JP2007519380A - 通信システムにおいてチャネル感知スケジューリングのための方法および装置 - Google Patents

通信システムにおいてチャネル感知スケジューリングのための方法および装置 Download PDF

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Abstract

通信システムにおいて送信をスケジュールするためのチャネル感知スケジューラーのための方法と装置。スケジューラーは、移動局により必要とされる送信電力の量により決定されるようなチャネル条件の優先度関数により定義される。一実施形態において、チャネル条件は、各移動局の送信パイロット電力に基づいて決定され、各移動局のための優先度値を計算するために使用される。次に、移動局は優先度値に基づいて送信されるようにスケジュールされる。

Description

関連出願へのクロスリファレンス
35U.S.C.§120に基づく優先権の主張
特許のためのこの出願は、この出願の出願人に譲渡され、参照することにより本明細書に明示的に組み込まれる、2004年1月23日に出願された米国仮出願番号第60/538,983の優先権を主張する。
この発明は一般に通信に関し、特に、通信システムにおいて送信のチャネル感知スケジューリングのための方法および装置に関する。
通信システム、特に無線システムは、多種多様なユーザー間においてリソースの効率的な割り当てという目標を有して設計される。特に、無線設計者達は、コストを最小にしながら加入者の通信の必要性を満足させるために十分なリソースを提供することを目標とする。種々のスケジューリングアルゴリズムが開発されており、各々は所定のシステム基準に基づいている。
符号分割多重アクセス(CDMA)スキームまたは広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA)を採用する無線通信システムにおいて、1つのスケジューリング方法は、時分割ベース上の指定された時間間隔で加入者ユニットコードチャネルの各々を割り当てる。基地局(BS)またはノードBのような中央通信ノードは加入者に関連する固有のキャリア周波数またはチャネルコードを実施し、加入者との排他的通信を可能にする。また、TDMAスキームは、物理コンタクトリレースイッチングまたはパケットスイッチングを用いた地上の通信線システムにおいて実施されてもよい。CDMAシステムは以下のような1つ以上の基準をサポートするように設計されてもよい。
(1)ここでは、IS−95規格と呼ばれる「広帯域スペクトル拡散セルラーシステムのためのTIA/EIA/IS−95−B移動局−基地局互換性規格」
(2) ここでは、3GPPと呼ばれる「第三世代パートナーシッププロジェクト」という名前の共同体により提供され、ここでは、W−CDMA規格と呼ばれるドキュメント番号3G TS 25.211、3G TS 25.212、3G TS 25.213、および3G TS 25.214、3G TS 25.302を含むドキュメントのセットにおいて具現化される規格
(3) ここでは、3GPP2と呼ばれる「第三世代パートナーシッププロジェクト2」という名前の共同体により提供される規格、および以前はIS−2000MCと呼ばれ、ここでは、cdma2000と呼ばれるTR−45.5、または
(4)その他の無線規格
WCDMAシステムは、CDMAシステムのために上にリストアップされた1つ以上の同じ規格をサポートするように設計されてもよい。
WCDMAは干渉が制限されたシステムである。これは、隣接するセル及び他のユーザーが任意の単一のセルのアップリンクおよびダウンリンク容量を制限することを意味する。容量を最大にするために、干渉(他の信号電力)は最小にしなければならない。これは、信号対干渉(Eb/No)要件を最小化すること、オーバーヘッドチャネル電力を最小化すること、および制御のみのチャネル電力を最小化することを含む。さらに、良い電話性能は長いバッテリ寿命を含む。この目標を達成するために、専用チャネル送信およびオーバーヘッドチャネルのモニタリングの期間にその電力を最小にしなければならない。
従って、複数のクラスのユーザーへのアプリケーションを備えた通信システムにおいて送信のチャネル感知スケジューリングのための方法および装置のための必要性がある。
発明の概要
ここに開示される実施形態は、無線通信システムにおいてデータ送信のチャネル感知スケジューリングのための手段を提供することにより上述した必要性に対処する。一実施形態は、下記を備えた無線通信システムにおける送信をスケジュールする方法を提供する。すなわち、スケジューラーにおいて移動局により送信されたチャネル条件インジケーターを受信することと、関数
Priority(i)=Pilot_Power_Max-Pilot_Power(i)
を使用して移動局のための優先順位の値を決定することとを備える方法である。但し、Priority(i)は、i番目のモバイルユーザーのための優先順位の値であり、Pilot_Power_Maxは移動局の最大パイロット電力であり、Pilot_Power(i)は、スケジューリング時における移動局のパイロット電力である。
他の実施形態は、チャネル条件インジケーターの関数として複数の移動局のための優先順位の値を計算することと、優先順位の値に基づいて次の送信のために複数の移動局の少なくとも1つを選択することとを提供する。さらなる実施形態は、移動局の送信パイロット電力と要求されたデータレートに基づいていてもよい。移動局の送信電力は、さらなる実施形態における電力制御コマンドに基づいて決定してもよい。さらなる実施形態は、優先順位の値を計算するための異なる関数を提供する。1つのさらなる実施形態は、下記を備えた無線通信システムにおけるスケジューリングの方法を提供する。すなわち、スケジューラーにおいて移動局により送信されたチャネル条件インジケーターを受信することと、関数Priority(i)=a(i)*(Pilot_Power_Average(i)/Pilot_Power(i))を用いてモバイルユーザーのための優先順位の値を決定することとを備えた方法である。但し、Priority(i)はi番目のモバイルユーザーのための優先順位の値であり、Pilot_Power_Average(i)は、ある期間に対して平均化された移動局のパイロット電力であり、Pilot_Power(i)は、スケジューリングの時の移動局のパイロット電力であり、a(i)は重み係数である。さらなる実施形態は、移動局の速度に基づくように重み係数を提供する。さらに、他の実施形態は、関数a(i)=(sector_throughput/user_throughput(i))^b、但し0≦b≦1に従って重み係数の計算を提供する。
他の実施形態において、送信をスケジュールするコンピューター実行可能な命令を含むコンピューター読み取り可能な媒体は、複数の移動局から受信したチャネル条件インジケーターを処理することと、複数の移動局の各々のための優先順位の値を計算することと、優先順位の値の関数として複数の移動局のための送信スケジュールを決定することとを備える。他の実施形態は優先順位の値を計算するための関数を提供する。Priority(i)=Pilot_Power_Max-Power(i)、但し、Priority(i)は、i番目の移動局のための優先順位の値であり、Pilot_Power_Maxは、移動局の最大パイロット電力であり、Pilot_Power(i)は、スケジューリング時におけるモバイルユーザーのパイロット電力である。
さらに他の実施形態は、優先順位の値を計算することは関数Priority(i)=a(i)*(Pilot_Power_Average(i)/Pilot_Power(i))、但しPriority(i)は、i番目の移動局のための優先順位の値であり、Pilot_Power_Average(i)は、ある期間に対して平均化された移動局のパイロット電力であり、Pilot_Power(i)は、スケジューリング時の移動局のパイロット電力であり、a(i)は、重み係数である。
さらなる実施形態は、重み計算が以下の関数に従って計算される計算を供給する。
a(i)=(sector_throughput/user_throughput(i))^b、但し0≦b≦1
さらに他の実施形態は、下記を備えたネットワークを提供する。複数のモバイルユーザーからのチャネル条件インジケーターを受信する受信手段と、各異動局のための優先順位を決定する手段と、優先順位の値に基づいて複数のモバイルユーザーのための送信スケジュールを決定する手段。
