JP2008002363A - ガスタービン及びその冷却方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高温の抽気空気を簡単な構造で冷却し、冷却した抽気空気により軸受部の冷却・シールに使用できるようにする。
【解決手段】回転軸105は圧縮機101及びタービン102を支持しており、この回転軸105は軸受部106,107により回転自在に軸支されている。軸受部106,107の冷却とシールをするために、圧縮機101から抽気した抽気空気aを配管121,122,123により軸受部106,107に送っている。圧縮機101の圧力比が高いと、抽気空気aの温度が高い。そこで、抽気用配管121の一部を吸気ダクト103内に配置した。このため、吸気ダクト103内に配置した抽気用配管冷却部121aは大量・高速の空気Aに触れて冷却され、抽気空気aの効果的な冷却ができる。
【選択図】図1

Description

本発明はガスタービン及びその冷却方法に関し、高圧力比の圧縮機を使用したガスタービンであっても、圧縮機から抽気した空気を、簡単な構造で効果的に冷却し、この冷却した空気により、軸受部のシール・冷却をすることができるように工夫したものである。
図6は、ガスタービンの概略を示す構成図である。同図に示すように、ガスタービンは、圧縮機1と、タービン2と、燃焼器(図示省略)を主要部材として構成されている。圧縮機1は、吸気ダクト3から取り込んだ空気を圧縮し、圧縮された空気は燃焼器にて燃焼されて燃焼ガスが生成される。この燃焼ガスがタービン2に送られてタービン2が回転する。タービン2から排出される高温(例えば600°C)の排気ガスGは排気ダクト4を介して排出される。
圧縮機1とタービン2を支持するガスタービンの回転軸5は、圧縮機側の軸受部6と、タービン側の軸受部7により回転自在に軸支されている。なお、本明細書では、「ガスタービンの回転軸」とは、圧縮機用回転軸と、タービン用回転軸と、中間軸(圧縮機用回転軸とタービン用回転軸とを連結する軸)とを、総称したものとして使用している。
タービン側の軸受部7は、車室壁8の内周面から径方向の内側に伸びたストラット(支柱)9により支持されている。換言すると、タービン側の軸受部7から放射状にストラット9が伸びている。このストラット9は排気ダクト4を径方向に貫通する状態で配置されているため、ストラット9が高温の排気ガスGに晒されないように、ストラット9の周囲はストラットカバー10で囲われている。
軸受部6,7は潤滑油が供給されこの潤滑油により潤滑がされている。そこで、軸受部6,7のシールと冷却のために、軸受部用の冷却・シール空気系統20が備えられている。
この冷却・シール空気系統20では、抽気用配管21により、圧縮機1の低圧部から空気を抽気する。抽気用配管21の先端は、圧縮機器側の分岐配管22と、タービン側の分岐配管23に分岐し、更に、分岐配管23は、2つの分岐配管23a,23bに分岐している。また分岐配管23aには、冷却器24が備えられている。
圧縮機1から抽気して、抽気用配管21及び分岐配管22を介して送られてきた空気は、圧縮機側の軸受部6に送られて、この軸受部6のシールと冷却をする。
また、圧縮機1から抽気して、抽気用配管21及び分岐配管23,23aを介して送られると共に冷却器24にて冷却された空気は、タービン側の軸受部7に送られて、この軸受部7のシールと冷却をする。ここでいうシールとは、潤滑用の油がもれないようにすると共に、高温の排気ガスGが軸受部7側に流入することを防止することを意味する。
更に、圧縮機1から抽気して、抽気用配管21及び分岐配管23,23bを介して送られてきた空気は、ストラット9とストラットカバー10との間の空間を流れることにより、ストラット9の冷却と、軸受部7の冷却をしている。
なお、従来では、冷却器24を設置しない場合もあった。
特開2001−227360 特開平9−060532 特開2005−344680
従来のガスタービンでは、圧縮機1の圧力比が小さかったため、圧縮機1の低圧部から抽気した空気の温度は100°C程度であり、この抽気空気を利用して、軸受部6,7のシール・冷却をすることができた。
また、冷却器24を使用しても、その冷却能力は小さいもので済んでいた。
