JP2008009926A - 情報処理装置、情報処理システムおよびアドレス変換方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システムおよびアドレス変換方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 マルチCPUシステムにおいて、それぞれのCPUからみたときのI/O装置のアドレスは共通であってメモリアドレスを主記憶メモリの任意のアドレスに設定できる情報処理装置を提供する。
【解決手段】 複数の演算部でアドレスバスおよび主記憶メモリを共有する情報処理装置で、各演算部が認識するメモリ上のアドレスを示す物理アドレス情報を取得して各演算部が認識する各演算部に個別に割り当てられたアドレス空間を重複無く配置した仮想アドレス空間を示す中間アドレス情報に変換し、この中間アドレス情報を前記アドレスバス上で前記主記憶メモリが割り当てられているアドレスを示す実アドレス情報に再変換する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、メモリとI/O装置を備えた情報処理装置に関し、特に複数のプロセッサを備えた情報処理装置における主記憶メモリのアドレス変換方法に関する。
携帯端末の大容量化やネットワークの高速化に伴い、動画像処理などの高い処理能力を必要とする情報処理装置が求められている。また複数の処理を同時に処理するマルチタスクが一般的に行なわれている。これは1つの演算装置(CPU)の能力を時分割することで複数のタスクを処理することから、タスクの切り替え処理などのロスもあり処理能力にはおのずと限界がある。
そこで複数のCPUを別個に稼動させるマルチCPUシステムが使われるようになってきた。一例としてはCPU単位で情報処理装置を構成し、これらを互いに通信させる(疎結合)ことで連携処理させるものがある。一方では各々の構成に同様の部品がCPU毎に必要となり、場合によってはコストアップにつながることも考えられる。
単純に複数のCPUを共通のバス(共有バス)に接続すると、共有バスに接続されたメモリやI/O装置は全てのCPUから同じアドレスとして見えてしまう。よってCPUが同一のCPUである場合には、それぞれに異なるプログラムを処理させることができない。
このためマルチCPUシステムにおいて共有バスに接続されたメモリ上にプログラムが格納されていても、それぞれのCPUに異なる処理プログラムを実行させるための仕組みが提案されている(特許文献1を参照)。
しかしこの提案によれば、プログラム作成の段階でたとえばCPUの搭載数や識別用レジスタの値などをあらかじめ考慮してプログラミングしなければならない。すると他のCPU構成を持つ機器へ転用することができず、作成したプログラムを転用先の構成に合わせて機器毎に修正しなければならなくなる。
特開2003−196251公報
共有バスに接続された主記憶メモリを共有するマルチCPUシステムにおいて、それぞれのCPUが処理すべき別個のプログラムを、他のCPUの実装状況を考慮することなく記述することは難しかった。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたもので、それぞれのCPUからみたときのI/O装置のアドレスは共通であってメモリアドレスを主記憶メモリの任意のアドレスに設定できる情報処理装置、情報処理システムおよびアドレス変換方法を提供する。
本発明にかかる情報処理装置とすれば、外部の主記憶メモリに記憶したプログラムを実行する情報処理装置であって、複数の演算部と、演算部毎に割り当てられ、この割り当て先の演算部が認識する前記主記憶メモリ上のアドレスを示す物理アドレス情報を変換するアドレス変換手段と、前記アドレス変換手段が変換したアドレス情報を前記主記憶メモリに伝達するために、複数の前記アドレス変換手段に共通に設けられたアドレスバスとを備え、前記アドレス変換手段は、各演算部が認識するメモリ上のアドレスを示す物理アドレス情報を、各演算部が認識する各演算部に個別に割り当てられたアドレス空間を重複無く配置した仮想アドレス空間を示す中間アドレス情報に変換し、この中間アドレス情報を前記アドレスバス上で前記主記憶メモリが割り当てられている実アドレスを示す実アドレス情報に再変換することを特徴とする情報処理装置が提供される。