さらなる実施h形態は、優先順位の値の計算は、下記の関数であるネットワークを提供する。Priority(i)=Pilot_Power_Max-Pilot_Power(i)、但しPriority(i)は、i番目の移動局のための優先順位の値であり、Pilot_Power_Maxは、移動局の最大パイロット電力であり、Pilot_Power(i)はスケジュール時における移動局のパイロット電力である。
さらなる実施形態は、優先順位の値の計算は下記の関数であるネットワークを提供する。Priority(i)=a(i)*(Pilot_Power_Average(i)/Pilot_Power(i)),但しPriority(i)は、i番目の移動局のための優先順位の値である。Pilot_Power_Average(i)は、ある期間に対して平均化された移動局のパイロット電力である。Pilot_Power(i)は、スケジューリング時における移動局のパイロット電力である。およびa(i)は重み付け係数である。
さらに他の実施形態は、重み付け係数が下記の関数に従って計算されるネットワークを提供する。a(i)=(sector_throughput/user_throughput(i))^b,但し0≦b≦1
さらなる実施形態は、下記を備えた無線通信システムにおける装置を提供する。処理エレメントと、処理エレメントに接続されたメモリ記憶エレメントであって、前記メモリ記憶エレメントは、下記を実施するコンピューター読み取り可能命令を記憶する。複数の移動局からチャネル条件インジケーターを受信する手段と、チャネル条件インジケーターに基づいて各移動局のために優先順位の値を計算する手段と、計算された優先順位の値に基づいて複数の移動局をスケジュールする手段。
本発明の特徴、性質及び利点は、類似による参照文字が相応して、全体で特定する図面と関連して解釈されるときに後述される詳細な説明からさらに明らかになるであろう。
今日の通信システムは、さまざまなアプリケーションをサポートすることが望まれる。
そのような1つの通信システムは符号分割多重アクセス(CDMA)システムである。CDMAシステムは、「デュアルモード広帯域スペクトル拡散セルラーシステムのためのTIA/EIA−95移動局−基地局互換規格」およびその子孫、ここでは、IS−95と呼ばれる規格に準拠する。CDMAシステムは、地上波リンクに対してユーザー間の音声およびデータ通信を可能にさせる。他の通信システムは広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA)システムである。多重アクセス通信システムにおけるCDMA技術の使用は、両方がこの発明の譲受人に譲渡され、参照することによりここに組み込まれる、「衛星または地上波リピーターを用いたスペクトル拡散多重アクセス通信システム」(SPREAD SPECTRUM MULTIPLE ACCESS COMMUNICATION SYSTEM USING SATELLITE OR TERRESTRIAL REPEATERS)というタイトルの米国特許第4,901,307、および「CDMA携帯電話システムにおける波形を発生するためのシステムおよび方法」(SYSTEM AND METHOD FOR GENERATING WAVEFORMS IN A CDMA CELLULAR TELEPHONE SYSTEM)というタイトルの米国特許第5,103,459に開示されている。
CDMAシステムまたはWCDMAシステムにおいて、ユーザー間の通信は、1つ以上の基地局を介して行われる。無線通信システムにおいて、フォワードリンクは、信号が基地局から加入者局に移動するチャネルを指し、リバースリンクは、信号が加入者局から基地局に移動するチャネルを指す。リバースリンク上のデータを基地局に送信することにより、1つの加入者局上の第1のユーザーは第2の加入者局上の第2のユーザーと通信する。基地局は、第1の加入者局からデータを受信し、データを第2の加入者局にサービスしている基地局に送る。加入者局の場所に応じて、両方は、単一基地局によってまたは複数の基地局によってサービスされてもよい。どんな場合でも、第2の加入者局にサービスする基地局はデータをフォワードリンク上に送信する。第2の加入者局と通信する代わりに、加入者局はまたサービスしている基地局との接続を介して地上波のインターネットと通信してもよい。IS−95に準拠するこれらのような無線通信システムにおいてフォワードリンク信号とリバースリンク信号はばらばらの周波数帯域内で送信される。
WCDMAシステムはCDMAシステムとはわずかに異なっている用語を使用する。WCDMAシステムには、3つの主要なサブシステムがある。ユーザー機器(UE)は、モバイル、固定局、データ端末または他の装置であってもよい。UEはユーザーの加入情報を含むユニバーサル加入者識別モジュール(USIM)を含む。アクセスネットワーク(AN)はネットワークをアクセスするための無電装置を含む。それは、ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN)またはモバイル通信のためのグローバルシステム/GSMエボリューション(evolution)(GSM/EDGE)無線アクセスネットワーク(GSM/EDGE RAN)のための機能強化されたデータレートであってもよい。コアネットワーク(CN)は、回路交換呼のための公衆交換電話網(PSTN)またはパケット交換呼のためのパケットデータネットワーク(PDN)に接続するためのスイッチング能力およびルーティング能力を含む。また、コアネットワークは、移動度および加入者ロケーション管理および認証サービスを含む。
図1は、多数のユーザーをサポートし、ここに提示された少なくともいくつかの観点および実施形態を実施することができる通信システム100の一例である。システム100内の送信をスケジュールするために任意のさまざまなアルゴリズムおよび方法を使用してもよい。システム100は多数のセル102A乃至102Gに対して通信を提供する。多数のセルの各々は、それぞれ対応する基地局104A乃至104Gによりサービスされる。例示実施形態において、基地局104のいくつかは複数の受信アンテナを有し、他はただ一つの受信アンテナを有する。同様に、基地局104のいくつかは複数の送信アンテナを有し、他は単一の送信アンテナを有する。送信アンテナと受信アンテナの組み合わせに制限はない。それゆえ、基地局104が複数の送信アンテナと単一の受信アンテナを有すること、または複数の受信アンテナと単一の送信アンテナを有すること、または両方とも単一または複数の送信アンテナおよび受信アンテナを有することが可能である。
サービスエリア内の端末106は固定(すなわち、静止した)していてもよくまたはモバイルであってもよい。図1に示されるように、種々の端末106がシステム全体にわたって分散されている。各端末106は、たとえば、ソフトハンドオフが採用されているかどうかまたは端末が複数の基地局からの複数の送信を(同時にまたはシーケンシャルに)受信するように設計され動作されるかの応じていつなんどきでもダウンリンクおよびアップリンク上の少なくとも1つおよび恐らく1つ以上の基地局104と通信する。CDMA通信システムにおけるソフトハンドオフは技術的によく知られており、この発明の譲受人に譲渡される「CDMA携帯電話システムにおいてソフトハンドオフを提供するための方法及びシステム」(Method and system for providing a Soft Handoff in a CDMA Cellular Telephone System)というタイトルの米国特許第5,101,501に詳細に記載されている。
ダウンリンクは基地局から端末への送信を指し、アップリンクは端末から基地局への送信を指す。例示実施形態において、端末106のいくつかは複数の受信アンテナを有し、他はただひとつの受信アンテナを有する。図1において、基地局104Aはデータをダウンリンク上の端末106Aおよび106Jに送信し、基地局104Bは、データを端末106Bおよび106Jに送信し、基地局104Cはデータを端末106C等に送信する。
無線データ送信の増大する需要および無線通信技術を介した利用可能なサービスの拡張は、特定のデータサービスの開発をもたらした。送信されるデータの量および送信回数が増加するにつれ、無線送信のために利用可能な制限された帯域は重大なリソースになる。さらに、干渉は重大な問題になる。チャネル条件はどの送信が効率的に送信してもよいかに影響を与えてもよい。それゆえ、無線通信システムにおいて送信をスケジュールするチャネル感知手段の必要性がある。例示実施形態において、図1に図解されたシステム100は、高データレート(HDR)サービスを有するWCDMAタイプシステムと一致する。
