JP2007512754A - Tddcdma通信システムにおけるダイナミックチャネル割り当て方法および装置 - Google Patents
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Abstract
TDD CDMA通信システムのためのDCA(ダイナミックチャネル割り当て)方法を提案する。このDCA方法を実行するためにUE(ユーザ端末装置)が、1つのダウンリンクタイムスロットにて、ネットワークシステムから該ダウンリンクタイムスロットに割り当てられた各UEへ送信される信号を受信し、受信信号内で他のUEへ送信された信号により当該UEへ送信された信号に導入される各干渉信号の強度を推定し、その干渉信号強度が閾値を超える各干渉UEに関する情報をアップリンクを介して前記ネットワークシステムに送信する。
Description
本発明は、モバイル通信システムにおける通信方法および装置、特にTDD CDMA通信システム用のダイナミックチャネル割り当て(DCA)方法および装置に関するものである。
FDMA通信システム、TDMA通信システムなどの他のモバイル通信システムと比較して、CDMAは更に進歩したモバイル通信システムであって、更に高い容量およびスペクトル効率を有する。CDMAシステムには2つの動作モード、FDDとTDDがある。即ち、CDMAには2つの通信システム、FDD CDMAとTDD CDMAがある。初期においては、FDD CDMA通信システムが勝り広く普及し、TDD CDMAはFDD CDMAの補完として導入されていたにすぎない。CDMA通信システムの発展に伴い、TDD CDMAが注目されてきており、関連する研究が広く深く行われている。この背景の下で、中国は、3Gモバイル通信を実現すべく3つの主流のCDMA通信システムの一つとしてITUにより採用されているTDD CDMA通信システム、TD−SCDMA、を推進している。中国政府はTD−SCDMAに多大な支援を与えており、TD−SCDMA用に155MHzスペクトルを割り当てている。従って、TDD CDMA通信システムは将来極めて有望なものとして認識されている。
TDD CDMA通信システムでは、各RNS(無線ネットワークシステム)が1つのRNCと1つの基地局からなり、基地局は責任をもって無線媒体を介してUE(ユーザ端末装置)と通信を行い、RNCの主な機能は基地局とUEに通信無線資源を割り当てるとともに該資源を管理することにある。簡単のために、RNS内の基地局とRNCは一般に総合して基地局と呼ばれている。
TDD CDMA通信システムでは、パワー制御が一般にアップリンクに適用され、従って同じアップリンクタイムスロットに割り当てられた全てのUEから送出される信号は基地局の受信機にほぼ等しいパワーで到達する。従って、基地局において強い信号が弱い信号を抑圧する状態は殆ど存在せず、これはファー・ニア効果(far-near effect)がアップリンクに生じないことを意味する。
更に、TD−SCDMA通信システムでは、同期制御がアップリンクに適用され、従って同じアップリンクタイムスロットに割り当てられた全てのUEから送出される信号は基地局の受信機に殆ど同時に到達し、アップリンクにおけるマルチアクセスが最大限に低減される。
更に、TD−SCDMA通信システムでは、同期制御がアップリンクに適用され、従って同じアップリンクタイムスロットに割り当てられた全てのUEから送出される信号は基地局の受信機に殆ど同時に到達し、アップリンクにおけるマルチアクセスが最大限に低減される。
しかし、ダウンリンクでは、1つのダウンリンクタイムスロットに割り当てられた1つのモバイル端末は基地局から該端末に送出された信号を受信するとともに、基地局から該ダウンリンクタイムスロットに割り当てられた他のUEへ送出された信号も受信する。同じダウンリンクタイムスロットに割り当てられた各UEと基地局との距離は異なるため、基地局は信号を異なる距離のUEに異なる送信パワーで送信する必要があり、距離が遠くなればなるほど送信パワーを高くして、各UEで受信される信号が所定のQoS要件を満足するようにする必要がある。従って、近くのUEが同じダウンリンクタイムスロットにて基地局から遠くのUEに送信される信号を受信すると、遠いUEへ高い送信パワーで送信される信号が近くのUEへ低い送信パワーで送信される信号へ干渉を生じ、近くのUEの信号受信に影響を与え、これがダウンリンクにしばしば生起するファー・ニア効果である。ファー・ニア効果をどのように解決するかがTDD CDMA通信システムのダウンリンク通信性能に大きな影響を及ぼす。
