JP2007518496A - 心臓弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 心臓血管系における弁の機能を交換するための弁アッセンブリーを提供する。
【解決手段】 この弁アッセンブリー(10)は、支持リング(20)と、弁本体(30)とを有する。この弁本体(30)は支持リング(20)により支持され、この支持リング(20)と回転自在に係合する環状体部分(31)を有する。この環状体部分(31)は複数のリーフレット(32)を支持し、これらリーフレット(32)は相互の関係および環状体部分(31)との関係で、弁アッセンブリー(10)を横切る圧力差の変化に応じて、閉塞位置と、開口位置との間で移動自在になっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は心臓血管系における弁、特に心臓の主要弁の機能を交換するための装置に関する。
現在、心臓の弁を種々のデザインの人工弁、若しくは或る種の人工材料が組み込まれた又は組み込まれていない動物組織弁により置換することが行われている。人工材料および生物学的材料を用いた人工弁は双方とも欠点を有している。すなわち、弁の機械的機能により形成される渦流中の凝血を防止するために、終生、血液凝結防止を図る必要性があること、機械的疲労及び/又は故障の可能性があること、更に、血流中への磨耗くずの放出、過度のノイズおよび移植時に遭遇する困難さなどである。更なる欠点として、赤血球がこのような機械的弁を通過する際の赤血球の破壊が挙げられる。
組織弁は製造が困難であり、適当な組織を採取する必要があり、更に、感染性病原体の転移を防止するために組織を処理する必要がある。更に、このような弁は、免疫応答又は石灰化並びに移植時の困難さなどを介して、経時的な組織劣化の問題を伴う。
本発明は、このような従来の弁で遭遇する問題に対処することを目的とするものである。
本明細書に記載された文献、作用、材料、装置、物品などは本発明を説明することのみを目的として記載したものである。これらの記載の幾つか、又は全てが本願出願の優先権日前に存在した当該分野の従来技術又は一般常識の一部をなすものとして認めたものではない。
本明細書全体を通して、「含む」、「有する」などの用語は、該当する部材、整数又は工程、若しくは部材、整数又は工程のグループを含むことを示唆するものであるが、他の部材、整数又は工程、若しくは部材、整数又は工程のグループを除外するものでないことを理解されたい。
第1の形態として、本発明は弁アッセンブリーを提供するものであり、この弁アッセンブリーは:外側表面および内側表面を有する支持リングと;複数の可動リーフレット(葉状構造体)を支持する環状体部分を有する弁本体であって、これら可動リーフレットが該弁本体並びにリーフレット相互の関係で、更に第1の閉塞位置と少なくとも1つの第2の開口位置との間で互いに移動自在となっていて、該弁本体を横切る第1の圧力差に曝された際に、該第2の開口位置が該弁アッセンブリーを通過する第1の流路を画成するものと;を具備してなり;該環状体部分が該支持リングの内面に装着自在となっていて、該支持リングの内面で相対的に回転自在となっていることを特徴とするものである。
本発明の弁アッセンブリーは、ヒト又は動物の心臓血管のための弁アッセンブリーを含む、多くの医学的および工業的用途に供することができる。しかし、この弁アッセンブリーはこのような具体的用途に限られることなく、工業的用途又は任意の他のシステムに使用することができることを理解されたい。
第2の形態として、本発明はヒト又は動物の心臓血管系に移植するための弁アッセンブリーを提供するものであり、この弁アッセンブリーは:外側表面および内側表面を有し、該外側表面がヒト又は動物の血管壁と係合自在となっている支持リングと;複数の可動リーフレットを支持する環状体部分を有する弁本体であって、これら可動リーフレットが該弁本体並びにリーフレット相互の関係で、更に第1の閉塞位置と、第2の開口位置との間で互いに移動自在となっていて、該弁本体を横切る第1の圧力差に曝された際に、該第2の開口位置が該弁アッセンブリーを通過する第1の流路を画成するものと;を具備してなり;該環状体部分が該支持リングの内面に装着自在となっていて、該支持リングの内面との関係で回転自在となっていることを特徴とするものである。