また本発明にかかる情報処理システムとすれば、複数の演算部と、前記演算部が実行するプログラムを記憶する主記憶メモリと、演算部毎に割り当てられ、この割り当て先の演算部が認識する前記主記憶メモリ上のアドレスを示す物理アドレス情報を変換するブリッジと、前記アドレス変換手段が変換したアドレス情報を前記主記憶メモリに伝達するために、複数の前記アドレス変換手段に共通に設けられたアドレスバスとを備えた情報処理システムであって、前記ブリッジは、各演算部が認識するメモリ上のアドレスを示す物理アドレス情報を、各演算部が認識する各演算部に個別に割り当てられたアドレス空間を重複無く配置した仮想アドレス空間を示す中間アドレス情報に変換し、この中間アドレス情報を前記アドレスバス上で前記主記憶メモリが割り当てられているアドレスを示す実アドレス情報に再変換することを特徴とする情報処理システムが提供される。
また本実施形態にかかるアドレス変換方法によれば、複数の演算部でアドレスバスおよび主記憶メモリを共有する情報処理装置におけるアドレス変換方法であって、各演算部が認識するメモリ上のアドレスを示す物理アドレス情報を取得し、取得した物理アドレス情報を、各演算部が認識する各演算部に個別に割り当てられたアドレス空間を重複無く配置した仮想アドレス空間を示す中間アドレス情報に変換し、この中間アドレス情報を前記アドレスバス上で前記主記憶メモリが割り当てられているアドレスを示す実アドレス情報に再変換することを特徴とするアドレス変換方法が提供される。
それぞれのCPUからみたときのI/O装置のアドレスは共通であってメモリアドレスを主記憶メモリの任意のアドレスに設定できるので、回路設計の自由度を高めながら作成済みプログラムの汎用性を高めることができる。
図1は、本実施形態における情報処理システムの一例を示す図である。図1には、情報処理装置100、CPUA101、CPUB102、内部バス103、ブリッジA104、ブリッジB105、メモリM106、メモリN107、DMA108、ブリッジX109、HDD110、LANアダプタ111およびLANケーブル112が示されている。
情報処理装置100は、内部に複数のCPUを備えた情報処理装置である。プログラムを筐体内の記憶装置に記憶し、LANを介して外部との通信も可能である。
CPUA101は、情報処理装置100に含まれるCPUのうちの一つである。
CPUB102は、CPUA101同様情報処理装置100に含まれるCPUであり、CPUA101と同様の構成を備えているものとする。
内部バス103は、情報処理装置100が備えているCPUなどの各機能部品が接続された、各部品間の通信を実現するバスである。各機能部品はこの内部バス103を介して情報をやり取りすることで一連の処理を遂行する。複数の機能部品が通信する際、内部バス103を流れる情報の入出力要求が各構成部品間で衝突しないように調停する機能を備えていても良い。
ブリッジA104は、CPUA101が入力または出力を要求するアドレス(物理アドレス)情報を入力とし、実装されたメモリのアドレス(実アドレス)に変換する機能を有する。一つの機能部品として実装されていても良いし、CPUA101が構成された半導体チップ上に1チップ化されていてもかまわない。
ブリッジB105は、CPUB102の物理アドレス情報を入力とし、実アドレスに変換する機能を有する。基本的にブリッジA104と同様の機能を備える。ブリッジはCPU毎に設けられる。
メモリM106は、内部バス103に接続された半導体メモリで構成されたメモリ部品である。CPUA101、CPUB102のどちらかもアクセスできる。
メモリN107は、メモリM106同様内部バス103に接続されたメモリ部品である。こちらもどちらのCPUからもアクセスが可能である。
DMA108は、DMA(Direct Memory Access)と呼ばれる、CPUを介さずにメモリ間、I/O装置間のデータ転送を高速に行なう機能を備えた機能部品である。
ブリッジX109は、DMA108の物理アドレス情報を入力とし、実アドレスに変換する機能を有する。基本的にブリッジA104と同様の機能を備える。
HDD110は、磁気ディスク装置であって、内部バス103を介してデータが入出力されるI/O装置の一つである。ここにはCPUA102、CPUB103が実行するプログラムや一連の処理に必要なデータなどが記録される。
