JP2008014693A - 構造物の振動検出装置とその異常状態検出システム - Google Patents

構造物の振動検出装置とその異常状態検出システム Download PDF

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Abstract

【課題】設置作業が容易で構造が簡易であり安価に構造物の異常状態を簡単に検出することができる構造物の振動検出装置とその異常状態検出システムを提供する。
【解決手段】異常時に橋梁上を車両が走行したり、橋梁下の河川が増水したりすると橋脚が大きな振幅で異常に振動するため、可動磁石部2bがY軸方向に大きな振幅で振動し、可動磁石部3bもZ軸方向に大きな振幅で振動する。橋脚基礎に洗掘が発生したような異常時に橋脚が振動すると、可動磁石部2b,3bの変位量が最大振幅を超えるため、可動磁石部2b,3bの磁力によって磁性体リード2e,3eの接点同士が吸い寄せられて接触する。その結果、切替部2d,3dがOFF状態からON状態に切り替るため電源装置4が信号線6に電力を供給し、警告装置5に電流が流れてこの警告装置5が警告信号を送信する。
【選択図】図2

Description

この発明は、構造物の振動を検出する構造物の振動検出装置と、構造物の異常な状態を検出する構造物の異常状態検出システムに関する。
従来、変位計、加速度計又は速度計などのセンサを利用して構造物の振動量を計測し、この構造物の異常を検出するシステムが提案されている。従来の構造物の異常状態検出システムは、橋脚の天端部に取り付けられてこの橋脚の振動を検出する加速度計と、この加速度計の出力信号に基づいて鉛直方向成分の振動の軌跡を図示し、この軌跡の形状から橋脚基礎の健全度を評価するコンピュータと、加速度計とコンピュータを電気的に接続するケーブルなどを備えている(例えば、特許文献1参照)。このような従来の構造物の異常状態検出システムでは、上流側の加速度計の鉛直方向速度を横軸とし、下流側の加速度計の鉛直方向速度を縦軸とする軌跡を描き、この軌跡の形状に基づいて橋脚基礎の健全度を評価している。
特開2005-283361号公報
従来の構造物の異常状態検出システムでは、高価な加速度計やコンピュータの他に記録装置や電源装置などが必要になるとともに、これらを接続するためのケーブルを敷設する作業が必要になるため、システム全体が複雑で高価になり設置作業に手間がかかる問題点がある。また、従来の構造物の異常状態検出装置では、加速度計によって橋脚の振動を常時測定し、測定データを記録装置に常時記録しているため、電源の消費が激しくコストが高くなってしまう問題点がある。
この発明の課題は、設置作業が容易で構造が簡易であり安価に構造物の異常状態を簡単に検出することができる構造物の振動検出装置とその異常状態検出システムを提供することである。
この発明は、以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
なお、この発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、この実施形態に限定するものではない。
請求項1の発明は、図2、図3及び図7に示すように、構造物(B)の振動を検出する構造物の振動検出装置であって、前記構造物の振動に応じて可動する可動磁石部(2b,3b)と、前記可動磁石部を可動自在に弾性支持する弾性支持部(2c,3c)と、前記可動磁石部の変位量が所定量を超えたときに、この可動磁石部の磁力によって通電状態が切り替わる切替部(2d,3d)とを備える構造物の振動検出装置(2,3;2A,2B,3A,3B)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構造物の振動検出装置において、図2〜図5及び図7に示すように、前記弾性支持部は、前記構造物が異常な状態で振動したときに、前記可動磁石部の変位量が所定量を超えるようなばね定数(k2,k3:k20,k21,k30,k31;k22)に設定されていることを備える構造物の振動検出装置である。
請求項3の発明は、請求項2に記載の構造物の振動検出装置において、図2〜図5に示すように、前記弾性支持部は、前記構造物が橋梁(B)である場合であってこの橋梁に洗掘が発生しこの橋梁が振動したときに、前記可動磁石部の変位量が所定量を超えるようなばね定数(k2,k3:k20,k21,k30,k31)に設定されていることを備える構造物の振動検出装置である。
