JP2007506208A - 少なくとも1つの光スポットをシフトさせるシステム - Google Patents
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Abstract
本発明は、少なくとも1つの光スポット(903)をシフトさせるシステムであって、入射光線から、制御可能な位相プロファイルに従って位相変調された光線を生成する位相変調器(906)と、その位相変調された光線から、少なくとも1つの光スポット(903)を生成する開口アレイ(902)とを含み、位相プロファイルの変化が、少なくとも1つの光スポット(903)のシフトを伴うことを特徴とするシステムに関するものである。本発明は、光ストレージの分野に適用される。
Description
本発明は、少なくとも1つの光スポットをシフトさせるシステム、たとえばデータ取出しのために少なくとも1つの光スポットを情報担体上でシフトさせるシステムに関するものである。
本発明は、光データストレージの分野において利用可能なものである。
今日、光ストレージは、コンテンツ頒布に広く利用されており、たとえば、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)規格に基づくストレージシステムにおけるコンテンツ頒布に利用されている。光ストレージは、情報担体の複製が容易かつ安価である点で、ハードディスクおよび固体ストレージに対して大きな利点を有している。
しかしながら、ドライブ中に大量の可動部品があるため、それら可動部品の読出動作時に要求される安定性を考慮すると、この種のストレージを用いた既知のアプリケーションは、かかる読出動作を実行する際の衝撃に強くはない。その結果、光ストレージは、携帯型機器等の衝撃に曝されるアプリケーションには、容易に用いることができない。
本発明の1つの目的は、少なくとも1つの光スポットをシフトさせるため、たとえばデータ取出しのために少なくとも1つの光スポットを情報担体上でシフトさせるための、新規なシステムを提案することである。
上記の目的のため、本発明に係る少なくとも1つの光スポットをシフトさせるシステムは、
− 入射光線から、制御可能な位相プロファイルに従って位相変調された光線を生成する位相変調器と、
− 上記の位相変調された光線から、上記の少なくとも1つの光スポットを生成する開口アレイとを含み、
上記の位相プロファイルの変化が、上記の少なくとも1つの光スポットのシフトを伴うものであることを特徴とするシステムである。
− 入射光線から、制御可能な位相プロファイルに従って位相変調された光線を生成する位相変調器と、
− 上記の位相変調された光線から、上記の少なくとも1つの光スポットを生成する開口アレイとを含み、
上記の位相プロファイルの変化が、上記の少なくとも1つの光スポットのシフトを伴うものであることを特徴とするシステムである。
光スポットのシフトは、開口アレイによりもたらされるタルボット効果を、位相変調器の動作と組み合わせて利用することにより実現される。光スポットのシフトは、読出動作中において情報担体の表面を走査することを意図した、水平方向のシフトであってもよいし、読出動作の質を向上させるために情報担体の表面上に光スポットを精確に合焦させることを意図した、軸方向のシフトであってもよい。
光スポットのシフトは、機械的構造を何ら用いずに実現されるので、このシステムは、機械的に強固な解決策を規定する。したがって、このシステムは、衝撃に曝される携帯型機器にも、有利に実装することができる。
この解決策は、情報担体上において単一の光スポットをシフトする処理にも利用可能であるが、情報担体の表面上に同時に適用される光スポットのアレイにも利用可能である。
本発明はまた、本発明に従うシステムを含む、情報担体上に記憶されたデータを読み出すための読取装置にも関するものである。
本発明の詳細な説明および他の側面については、以下において述べる。
以下、添付の図面と関連させて説明されるいくつかの実施形態を参照しながら、本発明のいくつかの特定の側面を説明する。図面では、同一の部分またはサブ工程は、同じように指定されている。
本発明に従うシステムは、情報担体上に記憶されたデータを読み出すことを目的としている。情報担体は、データマトリックスのようなアレイに従って編成されたバイナリデータを記憶することを意図したものである。情報担体が透過によって読み取られることを意図したものである場合には、情報担体上に記憶されているバイナリデータの状態は、透明領域と不透明領域(すなわち光吸収領域)とで表される。あるいは、情報担体が反射によって読み取られることを意図したものである場合には、情報担体上に記憶されているバイナリデータの状態は、非反射性領域(すなわち光吸収領域)と反射性領域とで表される。これらの領域は、ガラス、プラスチック、または磁気特性を有する材料といった材料にマークされる。