LANアダプタ111は、LAN(Local Area Network)を介して他の機器と通信するためのアダプタ装置である。CPUA102、CPUB103から見たとき、これもまたI/O装置の一つとして認識される。
LANケーブル112は、IEEE802.3などの有線を使う通信規格に準拠したケーブルである。情報処理装置100はLANアダプタ110を介して、LANケーブル111に流れる情報にアクセスできる。
図2は、本実施形態における情報処理システムのブロック図の一例を示す図である。図2には、CPUA101、CPUB102、メモリM106、メモリN107、DMA108、アクセス先分離部A200、アクセス先分離部B201、アドレス変換部A202、アドレス変換部B203、メモリバス204、メモリ制御レジスタ205、I/Oデバイスバス206、I/O制御レジスタ207、I/Oデバイス208、アドレス変換部X209およびデータバス210が示されている。
CPUA101、CPUB102、メモリM106、メモリN107、DMA108については既述の構成要素と同一のものを指す。
アクセス先分離部A200は、CPUA101が入出力を要求するアドレス情報を入力とし、そのアドレスがメモリに記憶した情報を要求する場合とI/Oデバイスとの入出力を要求する場合とで、出力先を分離する機能を有する。入力されたアドレス情報がメモリアクセスを要求するものか、I/Oデバイスのアクセスを要求するものかは、その要求されたアドレスの範囲に基づいて判別することができる。あるいはCPUA101からI/Oデバイスのアクセスであることを示す信号線が出力されている場合には、この信号線によってアドレス情報の出力先を分離することもできる。アクセス先分離部A200は、ブリッジA104あるいはCPUA101内に含まれる。
アクセス先分離部B201は、アクセス先分離部A200と同様の機能を有するがCPUB102が入出力を要求するアドレス情報について出力先を分離する機能を有することが異なる。このようにCPU毎に、これに対応するアクセス先分離部が用意される。アクセス先分離部B201は、ブリッジB105あるいはCPUB102内に含まれる。
アドレス変換部A202は、CPUA101が要求するアドレス情報がメモリをアクセスするためのアドレスとしてアクセス先分離部A200が分離したアドレス情報を入力とし、所定の変換規則に従ってアドレス変換を行う機能を有する。変換後のアドレス情報は主記憶メモリのアドレスを示す実アドレスとして使用される。アドレス変換部A202は、ブリッジA104内に構成される。
アドレス変換部B203は、CPUB102、アクセス先分離部B201を介して入力されたアドレス情報についてアドレス変換するもので、アドレス変換部A202と同様の構成を備えている。このとき、CPUA101とCPUB102の要求するメモリアクセスが競合しないように、アドレスを共有する場合以外、アドレス変換部A202の変換規則とは異なる変換規則を備えているのが普通である。アドレス変換部B203は、ブリッジB105内に構成される。
メモリバス204は、メモリの所定のアドレスをアクセスするためのアドレス情報を伝達するバスである。アドレス変換部202、アドレス変換部203が変換したアドレス情報はこのメモリバス204を介して主記憶メモリに伝達され、情報の入出力が行われる。メモリバス204は内部バス103の一種である。
メモリ制御レジスタ205は、主記憶メモリの各種制御のために設けられているレジスタであり、このレジスタの値をソフトウェアから適宜設定することで主記憶メモリの動作を指定するために設けられている。
I/Oデバイスバス206は、主に外部装置との入出力をするデバイスとデータのやり取りをするためのI/Oアドレス情報を伝達するバスである。つまりアクセス先分離部200あるいはアクセス先分離部201で、それがI/Oデバイスとのやり取りを要求するものとされたアドレス情報が伝達される。I/Oデバイスバス206もまた内部バス103の一種である。
I/O制御レジスタ207は、各I/Oデバイスの各種制御のために設けられているレジスタである。このレジスタの値をソフトウェアから適宜設定することで各I/Oデバイスの動作を指定する。
I/Oデバイス208は、たとえばHDD110、LANアダプタ111などを介して外部に接続された装置と情報を入出力するように設計されたデバイスである。