WCDMAシステムはシステムアーキテクチャーの媒体アクセス制御(MAC)層を用いたデータ送信を管理する。データ送信は、トランスポートフォーマットコンビネーション(TFC)の選択を利用する。TFC選択はMAC層により実行される。無線フレームごとに、物理層はMAC層からデータを要求する。MACは、MAC層が送信のためにどのくらいのデータを物理層に供給できるかを決定するために、どのくらいのデータが送信に利用可能かを決定するために無線リンク制御(RLC)に問い合わせを行う。トランスポートフォーマットコンビネーションインジケーター(TFCI)は使用時のTFCを表す。一例として、パケット交換データ呼を考察する。物理層チャネルは、最大データレートまでの可変長フレームを運ぶように構成される。RLC論理チャネル上の利用可能なデータに基づいて、MACはフレーム毎に物理チャネル上のデータレートを最終的に決定するトランスポートフォーマットコンビネーションを選択する。
データのシグナリングは断続的である。したがって、しばしば信号無線ベアラー(bearer)上に送信するためにプロトコルデータユニット(PDU)は利用されないであろう。あるいは、同時に複数のSRBs上のトランスポートするために利用可能なデータがあるかもしれない。後者の場合、MACどのSRBがデータを送信するかを決定するために論理チャネル優先度を使用する。
パケット交換データは本質的に集中する。従って送信するのに利用可能なデータの量は、フレームごとに変化してもよい。より多くのデータが利用可能なとき、MACはより高いデータレートを選択してもよい。シグナリングとユーザーデータの両方が利用可能なとき、MACはより高い優先度チャネルから送信されたデータの量を最大化するために、それらの間で選択しなければならない。
トランスポートブロックはMACと物理層との間で交換されるデータの基本単位である。
トランスポートブロックはゼロ以上のトランスポートブロックのセットである。所定のトランスポートチャネルの場合、物理層は、送信時間間隔(TTI)ごとにMACからデータを要求する。データの大きなブロックをより小さなブロックに分ける利点は、より小さなブロックの各々は別個の巡回冗長検査(CRC)を持つことができるということである。他のブロックに影響を与えないようにしておいて、1つのブロックにエラーを生じてもよい。データの大きなブロックに対して唯一つのCRCがあるなら、単一のエラーは、全体のブロックを破棄させることができるということもあり得る。
トランスポートフォーマットは、MACがTTIの期間に物理層に供給してもよいトランスポートブロックサイズおよびブロック数を定義する。トランスポートフォーマットセットは、各トランスポートチャネルのための有効トランスポートフォーマットのすべてを定義する。データを流すための57.6kbps回路交換無線アクセスベアラーをサポートするために、トランスポートブロックサイズは、49ms TTIで、1つのトランスポートブロックで送信することができる4つまでのブロックを有する576ビットである。トランスポートフォーマットには、上述の例の場合、TF0乃至TF3のラベルが付けられる。
複数のトランスポートチャネルは、符号化された合成のトランスポートチャネル(CCTrCh)上に多重化してもよい。各トランスポートチャネルは、トランスポートチャネルのために定義されたトランスポートフォーマットセットを有する。トランスポートフォーマットコンビネーション(TFC)は、各トランスポートチャネルに対して1つの割合で、トランスポートフォーマットのコンビネーションを定義する。トランスポートフォーマットのコンビネーションは、CCTrChにマッピングされたトランスポートチャネルにわたって同時に使用することができる。例えば、各典型的な音声構成のためのTFCは、回路交換無線ベアラー(CS RAB)サブフローがマッピングされる専用チャネル(DCH)の各々から1つのブロックを選択し、4つのSRBsがマッピングされるDCHあkら1つのブロックを選択する。
CCTrCh構成の一部として、MACにはトランスポートフォーマットコンビネーションセット(TFCS)が与えられる。TFCSは、そのCCTrChのために許可されたTFCsをすべてリストアップする。各無線フレーム境界において、MACは、TFCSからTFCを選択することに関与する。MACはこの選択の基礎を各論理チャネルのバッファーステータス、各論理チャネルの相対優先度、および各論理チャネルのためのサービスの質パラメーターに置く。各論理チャネルの性質に応じて、MACは、特定のTTI境界において送信することができなかったデータを異なる方法で処理してもよい。例えば、非リアルタイムデータは将来の送信のためにキューイングしてもよいし、一方、ビデオを流すためのデータは破棄してもよい。
トランスポートフォーマットコンビネーションインジケーター(TFCI)は、特定のTFCのためのTFCSへのインデックスである。物理チャネルは、各無線フレームでTFCIを送信するように構成してもよく、受信機が、各無線フレームで使用されたTFCを迅速に決定することを可能にする。
最小TTI毎に、MACはトランスポートフォーマットコンビネーション(TFC)選択を実行し、各トランスポートチャネルから送信されるビットの数を決定する。トランスポートブロックが送信のために物理層に供給されると、MACはどのTFCが選択されたかを示す。MACは、トランスポートフォーマットコンビネーションインジケーター(TFCI)を用いてTFCを表す。次に、TFCIは専用の物理制御チャネル上に送信される。
データ送信をサポートし、複数のユーザーへの送信をスケジュールするのに適した通信システムの一例は図2に図解される。図2は図1からの基地局104の動作を図解する。図2は以下に詳述される。特に、基地局またはノードB220およびパケットネットワークインターフェース206とインターフェースする基地局コントローラー210について詳述する。基地局コントローラー210は、システム200において送信のためのスケジューリングアルゴリズムを実施するためのチャネルスケジューラー212を含む。チャネルスケジューラー212は、データが上述したように送信されるTTIを決定する。
さらに、チャネルスケジューラー212は、送信のための特定のデータキューを選択する。次に送信されるデータの関連する量がデータキュー230から検索され、データキュー230に関連する遠隔局への送信のためにチャネルエレメント226に供給される。以下に議論されるように、チャネルスケジューラー212は、データを供給するためのキューを選択する。データは次のTTIで送信される。
たとえ、パケットの一部のみが送信されたとしてもユーザーが正しくパケットを受信することが可能かもしれないことに留意する必要がある。チャネル条件がユーザーにより予想されるよりも良いときこれが生じる。その場合、パケットがすでに正しく受信され、パケットの残りの部分は送信する必要がないことを示す「ACK」信号を、ユーザーは基地局に送信してもよい。これが起こると、全体のデータパケットは、より短いサービスインターバルにわたってユーザーに効率的に送信され、それによりパケットが送信される効率的なデータレートを増加させる。次に、基地局は、もともとは、そのパケットの残りの部分を送信するようにスケジュールされていたタイムスロットを再割当し、他のパケットを同じユーザーかまたは異なるユーザーに送信する。このプロセスは一般に自動反復要求(ARQ)と呼ばれる。
ARQをサポートするシステムにおいて、データパケットは所定数の送信のためにスケジュールされ、各送信は異なる情報を含んでいてもよい。複数の送信がシーケンシャルに他のパケットに差し挟まれる。受信機がパケットをデコードして処理するために十分な情報を受信すると、受信機は、現在のパケットに対してさらなる情報は必要ないことを示す表示を送信機に送信する。従って、送信機は、現在のパケットに対してもともとスケジュールされていたスロットを他のパケットに自由にスケジュールできる。このようにして、システムリソースは保存され、受信機への送信時間は低減される。
例示可変レート通信システムの基本サブシステムを図解するブロック図は図2に示される。基地局コントローラー210は、パケットネットワークインターフェース206、公衆交換電話網、PSTN208および通信システム内のすべての基地局またはノードBs(簡単のために、図2では唯一つの基地局220のみが図示される)とインターフェースする。基地局コントローラー210は、通信システム内の遠隔局と、パケットネットワークインターフェース206およびPSTN208に接続された他のユーザーとの間の通信を調整する。PSTN208は標準電話機ネットワーク(図2に図示せず)を介してユーザーとインターフェースする。
