JP2007519369A - ランダム化された時分割二重化を使用するネットワーク - Google Patents

ランダム化された時分割二重化を使用するネットワーク Download PDF

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Abstract

ネットワークノードは、送信機、受信機、および制御装置をもち得る。制御装置は、ネットワークノードに、ネットワーク上で送信機で情報を送信することと、ネットワークから受信機で情報を受信することとを、自動的に、および反復的に、往復して循環させるように構成され、送信および受信の少なくとも幾つかの長さが、所定のパターンにしたがって変わる。関係するプロセスも開示される。
【選択図】 図6

Description

本開示は、概ね、ネットワーク通信システム、無線通信システム、セルラ通信システム、および超広帯域通信システムを含む通信システムに関する。
多様な通信が、ネットワーク上で行われる。これらの多くは、セルラ通信システムにおけるように、ワイヤを接続することなく行われる。
無線通信システムにおいて非常に低い電力で送信機を動作させることが、多くの場合に望ましい。これは、電源の消耗を低減し得る。電源は、限られた寿命をもつバッテリであり得る。さらに加えて、送信電力レベルを下げることは、同時に近傍の位置で動作している多数の送信機間の干渉を低減するのを助け得る。
都合の悪いことには、低電力での送信は、多くの場合に、送信信号を遠距離を渡って受信することが困難であり得るといった欠点をもち得る。
セルラネットワークは、多くの場合に、基地局を多数の要地に設置することによって、この問題に対処する。これらの基地局は、ローカルなセル電話または他のノードからの送信を受信し、これらの送信をより遠い場所へ転送し得る。
都合の悪いことには、基地局を、それらが必要とされ得る要地の全てに設置し、維持することはコスト高であり得る。そのうえ、セル電話の移動性のために、基地局が必要とされる場所は、必ずしも分かるとは限らない。これは、全受信可能領域をさらに一層難しくし得る。
超広帯域(Ultra Wide Band, UWB)は、多数の送信機が、相互に、または同じ帯域内で同じく動作している既存の通信システムを干渉することなく、同時に、同じ帯域において動作することを可能にし得る新しい技術である。多くの無線周波数(radio frequency, “RF”)技術は、比較的に狭い帯域内のみで変調される搬送波を使用して、情報を送信する。他方で、UWBは、広い周波数スペクトル全体でエネルギのパルスを送る。この広帯域技術を使用して、UWB信号を、それがより狭い帯域のRF技術と同じ帯域において多くの場合に存在することができる低電力レベルで、これらの狭帯域の送信をあまり干渉することなく適切に送信することができる。
さらに加えて、都合の悪いことには、UWBの送信距離は、とくに信号の電力レベルが低いときに、制限される。
ネットワーク上での通常の通信ノードは、情報の送信および受信の両者を行う。両者の動作を同時に行うことは、“全二重”動作として知られている。動作間の切り換えは、“半二重”動作として知られている。
全二重動作は、技術的な課題をもたらし得る。例えば、全二重動作は、半二重動作が必要とする帯域幅の2倍を必要とし得る。無線ノードとの全二重動作は、信号処理の課題ももたらし得る。送信機と受信機とが非常に近接していると、送信機からの信号は、受信機において、受信機に過負荷をかけるほど強くなり得る。
他方で、半二重動作は、異なるタイプの技術的な課題を提示し得る。半二重動作を用いると、送信ノードは、その送信が受信されることを保証するように、受信ノードが受信することになるときを判断する何らかのやり方をもたなければならない。
半二重動作に関するこの技術的な必要を満たすために、集中トラヒック管理がしばしば採用される。しかしながら、集中トラヒック管理は、多数の基地局を必要とし、したがって、基地局のネットワークに依存する無線ネットワークシステムと同じ問題の多くをもち得る。
ネットワークノードは、送信機、受信機、および制御装置をもち得る。制御装置は、ネットワークノードに、ネットワーク上で送信機で情報を送信することと、ネットワークから受信機で情報を受信することとを、自動的に、および反復的に、往復して循環させるように構成され、送信または受信、あるいはこの両者の少なくとも幾つかの長さは、所定のパターンにしたがって変わる。
ネットワークノードを動作させるプロセスは、ネットワークノードに、ネットワーク上で情報を送信することと、ネットワークから受信機で情報を受信することとを、自動的に、および反復的に、往復して循環させることを含み、送信または受信、あるいはこの両者の少なくとも幾つかの長さは、所定のパターンにしたがって変わる。
当業者には、種々の実施形態が例示のみによって示され、記載されている次の詳細な記載から、他の実施形態が容易に明らかになるであろうことが分かる。認識されることになるように、その概念は、他の、および異なる実施形態が可能であり、それらの幾つかの細部は、種々の他の点における変更を、全てが、発明として権利を主張されたものの意図および範囲から逸脱することなく行うことができる。したがって、図面および詳細な記述は、本質的に例示的であって、限定的ではないと考えられる。
態様は、添付の図面において、制限によってではなく、例示によって示されている。
添付の図面に関連して後で記載される詳細な記述は、提示される概念の種々の実施形態の記述として意図されており、これらの概念が実行され得る唯一の実施形態を表わすことを意図されていない。この開示に記載されている各実施形態は、単に、例または例証として与えられており、他の実施形態よりも好ましい、または優れていると必ずしも解釈されるべきはでない。詳細な記述は、提示されている概念を完全に理解させるために、具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、当業者には、これらの概念が、これらの具体的な詳細がなくても実行され得ることが明らかであるだろう。いくつかの例において、概念を不明瞭にするのを避けるために、周知の構造およびデバイスがブロック図の形で示されている。頭字語および他の説明的な用語は、単に、便宜的に、および分かり易くするために使用され、開示されている概念の範囲を制限することを意図していない。
次の詳細な記述では、種々の態様が、UWBまたはスペクトラム拡散無線通信システム、あるいはこの両者に関連して記載され得る。これらの態様は、この応用に使用するのによく適し得るが、当業者には、これらの発明の態様が、種々の他の通信環境において使用するのにも応用可能であることが容易に分かるであろう。したがって、UWBまたはスペクトラム拡散通信方式システム、あるいはこの両者へのあらゆる参照は、発明の態様を、このような発明の態様が広範囲の応用をもつという認識をもって示すことのみを意図されている。
図1は、符号化された送信および転送を使用して、ネットワークの一部分の上で行われる通信を示している。
図1に示されているように、セル電話として例示的に示されている複数のノードが、ネットワークを形成している。
