JP2008012268A - 炭酸温水による顔の美容方法および美容機器 - Google Patents

炭酸温水による顔の美容方法および美容機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 顔の美容法に関しては、さまざまな方法が行われているが、スキンケアーが中心であり、あくまでも現状維持や一時的な回復を期待するものであり、本質的な肌の改善にはなりえないものであった。
【解決手段】 30℃以上で炭酸ガス濃度が500ppm以上の高濃度炭酸温水に好ましくは5分以上顔を浸けることにより、皮下の毛細血管の血流が良くなり肌の新陳代謝が活発になる。そして、毎日続けることで皮下の毛細血管が肌に向かって発達すると考えられ、恒久的な肌の改善につながる。この高濃度炭酸温水による顔浴を手軽に、そして水に顔を浸けられない人でも行えるように、容器などに入れた高濃度炭酸温水をポンプなどで顔の額上部へ送り、その炭酸温水が重力で顔全体をつたって下に流れ落ちるようにし、その落ちた炭酸温水を受け止めて再び容器に戻す方法を提案するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、温度が30℃以上で炭酸ガスの含有濃度が500ppm以上になるようにした炭酸温水を顔の額上部からあごに掛けて全体的に膜を作るように流すことによる顔の美容技術に関するものである。
また、本発明は、高濃度の炭酸温水に美容液あるいは塩分や遊離硫化水素を溶解させた温水を顔表面に流すことによる顔の美容技術に関するものである。
さらに、本発明は炭酸温水を顔表面に流す際に、吸水性部材や液体が透過しないシート部材を用いて、不織布や布または発泡ポリウレタンなどの吸水性部材の内部および顔と吸水性部材の間あるいはシート部材と顔の間に炭酸温水を流し、その吸水性部材あるいはシート部材と顔表面の間に炭酸温水の膜ができるようにした顔の美容技術に関するものである。
従来から、顔の美容に関しては、さまざまな方法が提案されてきた。たとえば、オイルによる顔のマーサージにより血行をよくすると共に栄養分を刷り込む方法である。
あるいは、パックなどのように時間をかけて栄養や水分を肌からしみこませる方法がある。また、超音波やスチームなどにより毛穴を広げて毛穴の汚れを取り除く方法などもある。
また、蒸しタオル美容法などのように、顔を保温することにより、やはり血行促進と水分補給を促す方法がある。
発明が解決しようとする課題
しかし、これらの方法は一時的に血行を良くしたり、栄養や水分を補給することは出来るが、本質的な肌の改善になっているかどうかは疑問が残る。すなわち、摩擦や刺激により良くなった血行は、刺激がなくなるとすぐに元に戻り、外から刷り込んだ栄養分や水分は肌に留まることはなく効果はすぐに消えてしまう。
本質的に肌の改善を行う為には、体が持つ本来の機能である新陳代謝を促進してやることが大切である。言い換えると本質的に血行を良くし、さらには毛細血管自体を肌に向かって発達させることが大切である。
肌の老化は血管から運ばれてくる水分保持力の減少と栄養分の不足である。毛細血管を顔の皮膚表面に向かって発育させて、皮下の血流を増加させることにより、本質的な改善効果が期待できる。
課題を解決するための手段
人は酸素を吸い炭酸ガスを吐き出しているが、これは吸った酸素が血液により細胞に運ばれて消費され、代わりに炭酸ガスを細胞から引き取って呼気により体外に排出している。
炭酸ガスが高濃度で溶解した炭酸温水で肌を浸すと、炭酸ガスが皮膚から吸収され、吸収された炭酸ガスは毛細血管に入り、そして炭酸ガスが毛細血管内に増えると、体は酸素が不足していると判断し、毛細血管へ流れる血液量を増やすという報告がある。
