JP2007528678A - 伝送ストリームジッタ除去器 - Google Patents
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Abstract
伝送ストリーム送信機は、伝送パケットのストリームを運ぶネットワークフレームのジッタ付きストリームを受信する。伝送ストリーム送信機は、ネットワークフレームから伝送パケットのストリームをカプセルから外し、ジッタを除去し、ネットワークフレームのストリームを送信する。伝送ストリーム送信機は、例えば、プロセッサ、クロック、事前ジッタ除去器、複数のジッタ除去器、複数の暗号器、マルチプレクサ、および、変調器を含む。
Description
本発明は、一般に広帯域通信システムに関する。より特定的には、広域通信システムにおけるジッタを減らすことに関する。
(発明の背景)
現代の加入者テレビシステム(STS)は、ヘッドエンドから加入者に、パケット化されたデジタルコンテンツを送信する。デジタルコンテンツは、MPEGのような形式あるいは当業者に周知の他のパケット形式で典型的には提供される。STSの運営者は、デジタル形式でプログラムを提供することを好む。なぜなら、デジタルプログラムは、アナログプログラムに比べて、忠実度に優れ、低帯域を提供するからである。しかしながら、パケット化されたデジタルプログラムは、加入者がそのプログラムに適切にアクセスできるように、適切に同期されなくてはならない。
現代の加入者テレビシステム(STS)は、ヘッドエンドから加入者に、パケット化されたデジタルコンテンツを送信する。デジタルコンテンツは、MPEGのような形式あるいは当業者に周知の他のパケット形式で典型的には提供される。STSの運営者は、デジタル形式でプログラムを提供することを好む。なぜなら、デジタルプログラムは、アナログプログラムに比べて、忠実度に優れ、低帯域を提供するからである。しかしながら、パケット化されたデジタルプログラムは、加入者がそのプログラムに適切にアクセスできるように、適切に同期されなくてはならない。
手短に記載すると、エンコーダがアナログプログラムを受信し、プログラムをその構成(constituent)映像音声基本ストリームにコード化する。このストリームは、パケット化され、これはパケット基本ストリーム(PES)として知られている。PESのパケットは、可変長であり、パケット基本ストリームは、タイミング情報を含む。それは、そのプログラムにユーザがアクセスするとき、そのデコーダによって、映像コンテンツのパケットを適切に同期できるようにするためである。
典型的なSTSにおいては、可変長のパケットの代わりに、固定長の伝送パケットが、可変PESパケットを1つ以上の伝送パケットにパケット化して、ヘッドエンドから加入者に送信される。再び、伝送パケットは、タイミング情報を含む。それは、デジタル加入者通信端末(DSCT)を有する加入者が、プログラムをデコードできるようにするためである。DSCTは、その内部クロックの周波数を、伝送パケットを生成したエンコーダのクロック周波数に合致するために、タイミング情報を用いる。しかしながら、ヘッドエンドにおいて、ジッタは、プログラムの伝送ストリームに導入されることが多い。なぜなら、とりわけ、異なるプログラムの多数の伝送ストリームが一緒に多重化されるからであり、また、なぜなら、ヘッドエンドおよび他のプロセッシングからのルーティングが可変遅延を招くからである。それゆえ、プログラムを受信するDSCTがそのプログラムの基本ストリームと同期できるようにして、プログラムの伝送ストリームからジッタを除去する方法と装置とが探し求められている。
STSは、また、ビデオオンデマンド(VOD)として知られるサービスも提供する。VODにおいて、加入者は、録画済のプログラムまたは映画、あるいは、サービス事例をリクエストできる。本開示の目的において、加入者に提供される、あるいは、STSによって加入者に提案されるプログラムまたは映画、あるいは、他のサービス事例は、プログラムと称される。VODプログラムは、VODポンプに格納されることが多く、このポンプは典型的には、STSのヘッドエンドに位置している。格納されたVODプログラムは、加入者のDSCTのクロックを、プログラムをパケット化したエンコーダのクロックに、同期するために使用されるタイミング情報を含む。典型的には、VODポンプは、エンコーダの安定したストリームレートで、リクエストされたプログラムを出力しない。その代わりに、VODポンプは、加入者のDSCTへの送信のために、多数の伝送パケットをネットワークフレームの中に寄せ集めて(clump:クランプ)、そのネットワークフレームを直交振幅変調器(QAM)のような送信機に送信する。その結果、送信機において、伝送ストリームには、VODポンプと送信機との間の送信経路における可変遅延と、単一ネットワークフレームへの多数の伝送パケットの寄せ集めとの双方によって、ジッタが生じる。このように、可変遅延を修正することと、ネットワークフレームへの伝送パケットの寄せ集めを補償することとによって、ジッタを抑制するシステムおよび方法も、また、必要とされている。
(図面の簡単な説明)
本発明の好ましい実施形態は、以下の添付図面を参照して、より良く理解され得る。図面のコンポーネントは、必ずしも縮尺通りではなく、本発明の原理を明確に示すことが重視されている。さらに、図面において、同じ参照番号は、幾つかの図面を通じて、対応するパーツを示す。
本発明の好ましい実施形態は、以下の添付図面を参照して、より良く理解され得る。図面のコンポーネントは、必ずしも縮尺通りではなく、本発明の原理を明確に示すことが重視されている。さらに、図面において、同じ参照番号は、幾つかの図面を通じて、対応するパーツを示す。
(好ましい実施形態の詳細な説明)
本発明の好ましい実施形態が、本明細書で以下に、添付図面を参照しながら、より十分に記載される。この図面において、同じ参照番号が、幾つかの図面を通じて、対応するパーツを示す。その中で、幾つかの例示的な実施形態が示される。しかしながら、本発明は、多数の異なる形式で具現化され得て、本明細書に示す実施形態に限定するものと解釈されるべきではない。本明細書に示す実施例は、限定的な実施例はなく、他にも考えられる実施例の中における、たんなる実施例に過ぎない。
本発明の好ましい実施形態が、本明細書で以下に、添付図面を参照しながら、より十分に記載される。この図面において、同じ参照番号が、幾つかの図面を通じて、対応するパーツを示す。その中で、幾つかの例示的な実施形態が示される。しかしながら、本発明は、多数の異なる形式で具現化され得て、本明細書に示す実施形態に限定するものと解釈されるべきではない。本明細書に示す実施例は、限定的な実施例はなく、他にも考えられる実施例の中における、たんなる実施例に過ぎない。
本発明の好ましい実施形態を理解する方法の一つは、加入者テレビシステム(STS)のコンテキストの中で、その実施形態を見ることを含む。このように、本発明の好ましい実施形態は、とりわけ、STSによって運ばれる伝送ストリームからジッタを除去するシステムおよび方法を含む。本発明の好ましい実施形態は、また、伝送ストリームをネットワークフレームに寄せ集めすることによって生じるジッタを除去するシステムおよび方法を含む。さらに、本発明の好ましい実施形態は、とりわけ、伝送ストリーム用に新たなタイミング情報を生成することと、伝送ストリームを新たなタイミング情報とともにDSCTに送信することとで、伝送ストリームからジッタを除去するシステムおよび方法を含む。
本発明の好ましい実施形態は、加入者テレビシステム環境のコンテキストの中で理解され得るので、最初に、加入者テレビシステム(STS)に関する記載が、次いで、加入者テレビシステムのヘッドエンド内に含まれるコンポーネントの選択に関する記載が提供される。また、本発明の好ましい実施形態でインプリメントし、ヘッドエンドにおいてヘッドエンドに含まれるジッタ除去についても、記載される。
しかしながら、本発明の好ましい実施形態は、多数の異なる形式で具現化され得て、本明細書に示す実施形態に限定するものと解釈されるべきではない。むしろ、これら実施形態は、この開示が十分であり、完全であるように提供され、また、当業者に本発明の範囲を十分に伝えるものである。さらに、本明細書に上げる「実施例」の全ては、限定しないことを意図し、他にも数多く検討されたが、示されていない実施例の中で、例示的なリストとして提供される。
