JP2007509528A - 無線リソース共有セル - Google Patents

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Abstract

アンテナ(14A〜C)を提供することによって、仮想ネットワークが生成される。これらのアンテナ(14A〜C)は、仮想無線アクセスステーションのコントロール信号を用いて、同一の無線アクセスステーション(8)によって制御される。コントロール信号を含む物理チャネルセットは、それぞれのアンテナ(14A〜C)用に設けられ、トラフィックチャネルのみを含む物理チャネルセットは、複数のアンテナのための共通リソースを構成する。本発明を、共通のアンテナケーブル(17)を使用する複数のアンテナシステムに適用することも望ましく、これにより、無線アクセスステーション(8)が、アンテナ(14A〜C)に対して、中央ブロードキャストコントロール信号インジェクタ(74)とコントロール信号セレクタ(28A〜C)とを有する分散型手段として提供される。

Description

本発明は概して、セルラー通信ネットワークに関する。
モバイルデバイスの位置検知の実現により、アプリケーション開発者およびワイヤレスネットワークオペレータは、場所に基づくサービス、および場所認識サービスを提供することが可能になった。こうしたサービスの例としては、ナビゲーションシステム、買物支援、友達探しの他、周辺環境についての情報をモバイル・ユーザに提供する他の情報サービスが挙げられる。
商用サービスに加え、いくつかの国の政府がネットワークオペレータに課している要件として、エマージェンシーコール(緊急呼出し)があった場合にその位置を判定可能にすることが挙げられる。たとえば、米国政府の要求(FCC E911)には、全緊急呼出しの所定割合の位置を判定することが可能でなければならないいうものが含まれている。屋外環境はもちろん、屋内環境においても同様にこの要件が課される。
屋外環境においては、位置の推定を、位置決定のための外部的な方法、たとえば支援型GPS(A−GPS)といった、GPS(Global Positioning System)に基づく方法を用いて行うことができる。位置推定は、ワイヤレスネットワーク自体を使って実施することもできる。ワイヤレスネットワークを使う方法は、2つの主要グループにグループ化することができる。第1のグループは、たとえばセルIDまたはE−CGI(高度セル全域識別)を使うことによって、移動端末が接続された無線セルに基づく方法を含む。第2のグループは、いくつかの基地局(BS)からの無線信号の測定およびたとえば時間差(TD)を用いた端末位置の判定を用いる。
モバイルネットワークに接続でき、接続時にハンドオーバを実施できるためには、移動端末は通常、それ自体の基地局からだけでなく、他の基地局からも、利用可能な信号を絶えず測定する。こうした信号は通常、伝送の無線条件を測定することを意図しているコントロール信号であり、このコントロール信号は、他のデータの中でも特に、伝送基地局への接続を確立する方法についての情報を含む。具体的には、コントロール信号はデータを含み、このデータは、単独で、またはコントロール信号が伝送された搬送波の周波数と組み合わされて、基地局識別データを構成する。移動端末は、このように伝送基地局を識別でき、無線条件を推定することができる。GSM(汎ヨーロッパデジタル移動通信システム)では、移動端末が通常、この情報を、隣接リストにまとめ、この隣接リストが情報としてネットワークに転送される。
位置推定は、隣接リスト中の測定値に基づいて行なわれる。次いで、無線基地局からの距離と無線条件の間の関係を、基地局の正確な位置についての知識と組み合わせて用いる。基地局の位置は、通信ネットワーク内で知られている。このことは、相異なるアルゴリズムに従って、隣接リストを位置推定のために容易に使うことができることを意味する。位置推定の正確さは概して、セルのサイズに比例する。
三角側量、すなわち時間差(TD)方式は、異なる2つ以上の基地局に関連づけられた信号を使う。こうした信号は、位置または基地局からどの程度の距離に移動端末が配置されているかを計算するのに使われる。計算は、端末と異なる基地局の間を信号が伝播するのにかかる時間における相対的または絶対的違いに基づく。TD方式の達成可能な正確さは、システム・アーキテクチャ、物理条件および無線条件に依存する。通常、移動電話システムにおけるTD方式の正確さは、50〜150メートルである。また、TD方式は、比較的時間もリソースも消費する。
フィンガープリント方式は、すべての場所が、程度の差はあるが、受信した無線信号の一意の特徴的なシグネチャを有するという事実を利用する。これは、マルチパス機能ならびに建物および障害物の反射の結果である。異なる場所の特徴的な無線シグネチャをデータベースに格納することにより、信号の受け取ったシグネチャを、データベースに格納されているシグネチャと比較することによって装置の場所を判定することが可能である。フィンガープリント方式は、常にアップデートされるデータベースを要求する。良好な結果は通常、異なるいくつかの発信源または基地局からの信号を照合できることにも依拠する。
屋内に配置された端末は通常、端末が屋外に配置された場合より低品質の周辺屋外エリアをカバーする基地局への接続を有する。屋内の受信可能範囲状況を向上させるために、比較的大きい多くの建物が、屋内移動電話システムを装備する。屋内システムは大抵、1つの基地局および分散アンテナシステムまたは漏洩ケーブル・アンテナからなる。大きいエリアに渡る建物に対しては通常、リピータが使われる。こうすると、建物全体が、大きな1つの無線セルとして出現し、建物内のどこに端末が配置されているか判定することが不可能になる。さらに、屋外に配置された基地局からの弱い信号のせいで、たとえば三角測量を用いるより高度な方法は、適用するのが一般に不可能である。
正攻法による1つの解決策は、位置決めのための追加システム、すなわちどの移動電話システムにも基づかないシステムを使うことである。このシステムは、屋内GPSシステム、WLAΝ(ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク)またはブルートゥースに基づくシステム、あるいは他の何らかのセンサ・ソリューションでよい。ただし、このようなシステムは、追加の複合機器を必要とし、端末も、特殊なハードウェアおよび/またはソフトウェアを装備しなければならないので、ソリューションが高価になる。