この弁アッセンブリーが第2の圧力差に曝されたとき、前記複数のリーフレットは前記第1の閉塞位置に移動することができる。
前記第1の圧力差は、弁アッセンブリーの下流側のより低い圧力に対する、弁アッセンブリーの上流側のより高い圧力領域の圧力からなる。前記第2の圧力差は、弁アッセンブリーの下流側のより高い圧力の領域(の該圧力)に対する、弁アッセンブリーの上流側のより低い圧力の領域のもの(該圧力)からなる。
この弁アッセンブリーが患者の心臓血管に移植されたとき、前記第1の圧力差は患者の心臓の心収縮期(心臓の汲出し期)に相当し、前記第2の圧力差は患者の心臓の心拡張期(心臓の充填期)に相当するもの、若しくは心臓血管系における弁の位置によってはその逆となるものである。
前記支持リングとの関係で回転自在となっているほか、前記環状体部分はこの支持リングとの関係で封止位置から少なくとも1つの非封止位置へ移動自在となっていてもよい。
この非封止位置において、前記弁アッセンブリーが第1の圧力差に曝されたとき、前記の環状体部分および支持リングが前記弁アッセンブリーを通る第2の流路を画成するようになっている。典型的には、非封止位置において、この環状体部分は支持リングと係合していない。環状体部分と支持リングとの間が係合していないため、この環状体部分は支持リングに対する回転の際の抵抗は小さい。基本的には、この環状体部分は支持リングに対して相対的に回転自在となっており、これら支持リングおよび環状体部分は、この弁を通過して流れる流体により潤滑される流体力学的軸受を形成する。
前記の第1の圧力差の比較的高い上流側圧力は、典型的にはリーフレットをそれらの開口位置に移動させることになる。その結果生じる第1の流路を通る流体流が、支持リングに対するリーフレットおよび環状体部分双方の回転を生じさせる。リーフレットおよび環状体部分の回転を最適化するため、少なくとも前記の第2の開口位置にあるとき、リーフレットを前記の第1の流路を通る流体流の方向に対し或る角度で傾斜させてもよい。回転するリーフレットは流体流に対する抵抗を小さくし、前記第1の流路を通る流体の乱流を減少させることができる。これらのリーフレットの流体係合表面の形状は、上記リーフレットおよび環状体部分の回転を最適化すべく、凸状でも凹状でもよい。更に、上記リーフレットの少なくとも1つの先端又はエッジ部をリーフレットの残部に対して或る角度に折り曲げたものでもよい。このような形状は、リーフレットの先端及び/又はエッジ部で流体流が途絶することを抑制するという利点をもたらす。
従って、この第1の圧力差はリーフレットを第1の閉塞位置から第2の開口位置へ移動させる。第2の開口位置において、これらのリーフレットは一般に、第1の流路を通る流体流に対し或る角度で傾けられ、従って支持リングに対して環状体部分を回転させる。この第1の圧力差の比較的高い上流側圧力は更に、環状体部分を、支持リングに対して、その封止位置から非封止位置へ移動させるのに十分な力を生じさせる。支持リングとの関係での非封止位置において環状体部分により画成される第2の流路を通る流体は、第1の圧力差状態で環状体部分を非封止位置に維持させ続ける。
患者の血管に配置されたとき、弁は種々の圧力および圧力変化に曝されることになる。心臓の拍動性は、弁の下流側圧力に対して弁の上流側に高い圧力の期間を生じさせることになる。この比較的高い上流側圧力は、弁アッセンブリーのリーフレットを開口位置に移動させ、環状体部分の回転を生じさせることになる。心臓により汲出された血液は従って、小さな抵抗で弁アッセンブリーを流通することになる。心臓が汲出し時期の終りに達したとき、心臓からの血液流が減少するため上流側圧力は次第に減少し、弁アッセンブリーを横切る圧力差は徐々に変化することになる。相対的に減少する上流側圧力は弁のリーフレットに作用する力を減少させ、リーフレットがその第1の閉塞位置に戻り始める。心臓の汲出し時期の終りにおいて、上流側血流が一時的に停止するので、リーフレットは殆ど閉塞位置となる。この段階での下流側圧力は上流側圧力よりも比較的高いので、リーフレットを完全に閉じた位置に移動させることになる。