請求項4の発明は、請求項2に記載の構造物の振動検出装置において、図6及び図7に示すように、前記弾性支持部(2c)は、前記構造物が架道橋(B)である場合であってこの架道橋の下を移動する移動体(V2)がこの架道橋に衝突したときに、前記可動磁石部の変位量が所定量を超えるようなばね定数(k22)に設定されていることを備える構造物の振動検出装置(2)である。
請求項5の発明は、図1〜図7に示すように、構造物(B)の異常な状態を検出する構造物の異常状態検出システムであって、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の構造物の振動検出装置(2,3;2A,2B,3A,3B)によってこの構造物の異常な状態を検出することを特徴とする構造物の異常状態検出システム(1)である。
請求項6の発明は、請求項5に記載の構造物の異常状態検出システムにおいて、図2〜図5及び図7に示すように、前記切替部の通電状態が切り替ったときに警告を発生する警告装置(5;12)を備えることを特徴とする構造物の異常状態検出システムである。
請求項7の発明は、請求項5又は請求項6に記載の構造物の異常状態検出システムにおいて、図3〜図5に示すように、前記切替部の通電状態を検出する通電検出装置(7;7A〜7D)を備えることを特徴とする構造物の異常状態検出システムである。
請求項8の発明は、請求項7に記載の構造物の異常状態検出システムにおいて、前記通電検出装置の検出結果を送信する送信装置(10)を備えることを特徴とする構造物の異常状態検出システムである。
請求項9の発明は、請求項5から請求項7までのいずれか1項に記載の構造物の異常状態検出システムにおいて、前記記録装置は、前記切替部の通電状態が切り替った時刻を記録する記録装置(8)を備えることを特徴とする構造物の異常状態検出システムである。
請求項10の発明は、請求項5から請求項9までのいずれか1項に記載の構造物の異常状態検出システムにおいて、前記振動検出装置は、前記構造物が橋梁であるときにこの橋梁の長さ方向(X)、幅方向(Y)又は高さ方向(Z)の少なくとも一方向の振動を検出可能なように配置されていることを特徴とする構造物の異常状態検出システムである。
請求項11の発明は、請求項5から請求項10までのいずれか1項に記載の構造物の異常状態検出システムにおいて、図4に示すように、前記弾性支持部のばね定数(k2,k3)が同一である複数の前記振動検出装置(2A,2B,3A,3B)を備えることを特徴とする構造物の異常状態検出システムである。
請求項12の発明は、請求項5から請求項10までのいずれか1項に記載の構造物の異常状態検出システムにおいて、図5に示すように、前記弾性支持部のばね定数(k20,k21,k30,k31)が異なる複数の前記振動検出装置(2A,2B,3A,3B)を備えることを特徴とする構造物の異常状態検出システムである。
この発明によると、設置作業が容易で構造が簡易であり安価に構造物の異常状態を簡単に検出することができる。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して、この発明の第1実施形態について詳しく説明する。
図1は、この発明の第1実施形態に係る構造物の異常状態検出システムの振動検出装置の設置状態を模式的に示す全体図であり、図1(A)は正常時の状態を示し、図1(B)は異常時の状態を示す。図2は、この発明の第1実施形態に係る構造物の異常状態検出システムの構成図であり、図2(A)は正常時の状態を示し、図2(B)は異常時の状態を示す。
図1に示す橋梁Bは、異常状態検出システム1によって異常状態が検出される検出対象物であり、車両V1が走行する軌道R1の下部に空間を確保して、列車の荷重を支持する固定構造物である。橋梁Bは、水平方向に配置されて軌道R1を支持する橋桁B1と、この橋桁B1を支持する橋脚(ピア)B2と、橋梁B全体に作用する荷重を地盤に伝達してこの橋梁Bを支持する橋脚基礎(ケーソン基礎)B3などを備えている。橋梁Bは、橋桁B1が上部構造を構成し、橋脚B2及び橋脚基礎B3が下部構造を構成している。図1に示す橋梁Bは、例えば、橋桁B1が鋼材を主要材料とする鋼桁であり、梁構造によって荷重を受ける桁橋である。軌道R1は、車両V1が走行する通路(線路)であり、車両V1は橋梁B上を走行する電車又は気動車などの鉄道車両である。