この毛細血管の血行促進により、肌の下側への酸素・水分・栄養の補給が増加され肌本来の機能である新陳代謝が促進される。炭酸温水で肌を浸すのを止めるとすぐに血流量は元に戻るが、この炭酸温水浴を続けることにより、次第に毛細血管自体が皮膚に向かって発達すると考えられる。
本発明は、この炭酸温水浴を顔に対して応用する物である。方法としては顔を温水に浸す方法があるが、息ができないのでスノーケルのような呼吸補助具が必要なことと、水泳が不得意で水に顔を浸けるのが怖い人にとってはなかなか馴染めない方法である。
本発明においては、高濃度炭酸温水を顔に沿って額からあごに向かって全体に膜を作るように流す事により、水に顔を付けられない人でも炭酸温水により顔の肌を内部から改善する美容法および機器を提案する物である。すなわち顔を炭酸温水に浸けるのではなく、炭酸温水の膜で顔を覆い、炭酸温水に顔を浸けているのと同じ状態を作る方法を提案する物である。
ここで、炭酸温水の膜が肌を覆っている間だけ覆っている部分の肌直下の毛細血管の血流が良くなるが、炭酸温水の送水を止めたとたん血流は元に戻る為、少なくとも5分以上連続的に炭酸温水を流すことが重要である。本発明の方法であれば、炭酸温水を額からあごにかけて流すため口で呼吸をすることが可能で、長時間続けることが可能である。
また、高濃度炭酸温水による美容法は毎日続けることが大切である為、手軽にどこでででもできるように、炭酸温水を入れた容器と容器から炭酸温水を吸い上げて額上部へ送水し、あごから流れ落ちた温水を再び容器に戻す循環ユニットを好きな場所に運んで使用できる方法と機器も提案する。
図1は本発明における実施例の1つを示す。容器1に溜めた炭酸温水をポンプ2により吸い上げ、送水管路3を介して送水部4に設けられたスリットあるいは穴5から額上部18に静かに送水する。
送水部はスリットあるいは穴5の上部に凸部9を有し、額上部18に送水された炭酸温水は、凸9により上に行くことなく重力により顔表面に沿って流れ落ちる。そして、あごから流れ落ちた炭酸温水は受液部7に入り、戻り管路8を通って再び容器1に戻る。
このとき、送水部4は額の形状に合わせた湾曲形状をしているので、スリットあるいは穴5から送水された炭酸温水は額上部18に全体的に送水され、送水された炭酸温水は顔全体を覆うように炭酸温水の膜を作って下へ流れてゆく。
この膜状の炭酸温水で顔全体が包まれる為、炭酸温水に溶けている炭酸ガスが顔全体の表皮から肌内部に吸収され、顔を炭酸温水に浸けているのと同じ効果が得られる。そして、この炭酸温水の膜は薄いため、口を僅かに開けていれば呼吸もでき、5分以上連続して続けることが可能である。
図2は本発明の別の実施例を示す。この実施例は送水部4と受液部7が一体構造のユニット10となっており、顔全体を覆うような形状となっている。この形状により送水された炭酸温水が周りに飛散せず、また、使用時にユニット10を支えて送水部4の凸部9を額に押してけることにより、ユニット10全体を適正な位置に保持することができる。
このとき、ユニット10の両側に図3に示すような弾性体でできた飛散防止部材6を設けユニット14のような形状にすることが望ましい。また、ユニット10あるいは14は自立できる構造とし、使用時にユニット10あるいは14を手で支えるのではなくユニット10あるいは14の凸部9に額を押し当てるようにする物であっても良い。
図4は本発明のもう一つの実施例を示す。ユニット10の送水部4に設けられた凸部9の上部の複数のフック12に吸水性部材11を引っ掛けて固定し、多端を受液部7の内側の複数のフック13に引っ掛けて固定した物である。吸水性部材は、たとえば不織布や布あるいは発泡ポリウレタンなどで、しかも柔らかく柔軟性のあるものが望ましい。