従って、第1の圧力差と第2の圧力差との間の圧力変化の進行と共に、リーフレットが漸次移動することになる。この心臓血管系の圧力変化と相関する漸進的動きは、血流が停止したときに、弁を急激に“スナップ”閉塞を生じさせないという利点を生じさせる。また、そのような弁の急激なスナップ動作は弁の疲労を増大させるという欠点を伴うものである。
これらリーフレットの表面は、塗布層を施したり、若しくは、これらリーフレットを通過及び/又は越えて流れる流体の乱流を減少させるよう処理されていてもよい。好ましくは、これらリーフレットの少なくとも幾つかの表面の少なくとも一部に比較的粗な因子又は表面模様(質感)を形成させ、それによりリーフレットの表面又はその近傍での流体の乱流の抑制を向上させるようにしてもよい。
この可動リーフレットは弁本体の環状体部分に蝶着させてもよい。その他、この複数の可動リーフレットを弁本体の環状体部分に固着させてもよい。後者の実施例では、リーフレットを少なくとも部分的に変形自在な材料から形成することが考えられる。これらリーフレットは環状体部分と一体的に形成してもよいし、あるいはこれら可動リーフレットを環状体部分とは別に形成してもよい。更に、これらリーフレットは、第1の圧力差がないときでも、第2の位置を採るように偏倚されていてもよい。
可動リーフレットはそれぞれ略三角形のものでもよい。各可動リーフレットの第1のエッジは弁本体の環状体部分と係合し、この環状体部分から遠位の中央先端部に延出ものでもよい。
好ましくは、これらリーフレットは、第1の閉塞位置において、環状体部分から比較的内側に延出し、実質的に凸状体を形成するものとする。各リーフレットは、弁が閉塞位置にあるとき、隣接するリーフレットと重複し、隣接するリーフレット間に隙間がないようにする。使用時において、この凸状体は前記環状体部分から離れ、下流側方向に向けて延出するよう位置づけられる。これらリーフレットから形成される凸状体は、下流側圧力(例えば、第2の圧力差)に対し比較的強い構造を提供するという利点を有する。患者の血管系に使用されたとき、心臓の汲出し期が終り、弁の上流側の血液流が一時的に停止したとき、弁の下流側の圧力は上流側の圧力よりも比較的高くなり、弁アッセンブリーのリーフレットに対し背圧を生じさせることになる。閉塞位置において、これらリーフレットから形成される凸状体は、比較的平坦な形のリーフレットよりも構造的に強く、従って、逆に上流側に向けて血液が洩れる可能性が少なくなる。
これらリーフレットは、自己移植組織、同種移植組織および異種移植組織からなる群から選択される生物学的材料から作ることができる。
その他、可動リーフレットは、ポリマー、複合材料、金属、合金からなる群から選択される人工材料から作ることができる。より好ましくは、可動リーフレットはニチノール(登録商標:ニッケル・チタン合金)から形成する。
支持リングは、セラミック、金属又は合金から形成することができる。より好ましくは、支持リングはコバルト・クロム合金から形成する。
弁の環状体部分は、セラミック、金属又は合金から形成することができる。より好ましくは、環状体部分はコバルト・クロム合金から形成する。
第2の流路は、上述のように典型的には、支持リングの内面と、弁本体の環状体部分とにより画成される。その他、第2の流路は、第1の圧力差が適用されるまでは支持リングの内面と密封的に係合する環状体部分内の孔により画成されてもよい。
上述のように、第1の圧力差により、弁本体の環状体部分が支持リングとの密封的係合状態から環状体部分と支持リングとの間の非係合位置まで移動されることになる。第2の圧力差により、弁本体の環状体部分が支持リングとの密封的係合状態に戻るよう移動されることになる。
好ましくは、弁本体の環状体部分は、第1の圧力差と第2の圧力差との間の漸進的変化により、支持リングとの密封的係合状態と非係合状態との間を漸進的に移動するようにする。