正攻法による別の解決策は、屋内基地局の数を増加させ、セルのサイズを小さくすることである。この方法によれば、全体として利用可能な通信リソースも増加する。というのは、通常、通信リソースのより効率的な再利用の可能性が生じるからである。
しかし、基地局とは、高価な機器部分であるため、このような解決策には、非常にコストがかかる。位置判定を改善したいという理由だけで基地局の数を増加させるとすると、投資額は通常、高すぎて適当とはいえなくなる。
さらに、大きい1つのセルをより小さいいくつかのセルに分割すると、小さい各セル内の使用可能な搬送周波数の数は通常、再利用係数に対応して、大きいセル内の使用可能な搬送周波数のごく一部となってしまう。トラフィック強度が、時間とともに、及び/または、小さいセル同士で、大幅に変わる状況では、リソース割当ての力学は不当に削減される。
従来技術に伴う一般的な問題は、小型セル無線アクセスステーションのための投資コストを大幅に増加させることなく、位置推定の正確さを向上するのが困難なことである。別の問題は、大きいセルの、より小さいセルへの分割は通常、リソース割当てにおける力学の削減を誘発することである。
FCC E911(Hatfield Report: A Report on Technical and Operational Issues Impacting The Provision of Wireless Enhanced 911 Services by Dale N. Hatfield, delivered to the Commission in November 2002)
本発明の目的は、位置推定の正確さを向上する方法および装置を提供することである。本発明の他の目的は、無線アクセスステーションのための投資コストを不当に増加させないような方法および装置を提供することである。本発明の更に他の目的は、リソース割当ての力学の改善を可能にするこのような方法および装置を提供することである。
上記の目的は、添付の特許請求の範囲による方法および装置によって達成される。一般的な言葉で言うと、仮想無線アクセスステーションのコントロール信号を有する同一の無線アクセスステーションによって制御されるアンテナを提供することによって、仮想ネットワークが生成される。コントロール信号を含む物理チャネルセットは、それぞれのアンテナに専用であり、トラフィックチャネルのみを含む物理チャネルセットは、複数のアンテナ用の共通リソースを構成する。好ましくは、本発明は、共通アンテナ・ケーブルを使用するアンテナシステムにおいて適用され、そうすることによって、無線アクセスステーションは、中央ブロードキャストコントロール信号入射装置と、アンテナにあるコントロール信号セレクタとを有する分散型手段として提供される。
本発明に伴う利点は、仮想ネットワークが、位置判定の向上に使用することができるより小さいセル構造を提供することである。しかし、仮想セルの多くの側面は、無線アクセスステーションにおける共通機能によって管理することができるので、共通無線アクセスステーションは、投資額の削減を可能にする。トラフィックチャネルとして使われる共通の物理チャネルセットを使用することにより、リソース割当てにおける力学が維持される。
本発明は、それ以外の目的および利点とともに、添付の図面と併せて以下の説明を参照することによって、最もよく理解することができる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
本発明の作用を十分に理解するために、最初に、セルラーネットワークにおけるコントロール信号方式および一般的な位置推定の概略を述べる。
詳細な説明の主要部において、GSM技術に基づくシステムが、実施形態の実証として使われる。ただし、本発明の基本的な考え方は、記載する具体的な実施形態に限定されるのではなく、概して、異なる多くのセルラー通信システムに適用可能である。
本発明による管理方法は主として、セルラー移動無線システムにおける管理を対象としている。GSMは、本開示において提示する例示的な実施形態において使われる移動無線電話標準である。しかし、本発明は、他のセルラー移動無線システムおよびそれに関連する標準、たとえばTDMA(時間分割多元接続)、CDMA(符号分割多元接続)、広帯域CDMA(WCDMA)およびTDD(時分割複信)技術に基づく他の無線標準などに対しても適用可能である。
上述したGSMに基づく実施形態において、基地局は、GSMにおいて使われる無線アクセスステーションである。同様に、基地局コントローラは、無線アクセスステーション・コントローラのGSMの例である。他のシステムでは、同様のタイプのノードが存在するが、時には何らかの異なる名称で存在する。たとえばWCDMAにおいて、アクセス・ポイントおよび無線ネットワーク・コントローラは、無線アクセスステーションおよび無線ステーション・アクセス・コントローラにそれぞれに対応する。3Gアプリケーションでは、基地局は通常、「ノードB」と示される。本開示では、「無線アクセスステーション」は、用いられる通信方法に従って、異なる全タイプの基地局、ノード・アクセス・ポイントなどを含むことを意図している。
GSMに基づく記載する実施形態において、タイム・スロットは、物理チャネルを構成する。物理チャネルは、特定の1人のユーザに割り振ることができる無線リソースの最小部である。搬送周波数は、そうすることによって、特定の基地局による使用のためにすべてが使用可能な1組のタイム・スロット(すなわち物理チャネル)として見ることができる。基地局は、複数周波キャリア、すなわち複数の物理チャネルセットにアクセスすることもできる。
WCDMAにおいて、物理チャネルは、特定のコード、通常はスクランブル・コードおよびチャネライゼーション・コードの組合せを特徴とする。各アクセス・ポイントは通常、使われるチャネライゼーション・コードに原則として依存しない、特定のスクランブル・コードを有する物理チャネルを使うことができる。特定の無線アクセスステーションによる使用のために使用可能な物理チャネルの必然的に定義された組は、WCDMAにおいて、特定のスクランブル・コードを特徴とする。
他のセルラー通信システムにおいても、本開示では物理チャネルと呼ばれる、最小の割当て可能なリソースの単位が存在する。各無線アクセスステーションはさらに、通常は、セル・プランニング中に予め定義された、または定義されていない、一定の物理チャネルセットにアクセスする。上記の実施形態における搬送波およびタイム・スロットに関する原則はしたがって、概して物理チャネルセットおよび物理チャネル自体に適用可能である。