ダウンリンクにおけるファー・ニア効果を図1に関連して以下に詳細に説明する。
図1に示すように、このセルは基地局とUE0およびUE1を含み、UE0は基地局に近いが、UE1は基地局から遠く離れている。UE0およびUE1は同じダウンリンクタイムスロットに割り当てられ、基地局は信号S0をUE0に、信号S1をUE1に該ダウンリンクタイムスロットにて送信するものとする。UE0とUE1は基地局まで異なる距離を有するため、基地局は信号S1を高い送信パワーP1で送信し、信号S0を低い送信パワーP0で送信して、UE0により受信される信号S0もUE1により受信される信号S1もQoS要件を満足できるようにする必要がある。
図1に示すように、このセルは基地局とUE0およびUE1を含み、UE0は基地局に近いが、UE1は基地局から遠く離れている。UE0およびUE1は同じダウンリンクタイムスロットに割り当てられ、基地局は信号S0をUE0に、信号S1をUE1に該ダウンリンクタイムスロットにて送信するものとする。UE0とUE1は基地局まで異なる距離を有するため、基地局は信号S1を高い送信パワーP1で送信し、信号S0を低い送信パワーP0で送信して、UE0により受信される信号S0もUE1により受信される信号S1もQoS要件を満足できるようにする必要がある。
フェージングチャネルにおける信号の減衰は送信距離のn乗に比例し、nは一般に3より大きい値である。n=3であるものとすると、UE0と基地局との距離がUE1と基地局との距離の半分である場合、信号S0がUE0に到達するパワーと信号S1がUE1に到達するパワーがともにQoS要件を満足できるためには、基地局が信号S1を送信するパワーP1を基地局が信号S0を送信するパワーP0の8倍にする必要がある。
即ち、基地局が信号S0とS1を同じダウンリンクタイムスロットにてそれぞれパワーP1,P0で送信すると、UE0は基地局からUE0に送信された信号S0のみならず、基地局からUE1に送信された信号S1も受信でき、UE0に到達するS0のパワーはUE0に到達する信号S1のパワーの僅か1/8になる。S1とS0との間の送信角度が大きくて、S1とS0が異なる方向にビームで送信される場合には、UE0に到達するS1はUE0のS0受信に対して干渉を生じない。他方、基地局がS0およびS1を同じ方向にビームで送信する場合には、S1(強い信号)がS0(弱い信号)に対して干渉信号になる。
図1において、UE0への干渉信号を生ずるUE1のような干渉UEがいくつか存在する場合には、UE0の通信性能は著しく悪化する
図1において、UE0への干渉信号を生ずるUE1のような干渉UEがいくつか存在する場合には、UE0の通信性能は著しく悪化する
本発明の目的は、TDD CDMA通信システムのダウンリンクにおけるファー・ニア効果によりもたらされる通信干渉を低減もしくは除去でき、従ってTDD CDMA通信システムのダウンリンク通信性能を向上できるTDD CDMA通信システム用のダイナミックチャネル割り当て(DCA)方法および装置を提供することにある。
本発明が提案するTDD CDMA通信システム用のDCA方法はUEによって実行され、該UEが、1つのダウンリンクタイムスロットにて、ネットワークシステムから該ダウンリンクタイムスロットに割り当てられた各UEへ送信される信号を受信し、受信信号内で他のUEへ送信された信号により当該UEへ送信された信号に導入される各干渉信号の強度を推定し、その干渉信号強度が閾値を超える各干渉UEに関する情報をアップリンクを介して前記ネットワークシステムに送信することを特徴とする。
本発明が提案するTDD CDMA通信システム用のDCA方法はネットワークシステムで実行され、該ネットワークシステムが、UEから該UEへの干渉信号を生ずる各干渉UEに関する情報を受信し、干渉UEに関する情報に基づいてネットワーク資源を被干渉UEへ割り当て、割り当てたネットワーク資源を、前記被干渉UEが前記割り当てられたネットワーク資源を用いて前記ネットワークシステムから送信される信号を受信できるように、前記被干渉UEへ報告することを特徴とする。
本発明の主旨は、同じダウンリンクタイムスロットに割り当てられ且つ基地局まで異なる距離にある複数のUEが基地局から同じ方向にビームで送信された信号を受信する際にファー・ニア効果により生ずる妨害を回避するために、各UEに異なるダウンリンクタイムスロットを割り当てることにある。