この吸水性部材11は送水部に設けられたスリットあるいは穴5から送水された炭酸温水が内部に染み込んで吸水性部材11内部を流れると共に、吸水性部材11の両側の表面に沿って流れ落ちる。このとき、吸水性部材11が顔表面に密着するようにユニット10を顔に向かって僅かに押し付けておくことにより、吸水性部材内部および顔表面と吸水性部材の間を流れる炭酸温水によって顔表面に炭酸温水の膜ができたような状態になる。
吸水性部材11の下端から落ちた炭酸温水は受液部7に入り再び容器1に戻り循環する。このとき、吸水性部材11の顔の鼻腔や口に当る部分に穴を開けて、呼吸がしやすくするとさらに望ましい。
上記実施例では吸水性部材を凸部9と受液部7に固定しているが、吸水性部材を固定せずに、吸水性部材に炭酸温水を湿らせて顔に貼り付けた後、凸部9と額で挟み込んで落ちないようにしても良い。
また、炭酸温水に一般に認められている化粧水原料の少なくとも1つ以上を含む美容液や塩分あるいは遊離硫化水素を含有させても良い。
図5は本発明のさらにもう1つの実施例を示す。ユニット10の送水部4に設けられた複数のフック16に液体が透過しないシート部材15を引っ掛けて固定し、多端を受液部7の内側の複数のフック17に引っ掛けて固定した物である。シート部材は、たとえばビニールなどで、しかも薄くて柔らかく柔軟性のあるものが望ましい。
このシート部材17は送水部に設けられたスリットあるいは穴5から送水された炭酸温水がシート部材17の内側と顔の間を流れ落ち、顔表面とシート部材の間に炭酸温水の膜ができたような状態になる。
シート部材17の下部から落ちた炭酸温水は受液部7に入り再び容器1に戻り循環する。このとき、シート部材17の顔の鼻腔や口に当る部分に穴を開けて、呼吸がしやすくするとさらに望ましい。
このように、吸水性部材やシート部材を使用することにより、顔表面に流す炭酸温水の量を少なくしても、顔全体に炭酸温水の膜ができ、効率が向上される。
以下に本発明において使用する炭酸温水を生成する装置の例を説明する。
図6は 高濃度炭酸温水生成回路の模式図を示す。桶101に溜めたお湯をポンプ102により、吸い上げ管路103を介して吸い上げ、混合タンク104に設けられたノズル105により混合タンク104内の空間106に噴射する。
また、炭酸ガスは炭酸ガスカートリッジ107から圧力調整器108で圧力を調整された後、混合タンク104に供給される。混合タンク104内の空間106は炭酸ガスで満たされており、混合タンク104内の底部にはノズル105により噴射された温水が貯留されるようになっている。
混合タンク104の底部に溜まっている温水はノズル105により混合タンク104内の空間106に噴射されることにより、空間106に満たされた炭酸ガスを吸収し、高濃度の炭酸温水となっている。そして、この溜まった高濃度炭酸温水は混合タンク104の底部に接続された戻り管路109により桶101に戻される。
ここで、混合タンク104の底部に溜められた高濃度炭酸温水の水位はある所定の範囲に保たれている。この水位を保つ方法を以下に説明する。
混合タンク104には圧力調整器108により圧力を調整された炭酸ガスが開閉バルブ111を介して供給されている。また、混合タンク104の底部に接続されている戻り管路109にはオリフィスなどの流量調整部110が設けられている。さらに混合タンク4には水位を検知できるセンサー112、113、114、115が4つ設置されている。
流量調整部110と炭酸ガスの圧力調整器108は、炭酸ガスの開閉バルブ111が開いて炭酸ガスが混合タンク104に供給されている時は、混合タンク104内の水位が徐々に下がり、また、炭酸ガスの開閉バルブ111が閉じて炭酸ガスの供給がなくなると、混合タンク104内の炭酸ガスがノズル105により噴射された温水に吸収され、水位が徐々に上がるようにそれぞれ調整されている。