さらに、本発明の好ましい実施形態のロジックは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいは、それらの組み合わせの中で、インプリメントされ得ることに注目すべきである。好ましい実施形態において、ロジックは、メモリ内に格納され、適切な命令実行システムを実行するソフトウェアまたはファームウェアの中で、インプリメントされる。代替的な実施形態におけるように、ハードウェアの中でインプリメントされる場合、業界で全て周知の以下の任意の技術、あるいは、その組み合わせとともに、ロジックはインプリメントされ得る。データ信号を受けてロジック機能をインプリメントするロジックゲートを有するディスクリートロジック回路、適切な組み合わせロジックゲートを有する特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルゲートアレイ(PGA)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などである。加えて、本発明の範囲には、ハードウェアまたはソフトウェアで構成された媒体を組み込んだロジックの中で、本発明の好ましい実施形態の機能性を具現化することを含む。
(加入者テレビシステムの概観)
Digital Broadband Delivery Systemとも、ときどき称される例示的なSTSの概観は、米国特許第6,157,719号(発明の名称「Conditional Access System」)に提供されている。この特許は、本明細書にて、参考として援用される。STSの機能は、コンテンツプロバイダ、サービスプロバイダおよび資格管理エージェント(entitlement agent)にインターフェースを提供することと、コンテンツおよびサービスのアクセスおよび使用を管理することと、コンテンツおよびサービスを加入者に配信することとを含む。コンテンツおよびサービスは、STSの加入者に条件付きでアクセス可能である。サービスにアクセスするために、加入者は「有資格」でなくてはならない。すなわち、加入者は、サービスにアクセスするために許可される必要がある。コンテンツプロバイダおよびサービスプロバイダは、STSの加入者に対する資格管理の業務に携わりたくないこともある。そのような場合、コンテンツおよびサービスのプロバイダからのコンテンツおよびサービスは、資格管理エージェントと提携する。資格管理エージェントは、関連するコンテンツおよびサービスを資格ある加入者に提供する。加えて、STSの運営者は、サービスに対する資格を加入者に提供する業務に関わりたくないサービスおよびコンテンツのプロバイダ向けの資格管理エージェントとして、機能し得る。
Digital Broadband Delivery Systemとも、ときどき称される例示的なSTSの概観は、米国特許第6,157,719号(発明の名称「Conditional Access System」)に提供されている。この特許は、本明細書にて、参考として援用される。STSの機能は、コンテンツプロバイダ、サービスプロバイダおよび資格管理エージェント(entitlement agent)にインターフェースを提供することと、コンテンツおよびサービスのアクセスおよび使用を管理することと、コンテンツおよびサービスを加入者に配信することとを含む。コンテンツおよびサービスは、STSの加入者に条件付きでアクセス可能である。サービスにアクセスするために、加入者は「有資格」でなくてはならない。すなわち、加入者は、サービスにアクセスするために許可される必要がある。コンテンツプロバイダおよびサービスプロバイダは、STSの加入者に対する資格管理の業務に携わりたくないこともある。そのような場合、コンテンツおよびサービスのプロバイダからのコンテンツおよびサービスは、資格管理エージェントと提携する。資格管理エージェントは、関連するコンテンツおよびサービスを資格ある加入者に提供する。加えて、STSの運営者は、サービスに対する資格を加入者に提供する業務に関わりたくないサービスおよびコンテンツのプロバイダ向けの資格管理エージェントとして、機能し得る。
加入者テレビシステムは、システムサービスの加入者に、インターネットサービスおよび電話サービス、ならびに、潜在的には何百ものプログラム選択またはサービス事例のようなシステムサービスを提供するが、これらに限定されない。サービス事例には、音声または映像、あるいは、音声映像プログラムの分割支払いも含むがこれに限定されない。サービス事例は、加入者テレビシステムの加入者の全てに、加入者の一部に、あるいは、個人の加入者に、放映され得る。サービス事例には、通常プログラミング、ペイパービューのような特別プログラミング、および、パーソナルテレビのような加入者リクエストサービスを含む。
(加入者テレビシステム)
図1は、加入者テレビシステム(STS)100の非限定的な例を示すブロック図である。本例において、STS100は、ヘッドエンド102、ネットワーク104、および、加入者の建物108内にある多数のデジタル加入者通信端末(DSCT)110を含む。図1のSTS100は、単に例示的なものに過ぎず、本発明の好ましい実施形態の範囲を決して限定する意味はないと解釈されるべきであることは明らかである。例えば、STS100は、図示したコンポーネントの複数の任意のコンポーネントを特徴付けることもできる。あるいは、個々のコンポーネントの任意の一つを代替的な実施形態で構成され得るし、または、上記に列挙されなかった他の追加のコンポーネントをさらに備えた代替的な実施形態でも構成され得る。また、本発明の好ましい実施形態の範囲内に含まれる加入者テレビシステムには、衛星システムのように、送信用の物理的に構造化されたケーブルを使用しないシステムも含まれるが、これに限定されない。
図1は、加入者テレビシステム(STS)100の非限定的な例を示すブロック図である。本例において、STS100は、ヘッドエンド102、ネットワーク104、および、加入者の建物108内にある多数のデジタル加入者通信端末(DSCT)110を含む。図1のSTS100は、単に例示的なものに過ぎず、本発明の好ましい実施形態の範囲を決して限定する意味はないと解釈されるべきであることは明らかである。例えば、STS100は、図示したコンポーネントの複数の任意のコンポーネントを特徴付けることもできる。あるいは、個々のコンポーネントの任意の一つを代替的な実施形態で構成され得るし、または、上記に列挙されなかった他の追加のコンポーネントをさらに備えた代替的な実施形態でも構成され得る。また、本発明の好ましい実施形態の範囲内に含まれる加入者テレビシステムには、衛星システムのように、送信用の物理的に構造化されたケーブルを使用しないシステムも含まれるが、これに限定されない。
加入者の建物に設置されたDSCT110は、とりわけ、STS100のヘッドエンド102と加入者との間の双方向インターフェースを提供する。DSCT110は、デコードし、他にも例はあるが、テレビセット(TV)112またはコンピュータのモニタのようなディスプレイ機器のディスプレイ用信号を生成する。代替的な実施形態において、まずデコードし、さらに信号を生成する装置は、とりわけ、コンピュータ、TV、モニタ、あるいは、MPEGデコーダなど様々な装置の中に設置され得るが、これらの装置に限定されないことは、当業者には理解される。
ヘッドエンド102とDSCT110との間の安全な通信は、当業者に周知の非対称なキー(例えば、Rivest,Shamir,& Adleman(RSA)公開キー暗号化技術のような)のペアを用いて達成されることが好ましい。手短に記載すれば、非対称キーのペアには、一般に配布される公開キーと、一般に配布されない秘密キーとを含む。公開キーで暗号化されたコンテンツは、対応する秘密キーを用いてのみ、解読され得る。秘密キーで署名されたメッセージは、対応する公開キーを用いて認証される。ヘッドエンド102とDSCT110とは、公開キーを交換した後に、安全に通信が可能となる。
ヘッドエンド102は、少なくとも1つのコンテンツプロバイダ106からコンテンツを受信することが好ましい。ヘッドエンド102は、映像、音声、および/または、データを、DSCT110のようなメディア顧客デバイスに提供するために、1つ以上のサーバデバイス(図示せず)を含み得る。ヘッドエンド102とDSCT110とは、テレビセット112を介して、音声/映像サービスまたはテレビサービスをユーザに提供するために、協働する。テレビサービスには、とりわけ、例えば、放送テレビサービス、音楽サービス、ケーブルテレビサービス、プレミアムテレビサービス、ビデオオンデマンド(VOD)サービス、および/または、ペイパービュー(PPV)サービスを含み得る。