アドレス変換部X209は、既述したアドレス変換部A202などと同様、所定の変換規則に基づいてアドレス変換する機能を有するが、I/Oデバイスバス206上に流れるアドレス情報をメモリアクセス用のアドレス情報に変換してメモリバス204に転送する点で異なる。主にDMA108がDMA(Direct Memory Access)により主記憶メモリをアクセスするときに使用される。
データバス210は、情報処理装置100に含まれる各構成要素が指定されたアドレスに基づいて入出力するデータを伝達するための共有バスである。このバスも内部バス103の一種である。
図3は、本実施形態におけるアドレス変換の一例を示す図である。
アドレスイメージA300は、CPUA101から見えるメモリとI/Oデバイスの物理アドレスをマップにしたものである。最も下位のアドレスがメモリマップの基準となるゼロ番地である。そこを基点としてCPUA101が自身に個別に与えられた、いわばプライベートなアドレス空間、個別メモリ領域Aがマッピングされている。その上位には、他のCPUからも参照可能な共有メモリ領域がある。さらに上位のX番地からY番地までは情報処理装置100を制御するために設けられた制御用のレジスタがマッピングされ、さらに高位にはZ番地までの間にI/Oデバイスのアドレスがマッピングされている。
このときI/OデバイスのアドレスはメモリマップドI/Oと呼ばれる方法でマッピングされている。通常I/Oデバイスはメモリアクセス用のアドレスとは別のI/Oアドレスを用いてアクセスされることが多い。本実施形態のようにメモリマップドI/OではI/Oデバイスのアクセスもメモリをアクセスするのと同様に、メモリの内容を読み書きするようにI/Oデバイスの入出力をすることができる。このようにすると、プログラムを作成する際、それが主記憶のようなメモリなのかI/Oデバイスなのかによってアクセス手法(アルゴリズム)を変える必要がないというメリットがある。
アドレスイメージB301は、CPUB102から見えるメモリとI/Oデバイスの物理アドレスをマップにしたものである。アドレスイメージA300と同様に、ゼロ番地からCPUB102にとっての個別メモリ領域Bがマッピングされている。これ以外の領域はCPUA101から見えるアドレス空間を共有している。つまり共有メモリ領域はCPUA101からも同じアドレスでアクセスできるようになっている。同時にX番地より上位のアドレスにマッピングされたI/Oデバイスも同様にアクセスできる。
これは複数のCPUを共通の構成要素(コンポーネント)を共有して同時にプログラムを実行させる場合、CPU毎には個別に異なるタイミング、異なるプログラムを実行させたいが、逆にI/Oデバイスは各CPUから同じアドレスにマッピングされていた方が、プログラム作成上共通化できるからである。
CPU毎に個別のメモリ領域を持つべき別の理由としては、NMI(Non-Maskable Interrupt)など割込み処理の際に参照するアドレスが固定されている場合があり、CPU毎に別の割込み処理を実行させることができないという不都合を回避する目的もある。
I/Oデバイスを示すアドレス空間については、I/Oアドレスイメージ302としてCPUA101およびCPUB102に認識される。
一方、メモリ空間はCPUA101およびCPUB102が認識するメモリ領域が一旦中間アドレスイメージ303のような仮想アドレスにまとめられる。中間アドレスイメージとは、各CPUの個別メモリ領域および共有メモリ領域といったメモリ領域を、たとえば共有する領域はまとめて、重複の無いメモリ空間となるようにマッピングしなおしたものである。
さらに中間アドレスイメージ303は、実際の主記憶メモリであるメモリM106、メモリN107がマップされているアドレスに符合するように割り当てた実アドレスイメージ304にマッピングしなおされる。これは回路設計の都合などで必ずしも主記憶メモリの実アドレスが連続したアドレスにマップされていない場合に有用である。
アドレスイメージA300から中間アドレスイメージ303および実アドレスイメージ304へのアドレス変換は、アドレス変換部A202が行う。またアドレスイメージB301からのアドレス変換は、アドレス変換部B203が行う。これらと同様に、DMA108がDMA(Direct Memory Access)する際のメモリへのアクセス時はアドレス変換部X209が担うこととなる。
