JP2007524260A - 符号分割多元アクセス通信システムにおける無線チャンネルのリソース割当ておよび速度制御方法 - Google Patents

符号分割多元アクセス通信システムにおける無線チャンネルのリソース割当ておよび速度制御方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、WCDMA通信システムにおける専用のチャンネルのDCHリソース割当ておよび速度制御方法を開示し、a)実時間ではないデータトラフィックのダウンリンクDCHチャンネル状態を決定し、b)ユーザ状態を決定するステップを含んでおり、前記ユーザは前記ダウンリンクDCHを使用しており、現在の送信チャンネル測定により測定された無線測定結果にしたがって、優先順位と公平要求に基づいて、異なる状態におけるユーザに対して、ある速度を有するDCHチャンネルに割当てるステップを含んでいる。本発明によれば、帯域幅リソース割当てと速度制御は効率的に実現され、無線リソースの利用は改善され、したがって可能な限り高いデータトラフィック帯域幅がユーザに提供される。
【選択図】図7

Description

本発明は、移動体通信システムにおけるチャンネル割当てに関連する技術に関し、特に本発明は広帯域符号分割多元アクセス(WCDMA)通信システムにおける専用のチャンネルのリソース割当ておよび速度制御方法に関する。
UMTS(ユニバーサル移動体電気通信システム)は、WCDMAを使用する無線技術の第3世代の移動体通信システムである。図1に示されているUMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)のシステムアーキテクチャでは、無線ネットワーク制御装置(RNC)はIuインターフェースを介してコアネットワークに接続され、RNCはIurインターフェースを介して相互に接続され、1つのRNCはIubインターフェースを介して1以上のノードBに接続される。ノードBは1以上のセルを含んでおり、そのセルはユーザ装置(UE)が無線アクセス(図示せず)を有する基本単位であり、ここではUEとUTRANとの間の無線インターフェースはUuインターフェース(図示せず)である。
UMTSの標準化組織3GPPのプロトコル文書(第3世代のパートナーシッププロジェクト)では、主に、TS25.2XX、TS25.3XX、その他のUMTS無線インターフェースプロトコルに関連する一連の仕様が存在する。図2に示されているようにUMTS無線インターフェースプロトコルアーキテクチャでは、底部層は物理(PHY)層であり、制御平面では、物理層の上に、メディアアクセス制御(MAC)層と、無線リンク制御(RLC)層と、無線リソース制御(RRC)層がそれぞれが存在し、ユーザ平面では、無線インターフェースプロトコルは物理層と、MAC層と、RLC層と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)層とからなり、ここで、PDCP層はパケット−スイッチ(PS)ドメイン専用である。物理チャンネルは物理層により与えられ、論理チャンネルはMAC層とRLC層との間に設けられ、送信チャンネルはMAC層と物理層との間に設けられている。
アップリンク送信チャンネルはRACH(ランダムアクセスチャンネル)、CPCH(共通のパケットチャンネル)、DCH(専用のチャンネル)等を含んでおり、ダウンリンク送信チャンネルはBCH(放送チャンネル)、PCH(ページングチャンネル)、FACH(順方向アクセスチャンネル)、DSCH(ダウンリンク共有チャンネル)、DCH等を含んでおり、ここでユーザデータを伝送するためのアップリンク及びダウンリンク送信チャンネルは、RACH/FACH、CPCH/FACH、DCH/DCH、DCH/(DCH+DSCH)を含んでいる。アップリンク物理チャンネルは、PRACH(物理的ランダムアクセスチャンネル)、PCPCH(物理的共通パケットチャンネル)、アップリンクDPCCH(専用の物理的制御チャンネル)、アップリンクDPDCH(専用の物理データチャンネル)等を含み、ダウンリンク物理チャンネルは、P−CCPCH(一次的共通制御物理チャンネル)、S−CCPCH(二次的共通制御物理チャンネル)、PDSCH(物理的ダウンリンク共有チャンネル)、ダウンリンクDPCCH、ダウンリンクDPDCH等を含んでおり、これらの物理チャンネルは図3に示されているように、送信チャンネルとの対応する関連性を有し、ここでDPCH(専用の物理チャンネル)はDPCCH/DPDCHの一般的用語である。さらに、ダウンリンクでは、SCH(同期チャンネル)、CPICH(共通のパイロットチャンネル)、AICH(捕捉インジケータチャンネル)、PICH(ページング指示チャンネル)、CSICH(CPCH状態指示チャンネル)、CD/CA−ICH(衝突検出/チャンネル割当て指示チャンネル)等が存在し、これら全ては物理層に対して特有である。
UMTSベアラサービスは主に、さらに高い実時間の要求と、実時間ではない対話と背景トラフィックによる会話およびストリーミングトラフィックを有している。ユーザデータの伝送のためのRACH、CPCH、FACH、DCH、DSCHの中で、RACH/FACHは、主として、低速度による実時間ではないバーストサービスのために使用され、CPCHとRACHは類似しているが、高いアップリンク送信速度を提供できる。DSCHはダウンリンクを共有したタイプの送信チャンネルであり、高い速度の実時間ではないバーストサービスに対して非常に多く適合されるが、DSCHはDCHと共に使用されなければならない。DCHは双方向の専用の送信チャンネルであり、設定されるとき、そのリソースはそのチャンネルが解除されるまで全体的に占有され、そのため、DCHは実時間サービスの送信要求を満たすことができる。しかしながら、DCHが実時間ではないサービスの送信に使用されるとき、チャンネル帯域幅の利用比率は低く、したがって、可能な限り無線リソースの利用比率を改良するために、適切なスケジュール化及び割当てアルゴリズムを採択する必要がある。3GPPの仕様TS34.108によれば、DCH(対応する物理チャンネルはDPCHである)を使用して対話/背景サービスを典型的に送信する無線アクセスベアラ(RAB)の最大のアップリンク及びダウンリンク速度が図4に示されており、現在のUMTSビジネスシステムは通常、これらのRABの一部または全部をサポートする。実時間ではないパケットデータサービスのアップリンク/ダウンリンクの非対称性により、アップリンク及びダウンリンク速度の典型的な形態は、アップリンク速度がダウンリンク速度よりも小さく、このケースはさらに高い速度であるときに、依然として生じることが分かる。
R99バージョンに基づく現在のUMTS商用システムでは、UE商品の大部分はCPCHとDSCHとを良好にサポートできない。したがって、RACH/FACHを使用して送信される少量のデータを有する実時間ではないサービス以外に、共通の実時間ではないサービスは全てDCHを使用して送信される必要がある。他方で、実用的な3G市場による高速度データサービスの期待により、最大で384kbpsの帯域幅の要求が挙げられている。しかしながら、実時間ではないデータサービスのための高速度チャンネルのリソースは基本的にダウンリンク方向で制限される。一方で、DCHリソースの一部は適応可能な多速度(AMR)音声及びその他の実時間サービスに使用される必要があり、他方では、実時間ではないサービスのアップリンク/ダウンリンクの非対称性と、パワーおよび直交可変拡散ファクター(OVSF)チャンネルコードについての限定により、実際に実時間ではないサービスで使用されることのできる高速度DCHチャンネルのリソースは制限される。それ故、チャンネル帯域幅リソース割当て及び速度制御のための効率的な方法は、無線リソース使用を改良し、最大の限度まで、ユーザに対して可能な限り高いデータサービス帯域幅を提供することができ、これはデータサービスに関して3G市場の成功に影響する重要な要因の1つである。
専用のチャンネルリソース割当ておよび速度制御の重要な要因は、サービスソースの実際のデータ速度である。UTRANのみが無線アクセスベアラを提供し、サービスソースのサービス状態情報を直接得ることができないので、UTRANが、ある手段によって、サービスソースのデータ速度送信要求を判断することが必要である。現在では、UMTSは主として、サービスソースの速度要求を反映するために送信チャンネルのトラフィックの測定を採用している。測定に関する詳細は3GPP TS25.321、TS25.331及びその他の仕様と、発明の名称“Method of measuring traffic volume in mobile communication system”の米国特許出願US 2002/004280 A1を参照することによって参照されることができる。UTRANはダウンリンクMACのトラフィックの測定結果と、測定制御情報をRRCを介して直接得ることができ、さらにUEにより与えられるアップリンクMACのトラフィックの測定結果も得ることができる。トラフィックの典型的な測定結果は、現在のバッファの占有量、平均的なバッファの占有量、バッファの占有度の変化(バイトによる)を有し、ここで平均的なバッファの占有量は送信チャンネルで伝送されたサービスのデータ速度状態を反映し、バッファの占有度の変化は送信チャンネルで伝送されたサービスバーストの大きさを反映している。
トラフィックに加えて、サービス速度を反映する別の可能な測定対象は各送信チャンネルのフローまたはチャンネル利用比である。送信チャンネルのフローは各送信チャンネルにより各TTI(送信時間間隔)中に送信された(ダウンリンク)または受信された(アップリンク)転送ブロックのユーザデータ量であり、送信チャンネル利用比は次の式で規定される。
転送チャンネル利用比=転送チャンネル平均フロー/転送チャンネルTTI
転送チャンネルの最大のチャンネル速度 (1)
フローまたはチャンネル利用比はトラフィックよりも簡単に測定されることができ、UEからの測定報告を必要とせずに、RNC中で直接測定されることができる。同様に、平均値およびフローまたはチャンネル利用比の変化も得ることができる。