図2は、本発明の一実施形態に従い、VODサービスのようなプログラムを提供するために使用される協働エレメントと相互作用の一部を示す。図2は、本発明の一実施形態に従って構成されるヘッドエンド102の選択されたコンポーネントの非限定的な例を示す。図2に示すヘッドエンド102は、単に例示的なものに過ぎず、本発明の好ましい実施形態の範囲を決して限定する意味はないと解釈されるべきであると、理解されるべきである。
ヘッドエンド102は、様々な方法で入力を提供できるコンテンツプロバイダ106からのコンテンツを受信する。ヘッドエンド102は、様々なソースからのコンテンツを組み合わせ、ネットワーク104の配信システムを介して、加入者にコンテンツを配信する。このネットワーク104は、衛星(図示せず)放送および地上放送の送信機およびアンテナ(図示せず)を含む様々な送信経路(path)を含むが、これらに限定されない。
ヘッドエンド102は、コンテンツプロバイダ106からプログラミング信号を受信し、本明細書で以下に述べるメカニズムに従い、コンテンツプロバイダ106からのコンテンツを処理した後、ヘッドエンド102は、加入者の建物108内のDSCT110にプログラミング信号を送信する。典型的には、ヘッドエンド102は、従来式アナログ信号(以下で議論されない)と、デジタル信号とを送信する。一つのインプリメンテーションにおいて、デジタル信号は、MPEG形式で送信され、本発明の実施形態は、その意味で以下に議論される。しかしながら、MPEG形式のパケットを使用する本発明の実施形態の記述は、単に例示的なもので、明確にする目的であるに過ぎず、本発明の範囲を限定するもではない。本発明の範囲は、少なくとも、ジッタを含む全ての情報ストリームからジッタを除去することにまで拡がることを意図している。
図2に示すように、本例のヘッドエンド102で選択されたコンポーネントは、通信インターフェース202、デジタルネットワーク管理システム(DNCS)204,条件付きアクセス(CA)サーバ206、ビデオオンデマンド(VOD)サーバ208、伝送ストリーム送信機210、直交位相シフトキーイング(QPSK)モデム212、ルータ214、VODポンプ216、および、スイッチ222を含み、そして、ヘッドエンド102のコンポーネントが、イーサネット(登録商標)218を介して接続されている。例示的なヘッドエンド102は、とりわけ、追加のサーバ、スイッチ、マルチプレクサ、伝送ストリーム送信機のような追加のコンポーネントを含み得るし、あるいは、コンポーネントを省き得る。一実施形態において、衛星信号は、通信インターフェース202によって受信され、衛星信号で運ばれた復調データは、イーサネット(登録商標)218を、または、他の実施形態では非対称伝送モード(ATM)、非対称シリアルインターフェース(ASI)を、あるいは、当業者に周知の何らかの通信プロトコルを介して、VODポンプ216への格納のために、とりわけ、VODサーバ208に送信される。
VODサーバ208は、VODポンプ216に格納される加入者からのプログラミングに対するリクエストを受信し、管理する。VODサーバ208が、VODポンプ216の一つに格納された加入者からのプログラム/サービスに対するリクエストを受信したとき、VODサーバは、とりわけ、伝送ストリーム送信機210にリクエストされたプログラムを提供し、DNCS204に加入者からのリクエストを知らせることで、VODサービスを開始する。一実施形態において、VODポンプ216は、UDPプロトコルを用いて、スイッチ222を介して、リクエストされたプログラムを伝送ストリーム送信機210に送信する。VODサーバ208は、伝送ストリーム送信機210のロジカルポート番号を各VODサービスに割り当てる。伝送ストリーム送信機210は、異なるVODサービスのロジカルポート番号を使用して、異なるVODサービスを区別する。
DNCS204は、ネットワークエレメントの管理、モニタリングおよび制御を、ならびに、ユーザに提供される放送サービスの管理、モニタリングおよび制御を提供する。DNCS204は、とりわけ、加入者データベース220を含む。この加入者データベース220は、とりわけ、課金情報、調査データのような目的のために、加入者に関する情報を含む。DNCS204は、ヘッドエンド102からDSCT110へのコンテンツの安全な送信を提供するために、条件付きアクセスサーバ206とも通信する。
CAサーバ206は、STS100のサービスとプログラミングに対し、DSCT110に、「資格」を選択的に提供する。言い換えれば、とりわけ、CAサーバ206は、STS100で、どのDSCT110が、所定のサービスまたはプログラム事例にアクセスできる資格があるかを判断し、とりわけ、所定のサービス事例にアクセスするために必要なキーおよび許可を、選択されたDSCT110に提供する。追加的に、CAサーバ206は、各加入者が適切に課金され得るように、STS100のDSCT110それぞれの資格をDNCS204に知らせる。さらに、CAサーバ206は、データベース(図示せず)を含む。このデータベースは、とりわけ、長期キー、DSCT110の公開キー、および、CAサーバ206の秘密キーを含む。CAサーバは、長期キー、公開キーおよび秘密キーをDSCT110と安全に通信するために使用する。
CAサーバ206は、また、伝送ストリーム送信機210および選択したDSCT110に、長期キーまたはマルチセッションキー(MSK)のような暗号情報も提供する。伝送ストリーム送信機210は、MSKをプログラムのコンテンツを暗号化するために、使用する。一実施形態において、伝送ストリーム送信機210は、MSKとともにカウンタ値を暗号化することによって、制御語を生成する。カウンタ値は、伝送ストリーム送信機210から、資格管理メッセージ(ECM)においてDSCT110に送信され、制御語がコンテンツの暗号化に使用される。新たな制御語は、同じMSKを使用して、1分間に多数回生成される。このMSKは、典型的には、数日または数週間の寿命を有する。そして、新たな制御語それぞれに対して、対応するカウンタ値は、ECMの中に送信される。MSKは、ヘッドエンド102から資格あるDSCT110に安全に送信される。DSCT110は、カウンタ値を受信し、サービス(プログラム)事例のコンテンツ解読用の制御語を生成するために、MSKを使用する。別の実施形態において、制御語は、乱数生成器によって生成され、ECMが、暗号化された制御語をDSCT110に運ぶ。
QPSKモデム212は、ヘッドエンド102とDSCT110との間の帯域外IP(インターネットプロトコル)データグラムトラフィックを伝送する役割を担っている。QPSKモデム212によって送信または受信されたデータは、ヘッドエンドルータ214によって、ルーティングされ得る。とりわけ、ヘッドエンドルータ214は、VODサーバ208のような様々なサーバに上流データを配信するために使用され得る。
伝送ストリーム送信機210は、スイッチ222からネットワークフレームのストリーム224を受信し、伝送パケットのストリーム226をDSCT110に送信する。ネットワークフレームのストリーム224を図3に示し、伝送パケットのストリーム226を図4に示す。
図3を参照すると、ネットワークフレームのストリーム224は、ネットワークフレーム302の非同期シーケンスから構成される。ネットワーク渋滞および他の要因によって、ネットワークフレーム302の間に、可変時間ギャップがあり、このギャップによって、ジッタが生じる。また別のジッタ源は、異なるプログラムのストリームを多重化することに起因する。たとえば、ネットワークフレーム302Aおよび302Bのそれぞれは、同じプログラムのポーションを運び、伝送ストリーム送信機210で、連続的に受信されるべきである。しかしながら、スイッチ222は、ネットワークフレーム302Aおよび302Bの間に、ネットワークフレーム302Cおよび302Dを挿入し、こうして、ネットワークフレーム302Bに遅延が生じる。
好ましい一実施形態において、各ネットワークフレーム302は、多数の伝送パケット304をカプセル化する。例示的な目的で、伝送パケット304は、固定サイズのMPEG伝送パケットとして、描かれている。ネットワークフレーム302内でカプセル化された伝送パケット304の数は、一般に所定の数である。伝送パケットの所定の数は、ネットワークフレーム302が、VODポンプ216と伝送ストリーム送信機210との間に拡がるネットワークの最大転送単位(MTU)サイズを超えずに、できるだけ大きくなるように、一般的に選択される。しかしながら、本発明は、所定の数の伝送パケットを運ぶネットワークフレームに限定されない。