このように構成すると、回路設計の自由度を高めながらも主記憶メモリの実アドレスを考慮することなくプログラムを記述することができるというメリットがある。
図4は、本実施形態における実アドレス決定フローの一例を示す図である。このフローでは、各CPUのアドレス変換部に対し中間アドレスイメージの構成および実アドレスイメージの構成情報があらかじめ与えられているものとする。
まず、各CPUのアクセス先分離部はCPUから入出力要求されたアドレス情報から、それが主記憶メモリ上にマップされるメモリのアクセスを要求するものかどうかを判定する(ステップS01)。これがメモリアクセス要求であった場合(Yes)、各CPUのアドレス変換部は中間アドレスイメージに従って中間アドレスを計算する(ステップS02)。
各CPUのアドレス変換部は、計算した中間アドレスからさらに実アドレスイメージに従って実アドレスを計算する(ステップS03)。
実アドレスを求めた後、これを入出力要求のあったアドレスに対応する主記憶メモリのアドレスとしてメモリバス204上に伝達することで、各CPUはメモリにアクセスできるようになる(ステップS04)。
ステップS01で、入出力要求がI/Oアドレスであった場合(No)、要求されたアドレスをI/Oアドレスとみなす(ステップS05)。そしてこのI/OアドレスをI/Oデバイスバス206上に伝達することで各CPUは目的のI/Oデバイスを指定してアクセスすることができる(ステップS06)。
図5は、本実施形態におけるアドレス変換の変形例を示す図である。
この図では、ゼロ番地からはそれぞれのCPUの個別メモリ領域がマッピングされているが、他のCPUの個別メモリ領域も参照できるようにマッピングされている点である。別のCPUの個別メモリ領域が参照できるとCPU間で情報の伝送をする手間が省け、連携処理を効率よく実行することができる。
このように構成することにより、それぞれのCPUからみたときのI/O装置のアドレスは共通であってメモリのアドレスを主記憶メモリの任意のアドレスに設定できるので、回路設計の自由度を高めながら作成済みプログラムの汎用性を高めることができるのである。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本実施形態における情報処理システムの一例を示す図である。 本実施形態における情報処理システムのブロック図の一例を示す図である。 本実施形態におけるアドレス変換の一例を示す図である。 本実施形態における実アドレス決定フローの一例を示す図である。 本実施形態におけるアドレス変換の変形例を示す図である。
符号の説明
100・・・情報処理装置、101・・・CPUA、102・・・CPUB、103・・・内部バス、104・・・ブリッジA、105・・・ブリッジB、106・・・メモリM、107・・・メモリN、108・・・DMA、109・・・ブリッジX、110・・・HDD、111・・・LANアダプタ、112・・・LANケーブル、200・アクセス先分離部A、201・・・アクセス先分離部B、202・・・アドレス変換部A、203・・・アドレス変換部B、204・・・メモリバス、205・・・メモリ制御レジスタ、206・・・I/Oデバイスバス、207・・・I/O制御レジスタ、208・・・I/Oデバイス、209・・・アドレス変換部X、210・・・データバス、300・・・アドレスイメージA、301・・・アドレスイメージB、302・・・I/Oアドレスイメージ、303・・・中間アドレスイメージ、304・・・実アドレスイメージ、500・・・アドレスイメージA、501・・・アドレスイメージB、502・・・I/Oアドレスイメージ、503・・・中間アドレスイメージ、504・・・実アドレスイメージ

Claims (6)

  1. 外部の主記憶メモリに記憶したプログラムを実行する情報処理装置であって、
    複数の演算部と、
    演算部毎に割り当てられ、この割り当て先の演算部が認識する前記主記憶メモリ上のアドレスを示す物理アドレス情報を変換するアドレス変換手段と、
    前記アドレス変換手段が変換したアドレス情報を前記主記憶メモリに伝達するために、複数の前記アドレス変換手段に共通に設けられたアドレスバスと
    を備え、
    前記アドレス変換手段は、