ネットワークは、暫定的なネットワークであり得る。これは、そのノードの全てが注意深い計画および編成の対象というわけではないネットワークである。むしろ、各ノードの存在および位置は、計画されておらず、実際には、予知不可能でさえあり得る。さらに加えて、ノードの1つ以上は、徒歩の、あるいは車両、航空機、または船内の操作者によってによって運ばれているノードのように、通信時に移動中であり得る。人間の操作者が存在していなくても、ノードは、それでも、車両、航空機、または船によって運ばれているかもしれない。
ネットワーク内の各ノードは、任意のタイプのものであり得る。それは、セル電話、PDA、ラップトップ、軍用通信デバイス、または他のタイプの通信デバイスであり得る。図1には、セル電話が、単に例示的に示されている。
各ノードは、そのユーザに情報を伝え、そのユーザから情報を受信するユーザインターフェースをもち得る。各ユーザインターフェースは、ユーザから情報を受信するための1つ以上の入力デバイス、例えば、キーボード、マウス、タッチスクリーン、マイクロホン、またはカメラを含み得る。各ユーザインターフェースは、ユーザに情報を伝えるための1つ以上の出力デバイス、例えば、ディスプレイ、ラウドスピーカ、またはヘッドセットも含み得る。ユーザは、人間、動物、システム、またはデバイスであり得る。
各ノードは、ワイヤレスの手段であり得る。すなわち、各ノードは、他のノードから、ワイヤを相互に接続することなく、情報を送信および受信し得る。
各ノードは、何れのタイプの集中基地局ながなくても、ネットワーク内の他のノードと通信し得る。
送信される信号の到達範囲を越えているかもしれないノードと通信するために、開始ノードからの通信は、ネットワーク内の他のノードの1つ以上によって、宛先ノードへ転送され得る。
この転送の概念は、図1に示されている。具体的には、開始ノード101は、ノード101がノード103に伝えたい情報を、最初にノード105、その後でノード107、最後にノード109によって転送させることによって、宛先ノード103と通信することが示されている。ノード103からノード101に戻る通信は、逆の順序であることを除いて、同じルートに沿って転送され得る。この個々の通信のルーティングは、リンクされたノード間の実線として、図1に示されている。
同時に、ノード111は、同じく直接に通信するには離れ過ぎているノード113と通信し得る。その代わりに、ノード111からの情報は、ノード105によってノード115へ、ノード115によってノード117へ、ノード117によってノード119へ、最後にノード119によってノード113へ転送され得る。ノード113からノード111への通信は、逆の順序であることを除いて、同じルートに沿って転送され得る。この特定の通信のルーティングは、リンクされたノード間の長点線として、図1に示されている。
このルーティングを達成するために、ネットワーク内の各ノードは、他のノードから情報を受信するように構成され得る。各受信ノードは、受信情報を受信ノードのユーザインターフェースに与えるか、またはその情報を再送することによって、それをまた別のノードへ転送するようにも構成され得る。このように、1つのノードは、その通信に、1つ以上の介在するノードを介して一連の“ホップ”を経させることによって、遠いノードと通信することができる。
ノード105に示されている多数のリンクに関連して明らかであるように、1つのノードは、同時に行われるいくつかの通信からのメッセージのための転送ノードとして機能することができる。
同じく明らかであるように、このトポロジは、何れのタイプの集中基地局も要求することなく、ネットワーク内の各ノードの到達範囲を、その個々の制限を超えて拡張することができる。
ネットワーク内のトラヒックおよびこのようなトラヒックが引き起こし得る関連する問題を最小化するために、各ノードによって送信される情報は、ネットワーク内の1つのみの他のノードのために符号化されるフォーマットであり得る。符号化のフォーマットは、送信情報が、ネットワーク内の1つの他のノードのみによって処理されることを保証するであろう。
例えば、ノード101によって送信される情報は、ノード105のために符号化され、その結果として、ノード105は、その情報を処理し得る。ノード101からの送信は、ノード111、115、および121に到達するのに十分に強いが、これらの他のノードのために符号化されたフォーマットで送信されていないので、これらの他のノードによって処理されないであろう。
このプロセスを容易にするために、ネットワーク内の各ノードは、他のノードの各々が処理するフォーマットとは異なるフォーマットで符号化された情報を処理するように構成され得る。
図1において、各ノードは、1つのみのノードへの通信に関係して、情報を送信するように示されている。したがって、ノード101と103との間の通信は、ノード101によってノード105のみへ、ノード105によってノード107のみへ、ノード107によってノード109のみへ、ノード109によってノード103のみへ送られるように示されている。同様に、ノード111と113との間の通信は、ノード111によってノード105のみへ、ノード105によってノード115のみへ、ノード115によってノード117のみへ、ノード117によってノード119のみへ、ノード119によってノード113のみへ送られるように示されている。
1つのみのノードを介しての通信の転送は、通信リンク内の各ノードを、通信の成功にとって重大なものにし得る。都合の悪いことには、チェーンにおけるリンクは中断され得る。例えば、リンクとして機能する移動ノードは、それにリンクされるノードの範囲を越えて移動し得る。
図2に示されているシステムは、この潜在的な問題に対処するのを助ける。図2は、少なくとも1つの冗長の送信を含む、符号化された送信および転送を使用して、ネットワークの一部分において行われる通信を示している。通信は、ノード201とノード203との間で行われている。しかしながら、この場合に、ノード201は、2つの別個の隣り合うもの、すなわちノード205およびノード207への通信を符号化する。したがって、ノード205は、ノード209へ転送するために情報を符号化し、ノード209は、それをノード211へ転送する。同時に、ノード207は、ノード211へ転送するために情報を符号化する。ノード205、207、209、または211とのリンクが問題を起こすとき、通信は、2本の独立の経路上で、すなわち、ノード205および209を通る経路と、それとは別にノード207を通る経路上で送られるので、依然としてノード211に到達するであろう。
他方で、ノード207および209の両者からの通信が、ノード211に到達するとき、ノード211は、それが同じ通信の複製を受信していることを理解するように構成され、その場合は、ノード211は、通信の一方を捨て、他方の通信のみをノード203へ転送するように構成され得る。同じ処理は、ノード203からノード201へ通信される情報に関係して逆方向で行われ得る。しかしながら、この場合は、ノード201が、冗長の送信を捨てるであろう。