環状体部分は、複数の溝をその外側周縁部に有するものでもよい。第1の圧力差の間、この外側周縁部の溝が、支持リングに対する環状体部分の回転を最適化する。基本的に、この複数の溝は弁本体部分の回転を最適化するタービンとして作用する。
支持リング及び/又は弁本体の環状体部分は、抗菌剤、抗凝固薬、組織の過度の成長を防止する物質又はこれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1つを塗布してなるものでもよい。
環状体部分および支持リングは、系又は患者への移植のため、単一ユニットとして提供してもよい。その他、環状体部分は支持リングに対し別部材として提供してもよい。この実施例は、支持リングが第1のステップとして系内に移植することができるという利点を有する。ついで、環状体部分が後に支持リングに装着される。この弁アッセンブリーを患者の心臓血管系内の弁を置換するのに使用する場合、この2個構成移植は、支持リングを所定位置に固定し、この支持リングの周囲の組織を環状体部分の移植前に治癒させることができるという利点を有するものとなる。
本発明の弁アッセンブリーは、大動脈弁、肺動脈弁、三尖弁および僧帽弁を含む心臓血管系の任意の弁と置換させるのに使用することができる。他の末梢血管弁を、本発明の弁アッセンブリーで置換することもできる。
第3の形態として、本発明はヒト又は動物の心臓血管系に移植するための弁アッセンブリーを提供するものであり、この弁アッセンブリーは:環状体部分を有し、この環状体部分が、そこから内側に向って延出する複数の多面リーフレット(葉状構造体)を支持するようにした弁本体を具備してなり;該複数のリーフレットが該環状体部分との関係並びにリーフレット相互の関係で移動自在となっていて、これらリーフレットが互いに第1の閉塞位置と、少なくとも1つの第2の開口位置との間で移動自在となっており、該第2の開口位置が、弁本体を横切る第1の圧力差に曝された際に、該弁アッセンブリーを通過する第1の流路を画成することを特徴とするものである。
第4の形態として、本発明はヒト又は動物の心臓血管系に移植するための弁アッセンブリーを提供するものであり、この弁アッセンブリーは:外側表面および内側表面を有する支持リングであって、この外側表面がヒト又は動物の血管壁と係合自在となっているものと;複数のリーフレットを支持する環状体部分を有する弁本体と;を具備してなり;該複数のリーフレットが該環状体部分との関係並びにリーフレット相互の関係で移動自在となっていて、これらリーフレットが互いに第1の閉塞位置と、少なくとも1つの第2の開口位置との間で移動自在となっており、該第2の開口位置が、弁本体を横切る第1の圧力差に曝された際に、該弁アッセンブリーを通過する第1の流路を画成するものであり;該環状体部分が支持リングの内面に装着自在となっていて、封止位置から少なくとも1つの非封止位置に相対的に移動自在となっており、該弁アッセンブリーが第1の圧力差に曝された際に、該弁アッセンブリーを通過する第2の流体流路を画成するものであることを特徴とするものである。
前記第4の形態の一具体例として、前記環状体部分は支持リングとの関係でも回転自在となっている。
第5の形態として、本発明は患者の心臓血管系に弁アッセンブリーを移植するための方法を提供するものであり、その方法は:本明細書に記載した弁アッセンブリーを、患者の心臓血管系内の外科処置部位に施すことからなる。
支持リングは弁本体とは別に施すことができる。好ましくは、弁本体は外科処置部位に施され、支持リングを患者の心臓血管内に確実に配置させることにより支持リングと係合させる。
この支持リングは外科処置部位にカテーテルを介して移送され、及び/又は弁本体はカテーテルを介して外科処置部位に移送される。
以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照して説明する。図示の実施例は、患者の血管弁を置換するための弁アッセンブリーである。図1に示すように、本発明による患者の血管系のための弁アッセンブリー10は、患者の血管壁との係合のための外側表面21と、内側表面22とを備えた支持リング20を有している。弁本体30が支持リング20により支持されると共に、この支持リング20の内側表面22と回転自在に係合する環状体部分31を備えている。この弁本体30は更に、複数の可動リーフレット32を備えている。