図2に示す異常状態検出システム1は、橋梁Bの異常な状態を検出するシステムであり、振動検出装置2,3と、電源装置4と、警告装置5と、信号線6などを備えている。異常状態検出システム1は、振動検出装置2,3によって橋梁Bの振動を検出し、列車通過時又は増水時などに橋梁Bの振動の振幅が予め設定された設定値を超えたときには、この橋梁Bが異常な状態であると検出する。
図1及び図2に示す振動検出装置2,3は、橋梁Bの振動を検出する装置である。振動検出装置2は、橋梁Bの長さ方向(X軸方向)と直交する橋梁Bの幅方向(Y軸方向)に検出感度を有しており、この方向の異常な振動を検出する。振動検出装置3は、橋梁Bの高さ方向(Z軸方向)に検出感度を有しており、この方向の異常な振動を検出する。振動検出装置2,3は、図2に示すように、収容部2a,3aと、可動磁石部2b,3bと、弾性支持部2c,3cと、切替部2d,3dなどを備えている。振動検出装置2,3は、車両V1の振動の影響を強く受け易い支承部よりも上方の橋桁B1には設置せずに、図1に示すように支承部よりも下方の橋脚B2の天端部(上端部)に設置されている。振動検出装置2,3は、図2に示すように、設置姿勢が異なる以外はいずれも同一構造であり、以下では振動検出装置2側の部分と対応する振動検出装置3側の部分については対応する符号を付して説明する。
収容部2aは、可動磁石部2b、弾性支持部2c及び切替部2dを収容する部分であり、収容部3aは可動磁石部3b、弾性支持部3c及び切替部3dを収容する部分である。収容部2a,3aは、内部を保護する防水性及び密閉性を有する容器であり、収容部2aは可動磁石部2bがY軸方向に可動するように横向きの姿勢で橋脚B2に設置されており、収容部3aは可動磁石部3bがZ軸方向に可動するように縦向きの姿勢で橋脚B2に設置されている。
可動磁石部2b,3bは、橋梁Bの振動に応じて可動する部分であり、可動磁石部2bは橋脚B2のY軸方向の振動に応じてこのY軸方向に振動し、可動磁石部3bは橋脚B2のZ軸方向の振動に応じてこのZ軸方向に振動する。可動磁石部2bは、図示しないガイド部によってY軸方向の振動が許容されX軸方向及びZ軸方向の振動が規制されており、可動磁石部3bは図示しないガイド部によってZ軸方向の振動が許容されX軸方向及びY軸方向の振動が規制されている。
弾性支持部2cは、可動磁石部2bを可動自在に支持する部分であり、弾性支持部3cは可動磁石部3bを可動自在に支持する部分である。弾性支持部2c,3cは、例えば、弾性力を発生して変形可能なばねである。弾性支持部2cは、一方の端部が収容部2aの側面に連結されており、他方の端部が可動磁石部2bに連結されている。弾性支持部3cは、一方の端部が収容部3aの底面に連結されており、他方の端部が可動磁石部3bに連結されている。弾性支持部2c,3cは、橋梁Bが異常な状態で振動したときに、可動磁石部2b,3bの変位量(振幅)が所定量(設定値)を超えるようなばね定数(ばねの硬さ)k2,k3に設定されている。弾性支持部2c,3cは、例えば、図1(B)に示すように、橋梁Bに洗掘が発生しこの橋梁Bが振動したときに、この可動磁石部2b,3bの変位量が所定量を超えるようなばね定数k2,k3にそれぞれ設定されている。ここで、洗掘とは、川底を流れる水によって橋梁Bの橋脚基礎B3の上流側の川底が掘られる現象をいう。
図2に示す切替部2dは、可動磁石部2bの変位量が所定量を超えたときに、この可動磁石部2bの磁力によって通電状態が切り替わる部分であり、切替部3dは可動磁石部3bの変位量が所定量を超えたときに、この可動磁石部3bの磁力によって通電状態が切り替わる部分である。切替部2d,3dは、例えば、リードスイッチなどの近接スイッチであり、磁性体リード2e,3eとガラス管2f,3fなどを備えている。磁性体リード2e,3eは、接点同士が接触及び離間可能な部分であり、通常の状態では接点同士が離間してOFF状態であるが、磁力を受けると撓み接点同士が接触してON状態に変化する。ガラス管2f,3fは、磁性体リード2e,3eを収容する部分であり、窒素ガスなどが内部に封入されている。切替部2d,3dは、可動磁石部2b,3bが振動してこの振動の変位量(振幅)が所定量(最大振幅)を超えて接近すると、この可動磁石部2b,3bの磁力によって磁性体リード2e,3eの接点同士を接触させ、スイッチをOFF状態(非通電状態)からON状態(通電状態)に変化させ切り替える。切替部2d,3dは、図2に示すように、並列に接続されており、少なくとも一方が通電状態に切り替ったときに信号線6に電流が流れる。