1つの通信が方向付けられ得るノードの正確な数は、ネットワークにおける固定のパラメータとして設定され得るか、または個々の環境に基づいて異なることを許され得る。マルチパス通信が望ましいとき、送信ノードは、情報を、一旦、第1の受信ノードに適したフォーマットで、再び、他の受信ノードの各々に適したフォーマットで符号化し、送信し得る。
上述の符号化を行うために適用され得る多様な技術がある。
1つの技術では、各ノード内の受信機に、他の全てのノードによって受信される周波数とは異なる特定の周波数を割り当てる。この実施形態において特定のノードのために符号化される情報を送信するために、送信ノードは、その送信機の周波数を、他方の特定のノードの受信周波数と整合するように調節することによって、符号化を行うであろう。
その代りに、各特定のノード内の受信機は、特定の位相をもつ受信情報のみを処理するか、または特定の時間フレーム内に現われる受信情報のみを処理するように構成され得る。これらの実施形態では、送信ノードは、同じく、それが送信する信号を、整合するように符号化するであろう。
また別の符号化のアプローチでは、各ノードに固有のアドレスを割り当てて、各通信を目標の受信ノードのアドレスと共にパッケージ化し得る。
また別の符号化のアプローチでは、スペクトラム拡散技術を使用する。この実施形態では、ノードの全ては、それらの情報を、同時に、同じ周波数帯域内で送信することができ、例えば、約650メガヘルツの帯域の周波数帯域は、UWBシステムに関して、6ないし7ギガヘルツの周波数範囲において専用である。各送信は、拡散系列で符号化され、これは、目標のノードによって使用される逆拡散系列に対応する。
技術の組合せを含む、他の符号化技術も使用され得る。
通信が行われる前に、隣り合うノード間でリンクを設定することが好都合であり得る。これらのリンクを分類する、例えば、リンクの一次および二次クラスを生成することも好都合であり得る。
図3は、ネットワークの一部分において設定された一次および二次リンクを示している。一次リンクは、長点線301のような、長点線として示されている。二次リンクは、点線303のような点線として示されている。
一次リンク301のような、ノード間の一次リンクは、ネットワークにおいて、2つのノード間の通信が行われ得る2つのノード間のリンクとして定められ得る。二次リンク303のような二次リンクは、ネットワークにおいて、2つのノード間の通信が行われ得ない2つのノード間のリンクとして定められ得る。二次リンクは、通信を運ばないものとして定められ得るが、それでもなおスタンバイリンクとして機能し、一次リンクが使用不可能になったとき、一次リンクに昇格され得る。
ここで、これらのリンクを設定し、使用し、取り外す例示的なプロセスを提示する。
ネットワーク内の各ノードは、全ノードによって受信され、処理されるパイロット信号を共通チャネル上で反復的に送信するように構成され得る。スペクトラム拡散技術が使用されるとき、全送信ノードからの全パイロットは、同じ拡散系列で拡散され得る。全受信ノードは、この同じ共通系列を使用して、全受信パイロット信号を逆拡散するように構成され得る。
図4は、この受信情報が、他の情報と共に、ネットワーク内のノードによって、どのように処理され得るかを示している。
ノードは、受信するのブロック401によって反映されているように、受信モードであり得る。
受信ノードは、パイロットを検出したか?の決定ブロック403によって反映されているように、パイロット信号が受信情報内にあるかどうかどうかを検出し得る。パイロットが検出されると、閾値を満たしているか?の決定ブロック405において反映されているように、パイロットの搬送波対干渉(carrier-to-interference, "C/I")比が、閾値の値と比較され得る。パイロットが所定の閾値を満たしているときは、これは、パイロットを送信するノードと、パイロットを受信するノードとの間のリンクが、存続可能なリンクであるのに十分に強いことを意味している。もちろん、他の信号強度パラメータも、付加的に、または代わりに、評価され得る。
さらに詳しく別途記載されるように、送信ノードは、送信ノードを識別する情報を、パイロット信号と共に送信し得る。パイロット信号が、閾値要件を満たしているときは、受信ノードは、次に、既に登録されているか?の決定ブロック407によって反映されているように、送信ノードと受信ノードとの間のリンクが既に登録されているかどうかどうかを判断し得る。リンクが登録されているときは、受信ノードは、パイロット情報をそれ以上処理しなくてもよい。
他方で、リンクが登録されていないときは、受信ノードは、次に、それを一次リンクに指定し、したがって、それを通信に使用可能にすべきか、またはそれを二次リンクに指定し、したがって、それを通信に使用不可能にすべきかどうかを判断し得る。このステップは、図4において、一次の基準を満たしているか?の決定ブロック409によって反映されている。
ノードを一次ノードとして指定し、したがって、それを、通信を処理するのに使用可能にすべきか、または二次ノードとして指定し、したがって、それを、別の一次リンクが使用不可能になったときに、一次リンクに昇格され得るスタンバイリンクとして残すかどうかを判断する多様な基準が、ノードによって考慮され得る。
ノードが考慮し得る1つの基準は、C/I比の大きさである。比率が大きいほど、信号は強い。もちろん、他の信号強度パラメータが、付加的に、または代わりに、考慮され得る。信号が強いときは、電力制御回路は、送信ノードがその送信の電力を低減することを可能にし、したがって送信に必要とされる電力と、送信が他の信号にもたらし得る干渉とを最小化することを可能にし得る。
別の基準は、新しいリンクの角度方向(angular orientation)に対する既存の一次リンクの角度方向の評価であり得る。既存の一次リンクによってサービスされているあらゆる方向から遠い方向の潜在的な一次リンクは、既存の一次リンクの方向に非常に似た方向の潜在的な一次リンクよりも重要であり得る。
角度計算(angular computation)は、種々の技術を使用して行われ得る。例えば、各ノードは、ノード内のGPS受信機によって、磁界測定によって、信号三角測量によって、または何か他の技術によって判断される、その地理的位置特定を送信し得る。したがって、角度計算は、簡単な幾何学を使用して行われ得る。
リンクの期待される安定性は、考慮され得る別の基準である。安定したリンクは、不安定なリンクよりも役立つと考えられ得る。
一次ノードの現在の数と一次ノードの希望最小数との間の関係性も考慮され得る。同様に、ノードの現在の数と、ノードの最大数との比較も考慮され得る。より少数のノードは、より小さい干渉をもたらし、エネルギをより良く節約し得る。他方で、より多くのノードは、とくにノードが動いているときは、通信の安定性を高め得る。さらに加えて、1つのノード当たりに3または4本の一次リンクが、理想的な目標として設定され得る。
