち上がりの時点である。そして、タッチパネル22のタッチパネルキー[A]、[B]のスキャンタイミングは、図6(a)のキースキャン信号C4の立ち上がり時点であるが、その十分前のキースキャン信号C3の立ち上がり時点でラッチ回路30が制御されるので、図6(b)に示すように、キースキャン信号C4の1キースキャン周期前にタッチパネル駆動線L1のパルス信号a2はHレベルとなる。
このため、タッチパネルキー[A]が押下されていると、図6(c)に示すように、トランジスタTr1の入力端子x1がHレベルとなり、NPNトランジスタTr1がオンするため、図6(d)に示すように、NPNトランジスタTr1の出力端子x2はLレベルとなり、キースキャン信号C4の立ち上がり時点でタッチパネルキー[A]のオンが読取部29により認識される。
このとき、タッチパネルキー[B]は押下されていないが、ラッチ回路30のタッチパネル駆動線L1がHレベルになった際、タッチパネルの静電容量による過渡現象として、図6(e)に示すように、一時的にNPNトランジスタTr2の入力端子y1に電圧が現れるが、この電圧はキースキャン信号C4の時点では減衰して零になっているので、NPNトランジスタTr2の出力端子y2はHレベルとなっており、読取部29に影響を与えることはない。そのため、読取部29はタッチパネルキー[A]のみが押下されていることを正確に読み取ることができる。
以上のように、少なくとも1キースキャンの間、タッチパネル駆動線Lをアクティブにしておくことにより、次のキースキャン周期でタッチパネルが押されたかどうかを正確に検出することができる。このとき、上記のように、コラム線C0〜C5がアクティブになる時間を順番ではなく、順序をずらすようにすると、キーマトリクスのスイッチとタッチパネルキーの競合がなくなり、キーマトリクスのスイッチ及びタッチパネルキーのオンを正確に検出することができる。
また、タッチパネルのタッチ部分もマトリクス状に構成すれば、少ない線で多くのタッチ部分のオンを検出することが可能となる。
なお、上記の実施例では、本発明のタッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置をデジタル複合機に適用した実施例について説明したが、本発明のタッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置は、操作パネルを備えたその他の種々の機器に使用することが可能である。
デジタル複合機を備えたシステムのネットワーク構成例を示す図である。 デジタル複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。 操作パネルの詳細を示す図である。 本発明のタッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置の内部構造を示す図である。 図4の入力装置の動作時の波形を示す図である。 タッチパネルキー押下時の動作波形の拡大図である。 従来のキーマトリクスを用いた操作入力装置の構成を示す図である。 キーマトリクスのタクトスイッチの一部をタッチパネルで置き換えた従来の操作パネルを示す図である。 図8の操作パネルのタッチパネルキーの動作時の波形を示す図である。
符号の説明
11 MPU
12 ROM
13 RAM
14 メモリコントローラ
15 画像メモリ
16 コーデック
17 プリンタ画像処理回路
19 プリンタ
20 操作パネル制御回路
21 LCD
22 タッチパネル
23 キーマトリクス
24 モデム
25 NCU
26 LAN インターフェース
27 バス
28 駆動部
29 読取部
30 ラッチ回路

Claims (3)

  1. 駆動線、リード線及び複数のスイッチから構成され、一定のキースキャン周期で順次スイッチの状態が検出されるキーマトリクスと、上記キーマトリクスのスイッチの一部が置き換えられたタッチパネルとよりなる、タッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置であって、
    上記タッチパネルのタッチ部分をアクティブにするタッチパネル駆動線と、当該タッチパネル駆動線を少なくとも上記1キースキャン周期の間アクティブに保持するラッチ手段を備えたことを特徴とする、タッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置。
  2. 請求項1に記載されたタッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置において、
    上記タッチパネル駆動線が複数本配備され、それぞれ異なるキースキャン周期でアクティブにされることを特徴とする、タッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載されたタッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置において、
    上記キーマトリクスのスイッチ状態を検出するキースキャン周期をずらせたことを特徴とする、タッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置。
JP2006185248A 2006-07-05 2006-07-05 タッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置 Pending JP2008015728A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006185248A JP2008015728A (ja) 2006-07-05 2006-07-05 タッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006185248A JP2008015728A (ja) 2006-07-05 2006-07-05 タッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008015728A true JP2008015728A (ja) 2008-01-24

Family

ID=39072688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006185248A Pending JP2008015728A (ja) 2006-07-05 2006-07-05 タッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008015728A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010118038A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Orise Technology Co Ltd タッチパネル及びタッチ検出方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010118038A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Orise Technology Co Ltd タッチパネル及びタッチ検出方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008141480A (ja) 画像形成装置
JP2009177526A (ja) 画像処理装置
JP4367516B2 (ja) 画像処理装置
JP2010009365A (ja) 画像処理装置
JP2008015728A (ja) タッチパネルとキーマトリクスを備えた入力装置
JP7215543B2 (ja) 表示制御装置
JP2005101796A (ja) 通信端末装置
JP2010226304A (ja) ファクシミリ装置
JP2007043257A (ja) 通信端末装置
JP4436637B2 (ja) 画像形成装置
JP2008211434A (ja) 画像形成装置
JP2009145903A (ja) 画像形成装置
JP2005074715A (ja) 画像形成装置
JP4553322B2 (ja) 画像形成装置
JP4163175B2 (ja) 画像読取装置およびその制御方法
JP2005096241A (ja) 画像処理装置および画像処理装置の表示制御方法
JP2005074717A (ja) 画像形成装置
JP3658375B2 (ja) 画像通信装置
JP2005303538A (ja) 画像読取装置
JP2006135597A (ja) ネットワーク複合機
JP2007104189A (ja) 通信装置
JP4702378B2 (ja) 画像処理装置
JP4570666B2 (ja) 画像形成装置
JP4826726B2 (ja) 画像形成装置
JP2007221305A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の濃度制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100309