3GPPの文献TR25.922は送信チャンネルのトラフィック測定とDCH/DCHの速度変化方法に基づいて、DCH/DCHとRACH/FACHとの間のハンドオーバーを述べている。この文献にしたがって、トラフィックがあるしきい値を超えるとき、RACH/FACHからDCH/DCHへのハンドオーバーの能力または拡散ファクターの減少によるDCH速度の改良能力が存在する。反対に、トラフィックがあるしきい値よりも小さいとき、DCH/DCHからRACH/FACHへのハンドオーバーの能力または拡散ファクターの増加によってDCH速度を改良する能力が存在する。さらに、発明の名称“Channel-type switching to a common channel based on common channel load”と題する米国特許出願US 2003/0012217 A1と、発明の名称“Channel-type switching from a common channel to a dedicated channel base on common channel load”のPCT特許WO 01/31950 A1と、発明の名称“Channel-type switching based on cell load”のWO 01/76304 A1と、発明の名称“Channel switching in UMTS”のWO 02/39775 A1と、その他の文献は、同様にDCH/DCHとRACH/FACH間のハンドオーバーのための複数の決定方法を提案している。
3GPPの文献TR25.922と、文献TR25.331によれば、DCH/DCHとRACH/FACH間のハンドオーバー中、セルの共通のチャンネルの現在の構造が、RRCプロセス、即ち“物理チャンネル再構成”または“送信チャンネル再構成”を介して、UE中の保留された構造と同一であるか否かに基づいてチャンネルハンドオーバーを実行することが典型的であり、DCH/DCH速度の変化中に、RRCプロセス、即ち“物理チャンネル再構成”によりチャンネル速度を変更することが典型的である。
従来の技術では、最も関心のあるのは、DCH/DCHとRACH/FACHとの間のハンドオーバーの方法である。DCHの帯域幅リソース割当て及び速度制御に関して、送信チャンネルのトラフィック測定に基づいてDCH速度変化を行うか否かを決定することだけが可能にされる。前述したように、DCHの帯域幅リソース、特にダウンリンクDCHの帯域幅リソースが制限されるが、主要なデータ送信はDCHにより実行される。したがって、セル内の全体的な利用可能なDCH帯域幅リソースを効率的に割当て、スケジュールする方法は、無線リソースの使用を改良し、最大の限度まで、ユーザに対して、可能な限り高いデータサービス帯域幅を提供するための鍵となる。この観点から、本発明は専用のチャンネルのリソース割当てと速度制御の効率的な方法を設定する。
従来技術において、専用のチャンネルの帯域幅リソース割当ておよび速度制御のための効率的な方法に欠けている問題を解決するために、本発明の1目的は、セル内の全体的な利用可能なDCHチャンネル帯域幅リソースを効率的に割当て、スケジュール化するために、専用のチャンネルの帯域幅リソース割当ておよび速度制御のための効率的な方法を提供することであり、それによって無線リソースの利用比率が改善され、最大の限度まで、ユーザに対して、可能な限り高いデータサービス帯域幅を提供することができる。
本発明は、広帯域符号分割多元アクセス(WCDMA)通信システムにおける実時間ではないデータサービスのための専用のチャンネルDCHのリソース割当ておよび速度制御方法を提供し、ここで、前記DCHチャンネルはアップリンクDCHチャンネルとダウンリンクDCHチャンネルとを含み、アップリンクDCHチャンネルのチャンネルリソースと速度の割当てはダウンリンクDCHチャンネルのリソースと速度の割当てに基づいて行われ、その方法は、
a)実時間ではないデータサービスのためのダウンリンクDCHチャンネルのチャンネル状態を決定するステップと、
b)前記ダウンリンクDCHチャンネルを使用してユーザの状態を決定するステップと、
c)ステップa)で決定されたチャンネル状態を、ステップb)で決定されたユーザ状態と相関させて、現在の送信チャンネルにより測定された無線測定結果、および優先順位と公平要求に基づいて、異なるユーザ状態におけるユーザに対して、ある速度を有するDCHチャンネルをダイナミックに割当てるステップを含んでおり、
前記DCHチャンネル状態はブロックされた状態と、マクロダイバーシティ状態と、利用可能な状態と、アイドル状態および凍結状態とを含んでおり、
前記ユーザ状態は、占有しているユーザと、共通の新たに付加されたユーザと、ハンドオーバーで新たに付加されたユーザと、占有されたユーザと、メンテナンスユーザまたはマクロダイバーシティユーザとを含んでいる。
本発明による方法は、実時間ではないデータサービスの高速度チャンネルのリソースがかなり限定されるという従来技術の問題を解決する。本発明の方法を実行することにより、利用可能なDCHチャンネルリソースのチャンネル状態が実時間で、現在のユーザ状態と相関されることができ、異なるユーザ状態のユーザは、合理的に割当てられたDCHチャンネルリソースである。結果として、帯域幅リソース割当ておよび速度制御は効率的に実現され、無線リソースの利用比は改善され、ユーザは最大の限度まで、ユーザに対して可能な限り高いデータサービス帯域幅を提供されることができる。
本発明によるWCDMA通信システムにおける無線チャンネルのリソース割当ておよび速度制御方法を添付図面を参照して、以下詳細に説明する。
本発明を実行するための最良のモードを添付図面を参照して以下詳細に説明する。したがって、本発明の利点、特性、他の特徴についての以下の詳細な説明を読んだ後、当業者は本発明を良好に理解するであろう。
UMTSでは、実時間ではないデータサービスのアップリンク/ダウンリンクの非対称性と、ダウンリンクパワーおよび直交可変拡散ファクター(OVSF)チャンネルコードにおける制限により、ダウンリンクではDCHリソース割当てに対するボトルネックが生じる。それ故、本発明はダウンリンクDCHのリソース割当ておよび速度制御を目的とする。無線測定値の迅速な変化から生じるピンポン効果を避けるために、測定値があるしきい値よりも大きいか小さいかは、以下の説明では、この結果が常に遅延時間内に維持されていることを意味している。さらに、UEの能力の差によって、幾つかの速度を有するDCHはサポートされることができない。したがって、アップリンクおよびダウンリンクDCHのリソース割当ては、以下説明するように、速度がUEによりサポートされることができないDCHチャンネルがUEに割当てられないという前提の下である。
1.実時間ではないサービスにおけるダウンリンクDCHのリソース割当て
(a)実時間ではないサービスに対するダウンリンクDCHのリソース割当て装置
実時間ではないサービスに対するダウンリンクDCHのリソース割当て装置によれば、図5に示されているように、実時間ではないサービスに対するDCHの帯域幅の割当ておよび速度制御装置(DCAU)は、送信チャンネルのトラフィック、フローまたはチャンネル利用比のような無線測定に基づいて、実時間ではないサービスに対してダウンリンクDCHの現在の利用可能なチャンネルセットにおける各アクチブユーザに対して、ある速度を有するダウンリンクDCHをダイナミックに割当てる役目を行う。セル中のダウンリンクチャンネルのDCHリソース管理装置(DRMU)は、現在のセル中のDCHの実時間および実時間ではないサービスのアクチブユーザ、ダウンリンクロード、その他の情報にしたがって、実時間ではないサービスのダウンリンクDCHの現在の利用可能なチャンネルセット(即ち実時間ではないサービスに対するダウンリンクDCHのチャンネルリソースプール)をDCAUに与え、実時間ではないサービスの現在のアクチブユーザ数よりも常に少なくないことを、セットのサイズ、即ちセット中のチャンネル数において確実にする。実時間及び実時間ではないサービスに対するDCHのアクチブユーザの増加または減少と、ダウンリンクロードの変化のような要因により、実時間ではないサービスに対するダウンリンクDCHの現在の利用可能なチャンネルセットは可変であるが、セット中の変化は、実時間ではないサービスのアクチブユーザのダウンリンクDCH速度の変化と比較して、通常は非常に遅い。
図5では、DRMUに接続された他の2つのユニットは、OVSFチャンネルコードの割当ておよび管理装置と、セルユーザ管理装置であり、ここでOVSFチャンネルコードの割当て及び管理装置はダウンリンクチャンネルコードリソースの割当て及び管理の役目を行い、セルユーザ管理装置は共通及び専用のチャンネル間のハンドオーバーの管理と、ユーザの初期アクセス及び解除と、ハンドオーバーユーザのアクセス及び解除を実行する。セルユーザ管理装置は、新たに付加されたユーザの関連情報をDRMUへ転送し、そのDRMUは新たな実時間ではないサービスユーザに対するDCHチャンネル割当てを完了するためにDCAUを制御する。その後、DCAUはDCHチャンネル割当ての結果をDRMUへフィードバックし、DRMUはセルユーザ管理装置に割当て結果を通知する。前述したように、DRMUはさらに、DCHの実時間及び実時間ではないサービスのアクチブユーザの現在の情報にしたがって、実時間ではないサービスに対してダウンリンクDCHのチャンネルリソースプールを、ダウンリンクロード等と組合わせて、さらに構成し、その情報はセルユーザ管理装置によって提供される。したがって、DRMUとDCAUとの間の対話プロセスは、新しい実時間ではないサービスユーザに対するダウンリンクDCHのダウンリンクチャンネル割当て及び解除と、実時間ではないサービスに対するダウンリンクDCHのチャンネルリソースの再割当てとを含んでいる。
(b)実時間ではないサービス用のダウンリンクDCHのリソース再割当てプロセス