一次の基準を満たしているか?の決定ブロック409において反映されているように、リンクを一次リンクにするかどうかについて決定されると、適切な措置が取られる。リンクを一次リンクにすると決定されると、一次として登録するのブロック411によって反映されているように、リンクは一次リンクにされ、ノードにそのように登録され得る。リンクを一次リンクにしないと決定されると、二次として登録するのブロック413によって反映されているように、リンクは、ノードにおける二次リンクとして登録され得る。
既に示したように、各ノードは、パイロット信号を反復的に送出し得る。閾値を満たしているか?の判断ブロック405中に判断されるように、受信C/I比が、所定の閾値を満たしていないときは、受信ノードが送信ノードを識別できるほど、信号は依然として十分に強いであろう。そうであるときは、受信ノードは、次に、既に登録されているか?のブロック413によって反映されているように、弱いパイロットを送信しているノードとのリンクが既に登録されているかどうかを調べ得る。リンクが既に登録されているときは、受信ノードは、次に、一次として登録されているか?の決定ブロック415によって反映されているように、リンクが一次リンクとして登録されているかどうかを判断し得る。弱いリンクが、一次リンクとして既に登録されているときは、受信ノードは、次に、他の二次を一次に昇格するのブロック417によって反映されているように、既に登録された二次リンクを新しい一次リンクに昇格することを試み得る。次に、登録を取り消すのブロック419によって反映されているように、弱いパイロット信号をもつノードへのリンクの登録は取り消され得る。
リンクされたノードからのパイロットが、所定の時間を過ぎても受信されないときも、リンクの登録は取り消され得る。次に、適切な二次リンクが、一次リンクに昇格され得る。
既に記載され、図4に示されているプロセスに反復的にしたがうことによって、各ノードは、図3に示されている一次および二次リンクのような、一次および二次リンクの組を生成し、常に維持するであろう。
図5は、ノードが、ネットワークにおいて、符号化された受信情報を処理するためにしたがい得るプロセスを示す。符号化された情報は、受信するのブロック501によって反映されているように、ノードによって受信される。これは、図4の受信するのブロック401によって反映されているように、ノードがパイロットを受信するのと同じ期間中であり得る。別途より詳しく記載されるように、各送信ノードは、パイロットおよび情報の両者を同じ送信期間内に送信し得る。
受信ノードは、次に、ノードのために符号化されているか?の決定ブロック503によって反映されているように、受信情報が受信ノードのために符号化されているかどうかを判断し得る。判断するために受信ノードによってとられる的確なアプローチは、符号化のフォーマットに依存し得る。
符号化が、周波数に基づくときは、受信ノードは、単に、受信信号を調べて、情報が受信ノードの受信周波数に現われるかどうかを調べればよい。適切なフィルタおよび他の技術も使用され得る。
情報が、位相によって符号化されているときは、情報が受信ノードの位相に与えられているかどうか判断するために、同様のプロセスおよび適切な装置にしたがえばよい。
情報が、時分割によって符号化されているときは、受信ノードは、単に、その時間スロット内の受信情報を調べればよい。
情報が、アドレス指定技術によって符号化されているときは、受信ノードは、受信情報を調べて、それが受信ノードのアドレスと共にパッケージ化されているかどうか確かめればよい。
情報が、スペクトラム拡散技術を使用して符号化されているときは、受信ノードは、その固有のスペクトラム拡散符号を使用して、受信信号を逆拡散すればよい。当技術において周知であるように、これは、符号が整合するときに、符号化された情報の出力になるであろう。
別の符号化技術が使用されるときは、別の対応する適切な技術が、受信ノードにおいて使用され、ノードのために符号化されているか?の決定ブロック503によって反映されているように、受信信号がそのノードのために符号化されているかどうかを判断し得る。
情報がそのノードのために符号化されているときは、受信ノードは情報を処理し得る。それは、次に、転送する必要があるか?の決定ブロック505によって反映されているように、情報が別のノードへ転送されるべきか、またはそのユーザインターフェースに与えられるべきかを判断し得る。さらに詳しく別途記載されるように、この判断は、情報に付随する命令に基づき得る。それは、他の基準にも基づき得る。
情報が、そのノードのユーザインターフェースに与えられるべき情報であると判断されると、ユーザインターフェースに与えるのブロック507によって反映されているように、その情報はそのノードのユーザインターフェースに与えられ得る。情報が転送されるべきであると判断されると、転送するのブロック509によって反映されているように、情報は別のノードへ転送され得る。
情報の転送に関連して、多様なアプローチが使用され得る。プロセスの一部分として、情報は、転送元ノードが一次リンクを既に設定している別の特定のノードのために符号化され得る。転送情報は、さらに加えて、情報が目標のノードのユーザインターフェースに与えられるべきか、または目標のノードによって再び転送されるべきかについての目標のノードへの命令と共にパッケージ化され得る。より具体的なルーティング技術および手続きの例は、別途記載される。
転送処理の一部分として、転送情報は、転送元ノードにおいて、待ち行列に置かれ得る。その後で、待ち行列内の情報は、転送元ノードによって、送信スケジュールにしたがって送信され得る。
もちろん、ノードからの送信が適切に受信されるために、受信ノードが受信しているときに、送信ノードは送信しなければならない。
これを達成するための1つのアプローチでは、各ノードを、常に送信および受信するように構成する。都合の悪いことには、このような“全二重”動作は、追加の帯域幅の必要および送信信号による受信機のオーバーローディングを含む問題をもたらし得る。
別のアプローチは、異なる時間に、送信し、受信するものであり、これは、“半二重”動作として知られている。しかしながら、この動作モードでは、送信が受信されるように、送信ノードが、受信ノードが受信するときを知る何らかのやり方がなければならない。
いくつかのネットワークでは、主制御装置は、複数のノードが送信または受信、あるいはこの両者を行うべきときに関する情報を、それらに与え、必要とされる同期化を行う。しかしながら、図1ないし3に示されている実施形態では、主制御装置はなくてもよい。これらの実施形態では、何か他の形式の同期化が行われ得る。
そのような1つのアプローチでは、各ノードを、送信と受信とを常に循環するように構成する。各ノードは、送信および受信部分の両者から成る各サイクルの長さを変えるようにも構成され得る。
同期化を容易にするために、各サイクルの長さは、ネットワーク内の各ノードが全く同様にしたがう長さの所定のパターンを追跡し得る。さらに加えて、ネットワーク内の各ノードは、所定のパターン内の特定の点であって、時間のどの瞬間においても、他の全てのノードがあるパターン内の点とは異なる点にあるように構成され得る。このアプローチにしたがうことによって、送信ノードのスケジュールされた送信が、送信ノードが一次リンク上で通信したい目標のノードのスケジュールされた受信と符合する特定の時間点が常に存在し得る。