概略的に図1Aにその1つを示してあるセルラー・ネットワーク10に関わる基本的な考え方は、ネットワークをセル4A〜Jからなるグリッドとして構築することであり、各セル4A〜Jは、1つの無線基地局2A〜Jによってカバーされるエリアである。通信は、異なる無線リソースを介して起こる。移動電話6と隣接するセル内の無線基地局2A〜Jとの間の干渉を回避するために、携帯電話6と基地局2A〜Jの間の通信は、異なるリソースまたは通信チャネル、すなわち、たとえば周波数やコードの、わずかに異なる構成または設定を使う。こうしたリソースまたは「構成」の数は限られている。GSMシステムにおいて、リソースは、限られた数の許可された搬送周波数によって形成され、通信を異なるセルに分離するのに使われる。WCDMA(広帯域符号分割多元接続)システムでは、リソースは、限られた数の異なるコードを特徴とする。無線リソースの数が限られることの結果は、ネットワーク10を慎重に計画することが重要であることを意味する。
移動局(MS)、携帯電話、移動端末およびハンドセットはすべて、通信システムによってカバーされるエリア内で移動可能な装置を指す。こうした用語は、本開示では等価な表現として使われる。この装置は通常、移動電話、ハンド・ヘルド・コンピュータ、いわゆる携帯情報端末(ΡDA)またはセルラーもしくはモバイルネットワーク用の無線受信機を装備する他の装置または機器である。
図1Bに、一般的なGSMネットワークにおけるネットワーク要素のブロック図を示してある。MSC(移動サービス交換局)50が、他のMSCおよび他の外部ネットワーク52に、通常は(図示していない)GMSC(ゲートウェイMSC)を介して接続される。MSC50は、1つまたは複数のBSC(基地局コントローラ)60に接続され、そこに接続された異なるネットワーク要素を接続する切換え手段51を有する。BSC60は、1つまたは複数の基地局8の操作を担当し、MSC50および異なる基地局8との間を往復するトラフィックを、切換え機能61によって切り換える。BSC60は、また、ハンドオーバを敢行する手段62と、たとえば移動端末によって報告された隣接リストを使用することによって、基地局8に接続された移動端末の位置の推定を実施する手段63とを有する。あるいは、位置を推定する手段63は、位置判定に関連づけられた情報を、ネットワーク内の別のノードに報告するために用意することができ、この別のノードにおいて、実際の推定が実施される。基地局8は、トランシーバ無線インタフェース71を備え、インタフェース71は、異なるチャネル周波数のトラフィックをトランシーバ・ユニット72A、72Bに分割する。トランシーバ72A、72Bの出力は、マルチプレクサ74によって多重化され、アンテナ14に送られる。基地局8内の機能は、基地局制御システム73によって制御される。
図1Cに、セクタ・アンテナを有するGSMネットワーク内のネットワーク要素のブロック図を示してある。ほとんどの部分は、図1Bと同様なので、それ以上は説明しない。基地局8は、2つのトランシーバ・ユニット72A、72Bを備える。基地局8は、同一の無線パイロンに取り付けられた2つのセクタ・アンテナ14A、14Bにサービスする。トランシーバ72A、72Bのそれぞれ一方の出力は、それぞれのアンテナ14A、14Bに接続される。基地局8はここで、たくさんの共通機能で2つのアンテナ14A、14Bを制御する。しかし、使用可能な搬送波は、アンテナ14A、14Bの間で分割される。
セルラー通信システムを使う通信は通常、トラフィックチャネルおよびコントロールチャネル上でそれぞれ送られるデータ信号およびコントロール信号を伴う。GSMシステムには、3つのクラスのコントロールチャネルがある。BCH(ブロードキャスト・チャネル)は、セルおよびネットワーク・パラメータについての情報が絶え間なく移動端末に伝送されるためのチャネルを含む。たとえば、チャネルBCCH(ブロードキャストコントロールチャネル)は、セル固有情報の送信に使われる。BCHのチャネル上での通信は、DL(ダウンリンク)方向で起こる。BCHデータは、基地局8によって提供される。
他のコントロールチャネルは、ページング目的、アクセス機能ならびに呼の前および呼の間の、ネットワークと移動端末の間の信号送信に使われる。このようなコントロール信号送信はたとえば、移動端末によって、たとえば隣接送信機の測定結果についてネットワークに知らせるのに用いられる。認証に関する信号送信も、このようなコントロール信号送信によって実施される。CCCH(共通コントロールチャネル)およびDCCH(専用コントロールチャネル)に対して、情報は通常、BSCまたはMSCから、またはそれらに対して提供され、基地局を経由して中継されるだけである。
図1Aに戻ると、ほとんどのセルラー・ネットワーク10において、移動端末6は、無線信号の受信条件を絶え間なく測定する。この理由はいくつかある。1つの理由は、不必要に高い伝送電力での送信を回避するために、伝送電力を変更することが可能だからである。必ずしもそうであるわけではないが、概して、最良の無線条件をもつ無線基地局は、セルラー・ネットワークへの接続用に使われる無線基地局である。最良の無線条件をもつ基地局は、ほとんどの場合、移動電話6に最も接近して配置されているものでもある。図1Aにおいて、移動電話6は、基地局2Fを介して接続されている。移動電話6はしたがって、その特定の基地局2Fのセル4F内部に配置されている。無線セルは、基地局を囲むエリアとして定義され、このエリアにおいて、基地局は、移動電話への最良の無線接続を有する基地局である。基地局に関連づけられた伝送ポイントの位置は、セルラー・ネットワークによって知られており、最良の無線条件をもつ基地局の識別はしたがって、移動電話の大体の場所推定も与える。セルのサイズは、基地局の密集度に比例する。したがって、図1Aにおいて、移動電話6は、セル4F内部に存在すると結論づけてよい。
どの基地局に接続するかを知るために、移動電話は、他の基地局からも送られる信号を絶えず測定する。こうした信号は、移動電話と基地局の間の無線条件の測定を意図した特殊なコントロール信号である。信号は、他のデータの中でも特に、信号を送る基地局への接続を確立する方法についての情報を含む。上述したように、隣接するセルにおける通信は、干渉を回避するために、わずかに異なる構成をもつリンクを経由して行われる。コントロール信号は通常、こうした異なる構成を用いて伝送される。一例として、GSMでは、ある基地局からのコントロール信号は、隣接する基地局から送られるコントロール信号とは異なる周波数上で送られる。ただし、さらに離れている基地局は、再利用パターンで、同一の周波数を使うことができよう。異なるセルに関連づけられているが、コントロール信号を同一の周波数上で互いから送っている複数の基地局を分離することが可能であるためには、コントロール信号は、ある基地局からのコントロール信号を、他方からのものと区別することを可能にする他の情報も含む。この情報は、単独で、またはコントロール信号の周波数と組み合わされて、特定の基地局を識別する可能性を与える。言い換えると、コントロール信号は、基地局識別データを含む。GSMでは、いわゆる色コードが、相異なる基地局を互いと分離するのに使われる。