しかし、最近のガスタービンでは、圧力が高くなり(例えば圧力比20:1)、圧縮機の低圧部から抽気しても、その抽気空気の温度は200°C程度と高くなっている。
このような高温(例えば200°C)の空気を軸受部6,7に供給したとすると、潤滑油が劣化したり、潤滑油にコーキング(炭化現象)が発生したり、軸受部品が焼損するおそれがあった。
また、冷却器を使用する場合には、容量の大きな冷却器を使用しなければならず、システムが複雑化すると共にコスト高になるという課題があった。
本発明は、上記従来技術に鑑み、高圧力比のガスタービンであっても、抽気空気を簡単な構造で確実に冷却することができる、ガスタービン及びその冷却方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明のガスタービンの構成は、
吸気ダクトを介して空気を取り込む圧縮機と、タービンと、前記圧縮機及び前記タービンを支持する回転軸を回転自在に軸支する軸受部と、この軸受部の冷却とシールをするために前記タービンから抽気した抽気空気を前記軸受部に送る配管を備えたガスタービンにおいて、
前記配管は、その一部が前記吸気ダクトの内部空間を通過するように配置されていることを特徴とする。
また本発明のガスタービンの構成は、
吸気ダクトを介して空気を取り込む圧縮機と、タービンと、前記圧縮機及び前記タービンを支持する回転軸を回転自在に軸支する軸受部と、この軸受部の冷却とシールをするために前記タービンから抽気した抽気空気を前記軸受部に送る配管を備えたガスタービンにおいて、
前記配管は、その一部が前記吸気ダクトの内部空間を通過するように配置されると共に、
前記配管のうち、抽気空気の流れ方向に関して、前記吸気ダクトの内部空間に配置されている部分よりも上流側部分と、前記吸気ダクトの内部空間に配置されている部分よりも下流側部分とを接続するパイバス管と、
前記パイバス管に介装されたバルブと、
前記軸受部に供給される抽気空気の温度を検出する温度計と、
前記温度計により検出した温度が、抽気空気に含まれる水分が結露する温度よりも高くなるように前記バルブの開度を調整する制御部とを有することを特徴とする。
また本発明のガスタービンの冷却方法の構成は、
吸気ダクトを介して空気を取り込む圧縮機と、タービンと、前記圧縮機及び前記タービンを支持する回転軸を回転自在に軸支する軸受部と、この軸受部の冷却とシールをするために前記タービンから抽気した抽気空気を前記軸受部に送ると共に、その一部が前記吸気ダクトの内部空間を通過するように配置された配管を備えたガスタービンにおいて、
前記配管のうち、抽気空気の流れ方向に関して、前記吸気ダクトの内部空間に配置されている部分よりも上流側部分から、前記吸気ダクトの内部空間に配置されている部分よりも下流側部分へ抽気空気をバイパスさせて流すと共に、
前記軸受部に供給される抽気空気の温度が、抽気空気に含まれる水分が結露する温度よりも高くなるように、パイバスさせて流す抽気空気の流量を制御することを特徴とする。
本発明によれば、抽気空気を送る配管の一部が、吸気ダクトの内部空間に配置されているため、配管内を流れる抽気空気は、吸気ダクトの内部空間を高速で流れる大量の空気(大気)により確実に冷却される。
このため圧縮機の圧力比が高く、圧縮機から抽気した抽気空気の温度が高くても、この抽気空気を確実に冷却して、冷却した空気により軸受部の冷却とシールを行うことができる。
また、配管の一部が吸気ダクトの内部空間を通過するように、配管を配置するだけであるため、簡単且つ低コストな装置構成となる。
以下に本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るガスタービンの概略構成図である。
同図に示すように、ガスタービンは、高圧力比(例えば圧力比20:1)の圧縮機101と、タービン102と、燃焼器(図示省略)を主要部材として構成されている。圧縮機101は、吸気ダクト103から取り込んだ空気Aを圧縮し、圧縮された空気Aは燃焼器にて燃焼されて燃焼ガスが生成される。この燃焼ガスがタービン102に送られてタービン102が回転する。タービン102から排出される高温(例えば600°C)の排気ガスGは排気ダクト104を介して排出される。