図4を参照すると、伝送ストリーム226は、一連の輸送パケット304からなる。ここで、輸送パケット304は、同期ストリームを形成する。伝送ストリーム送信機210は、次々とDSCT110に、本質的に区分的に一定なレートで、伝送パケット304を次々と送り込む。
MPEGパケットに関する簡単な記載を本明細書で以下に提供するが、更なる詳細は、MPEG−1標準(ISO/IEC 11172)、MPEG−2標準(ISO/IEC 13818)およびMPEG−4標準(ISO/IEC 14496)に提供されている。これら標準は、国際標準化機構の資料ISO/IEC JTC1/SC29/WG11 N(MPEG−1については1999年6月、MPEG−2については1996年7月、および、MPEG−4については1998年10月)に詳細に記載されており、これらは、本明細書にて、参考として援用する。
簡潔に述べると、MPEGパケット304は、188バイトの固定サイズであり、ヘッダ402を含む。ヘッダ402は、サイズが4バイトで、とりわけ、パケット識別子(PID)フィールドを含む。PIDフィールドは、13ビットのフィールドで、パケットおよびパケットストリームを識別するために使用される。PID値は、0から8,191の範囲を含む。PID「0」は、他のPID値同様、プログラム関連テーブル(PAT)にリザーブされる。例えば、PID値8,191は、詰め込みパケット(stuffing packet)用にリザーブされる。この詰め込みパケットは、下流送信用に利用可能なシステムパケットまたはプログラムパケットがないときに、送信されるパケットである。
MPEGパケット304は、また、適応フィールド404およびペイロード406も含む。適応フィールド404およびペイロード406は、個別に、長さが可変であるが、その総計長さは184バイトである。ヘッダ402は、また、適応フィールド404のサイズを指示する適応サイズフィールドも含む。ほとんどのMPEGパケット304において、適応フィールド404はない。しかしながら、適応フィールド404が存在するとき、それは、とりわけ、PCRフィールド408の中のタイミング情報を運ぶために使用され、ペイロード406のサイズが184バイト未満のとき、詰め込み410を運ぶために使用される。PCRフィールド408は、合計でサイズが42ビットである。この中には、90kHzクロックに対応するプログラムクロックリファレンスベース用に使用される33ビット、および、27MHzクロックに対応するプログラムクロックリファレンス拡張によって使用される9ビットを含む。プログラムクロックリファレンス拡張は、0から299までインクリメントされ、300のインクリメントの後、プログラムクロックリファレンスベースがインクリメントされる。プログラムクロックリファレンスは、約26.5時間毎に一巡する(roll over)。MPEG−2標準は、連続するPCRフィールド408によって運ばれるタイムスタンプが100ミリ秒以上離れないように要求する。
典型的には、ペイロード406は、デジタルサービスのポーション、テーブルまたはテーブルのポーション、あるいは、システム情報である。ペイロード406が、デジタルサービスのポーションを運ぶとき、典型的には、デジタルサービスのポーションは、暗号化される。STS100の正規の加入者のみが、ペイロード406を解読するのに必要な資格とキーを有する。プレミアムでないテレビプログラミングまたは他のプログラミングのような選択されたサービスは、暗号化されないまま運ばれ得る。
システム情報はテーブルおよびメッセージのような情報に限定されないが、システム情報は、また、MPEGパケット304のペイロード406においても運ばれ、典型的には暗号化されずに運ばれる。とりわけ、システム情報には、PATプログラムクロックリファレンス、Program Map Table(PMT)、および、資格管理メッセージ(ECM)を含む。代替的に、システム情報は、また、適応フィールド404においても運ばれ得る。
PATは、伝送ストリーム226によって運ばれたデジタルサービスを、PMTと関連付ける。例えば、プログラム「1」という所定のデジタルサービスはPID「153」を有するPMTと関連し、プログラム「20」という異なるサービスはPID「296」を有するPMTと関連する。
PMTは、所定のサービスの基本ストリームを、そのそれぞれのPID値に関連付ける。例えば、PATでプログラム「1」として識別された所定のサービスに対し、そのプログラムに対するPMTは、PID「153」を有する。本例においては、所定のサービスは、映像、音声1、音声2などのようなコンテンツの様々な基本ストリームからなる映画またはテレビプログラム、あるいは、ビデオサービスである。ここで、異なる音声ストリームは、異なる言語でサービスの音声トラクト(tract)を運び得る。こうして、PID「154」を有するMPEGパケット304は、所定のサービスに対する映像ストリームを運び、そして、所定のサービスに対する音声トラクト「1」は、PID「169」を有するMPEGパケット304によって運ばれる。PID値は、異なるサービスまたは同じサービスの2つの基本ストリームが、決して同じPID値を有しないように一意的に割り当てられることに、注目すべきである。PID「153」と示されたPMTは、また、資格管理メッセージ(ECM)を、PID「167」を有するパケットに関連付け、所定のプログラムのPCR408を、PID「154」を有するパケットに関連付ける。
DSCT110は、とりわけ、パーサ(parser)412、ローカルクロック414、および、デコーダ416、プロセッサ418、ならびに、解読器420を含む。パーサ412はプロセッサ418に、PATおよびPMTを提供する。プロセッサ418は、特定プログラムに対するPMTを決定するために、PATを使用し、次いで、PCR PIDストリームを含む特定プログラムのPIDストリームを決定するために、特定プログラムに対するPMTを使用する。パーサ412は、PCRフィールド408の中に運ばれたタイムスタンプをローカルクロック414に提供する。さらに、パーサ412は、特定プログラムのPIDストリームを解読器420に提供し、ECM PIDストリームをプロセッサ418に提供する。
DSCT110はプログラムへアクセスする資格が与えられていると、プロセッサ418が判断するのに応答して、プロセッサ418は、プログラムを解読する解読器420に制御語を提供する。次いで、解読器420は、プログラムを運ぶ伝送パケット304の暗号化されたペイロード406を解読するために、制御語を使用し、デコーダ416に、解読されたペイロードを提供する。
ローカルクロック414は、タイムスタンプを受信し、自身の周波数を、プログラムをコード化したエンコーダ(図示せず)の周波数に合わせて、ロックするために、タイムスタンプを使用する。ローカルクロック414をエンコーダの周波数に合わせると、デコーダは、プログラムの様々な基本ストリームと同期するために、ローカルクロック414からのタイミング信号を使用する。
図5を参照すると、伝送ストリーム送信機210は、プロセッサ502、クロック504、事前ジッタ除去器506、複数のジッタ除去器508、複数の暗号器510、マルチプレクサ512、および、変調器514を含む。事前ジッタ除去器506は、ネットワークフレームのストリーム224を受信し、ネットワークフレーム224によって運ばれた伝送パケット304をカプセルから外す。事前ジッタ除去器506は、処理、ルーティングおよびタイミングの様々な情報を運ぶフィールド含むデータ単位ヘッダ(DUH)を伝送パケット304に添付する。DUHを添付された伝送パケット304は、次いで、ジッタ除去器508にジッタ付きストリームとして送信される。事前ジッタ除去器506は、ネットワークフレームのストリーム224の中で運ばれた各プログラムストリームが、個別のジッタ除去器508に送信されるように、プロセッサ502から処理の指示を受信する。クロック504は、ローカル時間L(T)を生成し、ジッタ除去器508およびマルチプレクサ512に現在のローカル時間を提供する。
好ましい実施形態において、事前ジッタ除去器506は、また、寄せ集めエラー(clumping error)推定Eを計算する。これは、多数の伝送パケット304を単一のネットワークフレーム302に寄せ集めすることで生じるエラーを概ね補償するためである。寄せ集めエラー推定Eは、DUHの中にスタンプされる。事前ジッタ除去器506は、また、PCRフィールド408に対する伝送パケット304をチェックし、PCRフィールド408を見出したことに応答して、事前ジッタ除去器は、DUHの中のPCRフィールド408の中に運ばれたタイムスタンプをスタンプする。