ネットワークは通常、どの基地局が周辺に存在するかについて、移動端末に知らせる。移動電話は次いで、どのようなコントロール信号を探すべきかを知る。移動電話は、測定される情報がアクセス可能でない場合、他の各基地局からの信号を測定してもよい。これは、たとえばユーザのオペレータの受信可能範囲ではないが、他のオペレータの受信可能範囲であるエリアにおいて当てはまり得る。基地局から送られるコントロール信号を測定した結果は通常、まとめられて移動端末に格納される。隣接する基地局のこのようなリストまたは少なくともこのようなリストに対応するデータは、移動端末中でアップデートされ続け、しばしば隣接リストと呼ばれる。
図1Aの状況に対するこのような隣接リストの例を、図2に示してある。リストは、無線条件の質に基づいてソートされ、基地局は、リストの最上位にある最良の無線条件を有する。リストの各行100は、特定の1つの基地局を指す。この例では、第1列102は、基地局の識別を含む。第2の部分104は、付加情報を含む。本実施形態では、第2列105が、全体情報を含む。第3〜第5列106〜108は、たとえば各基地局、信号品質、規制フラグに対する無線条件の質の測度に関連づけられたデータまたはハンドオーバの決定にとって重要な同様のデータを含む。
このようなリストの測定結果は、基地局に絶え間なく転送されて、無線条件に関してネットワークをアップデートし続ける。基地局、または基地局に接続されたどのネットワーク・サーバも、そうすることによって、任意の移動端末に接続された隣接リストの内容を取り出すことができる。
本開示では、「位置」および「場所」という表現が使われる。位置は、座標または度数(たとえばWGS−84データ)として地理的位置を意味することを意図している。この表現は、方位および/または向き、速度、加速度なども含み得る。位置は、相対測度として与えられてもよい。場所は、機構または場所のタイプ(またはそれとの関係)によって定義されるより主観的な位置である。場所の例は、「軍地区/機構」、「病院」、「事業所」、「劇場」、「緊急出口近く」である。「場所」という表現は、「位置」によって含まれるものも含むと想定される。
ごく普通の位置推定は、移動端末との最良の無線接続を有する基地局、すなわち隣接リストの最上位にある基地局のセルの内側として大体の位置を判定するものである。図1Aにおいて、このことは、移動電話6がセル4F内部に置かれていると、一定の確率で結論づけることが可能であることを意味する。異なるアルゴリズム用に隣接リスト中のいくつかのエントリを使うことは、携帯電話がとどまっているセルより優れた正確さを計算することができることを意味する。図2において、基地局2Gが隣接リスト中の第2の位置を占めているのを見ることができる。したがって、移動電話が、図1Aに破線で印を付けてある、セル4Gに面する60°のセクタ内部に置かれている可能性が大いにあり得る。さらに、基地局21は、隣接リスト中の第3のエントリなので、移動端末6がセル41に最も接近しているセクタの半分に置かれている可能性もあり得る。たとえば信号強度比などを考慮することによって、これ以上の正確さをさらに達成することができる。
変換または隣接リストを位置および/または場所の推定値に変換する計算は、セルラー・システム内または端末中のいずれでも起こり得る。位置推定が、システム内、たとえばネットワーク・サーバ内で起こる場合、移動端末は、隣接リストまたはリストに対応する測定値を無線基地局に伝送しなければならない。移動端末自体が推定を実施する場合、推定は基本概念において、たとえば最も接近している基地局の判定を、たとえばセルIDの形で含む。このような位置情報は、いくつかのケースでは、位置判定に基づいたサービスの多くをサポートするのに十分であり得る。しかし、実際の地理的位置が推定されることになった場合、移動端末は最初に、特定の周辺環境についての情報を必要とする。このような情報は、少なくとも異なる基地局の既知の位置を含むべきであり、たとえば測定される基地局に関する命令から推論することができよう。場所、建物または周辺環境に特有であり得る他の情報も、有用な場合がある。たとえばある特定の建物についてのこのような特有の情報は、地図情報を含む場合もあり、この情報から、移動端末を配置することができない一定のエリアを位置判定から除外することが可能である。たとえば、移動端末を固体壁内部に配置できないことが明らかであり、大抵の場合、移動端末は、床面の上方である空中10メートルに浮遊していることはない。
セルラー・システムにおける屋内受信可能範囲はしばしば、屋外より品質が低い。したがって、比較的大きい多くの建物は、それ自体の1つまたは複数のローカル・セルをもっている。一般的な従来技術のシステムを、図3に示してある。単一の基地局8は、共通アンテナ・ケーブル17を介して、屋内エリアに渡って分散されたいくつかのアンテナ14を備える分散アンテナシステムにサービスする。分散中の信号を強めるために、リピータ12が存在し得る。全アンテナが同じ情報を提供するので、移動端末6は、全アンテナ14を、まとめて単一のセル4に関連づけられた1つの伝送システムとして受け取る。さらに、移動端末6が、どのアンテナと実際に通信しているかを認識していないので、上述したような微細な位置推定がうまく作用する可能性は比較的低い。位置推定の正確さを向上させる一方法は、より小さいセルを提供することである。
リピータまたは他のどの能動構成要素によっても供給を受ける分散アンテナシステムならびに漏洩ケーブル・システムおよびサブシステムは、本発明の実装に特に適していると想定される。「アンテナ」および「伝送エンティティ」という用語は一般に、分散アンテナシステムにおけるアンテナ、および漏洩ケーブル・アンテナ上の漏洩ケーブルのセクション両方に対して使われる。ただし、本発明は、可能な全タイプのアンテナシステムに適用可能である。
屋外の受信可能範囲に対する基地局への通常の接続不良は、たくさんのフェージングを有する環境と組み合わされて、三角測量のために屋外に配置された基地局の使用も困難または不可能にさえする。大きいエリアに及ぶいくつかの建物(たとえば、空港)では、リピータが使われる。セルは次いで、より一層大きくなり、その結果、携帯電話がそのセルに接続されたときにあるエリアが非常に大きく、すなわち、位置推定の正確さが低くなる。