簡単のために図2では唯一つしか示さないが、基地局コントローラー210は多くのセレクターエレメント216を含んでいてもよい。各セレクターエレメント216は、1つ以上の基地局またはノードBs220と、1つの遠隔局(図示せず)との間の通信を制御するために割り当てられる。セレクターエレメント216が所定の遠隔局に割り当てられていなかったなら、呼制御プロセッサー218には、遠隔局をページする必要性が通知される。次に、呼制御プロセッサー218は、基地局220に遠隔局をページするように指示する。
データソース202は、データの量を含む。データの量は所定の遠隔局に送信される。データソース202はデータをパケットネットワークインターフェースに供給する。パケットネットワークインターフェース206はデータを受信し、データをセレクターエレメント216に送る。次に、セレクターエレメントは、ターゲット遠隔局と通信している各基地局にデータを送信する。例示実施形態において、各基地局220はデータキュー230を維持する。データキュー230は遠隔局に送信されるべきデータを記憶する。
データパケット内のデータはデータキュー230からチャネルエレメント226に送信される。例示実施形態において、フォワードリンク上で、「データパケット」は最大1024ビットであるデータの量および(≒1.667ミリ秒のような)所定の「タイムスロット」内であて先遠隔局に送信されるデータの量を指す。データパケット毎に、チャネルエレメント226は必要な制御フィールドを挿入する。例示実施形態において、チャネルエレメント226は巡回冗長検査、CRCを実行し、データパケットと制御フィールドの符号化を行い、コードテールビットのセットを挿入する。データパケット、制御フィールド、CRCパリティビット、およびコードテールビットはフォーマット化されたパケットを構成する。例示実施形態において、次に、チャネルエレメントは、フォーマット化されたパケットを符号化し、符号化されたパケット内のシンボルをインターリーブする(順序付ける)。例示実施形態において、インターリーブされたパケットはウォルシュコードでカバーされ、短いPNIコードおよびPNQコードで拡散される。これらのPNIコードおよびPNQコードはCDMA無線システムにおいてよく知られている。拡散データはRFユニット228に供給される。RFユニット228は信号を直交変調し、フィルターし、増幅する。フォワードリンク信号は、アンテナを介して無線で、フォワードリンク、および移動局またはUEに送信される。
遠隔局において、フォワードリンク信号は、アンテナにより受信され、受信機に送られる。受信機は、信号をフィルターし、増幅し、直交復調し、および量子化する。デジタル化信号は復調器(DEMOD)に供給され、そこで、短いPNIコードおよびPNQコードで逆拡散され、ウォルシュカバーでデカバーされる。復調されたデータはデコーダーに供給される。デコーダーは、基地局220においてなされた信号処理機能の逆を実行し、特に、デインターリービング、デコーディング、およびCRCチェック機能を実行する。
復号されたデータはデータシンクに供給される。
上述したように、ハードウエアは、データの可変レート送信、メッセージング、音声、ビデオ、およびフォワードリンクを介した他の通信をサポートする。データキュー230から送信されたデータのレートは、遠隔局またはUEにおける信号強度および雑音環境の変化に適応するように変化する。UEsはACK/NAKメッセージを含むデータの受信に関する情報をノードBに送信する。さらに、送信電力に関する情報も送信される。従って、遠隔局における回路は、遠隔局における信号強度を測定し、雑音環境を推定し、将来の送信のためにレート情報を決定する。
各UEにより送信される信号はリバースリンクチャネルを介して移動し、RFユニット228に接続された受信アンテナを介して基地局220で受信される。例示実施形態において、パイロット電力およびデータレート情報は、チャネルエレメント226において復調され、基地局コントローラー210内に位置するチャネルスケジューラー212または基地局220内に位置するチャネルスケジューラー232に供給される。最初の例示実施形態において、チャネルスケジューラー232は基地局220内に位置される。代わりの実施形態において、チャネルスケジューラー212は基地局コントローラー210内に位置され、基地局コントローラー210内のセレクターエレメント216に接続する。
最初に述べた例示実施形態において、チャネルスケジューラー232は、「キューサイズ」とも呼ばれる各遠隔局のためにキューイングされたデータ量を示すデータキュー230からの情報を受信する。次に、チャネルスケジューラー233は、基地局220によりサービスされる各UEのためのチャネル条件に基づいてスケジューリングを実行する。キューサイズが代わりの実施形態で使用されるスケジューリングアルゴリズムのために利用されるなら、チャネルスケジューラー212は、セレクターエレメント216からキューサイズ情報を受信してもよい。
1つ以上のユーザーへのパケットの送信の期間に、ユーザーは、送信されたパケットの一部を含む各タイムスロットの後で「ACK」信号を送信する。各ユーザーにより送信されたACK信号は、リバースリンクチャネルを介して移動し、RFユニット228に接続された受信アンテナを介して基地局220で受信される。例示実施形態において、ACK情報は、チャネルエレメント226において復調され、基地局コントローラー210内に位置するチャネルスケジューラー212または基地局220内に位置するチャネルスケジューラー232に供給される。最初の例示実施形態において、チャネルスケジューラー232は、基地局220内に位置する。代わりの実施形態において、チャネルスケジューラー212は、基地局コントローラー210内に位置し、基地局コントローラー210内のすべてのセレクターエレメント216に接続する。
この発明の実施形態は、可変レート送信をサポートすることができる他のハードウエアアーキテクチャーに適用可能である。この発明は、リバースリンク上の可変レート送信をカバーするために容易に拡張することができる。例えば、基地局220は、遠隔局から受信した信号の強度を測定し、雑音環境と電力要件を推定し、遠隔局からデータを受信するレートを決定する。次に、基地局220は、各関連する遠隔局に対して、遠隔局からリバースリンクにデータが送信されるレートを送信する。次に、基地局220は、フォワードリンクの場合にここで記載した方法と類似した方法で、リバースリンク上の異なるデータレートに基づいてリバースリンク上の送信をスケジュールしてもよい。
また、上述した実施形態の基地局220は、符号分割多重アクセス、CDMAスキームまたはWCDMAスキームを用いて基地局またはノードB220に関連する残りの遠隔局を除外して、遠隔局の選択された1つの遠隔局または遠隔局の選択された遠隔曲に送信する。任意の特定の時に、基地局220は、受信する基地局(複数の場合もある)またはノードBs220に割り当てられるコードを使用することにより遠隔局の選択された1つの遠隔局または遠隔局の選択された遠隔局に送信する。しかしながら、このスキームはまた、送信スキームを最適に割り当てるための他の基地局220を除外して、基地局(複数の場合もある)220を選択するためにデータを供給するための異なる時分割多重アクセス、TDMA方法を採用する他のシステムにも適用可能である。
チャネルスケジューラー212は、フォワードリンク上の可変レート送信をスケジュールする。チャネルスケジューラー212は、遠隔局へ送信するためのデータの量を示すキューサイズ、および遠隔局からのメッセージを受信する。チャネルスケジューラー212は、望ましくは、干渉を最小化しながら最大データスループットのシステム目標を達成するためにデータ送信をスケジュールする。
図1に示すように、遠隔局は通信システム全体にわたって分散され、フォワードリンク上のゼロまたは1つの基地局またはノードBと通信することができる。例示実施形態において、チャネルスケジューラー212は、通信システム全体にわたってフォワードリンクデータ送信を調整する。高速データ送信のためのスケジューリング方法および装置は、この発明の譲受人に譲渡され参照することにより明示的にここに組み込まれる、1997年2月11日に出願された、「フォワードリンクレートスケジューリングのための方法および装置」(Method and Apparatus for Forward Link Rate Scheduling)というタイトルの米国特許出願番号第08/798,951に詳細に記載されている。