本発明に従うシステムは、
− 情報担体を走査することを意図した光スポットのアレイを、入射光線から生成する光学素子と、
− 情報担体により発生させられる出射光線のアレイから、データを検出する検出器とを含んでいる。
− 情報担体を走査することを意図した光スポットのアレイを、入射光線から生成する光学素子と、
− 情報担体により発生させられる出射光線のアレイから、データを検出する検出器とを含んでいる。
図1に示す第1の実施形態では、情報担体101上に記憶されたデータを読み出すための本発明に従うシステムは、情報担体101を走査することを意図した光スポットのアレイ103を、入射光線104から生成する光学素子102を含んでいる。
光学素子102は、二次元マイクロレンズアレイに対応するものであり、その入射面には可干渉性の入射光線104が適用される。マイクロレンズアレイ102は、光スポットが情報担体101上に合焦するように、情報担体101と平行に離間させられて配されている。マイクロレンズの開口数および品質は、光スポットのサイズを決定する。たとえば、0.3の開口数を有する二次元マイクロレンズアレイ102が使用され得る。入射光線104は、入射レーザー光線を拡大する導波管(図示せず)によって、またはカップリングされたマイクロレーザーの二次元アレイによって実現され得る。
光スポットは、情報担体101の透明領域または不透明領域に適用される。光スポットが不透明領域に適用されると、情報担体によりそれに応答する出射光線は発生させられない。光スポットが透明領域に適用されると、情報担体によりそれに応答する出射光線が発生させられ、その出射光線が検出器105により検出される。こうして、検出器105を用いて、光スポットが適用された領域のデータのバイナリ値が検出される。
ある有利な形態では、検出器105は、CMOSまたはCCDピクセルのアレイにより形成される。一例では、検出器の1つのピクセルは、情報担体の1つのデータ(すなわち1ビット)を含む基本データ領域に対向するように配される。その場合、検出器の1つのピクセルが、情報担体の1つのデータを検出することが意図されている。
ある有利な形態では、情報担体上で発生させられた出射光線を検出器上に集光して、データ検出を改善するために、情報担体101と検出器105との間に、マイクロレンズアレイ(図示せず)が配される。
図2に示す第2の実施形態では、情報担体201上に記憶されたデータを読み出すための本発明に従うシステムは、情報担体201を走査することを意図した光スポットのアレイ203を、入射光線204から生成する光学素子202を含んでいる。
光学素子202は、二次元開口アレイに対応するものであり、その入射面には可干渉性の入射光線204が適用される。これらの開口は、たとえば1μmまたはそれよりずっと小さな直径を有する円形の孔に対応するものとされる。入射光線204は、入射レーザー光線を拡大する導波管(図示せず)によって、またはカップリングされたマイクロレーザーの二次元アレイによって実現され得る。
光スポットは、情報担体201の透明領域または不透明領域に適用される。光スポットが不透明領域に適用されると、情報担体によりそれに応答する出射光線は発生させられない。光スポットが透明領域に適用されると、情報担体によりそれに応答する出射光線が発生させられ、その出射光線が検出器205により検出される。こうして、図1に示した第1の実施形態と同様に、検出器205を用いて、光スポットが適用された領域のデータのバイナリ値が検出される。
ある有利な形態では、検出器205は、CMOSまたはCCDピクセルのアレイにより形成される。一例では、検出器の1つのピクセルは、情報担体の1つのデータを含む基本データ領域に対向するように配される。その場合、検出器の1つのピクセルが、情報担体の1つのデータを検出することが意図されている。
ある有利な形態では、情報担体上で発生させられた出射光線を検出器上に集光して、データ検出を改善するために、情報担体201と検出器205との間に、マイクロレンズアレイ(図示せず)が配される。