隣接リストに基づく位置推定の正確さは、基本的にセル・サイズに比例する。より小さいセルは概して、より正確かつ厳密な位置推定を可能にする。ただし、セルは、基地局によって制御され、基地局は概して、非常に高価である。位置推定に使われる基地局において要求される機能性は、少なくとも、基地局が位置決めに積極的に関与していない方法では、非常に限られている。実際、基地局識別データを含むコントロール信号が、十分に定義された位置から伝送されさえすれば、位置決めルーチンを実施するのに十分である。本発明では、いくつかのアンテナまたは伝送エンティティは、共通基地局に接続されるが、別個の基地局識別データに関連づけられる。
上述したように、本発明は、ほとんどのセルラー通信ネットワークに適用可能である。しかし、やはり上述したように、現時点では、リピータによって供給を受ける分散アンテナシステム、漏洩ケーブル・システムまたはサブシステム内に配置された移動端末の位置推定に適用されると特に有利であると信じられている。本発明による位置判定方法の正確さは、たとえば本発明が実装されるべき前提または環境および他の必要条件ならびに様々な顧客要件に依存する。しかし、20〜50メートルという位置の正確さが、現実的であると思われている。本発明は有利には、屋内システム、地下鉄道システム(地下鉄)およびセルラー・マクロ・システムに接続されたサブシステム、たとえばリピータを使うマクロ無線セルに接続されたトンネル内に配置された移動端末の位置決めに用いることができよう。
本発明の基本概念は、より大きい1つのセルを、より小さいいくつかの仮想セルに分割することである。仮想セルは、単一の基地局によってともに制御される。この共通基地局は、仮想セルを、通常基地局が通常セルを制御するのと同じ程度に制御する。移動電話への接続を扱うための、基地局におけるインテリジェンスおよび機能の多くは、仮想セルによって共有することができる。必要とされる追加機能は、別個の基地局の提供に関して高価ではない。さらに、いくつかのアンテナを同一の基地局に接続させることによって、仮想セルは、トラフィック搬送波を共有することもできる。本発明による無線ネットワークの実施形態を、図4Aに概略的に示してある。ここで、3つのアンテナ14A〜Cが、別個のアンテナ・ケーブル18によって基地局8に接続されている。各アンテナ14A〜Cは、別個の仮想基地局識別データを有するコントロール信号を、異なるブロードキャスト・チャネル上で伝送し、各アンテナ14A〜Cは、仮想セルの中心を構成する。基地局8は、接続22を介してBSCにさらに接続される。
基地局8は、1つの搬送周波数を各々が扱う4つのトランシーバ72A〜Dを有する。そのうちの3つ72A〜Cは、3つのアンテナ14A〜Cのそれぞれ1つに対するコントロール信号送信を含む搬送波用に使われる。最後のトランシーバ72Dは、トラフィック・データのみを含む搬送波を扱う。トラフィック・データの搬送波は、3つのアンテナ14A〜Cのいずれによっても使用することができる。トランシーバ出力は、マルチプレクサ・ユニット74に接続され、ユニット74内で、それぞれのコントロール信号搬送波が、トラフィック・データ搬送波で多重化され、アンテナ14A〜Cの1つに提供される。基地局8は、全搬送波を完全に制御しているので、トラフィック搬送波の共有は、チャネルごとに実施することができる。このようにして、リソース割当てにおける柔軟性および力学は、使用可能なリソースが異なる基地局の間で静的に分割される場合と比較してかなり改善される。
図4Bは、図4Aのマルチプレクサ・ユニット73の可能なブロック図を示す。マルチプレクサ・ユニット73は、別個の3つの仮想セル・マルチプレクサ・ユニット75A〜Cを備え、こうしたユニットには、各々1つのコントロールチャネル搬送波が与えられる。トラフィックチャネル搬送波は、仮想セル・マルチプレクサ・ユニット75A〜Cすべてに提供される。
1つのセルをいくつかの仮想セルに分割することは、アンテナの受信可能範囲エリア内の移動端末に、その実際の場所についてのより正確な情報が与えられることにつながる。アンテナ14A〜Cそれぞれからのコントロール信号送信は、測定し分離することができ、より正確な位置判定のための基礎を提供し得る。同時に、基地局の数は増やされず、いくつかの追加機能のみが追加される。リソース割当ての妥当な柔軟性は、共通トラフィック搬送波の使用によって保つことができる。
仮想セルを、図4Aでのように生成すると、新しいいくつかのアンテナが通常は提供されなければならない。しかし、本発明による考え方が、たとえば分散アンテナシステムにおいて実装された場合、既に存在するアンテナを使用することができる。図5に、分散アンテナシステムを有する本発明の実施形態を、概略的に示す。分散アンテナシステムの3つのアンテナ14A〜Cが、共通アンテナ・ケーブル17によって基地局8に接続される。上記のように、各アンテナ14A〜Cは、別個の仮想基地局識別データを有するコントロール信号を、異なるブロードキャスト・チャネル上で伝送し、各アンテナ14A〜Cは、ローカル仮想セルラー・ネットワーク内の仮想セルの中心を構成する。基地局8は、本実施形態において、5つの搬送波にアクセスし、このうちの3つが、3つのアンテナへのコントロール信号送信のために使われ、2つが、純トラフィックチャネル搬送波として使われる。基地局8はしたがって、5つのトランシーバ72A〜Eを有し、トランシーバ72A〜Cは、コントロールチャネル搬送波用であり、トランシーバ72D〜Eは、トラフィックチャネル搬送波用である。本実施形態では、基地局8は、マルチプレクサ・ユニット74中に信号入射機能を備え、ユニット74は、全アンテナ14A〜Cへのコントロール信号を、共通ケーブル17上に多重化する。各アンテナ14A〜Cで、信号セレクタ28A〜Cが提供され、このセレクタは、共通ケーブル17上の信号を、その特定のアンテナに関連する信号を抽出するためにフィルタリングする。本実施形態では、コントロール信号を含む1つの搬送波およびトラフィックチャネル搬送波両方が、各アンテナ14A〜Cで抽出される。こうした装置の実施形態を、さらに後でより詳しく説明する。基地局8は、このような構成において、中央ユニットおよびいくつかの衛星ユニット28A〜Cを備えるが、論理的には依然として基地局8である。