ダウンリンクDCHのチャンネルリソース再割当てプロセスは、占有状態の情報、即ち現在のダウンリンクDCHリソースプール中の各DCHの状態についてDCAUに問合わせることによって、DRMUが、ダウンリンクDCHの現在のリソース状態にしたがってダウンリンクDCHリソースプールを再構成することを意味する。ダウンリンクDCHリソースプールは、DRMUがDCHを実時間ではないサービスのためのダウンリンクDCHリソースプールへ付加するか、又はそこから削除し、DCHを分割または組合わせる等の複数の理由で再構成される。DCHの分割は、実時間ではないサービスに対するダウンリンクDCHリソースプール中の幾つかの高い速度のDCHのOVSFチャンネルコードを分割することによって、DRMUは複数の低い速度のDCHを得ることを意味し、このプロセスは主として次のケースで使用される。即ち、実時間サービスユーザに対してある速度を有するダウンリンクDCHを割当てることが必要であるが、対応するチャンネルコードリソースが存在しないとき、DRMUは実時間ではないサービスに対するダウンリンクDCHリソースプールの幾つかのDCHの速度を減少し、OVSFチャンネルコード再割当てを通して、実時間サービスに対して必要とされるダウンリンクDCHを提供するケースと、実時間ではないサービスのアクチブユーザ数があるしきい値まで増加し、特に実時間ではないサービスのためのダウンリンクDCHリソースプール中のDCH数を超えるとき、DRMUは実時間ではないサービスのダウンリンクDCHリソースプールの幾つかのDCHの速度を減少させ、OVSFチャンネルコード再割当てを通して、より多くの実時間ではないサービスアクチブユーザがアクセスを得ることを可能にするケースと、ダウンリンクオーバーロードの場合に、セルオーバーロード制御機能装置が、DRMUに対して、実時間ではないサービスのためのダウンリンクDCHリソースプールの幾つかの高い速度のDCHの速度を減少することによって、ダウンリンクロードを減少することを要求するケースである。反対に、実時間または実時間ではないアクチブユーザの数が減少するか、ダウンリンクオーバーロードが除去されるとき、DRMUは、OVSFチャンネルコード再割当てを通して、低速度のDCHを高速度のDCHへ結合し、実時間ではないサービスアクチブユーザに対してより大きな帯域幅を提供する。さらに、OVSFチャンネルコード割当て及び管理装置は、DRMUがダウンリンクOVSFコードリソースを最適化するために実時間ではないサービスに対する現在のダウンリンクDCHリソースプールを変更することも要求することができる。典型的なケースはダウンリンクコードツリー再ウォッシュ動作であり、その場合にはOVSFチャンネルコード割当て及び管理装置は、OVSFコードツリー中のあるノードに対応するDCHが、OVSFコードツリーの別のノードに対応する同一の速度を有するDCHとして再構成されることを要求し、この再構成はDCHの速度を変化しない。
図6のaは、実時間ではないサービスにおけるダウンリンクDCHのチャンネルリソース割当てプロセスを示している。DCAUがDRMUにより送信されたダウンリンクDCHのリソース割当てのリクエストを受信すると、そのDCAUは直ちに、現在のDCHチャンネルリソースプールの全てのチャンネルを凍結状態に設定し、全てのDCH帯域幅割当ておよび速度制御の動作を停止し、DRMUに対して、現在のダウンリンクDCHチャンネルリソースプール中の全てのDCHの状態情報を含んだ応答を送信し、その応答を受信した後、DRMUはDCHの現在の状態情報に基づいて、要求されたように実時間ではないサービスに対するダウンリンクDCHリソースプールを再構成し、その再構成はDCHの速度をアイドル、利用可能、ブロックされた状態中で変更することができ、マクロダイバーシティ状態のDCHは速度の変更なしに再構成を可能にする。再構成がもと、利用可能、ブロック、マクロダイバーシティの状態であるDCHを変更するならば、DRMUは前述のチャンネルのユーザに対して新しいダウンリンクDCHを再度割当て、DRMUから再割当ての結果を受信後、DCAUは実時間ではないサービスに対するダウンリンクDCHリソースプールを更新し、新しいダウンリンクDCHを前述のユーザに割当てる。新たに指定されたダウンリンクDCHがもとのダウンリンクDCHの速度とは異なる速度を有するならば、DCHのダウンリンクDCH占有タイマはリセットされ、DCHはブロックされた状態に入り、そうでなければ、前の凍結状態に戻る。
(c)新しい実時間ではないサービスユーザに対するダウンリンクDCHの割当ておよび解除プロセス
DRMUとDCAUとの間のその他の対話プロセスは新しい実時間ではないサービスユーザに対するダウンリンクDCHの割当ておよび解除プロセスである。実時間ではないサービスユーザがシステムに対して最初のアクセスをするか、または(ハードハンドオーバー、ソフトハンドオーバー、およびソフトなハンドオーバーを含む)ハンドオーバーを他のセルからの現在のセルに対して行うか、RACH/FACHからDCHへハンドオーバーする期間に新たに付加されるとき、DRMUはDCAUに、新しいユーザのタイプ(即ち、これらが新たに付加される理由)、(ハンドオーバーユーザに関する)速度要求、その他の情報を通知し、DCAUはその情報にしたがって、新しい実時間ではないユーザにおけるDCH割当てを完了し、図6のbに示されているように、割当て結果をDRMUにフィードバックする。新たに付加する理由は少なくとも、ユーザの初期アクセス、RACH/FACHからDCHへのハンドオーバー、現在のセルへのハードハンドオーバー、現在のセルへのソフトハンドオーバー、現在のセルへのさらにソフトなハンドオーバー等を含んでいる。反対に、実時間ではないユーザが、変換が終了するケースで除去される必要があるとき、ハンドオーバーは現在のセル外で行われるか、またはハンドオーバーはDCHからRACH/FACH等へ行われ、DRMUはDCAUに対して、それにより占有されていたDCHリソースを解除するように通知し、DCAUは解除結果をDRMUへフィードバックする。
2.実時間ではないサービスに対するダウンリンクDCHの帯域幅割当ておよび速度制御
前述したように、DCAUは、送信チャンネルのトラフィック、フローまたはチャンネル利用比のような無線測定に基づいて、実時間ではないサービスにおいてダウンリンクDCHの現在の利用可能なチャンネルセットにおける各アクチブユーザに対して、ある速度を有するダウンリンクDCHをダイナミックに割当てる役目を行う。
(a)ダウンリンクDCHに対するリソース状態および状態転送プロセス
・ブロック状態
頻繁なチャンネル速度切換えは無線通報量を増加し、それによってより多くの無線リソースが占有され、ネットワークの通報処理の負担は大きくなる。したがって、本発明にしたがって、ピンポン効果を防止し、チャンネル速度切換えのコストを減少するために、ダウンリンクDCH占有タイマはDCHが割当てられた直後に始動され、タイマがTDL k,minよりも小さい時間を示すとき、DCHのトラフィック、フローまたはチャンネル利用比または他の無線測定がどのように変化しても、DCHリソースは常にブロックされ、他のユーザにより占有されることができず、DCHがTk,min DLよりも長い時間占有されるが、最大の占有時間TDL k,max内であり、(TDL k,max>TDL k,min)、トラフィック、フローまたはチャンネル利用比等を含むDCHの無線測定が下限MDL lowよりも高いならば、チャンネルリソースもブロックされる。TDL k,minはk番目のダウンリンクDCHの最小の占有時間であり、TDL k,maxはk番目のダウンリンクDCHの最大の占有時間であり、下付けのkはDCHを異なる速度により区別するためのものである(DCHが高から低の順序で速度を有するという一般的な仮定は、受入れられる)。
・マクロダイバーシティ状態
現在のセルのDCHユーザがソフトハンドオーバーまたはさらにソフトなハンドオーバーのマクロダイバーシティ状態に入るとき、DCHはマクロダイバーシティ状態に入り、そのダウンリンクDCHの占有時間はリセットされ、カウントを休止する。速度制御はこの状態のDCHでは行われない。
・利用可能な状態
公正さを補償するために、各データサービスユーザが高速度チャンネルの使用権を得るために同一の機会を有している場合であっても、本発明にしたがって、DCHが最大の占有時間TDL k,maxを超える時間を占有されるとき、DCHのトラフィック、フローまたはチャンネル利用比または他の無線測定がどのように変化しても関係なく、DCHは常に利用可能な状態であり、即ち、他のユーザにより占有されることができる。さらに、DCHがTDL k,minを超える時間を占有されるが、最大の占有時間TDL k,max内であり(TDL k,max>TDL k,min)、DCHのトラフィック、フローまたはチャンネル利用比、他の無線測定が下限MDL lowよりも低いならば、チャンネルリソースはまた利用可能な状態である。
・アイドル状態
アイドル状態のDCHは、実時間ではないサービスにおける現在のDCHリソースプール中の任意のユーザにより使用されないDCHである。アイドル状態のDCHは、典型的に次の理由に対して発生される。即ち、セルダウンリンクDCHリソース管理装置が実時間ではないサービスに対するDCHリソースプールを調節するので、DCHが新たに付加されるという理由と、会話が終了したので、実時間ではないサービスユーザにより占有されるDCHが解除されるという理由と、実時間ではないサービスユーザがRACH/FACHへのハンドオーバーを行うので、それによって占有されているDCHが解除されるという理由と、実時間ではないサービスユーザが他のセルへのハンドオーバーを行うので、それによって占有されているDCHが解除されるという理由である。
・凍結状態
DRMUからダウンリンクDCHリソース再割当てリクエストを受信した後、DCAUは直ちに現在のダウンリンクDCHリソースプール中の全てのチャンネルを凍結状態に設定する。もとのブロック状態のDCHに関しては、そのダウンリンクDCH占有タイマが休止され、DCH帯域幅割当ておよび速度制御の全ての動作もまた停止されるが、DCHのトラフィック、フローまたはチャンネル利用比、他の無線測定は依然として行われる。ダウンリンクDCHリソース再割当てが完了された後、再割当ての前または後に変更のないチャンネルは直ちに凍結状態の前の状態に復元される。変更されたDCHに関しては、新たに割当てられたダウンリンクDCHがもとのダウンリンクDCHの速度とは異なる速度を有するならば、そのダウンリンクDCHの占有タイマはリセットされ、DCHはブロックされた状態に入り、そうでなければ、これらは凍結状態の前の状態に入る。DCHが凍結状態ではなくなった後、ダウンリンクDCH占有タイマのカウントは直ちに再開される。
・状態転送プロセス
図7は、ダウンリンクDCHのリソース状態転送プロセスを示しており、ここでアイドル、ブロック、利用可能、凍結、マクロダイバーシティは、それぞれアイドル状態、ブロックされた状態、利用可能な状態、凍結状態、マクロダイバーシティ状態を表している。DCHは実時間ではないサービスに対するダウンリンクDCHリソースプールの再割当てのために新たに付加され、アイドル状態に入り、そのユーザが会話を終了したためにブロックされた状態のDCHは解除され、アイドル状態に入り、そのユーザが会話を終了したかRACH/FACHへのハンドオーバーを行ったために利用可能な状態のDCHは解除され、アイドル状態に入り、そのユーザが他のセルへのハンドオーバーを行ったためにマクロダイバーシティ状態のDCHは解除され、アイドル状態に入る。アイドル及び利用可能な状態のDCHは、占有されたかまたは新たに付加されたユーザに割当てられるためにブロックされた状態に入り、そのユーザがマクロダイバーシティを止め、依然として現在のセルに留まるためにマクロダイバーシティ状態のDCHはブロックされた状態に入り、ブロックされた状態のDCHは、チャンネルの占有時間がTDL k,minを超え、DCHのトラフィック、フローまたはチャンネル利用比、他の無線測定が下限MDL lowよりも低く、またはチャンネル占有時間がオーバーランされ、即ちTDL k,maxよりも大きいとき、利用可能な状態に入る。アイドル、利用可能、ブロックされた状態のDCHは、ソフトハンドオーバーまたはさらにソフトなハンドオーバーによりマクロダイバーシティ状態に入る。アイドル、ブロック、利用可能およびマクロダイバーシティ状態のDCHは、実時間ではないサービスに対するダウンリンクDCHリソース再割当てのために凍結状態に入るか、凍結状態を止める。