圧縮機101とタービン102を支持するガスタービンの回転軸105は、圧縮機側の軸受部106と、タービン側の軸受部107により回転自在に軸支されている。
タービン側の軸受部107は、車室壁108の内周面から径方向の内側に伸びたストラット(支柱)109により支持されている。換言すると、タービン側の軸受部107から放射状にストラット109が伸びている。このストラット109は排気ダクト104を径方向に貫通する状態で配置されているため、ストラット109が高温の排気ガスGに晒されないように、ストラット109の周囲はストラットカバー110で囲われている。
軸受部106,107は潤滑油が供給されこの潤滑油により潤滑がされている。そこで、軸受部106,107のシールと冷却のために、軸受部用の冷却・シール空気系統120が備えられている。
この冷却・シール空気系統120では、抽気用配管121により、圧縮機101の低圧部から空気aを抽気する。抽気用配管121の先端は、圧縮機器側の分岐配管122と、タービン側の分岐配管123に分岐し、更に、分岐配管123は、2つの分岐配管123a,123bに分岐している。
本実施例では、図2にも示すように、抽気用配管121は、その一部が、吸気ダクト103の内部空間を通過して、この内部空間に占位するように配置されている。
つまり、吸気空気の流れ方向に沿い説明すると、圧縮器101の抽気ポートから伸びてきた抽気用配管121は、吸気ダクト103の外側から吸気ダクト壁面を貫通する状態で吸気ダクト103の内部空間に入り、一定長さがこの吸気ダクト103の内部に占位した後に、吸気ダクト103の内部空間から吸気ダクト壁面を貫通する状態で吸気ダクト103の外側に出るように配置されている。
ここでは、抽気用配管121のうち、吸気ダクト103の内部空間に占位する部分を、抽気用配管冷却部121aと称する。
抽気用配管冷却部121aは、吸気ダクト103の流れ方向に関して、異物混入防止フィルタ103aよりも上流側に配置している。
なお、異物混入防止フィルタ103aは、吸入する空気Aに混じって異物を吸引したときに、この異物をフィルタリングして、圧縮気101に吸い込むことを防止するフィルタである。
吸気ダクト103の内部空間には、多量の空気Aが高速で流れるため、抽気用配管冷却部121aは、この多量・高速な空気Aに触れて冷却される。この空気Aの温度は大気温度と同じであるが、多量であるとともに高速流となっているため、冷却源として効果的なものである。
このため、高圧力比の圧縮機101から抽気した空気aは、その温度が200°C程度となっているが、抽気用配管冷却部121aを通過する際に冷却され、抽気空気温度は100°C程度にまで冷却される。
圧縮機101から抽気され抽気用配管冷却部121aにて100°C程度に冷却されて、抽気用配管121及び分岐配管122を介して送られてきた空気aは、圧縮機側の軸受部106に送られて、この軸受部106のシールと冷却をする。
また、圧縮機101から抽気され抽気用配管冷却部121aにて100°C程度に冷却されて、抽気用配管121及び分岐配管123,123aを介して送られた空気aは、タービン側の軸受部107に送られて、この軸受部107のシールと冷却をする。ここでいうシールとは、潤滑用の油がもれないようにすると共に、高温の排気ガスGが軸受部107側に流入することを防止することを意味する。
更に、圧縮機101から抽気され抽気用配管冷却部121aにて100°C程度に冷却されて、抽気用配管121及び分岐配管123,123bを介して送られてきた空気aは、ストラット109とストラットカバー110との間の空間を流れることにより、ストラット109の冷却と、軸受部107の冷却をする。
このように本実施例では、吸気ダクト103の内部を流れる高速・多量の空気Aを冷却源として、抽気用配管121内を流れる抽気空気aを冷却するようにしているため、冷却器を用いることなく、この抽気空気aの冷却ができる。このため、圧縮機101の圧力比が高くても、軸受部106,107の冷却やシールを確実に行うことができ信頼性を確保することができる。
また、簡易な構造であるため、コスト低減を図ることができる。
