JP2008000212A5 - - Google Patents

Claims (1)

1. 遊技用価値を用いて１ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームを開始させることが可能となり、複数種類の識別情報を変動表示させる可変表示装置に表示結果が導出されることにより１ゲームが終了し、該可変表示装置に導出された表示結果に応じて入賞が発生可能であるスロットマシンにおいて、
   遊技の制御を行う遊技制御手段を備え、
   該遊技制御手段は、
   所定の設定操作手段の操作に基づいて、入賞の発生を許容する旨を決定する割合が異なる予め定められた範囲の複数種類の設定値のうちから、いずれかの設定値を選択し、該選択した設定値を設定する設定値設定手段と、
   前記遊技制御手段が制御を行うためのデータを読み出し及び書き込み可能に記憶する手段であって、前記設定値設定手段により設定された設定値を示す設定値データを記憶する設定値データ領域と、該設定値以外の遊技の進行状況を示すデータを記憶する遊技データ領域とを含むデータ記憶手段と、
   前記スロットマシンへの電源供給が遮断しても前記データ記憶手段に記憶されている前記遊技制御手段が制御を行うためのデータを保持する保持手段と、
   前記設定値設定手段により新たな設定値が設定されたときに、前記遊技データ領域に記憶されているデータを書き換えることなく前記設定値データ領域に記憶されているデータを該新たに設定された設定値を示す設定値データに書き換える設定値データ書換手段と、
   前記スロットマシンの電源投入時に、前記遊技制御手段が制御を行うためのデータのうちの前記設定値データが適正か否かの判断を個別に行わず、前記保持手段により保持されている前記遊技制御手段が制御を行うためのデータが電源遮断前のデータと一致するか否かの判定を行う記憶データ判定手段と、
   前記記憶データ判定手段により前記保持手段により保持されている前記遊技制御手段が制御を行うためのデータが電源遮断前のデータと一致しないと判定されたときに、前記データ記憶手段の異常としてゲームの進行を不能化する第１の不能化手段と、
   ゲームの開始操作がなされる毎に、前記設定値データ領域から前記設定値データを読み出し、該読み出した設定値データが示す設定値が前記設定値設定手段により設定可能な前記予め定められた設定値の範囲内である場合に前記読み出した設定値データが適正であると判定し、前記設定可能な前記予め定められた設定値の範囲内でない場合に前記読み出した設定値データが適正でないと判定する設定値データ判定手段と、
   前記設定値データ判定手段により前記読み出した設定値データが適正であると判定したときに、該読み出した設定値データが示す設定値に応じた割合で当該ゲームにおいて入賞の発生を許容するか否かを決定する事前決定手段と、
   前記設定値データ判定手段により前記読み出した設定値データが適正ではないと判定されたときに、前記データ記憶手段の異常としてゲームの進行を不能化する第２の不能化手段と、
   前記第１の不能化手段により前記ゲームの進行が不能化された状態においても前記第２の不能化手段により前記ゲームの進行が不能化された状態においても、前記設定値設定手段により新たな設定値が設定されて該新たな設定値を示す設定値データが前記設定値データ領域に記憶されたことを条件として、前記ゲームの進行が不能化された状態を解除し、ゲームの進行を可能とする不能化解除手段と、
   前記第１の不能化手段により前記ゲームの進行が不能化された状態においても前記第２の不能化手段により前記ゲームの進行が不能化された状態においても、前記不能化解除手段により前記ゲームの進行が不能化された状態を解除する際に、前記遊技データ領域に記憶されたデータを初期化する不能化解除時初期化手段とを備える
   ことを特徴とするスロットマシン。