これらの概念は、図6に示されている。具体的には、図6は、ネットワーク内の2つのノードのランダム化された時分割二重化を示している。図6に示されているように、ネットワークノードは送信/受信パターン601にしたがい、一方で、第2のノードは送信/受信パターン603にしたがう。図中の各“T”は送信を表わし、一方で、各“R”は受信を表す。送信および受信動作の各対は、サイクルと呼ばれ、図には、“C”と、それに続く下付き添字とによって示されており、下付き添字は、サイクル長の所定のパターン内のサイクルの位置を示している。
第1および第2のノードの両者がしたがうサイクル長の所定のパターンは、同一であり得る。しかしながら、第2のノードは、ネットワークノードの点とは異なるパターン内の点に常に存在し得る。したがって、図6に示されているように、ネットワークノードが、サイクルC12を始めるとき、第2のノードは、既にサイクルC82であり得る。
サイクルのパターン中のある点において、ネットワークノードによる送信の開始は、第2のノードが受信しているときになり得る。この例は、図6において、時間点605に示されている。この時間点において、第2のノードは、サイクルC82の受信部分にあり、一方で、ネットワークノードは、サイクルC13において、ちょうど送信し始めている。ネットワークノードから送信される必要のある情報の長さが、受信サイクルC82の残りの部分の継続期間を超えないとき、時間点605は、ネットワークノードがその情報を第2のノードに、第2のノードがその全て受信するであろうという確信をもって、送信できることを、ネットワークノードが知る時間点になる。
この同期化を達成するために、ネットワークノードは、サイクル長のパターンにおける第2のノードの相対的なオフセットを知る必要があり得る。両者のノードは、同一のパターンにしたがっているので、ネットワークノードは、ネットワークノードからのスケジュールされた送信が第2のノードによって受信される時間点を計算することができる。第1のノードから第2のノードへの情報の送信が望まれるとき、ネットワークノードは、このスロットにおける情報の送信をスケジュールし得る。
ノードによって考慮され得る別の要素は、各サイクル内における送信時間と受信時間との比率である。この比率は、図6に示されているように固定されていても、またはネットワークのトラヒックまたは他の条件にしたがって変化してもよい。
サイクルの継続期間のパターンを記憶するために、多くの異なるやり方が使用され得る。1つのアプローチでは、各ノードが、同じ擬似ランダムな(pseudo-random, "PN")雑音符号を使用して、シフトレジスタの組においてこの符号を循環させ得る。所定のパターン内における各ノードのオフセットの位置は、ネットワーク内の各ノードに固有のノードの識別符号にハッシュ関数を適用することによって判断され得る。
多様な情報が、各ノードによって各サイクルの送信部分中に送信され得る。図7は、ネットワーク内のノードによって行われ得る、このような1つの送信の構成要素を示している。図7に示されているように、送信は、パイロット信号701から始まり、次に、同報通信制御メッセージ703、次に、命令/データの組705/709および711/713のような、1つ以上の命令/データの組が続き得る。
図4の説明に関連して既に記載されたように、パイロット信号701は、各ノード間のリンクを設定し、維持するために、各ノードの各送信サイクルの始めに与えられ得る。
各パイロット信号は、各ノードによって共通チャネル上で送信され得る。もちろん、これを達成するための的確なアプローチは、ノード間で情報を通信するために選択された技術に依存して変わり得る。
スペクトラム拡散技術が使用されるとき、各パイロットは、共通符号で拡散され、その結果、送信範囲内の全ての他のノードによって受信され、処理され得る。既に記載したように、パイロット信号の1つの目的は、近傍の他のノードが、送信ノードとのリンクが設定(または解除)されるべきかどうかを判断し、そうであるときは、それが一次リンクにされる(または、二次リンクに格下げされる)べきかどうかを判断することを可能にすることであり得る。同じく既に記載したように、この判断では、他の基準と同様に、受信C/I比の強さが使用され得る。
パイロット信号のように、同報通信制御メッセージ703も、各ノードによって同じ符号で拡散されたチャネルのような、共通通信チャネル上で送られ得る。別途より詳しく記載されるように、同報通信制御メッセージは、送信ノードとの通信リンクを設定(または変更)するために、他のノードが、そのノードに関する必要とされる情報を知ることを可能にし得る。
次に、命令/データの組705/709および命令/データの組711/713のような、命令/データの組の1つ以上の対が続き得る。各データセグメントは、音声情報、テキスト情報、ビデオ情報、または何か他のタイプの情報のような、最終的にユーザインターフェースに宛てられる情報を含み得る。各命令セグメントは、その関連付けられたデータセグメントをどのように扱うかについて、受信ノードに命令し得る。例えば、命令は、関連付けられたデータセグメントが受信ノードのユーザインターフェースに与えられることを示し得る。その代わりに、命令は、その関連付けられたデータセグメントが別のノードへ転送されるべきであることを示すこともある。転送に関して、ルーティング技術の具体的な例が別途記載される。
図8は、ネットワーク内のノードによって送信され得る同報通信制御メッセージの構成要素を示している。図8に示されているように、同報通信制御メッセージ801は、ノードID803、ノードの位置特定805、“PN”系列のオフセット807、受信対送信比809、フレーム番号811、および他の情報813を含み得る。
ノードID803は、ネットワーク内の各ノードに固有のIDであり得る。
ノードの位置特定805は、ノードの位置特定を示す情報であり得る。この情報は、受信ノードが送信ノードとのリンクを設定すべきかどうかを判断するのに役立ち得る。さらに詳しく別途記載されるように、これは、ルーティング経路を判断するのにも役立ち得る。
各ノードの位置特定は、多様な技術の何れによっても判断され得る。そのような1つのアプローチは、周知の技術にしたがって動作するノード内のGPS受信機を含み得る。
PN系列のオフセット807は、PN系列符号内のノードのオフセットを示し得る。既に記載したように、PN系列符号は、送信/受信サイクルの継続期間を制御するために使用され得る。この系列におけるオフセットは、そのPN系列のオフセットを送信しているノードにリンクされるノードによって受信され、記憶され得る。代わって、各受信ノードは、送信ノードが受信モードになるときを判断し、したがって、このノードへのその送信をスケジュールできることになる。
スペクトラム拡散技術が使用されるとき、同じPN系列符号が、各ノード内の受信機によって、その逆拡散動作中にも使用され得る。各ノードは、同一であるが、固有の量分オフセットしている、PN系列符号を使用し得る。送信されたPN系列のオフセット807は、送信ノードにリンクされた受信ノードによって同様に使用され、送信ノードの情報を符号化するときに、受信ノードが使用しなければならないオフセットを、受信ノードに伝え得る。