図6Aに、本発明の別の実施形態を示してある。本実施形態では、仮想セル・ネットワークは、7個のアンテナ14A〜Gを備える。基地局8は、依然として、使用する5つの搬送波のみを有する。ただし、アンテナは、本実施形態では、搬送波の再利用を適用することができるように用意される。たとえば、アンテナ14A、14D、14Gは、その伝送が互いを阻害しないように分離され、したがって、こうしたアンテナは、異なるデータの分散に同一の搬送波を使うことができる。基地局8は、各アンテナごとに、コントロールチャネル信号送信を担当する1つのトランシーバ72A〜72Gと、トラフィックチャネル搬送波用のそれ以外の2つのトランシーバ72H〜Iとを備える。トランシーバ72A、72D、72Gは、同一の最終搬送周波数C1に向けられるが、別個のコントロール信号が提供される。マルチプレクサ・ユニット74は、このような場合、異なるコントロール信号トランシーバ72A〜Gからの信号を、アンテナの所のセパレータ28A〜Gで区別し分離することができるように多重化しなければならない。
本実施形態では、GSMシステムおよび通信チャネルは、異なる搬送周波数に対応すると想定される。搬送周波数C1〜C3には、各アンテナごとに一意の、それ以外の区別用基地局ID、BSICが与えられる。この点において、アンテナは、別個の基地局に接続されたかのように作用しており、移動端末は、より小さい仮想セルの中に入っている。図6Bにあるような隣接リスト100が結果として生じ得る。このリストから、最新の位置決めルーチンによって位置推定の向上を実現することができる。ただし、仮想セルは、共通基地局8によって制御され、共通トラフィックチャネル搬送波にさらにアクセスする。
基地局の機能の実装は、異なる多くのやり方で行うことができる。図7は、可能な構成の一実施形態のブロック図を示す。基地局8は、BSC60に接続される。トランシーバ無線インタフェース71は、搬送周波数およびBSICに応じて、異なるトランシーバ72に信号を向ける。本実施形態では、3つのトランシーバ72のみが存在するが、いかなる当業者も理解するように、任意の数のトランシーバ72があり得る。当該搬送波の使用に応じて、データ・トラフィック出力およびコントロール信号出力またはデータ・トラフィック出力のみを含む各出力は、それぞれのトランシーバ・ユニット72に接続される。コントロール信号およびデータ・トラフィックは通常、コーデック・ユニット82内でエンコードされる前に、別個の誤り処理ユニット80、81内で処理される。エンコードされた信号は通常、一斉に解放され、エンコードされた信号はしたがって、バースト操作ユニット83内で処理される。DL信号は、チャネル・マルチプレクサ84内で、搬送波の使用可能なチャネルへ多重化され、変調器85内で変調される。ULトラフィックは同様に、復調装置86内で復調され、チャネル・デマルチプレクサ87内で逆多重化される。
本実施形態では、分散アンテナシステムが想定され、使われる搬送波はすべて、1つの共通アンテナ・ケーブル17上のアンテナに転送される。トランシーバ・ユニット72との間を往復する、変調された信号は、上で言及したアンテナ転送マルチプレクサ・ユニット74内で多重化される。アンテナ転送マルチプレクサ・ユニット74は好ましくは、コントロール信号入射装置(図5を参照)として作用する。好ましくは、搬送波を含むコントロール信号は、抽出しまたは除去しやすいように多重化される。多重化された信号は、アンテナ・ケーブル17上で送られ、各アンテナ14の所の信号セレクタ28に到達する。信号セレクタは、フィルタ88または分離ユニットを備え、このユニットは、存在する場合、その特定のアンテナおよび任意の共通トラフィック搬送波に関連づけられた仮想基地局に向けられたコントロール信号を含む搬送波を析出する。こうした分離された搬送波は、デマルチプレクサ89内で逆多重化され、伝送向けの適正な特性に変更される。分離された搬送波の信号は次いで、アンテナ14によって無線周波電磁波として転送される。対応する機能が、UL通信用に信号セレクタ28および多重化ユニット74、89内に存在する。
図8に、本発明の別の実施形態を示してある。本実施形態では、仮想セルは、コントロールチャネルを含む搬送波上のトラフィックチャネルも共有する。このことは、全搬送波が、全アンテナから伝送されるが、コントロールチャネルの内容が、あるアンテナから別のアンテナに変わることを意味する。この利点は、リソース割当ての力学がさらに増大されることである。しかし、主な不利益は、コントロールチャネルの内容を交換するために、より高度な機能がセパレータ・ユニット内に含まれることになる点である。
図8において、基地局8は、各搬送波に対し1つの「通常の」トランシーバ72A〜Eを備える。さらに、コントロールチャネル・トランシーバ72A〜Cに接続された「仮想トランシーバ」77A〜Cが提供され、こうしたトランシーバは、異なるアンテナ14A〜Gから伝送されるコントロールチャネルの内容を提供する。この内容は、トラフィック・データとともに多重化され、異なるアンテナに提供される。セパレータ・ユニット28は、その特定のアンテナに向けられたコントロールチャネル・データを析出し、このデータを、コントロールチャネル搬送波上で伝送されるデータに含める。他のアンテナに向けられる他の制御データは、除去される。セパレータ・ユニット28は、かなり知的な機能を含まなければならない。というのは、一般に中央基地局のトランシーバ部において実行される機能のほとんどは、異なる段階において、たとえば符号化および多重化に含まれなければならないからである。
しかし、本実施形態は、おそらく位置決めの不正確さをわずかに高める。というのは、セル識別のデコードは通常、信号強度の測定よりも頻繁でなく実施され、このことは、信号強度を、より短い間隔中で、不正確な仮想セル識別に関連づけることができることを意味するからである。多くのアプリケーションにおいて、位置の正確さはいずれにしても十分である。
図9は、本発明による基地局の実装の別の実施形態を示す。ここで、いくつかのトランシーバ機能が、セパレータ・ユニット28に分散され、本実施形態は、たとえば図8に示してあるシステムの実装により適切であり得る。BSC60は、通常通り、基地局8におけるトランシーバ無線インタフェース71に接続され、異なる搬送波に向けられた信号は、別個のトランシーバ・ユニット72に切り換えられる。トランシーバ・ユニット72は、通常のやり方で、誤り処理、エンコードおよびバースト操作のために用意される。ただし、バースト操作ユニット83からの出力は、本実施形態では、マルチプレクサ・ユニット74に接続される。異なる仮想ネットワーク搬送波に向けられた信号は、マルチプレクサ74内で多重化され、共通アンテナ・ケーブル17上に転送される。本実施形態における信号セレクタ28には、フィルタリング88および逆多重化89ユニットに加え、チャネル・マルチプレクサ84、変調器ユニット85、復調装置ユニット86およびチャネル・デマルチプレクサ87も与えられ、これらは一般に、主要基地局8内部に置かれる。