    各演算部が認識するメモリ上のアドレスを示す物理アドレス情報を、各演算部が認識する各演算部に個別に割り当てられたアドレス空間を重複無く配置した仮想アドレス空間を示す中間アドレス情報に変換し、この中間アドレス情報を前記アドレスバス上で前記主記憶メモリが割り当てられている実アドレスを示す実アドレス情報に再変換する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 外部装置とデータを授受するためのI/Oデバイスと、
    前記I/Oデバイスの各演算部が認識するアドレスを示すアドレス情報を前記デバイスに伝達するために、複数の前記I/Oデバイスに共通に設けられたI/Oバスと
    演算部毎に割り当てられ、この割り当て先の演算部がアクセスを要求するアドレス情報を、このアドレス情報が示すアドレスが前記主記憶メモリ上のアドレスである場合には前記アドレス変換手段へ振り分け、前記I/Oデバイス宛のアドレスである場合には前記I/Oバスへ振り分けるアクセス先分離手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 複数の演算部と、
    前記演算部が実行するプログラムを記憶する主記憶メモリと、
    演算部毎に割り当てられ、この割り当て先の演算部が認識する前記主記憶メモリ上のアドレスを示す物理アドレス情報を変換するブリッジと、
    前記アドレス変換手段が変換したアドレス情報を前記主記憶メモリに伝達するために、複数の前記アドレス変換手段に共通に設けられたアドレスバスと
    を備えた情報処理システムであって、
    前記ブリッジは、
    各演算部が認識するメモリ上のアドレスを示す物理アドレス情報を、各演算部が認識する各演算部に個別に割り当てられたアドレス空間を重複無く配置した仮想アドレス空間を示す中間アドレス情報に変換し、この中間アドレス情報を前記アドレスバス上で前記主記憶メモリが割り当てられているアドレスを示す実アドレス情報に再変換する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  4. 外部装置と、
    前記外部装置とデータを授受するためのI/Oデバイスと、
    前記I/Oデバイスの各演算部が認識するアドレスを示すアドレス情報を前記デバイスに伝達するために、複数の前記I/Oデバイスに共通に設けられたI/Oバスと
    をさらに備え、
    前記ブリッジは、割り当て先の演算部がアクセスを要求するアドレス情報を、このアドレス情報が示すアドレスが前記主記憶メモリ上のアドレスである場合には前記実アドレス情報を前記アドレスバスへ振り分け、前記I/Oデバイス宛のアドレスである場合には前記I/Oバスへ振り分けるアクセス先分離手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 複数の演算部でアドレスバスおよび主記憶メモリを共有する情報処理装置におけるアドレス変換方法であって、
    各演算部が認識するメモリ上のアドレスを示す物理アドレス情報を取得し、
    取得した物理アドレス情報を、各演算部が認識する各演算部に個別に割り当てられたアドレス空間を重複無く配置した仮想アドレス空間を示す中間アドレス情報に変換し、
    この中間アドレス情報を前記アドレスバス上で前記主記憶メモリが割り当てられているアドレスを示す実アドレス情報に再変換する
    ことを特徴とするアドレス変換方法。
  6. 複数の演算部でアドレスバスと主記憶メモリおよびI/OデバイスとI/Oバスを共有する情報処理装置におけるアドレス変換方法であって、
    各演算部が認識するアドレス空間内のアドレスを示す物理アドレス情報を取得し、
    この物理アドレス情報が示すアドレスが前記主記憶メモリ上のアドレスである場合には、
    この物理アドレス情報を、各演算部が認識する各演算部に個別に割り当てられたアドレス空間を重複無く配置した仮想アドレス空間を示す中間アドレス情報に変換し、
    この中間アドレス情報を前記アドレスバス上で前記主記憶メモリが割り当てられているアドレスを示す実アドレス情報に変換して前記アドレスバスに伝達し、
    一方、この物理アドレスが示すアドレスが前記I/Oデバイス宛のアドレスである場合には、この物理アドレス情報をI/Oアドレス情報として前記I/Oバスに伝達する
    ことを特徴とするアドレス変換方法。
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