図2aないし2fは本発明の弁本体30の例を示している。図2aは第1又は閉塞位置34にあるリーフレット32を示し、図2bは第2又は開口位置35にある可動リーフレット32を示している。弁本体30の側面図が図2cおよび図2dに示されている。これら図2cおよび図2dでは、可動リーフレット32が第1又は閉塞位置34にある場合および可動リーフレット32が第2又は閉塞位置35にある場合がそれぞれ示されている。図2eおよび図2fは、弁本体30の平面図を示しており、可動リーフレット32が第1又は閉塞位置34にある場合および可動リーフレット32が第2又は開口位置35にある場合がそれぞれ示されている。
弁本体30の操作例が図3aおよび図3bに示されている。第2又は開口位置35にある場合、図3bに示すように、可動リーフレット32が矢線33で示すように弁アッセンブリー10を通る第1の流路を提供することになる。可動リーフレット32が図3aに示すように第1又は閉塞位置34にある場合、これら可動リーフレット32が一緒になって第1の流路33を閉塞するよう作用する。その結果、弁を通る血流を妨げ、第1の流路33での流れの方向を表す矢線で示すように反対方向に向けさせる。
この実施例では、可動リーフレット32が、弁本体を横切る第1の圧力差に曝されたとき、第1の流路33を通る血流によりリーフレット32および環状体部分31が支持リング20との関係で回転するように構成されている。これらリーフレット32は第1の流路33を通る血流の方向に対し傾斜して設けられ、血流により回転させられ、その結果、血流が第1の流路33を介してリーフレット32を通過するとき、環状体部分31を支持リング20との関係で回転させることになる。図2aおよび図2bに示すように、リーフレット32は外側凸状表面51および内側凹状表面52を有するほぼコップ形状をなしている。
この複数のリーフレット32は、第1の圧力差から第2の圧力差に圧力が漸次変化するにつれて、第2又は開口位置35に向って漸次移動するように構成されている。心収縮期の終りにおいて血流が減少すると、比較的遅い動きの血流に対向して駆動されるため、回転する弁の運動量が閉じる方向に向けて移動し始める。血流が停止したとき、弁に対し圧力が後方に作用する直前において、可動リーフレット32は第1の流路33を閉塞する第1又は閉塞位置34に比較的近いものとなる。これは、これが閉塞を開始させる時点であり、従って弁がスナップ閉塞するとき、後退圧および漏れがより高くなり、より騒々しくなる他の全ての弁と対比されるものである。この“スナップ閉塞”は、よく機能している弁において正常な心音を生じさせる。
複数の可動リーフレット32は、弁本体30の環状体部分31に蝶着させることができ、それにより、弁アッセンブリー10を横切る第1の圧力差が適用されると、複数の可動リーフレット32が第1又は閉塞位置34から第2又は開口位置35へ移動し、第2の圧力差が適用されると、第1又は閉塞位置34に移動することになる。
その他、複数の可動リーフレット32を弁本体30の環状体部分31に固着してもよく、その場合、これら可動リーフレット32は変形自在な材料から形成され、それにより、第1の圧力差が適用されたとき、複数の可動リーフレット32が第1又は閉塞位置34から第2又は開口位置35へ移動し、第2の圧力差が適用されたとき、第1又は閉塞位置34に移動するようにする。
複数の可動リーフレット32は、自己移植組織、同種移植組織および異種移植組織からなる群から選択される生物学的材料から作ることができる。その他、可動リーフレット32は、ポリマー、複合材料、金属、合金(例えば、ニチノール(登録商標:ニッケル・チタン合金))からなる群から選択される人工材料から作ることができる。可動リーフレット32は模様付き及び/又は塗布を施したものとし、乱流を抑制したり、血液凝固傾向を抑制するようにしてもよい。