特に、1つのUEが1つのダウンリンクタイムスロットにて信号を受信するとき、該UEが基地局から他のUEへ同じタイムスロットにて送信された信号により干渉される場合、この被干渉UEは各干渉UEに関する情報を基地局へアップリンクシグナリングにより報告する。基地局は被干渉UEからの報告に基づいて被干渉UE及び各干渉UEに対してネットワーク資源の再割り当てを行う。このネットワーク資源の再割当ては、特に基地局に近いUEと基地局から遠いUEに異なるダウンリンクタイムスロットを割り当てるべきであるという原理に従って基地局に近いUEにダウンリンクタイムスロットを再度割り当てること;基地局から同じビーム方向に種々のUEへ送信された信号を各UEが受信する状態を回避するために送信ビームを再度割り当てることを含む。
図2は、本発明によるダウンリンクファー・ニア効果の解消方法の説明図である。図2に示すように、最初、基地局はUE0,UE1,UE2,UE3を同じダウンリンクタイムスロットに割り当て、これらの4つのUEは基地局により同じビーム方向に送信される信号を受信する。S0,S1,S2,S3は基地局によりそれぞれUE0,UE1,UE2,UE3へ送信され、ここでは、UE0が基地局に最も近く、UE2が2番目に近く、UE3が更に遠く、UE1が最も遠い。従って、S1はUE0,UE3およびUE2への干渉信号になり、S3はUE0およびUE2への干渉信号になり、S2はUE0への干渉信号になる。
本発明の方法によれば、基地局はファー・ニア効果により生ずる干渉を除去するために、次の原理に従ってタイムスロットをUE0,UE1,UE2およびUE3に割り当てる必要がある。
UE1をUE0,UE2およびUE3と異なるダウンリンクタイムスロットに割り当てる:
UE3をUE0およびUE2と異なるダウンリンクタイムスロットに割り当てる:
UE2をUE0と異なるダウンリンクタイムスロットに割り当てる:
UE1をUE0,UE2およびUE3と異なるダウンリンクタイムスロットに割り当てる:
UE3をUE0およびUE2と異なるダウンリンクタイムスロットに割り当てる:
UE2をUE0と異なるダウンリンクタイムスロットに割り当てる:
本発明によるTDD CDMA通信システム用のDCA方法を以下に、図2のUE0およびUE2を例にとって、図3と関連して詳細に説明する。
最初に、UE0がTDD CDMA通信システムにアクセスし、パワーオン後にセル上にキャンプオンする(ステップS10)。UE0が基地局を介して別のUEと通信を試みるとき、UE0は通常の如く基地局により最初に割り当てられた無線資源を取得し、これはアップリンクおよびダウンリンクタイムスロットの割当て、ミッドアンブル、拡散コード、基地局がUE0へ信号を送信するビーム方向などに関する情報を含む(ステップS20)。
UE0がダウンリンクタイムスロットにて基地局からの信号を受信する際、UE0およびUE2は同じダウンリンクタイムスロットに割り当てられているため、UE0は基地局からUE0へ送信された信号S0および基地局からUE2へ送信された信号S2を受信する。ファー・ニア効果のために、S2はUE0の干渉信号になり、UE2はUE0の干渉UEになる。UE0は干渉信号S2の強度を推定し(ステップS30)、推定結果に基づいてS2の強度が所定の閾値を超えるか否か決定する(ステップS40)。S2の強度が所定の閾値、例えばS0がQoS要件を満足できなくなる閾値を超える場合には、被干渉UE0は干渉信号S2のミッドアンブルを検出し(ステップS50)、干渉信号S2のミッドアンブルをアップリンクで基地局へ報告する(ステップS60)。
基地局は、UE0により報告された干渉信号S2のミッドアンブルの受信後に、ミッドアンブルに基づいて干渉UE2に対応するIDを検出し、被干渉UE0及び/又は干渉UE2に対して無線資源の再割り当てを行う(ステップS70)。例えば、基地局はUE0に対してダウンリンクタイムスロットを再度割り当て、UE0とUE2が基地局からの信号を異なるダウンリンクタイムスロットで受信できるようにする。また、基地局はUE0とUE2の相対位置を測定し、S0およびS1をUE0およびUE2へ送信するのに異なる方向のビームを使用して、S0およびS1を基地局からの送信時に異なるビームで送信できるようにすることもできる。このようにすると、UE0およびUE2はそれぞれ基地局から異なる送信角度で信号を受信することができ、UE0がS2により干渉される結果を避けることができる。最後に、基地局は再度割り当てられたダウンリンクタイムスロット情報のような再度割り当てられたネットワーク資源をUE0に知らせ、UE0が新たに割り当てられたタイムスロットにて基地局からの信号を受信できるようにする(ステップS80)。