電源装置4は、信号線6に電力を供給する装置であり、切替部2d,3dが非通電状態に切り替っている通常時には信号線6に電力を供給せず、切替部2d,3dが通電状態に切り替った異常時には信号線6に電力を供給する。電源装置4は、例えば、異常時のみ信号線6に電力を供給する低電圧の電池などであり、信号線6に接続されている。
警告装置5は、切替部2d,3dが通電状態に切り替ったときに警告を発生する装置であり、図2(A)に示す非通電状態から図2(B)に示す通電状態に切替部2d,3dが切り替ったときに警告信号を発生する信号発生装置などである。警告装置5は、例えば、橋梁Bの手前に設置された信号機に停止信号(赤色))を現示させるために警告信号を送信したり、車両V1の運転士に種々の指令をする運転指令所などに警告信号を送信したり、車両V1を運転する運転士に告知するためにこの車両V1に警告信号を送信したりする。警告装置5は、電源装置4と直列になるように信号線6接続されており、切替部2d,3dが通電状態に切り替り電流が流れると、電源装置4から供給される微小電力を電源として警告信号を所定時間継続して送信する。
信号線6は、切替部2d,3d、電源装置4及び警告装置5を電気的に接続する部材である。信号線6は、切替部2d,3d、電源装置4及び警告装置5が一つの電気回路を構成するように接続しており、切替部2d,3dが通電状態に切り替ったときには電源装置4、切替部2d,3d及び警告装置5に電流を流す。
次に、この発明の第1実施形態に係る構造物の振動検出装置とその異常状態検出システムの動作を説明する。
(通常時の動作)
図1(A)に示す通常時に橋梁B上を車両V1が走行して橋脚B2が振動すると、可動磁石部2bがY軸方向に微小な振幅で振動し、可動磁石部3bもZ軸方向に微小な振幅で振動する。通常の列車通過時などには可動磁石部2b,3bの変位量が所定量を下回るように弾性支持部2c,3cのばね定数k2,k3が設定されている。このため、通常の列車通過時に橋脚B2が微小振動しても、可動磁石部2b,3bの変位量が最大振幅を超えることがなく、可動磁石部2b,3bの磁力によって磁性体リード2e,3eの接点同士が離間している。その結果、切替部2d,3dがOFF状態を維持して、電源装置4が信号線6に電力を供給しないため、警告装置5に電流が流れずこの警告装置5が警告信号を送信しない。
(異常時の動作)
図1(B)に示す異常時に橋梁B上を車両V1が走行したり、橋梁B下の河川が増水したりすると橋脚B2が大きな振幅で異常に振動し、可動磁石部2bがY軸方向に大きな振幅で振動し、可動磁石部3bもZ軸方向に大きな振幅で振動する。図1(B)に示すように、例えば、橋脚基礎B3に洗掘が発生したような異常時には、可動磁石部2b,3bの変位量が所定量を超えるように弾性支持部2c,3cのばね定数k2,k3が設定されている。異常時に橋脚B2が振動すると、可動磁石部2b,3bの変位量が最大振幅を超えるため、可動磁石部2b,3bの磁力によって磁性体リード2e,3eの接点同士が吸い寄せられて接触する。その結果、切替部2d,3dがOFF状態からON状態に切り替るため電源装置4が信号線6に電力を供給し、警告装置5に電流が流れてこの警告装置5が警告信号を送信する。その結果、例えば、橋梁Bの手前の信号機が停止信号を現示したり、車両V1の運転台に所定の警告が表示されたりするため、車両V1の運転士がブレーキ装置を作動させ車両V1が橋梁Bに進入するのを阻止する。
この発明の第1実施形態に係る構造物の振動検出装置とその異常状態検出システムには、以下に記載するような効果がある。
(1) この第1実施形態では、橋梁Bの振動に応じて可動磁石部2b,3bが可動し、この可動磁石部2b,3bを可動自在に弾性支持部2c,3cが弾性支持し、可動磁石部2b,3bの変位量が所定量を超えたときに、この可動磁石部2b,3bの磁力によって切替部2d,3dが通電状態に切り替わる。このため、橋梁Bに発生する最大振動を検知することによって、橋梁Bに発生する異常を検知することができる。また、切替部2d,3dが通電状態に切り替る異常時にのみ電力を供給すればよいため、電源装置4の電力消費を抑えることができるとともに、電源装置4として低電圧で小型の乾電池などを使用することができ、異常状態検出システム1を安価で簡易に製造することができる。