複数の可動リーフレット32は、表面塗布層を有するもの、あるいは表面処理を施したものでもよく、リーフレットを通過又は越えて流れる血液の乱流を少なくとも抑制するようにする。このような表面処理又は塗布層は第1の流路33を通過する血液の乱流を減少させる。リーフレット32の少なくとも幾つかの表面の少なくとも一部には、リーフレット32の表面又はその近傍での血液の乱流抑制を向上させるような相対的粗面率又は表面模様(質感)を形成させてもよい。第1の流路33を通る血液の乱流の減少は抗凝固剤化合物の量及び/又はその必要性を減少させるものとなる。
本実施例において、リーフレット32はそれぞれ、ほぼ三角形状のものであり、各可動リーフレットの第1のエッジ部36は弁本体30の環状体部分31と係合している。更に、各可動リーフレットの中央先端部37は弁本体30の環状体部分31の遠位で第1の方向43に向って配置されている。複数の可動リーフレット32は、第1の位置34にあるとき、弁本体30の環状体部分31から第1の方向43に向って延出した凸状構造38を形成している。
各可動リーフレット32は第1の圧力差の適用により、第2の位置35に向って放射方向に外側42に移動し、それにより血管40の血液内での乱流の発生を減少させる。可動リーフレットの中央先端部は血液内の乱流の発生を更に減少するような形状に形成してもよい。
支持リング20は、セラミック、金属又は合金(例えば、コバルト・クロム合金)から形成することができる。弁本体30の環状体部分31はセラミック、金属又は合金(例えば、コバルト・クロム合金)から形成することができる。支持リング20及び/又は弁本体30の環状体部分31は、例えば、抗菌剤、抗凝固薬、抗組織成長塗布膜又はこれらの組合せからなる塗布層を有するものでもよい。
図1−3の心臓血管弁10および弁本体30の更なる例が図4a-4bに示されている。この構成において、第2の流路39が支持リング20の内側環状部22と、弁本体30の環状体部分31との間に設けられている。
第1の圧力差の間において、弁本体30の環状体部分31が、その支持リング20の内側環状部22との係合位置からこのアッセンブリーの2つの部材間の非係合位置へ向けて第1の方向33に移動する。この環状体部分の変位は図4bに示すように第2の流路39を提供するものとなる。第1の圧力差の間において流体流の力が、図4bに示すように環状体部分を非係合位置に維持させる。すなわち、環状体部分は支持リングとの関係で浮動自在となっている。本発明のこの実施例は、支持リング20との関係で環状体部分の回転を更に最適化するものである。すなわち、これら2つの部材間の摩擦が回避される。第2の圧力差の間において、弁本体30の環状体部分31が第2の方向44に移動し、支持リング20との係合に戻される。これら2つの部材間の係合は、図4aに示すように、第2の流路39を第2の方向44に移動する血液の流れを妨害することになる。第1の圧力差から第2の圧力差に圧力が漸次変化するにつれて、弁本体30の環状体部分31が第2の方向44に漸次移動する。
患者の血管40の壁面に係合させた状態の図4aおよび4bの心臓血管弁の例が図4cおよび4dに示されている。この実施例において、複数の可動リーフレット32のそれぞれが血管40の長手方向軸41に対して傾斜しつつ、弁本体30の環状体部分31から第1の方向43に延出している。更に、各可動リーフレット32は第2の位置35に移動したとき、少なくとも隣接するリーフレットと重複し、血液の流れを妨げるようになっている。
図5aは図3の弁アッセンブリー10の一部拡大断面図である。この例において、環状体部分31は、複数の溝45を有し、これらは環状体部分31の外側周縁部46に設けられ、第2の流路39を通る血流により、第1の圧力差が適用されたとき、弁本体30を支持リング20との関係で回転させるようになっている。すなわち、これら溝はタービンとして作用し、第1の圧力差における回転を向上させるものである。図5bは複数の溝45を有する環状体部分31の一部を示しており、これら溝45は環状体部分31の外側周縁46に形成されている。
なお、これら具体例に示した本発明に対し、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、多くの変形及び/又は改良が可能なことは当業者にとって明らかであろう。従って、これらの実施例は全ての面で説明のためのものであり、限定を意図したものでないことを理解されるべきである。