基地局により再度割り当てられたネットワーク資源の取得後に、UE0は再度割り当てられたネットワーク資源を利用して基地局からの信号を受信する(ステップS90)。例えば、UE0は基地局からの信号を新たに割り当てられたダウンリンクタイムスロットにて受信する、または、基地局から新たなビーム方向に送信された無線信号を受信する、または、基地局から新たなビーム方向に送信された無線信号を新たに割り当てられたダウンリンクタイムスロットにて受信することができる。
本発明が提案する上記のTDD CDMA通信システム用のDCA方法は基地局又はUEにおいてコンピュータソフトウエアで、同じソフトウエア機能を有するハードウエアモジュールで、または、ソフトウエアとハードウエアの組合せで実現することができる。
図4は、本発明の一実施例におけるTDD CDMA通信システムのDCA装置の構造を示し、慣例のネットワークシステムおよびUEと同一の構成要素は図示してない。
図4に示すように、UE200は、1つのダウンリンクタイムスロットにて、ネットワークシステムから該ダウンリンクタイムスロットに割り当てられた各UEに送信される信号を受信する受信ユニット204と、受信信号内で他のUEへ送信された信号により当該UEへ送信された信号に導入される各干渉信号の強度を推定する推定ユニット205と、該干渉信号の強度が所定の閾値を超える場合に該干渉信号のミッドアンブルを検出する検出ユニット201と、該ミッドアンブルをアップリンクを介して前記ネットワークシステムに送信する送信手段202とを具える。
ネットワークシステム100内の受信ユニット101がUE200への干渉信号を発生する各干渉UEに関する情報を受信すると、割当てユニット102が干渉UEに関する情報に基づいてネットワーク資源を被干渉UEに割り当て、送信ユニット103が、被干渉UEが割り当てられたネットワーク資源を用いてネットワークシステムにより送信される信号を受信できるように、割り当てられたネットワーク資源を被干渉UEに送る。ネットワーク資源は、被干渉UEと干渉UEがネットワークシステムからの信号を異なるダウンリンクタイムスロットにて受信できるように、ネットワークシステムによって被干渉UEに割り当てられたダウンリンクタイムスロットとすることができる。更に、ネットワークシステムは、被干渉UEへの干渉を減少させる他の手段を採用することもでき、例えば決定ユニット105によって各干渉UEに関する受信情報に基づいて被干渉UEと各干渉UEの相対位置を決定し、送信ユニット103によって被干渉UEおよび各干渉UEへの信号を決定された位置情報に基づいて異なる方向のビームで送信してもよい。
[発明の効果]
上述したように、本発明により提供されるTDD CDMA通信システム用のDCA方法および装置では、被干渉UEが干渉UEに関する情報(例えば干渉信号のミッドアンブル)を基地局へ報告するため、基地局は干渉UEに関する情報の取得後に被干渉UEに対して無線資源の再割り当てを行うことができる。従って、被干渉UEは基地局からの信号を新たに割り当てられたダウンリンクタイムスロットにて受信でき、ファー・ニア効果による干渉が回避される。
上述したように、本発明により提供されるTDD CDMA通信システム用のDCA方法および装置では、被干渉UEが干渉UEに関する情報(例えば干渉信号のミッドアンブル)を基地局へ報告するため、基地局は干渉UEに関する情報の取得後に被干渉UEに対して無線資源の再割り当てを行うことができる。従って、被干渉UEは基地局からの信号を新たに割り当てられたダウンリンクタイムスロットにて受信でき、ファー・ニア効果による干渉が回避される。
当業者であれば、本発明によるTDD CDMA通信システム用のDCA方法および装置は特許請求の範囲で特定される本発明の精神および範囲から逸脱することなく大きく変更することができる点に留意されたい。
Claims (14)
- TDD CDMA通信システムにおけるDCA(ダイナミックチャネル割り当て)方法において、UE(ユーザ端末装置)が、該DCA方法を実行するために、
(a)1つのダウンリンクタイムスロットにて、ネットワークシステムから該ダウンリンクタイムスロットに割り当てられた各UEへ送信される信号を受信するステップ、
(b)受信信号内で他のUEへ送信された信号により当該UEへ送信された信号に導入される各干渉信号の強度を推定するステップ、
(c)その干渉信号強度が所定の閾値を超える各干渉UEに関する情報をアップリンクで前記ネットワークシステムに送信するステップ、
を実行することを特徴とするTDD CDMA通信システムにおけるDCA方法。 - 前記各干渉UEに関する情報が干渉信号のミッドアンブルであり、前記ステップ(c)が、