更に、ストラットカバー110及びストラット109の冷却も効果的に行うことができるため、排気ガスGの温度を高くしても、ストラットカバー110及びストラット109を熱損傷することなく、ガスタービンの安全な運用ができる。
排気ガスGの温度を高くすれば、ガスタービンプラントの効率向上を図ることができるため、本実施例を採用することにより、排ガスGの温度を高くしてプラント効率の向上も図ることができる。
次に本発明の実施例2に係るガスタービンを、概略構成図である図3を参照して説明する。
なお、実施例1と同一部分には同一符号を付し、重複する説明は省略し、本実施例の特徴的部分を中心に説明をする。
実施例2は、抽気用配管冷却部121aでの冷却が強くなり過ぎて、冷却した抽気空気中の水分が結露することを防止するように、冷却能力を制御するようにしたものである。
なお抽気した空気aは圧力が高いので(例えば4kg/cm2)、100°C〜200°Cのような範囲の温度であっても、圧力条件・温度条件によっては空気中の水分が結露することがある。
図3に示すように、本実施例では、抽気用配管121には、抽気した空気aの流れ方向に関して、抽気用配管冷却部121aよりも上流側の位置αと、抽気用配管冷却部121aよりも下流側の位置βとを接続するバイパス配管201を備えている。
このバイパス配管201にはバルブ202が介装されている。
一方、分岐配管123aには、軸受部107に供給される空気aの温度を計測する温度計203が備えられている。この温度計203は、分岐配管121aのうち軸受部107の直前の位置に備えている。
制御部204は、温度計203にて計測した空気aの温度(軸受部107に供給される空気aの温度)に応じて、バルブ202の開度調整をする。
なお他の部分の構成は、実施例1と同様である。
制御部204によるバルブ202の開度調整の手法を、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
制御部204は、次のような制御をする。
まず、初期値ではバルブ202を全閉とする(ステップS1)。
そして、温度計203にて計測した抽気空気aの温度Tairを取り込む(ステップS2)。
次に、抽気空気温度Tairと潤滑油炭化温度とを比較する(ステップS4)。なお潤滑油炭化温度は、使用する潤滑油に応じて、例えば150°C〜200°Cの間の予め設定した温度である。
抽気空気温度Tairが潤滑油炭化温度以上である場合には、アラームを発信する(ステップS5)。
抽気空気温度Tairが潤滑油炭化温度未満である場合には、全閉していたバルブ202の開度を調整しつつ抽気空気温度Tairを監視する(ステップS6,S7)。
そして、監視している抽気空気温度Tairと、「露点温度Tdp(結露が発生する温度として予め決めた温度)と余裕温度αとを加算した温度」との比較をする。
なお、抽気空気aの圧力が例えば0.4MPa程度であれば、露点温度Tdpは例えば30°Cに、余裕温度αは例えば20°Cに設定する。
抽気空気温度Tair≧Tdp+αが成立しないとき(ステップS8)、つまり、結露が生じる恐れがある状態の場合には、バルブ202の開度を開いていき、バイパス通路201に流れる空気量を増やし、抽気用配管冷却部121aに流れる空気量を減らしていく。
バルブ202の開度を徐々に大きくしていき、抽気空気温度Tair≧Tdp+αが成立したら(ステップS8)、バルブ202の開度をその時点の開度に維持し、制御を終了する(ステップS9)。
このようにすることにより、軸受部107に供給する抽気空気aの温度を、結露が生じるほど低くはないが、なるべく低い温度に調整することができる。
このため、実施例2では、実施例1の効果を確保しつつ、更に、結露を発生させることなく低温の抽気空気aにより軸受部107の冷却とシールを行うことができる。
次に、本発明の実施例3を説明する。
実施例1,2では、図5(a)に示すように、抽気用配管冷却部121aは、単に抽気用配管121を吸気ダクト103の内部空間に占位させただけであるが、実施例3では、図5(b)(c)に示すような構造にした。
即ち図5(b)の例では、抽気用配管冷却部121aを、一対のヘッダ301,302と、ヘッダ301,302管に配置した複数の枝管303とで構成した。