本発明の他の多くの実装形態が可能であり、本保護は、例示した実施形態のみに限定されるべきではなく、添付の特許請求の範囲によって全体が定義されるべきである。
上記の実施形態のほとんどにおいて、分散アンテナシステムが、モデル・システムとして使われた。しかし、漏洩ケーブル・システムおよび/またはリピータを備えるシステムも、本発明が実装されるのに適している。図10は、アンテナシステムとして漏洩ケーブル19を備えるこのようなシステムを示す。リピータ29には、前述の実施形態のものと同様に、セパレータ・ユニット28を容易に与えることができる。セパレータ・ユニット28は次いで、コントロール信号の一部のみを、それ以外のダウンリンクに置かれたアンテナシステムの一部に渡すように用意される。リピータ29からのアンテナシステム・ダウンリンク部分は次いで、アップリンクとは異なる1組のコントロール信号を、リピータ29に提供する。この違いは、正確さが向上した、位置の指示として使うことができる。
具体的には、漏洩ケーブル全体が、第1のコントロール信号にアクセスし、第1の仮想セルに関連づけられた第1の「アンテナ」14Aを構成する。別のコントロール信号は、第2のリピータ29で取り除かれ、したがって、漏洩ケーブルの第1の2つの部分からのみ使用可能であり、こうした部分は次いで、第2の仮想セルに関連づけられた第2の「アンテナ」14Bを構成する。最後に、第3のコントロール信号が、第1のリピータ29で既に取り除かれ、第3の仮想セルに関連づけられた「アンテナ」14Cはしたがって、漏洩ケーブル19の初めの3分の1のみを備える。
このようなシステムを管理する際、異なる仮想セルに対して優先レベルを採り入れるのが好ましい場合がある。アンテナ14B、14Aの仮想セルより優先度が高いアンテナ14Cの仮想セルを選択することによって、アンテナ14Cに関連づけられた仮想セル内部に配置されたほとんどの移動局が、アンテナ14Cを介して通信することになる。同様に、14Bに関連づけられた仮想セル、14Aより高い優先度を与えることによって、漏洩ケーブルの中央部周辺にある移動局は、アンテナ14Bを介して通信することになる。このようにして、異なるアンテナのトラフィック負荷を、より均一に分散することができる。
本発明による方法の実施形態の主要ステップを、図11に示してある。手順は、ステップ200で始まる。ステップ210で、第1物理チャネルセットのコントロール信号が、第1の伝送エンティティを経由して伝送される。ステップ212で、第2物理チャネルセットのコントロール信号が、第2の伝送エンティティを経由して伝送される。最後に、ステップ214で、第3組の物理チャネルのトラフィック信号が、第1および第2の伝送エンティティ両方を経由して伝送される。手順は、ステップ299で終了される。
添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の範囲から逸脱することなく、本発明に対して様々な修正および変更を行うことができることが、当業者には理解されよう。
セルラー通信システムを示す略図である。 セルラー通信システムにおける接続ネットワーク要素を示すブロック図である。 セクタ化されたセルラー通信システムにおける接続ネットワーク要素を示すブロック図である。 隣接リストの全体的な内容を示す図である。 従来技術による分散アンテナシステムを示す略図である。 本発明の実施形態による無線ネットワークの一部を示す略図である。 図4Aで使われるマルチプレクサを示す略図である。 本発明の実施形態による分散アンテナシステムを有する無線ネットワークの一部を示す略図である。 本発明の別の実施形態による分散アンテナシステムを有する無線ネットワークの一部を示す略図である。 図6Aの基地局に対する隣接リストの全体的な内容を示す図である。 本発明による無線基地局の実施形態を示すブロック図である。 本発明のさらに別の実施形態による分散アンテナシステムを有する無線ネットワークの一部を示す略図である。 本発明による無線基地局の別の実施形態を示すブロック図である。 本発明の実施形態によるリピータを備える漏洩ケーブル・アンテナシステムを有する無線ネットワークの一部を示す略図である。 本発明による方法の任意の実施形態における主要ステップを示すフロー図である。

Claims (26)

  1. 無線アクセスステーション(8)と、
    無線アクセスステーション(8)によって制御される第1及び第2伝送エンティティ(14A〜G)と、
    を有し、
    前記無線アクセスステーション(8)を、第1の物理チャネルセットのコントロールチャネルを前記第1伝送エンティティに、第1の物理チャネルセットとは排他の関係にある第2の物理チャネルセットを前記第2伝送エンティティに割り当てるべく、設置した無線アクセスネットワークであって、
    前記無線アクセスステーション(8)は、
    前記第1の物理チャネルセット及び第2の物理チャネルセットの双方と異なる、第3の物理チャネルセットにおける第1トラフィックチャネルを、前記第1伝送エンティティに割当て、
    第3の物理チャネルセットにおける第2トラフィックチャネルを、前記第2伝送エンティティに割り当てることを特徴とする無線アクセスネットワーク。
  2. 前記伝送エンティティ(14A〜G)は、共通のケーブル(17)により、無線アクセスステーション(8)に接続されることを特徴とする請求項1に記載の無線アクセスネットワーク。
  3. 前記第1及び第2伝送エンティティ(14A〜G)は、分散アンテナシステムまたは漏洩ケーブルアンテナのコンポーネントであることを特徴とする請求項1に記載の無線アクセスネットワーク。
  4. 前記第1及び第2の物理チャネルセットのコントロールチャネルは、異なる無線アクセスステーション識別データを備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の無線アクセスネットワーク。
  5. 移動端末によって受信された無線アクセスステーション識別データに基づいて、該移動端末の位置を推測するポジショニング手段を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の無線アクセスネットワーク。
  6. 前記位置の推測を、前記移動端末の隣接リストに基づいて行なうことを特徴とする請求項5に記載の無線アクセスネットワーク。