(b)ダウンリンクDCHの帯域幅割当て及び速度制御におけるユーザ
・占有しているユーザ
ダウンリンクDCHがTDL k,minを超えた時間を占有され、ダウンリンクDCHのトラフィック、フローまたはチャンネル利用比およびその他の無線測定が上限MDL highを超えているならば、ダウンリンクDCHのユーザは、占有しているユーザと呼ばれる。ユーザはより高速度のダウンリンクDCHの割当てを待機するためにダウンリンクDCHリソース割当てキューに入る。ユーザのもとのダウンリンクDCHのトラフィック、フローまたはチャンネル利用比、または他の測定が上限MDL highよりも低いならば、ユーザはダウンリンクDCHリソース割当てキューから消去されるべきである。しかしながら、ユーザのもとのダウンリンクDCHが実時間ではないサービスにおける現在のダウンリンクDCH応答リソースプール中で最高の速度を有するチャンネルになるならば、そのユーザはもはやダウンリンクDCHリソース割当てキューに入るために、占有しているユーザにはならない。アイドル及び利用可能な状態のダウンリンクDCHは占有しているユーザに割当てられることができる。占有しているユーザは常に、それ自身の速度よりも高いチャンネル速度を有するダウンリンクDCHに対して競合しようとし、占有しているユーザの典型的な特徴は、ユーザ自体が高速度のダウンリンクDCHリソースを占有するとき、これはさらに、そのユーザによって占有されているもとのダウンリンクDCHリソースを解除することである。
・共通の新たに付加されたユーザとハンドオーバーで新たに付加されたユーザ
共通の新たに付加されたユーザは、実時間ではないサービスユーザがシステムに対する初期アクセスを得るか、RACH/FACHからDCHへのハンドオーバーを行うので、新たに付加される。共通の新たに付加されたユーザの典型的な特徴は、ユーザ自体が本来、ダウンリンクDCHリソースをもたず、割当てプロセスを簡単にするために、アイドル状態のダウンリンクDCHだけが共通の新たに付加されたユーザに割当てられることを許容されることである。共通の新たに付加されたユーザのもとのアップリンク及びダウンリンクDCH速度はゼロとしてマークされる。
ハンドオーバーにより新たに付加されたユーザは、他のセルから現在のセルへのハンドオーバー(ハードハンドオーバー、ソフトハンドオーバー、さらにソフトなハンドオーバーを含む)によって新たに付加される。ハンドオーバーで新たに付加されたユーザはそれ自体、ダウンリンクDCHリソースをもたないが、ハンドオーバーユーザが優先順位を割当てられることを確実にするために、アイドル及び利用可能な状態のダウンリンクDCHはハンドオーバーで新たに付加されたユーザに割当てられることを可能にされる。ソフトまたはさらにソフトなハンドオーバーにより、ハンドオーバーで新たに付加されたユーザに関しては、そのもとのアップリンク及びダウンリンクDCH速度はユーザのアクチブセット中の他の無線リンクのアップリンクおよびダウンリンク速度であり、ハードハンドオーバーにより、ハンドオーバーで新たに付加されたユーザに対しては、そのアップリンク及びダウンリンクDCH速度はユーザのもとのDCHのアップリンクおよびダウンリンク速度である。
・占有されたユーザ
利用可能な状態のダウンリンクDCHを有するユーザは、占有されたユーザと呼ばれる。占有されたユーザのダウンリンクDCHが占有しているユーザにより占有されるとき、これは直ちに、占有しているユーザのもとのダウンリンクDCHを占有し、即ち占有しているユーザと占有されたユーザはその間で直接的な速度切換えをするためにチャンネル順列モードを採用する。
・メンテナンスユーザおよびマクロダイバーシティユーザ
メンテナンスユーザはそのダウンリンクDCHがブロックされた状態であるユーザであり、マクロダイバーシティユーザはそのダウンリンクDCHがマクロダイバーシティ状態であるユーザである。これらの2つのタイプのユーザは他のユーザのダウンリンクDCHリソースを占有せず、他方で、それらの自分のダウンリンクDCHリソースが他のユーザによって占有されない。
(c)ダウンリンク損失レベルおよびDCHリソース割当てキューの優先順位
ダウンリンクDCHの平均送信パワーはサービスのターゲットである信号対妨害比(SIR)と、DCHが伝送するユーザのデータ速度およびダウンリンク損失に正比例する。ダウンリンクパワーが制限されるとき、小さいダウンリンク損失を有するUEはターゲットSIRを満たすための前提下で、より高い速度にさらに容易に到達することができる。したがって、より小さいダウンリンク損失を有するUEが、優先順位によりさらに高速度を得ることを可能にすることにより、あるダウンリンク送信パワーが決定される条件下で、セルダウンリンクがさらに高い全体的なデータ処理量に到達することを可能にする。したがって、本発明では、セルカバー範囲及びセル無線計画で決定された他の構造パラメータにしたがって、セルダウンリンク損失は異なるレベル(典型的に3−4レベル)に分類される。ユーザのダウンリンク損失レベルがさらに小さいダウンリンク損失に対応するならば、ユーザは、DCHの割当てを必要とするとき、高い優先順位を有するダウンリンクDCHリソース割当てキューに入る。
UMTSでは、ダウンリンク損失は2つの方法により得ることができる。即ち、UEがダウンリンク損失の測定報告をサポートするならば、UEはその測定値を直接提供し、UEがダウンリンク損失の測定報告をサポートしないならば、UEはCPICH受信信号チャンネルパワー(CPICH RSCP)を提供し、RNCはCPICHの既知の送信にしたがって、以下の式から測定値を解く。
ダウンリンク損失(dB)=CPICH送信パワー−CPICH RSCP(2)
(d)ダウンリンクDCHリソース割当て方法およびキュー管理
図8に示されているように、本発明によるダウンリンクDCHリソース割当てキューは、2つのグループに分割され、ここでハンドオーバーで新たに付加されたユーザのダウンリンクDCHリソース割当てキュー(HQ)は、単一のキューから形成され、ハンドオーバーで新たに付加されたユーザのダウンリンクDCHリソース割当ての役目を行い、ユーザの異なるダウンリンク損失レベルにしたがって、共通の新たに付加されたユーザおよび占有しているユーザのDCHリソース割当てキュー(NPQ)は異なる優先順位を有する複数のキューからなり、共通の新たに付加されたユーザ及び占有しているユーザのダウンリンクDCHリソース割当ての役目を行い、小さいダウンリンク損失を有する占有しているユーザ及び共通の新しく付加されたユーザは高い優先順位のNPQキューに入る。
HQキューは、高い優先順位を有する嗜好で割当てられるべきであり、HQキューが空であるときのみ、NPQキューの割当て処理が実行される。NPQキューの割当て処理では、新しいハンドオーバーで新たに付加されたユーザがHQキューに入ると、NPQキューの割当て処理は直ちに中断され、HQキューの割当て処理が実行される。HQキューが空であるとき、又は空であるときのみ、NPQキューの割当て処理が継続される。
NPQスケジュール化は複数のフレキシブルなモードを使用して実行されることができる。本発明は特別なキュースケジュール化方法に限定されないが、好ましい解決方法として、本発明は加重されたラウンドロビン割当て方法を使用する。この解決方法では、割当ては高から低への優先順位によるポーリングで実行され、高い優先順位を有するキューは1つのポーリング下で、割当て機会を有する多数のユーザを有する。3つの優先順位レベルが1例として使用されるケースを取り上げると、高から低への加重された値は順に、40%、30%、20%であり、1つのポーリングでの高から低への3つの優先レベルを有するキューはそれぞれ割当て機会を獲得できる4/3/2ユーザを有する。
共通の新たに付加されたユーザは、アイドル状態のダウンリンクDCHリソースから、速度及びその他の条件を満たすダウンリンクDCHのみ割当てられることができ、一方でハンドオーバーで新たに付加されたユーザ及び占有しているユーザの両者はアイドル及び利用可能な状態のダウンリンクDCHリソースを割当てられることができ、ここで、各ユーザは嗜好で、アイドル状態のダウンリンクDCHリソースから、速度及びその他の条件を満たすダウンリンクDCHを割当てられる。アイドル状態のダウンリンクDCHリソースが速度及びその他の条件を満たすダウンリンクDCHをもたないならば、ユーザはその後、利用可能な状態のダウンリンクDCHリソースから、速度及びその他の条件を満たすダウンリンクDCHを割当てられる。
ソフトハンドオーバー及びさらにソフトなハンドオーバーから生じるHQキューのハンドオーバーで新たに付加されたユーザに関して、それらのダウンリンクDCH速度はユーザのアクチブセットの他の無線リンクのダウンリンクDCH速度と同一でなければならない。したがって、最初にアップリンク及びダウンリンクアクセス制御弁別を行うことが必要である。失敗したならば、失敗の理由がメッセージで指示され、アップリンクおよび/またはダウンリンクアクセス制御の故障として、DRMUに戻されるべきであり、アクセス制御が許容されるならば、そのアクチブセットの他の無線リンクのダウンリンクDCH速度と同一の速度を有するダウンリンクDCHは、アイドル状態のダウンリンクDCHリソース中で検索され、これが発見されたならば、割当ては成功し、発見されなければ、前述の速度を有するダウンリンクDCHは、利用可能な状態のダウンリンクDCHリソース中で検索され、存在するならば、利用可能な状態のダウンリンクDCHはハンドオーバーで新たに付加されたユーザに割当てられ、ダウンリンクDCHユーザは、アイドル状態のダウンリンクDCHリソースから、もとの速度に最も近いか、それよりも小さい速度を有するダウンリンクDCHを再度割当てられ、利用可能な状態のダウンリンクDCHリソースが一致する速度を有するダウンリンクDCHをもたないならば、ハンドオーバーで新たに付加されたユーザに対する割当ては失敗し、その失敗の理由が応答メッセージで指示され、一致する速度を有するダウンリンクDCHが存在しないとして、DRMUに戻されなければならない。ソフトハンドオーバーまたはさらにソフトなハンドオーバーから生じるハンドオーバーで新たに付加されたユーザのDCH割当てプロセスが図9aに示されている。