各ジッタ除去器508のそれぞれは、伝送パケット304のジッタ付きストリーム516を受信し、伝送パケットの連続的にジッタ除去されたストリーム518を出力する。ジッタ除去器508の詳細は、本明細書にて、以下に提供される。
ジッタ除去されたストリーム518は、暗号器510およびマルチプレクサ512、ならびに、変調器514によって、さらに処理される。ジッタ除去器508と変調器514との間のジッタ除去されたストリーム518になされる処理は、ジッタを再び導入する。なぜなら、とりわけ、多重化が可変遅延を導入するからである。変調器514は、可変遅延を生じずに、パケット304に送信するのに適している。このように、パケットが変調器514から送信された時間は、単にパケットが変調器514に送信された時間L(T2)プラス既知の定数(α)である。伝送パケットに対する任意の可変遅延は、ジッタ除去器508の後および変調器514の前に行われた処理によって導入される。しかしながら、可変遅延は、ジッタ除去するように補償される。伝送ストリーム送信機210の可変遅延のポーションは、図に示すものとは異なるコンポーネントを含み得ること、あるいは、コンポーネントの数が少ないことも多いこともあり得ることは、当業者には理解されるべきである。
一実施形態において、伝送パケット304がジッタ除去器508から送信されたとき、現在のローカル時間L(T1)は、その伝送パケットに対するDUHの中に記録される。次いで、伝送パケットが伝送ストリーム送信器210の一定遅延のポーションに入る前に、すなわち、変調器514への送信前に、現在のローカル時間L(T2)は、可変遅延を決定するために使用される。パケットに対する可変遅延は、単に差のL(T2)−L(T1)である。伝送パケット304がPCRフィールド408を含む場合、PCRフィールド408は、新たなタイムスタンプで、再度スタンプされる。新たなタイムスタンプは、可変遅延L(T2)−L(T1)プラス、ジッタ除去器508によって決定されたPCR_localの値である。
プロセッサ502は、とりわけ、プログラム/システム情報を、とりわけ、CAサーバ206およびVODサーバ208から受信する。例えば、VODサーバ208は、特定のロジカルポートが所定のプログラムストリームに割り当てられるように、プロセッサ502に伝える。そして、CAサーバ206は、MSKのような暗号情報を所定のプログラムに対するプロセッサ502に提供する。次いで、プロセッサ502は、その所定のプログラムストリームを処理するために、ジッタ除去器508および暗号器510に割り当てる。暗号器510のそれぞれは、プログラムストリームを受信し、制御語SKを用いて、伝送パケット304のペイロード406を暗号化する。
マルチプレクサ512は、暗号化されたパケット304を受信し、それらを変調器514用の単一伝送ストリームに多重化する。伝送パケットを変調器514に送信する前に、マルチプレクサは、ジッタ除去されたタイムスタンプ値を、伝送パケットを有するPCRのPCRフィールド408にスタンプする。
図6は、ネットワークフレームにおいて2つ以上の伝送パケットを運ぶことによる寄せ集めの影響を示す。縦軸は、伝送ストリーム送信機210で受信された伝送パケットの数を示す。横軸は、任意の時間単位[τ]で与えられる時間を示す。ネットワークフレーム602および604は、それぞれ5つの伝送パケットを運び、それぞれ時間単位0τおよび5τに、伝送ストリーム送信機210に到着する。実線606は、ネットワークフレーム602および604の中で運ばれ、伝送ストリーム送信機210で受信された伝送パケットの数を、時間の関数として示す。比較の目的で、寄せ集めもジッタも有しないネットワークフレーム608のストリームが図示されている。ストリーム608のネットワークフレームのそれぞれは、単一の伝送パケットを運び、1つの離れた時間単位(τ)に受信される。破線610は、ストリーム608に対する時間の関数として、受信された伝送パケットの数を示す。本例において、VODポンプ216と伝送ストリーム送信機210との間に可変遅延がなく、ネットワークフレームはVODポンプ216からストリーム608にジッタが生じないようなレートで汲み上げられるものと考える。換言すれば、ストリーム608において、連続的なタイムスタンプを有する伝送パケットをカプセル化するネットワークフレームの到着時間は、タイムスタンプの差に合致する。例えば、ストリーム608の第一および第八のネットワークフレームによって運ばれる第一および第八の伝送パケットが、それぞれタイムスタンプを運ぶなら、そのタイムスタンプの差PCR(8)−PCR(1)は、その到着時間の差(7τ)に等しい。ネットワークフレーム604を見ると、第八の伝送パケットは伝送ストリーム送信機に早く到着しすぎたこと、および、多数の伝送パケットを単一のネットワークフレームに寄せ集めすることによって、こうして、ジッタが導入されたことは明らかである。特に、第八の伝送パケットは、約1.66τも早く到着しすぎている。
好ましい実施形態において、事前ジッタ除去器506は、寄せ集めジッタに対し、寄せ集めエラー推定Eを計算する。事前ジッタ除去器506は、連続するPCRフィールド408間の伝送パケットのビット数を数えて、連続するタイムスタンプの時間差ΔT=PCR(M+1)−PCR(M)で割ることで、動的平均ビットレートをまず計算する。伝送パケットは、固定サイズの188バイトであるので、ビットを数える代わりに、事前ジッタ除去器506は、その代わりにパケットを数え得る。N/ΔTの比(ここで、Nは伝送パケットの数)は、連続するタイムスタンプ間の伝送パケットの平均パケットレートである。平均パケットレートの逆数は、パケットを有する第二のタイムスタンプに対する到着時間における誤差を推定するために使用される。寄せ集めエラー推定は、E=n/(N/ΔT)によって与えられる。ここで、nは、伝送パケットを有する第二のタイムスタンプと、パケットを有する第二のタイムスタンプを運ぶネットワークフレーム内の第一の伝送パケットとの間に置かれた伝送パケットの数である。例えば、第一と第八の伝送パケットとの間には、7つのパケットがあり、したがって、N=7である。ネットワークフレーム604の最初の送信パケットである第六の伝送パケットと、第八の伝送パケットとの間には、2つのパケットがあり、したがって、n=2である。この場合、寄せ集めエラー推定は、E=(2/7)x7τ=2τで与えられる。これは、第八の伝送パケットが約2τも早く到着したことを意味する。VODポンプ216と伝送ストリーム送信機210との間の送信レートが速ければ速いほど、寄せ集めエラー推定がより良くなる。発明者らの例において、伝送ストリーム送信機210が5つの伝送パケットを運ぶネットワークフレームを受信するには約0.83τを、すなわち、伝送パケット1つ当たり約0.166τを要する。伝送ストリーム送信機210が、0.1τに5つの伝送パケットを運ぶネットワークフレームを受信する場合、伝送ストリーム送信機210は、約0.02τに伝送パケットのそれぞれを受信する。その結果、第六の伝送パケットの第一のビットが5τに到着した場合、第八の伝送パケットの第一のビットは、前例のような5.33τではなく、約5.04に到着する。この場合、発明者らの寄せ集めエラー推定は、相変わらず2τのままである。実際のエラーは、1.96τであり、わずか0.04τの差に過ぎない。好ましい一実施形態において、伝送パケットが受信されるレートである伝送レートTrは、E=n/(N/ΔT)−n/Trで与えられる寄せ集めエラーの計算にも使用される。
図7を参照すると、事前ジッタ除去器506が伝送パケット304に付け加えるデータ単位ヘッダ(DUH)702を示す。DUH702は、タイミング情報に対するフィールドを含む。とりわけ、寄せ集めエラーフィールド704およびPCRタイムスタンプフィールド706のようなフィールドであるが、これらに限定されない。事前ジッタ除去器506は、PCRフィールド408を有する伝送パケット304を見出すとき、事前ジッタ除去器506は、PCRフィールド408を読み出し、PCRタイムスタンプフィールド706の中のタイムスタンプの値を記録する。事前ジッタ除去器506は、また、伝送パケットを有するPCRのために、寄せ集めエラー推定フィールド704の中のエラー推定Eを記録する。DUH702は、また、タイムアウトフィールド708も含む。このタイムアウトフィールド708において、ジッタ除去器508が、伝送パケットがジッタ除去器508から送信される前に、タイムアウトフィールド708に現在のローカルタイムL(T1)をスタンプする。DUH702は、また、とりわけ、処理情報および暗号情報を運ぶためのフィールドも含み得る。その場合、プロセッサ502は、事前ジッタ除去器506に、処理情報および暗号情報を提供する。それは、事前ジッタ除去器が、DUH702の適切なフィールドに、その情報をスタンプできるようにするためである。