このように構成することにより、熱交換効率(冷却能力)を向上させることができる。
また図5(c)の例では、抽気用配管冷却部121aの周囲に、冷却フィン310を備えた。更に、冷却フィン310を含めて抽気用配管冷却部121aを、フィン飛散防止ネット311により囲った。
図5(c)のように冷却フィン310を備えることにより、熱交換効率(冷却能力)を向上させることができる。
またフィン飛散防止ネット311により冷却フィン310を囲っているため、冷却フィン311が破損しても破損片(フィンの一部)はフィン飛散防止ネット311の内部にとどまり、圧縮機101に吸引されることはなく、安全性を確保することができる。
本発明の実施例1に係るガスタービンを示す概略構成図。 実施例1における吸気ダクト部分を示す斜視図。 本発明の実施例2に係るガスタービンを示す概略構成図。 実施例2の制御動作を示すフロー図。 実施例3における抽気用配管冷却部を示す斜視図。 従来のガスタービンを示す概略構成図。
符号の説明
101 圧縮機
102 タービン
103 吸気ダクト
104 排気ダクト
105 回転軸
106,107 軸受部
108 車室壁
109 ストラット
110 ストラットカバー
120 冷却・シール空気系統
121 抽気用配管
121a 抽気用配管冷却部
122,123,123a,123b 分岐配管
201 バイパス管
202 バルブ
203 温度計
204 制御部

Claims (3)

  1. 吸気ダクトを介して空気を取り込む圧縮機と、タービンと、前記圧縮機及び前記タービンを支持する回転軸を回転自在に軸支する軸受部と、この軸受部の冷却とシールをするために前記タービンから抽気した抽気空気を前記軸受部に送る配管を備えたガスタービンにおいて、
    前記配管は、その一部が前記吸気ダクトの内部空間を通過するように配置されていることを特徴とするガスタービン。
  2. 吸気ダクトを介して空気を取り込む圧縮機と、タービンと、前記圧縮機及び前記タービンを支持する回転軸を回転自在に軸支する軸受部と、この軸受部の冷却とシールをするために前記タービンから抽気した抽気空気を前記軸受部に送る配管を備えたガスタービンにおいて、
    前記配管は、その一部が前記吸気ダクトの内部空間を通過するように配置されると共に、
    前記配管のうち、抽気空気の流れ方向に関して、前記吸気ダクトの内部空間に配置されている部分よりも上流側部分と、前記吸気ダクトの内部空間に配置されている部分よりも下流側部分とを接続するパイバス管と、
    前記パイバス管に介装されたバルブと、
    前記軸受部に供給される抽気空気の温度を検出する温度計と、
    前記温度計により検出した温度が、抽気空気に含まれる水分が結露する温度よりも高くなるように前記バルブの開度を調整する制御部とを有することを特徴とするガスタービン。
  3. 吸気ダクトを介して空気を取り込む圧縮機と、タービンと、前記圧縮機及び前記タービンを支持する回転軸を回転自在に軸支する軸受部と、この軸受部の冷却とシールをするために前記タービンから抽気した抽気空気を前記軸受部に送ると共に、その一部が前記吸気ダクトの内部空間を通過するように配置された配管を備えたガスタービンにおいて、
    前記配管のうち、抽気空気の流れ方向に関して、前記吸気ダクトの内部空間に配置されている部分よりも上流側部分から、前記吸気ダクトの内部空間に配置されている部分よりも下流側部分へ抽気空気をバイパスさせて流すと共に、
    前記軸受部に供給される抽気空気の温度が、抽気空気に含まれる水分が結露する温度よりも高くなるように、パイバスさせて流す抽気空気の流量を制御することを特徴とするガスタービンの冷却方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016075177A (ja) * 2014-10-03 2016-05-12 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ガスタービン、コンバインドサイクルプラント、ガスタービンの起動方法

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