ハードハンドオーバーから生じるHQキュー中のハンドオーバーで新たに付加されたユーザに関して、最初に、そのダウンリンクDCH速度を、ユーザのもとのダウンリンクDCH速度と同じにさせ、ダウンリンクアクセス制御弁別を実行する。失敗したならば、次に小さいダウンリンクDCH速度を取り上げ、成功するまで、再度、ダウンリンクアクセス制御弁別を実行し、成功したならば、前述の速度を有するダウンリンクDCHに対応する、アップリンクDCH速度の値ドメインで、アップリンクアクセス制御により許容され、ユーザのもとのアップリンクDCH速度に等しいかそれより小さい値について順に検索し、発見されないならば、次に小さいダウンリンクDCH速度を取り上げ、アップリンクアクセス制御により許容されるアップリンクDCH速度について、再度検索し、成功したならば、アクセス制御により許容されるアップリンクおよびダウンリンクDCH速度が発見される。それに続いて、アイドル状態のダウンリンクDCHリソースにおいて、前述の速度を有するダウンリンクDCHについて検索し、発見されたならば、割当ては成功し、発見されないならば、利用可能な状態のダウンリンクDCHリソースにおいて、前述の速度を有するダウンリンクDCHを検索し、存在するならば、利用可能な状態のダウンリンクDCHはハンドオーバーで新たに付加されたユーザに割当てられ、ダウンリンクDCHのユーザは、アイドル状態のダウンリンクDCHリソースから、そのもとの速度に最も近いか、それよりも小さい速度を有するダウンリンクDCHを再度割当てられる。利用可能な状態のダウンリンクDCHリソースが一致した速度を有するダウンリンクDCHをもたないならば、次に小さいダウンリンクDCH速度を取り上げ、アップリンクアクセス制御により許容されるアップリンクDCH速度について、再度検索し、前述の割当てプロセスを反復する。アップリンクとダウンリンクのアクセス制御が失敗しなければ、最小のダウンリンクDCH速度が使用を可能にされるので、ハンドオーバーで新たに付加されたユーザは常に、ある速度を有するダウンリンクDCHを割当てられることができる。ハードハンドオーバーから生じるハンドオーバーで新たに付加されたユーザのDCH割当てプロセスは図9bで示されている。
優先順位を有するNPQキューのダウンリンクDCH割当てプロセスでは、割当て機会を獲得した共通の新たに付加された使用に関して、割当てのためのアイドル状態のダウンリンクDCHが存在し、ダウンリンクアクセス制御装置により許容されるならば、ユーザはダウンリンクDCHチャンネルを使用し、そうではないならば、ユーザは再割当てを待機するためにその待ち行列の最後に位置され、もとのアップリンクとダウンリンクのDCH速度がゼロとしてマークされるので、ユーザは常に、複数のポール後、ある速度を有するダウンリンクDCHリソースを獲得できる。以下の解析を参照すると、共通の新たに付加されたユーザのアップリンクおよびダウンリンクのDCH割当てプロセスが図9cに示されている。
優先順位を有するNPQキューのダウンリンクDCH割当てプロセスでは、割当ての機会を獲得した占有しているユーザに対して、割当てのためのアイドル状態の高速度ダウンリンクDCHが存在し、それがダウンリンクアクセス制御装置により可能にされるならば、占有しているユーザは高速度ダウンリンクDCHを獲得し、アイドルリソースになるために直ちにそのダウンリンクDCHを解除し、割当てのためのユーザのもとのダウンリンクDCHよりも高い速度を有するアイドル状態のダウンリンクDCHが存在し、ダウンリンクアクセス制御装置によりアクセスを得ることを可能にされるならば、ユーザは高速度ダウンリンクDCHを占有し、そのもとのダウンリンクDCHは占有されたユーザに直接割当てられる。ユーザのもとのDCHよりも高い速度を有する利用可能またはアイドル状態のダウンリンクDCHが存在しないか、またはダウンリンクアクセス制御弁別が失敗したならば、ユーザはそのキューの最後に置かれ、再割当てを待機する。以下の解析を参照すると、占有しているユーザのアップリンクおよびダウンリンクのDCH割当てプロセスが図9dに示されている。
(e)ダウンリンクDCH割当て期間中のアップリンクDCH速度割当て問題
占有しているユーザと占有されたユーザのダウンリンクDCH速度が再度割当てられるとき、アップリンクとダウンリンクのDCH速度は制限された値を有するので、適切なアップリンクDCH速度を同時に割当てることが必要である。さらに、共通の新たに付加されたユーザおよびハンドオーバーで新たに付加されたユーザもダウンリンクDCH速度を割当てられる時、適切なDCHを割当てられる必要がある。
共通の新たに付加されたユーザに関して、ダウンリンクDCHの割当てが成功すると、そのアップリンクDCH速度は、直ちに、アクセス制御により可能にされる、ダウンリンクDCH速度が対応する、アップリンクDCH速度の値ドメイン範囲内の速度の最大値として特定される。ダウンリンクDCH速度が対応する、アップリンクDCH速度値ドメイン範囲内の全ての値が、失敗したアクセス制御弁別を受けるならば、ダウンリンクDCH速度がマークされ、共通の新たに付加されたユーザは再割当てを待機するためにそのキューの最後に置かれる。再割当て中、ダウンリンクDCHの速度は先の失敗期間中にマークされた速度より大きくてはならない。割当てが予め定められた時間範囲内で、依然として成功しないならば、その失敗の理由が、アップリンクアクセス制御の失敗として、DRMUへ戻される応答メッセージで示される。ハンドオーバーで新たに付加されたユーザに関して、アップリンク及びダウンリンクのアクセス制御弁別は、ダウンリンクDCHの割当てが成功する限り、最初にDCH割当ての前に行われ、そのアップリンクDCH速度はアップリンクアクセス制御弁別によりアクセスを得ることを可能にされる速度である。図9cは共通の新たに付加されたユーザのアップリンクDCH速度割当てプロセスを示している。
占有しているユーザに関して、その新たに付加されたダウンリンクDCH速度が常に、そのもとのダウンリンクDCH速度よりも大きいならば、高い速度を有するダウンリンクDCHのアップリンクDCHの速度は一般に、増加した値を有する。このようにして、高い速度を有する新たに割当てられたダウンリンクDCHが対応しているアップリンクDCH速度の値ドメインが、もとのアップリンクDCH速度を含んでいるならば、もとのアップリンクDCH速度は変更されず、それ故アップリンクアクセス制御弁別は行わない。そうでなければ、新しいアップリンクDCH速度は値ドメイン内のもとのアップリンクDCH速度に最も近い値を取り、アップリンクアクセス制御弁別を行う。より高い速度を有する新たに割当てられたダウンリンクDCHが対応する、アップリンクDCH速度の最小値が、依然として失敗したアップリンクアクセス制御を受けるならば、ダウンリンクDCH速度がマークされ、占有しているユーザは再割当てを待機するためにそのキューの最後に置かれ、再割当て期間中、ダウンリンクDCHの速度は先の失敗期間中にマークされた速度より大きくてはならない。図9dは占有しているユーザのアップリンクDCH速度割当てプロセスを示している。
占有されたユーザに関して、新たに割当てられたダウンリンクDCH速度が対応する、アップリンクDCH速度の値ドメインが、もとのアップリンクDCH速度を含んでいるならば、もとのアップリンクDCH速度は変更されない。新たに割当てられたダウンリンクDCH速度が対応するアップリンクDCH速度の値ドメインの最大値がもとのアップリンクDCH速度よりも小さいならば、更に解析がもとのアップリンクDCHのトラフィック、フローまたはチャンネル利用比またはその他の無線測定値について行われなければならない。測定値がしきい値MUL よりも低いならば、新しいアップリンクDCH速度は、新たに割当てられたダウンリンクDCH速度が対応する、アップリンクDCH速度の値ドメインの最大値を取り、測定値がしきい値MUL よりも低いならば、占有されたユーザのダウンリンクDCHリソースは占有されることを可能にされない。占有しているユーザが占有されたユーザのダウンリンクDCHを占有しようとするとき、占有しているユーザのダウンリンクDCHリソースの割当ては成功せず、占有しているユーザは再割当てを待機するためにそのキューの最後に置かれ、ソフトハンドオーバー及びさらにソフトなハンドオーバーから生じるハンドオーバーで新たに付加されたユーザが、占有されたユーザのダウンリンクDCHを占有しようとするとき、占有されたユーザの利用可能な状態のダウンリンクDCHは、ハンドオーバーで新たに付加されたユーザに再割当てされなければならない。
(f)TDL k,minとTDL k,maxの適応調節
異なる速度を有するダウンリンクDCHのTDL k,minとTDL k,maxは異なる値を有することを可能にされ、それらの典型的な値はコンピュータシミュレーションまたは実際の経験により決定されることができる。本発明によれば、TDL k,minとTDL k,maxは適応方法を用いてダイナミックに調節されることができ、ダウンリンクDCHリソース割当てキューの長さがあるしきい値を超えるとき、低速度のチャンネルのTDL k,minを適応して増加し、および/または高速度のチャンネルのTDL k,maxを減少し、それによってダウンリンクDCHリソース割当てキューの長さは合理的な範囲内に維持される。
3.実時間ではないサービスのためのアップリンクDCHにおける帯域幅割当て及び速度制御
ダウンリンクとは異なり、アップリンクはチャンネルコードリソース限定問題をもたず、DCH速度はアップリンク干渉ロードによってのみ制限される。したがってアップリンクDCH速度の割当ては各UEで別々に行われる。アップリンク及びダウンリンクDCH速度は対で生じ、ダウンリンクDCH速度が決定要因であるので、アップリンクDCH速度の割当ては現在のダウンリンクDCH速度により限定され、即ちアップリンクDCH速度の割当ては現在のダウンリンクDCH速度を変更できない。占有しているユーザおよび占有されたユーザ、共通の新たに付加されたユーザおよびハンドオーバーで新たに付加されたユーザは静止状態ではないユーザであり、マクロダイバーシティユーザはアップリンク及びダウンリンクDCH速度制御を実行せず、それ故アップリンクDCH速度制御はメンテナンスユーザでのみ行われる。
メンテナンスユーザのダウンリンクDCHはブロックされた状態であり、そのダウンリンクDCH速度は変化されないまま維持されるが、そのアップリンクDCH速度は個々に帯域幅割当て及び速度制御を行うことができ、その再度割当てられたアップリンクDCH速度は、ユーザの現在のダウンリンクDCH速度が対応する、アップリンクDCH速度の値ドメイン範囲内である必要がある。例えば、図4で示されているDCH速度構造によれば、現在のダウンリンクDCH速度が384kbpsのユーザに関しては、そのアップリンクDCH速度は64kbps、128kbps、384kbpsの中からのみ選択されることができる。