したがって、目標のノードのPN系列のオフセット807は、目標のノードへのその送信のタイミングをとることと、符号化することの両者を行うために、送信ノードによって使用され得る。
受信対送信比809は、サイクル内の送信対受信の時間の比率を示すために使用され得る。既により詳しく記載したように、この比率は、別のノードが、目標のノードが受信モードになるときを判断するのも可能にするであろう。同じく既に記載したように、この比率は、固定されていても、またはネットワークまたは他の条件にしたがって変化してもよい。
フレーム番号811は、既に記載した送信/受信サイクル長のパターン内におけるノードの現在の位置を示し得る。それは、図6に示されているサイクル番号(“C”)と同じ意味であり得る。
他のタイプの情報813も、同報通信制御メッセージ801に含まれ得る。上述の特定のフィールドにおけるバリエーションも作られ得る。
図3に示されている一次および二次リンクのような、リンクのシステムを設定することに加えて、ネットワークは、情報を1つのノードから別のノードへ送り得るルート、例えば、図1の点線および実線と図2の実線とによって示されたルートを判断し、更新する適切なシステムも含み得る。
多くの場合において、宛先ノードと通信したい開始ノードは、宛先ノードと設定されたリンクを全くもたず、宛先ノードがある場所も知らないことがある。これは、宛先ノードが移動ノードであるときに、とくに当てはまり得る。
これに対処する1つのアプローチは、開始ノードが、ネットワークを宛先ノード発見メッセージでフラッドさせることであり得る。これまでに記載した実施形態に関連して、フラッディングは、開始ノードによって、開始ノードが一次リンク、さらに加えて、ある特定の実施形態では、二次リンクももつ他のノードの各々に、宛先ノード発見メッセージを送ることによって始められ得る。宛先ノード発見メッセージは、各リンクされたノードに、それが宛先ノードを認識しているか、そうでないときは、そのリンクされたノードへメッセージを転送するかどうかを尋ね得る。このプロセスは、宛先ノード発見メッセージが、宛先ノードか、またはそれを認識しているノードによって受信されるまで反復し得る。このようなノードに届くと、ノードは、識別情報を返し得る。
開始ノードは、各宛先ノード発見メッセージと共に、有効時間パラメータを含み得る。このパラメータは、それが別のノードによって転送されるたびに、1ずつデクリメントされ得る。カウントが0に達すると、宛先ノード発見メッセージは、それ以上転送され得ない。
有効時間パラメータを含むことは、ネットワークが宛先ノード発見メッセージによってフラッドされる度合いを最小化し得る。使用されるとき、有効時間の値は、それが、宛先ノードに到達するのに必要とされ得る予想ホップ数より若干大きくなるように選択され得る。
宛先ノード発見メッセージは、宛先ノードを識別するメッセージと共に、開始ノードのIDも含み得る。この情報は、このメッセージを受信する他のノードの各々によって、それと他の宛先ノード発見メッセージとを区別するために使用され得る。同じメッセージが他のノードから複製において受信され得るとしても、このような情報は、各ノードが同じ宛先ノード発見メッセージの複製を転送しないようにすることができ得る。これも、フラッディングの度合いを低減し得る。
宛先ノードが位置を特定された後で、ルーティング経路を実際に設定するのに、種々の異なるアプローチが使用され得る。
1つのアプローチは、位置特定に基づく転送である。このアプローチを用いると、送り返される情報は、宛先ノードの位置特定を含み得る。さらに加えて、開始ノードは、その位置特定を知り、したがって適切なルーティング方向を判断することができ得る。開始ノードは、そのリンクされたノードの各々の位置特定も追跡し続け得る。次に、開始ノードは、この位置特定情報の全てに基づいて、宛先ノードに最も接近して方向付けられた一次リンクを識別することもでき得る。開始ノードは、次に、この一次リンクと関連付けられたノードへのメッセージを符号化し、次に、メッセージを送信し得る。
代わって、この一次リンクと関連付けられたノードは、メッセージを受信し、同様の解析を行い、その結果として、自分がメッセージを転送することになる一次リンクを判断し得る。この“ホッピング”処理は、メッセージが宛先ノードに最終的に到達するまで続き得る。さらに、戻りメッセージは同じやり方で処理され得る。
しかしながら、図2に関連して既に記載され、示されたように、単一のノードが、同じメッセージを2本以上の一次リンク上で開始または転送する状況があり得る。このようなアプローチは、必要とされる一次リンクの十分な動作に不確実性があり得る場合に使用され得る。この状況では、図2に示され、既に記載されたように、1本以上の冗長の経路が、ルーティングの少なくとも一部分に関連して設定され得る。
宛先ノード発見メッセージに関して、情報メッセージも、有効時間パラメータと共にパッケージ化され、宛先ノードに到達できないメッセージが、ネットワーク全体を際限なく移動しないことを保証し得る。ルーティングが、開始ノードと宛先ノードとの間で設定されると、ホップの正確な数が分かり得る。この情報は、適切な有効時間パラメータを選択するのに使用することができる。優位なリンクの設定または不適切なリンクの解除のために、ルーティングの構成が変わると、予想ホップ数が更新され、それと共に、有効時間パラメータが更新され得る。
同様に、とくに、移動している宛先ノードに関連して、宛先ノードの位置特定も更新され、それと共に、選択されるルーティングも更新され得る。
ルーティングへの別のアプローチでは、各ノードにおいてルーティングテーブルを使用する。この実施形態では、宛先ノード発見メッセージによって開始ノードと宛先ノードとの間でたどるルートが、記録され、開始ノードと宛先ノードとの間の通信に割り当てられた固有の通信符号と関連付けられ得る。
例えば、ノード101は、図1のノード103のための宛先ノード発見メッセージを開始し得る。これは、宛先ノード発見メッセージと共に、設定されている通信のための固有の符号を含み得る。
宛先ノード発見メッセージは、メッセージを転送する各ノードのノードIDも含み得る。したがって、宛先ノード発見メッセージが宛先ノード103に到達するときまで、宛先ノード発見メッセージは、それが転送されたノード、すなわちノード101、105、107、および109の全てのIDを含み得る。
次に、宛先ノードは、受信した蓄積ルーティング情報の全てを、そのルーティングテーブルに記憶し得る。宛先ノードは、宛先ノード発見メッセージに応答することもでき、それは、メッセージを、その応答に加えて、リンクの同じ履歴を、通信の固有の符号と共に含むことによって、宛先ノード発見メッセージが来た一連のリンク上で逆に方向付けることによって行われる。
次に、応答を受信する各ノードは、応答を送ったノード、応答が転送されるべきノード、および通信に割り当てられた固有番号を、そのルーティングテーブルに記録し得る。