光スポットのアレイ203は、以下のように作用する回折現象であるタルボット効果を利用して、開口アレイ202により作り出される。入射光線204のような可干渉性の光線が、開口アレイ202のような周期的な回折構造を有する物体(すなわち光エミッタを形成する物体)に適用されると、回折光は、その回折構造から予測可能な距離z0だけ離れた平面において、エミッタと同一の像に再結像する。この距離z0は、タルボット距離として知られている。タルボット距離z0は、z0=2nd2/λの関係式で与えられる。ここで、dは光エミッタの周期的な間隔であり、λは入射光線の波長であり、nは伝播空間の屈折率である。より一般的にいえば、再結像は、エミッタからさらに離れた、タルボット距離の倍数に当たる他の距離z(m)=2nmd2/λ(mは整数)においても生じる。また、そのような再結像は、m=1/2+整数の個所においても生じるが、その場合は像が半周期分シフトする。さらに、m=1/4+整数およびm=3/4+整数の個所においても再結像が生じるが、その場合は2倍の周波数を有する像となる(すなわち、光スポットの周期が、開口アレイの周期に対して半分の周期となる)。
タルボット効果を利用することにより、光学レンズを必要とせずに、開口アレイ202から比較的遠く離れた距離(z(m)で表して数百μm)において、高品質な光スポットのアレイを作り出すことが可能となる。このことは、たとえば、開口アレイ202と情報担体201との間に、情報担体201を汚れ(たとえば、ほこりや指紋等)から守るためのカバー層を挿入することを可能にする。さらには、この態様は、マイクロレンズアレイを用いる場合と比較して、実装を容易とし、かつ情報担体に適用される光スポットの密度を低コストで増大させることを可能にする。
図3は、本発明に従うシステムの詳細図である。この図には、情報担体301により発生させられる出射光線からデータを検出することを意図した、検出器305が図示されている。この検出器は、参照番号302、303、304で示すピクセルを含んでいる。なお、図示されているピクセルの数は、理解を容易にするために限られた数とされている。ここで、ピクセル302は、特に情報担体のデータ領域306に記憶されたデータを検出することを意図されており、ピクセル303は、データ領域307に記憶されたデータを検出することを意図されており、ピクセル304は、データ領域308に記憶されたデータを検出することを意図されている。各データ領域(マクロセルとも呼ぶ)は、基本データの組を含んでいる。たとえばデータ領域306は、参照番号306a、306b、306c、306dで示す、バイナリデータを含んでいる。
この実施形態では、検出器の1つのピクセルは、データの1つの組を検出することを意図されており、この1つのデータの組に含まれる各基本データは、図1に示したマイクロレンズアレイ102または図2に示した開口アレイによって形成された単一の光スポットで、連続的に読み出される。以下、情報担体上のデータを読み出すこの手法を、マクロセル走査と呼ぶこととする。
図4は、図3に基づく図であり、情報担体401のマクロセル走査の例(この例に限られるものではない)を示した図である。
情報担体401上に記憶されているデータは、黒の領域(すなわち不透明領域)または白の領域(すなわち透明領域)のいずれかで示される2通りの状態を有している。たとえば、黒の領域は「0」のバイナリ状態に対応し、白の領域は「1」のバイナリ状態に対応し得る。
情報担体401から発生させられた出射光線が検出器405のピクセルに当たった際のそのピクセルは、白の領域で表されている。そのとき、そのピクセルは第1の状態を有する電気出力信号(図示せず)を送出する。これに対し、検出器405のピクセルが情報担体から何ら出射光線を受けていない際のそのピクセルは、網掛領域で現されている。そのとき、そのピクセルは第2の状態を有する電気出力信号(図示せず)を送出する。
この例では、データの各組は、4つの基本データを含んでおり、データの各組につき単一の光スポットが、同時に適用される。光スポット403による情報担体401の走査は、たとえば、2つの基本データ間の距離に等しい横方向へのイクリメント幅(変位幅)をもって、左方向から右方向へと行われる。
位置Aでは、すべての光スポットが不透明領域に適用され、したがって検出器の全ピクセルが第2の状態となる。
光スポットを右方向に変位させた後の位置Bでは、左側の光スポットが透明領域に適用され、したがって対応のピクセルが第1の状態となる。一方、残りの2つの光スポットは不透明領域に適用されるので、それらに対応する検出器の2つのピクセルは、第2の状態となる。
光スポットをさらに右方向に変位させた後の位置Cでは、左側の光スポットが不透明領域に適用され、したがって対応のピクセルが第2の状態となる。一方、残りの2つの光スポットは透明領域に適用されるので、それらに対応する検出器の2つのピクセルは、第1の状態となる。
光スポットをさらに右方向に変位させた後の位置Dでは、中央の光スポットが不透明領域に適用され、したがって対応のピクセルが第2の状態となる。一方、残りの2つの光スポットは透明領域に適用されるので、それらに対応する検出器の2つのピクセルは、第1の状態となる。