ユーザのダウンリンクDCHがブロックされた状態であるとき、アップリンクDCH占有タイマは、ユーザのアップリンクDCH速度が変更された後直ぐにスタートされる。タイマにより示される値がTDL k,minよりも小さいならば、アップリンクDCHは、アップリンクDCHのトラフィック、フローまたはチャンネル利用比或いはその他の無線測定がどのように変化しても、速度再割当てを行わず、もしもアップリンクDCHがTDL k,minを超える時間中を占有され、アップリンクDCHのトラフィック、フローまたはチャンネル利用比或いはその他の無線測定が上限MUL lowよりも下であるか、或いは上限MUL lowを超えるならば、アップリンクDCH速度はそれぞれ減少されるか増加される。アップリンクDCH速度を増加することが必要なとき、アップリンクアクセス制御弁別が行われるべきであり、現在の速度よりも高い速度を有する全てのアップリンクDCHがアクセスを得ることを可能にされないならば、アップリンクDCH占有タイマはリセットされ、即ち、再割当ての機会の獲得はTDL k,min時間後にのみ、再度可能にされる。
本発明のWCDMA通信システムにおける無線チャンネルのリソース割当ておよび速度制御方法を添付図面を参照して詳細に前述した。当業者は本発明の原理にしたがって、本発明の特許請求の範囲を逸脱することなく、本発明の種々の変形及び改良を行うことが可能である。
従来技術のUTRANネットワークアーキテクチャのブロック図。 従来技術のUTRANネットワーク中の無線インターフェースプロトコルアーキテクチャを示す図。 従来技術のUTRANネットワーク中の送信チャンネルと物理チャンネルとの間のマッピング関係を示す図。 UTRANネットワーク中でDCHを使用して、対話/背景タイプのサービスを典型的に送信する無線アクセスベアラを示す図。 実時間ではないサービスにおけるダウンリンクDCHのリソースを割当てるための、本発明の方法を実行する割当て装置を示す図。 本発明による実時間ではないサービスにおけるダウンリンクDCHのリソースを再度割当てるための再割当てプロセスと、本発明による実時間ではないサービスにおける低速度のダウンリンクDCHのリソース結合およびリソースプール更新プロセスとを示すフロー図。 本発明によるダウンリンクDCHのリソース状態転送の説明図。 本発明によるダウンリンクDCHのリソース割当て待ち行列の説明図。 本発明によるソフトハンドオーバー、またはよりソフトなハンドオーバーから生じるハンドオーバーで新たに付加されたユーザに対して行われるDCHチャンネル割当ておよび速度制御プロセスを示すフロー図。 本発明によるハードハンドオーバーから生じるハンドオーバーで新たに付加されたユーザに対するDCHチャンネル割当ておよび速度制御プロセスを示すフロー図。 本発明による共通の新たに付加されたユーザに対するDCHチャンネル割当ておよび速度制御プロセスを示すフロー図。 本発明による占有しているユーザにおけるDCHチャンネル割当ておよび速度制御プロセスを示すフロー図。

Claims (33)

  1. 符号分割多元アクセス通信システムにおける実時間ではないデータサービスのための専用のチャンネルDCHのリソース割当ておよび速度制御を行う方法において、
    前記DCHはアップリンクDCHとダウンリンクDCHとを含み、アップリンクDCHのリソースおよび速度の割当てはダウンリンクDCHのリソースおよび速度の割当てに基づいて行われ、その方法は、
    a)実時間ではないデータサービスのためのダウンリンクDCHのチャンネル状態を決定し、前記DCHチャンネル状態は、ブロックされた状態、マクロダイバーシティ状態、利用可能な状態、アイドル状態および凍結状態を含んでおり、
    b)前記ダウンリンクDCHを使用してユーザの状態を決定し、前記ユーザ状態は、占有しているユーザ、共通の新たに付加されたユーザ、ハンドオーバーで新たに付加されたユーザ、占有されたユーザ、メンテナンスユーザまたはマクロダイバーシティユーザを含んでおり、
    c)ステップa)で決定されたチャンネル状態を、ステップb)で決定されたユーザ状態と相関させ、現在の送信チャンネルにより測定された無線測定結果にしたがって、および優先順位と公平要求に基づいて、異なるユーザ状態におけるユーザにおいて、ある速度を有するDCHをダイナミックに割当てるステップを含んでいる方法。
  2. 前記ステップa)のそれぞれのDCHチャンネル状態は以下のように決定され、即ち
    ブロック状態は、ダウンリンクDCH占有タイマがDCHの割当てられた直後スタートされ、タイマがTDL k,minよりも小さい時間を示すとき、DCHのトラフィック、フローまたはチャンネル利用比またはその他の無線測定がどのように変化してもそれに関係なく、DCHのチャンネルリソースは常にブロックされ、他のユーザにより占有されることができなくされ、DCHがTk,min DLよりも長い時間占有されるが、最大の占有時間TDL k,max以内であり、DCHのトラフィック、フローまたはチャンネル利用比、およびその他の無線測定が下限MDL lowよりも高いならば、チャンネルリソースはブロックされ、TDL k,minはk番目のダウンリンクDCHの最小の占有時間であり、TDL k,maxはk番目のダウンリンクDCHの最大の占有時間であり、ここでTDL k,max>TDL k,minあり、kは高い値から低い値への順序で、異なる速度を有するDCHを弁別し、
    マクロダイバーシティ状態は、現在のセルのDCHのユーザがソフトハンドオーバーまたはさらにソフトなハンドオーバーのマクロダイバーシティ状態に入るとき、DCHがマクロダイバーシティ状態に入り、そのダウンリンクのダウンリンクDCHの占有時間はリセットされ、カウントが休止され、この状態ではDCHは速度制御を行わず、
    利用可能な状態は、DCHが最大の占有時間TDL k,maxを超える時間中占有されるとき、DCHのトラフィック、フローまたはチャンネル利用比またはその他の無線測定がどのように変化しても、DCHは常に利用可能な状態であり、即ち、他のユーザにより占有されることが可能であり、さらに、DCHがTDL k,minを超える時間で占有されるが、最大の占有時間TDL k,max内であり、DCHのトラフィック、フローまたはチャンネル利用比、その他の無線測定が下限MDL lowよりも低いならば、このチャンネルのリソースも利用可能な状態であり、
    アイドル状態は、アイドル状態のDCHが、実時間ではないサービスにおける現在のDCHチャンネルセット中のどのユーザによっても使用されないDCHであり、アイドル状態のDCHは、次の理由で発生され、即ち、実時間ではないサービスのためにDCHチャンネルセットの調節のために、DCHが新たに付加される場合と、実時間ではないサービスユーザの会話が終了し、それにより占有されていたDCHが解除される場合と、実時間ではないサービスユーザが他のセルへハンドオーバーを行い、それによって占有されていたDCHを解除する場合であり、
    凍結状態は、ダウンリンクDCHリソース再割当てリクエストを受信した後、現在のダウンリンクDCHリソースプール中の全てのチャンネルが凍結状態に設定され、もとからのブロック状態のDCHに関しては、そのダウンリンクDCH占有タイマが休止され、DCH帯域幅割当ておよび速度制御の全ての動作もまた停止されるが、DCHのトラフィック、フローまたはチャンネル利用比、その他の無線測定は依然として行われ、ダウンリンクDCHリソース再割当てが完了された後、再割当ての前または後に変更のないチャンネルが直ちに凍結状態の前の状態に復元され、変更されたDCHに関しては、新たに割当てられたダウンリンクDCHがもとのダウンリンクDCHの速度とは異なる速度を有する場合に、DCHのダウンリンク占有タイマがリセットされ、DCHはブロックされた状態に入り、そうでなければ、これらは凍結状態の前の状態に入り、DCHが凍結状態ではなくなった後に、ダウンリンクDCH占有タイマのカウントが直ちに再開されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. それぞれのチャンネル状態間で、状態転送を規定するステップをさらに含んでおり、それにおいては、
    実時間ではないサービスにおけるダウンリンクDCHチャンネルセットの再割当てのために新たに付加されたDCHはアイドル状態に入り、ブロックされた状態のDCHは、そのユーザが会話を終了してチャンネルを解放してからアイドル状態に入り、利用可能な状態のDCHは、そのユーザが会話を終了したか他のチャンネルへのハンドオーバーが行われて、占有されたチャンネルが解除されてからアイドル状態に入り、マクロダイバーシティ状態のDCHは、そのユーザが他のセルへのハンドオーバーを行い占有されたチャンネルが解除されてからアイドル状態に入り、
    アイドル及び利用可能な状態のDCHは、占有されているかまたは新たに付加されたユーザに割当てられるためにブロックされた状態に入り、マクロダイバーシティ状態のDCHは、そのユーザがマクロダイバーシティを止め、依然として現在のセルに留まっているときブロックされた状態に入り、
    ブロックされた状態のDCHは、チャンネルの占有時間がTDL k,minを超え、DCHのトラフィック、フローまたはチャンネル利用比、またはその他の無線測定が下限MDL lowよりも低いか、またはチャンネル占有時間がオーバーランされ、即ちTDL k,maxよりも大きいとき、利用可能な状態に入り、
    アイドル状態、利用可能な状態、およびブロックされた状態のDCHは、ソフトハンドオーバーまたはさらにソフトなハンドオーバーによりマクロダイバーシティ状態に入り、
    アイドル状態、ブロックされた状態、利用可能な状態、およびマクロダイバーシティ状態のDCHは、実時間ではないサービスのためのダウンリンクDCHリソースの再割当てのために凍結状態に入り、および凍結状態を停止することを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  4. 前記ステップb)のそれぞれのユーザ状態は以下のように規定され、即ち、
    占有しているユーザについては、
    ダウンリンクDCHがTDL k,minを超えた時間中占有され、ダウンリンクDCHのトラフィック、フローまたはチャンネル利用比、またはその他の無線測定が上限MDL highを超えているならば、ダウンリンクDCHのユーザは、占有しているユーザと呼ばれ、
    共通の新たに付加されたユーザについては、
    実時間ではないサービスユーザがシステムに対する最初のアクセスを得るか、他のチャンネルからDCHへのハンドオーバーを行うユーザが、新たに付加されたユーザであり、共通の新たに付加されたユーザ自体は、もとのダウンリンクDCHリソースをもたず、アイドル状態のDCHだけが共通の新たに付加されたユーザに割当てられることを許容され、共通の新たに付加されたユーザのもとのアップリンク及びダウンリンクDCH速度はゼロとしてマークされ、