そして、センサー114が水位を検知すると炭酸ガスの開閉バルブ111を閉じて炭酸ガスの供給を止め、これにより混合タンク104内の炭酸ガスが温水に吸収されて水位が徐々に上昇する。そしてセンサー113が水位を検知すると開閉バルブ111が開いて炭酸ガスを混合タンク104内に供給する。これにより混合タンク104内の圧力が上がり、水位は徐々に下降する。そして再びセンサー114が水位を検知して開閉バルブ111を閉じ水位が上昇し始める。この繰り返しにより、混合タンク104内の水位は、センサー113と114の間に保たれる。
図7は炭酸温水を生成する装置の外観を示す。装置本体120には炭酸ガスカートリッジ121が取り付けられている。この炭酸ガスカートリッジ122はねじ込み式で、工具を使わなくても容易に着脱が出来る構造となっている。装置本体の前面には炭酸温水を溜める桶101が装着されている。この桶101は図7に示すように、使用時には装置本体から取り外して使用するようになっている。吸い上げ管路103と戻り管路109は装置本体120から出た所で回転自在になっており、先端を桶のお湯に浸けたり逃がしたりすることが出来る。
図6と8を用いて、炭酸温水を生成する装置使用時の動作を説明する。まず、図8のように桶101を装置本体120から外し、桶101に給湯器などからお湯を入れる。そして、図8のようにお湯を入れた桶101を装置本体120の前に置き、吸い上げ管路103と戻り管路109の先端を桶101内のお湯に浸ける。
次に、装置本体上部にあるスイッチ116を押す。すると、混合タンク104に接続された排気管路117の途中に設けられた開閉バルブ118が開くと共にポンプ102が運転される。これにより、桶101内のお湯が吸い上げ管路103から吸い上げられ、ポンプ102を通って混合タンク104内にノズル105から噴射される。このとき、炭酸ガスの開閉バルブ111は閉じた状態にある。
混合タンク内の空気は排気管路117を通り戻り管路109を通って桶101に放出される。そして、混合タンク104内の空気が完全に抜けて混合タンク104内がお湯で満たされたことをセンサー112が検知すると開閉バルブ118が閉じ、排気管路117からの排気が遮断されるとともに、炭酸ガスの開閉バルブ111が開き炭酸ガスが混合タンク104に供給される。これにより、混合タンク104内の水位は徐々に下がり、空間106は炭酸ガスだけになる。
ノズル105から噴射されたお湯は混合タンク104内の空間106で炭酸ガスと接触して炭酸ガスを吸収して高濃度炭酸温水となり、混合タンク104の底部に貯留し、さらに混合タンク104内の炭酸ガスの圧力で戻り管路109を通って桶101に戻される。この循環により桶101内のお湯の炭酸ガス濃度が上がってゆく。
所定の時間が経過すると、炭酸ガスの開閉バルブ111を閉じ、吸い上げ管路103から分岐した吸気管路123の先端に設けられた開閉バルブ124を開く。これにより、吸い上げ管路3に空気が入りポンプ102は桶のお湯を吸い上げなくなる。吸気管路から入った空気はポンプ102を通って混合タンク104内に送られ、混合タンク内の高濃度炭酸温水を全て戻り管路109に押し出す。
混合タンク104内の水位がタンク下部まで下がるとセンサー115が水位を検知しポンプの運転を停止して動作を終了する。これら一連の動作により、桶101に入れたお湯は全て高濃度炭酸温水となり、装置本体内の高濃度炭酸温水もほとんど桶101に戻されて生成を完了する。
炭酸温水生成装置本体120は必ずしも小さいとは言えないため、装置本体120を居間のテーブルや寝室に設置しておくことは好ましくなく、また、装置本体120ごと持ち運ぶのも良い方法ではない。したがって、桶101の部分だけを分離して持ち運べることは重要用件である。