実施形態によれば、チャネルスケジューラー212は、コンピューターシステムにおいて実施される。コンピューターシステムは、プロセッサー、ランダムアクセスメモリ、RAM、およびプロセッサー(図示せず)により実行される命令を記憶するためのプログラムメモリを含む。プロセッサー、RAMおよびプログラムメモリは、チャネルスケジューラー212の機能に専用であってもよい。他の実施形態において、プロセッサー、RAM、およびプログラムメモリは、基地局コントローラー210においてさらなる機能を実行するための共有コンピューティングリソースの一部であってもよい。例示実施形態において、汎用のスケジューラーは、図2に図解されるシステム200に適用され以下に詳述される。データ送信をスケジュールするためのチャネル感知スケジューリング機能を実施するために使用されるBSC210およびBS220内のこれらのモジュールは以下に述べられる。
無線データアプリケーションの高まる需要を与えられて、非常に効率的な無線データ通信システムのための需要は著しく増加した。IS−95規格は、フォワードリンクおよびリバースリンクを介してトラヒックデータおよび音声データを送信することができる。IS−95規格に従って、トラヒックデータまたは音声データは、14.4kbpsのデータレートを有する20ミリ秒の幅があるコードチャネルフレームに分割される。IS−95システムにおいて、各加入者局は、制限された数の直交フォワードリンクチャネルの少なくとも1つが割り当てられる。基地局と加入者局の間の通信が進行中の間、フォワードリンクチャネルは加入者局に割り付けられ続ける。データサービスがIS−95システムにおいて供給されると、加入者局にフォワードリンクデータが送信されない期間でも、フォワードリンクチャネルは、加入者局に割り付けられ続ける。
音声サービスとデータサービスとの間の著しい違いは、前者は典型的に厳格で固定された遅延要件を課すという事実である。典型的に、音声フレームの全体的な一方向の遅延は、100ミリ秒未満であると指定される。対照的に、データ遅延は、データ通信システムの効率を最適化するために使用される可変パラメーターになることができる。
音声サービスとデータサービスのさらなる著しい違いは、前者が、例示CDMAまたはWCDMA通信システムの場合に、ソフトハンドオフにより提供される信頼可能な通信リンクを典型的に必要とすることである。ソフトハンドオフは、信頼性を改善するために2以上の基地局からの冗長な送信を生じる。しかしながら、エラーで受信されたデータパケットは再送信することができるので、さらなる信頼性はデータ送信のために必要としない。データサービスの場合、ソフトハンドオフをサポートするために使用される送信電力は、さらなるデータを送信するためにより効率的に使用することができる。
データパケットを転送するのに必要な送信遅延および平均スループットレートは、データ通信システムの品質および有効性を定義するために使用される2つの属性である。送信遅延は通常音声通信の場合に有するのと同じ影響をデータ通信に有さないが、データ通信システムの品質を測定するための測定基準である。平均スループットレートは、通信システムのデータ送信能力の効率の尺度である。スループットレートも送信のために必要な電力量により影響される。電力要件に基づいて送信をスケジュールするチャネル感知方法の必要性がある。無線通信システムにおける電力要件は以下に述べられる。
WCDMAは、干渉制限されたシステムである。これは、隣接するセル及び他のユーザーが、任意の単一セルのアップリンクおよびダウンリンク容量を制限することを意味する。容量を最大限にするために、干渉を生成する他の信号電力は最小にしなければならない。これは、信号対干渉(Eb/No)要件を最小化すること、オーバーヘッドチャネル電力を最小化すること、および制御のみのチャネル電力を最小化することを含む。良い携帯電話性能は長いバッテリ寿命を含む。これを達成するために、携帯電話は、専用チャネル送信の期間、オーバーヘッドチャネルを監視する期間、および送信のために最小電力設定を用いて送信する期間、その電力を最小にしなければならない。
堅固なCDMAまたはWCDMAシステムは、良好な電力制御を必要とする。電力制御は、モバイルまたはUEおよびネットワークの送信電力を最小にする。CDMAシステムおよびWCDMAシステムは干渉が制限されるので、すべてのユーザーからの電力を低減することはシステムの容量を増加させる。電力制御における非能率は、全体のシステム容量を低減する。
電力制御における最も基本的な問題は近−遠(near-far)問題である。至近距離の送信機は、遠くの送信機より容易に聞かれる。電力制御は、受信した信号が遠くに位置する送信機と同じかまたはほぼ同じであるような電力レベルでこれらの送信機に送信させる。
効率的な電力制御は、システム容量損失を最小にするために高速フィードバックを必要とする。高速電力制御は、内部ループ電力制御として知られ1500Hzで実行される。従って、送信機は、電力を増加または減少するために受信機から1秒間に1500回コマンドを得る。
音声呼の場合、良好なサービスの品質は、ほぼ1%のブロックエラーレート(BLER)である。1%のBLERを維持するために、ある信号対干渉(SIR)を必要とするかもしれない。ユーザーが、高速に移動するクラッタ環境のような、悪いフェージング環境内にいるなら、ユーザーは、ゆっくり移動するクラッタの無い環境のようなより良いフェージング環境内にいるユーザーよりもより高いSIR目標を必要とする。両方のユーザーが1%のBLERを必要とするので、電力制御は、正確なSIR目標を探さなければならない。正確なSIR目標を探すプロセスは外部ループ電力制御と呼ばれる。SIR目標における差は、受信電力における差を生じさせる。
閉ループプロセスは、ダウンリンクとアップリンクの両方上の送信電力を制御する。
閉ループ電力制御は3ステッププロセスである。送信が成され、受信機において測定が成され、電力が増加しなければならないかまたは減少しなければならないかを示す送信機にフィード(feed)が供給される。
閉ループ制御は最終的に初期送信レベルにもかかわらずモバイルまたはUEの送信電力を修正することができる。UEの初期送信レベルが適切な電力に近いなら顕著な利得を達成することができる。測定基準の選択は、閉ループプロセスに要求される速度により影響される。ブロックエラーレート(BLER)は良い測定基準である。しかしながら、BLERを測定することは時間を消費するプロセスになる可能性がある。より早い応答が必要なら、Eb/Noはより良い選択かもしれない。電力制御コマンドに対する迅速な応答のために、無線フレーム毎に複数のコマンドが送信される。
図3は外部ループと内部ループの制御機構の相互作用を示す。BLERに基づくSIR目標BLERアルゴリズムは、ゆっくり調節してもよい。BLERは巡回冗長検査(CRC)に基づいており、適応マルチレート(AMR)音声CRCsは20ms送信時間間隔(TTI)で受信されるので、外部電力制御が調節できるもっとも早いものは毎秒50回である。
内部ループ電力制御はSIR推定を利用する。専用物理制御チャネルパイロット電力はショット毎に存在するので、SIR推定は、通常スロット毎(10ms無線フレームあたり15回)に計算される。内部ループはSIR目標が与えられる。SIR推定がSIR目標より大きいなら、内部ループは、送信機電力における減少を示す。SIR目標がSIR目標なら、内部ループは、送信機電力における増加を示す。これは、迅速に変化するフェージング条件を迅速に補償するためにほぼ毎秒1500回迅速に起きる。
内部ループと外部ループは相互作用する。内部ループはゆっくり変化するSIR目標を使用する。外部ループはSIR目標を内部ループに供給する。この相互作用の描写については、図3を参照されたい。
UEはその独自のダウンリンク閉ループ電力制御アルゴリズムを実行する。UEは多数のフレームに対してBLERを測定してもよいし、SIR目標を増加および減少させる。SIR目標およびSIR推定に基づいて、UEは、ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN)に、UEの専用チャネル送信電力を増加または減少させるように指示する。ノードBのための電力調節のレンジは典型的に約20dbである。