本発明の弁アッセンブリーの一実施例を示す斜視図である。 本発明の弁本体の斜視図である。 本発明の弁本体の斜視図である。 本発明の弁本体の側面図である。 本発明の弁本体の側面図である。 本発明の弁本体の平面図である。 本発明の弁本体の平面図である。 図1の弁アッセンブリーの側面図である。 図1の弁アッセンブリーの側面図である。 本発明の更なる実施例の弁アッセンブリーの側面図である。 本発明の更なる実施例の弁アッセンブリーの側面図である。 本発明の更なる実施例の弁アッセンブリーの側面図である。 本発明の更なる実施例の弁アッセンブリーの側面図である。 図4の弁アッセンブリーの一部の拡大断面図である。 図4の弁アッセンブリーの一部の拡大断面図である。
符号の説明
10…弁アッセンブリー、20…支持リング、21…外側表面、22…内側表面、30…弁本体、31…環状体部分、32…リーフレット、33…第1の流路、34…第1の位置、35…第2の位置、40…血管、45…溝、51…外側凸状表面、52…内側凹状表面

Claims (28)

  1. 外側表面および内側表面を有する支持リングと;
    複数の可動リーフレットを支持する環状体部分を有する弁本体であって、これら可動リーフレットが該弁本体との関係並びにリーフレット相互の関係で、更に第1の閉塞位置と、少なくとも1つの第2の開口位置との間で互いに移動自在となっていて、該弁本体を横切る第1の圧力差に曝された際に、該第2の開口位置が弁アッセンブリーを通過する第1の流路を画成するものと;を具備してなり;
    前記環状体部分が前記支持リングの内面に装着自在となっていて、該支持リングの内面で相対的に回転自在となっていることを特徴とする弁アッセンブリー。
  2. ヒト又は動物の心臓血管系に移植するための弁アッセンブリーであって:
    外側表面および内側表面を有し、該外側表面がヒト又は動物の血管壁と係合自在となっている支持リングと;
    複数の可動リーフレットを支持する環状体部分を有する弁本体であって、これら可動リーフレットが該弁本体との関係で、更に第1の閉塞位置と、少なくとも1つの第2の開口位置との間で互いに移動自在となっていて、該弁本体を横切る第1の圧力差に曝された際に、該第2の開口位置が該弁アッセンブリーを通過する第1の流路を画成するものと;を具備してなり;
    前記環状体部分が前記支持リングの内面に装着自在となっていて、該支持リングの内面で相対的に回転自在となっていることを特徴とする弁アッセンブリー。
  3. 前記弁アッセンブリーが第2の圧力差に曝された際に、前記複数のリーフレットが前記第1の閉塞位置に移動するようになっている請求項1又は2記載の弁アッセンブリー。
  4. 前記第1の圧力差が、弁アッセンブリーの下流側のより低い圧力に対する、弁アッセンブリーの上流側のより高い圧力領域の圧力からなる請求項1ないし3のいずれかに記載の弁アッセンブリー。
  5. 前記第2の圧力差が、弁アッセンブリーの下流側のより高い圧力の領域に対する、弁アッセンブリーの上流側のより低い圧力の領域のものからなる請求項1ないし4のいずれかに記載の弁アッセンブリー。
  6. 前記環状体部分が前記支持リングとの関係で封止位置から少なくとも1つの非封止位置へ移動自在となっている請求項1ないし5のいずれかに記載の弁アッセンブリー。
  7. 前記非封止位置において、前記環状体部分および支持リングが前記弁アッセンブリーを通る第2の流路を画成するようになっている請求項6記載の弁アッセンブリー。
  8. 前記弁アッセンブリーが第1の圧力差に曝された際に、前記環状体部分がその少なくとも1つの非封止位置に移動するようになっている請求項6又は7記載の弁アッセンブリー。
  9. 前記環状体部分は、非封止位置において前記支持リングと係合していない請求項6ないし8のいずれかに記載の弁アッセンブリー。
  10. 前記リーフレットがその閉塞位置において、前記環状体部分から或る角度で内側に向って延出している請求項1ないし9のいずれかに記載の弁アッセンブリー。