図8を参照すると、ジッタ除去器508は、バッファ802、バッファ制御装置804、第一のロックループ806、および、第二のロックループ808を含む。バッファ802は、そこに付加されたDUH702を有する伝送パケット304からなるジッタ付きストリーム516を受信し、ジッタ除去されたストリーム518を所定のレートで出力する。
一実施形態において、バッファ802は、伝送パケットを2セット以上保持するのに十分大きい。ここで、セットは、最初のPCRを有する伝送パケット、および、最初のPCRを有する伝送パケットと次のPCRを有する伝送パケットとの間に置かれたPCRを有すない伝送パケットからなるものとして、規定される。例えば、バッファ802は、「N」個の伝送パケットからなるセット824を保持する。伝送パケット304Aは、引き続く伝送パケットのセットの最初の伝送パケットである伝送パケット304Bのように、伝送パケットを有するPCRである。
とりわけ、バッファ制御装置804は、伝送パケットがバッファ802からリリースされるレートを制御する。セット824の伝送パケットがバッファ802から汲み出されるレートは、簡単に式R=N/ΔTで与えられる。ここで、Nはセット824内の伝送パケットの数であり、ΔTはパケット304Aと304Bとのタイムスタンプの差である。
バッファ制御装置804は、伝送パケット304およびDUH702がバッファ802の中でバッファされるときに、各伝送パケット304に付加されたDUH702を読み出す。DUH702がPCRタイムスタンプフィールド706内にタイムスタンプを含むときはいつも、バッファ制御装置804は、第一のロックループ806に、「訂正済み」入力826PCR’を提供する。このPCR’は、PCR’=PCRIN−EINで与えられる。ここで、PCRINは、PCRタイムスタンプフィールド706において運ばれるタイムスタンプであり、EINは、入ってくるDUH702の寄せ集めエラー推定フィールド704において運ばれるタイムスタンプである。
第一のロックループ806は、コンパレータ810、ループフィルタ812、および、クロック814を含む。第一のロックループは、システムクロックリファレンス(SCR)である出力832を生成する。このSCRは、コンパレータ810の中にフィードバックされる。コンパレータ810は、その入力(PCR’826およびSCR832)間の差を決定し、差828をループフィルタ812に出力する。ループフィルタ812は、高周波数変動を含まない出力830を生成するために、その入力828を本質的に平滑化または平均化する。換言すれば、ループフィルタ812の出力830は、ゆっくりと変動する。クロック814は、ループフィルタ812の出力830を受信し、それに応じて、そのレートを調整する。クロック814は、正の入力に応答して加速し、負の入力に応答して減速し、ゼロに等しい入力に応答して一定に留まる。
「修正済み」入力PCR’をコンパレータ810に提供すると、第一のロックループは、コンパレータ810が入力としてPCRINを受信するであろうレートより速くロックすることは、当業者なら理解される。第一のロックループ806が、その入力にロックするレートは、ループフィルタ812およびその入力に部分的に依存する。ループフィルタ812は、その入力の急激な変動に耐えるように、激しく弱められる(damped)場合、第一のロックループは、よりゆっくりとロックされる。換言すれば、ループフィルタ812が激しく弱められている場合、一定またはほぼ一定のオフセットを克服するのに、長い時間を要する。寄せ集めエラー推定Eは、いつも正のオフセットであり、その大きさは、ネットワークフレームの中の伝送パケットを有するPCRの相対的な位置に基づく。寄せ集めエラー推定EをPCRINから減じることで、発明者らは、第一のロックループ806に、より正確な入力を提供できる。それは、克服するために、ループフィルタに対するオフセットが、より少なくてよいことを意味する。エラーを減らすと、入力ジッタが減り、それゆえ、出力ジッタにおける対応する落ち込み(drop)を生成する。
クロック814は、その出力SCR832を加算器816に提供する。加算器816は、調整可能なパラメータβをSCR832から減算する。ここで、βは伝送パケット304がバッファ802内に留まる平均時間を示し、834SCR−βを出力する。出力834は、第二のロックループ808に対し、入力される。
第二のロックループ808は、コンパレータ818、ループフィルタ820、および、クロック822を含む。クロック822は、出力PCR_local 842を生成し、この出力を使用して、バッファ制御装置804は、ジッタ除去されたストリーム518内の伝送パケットを出すレートを制御するために使用する。
バッファ制御装置804は、ジッタ除去された伝送ストリーム518の中において伝送パケット304を送信する前に、伝送パケット304のDUH702を読み出す。PCRタイムスタンプフィールド706が、現在の先入れ伝送パケット304に対するタイムスタンプを含む場合、バッファ制御装置804は、コンパレータ818にPCRを提供する。
コンパレータ818は、PCR’’836と入力834(SCR−β)との間の差を決定する。平均滞留時間βは、SCRから減算される。なぜなら、SCRを生成したクロック814は、出て行くPCR’’より時間的に遅れて入ってくるPCR’に対しロックされているからである。コンパレータ818は、出力838を生成する。出力838は、次いで、ループフィルタ820に入力される。ループフィルタ820は、急速な振動を除去するために、入力838を平滑化または平均化し、出力840を生成する。出力840は、クロック822に入力される。クロック822は、出力PCR_local 842を生成する。この出力PCR_local 842は、パケットをリリースするために、バッファ制御装置によって使用される。PCR’’836と入力834(SCR−β)の平均差は、強制的にゼロにされる。
先入れ伝送パケット304を送信する前に、バッファ制御装置804は、現在の先入れ伝送パケット304に付加されたDUH702のタイムアウトフィールド706の中に、現在のローカル時間L1(T)をスタンプする。ストリームジッタ除去器508のコンポーネントは、個別のモジュールとして示されているが、これは明確にすることを目的としており、非限定的な例である。代替的な実施形態において、ストリームジッタ除去器508の1つ以上のコンポーネントは、とりわけ、ハードウェア、ソフトウェアまたはファームウェアでインプリメントされ得る。一実施形態において、クロック814は、SCRを生成せずに、むしろ、クロック504で測定されたようなローカル時間L(T)と入ってくるPCR値との差を生成する。同様に、クロック822の出力は、クロック504と出て行く伝送パケット304のPCR値との差に関連する。本実施形態において、クロック504は、ストリームジッタ除去器508のクロック814および822を動かすマスタクロックである。本実施形態において、バッファ制御装置804は、現在の先入れ伝送パケットがバッファ802から送信される前に、DUH702内にクロック822の出力をスタンプする。
図9を参照する。本図は伝送ストリーム送信機210によって行われる例示的なステップを説明する。ステップ902において、伝送ストリーム送信機210は、PCRタイムスタンプ408を有する伝送パケット304を有するネットワークフレーム302を、ネットワークフレームのストリーム224の中に受信する。ステップ904において、伝送ストリーム送信機210は、暫定的なオフセットを計算する。暫定的なオフセットは、とりわけ、ネットワークフレーム302の中のPCRタイムスタンプ408を有する伝送パケット304の位置に関連する。暫定的なオフセットは、また、ネットワークフレーム224の送信レートとも関連し得る。
ステップ906において、伝送パケット304は、FIFOバッファ802内でバッファされる。ステップ908において、第一のロックループ806のクロック814は、最新のPCRを有する送信パケットのPCRタイムスタンプ408と関連する「調整済み時間」にロックされる。「調整済み時間」は、PCRタイムスタンプと計算された暫定的なオフセットとの間の差である。
ステップ910において、第二のロックループ808のクロック822は、第一のロックループのレートにロックされる。第一のロックループの出力は、バッファ802内のパケットの所望の遅延に近い定数によってオフセットされる。第一のロックループのオフセットされた出力は、第二のロックループに入力として提供される。