    ハンドオーバーで新たに付加されたユーザについては、
    ハンドオーバーで新たに付加されたユーザは、他のセルから現在のセルへのハードハンドオーバー、ソフトハンドオーバー、さらにソフトなハンドオーバーによって新たに付加されたユーザであり、ハンドオーバーで新たに付加されたユーザはそれ自体、ダウンリンクDCHリソースをもたないが、アイドル及び利用可能な状態のダウンリンクDCHはハンドオーバーで新たに付加されたユーザへ割当てられることを可能にされ、
    占有されたユーザについては、
    利用可能な状態のダウンリンクDCHを有するユーザは、占有されたユーザと呼ばれ、占有されたユーザのダウンリンクDCHが占有しているユーザにより占有されるとき、占有されたユーザは直ちに、占有しているユーザのもとのダウンリンクDCHを占有し、即ち占有しているユーザと占有されたユーザはその間で直接的な速度切換えをするためにチャンネル交換モードを採択し、
    メンテナンスユーザについては、
    メンテナンスユーザは、そのダウンリンクDCHがブロックされた状態であるユーザであり、メンテナンスユーザは他のユーザのダウンリンクDCHチャンネルリソースを占有せず、また、メンテナンスユーザのダウンリンクDCHリソースは他のユーザにも占有されることができず、
    マクロダイバーシティユーザについては、
    マクロダイバーシティユーザはそのダウンリンクDCHがマクロダイバーシティ状態であるユーザであり、マクロダイバーシティユーザは他のユーザのダウンリンクDCHリソースを占有せず、また、マクロダイバーシティユーザのダウンリンクDCHリソースは他のユーザにより占有されることができないことを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. i)現在のセルのDCHの実時間サービスおよび実時間ではないサービスのアクチブユーザとダウンリンクロード変化情報と、ii)パワーおよび直交可変拡散ファクターチャンネルコードの割当て、またはiii)共通のチャンネルと専用のチャンネルとの間のハンドオーバー、ユーザの初期アクセス及び解放、ハンドオーバーユーザのアクセス及び解放に関する情報とに基づいて、実時間ではないデータサービスのための現在のダウンリンクDCHの利用可能なチャンネルセットを決定するステップをさらに含んでおり、前記DCHの利用可能なチャンネルセットのDCH数は実時間ではないサービスのための現在のアクチブユーザ数以上であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 実時間ではないデータサービスのために現在のダウンリンクDCHの利用可能なチャンネルセットを決定するステップはさらに、
    i)ダウンリンクDCHチャンネルリソース再割当てリクエストメッセージに基づいて、実時間ではないデータサービスのための前記ダウンリンクDCHの利用可能なチャンネルセット中のDCHを凍結状態に設定し、
    ii)前記リクエストメッセージに対する応答に基づいて、実時間ではないデータサービスのためのダウンリンクDCHチャンネルセットを再割当てし、その再割当てはアイドル状態、利用可能な状態、ブロックされた状態のDCHの速度を変更することができ、マクロダイバーシティ状態のDCHは再割当てが可能であるが、その速度は変更されることができず、さらに、再割当てがもとの、利用可能な状態、ブロックされた状態、マクロダイバーシティ状態のDCHを変更する場合には、これらのチャンネルのユーザはダウンリンクDCHを再度割当てられ、
    iii)前記ステップii)におけるダウンリンクDCHの利用可能なチャンネルチャンネルセットを更新し、新しいダウンリンクDCHを前記使用に割当てるステップを含んでおり、ここで、新たに割当てられたダウンリンクDCHがもとのダウンリンクDCHの速度とは異なる速度を有している場合には、DCHのダウンリンクDCH占有タイマはリセットされ、DCHはブロックされた状態に入り、そうでなければ、これらは凍結状態の前の状態に入ることを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 実時間ではないデータサービスのための現在のダウンリンクDCHの利用可能なチャンネルセットを決定するステップはさらに、
    実時間ではないサービスユーザがシステムに対する最初のアクセスを獲得するか、またはハンドオーバーを他のセルから現在のセルに対して行うか、ハンドオーバーを他のチャンネルから前記ダウンリンクDCHへ行うとき、新たに付加されたユーザのタイプおよび速度要求情報に基づいて、前記ダウンリンクDCH中の新たに付加されたユーザへDCHを割当てるステップを含んでおり、
    前記ユーザが会話を終了するとき、実時間ではないサービスユーザにより占有されていたDCHを解除するステップは、ハンドオーバーを現在のセル外へ、またはDCHから他のチャンネルへ行うことを特徴とする請求項5記載の方法。
  8. 前記ステップc)はさらに、ダウンリンク損失レベルに基づいて、異なる優先順位を有するDCHチャンネルリソース割当てキューを異なるダウンリンク損失を有するユーザに割当てるステップを含んでいることを特徴とする請求項1記載の方法。
  9. 第1の優先順位を有するダウンリンクDCHチャンネルリソース割当てキューをハンドオーバーユーザに割当て、前記第1の優先順位を有する割当てキューは単一のキューから形成され、
    共通の新たに付加されたユーザおよび占有しているユーザに、第2の優先順位を有するダウンリンクDCHチャンネルリソース割当てキューを割当て、前記第2の優先順位を有する割当てキューは異なる優先順位を有する複数のキューから形成され、
    前記第1の優先順位を有する割当てキューは、前記第2の優先順位を有する割当てキューよりも高い優先順位を有し、嗜好に応じて高速度のDCHを割当てられることを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. セルのカバー範囲、およびセル無線計画で決定されたその他の構造パラメータにしたがって、セルのダウンリンク損失を異なるレベルに分類し、ユーザのダウンリンク損失レベルがさらに小さいダウンリンク損失に対応するならば、そのユーザは、DCHの割当てを要求するとき、高い優先順位を有するダウンリンクDCHリソース割当てキューに入ることを特徴とする請求項8または9記載の方法。
  11. ダウンリンク損失を、i)ユーザ装置がダウンロード損失の測定値をを直接提供する方法か、またはii)共通のパイロットチャンネルの既知の送信パワーと、ユーザ装置により与えられた前記共通のパイロットチャンネルの受信信号チャンネルパワーとの差を計算することによってダウンリンク損失を得る方法のいずれか一方によってダウンリンク損失を得ることを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 前記ステップc)はさらに、以下のサブステップによって、ある速度を有するDCHをソフトハンドオーバーで新たに付加されたユーザへダイナミックに割当てるステップを含み、即ち、
    i)第1の優先順位を有するダウンリンクDCHリソース割当てキューに前記ソフトハンドオーバーで新たに付加されたユーザを配置し、
    ii)前記ソフトハンドオーバーで新たに付加されたユーザの最初のダウンリンクDCH速度を、前記ユーザのアクチブセット中の他の無線リンクのダウンリンクDCH速度と同じであるように設定し、アップリンク及びダウンリンクアクセス制御弁別を実行し、
    iii)アイドル状態にあるダウンリンクDCH中から前記ダウンリンク速度に対するダウンリンクDCHを検索し、アイドル状態のダウンリンクDCHを前記ソフトハンドオーバーで新たに付加されたユーザへ割当て、
    iv)利用可能な状態にあるダウンリンクDCHから前記ダウンリンク速度に対するダウンリンクDCHを検索し、利用可能な状態のダウンリンクDCHを前記ソフトハンドオーバーで新たに付加されたユーザへ割当て、
    v)前記ソフトハンドオーバーで新たに付加されたユーザに割当てられたダウンリンクDCHに基づいて、対応する速度を有するアップリンクDCHを前記ユーザに割当て、
    vi)第1の優先順位を有する割当てキューから、前記ソフトハンドオーバーで新たに付加されたユーザを消去することを特徴とする請求項1記載の方法。
  13. 前記ステップii)において、アクセス弁別が失敗したならば、失敗理由がアップリンクおよび/またはダウンリンクアクセス制御の故障にあることを示すために応答メッセージガ送信され、一方、割当てが終了され、前記ソフトハンドオーバーで新たに付加されたユーザは第1の優先順位を有する割当てキューから消去されることを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 前記ステップiv)において、前記ダウンリンク速度のダウンリンクDCHが利用可能な状態のダウンリンクDCHから発見されないならば、一致する速度のダウンリンクDCHが存在しないことを示す応答メッセージが返送され、一方、割当てが終了され、前記ソフトハンドオーバーで新たに付加されたユーザは第1の優先順位を有する割当てキューから消去されることを特徴とする請求項12記載の方法。
  15. 前記ステップiv)において、前記ダウンリンク速度のダウンリンクDCHが利用可能な状態のダウンリンクDCHから発見されたならば、さらに、占有されたユーザのダウンリンクDCHが占有されるのが許可されるか否かの決定が行われ、
    占有が許可されるならば、利用可能な状態のダウンリンクDCHは前記ソフトハンドオーバーで新たに付加されたユーザに割当てられ、占有されたユーザは、アイドル状態のダウンリンクDCHリソースから、そのもとのダウンリンク速度に近いかそれよりも小さい速度を有するダウンリンクDCHを再度割当てられ、
    そうでなければ、ステップiv)に戻り、前記ソフトハンドオーバーで新たに付加されたユーザの利用可能な状態のダウンリンクDCHから、前記ダウンリンク速度のダウンリンクDCHを検索することを特徴とする請求項12記載の方法。
  16. 前記ステップc)はさらに、以下のサブステップによって、ある速度を有するDCHを、ソフトハンドオーバーで新たに付加されたユーザへダイナミックに割当てるステップを含み、即ち、
    i)第1の優先順位を有するダウンリンクDCHリソース割当てキューに前記ソフトハンドオーバーで新たに付加されたユーザを配置し、