(2) この第1実施形態では、振動検出装置2,3によって橋梁Bの異常な状態を検出する。このため、従来の構造物の異常状態検出システムのような高価な加速度計などが不用になり、簡単な構造の振動検出装置2,3によって異常状態検出システム1を安価に製造することができる。また、従来の構造物の異常状態検出システムのような常時電源を供給する大型の電源装置や常時データを記録する大型の記録装置が不要になるため設置場所や設置個数の制約を受けず、異常状態検出システム1をコンパクトに安価で製造することができる。さらに、橋梁Bの異常な状態を段階的に検知せずに通電状態(ON状態)だけを検知するため、異常状態検出システム1の構造を簡単にすることができる。
(3) この第1実施形態では、橋梁Bが異常な状態で振動したときに、可動磁石部2b,3bの変位量が所定量を超えるようなばね定数k2,k3に弾性支持部2c,3cが設定されている。例えば、橋梁Bに洗掘が発生しこの橋梁Bが振動したときに、可動磁石部2b,3bの変位量が所定量を超えるようなばね定数k2,k3に弾性支持部2c,3cが設定されている。このため、通常の列車走行時には可動磁石部2b,3bの振幅が設定値を超えず、異常時には可動磁石部2b,3bの振幅が設定値を超える。その結果、橋梁Bの下部構造に異常が発生したときに橋脚B2の天端部に発生する加速度に応じた設定値に弾性支持部2c,3cのばね定数k2,k3を設定して、橋梁Bの異常を簡単に検出することができる。
(4) この第1実施形態では、切替部2d,3dの通電状態が切り替ったときに警告装置5が警告を発生する。このため、橋梁Bに進入する車両V1の運転士などに橋梁Bの異常な状態を告知してブレーキ装置を作動させ、重大事故が発生するのを未然に阻止することができる。
(5) この第1実施形態では、振動検出装置2が橋梁Bの幅方向の振動を検出可能であり、振動検出装置3が橋梁Bの高さ方向の振動を検出可能である。このため、橋桁B1に拘束されて比較的振動し難い橋梁Bの長さ方向の振動の検出を省略し、比較的振動し易い橋梁Bの幅方向及び高さ方向の振動を検出する。その結果、最適な検出感度方向に合わせて振動検出装置2,3を配置して、橋梁Bの異常を効率よく検知することができる。
(第2実施形態)
図3は、この発明の第2実施形態に係る構造物の異常状態検出システムの構成図であり、図3(A)は正常時の状態を示し、図3(B)は異常時の状態を示す。以下では、図1及び図2に示す部分と同一の部分については同一の番号を付して詳細な説明を省略する。
図3に示す異常状態検出システム1は、振動検出装置2,3と、電源装置4と、通電検出装置7と、記録装置8と、計時装置9と、送信装置10と、読取装置11と、警告装置12などを備えている。異常状態検出システム1は、振動検出装置2,3によって橋梁Bの振動を検出して通電状態を通電検出装置7によって検出し、この検出結果を記録装置8に記録するとともに、この検出結果を送信装置10が送信する。
通電検出装置7は、切替部2d,3dの通電状態を検出する装置であり、図3(A)に示すOFF状態から図3(B)に示すON状態に切替部2d,3dの通電状態が切り替ったことを検出する電流計などである。通電検出装置7は、信号線6を流れる電流の電流値を検出可能なように電源装置4と直列に接続されており、電源装置4から供給される微小電力を電源として、信号線6を流れる電流を常時又は定期的に監視する。通電検出装置7は、切替部2d,3dの通電状態が切り替ったときに通電検出信号を記録装置8に出力する。
記録装置8は、切替部2d,3dの通電状態が切り替った時刻を記録する装置であり、図3(A)に示すOFF状態から図3(B)に示すON状態に切替部2d,3dの通電状態が切り替った時刻を記録する。記録装置8は、例えば、無線ICタグ、IDタグ、(Radio Frequency Identification)RFID、RFタグ、電子タグなどの無線タグであり、ICチップ、アンテナ及びこれらを被覆する樹脂材料などによって構成されている。記録装置8は、電源装置4から供給される微小電力を電源として動作し、通電検出装置7が出力する通電検出信号を受信したときに計時装置9が出力する時刻信号を時刻情報(時刻暦データ)として時系列順に記憶する。
計時装置9は、時刻を計測する装置であり、記録装置8が無線タグであるときにはこの無線タグ内の制御部に電気的に接続されている。計時装置9は、時計機能を備えており、電源装置4から供給される微小電力を電源として動作し、時刻信号を記録装置8に出力する。