ダウンリンクまたは内部ループ電力制御は1500Hzまたは500Hzで動作する。電力制御コマンドはUEに通信され、変化するチャネル条件に応答するために迅速に送信される。複数のノードBsがあるとき、UEは単一のアップまたはダウンコマンドを複数のノードBsに送信している。より弱いリンクは電力を減少するように命じられてもよい。これは、システムの全体の干渉を低減するであろう。より強いノードB信号が劣化するなら、UEは電力増加コマンドを示す。電力アップコマンドを受信すると、すべてのノードBsはダウンリンク電力を増加する。
アップリンク電力制御は上述したダウンリンク制御から変化する。UEsはセル内のどこに位置していてもよい。1つのUEはセルから数千メートル離れていてもよく、他方他のUEは数百メートルしか離れていてもよい。従って、ユーザーは、セルからの変化する距離および変化するマルチパス環境により経路損失の非常に変化する量を経験する。経路損失は、例えば80dbを超えることもあり得る。他のユーザーへの干渉を最小にするために、初期送信を含む、適切なレベルで送信がセルに到着することを保証するように、各UEは電力制御されなければならない。初期電力設定の場合、UEは開ループ推定を使用する。開ループ推定の場合、UEは示されたパラメーターを受信し、チャネル測定を行う。閉ループ電力制御動作の期間に、UEには、干渉を最小にするフィードバックが供給される。
ソフトハンドオーバーに従事するUEは、異なるノードBsから相反する電力制御コマンドを受信してもよい。UEは単純な規則を適用することにより不一致を解決する。すなわち、この規則は、任意のノードBがUEに電力を減少するように命令するなら、UEは電力を減少するであろうということである。これは、「オアオブダウンズ」(OR of downs)と呼ばれる。マルチセル(同じノードB)ハンドオフの場合には、UEが2つのセルから同一のコマンドを受信しなければならない。これを知って、UEはビットの値に関して決定する前にビットを「ソフトコンバイン(soft combine)」する。それゆえ、信号が2つのセルからのものであるが同じノードBであるなら、信号は、同じ一般的なフェージング環境を経験する可能性があるので、オアオブダウンズは無い。UEは、上述したようにTPCインデックスに基づいて、2つの無線リンクが同じノードBからのものであるかどうかを識別できる。
図4はソフトハンドオーバーにおけるUEを図解する。UE404は、ノードB1 406およびノードB2 402とソフトハンドオーバー中である。システム400は、ノードBsおよびUEの両方を含む。
ハンドオーバー中に、各ノードBから1つのインデックスの割合で、6つのセットまでのTPCインデックスがあり得る。TPCインデックスが同じなら、これらのセルは同じノードBに相当することを意味する。ノードBが異なるなら、TPCインデックスは異なるであろう。ノードBのいずれかがパワーダウンコマンドを送信するなら、UEはパワーダウンする。
ここに記載された実施形態は、さまざまなスケジューリングアルゴリズムおよび優先順位付けに適用可能であり、ここに記載されたスケジューリングアルゴリズムおよび優先順位付けに限定されない。明確にするために、汎用化されたスケジューラーとさまざまな実施の例を提供するためにいくつかのスケジューリングアルゴリズムが議論されるであろう。
この発明の実施形態は、チャネル感知スケジューリングに基づいて送信をスケジュールするためのシステムおよび方法に向けられている。
チャネル感知スケジューリングはWCDMAシステムのアップリンク部分へのいくつかのエンハンスメント(enhancement)に依存する。アップリンク送信はノードBおよび再送信され、ソフトコンバインされた物理フレームによりスケジュールすることができる。TTIは2msであってもよい。TTIは、ソフトハンドオーバーしていないUEsのために使用される。ソフトハンドオーバーのUEsの場合、10msのTTIを使用してもよい。しかしながら、ネットワークはどのUEに10msが割り当てられ、どのUEに2msが割り当てられるかを決定する。
短いTTIはチャネル感知スケジューリングを可能にする。チャネル感知スケジューリングは、アップリンクスループットを著しく増加させ、遅延を低減することができる。システム内のすべてのUEが少なくともいくつかのスループットを受信することを保証するために、任意の実際のスケジューリングアルゴリズムはすくなくともいくつかの公平さを提供しなければならない。送信電力が平均送信電力に比べて低いときUEsがスケジュールされ、従ってシステムに対する干渉、遅延を最小化し、スループットを最大化する。
図5は、ノードB1およびノードB2とソフトハンドオーバーしているアップリンク上のUEを示す。単一のノードBはサービングノードである。サービングノードBだけがアップリンクトラヒックをスケジュールする。図5に示される例において、ノードB1がサービングノードであり、アップリンクトラヒックをスケジュールする。ソフトハンドオーバーにあるすべてのノードBsは物理層フレームをデコードし、物理層フレームの成功裏のデコーディングをアクノレッジする。任意の必要とされる再送信は同期しており、所定の時間間隔で最初に送信に続く。再送信のソフトコンバイニングはノードBで実行される。無線ネットワークコントローラー(RNC)は各UEのためのサービングノードを知っている。
チャネル感知スケジューリングの目的は、他のセルへの干渉を低減し、利用可能なアップリンクリソースをより良く利用し、より高いスループットとより低い遅延を生じることである。チャネル条件が良いとき、UEsがスケジュールされる。チャネル条件が良いとき、送信された同じデータ量に対して、送信されたパイロット電力は低く、他のセルに向けられた干渉は少ない。最初のサブパケットのみがスケジュールされる。必要とされる任意の再送信は、初期送信の直後の所定時間に送信され、独立してスケジュールされない。これは、ハイブリッドARQ方法の性質のためであり、任意の再送信のための時間を確定する。
リンク効率が良いので、ハイブリッドARQ方法が採用される。目標とされたフレームまたはブロックエラーレートを達成するために初期送信は目標とされない。もっと正確に言えば、フレームまたはブロックエラーレートは任意の必要とされる再送信が生じた後に達成されるように意図される。同期ハイブリッドARQ動作における再送信は前もって定義される。例えば、許可された再送信の最大数は3であってもよい。再送信は送信キュー内の特定の時間にスケジュールされ、システムが動作のために構成されると、これらの時間が定義される。それゆえ、最初の再送信はチャネル条件に従ってスケジュールすることができ、最初の再送信をスケジュールすることは、自動的に残りの再送信インスタンスをスケジュールする。
システム動作点は、チャネル感知スケジューリングによって変化しない。1%乃至5%のフレームエラーレートは引き続き有効である。そのサービスレベルの質を達成するために、ユーザーは貧弱なチャネル条件においてより多くの電力で送信する必要があるかもしれないまたは、反対により低い送信電力レベルでそのサービスの質を達成することができるかもしれない。チャネル感知スケジューリングの目標は最初に最も低い送信電力レベルでユーザーをスケジュールすることではあるものの、電力レベルはユーザーの要求されたデータレートに関連する。より高いデータレートは一般的により多くの送信電力を必要とする。例えば、良いチャネル条件に遭遇するユーザーと悪いチャネル条件に遭遇するユーザーは、同一の送信電力レベル要求を有していてもよい。より良いチャネル条件を有するユーザーは、送信のためにより高いデータレートを使用するであろう、一方悪いチャネル条件にあるユーザーはより低いデータレートを使用するであろう。改善されたスループットの場合、より高いデータレートを有するユーザーは、より低いデータレートを有するユーザーより先にスケジュールされるであろう。しかしながら、両方のユーザーが同じデータレートを要求するなら、より良いチャネル条件を有するユーザーはより少ない送信電力を使用するであろう。そして同じデータレートを達成するためにより多くの送信電力を必要とする悪いチャネル条件にあるユーザーより先にスケジュールされるであろう。
図6はこの発明の方法を説明するフロー図である。方法600は、スケジュールすべき送信を有した開始ブロック602で始まる。スケジューラーはノードB内に位置され、ノードBとソフトハンドオーバーにあるすべてのUEsのリストを維持する。スケジューラーは、ノードBが最良のダウンリンク条件を有するUEsに対してのみ送信リソースを割り当てる。
図6のステップ604において、ノードBがスケジュールする各UEに対してキュー情報をノードBが更新するとき、スケジューリングが開始される。キューは、ノードBによりスケジュールされるすべてのUEsに対してUEsが送信することを要求しているデータから構成される。