    ii)前記ハードハンドオーバーで新たに付加されたユーザのダウンリンクDCH速度を、そのもとのダウンリンクDCH速度と同じであるように設定し、ダウンリンクアクセス制御弁別を実行し、
    iii)アップリンクアクセス制御により可能にされ、ハードハンドオーバーで新たに付加されたユーザのもとのアップリンクDCH速度以下の値が、ダウンリンクDCH速度を有するダウンリンクDCHに対応する、アップリンクDCH速度の値ドメインで発見されることができるか否かを決定し、
    iv)アイドル状態にあるダウンリンクDCHから前記ダウンリンク速度のダウンリンクDCHを検索し、アイドル状態のダウンリンクDCHを前記ハードハンドオーバーで新たに付加されたユーザへ割当て、
    v)利用可能な状態にあるダウンリンクDCHから前記ダウンリンク速度のダウンリンクDCHを検索し、利用可能な状態のダウンリンクDCHを前記ハードハンドオーバーで新たに付加されたユーザへ割当て、
    vi)前記ソフトハンドオーバーで新たに付加されたユーザに割当てられたダウンリンクDCHに基づいて、対応する速度を有するアップリンクDCHを前記ユーザに割当て、
    vii)第1の優先順位を有する割当てキューから、前記ハードハンドオーバーで新たに付加されたユーザを消去することを特徴とする請求項1記載の方法。
  17. 前記ステップii)で、アクセス弁別が失敗したならば、再度、ダウンリンクアクセス制御弁別を受けるために、次に小さいダウンリンクDCH速度を取り上げ、
    アクセス制御弁別に対してさらに小さい速度がないならば、故障の理由がアップリンクおよび/またはダウンリンクアクセス制御の故障にあることを示す応答メッセージを送信し、同時に割当てを終了し、第1の優先順位を有する割当てキューから、前記ハードハンドオーバーで新たに付加されたユーザを消去することを特徴とする請求項16記載の方法。
  18. 前記ステップiii)において、アップリンクアクセス制御により可能にされ、ハードハンドオーバーで新たに付加されたユーザのもとのアップリンクDCH速度以下の値が、ダウンリンクDCH速度を有するダウンリンクDCHに対応する、アップリンクDCH速度値ドメインで発見されないならば、前記ステップiii)の決定を反復するために次に小さいダウンリンクDCH速度を取り上げ、
    前記ステップiii)の決定においてさらに小さい速度がないならば、故障の理由がアップリンクおよび/またはダウンリンクアクセス制御の故障にあることを示す応答メッセージを送信し、一方、割当てを終了し、第1の優先順位を有する割当てキューから、前記ハードハンドオーバーで新たに付加されたユーザを消去することを特徴とする請求項16記載の方法。
  19. 前記ステップv)において、前記ダウンリンク速度のダウンリンクDCHが利用可能な状態のダウンリンクDCHから発見されないならば、より小さいダウンリンクDCH速度を取り上げ、前記ステップiv)に戻り、再度、アイドル状態のダウンリンクDCHから、さらに小さいダウンリンク速度のダウンリンクDCHを検索することを特徴とする請求項16記載の方法。
  20. 前記ステップiv)において、前記ダウンリンク速度のダウンリンクDCHが利用可能な状態のダウンリンクDCH中で発見されたならば、さらに、占有されたユーザのダウンリンクDCHが占有されることを許可されるか否かの決定が行われ、
    占有が許可されるならば、利用可能な状態のダウンリンクDCHは前記ハードハンドオーバーで新たに割当てられたユーザに割当てられ、占有されたユーザは、アイドル状態のダウンリンクDCHチャンネルリソースから、そのもとのダウンリンク速度に近いかそれよりも小さい速度のダウンリンクDCHを再度割当てられ、
    そうでなければ、前記ダウンリンク速度のダウンリンクDCHは、前記ハードハンドオーバーで新たに割当てられたユーザに対して利用可能な状態のダウンリンクDCHから、再度検索されることを特徴とする請求項16記載の方法。
  21. 前記ステップc)はさらに、以下のサブステップによって、ある速度を有するDCHを、ハードハンドオーバーで新たに付加されたユーザへダイナミックに割当てるステップを含み、即ち、
    i)第2の優先順位を有するダウンリンクDCHリソース割当てキュー中に前記ハードハンドオーバーで新たに付加されたユーザを配置し、
    ii)アイドル状態で、アクセス制御により可能にされるダウンリンクDCHが存在するか否かを決定し、ダウンリンクDCHを前記共通の新たに付加されたユーザに割当て、
    iii)前記ダウンリンクDCH速度に対応するアップリンクDCH速度値ドメイン範囲内に、アップリンクアクセス制御により可能にされるアップリンク速度が存在するか否かを決定し、アップリンクアクセス制御により可能にされるアップリンクDCH速度の最大値を前記共通の新たに付加されたユーザに割当て、
    iv)前記共通の新たに付加されたユーザを、第2の優先順位を有する割当てキューから消去することを特徴とする請求項1記載の方法。
  22. 前記ステップii)において、アクセスを許容されたダウンリンクDCHがアイドル状態にあるチャンネル中で発見されないならば、前記共通の新たに付加されたユーザを、再割当てを待機するためにそのキューの最後に位置させることを特徴とする請求項21記載の方法。
  23. 前記ステップiii)において、アップリンクアクセス制御により可能にされるアップリンク速度が、前記ダウンリンクDCH速度に対応するアップリンクDCH速度値ドメイン範囲内で発見されないならば、ダウンリンクDCH速度をマークし、前記共通の新たに付加されたユーザを、再割当てを待機するためにそのキューの最後に位置させることを特徴とする請求項21記載の方法。
  24. 前記ステップc)はさらに、以下のサブステップによって、ある速度を有するDCHを占有しているユーザへダイナミックに割当てるステップを含み、前記サブステップは、
    i)第2の優先順位を有するダウンリンクDCHリソース割当てキュー中に前記占有しているユーザを配置し、
    ii)アイドル状態にあり、ダウンリンクアクセス制御により可能にされ、前記占有しているユーザのもとのダウンリンク速度よりも高い速度を有するダウンリンクDCHが存在するか否かを決定し、高速度のダウンリンクDCHを前記占有しているユーザに割当て、
    iii)ダウンリンクアクセス制御により可能にされる利用可能な状態にあり、前記占有しているユーザのもとのダウンリンク速度よりも高い速度を有するダウンリンクDCHが存在するか否かを決定し、高速度のダウンリンクDCHを前記占有しているユーザに割当て、
    iv)高速度のダウンリンクDCHの速度に対応するアップリンクDCH速度値ドメイン範囲が、前記占有しているユーザのもとのアップリンクDCH速度を含んでいるか否かを決定し、前記占有しているユーザのアップリンクDCH速度をそのアップリンク速度として設定し、
    v)前記占有しているユーザを、第2の優先順位を有する割当てキューから消去することを特徴とする請求項1記載の方法。
  25. 前記ステップiii)において、アップリンクアクセス制御により可能にされる利用可能な状態にあり、前記占有しているユーザのもとのダウンリンク速度よりも高い速度を有するダウンリンクDCHが存在しないならば、前記占有しているユーザを、再割当てを待機するためにそのキューの最後に位置させることを特徴とする請求項24記載の方法。
  26. 前記ステップiii)において、ダウンリンクアクセス制御により可能にされ、前記占有しているユーザのもとのダウンリンク速度よりも高い速度を有する利用可能な状態にあるダウンリンクDCHが存在することが決定されたならば、さらに、占有されたユーザのダウンリンクDCHが占有されることを許可されるか否かを決定する決定が行われ、
    占有が許可されるならば、前記ステップiv)で決定が行われ、
    そうでなければ、前記占有しているユーザを、再割当てを待機するためにそのキューの最後に位置させることを特徴とする請求項24記載の方法。
  27. 高速度のダウンリンクDCHの速度に対応する、アップリンクDCH速度値ドメイン範囲が、前記占有しているユーザのもとのアップリンクDCH速度を含まないならば、アップリンクDCH速度の前記値ドメイン範囲内でアップリンクアクセス制御により可能にされる速度が存在するか否かの決定がさらに行われ、
    前記速度が存在するならば、アップリンクDCH速度の前記値ドメイン範囲内であり、前記占有しているユーザのもとのアップリンクDCH速度に最も近く、アップリンクアクセス制御により可能にされるアップリンク速度が、前記占有しているユーザに割当てられ、
    そうでなければ、現在のダウンリンクDCH速度がマークされ、前記占有しているユーザは再割当てを待機するためにそのキューの最後に位置されることを特徴とする請求項24記載の方法。
  28. 占有しているユーザがアイドル状態にあるDCHを使用するとき、そのもとのダウンリンクDCHはアイドルチャンネルとして解除され、
    占有しているユーザが利用可能な状態にあるDCHを使用するとき、そのもとのダウンリンクDCHは占有されたユーザに割当てられることを特徴とする請求項24記載の方法。
  29. 第2の優先順位を有する前記DCHリソース割当てキューは割当てのために、加重されたラウンドロビン割当て方式を採用していることを特徴とする請求項9、21、24のいずれか1項記載の方法。
  30. DCHが割当てられた後、ダウンリンクDCH占有を計時するためにタイマをスタートするステップと、
    前記タイマを、前記DCHの無線測定と無線測定の下限MUL lowとの比較と組合わせて、予め定められたダウンリンクDCHの最大の占有時間TDL k,maxおよび最小の占有時間TDL k,minと比較することにより、前記DCHの状態を決定するステップとをさらに含んでいることを特徴とする請求項1記載の方法。
  31. ダウンリンクDCHリソース割当てキューの長さが予め定められたしきい値を超えたとき、低速度チャンネルのTDL k,minを適応的に増加するか、および/または高速度チャンネルのTDL k,maxを適応的に減少することを特徴とする請求項30記載の方法。
  32. 前記無線測定の結果は、トラフィック測定結果、送信チャンネルのフロー測定結果、またはチャンネル利用比測定結果を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  33. 前記符号分割多元アクセス通信システムは、広帯域符号分割多元アクセス通信システムであることを特徴とする請求項1記載の方法。
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