送信装置10は、通電検出装置7の検出結果を送信する装置であり、通電検出装置7が出力する通電検出信号を送信したり、記録装置8が記録する時刻情報を送信したりする。送信装置10は、記録装置8が無線タグであるときにはこの無線タグ内の制御部に電気的に接続されており、読取装置11との間で相互に無線通信が可能である。送信装置10は、例えば、警告装置12が所定の警告を発生するように、通電検出装置7が出力する通電検出信号をこの警告装置12に無線送信可能である。
読取装置11は、記録装置8から時刻情報を読み取る装置であり、時刻情報の読み出しを記録装置8に指令してこの記録装置8が出力する時刻情報を受信する。読取装置11は、例えば、記録装置8が無線タグであるときにはこの無線タグとの間で相互に通信可能なリーダ/ライタ装置である。
警告装置12は、切替部2d,3dが通電状態に切り替ったときに警告を発生する装置である。警告装置12は、図3(A)に示す非通電状態から図3(B)に示す通電状態に切替部2d,3dが切り替って通電検出装置7が出力する通電検出信号を送信装置10から受信すると所定の警告を発生する表示装置又は音声発生装置などである。警告装置12は、例えば、橋梁Bの手前に設置された表示装置に停止信号(赤色))を表示したり、車両V1の運転台に設置された表示装置に所定の警告を表示したり、車両V1の運転台に設置された音声発生装置から所定の警告音を発生したりする。
次に、この発明の第2実施形態に係る構造物の振動検出装置とその異常状態検出システムの動作を説明する。
図1(B)に示すような異常時に、図3に示す切替部2d,3dがOFF状態からON状態に切り替ると、電源装置4が信号線6に電力を供給し信号線6に電流が流れ、信号線6に流れる電流を通電検出装置7が検出する。その結果、通電検出装置7が記録装置8に通電検出信号を出力し、この通電検出信号を受信したときに計時装置9が出力する時刻信号を記録装置8が記録するとともに、通電検出装置7が出力する通電検出信号を送信装置10が警告装置12に出力する。橋梁Bを検査又は保守するときには、作業員が読取装置11によって橋梁Bに異常が発生したときに時刻情報を記録装置8から読み出す。
この発明の第2実施形態に係る構造物の異常状態検出システムには、第1実施形態の効果に加えて、以下に記載するような効果がある。
(1) この第2実施形態では、切替部2d,3dの通電状態を通電検出装置7が検出する。このため、橋梁Bが異常な状態であるか否かを監視することができる。
(2) この第2実施形態では、通電検出装置7の検出結果を送信装置10が送信する。その結果、例えば、橋梁Bに異常が発生したことを無線によって知らせることができる。このため、従来の構造物の異常状態検出システムのようなケーブルを広範囲に敷設する必要がなくなって、異常状態検出システム1の設置作業が簡易になるとともに、異常状態検出システム1を橋梁Bの任意の場所に設置することができる。
(3) この第2実施形態では、切替部2d,3dの通電状態が切り替った時刻を記録装置8が記録する。このため、橋梁Bが異常な状態になった事実を長期間にわたり記録し保存しておくことができる。また、橋梁Bが異常な状態になったときの時刻暦データを記録することができる。
(第3実施形態)
図4は、この発明の第3実施形態に係る構造物の異常状態検出システムの構成図である。図4に示す異常状態検出システム1は、ばね定数k2が同一である複数の振動検出装置2A,2Bと、ばね定数k3が同一である複数の振動検出装置3A,3Bと、振動検出装置2A,2B,3A,3Bの通電状態をそれぞれ検出する通電検出装置7A〜7Dなどを備えている。振動検出装置2A,2Bは、図2及び図3に示す振動検出装置2と同一構造であり、振動検出装置3A,3Bは図2及び図3に示す振動検出装置3と同一構造である。この第3実施形態では、第1実施形態及び第2実施形態の効果に加えて、複数の振動検出装置2A,2Bのいずれか一方の動作状況を通電検出装置7A,7Bによって検出し、複数の振動検出装置3A,3Bのいずれか一方の動作状況を通電検出装置7C,7Dによって検出することができる。その結果、振動検出装置2A,2B,3A,3Bの動作確認が簡易な構造によって可能になり、異常状態検出システム1の検出の信頼性をより一層高めることができる。
(第4実施形態)