混合タンク104内の水位を保つ方法として、炭酸ガスの開閉バルブ111の開閉ではなく、開閉バルブ111は開けておいて、ポンプ102の回転数を変えたり、戻り管路109に電動式流量調整バルブ(図示せず)などを設けて、混合タンク104への給水量や排水量を調整しても良い。
また、炭酸ガスカートリッジ121の炭酸ガスが空になると、開閉バルブ111が開いても炭酸ガスの圧力によって混合タンク104内の高濃度炭酸水を押し出すことが出来なくなり、混合タンク104内の水位が下がらなくなる。その場合、開閉バルブ111が開いた後、ある時間以上経過してもセンサー114が水位を検知しない場合は、炭酸ガスが無くなったと判断して、ポンプ2の運転を停止して警告表示を行う。
さらに、吸い上げ管路103が桶101内のお湯の面から出ている場合やポンプ102が動作しない場合、運転開始時においては混合タンク104にお湯が送られないため、何時まで経っても混合タンク104内の水位が上がらずセンサー112が水位を関知しない。その場合も、ある所定時間が経過してもセンサー112が水位を検知しない場合は異常としてポンプ102の運転を停止して警告表示を行う。
また、運転途中に吸い上げ管路103が桶101のお湯の面から出されたり、ポンプ102が動作しなくなった場合も、混合タンク104にお湯が供給されなくなる為、開閉バルブ111が閉じても混合タンク104内の水位は上がらず、徐々に下がってセンサー115が水位を検知する。センサー115が水位を検知した場合、直ちにポンプ102を停止し警告表示を行う。
図9は炭酸温水を生成する装置の別の実施例である。図6の実施例に対して、図9においては戻り管路109の途中に貯蔵部119を設けたものであり、貯蔵部119には岩塩や硫化水素を含む塩あるいは硫化水素水を入れ、戻り管路109を流れる高濃度炭酸温水に岩塩や硫化水素塩を含む岩塩を溶かし、桶101に溜められる高濃度炭酸温水に僅かな塩分や遊離硫化水素を含有させ、美容効果を増大させる実施例である。
図10は炭酸温水を生成する装置のもう一つの実施例である。図6および図9では桶101に溜めたお湯を吸い上げ管路103で吸い上げたが、本実施例では給湯器(図示せず)などの一定の湯温のお湯を供給できる装置から直接お湯を給湯管路126を介してポンプ102に供給し、混合タンク104で生成された高濃度炭酸温水を桶101に溜めるものである。
本発明においては、使用する炭酸温水は上記実施例で示した装置で作ることに限定しているわけではなく、市販の炭酸水をお湯でうすめて使用しても良いし、まったく別の方法で作った炭酸温水を使用してもかまわない。
さらに上記実施例では炭酸温水生成装置の桶が本体と分離できる構造となっているが、桶が本体と分離できない一体構造であってもかまわない。
図11に本発明のさらに別の実施例の模式図を示す。上記の実施例では出来上がった炭酸温水を顔に送水する方法を示したが、図11は単なるお湯を桶101に入れ、図6〜9で説明した炭酸温水生成装置と同様の装置で炭酸温水を生成しながら送水部4に炭酸温水を送水する実施例である。
なお、受液部7で回収された炭酸温水は戻り管路8を通って桶101に戻り、再び炭酸温水生成装置で高濃度炭酸温水にした後に、送水部4から額上部に送水されて循環される。
したがって、図6〜9に示した装置と異なる所は、混合タンク104で生成された高濃度炭酸温水が戻り管路109を通って桶101に戻るのではなく、戻り管路109が送水部4に接続された送水管路3に接続されており、混合タンク104で生成された高濃度炭酸温水が送水部4に設けられたスリットあるいは穴5を通じて額上部に送水されることである。