ステップ912において、伝送パケット304は、第二のロックループに関連して測定されたレートで、バッファ802から抽出される。ステップ914において、抽出された伝送パケット304は、伝送ストリーム送信機210の中でさらに処理される。また、そのような処理は、可変遅延を招く結果になり、こうして、再びジッタを導入する結果になり得る。
ステップ916において、PCRタイムスタンプ408を有する伝送パケット304は、第二のロックループ808のクロック822に関連して測定された時間で再度スタンプされる。ステップ918において、伝送パケット304は、伝送ストリーム送信機210から送信される。好ましい実施形態において、ステップ916における再スタンプは、伝送ストリーム送信機210での伝送パケット304処理における任意の可変遅延後、すなわち、換言すれば、再スタンプと送信との間の遅延とが一定なときになされることは、忘れるべきではない。PCRタイムスタンプ408にスタンプされる時間は、可変遅延を補償する。こうして、伝送パケット304の処理における可変遅延は、可変遅延後に、PCRを有する伝送パケットを再度スタンプすることによって、説明される。
流れ図における任意の処理に関する記載またはブロックは、その処理における特定のロジック機能またはステップをインプリメントするために実行可能な命令を1つ以上含むモジュール、セグメント、または、コードのポーションを代表するものと、理解されるべきである。そして、代替的なインプリメンテーションも本発明の好ましい実施形態の範囲に含まれること、また、その機能は、その機能性との関係に依存し、図示または議論された順序と異なって実行され得ることは、実質的に同時あるいは逆順に実行され得ることも含め、本発明の好ましい実施形態の範囲に含まれることは、本発明の当業者には、理解されるべきである。
本発明の例示的な好ましい実施形態が示され、記載されてきたが、本発明に数々の変更、改変または代替が、そのいずれもが本発明の精神から逸脱することなく、なされ得ることは、当業者には明らかである。それゆえ、変更、改変および代替は、本発明の範囲内であると考えられるべきである。また、上述した本発明の実施形態は、特に、任意の「好ましい実施形態」は、単に本発明の原理を明確に理解するための説明であって、単にインプリメンテーションで可能な非限定的な例に過ぎない。
Claims (26)
- 送信サイトから受信サイトへ送信されるパケットのストリームからジッタを実質的に除去する方法であって、該方法は、
該送信サイトと該受信サイトとの間に置かれた中間サイトで、メモリ内に該パケットのストリームのパケットをバッファするステップであって、該パケットのストリームの選択されたパケットは、外部クロックに対する時間値を有するタイムスタンプを含む、ステップと、
該選択されたパケットに含まれる該タイムスタンプの時間値を用いて、第一のローカルクロックを、該外部クロックにロックするステップと、
第二のローカルクロックによって制御された名目レートで、該メモリからパケットを抽出するステップであって、該第二のローカルクロックは、該第一のローカルクロックに基づいて該バッファから抽出された該選択されたパケットの該タイムスタンプの時間値を用いて、ロックされる、ステップと
を包含する、方法。 - 前記バッファするステップの前において、
前記送信サイトから前記フレームのストリームを前記中間サイトで受信するステップであって、各フレームは、その中の少なくとも1つのパケットをカプセル化するステップと、
該フレームのストリームの各フレームからの該少なくとも1つのパケットをカプセルから外すステップと、
前記パケットを前記メモリに提供するステップと
をさらに包含する、請求項1に記載の方法。 - 前記ロックするステップの前において、
第一のタイムスタンプと第二のタイムスタンプとの間において受信したフレームのストリームに対する平均ビットレートを計算するステップと、
該平均ビットレートを使用して、該第二のタイムスタンプに対するオフセットを計算するステップと、
該第二のタイムスタンプの時間値から該オフセットを減じるステップと
をさらに包含する、請求項2に記載の方法。 - 前記平均ビットレートを計算するステップは、
前記フレームのストリームの第一の特定のフレームを受信するステップであって、該第一の特定のフレームは、前記第一のタイムスタンプをその中に有する第一の特定の選択されたパケットを有する、ステップと、
前記フレームのストリームの第二の特定のフレームを受信するステップであって、該第二の特定のフレームは、前記第二のタイムスタンプをその中に有する第二の特定の選択されたパケットを有する、ステップと、
該第一のタイムスタンプあるいは該第二のタイムスタンプを含む、該第一のタイムスタンプと該第二のタイムスタンプとの間におけるパケットのビット数を決定するステップと、
該第一のタイムスタンプと該第二のタイムスタンプとの時間差によって、該ビット数を除算するステップと
をさらに包含する、請求項3に記載の方法。 - 前記オフセットを計算するステップは、
前記第二のタイムスタンプをその中に有する特定の選択されたパケットを含む多数のシーケンスのパケットを有する前記フレームのストリームの特定のフレームを受信するステップと、
該特定のパケットと該多数のパケットのシーケンスの開始との間のパケットのビット数を決定するステップと、
該ビット数を前記平均ビットレートによって除算するステップと
をさらに包含する、請求項3に記載の方法。 - 前記第二のクロックに関連して測定された時間を記録するステップであって、該記録された時間は、前記選択されたパケットの1つが前記メモリから抽出されるときと関連する、ステップをさらに包含する、請求項1に記載の方法。
- 前記選択されたパケットのタイムスタンプに新たな時間をスタンプするステップであって、各選択されたパケットに対し、該新たな時間が、該パケットが前記中間サイトから送信されたときと、該パケットが前記メモリから抽出されたときとの間における可変遅延を補償する、ステップと、
該メモリから抽出されたパケットを、該中間サイトから送信するステップであって、該選択されたパケットの該タイムスタンプの時間値が実質的にジッタなしで送信されるステップと
をさらに包含する、請求項6に記載の方法。 - 新たな時間を設定するために、前記第二のローカルクロックを使用して、前記メモリから抽出された前記選択されたパケットのタイムスタンプに、該新たな時間をスタンプするステップをさらに包含する、請求項1に記載の方法。
- 前記バッファから抽出された各選択されたパケットに対する抽出時間を記録するステップであって、前記選択されたパケットが前記メモリから抽出されたとき、各選択されたパケットに対する抽出時間が、前記第二のローカルクロックの時間に対応する、ステップと、
各抽出され、選択されたパケットを、その抽出時間と関連付ける、ステップと、
該抽出され、選択されたパケットに対する抽出時間を使用して、各抽出され、選択されたパケットに対する可変遅延時間を決定するステップであって、該可変遅延時間は、メモリからの抽出と該パケットの中間サイトからの送信との間の遅延に対応する、ステップと、
該可変遅延時間および該第二のローカルクロックを使用して、各選択されたパケットのタイムスタンプに対する新たな時間値を決定する、ステップと
をさらに包含する、請求項1に記載の方法。 - 送信サイトから受信サイトへ送信されるパケットのストリームからジッタを実質的に除去する方法であって、該方法は、
フレームのストリームを中間サイトで受信するステップであって、各フレームはパケットのセットをカプセル化し、選択されたパケットは、該中間サイトの外部にあるクロックに対する時間値を決定するタイムスタンプを含む、ステップと、
各フレームから該パケットのセットをカプセルから外すステップと、
各フレームからの該パケットのセットが、タイムスタンプをその中に有する所定の選択されたパケットを含むかどうかを決定するステップと、
該選択されたパケットを含むパケットのセットに応答して、
該所定の選択されたパケットに対する時間オフセットを決定するステップであって、該時間オフセットは、該所定の選択されたパケットが受信された該フレーム内の該選択されたパケットの位置に基づく、ステップと、
該選択されたパケットのタイムスタンプの中に新たな時間値をスタンプするステップであって、該新たな時間値は、時間オフセットを外部クロックに対する時間値から減算することで規定される、ステップと、
所定のレートで、該中間サイトから該パケットを送信するステップと
を包含する、方法。 - 前記時間オフセットを決定するステップは、