図5は、この発明の第4実施形態に係る構造物の異常状態検出システムの構成図である。図5に示す異常状態検出システム1は、ばね定数k20,k21が異なる複数の振動検出装置2A,2Bと、ばね定数k30,k31が異なる複数の振動検出装置3A,3Bと、振動検出装置2A,2B,3A,3Bの通電状態をそれぞれ検出する通電検出装置7A〜7Dなどを備えている。この第4実施形態では、第1実施形態及び第2実施形態の効果に加えて、複数の振動検出装置2A,2Bによって橋梁Bの異常な状況を段階的(二段階)に検出し、複数の振動検出装置3A,3Bによって橋梁Bの異常な状況を段階的(二段階)に検出することができる。その結果、橋梁Bに異常な振動が発生した場合に、この異常な振動が小さいときには橋梁Bが注意状態であると検出し、この異常な振動が大きく変化したときには橋梁Bが危険状態であると検出することができる。
(第5実施形態)
図6は、この発明の第5実施形態に係る構造物の異常状態検出システムの振動検出装置の設置状態を模式的に示す全体図であり、図6(A)は正常時の状態を示し、図6(B)は異常時の状態を示す。図7は、この発明の第5実施形態に係る構造物の異常状態検出システムの構成図であり、図7(A)は正常時の状態を示し、図7(B)は異常時の状態を示す。
図6に示す橋梁Bは、車両V2が走行する道路R2を跨ぐように架設された架道橋であり、車両V2は橋梁Bの下を走行する自動車などの移動体であり、道路R2は車両V2が走行する通路である。異常状態検出システム1は、図6に示すように、橋梁Bの下を移動する車両V2がこの橋梁Bに衝突したときに、図7に示すように振動検出装置2の可動磁石部2bの変位量が所定量を超えるようなばね定数k22に設定されている。振動検出装置2は、図6及び図7に示すように、橋梁Bに車両V2が衝突したときの衝撃を検出可能なように、橋梁Bの幅方向(Y軸方向)に検出感度を有しており、この方向の異常な振動を検出する。振動検出装置2は、図6に示すように橋桁B1上に設置されている。この第5実施形態では、第1実施形態の効果に加えて、橋桁B1に高さ制限のある架道橋の下をこの制限を越える車両V2が誤って進入して橋桁B1に衝突したときに、この架道橋に対する車両V2の衝突を簡単に検知することができる。
(他の実施形態)
この発明は、以上説明した実施形態に限定するものではなく、以下に記載するように種々の変形又は変更が可能であり、これらもこの発明の範囲内である。
(1) この実施形態では、構造物として橋梁Bを例に挙げて説明したが、橋梁B以外の構造物についてもこの発明を適用することができる。また、この実施形態では、橋梁Bに洗掘が発生する場合や橋梁Bに車両V2が衝突する場合を異常な状態として説明したが、これらの異常な状態以外に構造物に異常な振動が発生するような場合についてもこの発明を適用することができる。さらに、この第1実施形態〜第3実施形態では、振動検出装置2,3によって橋梁Bの幅方向(Y軸方向)及び高さ方向(Z軸方向)の振動を検出する場合を例に挙げて説明したが検出方向を限定するものではなく、状況に応じて長さ方向、幅方向又は高さ方向の少なくとも一方の振動を検出可能なように振動検出装置を配置することができる。
(2) この実施形態では、電源装置4として乾電池を例に挙げて説明したが、橋梁B上を走行する車両V1の振動によって電力を発生する圧電素子などを電源装置として使用することもできる。また、この実施形態では、電源装置4が常時又は定時に電力を供給する給電方式を例に挙げて説明したが、状況に応じていずれか一方の給電方式に変更することもできる。例えば、電源装置4が常時給電する場合には、太陽光発電装置や燃料電池などを使用することができ、電源装置4が定時給電する場合にはコンデンサなどの充電装置を使用することができる。さらに、この第5実施形態では、橋梁Bに対する車両V2の衝突の検知を例に挙げて説明したが、無線機能や警報機能を追加して橋梁B上を走行する車両V1を停止させることもできる。
この発明の第1実施形態に係る構造物の異常状態検出システムの振動検出装置の設置状態を模式的に示す全体図であり、(A)は正常時の状態を示し、(B)は異常時の状態を示す。 この発明の第1実施形態に係る構造物の異常状態検出システムの構成図であり、(A)は正常時の状態を示し、(B)は異常時の状態を示す。 この発明の第2実施形態に係る構造物の異常状態検出システムの構成図であり、(A)は正常時の状態を示し、(B)は異常時の状態を示す。 この発明の第3実施形態に係る構造物の異常状態検出システムの構成図である。 この発明の第4実施形態に係る構造物の異常状態検出システムの構成図である。 この発明の第5実施形態に係る構造物の異常状態検出システムの振動検出装置の設置状態を模式的に示す全体図であり、(A)は正常時の状態を示し、(B)は異常時の状態を示す。 この発明の第5実施形態に係る構造物の異常状態検出システムの構成図であり、(A)は正常時の状態を示し、(B)は異常時の状態を示す。