(c1)前記干渉信号の強度が所定の閾値を超える場合、前記干渉信号のミッドアンブルを検出するステップ、
(c2)前記ミッドアンブルをアップリンクで前記ネットワークシステムへ送信するステップ、
を具えることを特徴とする請求項1記載の方法。 - (d)前記干渉信号が所定の閾値を超える場合、前記ネットワークシステムにより割り当てられたネットワーク源を取得するステップ、
(e)割り当てられたネットワーク資源を用いて前記ネットワークシステムからの信号を受信するステップ、
更に具えることを特徴とする請求項2記載の方法。 - 前記ネットワーク資源は、当該UEが前記ネットワークシステムからの信号を干渉UEと異なるダウンリンクタイムスロットにて受信できるように前記ネットワークシステムにより割り当てられるダウンリンクタイムスロットであることを特徴とする請求項3記載の方法。
- 前記ネットワーク資源は、当該UEと前記ネットワークシステムからの信号を干渉UEと異なる送信方向にて受信できるように前記ネットワークシステムが当該UEへ送信するビーム方向であることを特徴とする請求項3又は4記載の方法。
- TDD CDMA通信システムにおけるDCA(ダイナミックチャネル割り当て)方法において、ネットワークシステムが、該DCA方法を実行するために、
(A)UEから該UEへの干渉信号を生ずる各干渉UEに関する情報を受信するステップ、
(B)前記干渉UEに関する情報に基づいてネットワーク資源を被干渉UEへ割り当てるステップ、
(C)前記被干渉UEが前記割り当てられたネットワーク資源を用いて前記ネットワークシステムから送信される信号を受信できるように前記割り当てられたネットワーク資源を前記被干渉UEへ報告するステップ、
を実行することを特徴とするTDD CDMA通信システムにおけるDCA方法。 - 前記ネットワーク資源は、被干渉UEと干渉UEが前記ネットワークシステムからの信号を異なるダウンリンクタイムスロットにて受信できるように前記ネットワークシステムにより被干渉UEに割り当てられるダウンリンクタイムスロットであることを特徴とする請求項6記載の方法。
- 前記各干渉UEに関する情報に基づいて被干渉UEと各干渉UEの位置情報を決定するステップ、
前記位置情報に基づいて異なる方向のビームを用いて被干渉UEと各干渉UEへ信号を送信するステップ、
を更に具えることを特徴とする請求項6又は7記載の方法。 - 前記各干渉Uに関する情報は干渉信号のミッドアンブルであることを特徴とする請求項6記載の方法。
- ネットワークシステムから1つのダウンリンクタイムスロットに割り当てられた各UEへ送信される信号を該ダウンリンクタイムスロットにて受信する受信ユニット、
受信信号内で他のUEへ送信された信号により当該UEへ送信された信号に導入される各干渉信号の強度を推定する推定ユニット、
その干渉信号強度が所定の閾値を超える各干渉UEに関する情報をアップリンクで前記ネットワークシステムに送信する送信ユニット、
を具えるUE(ユーザ端末装置)。 - 前記干渉信号の強度が所定の閾値を超える場合、前記干渉信号のミッドアンブルを検出する検出ユニット、
前記ミッドアンブルをアップリンクで前記ネットワークシステムへ送信する送信ユニット、
を更に具えることを特徴とする請求項10記載のUE。 - UEから該UEへの干渉信号を生ずる各干渉UEに関する情報を受信する受信ユニット、
前記干渉UEに関する情報に基づいてネットワーク資源を被干渉UEへ割り当てる割り当てユニット、
前記被干渉UEが前記割り当てられたネットワーク資源を用いて前記ネットワークシステムから送信される信号を受信できるように前記割り当てられたネットワーク資源を前記被干渉UEへ送信する送信ユニット、
を具えることを特徴とするネットワークシステム。 - 前記ネットワーク資源は、被干渉UEと干渉UEが前記ネットワークシステムからの信号を異なるダウンリンクタイムスロットにて受信できるように前記ネットワークシステムにより被干渉UEに割り当てられるダウンリンクタイムスロットであることを特徴とする請求項12記載のネットワークシステム。
- 前記各干渉UEに関する情報に基づいて被干渉UEと各干渉UEの位置情報を決定する決定ユニット、
前記位置情報に基づいて異なる方向のビームを用いて被干渉UEと各干渉UEへ信号を送信する送信ユニット、
を更に具えることを特徴とする請求項12又は13記載のネットワークシステム。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080205 |