該フレームのストリームに対して、平均ビットレートを計算するステップであって、該平均ビットレートは、第一の選択されたパケットに含まれる第一のタイムスタンプと第二の選択されたパケットに含まれる第二のタイムスタンプとの間におけるパケットのビット数であって、該第一のタイムスタンプあるいは該第二のタイムスタンプのビット数を含むパケットのビット数を、該第一と該第二のタイムスタンプの時間値の間の時間変化で除算したものとして規定される、ステップと、
該所定の選択されたパケットを含む前記パケットのセットに対し、該パケットのセットの開始と、該所定の選択されたパケットの最初のビットとの間のパケットビット数を決定するステップと、
時間オフセットを生成するために、パケットビットの数を、平均ビットレートで除算するステップと
をさらに包含する、請求項10に記載の方法。 - 各選択されたパケットに対して第一のローカルクロック時間を記録するステップであって、該第一のローカルクロック時間は、前記選択されたパケットを運ぶ前記フレームが中間サイトに到着したときに対応する、ステップと、
前記フレームのストリームによって運ばれる前記パケットをメモリの中にバッファするステップと、
前記ローカルクロックによってクロックされたレートで該メモリからパケットを抽出するステップと、
各選択されたパケットを送信する前において、
第二のローカルクロック時間を記録するステップと、
該フレームのストリームに対して、平均ビットレートを計算するステップであって、該平均ビットレートは、第一の選択されたパケットに含まれる第一のタイムスタンプと第二の選択されたパケットに含まれる第二のタイムスタンプとの間におけるパケットのビット数であって、該第一のタイムスタンプあるいは該第二のタイムスタンプのビット数を含むパケットのビット数を、該第一と該第二のタイムスタンプの時間値の間の時間変化で除算したものとして規定される、ステップと、
該所定の選択されたパケットを含む前記パケットのセットに対して、該パケットのセットの開始と、該所定の選択されたパケットの最初のビットとの間に含まれるパケットビット数を決定する、ステップと、
送信時間を生成するために、パケットビットの数を、平均ビットレートで除算するステップと
をさらに包含する、請求項10に記載の方法。 - 送信サイトから受信サイトへ送信されるパケットのストリームからジッタを実質的に除去する装置であって、中間サイトに位置する該装置は、
その中に格納されたストリームのパケットを有するバッファであって、該パケットのストリームの選択されたパケットは、タイムスタンプを含み、各タイムスタンプは、その中にスタンプされた該装置の外部にあるクロックからの時間値を有する、バッファと、
該選択されたパケットから時間値を抽出し、該バッファからパケットを抽出するように適合したバッファ制御装置と、
第一のローカルクロックを有する第一のロックループであって、該第一のロックループは該バッファ制御装置から時間値を受信し、そこに第一のクロックをロックする、第一のロックループと、
第二のローカルクロックを有する第二のロックループであって、該第二のロックループは該第一のローカルクロックに関連するタイミング情報を受信し、そこに該第二のローカルクロックをロックし、該バッファ制御装置は、該第二のローカルクロックからタイミング信号を受信し、該第二のローカルクロックに関連して測定されたレートで、バッファされたパケットを抽出する、第二のロックループと
を備える、装置。 - 前記バッファから抽出されたパケットを受信し、前記パケットを自身から送信する、送信機をさらに備え、
該バッファから抽出された各選択されたパケットに対する時間値は、前記第二のローカルクロックに関連して設定される、請求項13に記載の装置。 - 前記バッファが所定の選択されたパケットを受信することに応答して、前記バッファ制御装置が、前記第一のロックループに、前記所定の選択されたパケットの時間値を提供する、請求項13に記載の装置。
- 前記バッファ制御装置が、所定の選択されたパケットを前記バッファから抽出することに応答して、前記バッファ制御装置が、前記第二のロックループに前記所定の選択されたパケットの時間値を提供する、請求項13に記載の装置。
- フレームのストリームを受信する手段であって、該フレームのストリームの各フレームが、所定の順番に配置された前記パケットのストリームのパケットのセットにカプセル化する、手段と、
該パケットのセットを、該フレームのストリームの各フレームストリームからカプセルを外し、各セットのパケットをバッファに該所定の順番で提供するように、適合されたカプセル外し器と
をさらに備える、請求項13に記載の装置。 - 前記カプセル外し器は、所定のパケットのセットに含まれる所定の選択されたパケットに対する暫定的なオフセットを、該所定のパケットのセットの中における該所定の選択されたパケットの位置によって決定するように、さらに適合される、請求項17に記載の装置。
- 前記カプセル外し器は、新たな時間を、前記所定の選択されたパケットのタイムスタンプの時間値から、前記暫定的なオフセットを減算することによって決定し、該新たな時間値を前記所定の選択されたパケットのタイムスタンプの中にスタンプするように、さらに適合される、請求項18に記載の装置。
- 前記第二のロックループによって受信される前記タイミング情報は、前記第一のローカルクロックの現在時間からオフセットを引いたものである、請求項13に記載の装置。
- 前記オフセットは、所定のパケットが前記バッファ内に残留する所望の時間の長さに対応する所定の時間である、請求項20に記載の装置。
- 送信サイトから受信サイトへ送信される伝送パケットのストリームからジッタを実質的に除去する装置であって、中間サイトに位置する該装置は、
該伝送パケットのストリームを運ぶネットワークフレームのストリームを受信するために適合した入力ポートと、
該ネットワークフレームから該伝送パケットを抽出するために適合した、該入力ポートと通信するカプセル外し器と、
その中に格納された該伝送パケットのストリームの伝送パケットを有する、該カプセル外し器と通信するバッファであって、選択された伝送パケットは、タイムスタンプを含み、各タイムスタンプは、その中にスタンプされた装置の外部クロックからの時間値を有する、バッファと、
第一のローカルクロックを有する第一のロックループであって、該第一のロックループは、最後にバッファされ選択されたパケットのタイムスタンプに関連する時間値を、該第一のローカルクロックをそこにロックするために受信する、第一のロックループと、
該バッファおよび該第一のロックループと通信するバッファ制御装置であって、該バッファ制御装置は、該最後にバッファされ選択されたパケットのタイムスタンプと関連する時間値を該第一のロックループに提供することと、先入れ先出しベースで、所定のレートで該バッファからパケットを抽出することとに適合し、該抽出レートは、抽出されるパケットが実質的にジッタがないようなレートである、バッファ制御装置と、
該バッファ制御装置および該第一のロックループと通信する第二のロックループであって、該第二のロックループは、第二のローカルクロックを有し、該第二のロックループは、該第一のローカルクロックに関連するタイミング情報を受信し、それに該第二のローカルクロックをロックし、該バッファ制御装置は、該タイミング信号を、該第二のローカルクロックから受信し、該抽出レートは、該第二のローカルクロックに関連して測定される、第二のロックループと
を備える、装置。 - 前記バッファから抽出されたパケットを受信し、自身から前記パケットを送信するように適合した送信機をさらに備え、
該バッファから抽出された各選択されたパケットに対する時間値は、前記第二のローカルクロックに関連して設定される、請求項22に記載の装置。 - 所定の選択されたパケットを受信する前記バッファに応答して、前記バッファ制御装置は、前記第一のロックループに、前記所定の選択されたパケットの時間値を提供する、請求項22に記載の装置。
- 前記バッファ制御装置は、前記第二のロックループにフィードバックを提供する、請求項22に記載の装置。
- 前記選択された伝送パケットの1つである前記現在の先入れ伝送パケットに応答して、前記バッファ制御装置によって提供された前記フィードバックは、現在の先入れ伝送パケットの時間値に関連する、請求項25に記載の装置。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080118 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20100129 |