  11. 前記リーフレットは、第1の閉塞位置において一緒になって前記環状体部分から第1の方向に向って延出する凸状体を形成する請求項10記載の弁アッセンブリー。
  12. 第1の閉塞位置において、少なくとも1つのリーフレットが隣接するリーフレットの少なくとも一部と重複している請求項1ないし11のいずれかに記載の弁アッセンブリー。
  13. 第1の圧力差と第2の圧力差との間の圧力変化の進行と共に、前記リーフレットが漸次移動するようになっている請求項1ないし12のいずれかに記載の弁アッセンブリー。
  14. 前記リーフレットの少なくとも1つが、その表面に塗布層を有し、若しくは、その表面がリーフレットを通過及び/又は越えて流れる流体の乱流を減少させるよう処理されている請求項1ないし13のいずれかに記載の弁アッセンブリー。
  15. 前記可動リーフレットが弁本体の環状体部分に蝶着されている請求項1ないし14のいずれかに記載の弁アッセンブリー。
  16. 前記可動リーフレットが前記弁本体の環状体部分に固着されている請求項1ないし14のいずれかに記載の弁アッセンブリー。
  17. 前記リーフレットが、自己移植組織、同種移植組織および異種移植組織からなる群から選択される生物学的材料からなる請求項1ないし16のいずれかに記載の弁アッセンブリー。
  18. 前記可動リーフレットが、ポリマー、複合材料、金属、ニチノール(登録商標:ニッケル・チタン合金)を含む合金からなる群から選択される人工材料からなる請求項1ないし16のいずれかに記載の弁アッセンブリー。
  19. 前記支持リングが、セラミック、金属又はコバルト・クロム合金を含む合金からなる請求項1ないし18のいずれかに記載の弁アッセンブリー。
  20. 前記環状体部分が、セラミック、金属又はコバルト・クロム合金を含む合金からなる請求項1ないし19のいずれかに記載の弁アッセンブリー。
  21. 前記環状体部分が、その回転を最適化するためのタービン部材を含む請求項1ないし20のいずれかに記載の弁アッセンブリー。
  22. 前記環状体部分および支持リングが、系又は患者への移植のための単一ユニットとして提供されるものである請求項1ないし21のいずれかに記載の弁アッセンブリー。
  23. 前記環状体部分および支持リングが別々の部材として提供されるものである請求項1ないし21のいずれかに記載の弁アッセンブリー。
  24. 大動脈弁、肺動脈弁、三尖弁および僧帽弁を含む心臓血管系の任意の弁と置換させるのに使用される請求項1ないし23のいずれかに記載の弁アッセンブリー。
  25. ヒト又は動物の心臓血管系に移植するための弁であって:
    外側表面および内側表面を有する支持リングであって、この外側表面がヒト又は動物の血管壁と係合自在となっているものと;
    複数のリーフレットを支持する環状体部分を有する弁本体と;を具備してなり;
    前記複数のリーフレットが該環状体部分との関係並びにリーフレット相互の関係で移動自在となっていて、これらリーフレットが互いに第1の閉塞位置と、少なくとも1つの第2の開口位置との間で移動自在となっており、該第2の開口位置が、弁本体を横切る第1の圧力差に曝された際に、弁アッセンブリーを通過する第1の流路を画成するものであり;
    前記環状体部分が支持リングの内面に装着自在となっていて、封止位置から少なくとも1つの非封止位置に相対的に移動自在となっており、該弁アッセンブリーが第1の圧力差に曝された際に、該弁アッセンブリーを通過する第2の流体流路を画成するものであることを特徴とする弁。
  26. 前記環状体部分が支持リングとの関係においても相対的に回転自在となっている請求項25記載の弁。
  27. 患者の心臓血管系に弁アッセンブリーを移植するための方法であって、
    前記方法は:請求項1ないし24のいずれかに記載の弁アッセンブリー、又は請求項25又は26に記載の弁を、患者の心臓血管系内に施すことからなる方法。
  28. 第1のステップとして、前記支持リングが弁本体に対して別に施される請求項27記載の方法。
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