符号の説明
1 異常状態検出システム
2,2A,2B,3,3A,3B 振動検出装置
2a,3a 収容部
2b,3b 可動磁石部
2c,3c 弾性支持部
2d,3d 切替部
4 電源装置
5 警告装置
6 信号線
7,7A〜7D 通電検出装置
8 記録装置
9 計時装置
10 送信装置
11 読取装置
12 警告装置
B 橋梁(構造物)
1 橋桁
2 橋脚
3 橋脚基礎
1,V2 車両
1 軌道
2 道路
1,k2,k20,k21,k22,k30,k31 ばね定数
X 橋梁の長さ方向
Y 橋梁の幅方向
Z 橋梁の高さ方向

Claims (12)

  1. 構造物の振動を検出する構造物の振動検出装置であって、
    前記構造物の振動に応じて可動する可動磁石部と、
    前記可動磁石部を可動自在に弾性支持する弾性支持部と、
    前記可動磁石部の変位量が所定量を超えたときに、この可動磁石部の磁力によって通電状態が切り替わる切替部と、
    を備える構造物の振動検出装置。
  2. 請求項1に記載の構造物の振動検出装置において、
    前記弾性支持部は、前記構造物が異常な状態で振動したときに、前記可動磁石部の変位量が所定量を超えるようなばね定数に設定されていること、
    を備える構造物の振動検出装置。
  3. 請求項2に記載の構造物の振動検出装置において、
    前記弾性支持部は、前記構造物が橋梁である場合であってこの橋梁に洗掘が発生しこの橋梁が振動したときに、前記可動磁石部の変位量が所定量を超えるようなばね定数に設定されていること、
    を備える構造物の振動検出装置。
  4. 請求項2に記載の構造物の振動検出装置において、
    前記弾性支持部は、前記構造物が架道橋である場合であってこの架道橋の下を移動する移動体がこの架道橋に衝突したときに、前記可動磁石部の変位量が所定量を超えるようなばね定数に設定されていること、
    を備える構造物の振動検出装置。
  5. 構造物の異常な状態を検出する構造物の異常状態検出システムであって、
    請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の構造物の振動検出装置によってこの構造物の異常な状態を検出すること、
    を特徴とする構造物の異常状態検出システム。
  6. 請求項5に記載の構造物の異常状態検出システムにおいて、
    前記切替部の通電状態が切り替ったときに警告を発生する警告装置を備えること、
    を特徴とする構造物の異常状態検出システム。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の構造物の異常状態検出システムにおいて、
    前記切替部の通電状態を検出する通電検出装置を備えること、
    を特徴とする構造物の異常状態検出システム。
  8. 請求項7に記載の構造物の異常状態検出システムにおいて、
    前記通電検出装置の検出結果を送信する送信装置を備えること、
    を特徴とする構造物の異常状態検出システム。
  9. 請求項5から請求項8までのいずれか1項に記載の構造物の異常状態検出システムにおいて、
    前記切替部の通電状態が切り替った時刻を記録する記録装置を備えること、
    を特徴とする構造物の異常状態検出システム。
  10. 請求項5から請求項9までのいずれか1項に記載の構造物の異常状態検出システムにおいて、
    前記振動検出装置は、前記構造物が橋梁であるときにこの橋梁の長さ方向、幅方向又は高さ方向の少なくとも一方向の振動を検出可能なように配置されていること、
    を特徴とする構造物の異常状態検出システム。
  11. 請求項5から請求項10までのいずれか1項に記載の構造物の異常状態検出システムにおいて、
    前記弾性支持部のばね定数が同一である複数の前記振動検出装置を備えること、
    を特徴とする構造物の異常状態検出システム。
  12. 請求項5から請求項10までのいずれか1項に記載の構造物の異常状態検出システムにおいて、
    前記弾性支持部のばね定数が異なる複数の前記振動検出装置を備えること、
    を特徴とする構造物の異常状態検出システム。
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