情報担体401の走査は、検出器のピクセルに対向するデータの組をなすすべてのデータに光スポットが適用されたときに完了する。このことは、情報担体が、二次元的に走査されることを包含する。検出器の1つのピクセルに対向するデータの組を構成する各基本データは、単一の光スポットによって連続的に読み出される。
図5は、図2に示したシステムを三次元的に示した図である。この図には、情報担体501に適用される光スポットのアレイを生成するための、開口アレイ502が含まれている。各光スポットは、情報担体501の二次元のデータの組(太線の四角で示されている)上に亘って、適用され走査される。この光スポットに応答して、情報担体は、出射光線を出力する(あるいは、光スポットが不透明領域に適用された場合には、出射光線を出力しない)。出射光線は、走査されたデータの組に対向する検出器503のピクセルによって、検出される。情報担体501の走査は、開口アレイ502を、x軸およびy軸に沿って変位させていくことにより行われる。
開口アレイ502と、情報担体501と、検出器503とは、互いに平行な平面に重ね合わされている。これらのうち、可動な部分は開口アレイ502のみである。
ここで、開口アレイ502をマイクロレンズアレイ102と置き換えれば、図1に示したようなシステムを三次元的に示した図も、図5と同様になる点に留意されたい。
光スポットのアレイによる情報担体の走査は、情報担体に平行な平面内で行われる。走査装置は、情報担体の全表面を走査するため、xおよびyの二方向に、光スポットを並進移動させる。
図6に示す第1の解決策では、走査装置は、H字型のブリッジに対応する。光スポットのアレイを生成する光学素子(すなわち、マイクロレンズアレイまたは開口アレイ)が、第1のスレッジ601に実装される。この第1のスレッジ601は、第2のスレッジ602に対して、y軸に沿って相対移動可能とされている。この目的のため、第1のスレッジ601は、ガイド607、608と接触する接触部603、604、605、606を含んでいる。第2のスレッジ602は、ガイド609、610と接触する接触部611、612、613、614によって、x軸に沿って移動可能とされている。スレッジ601および602は、ステップ・バイ・ステップ・モータや、ジャッキとして作用する磁気式または圧電式アクチュエータといった、アクチュエータ(図示せず)によって並進移動させられる。
図7に示す第2の解決策では、フレーム701の中に走査装置が保持されている。フレーム701を浮遊状態に保持するために用いられている各要素は、図8に、三次元的に詳細に示されている。これらの要素には、
− 第1の板ばね702、
− 第2の板ばね703、
− x軸に沿った走査装置701の駆動を与える第1の圧電素子704、および
− y軸に沿った走査装置701の駆動を与える第2の圧電素子705が含まれる。
− 第1の板ばね702、
− 第2の板ばね703、
− x軸に沿った走査装置701の駆動を与える第1の圧電素子704、および
− y軸に沿った走査装置701の駆動を与える第2の圧電素子705が含まれる。
図7に示した第2の解決策は、図6に示したH字型のブリッジの解決策よりも少ない、機械的な並進動作を包含している。フレーム701と接触状態にある圧電素子は電気的に制御され(図示せず)、電圧の変化がこの圧電素子の寸法的変化をもたらし、結果としてフレーム701をx方向および/またはy方向に変位させる。
位置Pos1は、第1の位置にある走査装置701を示しており、位置Pos2は、x軸に沿って並進移動させられた後の第2の位置にある走査装置701を示している。板ばね702および703の可撓性が、明確に図示されている。
板ばね702および703をさらなる2つの圧電素子に置き換えて、4つの圧電素子を用いても、類似の構成を作り出すことができる。その場合、対向する圧電素子の対は、拮抗筋と同じような動作で、1つの方向に協働する。
図9は、本発明に従う1つの改善されたシステムを示している。このシステムでは、情報担体901の走査が、構成要素を移動させることなく実現される。図9は、図2を基としているが、追加部材として、入射光線904の光路内に位相変調器906が配されている。
非機械的な走査は、位相変調器906により規定される位相プロファイルを、入射光線904に適用し、この位相プロファイルを変化させることにより実現される。位相変調器906は、水平距離x(および/またはy)に関する入射光線904の位相を変化させる。
なお、位相変調器906は、開口アレイ902と情報担体901との間に配されてもよい点に留意されたい(図示せず)。