ここで、戻り管路109と送水管路3はねじなどで着脱自在に構成されていても良いし、両管路を1本の管路として分離できない構成としても良い。また、桶101と炭酸温水製造装置が分離できない一体構造となっていてもかまわない。なお、図11では吸水性部材11が表記してあるが、吸水性部材11は無くても良いし、シート部材15であっても良い。さらにユニットは10でも14でも良く、送水部4と受液部7が分離している物でも良い。
発明の効果
従来の美容方ではなかった顔浴を高濃度炭酸温水を使って行う事により、炭酸ガスが肌表面から皮下の毛細血管に入り、これにより毛細血管の血流を促し新陳代謝を活発にすることが出来る。新陳代謝が活発になると肌の細胞への水分や栄養の補給が活発になり、肌本来の美しさを取り戻すことが出来る。また、高濃度炭酸温水による顔浴を続けることにより毛細血管が肌に向かって発達し、恒久的に肌を若返らせることができる。
本発明により手軽に高濃度炭酸温水による顔浴が出来るようになり、毎日続けることが可能になる。また、水に顔をつけることが出来ない人でも高濃度炭酸温水による顔浴を少なくとも5分以上連続して行う事ができるようになる。
また、高濃度炭酸温水だけではなく、付加的に岩塩によるミネラル豊富が塩分や遊離硫化水素を混ぜることによりさらに効果を上げることが期待できる。
本発明により、女性の永遠の願望である「いつまでも若々しくいたい」という願いを本質的な肌の改善として実現できる。
本発明の実施例の1つを示す 本発明の別の実施例を示す 飛散防止部材を設けたユニットの実施例を示す 本発明のもう一つの実施例を示す 本発明のさらにもう1つの実施例を示す 炭酸温水生成回路の模式図を示す 炭酸温水生成装置の外観図を示す 炭酸温水生成装置のもう一つの外観図を示す 炭酸温水生成回路の別の模式図を示す 炭酸温水生成回路のもう一つの模式図を示す 本発明のさらに別の実施例の模式図を示す
符号の説明
1 容器 、2 ポンプ 、3 送水管路 、4 送水部
5 スリットあるいは穴 、6 飛散防止部材 7 受液部
8 戻り管路 、9 凸部 、10 ユニット
11 吸水性部材 、12 フック 、13 フック
14 ユニット 、15 シート部材 、16フック
17 フック 、101 桶 、102 ポンプ
103 吸い上げ管路 、104 混合タンク 、105 ノズル
106空間 、107 炭酸ガスカートリッジ 、108圧力調整器
109戻り管路 、110 流量調整部
111 開閉バルブ 、112 センサー 、113 センサー
114 センサー 、115センサー 、116スイッチ
117 排気管路 、118 開閉バルブ
119 貯蔵部 、120 装置本体 、121 炭酸ガスカートリッジ
123 吸気管路 、124開閉バルブ
125 呼吸補助具 、126 給湯管路

Claims (14)

  1. 溶存炭酸ガス濃度が500ppm以上で湯温が30℃以上の炭酸温水を、顔に沿って額上部から顎の方向に温水の薄い膜が出来るように重力により静かに流すことを特徴とする炭酸温水による顔の美容方法
  2. 前記炭酸温水は桶などの容器に溜められており、その溜められた炭酸温水をポンプなどで吸い上げて顔の額上部に送り、顔表面を流れて落ちた炭酸温水を再び前記容器に戻すことを特徴とする請求項1に記載の美容方法
  3. 前記炭酸温水は桶などの容器に溜められたお湯を顔の額上部へ送水する途中で、炭酸ガス混合手段により前記お湯に炭酸ガスを溶解することにより生成した炭酸温水で、顔表面を流れ落ちた炭酸温水を再び前記容器に戻すことを特徴とする請求項1に記載の炭酸温水による顔の美容方法
  4. 顔表面にパックなどの吸水性部材を密着させ、該吸水性部材の上方から前記炭酸温水を供給し、吸収性部材に沿って吸収性部材の内部や顔と吸水性部材の間および吸水性部材表面を前記炭酸温水が流れ落ちることを特徴とする請求項1から3に記載の美容方法