ステップ606において、スケジューラーは、スケジュールされる各UEのためのTFCSにおいて許可される最大TFCを計算する。最大TFCを計算することは上述したプロセスから構成され、最大データレートの計算を簡単化する。
ステップ608において、スケジューラーは利用可能なリソースを更新する。これは、無線システムのための熱に対する許容可能な上昇と、あらかじめ選択されたシステム動作点を含む。例えば、4dBはシステムのための熱に対する許容可能な上昇かもしれない。熱に対する上昇は各UEの受信された電力に基づいており、各UEにより見られる干渉の推定値を含む。また、自律送信、および推定の時にソフトハンドオーバーにあるスケジュールされていないUEsの送信の寄与も含まれる。
更新推定を完了した後で、スケジューラーはステップ610において、スケジューリングリスト上の各UEの平均パイロット送信電力に関する統計値を更新する。
ステップ612において、フィードバックが利用可能であるとき、スケジューラーは、UEパイロット送信電力に関する情報を更新する。更新が完了すると、スケジューラーは、ステップ614においてスケジューリングアルゴリズムの計算に基づいて優先順位リストを作成する。
スケジューリングアルゴリズムは2つの主な特性を有する。UE要求の優先順位付けおよび最大容量利用の場合のグリーディファイリング(greedy filing)である。UE要求は、優先順位関数計算の結果に従って優先順位付けされる。各UEはUEに関連する優先順位カウント(priority count)を有する。最初に、UEの優先順位がゼロに設定される。新しいUEが、ノードBがサービスしているシステムに入るとき、またはそのバッファがデータの欠如によりアイドル状態の後で空にならなくなるとき、その優先順位は
Figure 2007519380
に設定される。
スケジューリングの時に、ノードBに位置するスケジューラーは、ノードBがスケジュールするすべてのユーザーのパイロット電力レベルを知っている。スケジューラーは、以下の2つの代替アルゴリズムに従って計算された優先順位値をソートすることにより優先順位リストを作成する。以下に従って最大閾値を計算すること:
Priority(i)=Pilot_Power_Max-Pilot_Power(i)、但しPriority(i)はi番目のユーザーの優先順位値であり、Pilot_Power_MaxはUEの最大パイロット電力であり、Pilot_Power(i)はスケジューリング時のユーザーのパイロット電力である。
以下に従って平均閾値を計算すること:
Priority(i)=a(i)*(Pilot_Power_Average(i)/Pilot_Power(i))、但しPriority(i)はi番目のユーザー優先順位値であり、Pilot_Power_Average(i)は、ある期間に対して平均化されたユーザーのパイロット電力であり、Pilot_Power(i)はスケジューリング時のユーザーのパイロット電力であり、a(i)は重み係数である。a(i)は、a(i)がユーザーの速度を反映するように選択される。a(i)のための他の代替選択は、a(i)がユーザーのスループットを反映することを可能にすることである。それによりユーザーはいくらかの容量を受信し、スケジューリングにおいて無視されない。他の代替案はa(i)はユーザーのスループットを反映する。それによって、ユーザーは飢え死にしない。例えば、a(i)=(sector_throughput/user_throughput (i)^b、但し0≦b≦1
a(i)は低い速度のユーザーに対して大きな値をとる:
チャネル感知スケジューリングの利得のほとんどは低速度ユーザーに見られる。なぜならチャネルは追跡することができ、チャネル条件は迅速に変化せず、スケジューラーがチャネルを利用することを可能にするからである。低速ユーザーは、チャネル条件をより良く利用し、スループットを増加し、遅延を減少するために、高速ユーザーに対して優先順位付けされる。
ステップ614において優先順位リストが作成されると、スケジューラーはステップ616において正規表現で最長マッチを行うファイリングを実行する。「正規表現で最長マッチを行うファイリング」は、チャネルの最大容量のための技術である。この時点でスケジューラーは優先順位リストを作成した。そしてUEsのための送信の順番は知られている。スケジューラーは利用可能なリソースの量を知っている。これは典型的には、熱に対する上昇の量の形態である。スケジューラーは優先順位リスト上の第1のUEを取得し要求されたデータレートに注意する。スケジューラーは、UEが利用可能な最大データレートを取得し、要求されたデータレートのための結果として生じる熱に対する上昇を計算すると仮定する。送信されるデータの量が利用可能な容量のすべてを必要としないなら、スケジューラーは、次のUEを調べて残りの容量が第2のUEを適応させることができるかどうか決定する。スケジュールされるUEsと残りの容量がある限り、このプロセスは続く。UEが残りの利用可能な容量に完全に適合できないなら、容量が満たされるまでUEが低下されるデータレートが与えられる。従って、スケジュールされた最後のモバイルには要求されたものより低いデータレートが割り当てられてもよい。
スケジューラーがステップ616においてスケジューリングを完了すると、データはステップ618で送信される。送信は、ノードB内のスケジューラーにより決定される順番で生じる。
チャネル感知スケジューリングのさまざまな考えられる実施が可能である。一実施形態は、ダウンリンク上に送信された電力制御コマンドを用いてスケジューラーにおいて推定されるユーザー送信電力を提供する。図5で指摘されるように、スケジューリングセルはサービングセルであると仮定される。この仮定は、電力制御コマンドエラーと、ソフトハンドオーバー中のユーザーがサービスしていないノードBからの電力制御コマンドに従うという事実により悪くなるかもしれない。
この状況に対抗するために、実際の送信電力と推定された送信電力のときどきの同期が必要となる。これは、20msごとに送信される送信電力情報を含む4ビットを送信することにより行ってもよい。
さらに、ソフトハンドオーバー中のユーザーは、サービスしていないセル電力コマンドが適用されるとき生じる送信電力推定のドリフトを回避するために、電力制御コマンドを送信したサービングセルにフィードバックメッセージを送信する必要があるかもしれない。
UEsは、使用される平均送信電力の経過を追うことができ、現在の送信電力が平均送信電力より上かまたは下かをスケジューラーに通知するインジケーターを送信するために、サービスしているノードBにより周期的に構成することができる。これは、1ビットのみが必要かもしれないので、低オーバーヘッドを作成する。この方法は、電力制御コマンドに基づいて送信電力推定とともに使用してもよい。閾値に対する推定された送信電力の相対位置とUEの報告された位置との間の任意の相違は、問題を特定するためにおよび実際の送信電力と推定された送信電力の再同期化を引き起こすために使用されてもよい。
従って、通信システムにおいて送信をスケジュールするための新規で改良された方法および装置が記載された。上述の記述を介して参照されてもよいデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、またはその任意の組み合わせによって表現されてよいことを当業者は理解するであろう。当業者は、さらに、ここに開示されている実施形態に関連して説明された多様な例示的な論理ブロック、モジュール、回路及びアルゴリズムステップが、電子ハードウエア、コンピュータソフトウエア、または両方の組み合わせとして実現されてよいことを理解するだろう。さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路及びステップが、一般的にそれらの機能という点で記載されている。機能性がハードウエアとして実現されるのか、あるいはソフトウエアとして実現されるのかは、特定のアプリケーションおよび全体的なシステムに課される設計制約に依存する。熟練した職人は、これらの状況の下でハードウエアとソフトウエアの互換性を認識し、各特定のアプリケーションに対して記載された機能性をどのように最良に実施するかを認識する。