ノードがこの固有番号をもつ通信を次に受信するとき、ノードは、そのルーティングテーブルを調べて、それが転送されるべきリンクを判断し得る。
各ノードは、ルーティングテーブルを管理する適切なシステムも含み得る。例えば、各ノードは、所定量の時間の間参照されなかったルーティングテーブル内のエントリを削除するシステムを含み得る。各ノードは、ネットワークトポロジにおける変更に基づいてルーティングテーブルを更新するシステムも含み得る。
幾つかの場合において、ノードは、位置特定に基づく転送を、ルーティングテーブル情報と結合し得る。例えば、ルーティングテーブルを用いて転送を実施しているノードは、それがそのルーティングテーブルに載っていない通信を受信する状況に遭遇し得る。この状況において、ノードは、位置特定に基づく転送を使用して、メッセージを転送し得る。
図9は、ネットワークにおいて使用され得るノードを示している。図9に示されているように、ノードは、送信機901、受信機903、アンテナ905、符号器907、復号器909、ルーティングテーブル911、制御装置913、サーチャ915、パイロット生成器917、PN生成器919、メモリ921、ロケータ923、およびユーザインターフェース925を含み得る。
送信機901は、制御装置913から受信した情報をアンテナ905へ送信し得る。受信機903は、情報をアンテナ905から受信し、それを制御装置913に与え得る。符号器907は、同じく制御装置913の制御のもとで動作し、送信のための情報を符号化し得る。符号器は、周波数符号化、位相符号化、時間符号化、アドレス符号化、またはスペクトラム拡散符号化のような、上述の符号化技術の何れかを使用し得る。
同様に、復号器909は、制御装置913の制御のもとで、受信機903から受信した情報を復号し得る。符号器のように、復号器909は、周波数、位相、時間、アドレス、またはスペクトラム拡散符号に基づいて、情報を復号し得る。
ルーティングテーブル911は、ルーティング情報を記憶するのに使用され、ルーティングがルーティングテーブルに関連して達成される実施形態において使用され得る。
パイロットサーチャ915は、制御装置913の制御のもとで、受信機903が受信した情報に関連して使用され、パイロットのための受信情報をサーチし得る。
パイロット生成器917は、制御装置913の制御のもとで、送信機901によって送信されるパイロットを生成するのに使用され得る。
PN生成器919は、1つ以上のPN系列符号を生成するのに使用されることができ、PN系列符号は、制御装置の制御のもとで、ノードによって、他のノードへの情報を拡散し、他のノードからの情報を逆拡散し、ノードが送受信する時間を制御し、リンクされたノードが情報を受信するためにスケジュールされる時間を判断するために使用され得る。これらは、全て、上述においてより詳しく記載されている。
ロケータ923は、ノードの位置特定を判断し得る。これは、GPS受信機を含み得る。その代りに、これは、磁気位置特定技術を使用するか、またはノードによって受信される1つ以上の信号に基づいて、位置特定を判断し得る。他の位置特定技術も使用され得る。
ユーザインターフェース925は、ノードとノードのユーザとの間の通信に役立つ。図1に関連して既により詳しく記載したように、ユーザインターフェースは、キーボード、マウス、タッチスクリーン、マイクロホン、カメラ、または別のシステムとの通信リンクのような、1つ以上の入力デバイスを含み得る。同様に、ユーザインターフェースは、ディスプレイ、ラウドスピーカ、ヘッドセット、または別のシステムとの通信リンクのような、1つ以上の出力デバイスを含み得る。
メモリ921は、制御装置またはノードの他の構成要素、あるいはこの両者によって使用され、ノードによって永久または一時的に、あるいはこの両者で必要とされる情報、例えば、ユーザインターフェースからの情報、ユーザインターフェースへの情報、位置特定情報、PN符号、パイロット情報、ルーティング情報、符号化情報、および/または復号情報を記憶し得る。
ノードは、追加の構成要素を含んでもよく、または図9に関連して既に記載した構成要素の全てを含まなくてもよい。例えば、ネットワーク上の1つ以上のノードは、ユーザインターフェース、したがってシンクまたはソースデータを含まず、単に転送ノードとしての役割をするか、または他の通信サービスをネットワーク上の他のノードに与えるか、あるいはこの両者を行い得る。
さらに加えて、ノードは、電力制御システムを含み、送信される信号の電力レベルを制御し得る。このようなシステムは、開ループであり、目標のノードから受信した信号の強度に基づいて、そのノードへの電力レベルを設定し得る。このようなシステムは、閉ループであり、ノードの電力レベルを、別のノード、例えば、電力レベルが設定されているノードから信号を受信しているノードによって設定することを可能にし得る。これらのアプローチの組合せも使用され得る。
上述のランダム化された時分割二重化の特徴は、同じく上述の符号化の特徴に関連して、またはそれに関連することなく使用され得る。同様に、符号化の特徴は、時分割二重化の特徴を用いて、または用いることなく使用され得る。
上述の種々の例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(digital signal processor, DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit, ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array, FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートなゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートなハードウェア構成要素、あるいは本明細書に記載されている機能を実行するように設計されたその組合せで実施または実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、その代わりに、プロセッサは、従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または状態機械であってもよい。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、例えば、1つのDSPと1つのマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、1つ以上のマイクロプロセッサと1つのDSPのコアとの組合せ、または他のこのような構成としても実施され得る。