  7. 更に第3伝送エンティティを備え、無線アクセスステーション(8)は、該第3伝送エンティティに、第1物理チャネルセット内のコントロールチャネルを割り当て、前記第3伝送エンティティは、前記第1伝送エンティティとは異なる無線アクセスステーション識別データを有することを特徴とする請求項4に記載の無線アクセスネットワーク。
  8. 前記無線アクセスステーション(8)は、前記第1伝送エンティティに、前記第1物理チャネルセット内の第1トラフィックチャネルを割り当て、前記第3伝送エンティティに、前記第1物理チャネルセット内の第2トラフィックチャネルを割り当てるように構成されることを特徴とする請求項7に記載の無線アクセスネットワーク。
  9. 前記無線アクセスステーション(8)は、ブロードキャストコントロール信号インジェクタ(74)を備え、前記第1及び第2伝送エンティティ(14A〜G)の少なくとも何れか一方は、コントロール信号セレクタ(28、28A〜G)を備えることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の無線アクセスネットワーク。
  10. 前記コントロール信号セレクタ(28、28A〜G)は、コントロールチャネルを含む物理チャネルの全セットを選択するように構成されていることを特徴とする請求項9に記載の無線アクセスネットワーク。
  11. 前記コントロール信号セレクタ(28、28A〜G)は、別々のコントロールチャネルを選択するように構成されていることを特徴とする請求項9に記載の無線アクセスネットワーク。
  12. 割当て手段(73)と、
    無線アクセスステーション(8)によって制御された第1及び第2伝送エンティティ(14A〜G)に対するアンテナ接続部と、
    を備え、
    前記割当て手段(73)は、
    第1物理チャネルセット内のコントロールチャネルを第1伝送エンティティに割当て、
    前記第1物理チャネルセットとは排他の関係にある第2物理チャネルセット内のコントロールチャネルを前記第2伝送エンティティに割り当てる無線アクセスステーションであって、
    前記割当て手段(73)は、
    前記第1及び第2物理チャネルセットの両方と排他の関係にある第3物理チャネルセット内の第1トラフィックチャネルを、前記第1伝送エンティティに割り当て、前記第3物理チャネルセット内の第2トラフィックチャネルを、前記第2伝送エンティティに割り当てることを特徴とする無線アクセスステーション。
  13. 前記第1及び第2の物理チャネルセットのコントロールチャネルは、異なる無線アクセスステーション識別データを備えることを特徴とする請求項12に記載の無線アクセスステーション。
  14. 移動端末によって受信された無線アクセスステーション識別データに基づいて、該移動端末の位置を推測するポジショニング手段を更に備えることを特徴とする請求項13に記載の無線アクセスステーション。
  15. 前記位置の推測を、前記移動端末の隣接リストに基づいて行なうことを特徴とする請求項14に記載の無線アクセスステーション。
  16. 前記割当て手段(73)は、更に、前記第3伝送エンティティに、第1物理チャネルセット内のコントロールチャネルを割り当てるように構成され、前記第3伝送エンティティは、前記第1伝送エンティティとは異なる無線アクセスステーション識別データを有することを特徴とする請求項13に記載の無線アクセスステーション。
  17. 前記割当て手段(73)は、更に、前記第1伝送エンティティに、前記第1物理チャネルセット内の第1トラフィックチャネルを割り当て、前記第3伝送エンティティに、前記第1物理チャネルセット内の第2トラフィックチャネルを割り当てるように構成されることを特徴とする請求項16に記載の無線アクセスステーション。
  18. ブロードキャストコントロール信号インジェクタ(74)を更に備えることを特徴とする請求項12乃至17の何れかに記載の無線アクセスステーション。
  19. 前記コントロール信号インジェクタ(74)は、コントロールチャネルを含む物理チャネルの全セットを入射するように構成されていることを特徴とする請求項18に記載の無線アクセスステーション。
  20. 前記コントロール信号インジェクタ(74)は、別々のコントロールチャネルを表わす信号を入射するように構成されていることを特徴とする請求項19に記載の無線アクセスステーション。
  21. 移動体通信ネットワーク(10)の一部を管理する方法であって、
    第1物理チャネルセットのコントロールチャネルを第1伝送エンティティに伝送するステップ(210)と、
    前記第1物理チャネルセットとは排他の関係にある第2物理チャネルセットのコントロールチャネルを前記第2伝送エンティティに伝送するステップ(212)と、
    を含み、
    前記第1及び第2物理チャネルセットの両方と排他の関係にある第3物理チャネルセットのトラフィック信号を、前記第1及び第2伝送エンティティの両方に伝送するステップ(214)を更に含むことを特徴とする方法。
  22. 前記第1及び第2物理チャネルセットのコントロールチャネルは、異なる無線アクセスステーション識別データを備えることを特徴とする請求項21に記載の無線アクセスステーション。
  23. 移動端末によって受信された無線アクセスステーション識別データに基づいて、該移動端末の位置を推測するステップを更に備えることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 前記位置の推測を、前記移動端末の隣接リストに基づいて行なうことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 更に、第1、第2及び第3物理チャネルセットへの信号を、単一の通信リンクに多重化する多重化ステップと、
    第1及び第2伝送エンティティに多重化信号を転送するステップと、
    前記第1及び第2伝送エンティティの少なくとも何れか一方に対して、転送された信号を逆多重化するステップと、
    前記第1及び第2伝送エンティティの少なくとも何れか一方での、第1及び第2コントロール信号の一方を選択するステップと、
    を更に含むことを特徴とする請求項21乃至24の何れかに記載の方法。
  26. 前記多重化ステップは、第1、第2及び/または第3物理チャネルセットの部分を多重化するステップを含み、
    前記方法は、逆多重化された伝送信号の選択されたコントロール信号を、第1、第2及び/または第3物理チャネルセットに組み合わせることを特徴とする請求項25に記載の方法。
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