位相変調器906が、位相φ(x)を位置xに対して線形的に変化させるように作用すると、光スポットのアレイ903は、水平軸xに沿ってΔxの水平方向シフトを示す。位相φ(x)と水平方向位置xとは、関係式
により関連付けられていると規定することができる。ここで、xは水平方向位置(たとえば、位相変調器906の最左端から測った水平方向位置)、λは入射光線904の波長、aは可変パラメータである。
式1で規定される位相プロファイルが位相変調器906により実現される場合は、光スポットのアレイ903の水平方向シフトΔxは、
により与えられることが示される。ここで、Zは固定値であり、有利な形態では、タルボット距離z0に対応する固定値、またはタルボット距離z0の整数倍もしくは約数に対応する固定値である。
パラメータaは、水平方向シフトΔxを変化させることに鑑みて、位相プロファイルの線形係数を変更することを可能とする。パラメータaの各値に対して、異なる位相プロファイルが規定される。パラメータaの変化は、結果として、光スポットをx方向にシフトさせる。
情報担体901の全表面を走査するためには、情報担体901の各マクロセルデータが、光スポットのアレイをなす1つの光スポットにより走査されなくてはならない。したがって、1つのマクロセルデータの走査は、x軸およびy軸に沿った二次元走査に対応する。この二次元走査は、x軸およびy軸に基づく線形的な位相変調を同時に規定することにより実行される。規定される位相プロファイルは、x軸に基づく線形位相プロファイル(式1により規定される)と、y軸に基づく線形位相プロファイル(式1においてxをyに置き換えることにより同様に規定される)との、線形結合の結果として得られる。
ある有利な形態では、位相変調器906は、制御可能な液晶(LC)セルを含んでいる。たとえば、ピクセル化された線形ネマチックLCセルを用いることができ、その際、開口アレイ902の各開口が自己のLCセルを有し、自己の位相φ(x)を与えられ得るようにすることができる。すなわち、位相変調器906は、LCセルの二次元アレイに対応する。ネマチック物質は、電磁場により配列させられ得るものであり、結果として位相変化をもたらすことができる。ネマチックセルは、固定された光軸を有する線形位相差板と光学的に等価であるが、その複屈折は印加される電圧の関数となる。印加される電圧が変わると、複屈折も変化し、その結果、光路長の変化、したがって位相の変化がもたらされる。
開口アレイ902をなす各開口は、自己のLCセルを有しているので、位相プロファイルは、複数の増分段階を有するランプ(ramp)形状を規定する。このランプ形状は、全体として、式1に規定される線形式に適合する。
あるいは、位相変調器906は、位相プロファイルの線形係数を変化させるように電気的に制御可能な、予め設定された連続的な位相プロファイルを規定するものであってもよい。
あるいは、エレクトロウェッティング・セルを用いて、位相プロファイルを規定してもよい。この場合、水平方向位置xに基づく位相プロファイルは、エレクトロウェッティング・セルに種々の高電圧を印加することにより変化させられる。
あるいは、光スポットのアレイの情報担体上の位置は、軸方向zに対する入射光線904の入射角を変化させることによってもシフトさせることができる。この解決策は、光路上に位相変調器を配する必要がなくなる点で有利である。しかしながら、この形態は、光線904の角度を変化させるための駆動手段(図示せず)を必要とする。開口アレイに垂直な平面に対して光線の入射角がaである場合、位相プロファイルは、式1で規定されるプロファイルに対応する。
図10は、図9に示したシステムを三次元的に示した図である。この図には、情報担体1001に適用される光スポットのアレイを生成するための、開口アレイ1002が含まれている。各光スポットは、情報担体1001の二次元のデータの組(太線の四角で示されている)上に亘って、適用され走査される。この光スポットに応答して、情報担体は、出射光線を出力する(あるいは、光スポットが不透明領域に適用された場合には、出射光線を出力しない)。出射光線は、走査されたデータの組に対向する検出器1003のピクセルによって、検出される。x軸およびy軸に沿った情報担体1002の走査は、いかなる構成要素をも移動させることなく、開口アレイ1002の下に配された位相変調器1006によって行われる。
位相変調器1006と、開口アレイ1002と、情報担体1001と、検出器1003とは、互いに平行な平面に重ね合わされている。
図11は、LCセルの一例を示している。このLCセルは、LC層1101と、ガラス基板1102と、透明電極1103と、アラインメント層1104とを含んでいる。この図では、パラメータdはセルの厚さに対応し、パラメータθはLC分子の角度に対応する。電圧発生器1105により印加される電場のため液晶分子が回転すると、セルを通って伝播する直線偏光させられた光は、異なる実効屈折率の中を伝播し、その結果、位相が変化する。