本明細書に開示されている実施形態に関連して記載された方法またはアルゴリズムは、ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、または2つの組合せにおいて直接的に具体化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能ディスク、CD−ROM、または当技術において知られている記憶媒体の何か他の形態の中に存在し得る。記憶媒体はプロセッサに接続され、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出し、かつそこへ情報を書き込みことができるようにする。その代りに、記憶媒体は、プロセッサと一体構成であり得る。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC内に存在し得る。ASICは、ノード内、または他の場所に存在し得る。その代りに、プロセッサおよび記憶媒体は、ノード内、またはアクセスネットワーク内の他の場所において、ディスクリートな構成要素として存在し得る。
開示された実施形態の記述は、当業者が本発明を作成または使用できるようにするために与えられている。当業者には、これらの実施形態に対する種々の変更は容易に明らかであり、本明細書に定められている一般的な原理は、本発明の意図および範囲から逸脱することなく、他の実施形態に適用され得る。したがって、本発明の範囲は、本明細書に示された実施形態に制限されることを意図されず、本明細書に開示されている原理および新規な特徴に一致する最も幅広い範囲にしたがうことを意図されている。
符号化された送信および転送を使用して、ネットワークの一部分において行われる通信を示す図。 少なくとも1つの冗長の送信を含む、符号化された送信および転送を使用して、ネットワークの一部分において行われる通信を示す図。 ネットワークの一部分において設定された一次および二次リンクを示す図。 ノードがネットワークにおいて一次および二次リンクをどのように生成し、維持し得るかを示す図。 ネットワーク内のノードが、受信情報を処理するためにしたがい得るプロセスを示す図。 ネットワーク内の2つのノードのランダム化された時分割二重化を示す図。 ネットワーク内のノードによって行われ得る送信の構成要素を示す図。 ネットワーク内のノードによって送信され得る同報通信制御メッセージの構成要素を示す図。 ネットワークにおいて使用され得るノードを示す図。
符号の説明
101,103,105,107,109,111,113,115,117,119,121,201,203,205,207,209,211・・・ノード、301・・・一次リンク、303・・・二次リンク、601,603・・・送信/受信パターン、605・・・時間点、813・・・他のタイプの情報。

Claims (22)

  1. 送信機と、
    受信機と、
    ネットワークノードに、ネットワーク上で送信機で情報を送信することと、ネットワークから受信機で情報を受信することとを、自動的に、および反復的に、往復して循環させるように構成された制御装置であって、送信または受信、あるいはこの両者の少なくとも幾つかの長さが、所定のパターンにしたがって変わる制御装置とを含むネットワークノード。
  2. 擬似ランダムな雑音符号を生成するように構成された擬似ランダムな雑音発生器をさらに含むネットワークノードであって、パターンが擬似ランダムな雑音符号に基づく請求項1記載のネットワークノード。
  3. 制御装置が、送信機に、ネットワークノードが情報を受信することになるときを示す擬似ランダムな雑音符号からのオフセットを送信させるようにも構成されている請求項2記載のネットワークノード。
  4. 制御装置および受信機が、ネットワークノードに、他のノードが情報を受信することになるときについて示す別のネットワークノードからの擬似ランダムな雑音符号からのオフセットを受信させるようにも構成されている請求項2記載のネットワークノード。
  5. 制御装置が、他のノードから受信した擬似ランダムな雑音符号のオフセットに基づいて情報を送信させるようにも構成されている請求項4記載のネットワークノード。
  6. 送信機が無線送信機であり、受信機が無線受信機である請求項1記載のネットワークノード。
  7. 制御装置が、送信および受信される情報を、スペクトラム拡散技術によって処理するように構成されている請求項1記載のネットワークノード。
  8. セル電話として機能するように構成されている請求項1記載のネットワークノード。
  9. 制御装置が、各隣り合う送信/受信サイクル中における、ネットワークノードが送信する時間と、ネットワークノードが受信する時間との比率が、実質的に一定であるようにするように構成されている請求項1記載のネットワークノード。
  10. 制御装置が、送信機に、比率を示す情報を送信させるようにも構成されている請求項9記載のネットワークノード。
  11. ネットワークノードに、ネットワーク上で情報を送信することと、ネットワークから情報を受信することとを、自動的に、および反復的に、往復して循環させることを含む、ネットワークノードを動作させるプロセスであって、送信または受信、あるいはこの両者の少なくとも幾つかの長さが、所定のパターンにしたがって変わるプロセス。
  12. パターンが、擬似ランダムな雑音符号に基づく請求項11記載のプロセス。
  13. ネットワークノードが情報を受信することになるときを示す擬似ランダムな雑音符号からのオフセットを送信することをさらに含む請求項12記載のプロセス。
  14. 他のノードが情報を受信することになるときについて示す別のノードからの擬似ランダムな雑音符号からのオフセットを受信することさらに含む請求項12記載のプロセス。
  15. 他のノードから受信した擬似ランダムな雑音符号のオフセットに基づいて情報を他のノードに送信することさらに含む請求項14記載のプロセス。
  16. 送信および受信が、無線である請求項11記載のプロセス。
  17. 送信および受信が、スペクトラム拡散技術を使用する請求項11記載のプロセス。
  18. ネットワークノードがセル電話として機能する請求項11記載のプロセス。
  19. 各隣り合う送信/受信サイクル中における、ネットワークノードが送信する時間と、ネットワークノードが受信する時間との比率が、実質的に一定である請求項11記載のプロセス。
  20. 比率を示す情報を送信することをさらに含む請求項19記載のプロセス。
  21. 送信機と、
    受信機と、
    ネットワークノードに、ネットワーク上で送信機で情報を送信することと、ネットワークから受信機で情報を受信することとを、自動的に、および反復的に、往復して循環させる手段であって、送信または受信、あるいはこの両者の少なくとも幾つかの長さが、所定のパターンにしたがって変わる手段とを含むネットワークノード。
  22. ネットワークノードを動作させる方法を行うためにコンピュータープログラムによって実行可能な命令のプログラムを具体化するコンピュータ読み出し可能媒体であって、方法が、
    ネットワークノードに、ネットワーク上で情報を送信することと、ネットワークから情報を受信することとを、自動的に、および反復的に、往復して循環させることであって、送信または受信、あるいはこの両者の少なくとも幾つかの長さが、所定のパターンにしたがって変わることを含むコンピュータ読み出し可能媒体。
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