  5. 前記炭酸温水に美容液を添加することを特徴とする請求項1から4に記載の美容方法
  6. 前記炭酸温水に食塩や岩塩を溶解させることを特徴とする請求項1から4に記載に美容方法
  7. 硫化水素塩を含む岩塩または硫化水素塩または硫化水素を用いて、前記炭酸温水に遊離硫化水素を溶解させることを特徴とする請求項1から4に記載の美容方法
  8. 炭酸温水を溜めておく容器を有し、該炭酸温水を吸い上げるポンプを有し、ポンプで吸い上げた炭酸温水を顔の額上部に送水する送水部を有し、該送水部は送水された炭酸温水を顔の額全体にできる限り均等に送水するように額の曲線に近い形状で湾曲した形状を有し、該湾曲形状の内側で額に対面する面にスリットあるいは穴を有し、ポンプと前記送水部をつなぐ送水管を有し、額から顔に沿って流れた炭酸温水をあごの下で受け止める受液部を有し、該受液部から前記容器に炭酸温水を戻す管路を有することを特徴とする炭酸温水による美容機器
  9. お湯を溜めておく容器を有し、該お湯を吸い上げるポンプを有し、炭酸ガスを供給するボンベを有し、炭酸ガスの圧力を調整する圧力調整器を有し、前記ポンプで吸い上げたお湯と炭酸ガスとを接触混合する混合タンクを有し、炭酸ガスの混合タンクへの供給を遮断する開閉弁を有し、混合タンクで生成された炭酸温水を顔の額上部に送水する送水部を有し、該送水部は送水された炭酸温水を顔の額全体にできる限り均等に送水するように額の曲線に近い形状で湾曲した形状を有し、該湾曲形状の内側で額に対面する面にスリットあるいは穴を有し、ポンプと前記送水部をつなぐ送水管を有し、額から顔表面に沿って流れた炭酸温水をあごの下で受け止める受液部を有し、該受液部から前記容器に炭酸温水を戻す管路を有することを特徴とする炭酸温水による美容機器
  10. 前記送水部と受液部が一体形状となっていることを特徴とする請求項8および9に記載の美容機器
  11. 前記送水部が湾曲内側に設けられたスリットあるいは穴よりも上部で湾曲に沿って凸部を有し、該凸部でスリットあるいは穴から送水された炭酸温水が送水部の上方に流れるのを防ぐと共に顔全体を覆える大きさの吸水性部材の上端を額と前記凸部の間に挟み込むことができる形状を有し、送水部から送水された炭酸温水が前記吸水性部材の内部や顔と吸水性部材の間および吸水性部材表面に沿って流れる際に吸水性部材が顔表面に密着する構造であることを特徴とする請求項8から10に記載の美容機器
  12. 吸水性部材の上端が前記送水部のスリットあるいは穴よりも上方で送水部に取り付けられており、吸水性部材の下端はあごの下まで届く長さを有し前記受液部内に挿入されているか受液部内に取り付けられており、送水部から送水された炭酸温水が前記吸水性部材の内部や顔と吸水性部材の間および吸水性部材表面に沿って流れる際に吸水性部材が顔表面に密着する構造であることを特徴とする請求項8から10に記載の美容機器
  13. 液体が透過しないシート部材の一端が前記送水部のスリットあるいは穴よりも下方で送水部に取り付けられており、該シート部材の下端はあごの下まで届く長さを有し、前記受液部内に挿入されているか受液部内に取り付けられており、送水部から送水された炭酸温水が前記シート部材と顔表面の間に沿って流れる際にシート部材と顔表面の間に炭酸温水の層ができる構造であることを特徴とする請求項8から10に記載の美容機器
  14. 前記吸水性部材およびシート部材が鼻腔および/または口近傍に穴を有することを特徴とする請求項11から13に記載の美容機器
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