一例として、電圧に対して、結果として得られる位相変化Δφを示したグラフが、図11に併せて示されている。この曲線の特性は、使用されているLC材料、光の波長、およびセルの厚さdに依存する。
入射光線904の位相φ(x)が位置xに対して二次関数的に変化するように位相変調器906が作用する場合には、光スポットのアレイ903に、z軸に沿って軸方向シフトΔzがもたらされる。位相φ(x)と水平方向位置xとは、関係式
により関連付けられていると規定することができる。ここで、xは水平方向位置、λは入射光線904の波長、Rは位相プロファイルの曲率半径に対応する可変パラメータ、Δzはz=0の位置に対する軸方向シフトである。
式3で規定される位相プロファイルが位相変調器906により実現される場合は、光スポットのアレイ903の軸方向シフトΔzは、関係式
により精度よく近似できることが示せる。ここで、Zは固定値であり、有利な形態では、タルボット距離z0に対応する固定値、またはタルボット距離z0の整数倍もしくは約数に対応する固定値である。
可変パラメータRは、軸方向シフトΔzを変化させることに鑑みて、位相プロファイルの二次式係数を変更することを可能とする。パラメータRの各値に対して、異なる位相プロファイルが規定される。パラメータRの変化は、結果として、シフトΔzをもたらす。したがって、光スポット903は、情報担体901のより近くまたはより遠くに合焦することができる。二次関数的な位相プロファイルは、より伝統的な記録技術における焦点アクチュエータと同様の役割を担うが、機械的な要素を何ら使用せずにそのような役割を実現する。
ある有利な形態では、位相変調器906により規定される位相プロファイルは、式1により規定される(x軸および/またはy軸に基づく)線形的な位相プロファイルと、式4により規定される二次関数的な位相プロファイルとの、線形結合の結果として得られる。このような形態は、光スポットの二次元走査と、情報担体901の表面上への光スポットの精確な焦点設定とを、同時に行うことを可能とする。
図12に示されているように、本発明に係るシステムは、読取装置RA(たとえば家庭用プレーヤー装置等)、携帯型機器PD(たとえば、PDA、携帯型コンピュータ、ゲームプレーヤーユニット等)、または携帯電話MT内に、有利に実装することができる。これらの装置および機器は、上記で説明したような情報担体ICを受容することを意図した開口部(OP)と、データ取出しのためにその情報担体IC上に亘って光スポットをシフトさせる、本発明に従うシステムとを含んでいる。
「含む」もしくは「備える」との動詞およびそれらの活用形の使用は、特許請求の範囲において述べたもの以外の要素または工程の存在を排除するものではない。ある要素または工程の前に置かれた「1つの」との語の使用は、そのような要素または工程が複数存在することを排除するものではない。
Claims (9)
- 少なくとも1つの光スポットをシフトさせるシステムであって、
入射光線から、制御可能な位相プロファイルに従って位相変調された光線を生成する位相変調器と、
前記位相変調された光線から、前記少なくとも1つの光スポットを生成する開口アレイとを含み、
前記位相プロファイルの変化が、前記少なくとも1つの光スポットのシフトを伴うことを特徴とするシステム。 - 前記位相変調器が、水平方向位置に対して線形的な位相プロファイルを規定することを意図されたものであることを特徴とする請求項1記載のシステム。
- 前記位相変調器が、水平方向位置に対して二次関数的な位相プロファイルを規定することを意図されたものであることを特徴とする請求項1記載のシステム。
- 前記位相変調器が、水平方向位置に対して、線形的な位相プロファイルと二次関数的な位相プロファイルとの組合せを規定することを意図されたものであることを特徴とする請求項1記載のシステム。
- 前記位相変調器が、液晶セルまたはエレクトロウェッティング・セルを含んでいることを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載のシステム。
- 請求項1から5いずれか1項記載のシステムを含む読取装置。
- 請求項1から5いずれか1項記載のシステムを含む携帯型機器。
- 請求項1から5いずれか1項記載のシステムを含む携帯電話。
- 請求項1から5いずれか1項記載のシステムを含むゲームプレーヤーユニット。
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