例として、ここに開示された実施形態に関連して記載されたさまざまな例示論理ブロック、モジュール、回路およびアルゴリズムステップは、デジタルシグナルプロセッサー(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブル論理装置、ディスクリートゲートまたはトランジスターロジック、例えばレジスターおよびFIFOのようなディスクリートハードウエアコンポーネント、ファーム上命令のセットを実行するプロセッサー、任意の一般的なプログラマブルソフトウエアモジュールおよびプロセッサー、またはここに記載された機能を実行するように設計された任意の組み合わせを用いて実施または実行してもよい。汎用プロセッサーは、マイクロプロセッサーであってよいが、代替策ではプロセッサーは、任意の従来のプロセッサー、コントローラー、マイクロコントローラまたは状態機械であってよい。ソフトウエアモジュールはRAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスター、ハードディスク、取り外し可能ディスク、CD−ROM、または技術的に既知である任意の他の形式の記憶媒体に常駐してよい。例示プロセッサーは、記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むように記憶媒体に有利に接続される。代替策では、記憶媒体はプロセッサーに一体化してよい。プロセッサー及び記憶媒体はASICに常駐してよい。ASICは電話または他のユーザー端末に常駐してもよい。別の方法では、プロセッサー及び記憶媒体は電話または他のユーザー端末に常駐してもよい。プロセッサーは、DSPとマイクロプロセッサーの組み合わせとして、またはDSPコア等とともに2つのマイクロプロセッサーとして実施してもよい。
この発明の好適実施形態はこのようにして示され記載された。しかしながら、この発明の精神と範囲を逸脱することなく多数の変更をここに開示された実施形態に行ってもよいことは当業者には明白であろう。それゆえ、この発明は以下のクレームに従う場合を除いて制限されるべきでない。
図1はこの発明の一実施形態に従う無線通信システムである。 図2は、チャネル感知スケジューリングアルゴリズムをサポートする無線通信システムである。 図3は、無線通信システムの外部および内部ループ電力制御の相互作用を図解する。 図4は、ソフトハンドオーバーの期間におけるユーザー機器のための電力制御を図解する。 図5はアップリンクスケジューリングを図解する。 図6はこの発明の一実施形態に従う正規表現で最長マッチを行う(greedy)ファイリングを用いたチャネル感知スケジューラーのフロー図である。

Claims (16)

  1. 無線通信システムにおいて送信をスケジュールする方法において、
    移動局により送信されたチャネル条件インジケーターをスケジューラーにおいて受信することと、
    関数:Priority(i)=Pilot_Power_Max-Pilot_Power(i)、但しPriority(I)はi番目のモバイルユーザーのための優先順位値であり、Pilot_Power_Maxは、移動局の最大パイロット電力であり、Pilot_Power(i)はスケジューリング時における移動局のパイロット電力である、を用いて前記移動局のための優先順位値を決定することと、
    を備えた方法。
  2. 前記チャネル条件インジケーターの関数として複数の移動局のための優先順位値を計算することと、
    前記優先順位値にもとづいて次の送信のための前記複数の移動局の少なくとも1つを選択することと、
    をさらに備えた、請求項1の方法。
  3. 前記チャネル条件インジケーターは、前記移動局の送信パイロット電力および要求されたデータレートに基づいている、請求項2の方法。
  4. 前記チャネル条件インジケーターは、電力制御コマンドにより決定される前記移動局の送信電力にもとづく、請求項2の方法。
  5. 無線通信システムのスケジューリングの方法において、
    移動局により送信されたチャネル条件インジケーターをスケジューラーにおいて受信することと、
    関数:Priority(i)=a(i)*(Pilot_Power_Average(i)/Pilot_Power(i))、但しPriority(i)はi番目のモバイルユーザーのための優先順位値であり、Pilot_Power_Average(i)はある期間に対して平均化された移動局のパイロット電力であり、Pilot_Power(i)は、スケジューリング時の移動局のパイロット電力であり、a(i)は重み係数である、を用いて前記モバイルユーザーのための優先順位値を決定することと、
    を備えた方法。
  6. 前記重み係数は前記移動局のユーザーの速度に基づく、請求項4の方法。
  7. 前記重み係数は、関数:a(i)=(sector_throughput/user_throughput(i)^b、但し0≦b≦1に従って計算される、請求項4の方法。
  8. 送信をスケジュールするためのコンピューター実行可能な命令を含むコンピューター読み取り可能媒体において、
    複数の移動局から受信されたチャネル条件インジケーターを処理することと、
    複数の移動局の各々のために優先順位値を計算することと、
    前記優先順位値の関数として前記複数の移動局のための送信スケジュールを決定することと、
    を備えたコンピューター読み取り可能媒体。
  9. 優先順位値を計算することは、関数:Priority(i)=Pilot_Power_Max-Pilot_Power(i)、但し、Priority(i)は、i番目の移動局のための優先順位値であり、Pilot_Power_Maxは前記移動局の最大パイロット電力であり、およびPilot_Power(i)はスケジューリング時における前記移動局のパイロット電力である、を用いる、請求項8のコンピューター読み取り可能媒体。
  10. 優先順位値を計算することは、関数:
    Priority(i)=a(i)*(Pilot_Power_Average(i)/Pilot_Power(i))、但しPriority(i)はi番目の移動局のための優先順位値であり、Pilot_Power_Average(i)は、ある期間に対して平均化された前記移動局のパイロット電力であり、Pilot_Power(i)は、スケジューリング時の前記移動局のパイロット電力であり、a(i)は重み付け係数である、を用いる、請求項8のコンピューター読み取り可能媒体。
  11. 前記重み付け係数は、関数:
    a(i)=(sector_throughput/user_throughtput(i))^b、但し0≦b≦1に従って計算される、請求項10のコンピューター読み取り可能媒体。
  12. 無線通信システムにおいて、
    複数のモバイルユーザーからチャネル条件インジケーターを受信する受信手段と、
    各移動局のための優先順位値を決定する手段と、
    前記優先順位値に基づいて複数のモバイルユーザーのための送信スケジュールを決定する手段と、
    を備えたネットワーク。
  13. 前記優先順位値は、Priority(i)=Pilot_Power_Max-Pilot_Power(i)、但し、Priority(i)は、i番目の移動局のための優先順位値であり、Pilot_Power_Maxは前記移動局の最大パイロット電力であり、Pilot_Power(i)は、スケジューリング時の前記移動局のパイロット電力である、の関数である、請求項12のネットワーク。
  14. 前記優先順位値は、Priority(i)=a(i)*(Pilot_Power_Average(i)/Pilot_Power(i))、但し、Priority(i)は、i番目の移動局のための優先順位値であり、Pilot_Power_Average(i)はある期間に対して平均化された前記移動局のパイロット電力であり、Pilot_Power(i)は、スケジューリング時の前記移動局のパイロット電力であり、a(i)は重み付け係数である、の関数である、請求項12のネットワーク。
  15. 前記重み付け係数は、a(i)=(sector_throughput/user_throughput(i))^b、但し0≦b≦1の関数である、請求項14のネットワーク。
  16. 下記を備えた無線通信システムにおける装置:、
    処理エレメントと、
    前記処理エレメントに接続され、下記を実施するためのコンピューター読み取り可能命令を記憶するように適合されたメモリ記憶エレメント:
    複数の移動局からのチャネル条件インジケーターを受信する手段と、
    前記チャネル条件インジケーターに基づいて各移動局のための優先順位値を計算する手段と、
    前記計算された優先順位値に基づいて前記複数の移動局をスケジュールする手段。
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