JP2007505538A - Ase光の再循環を伴うループ型光ネットワーク並びにリンク及びネットワークのサバイバル能力制御システム - Google Patents

Ase光の再循環を伴うループ型光ネットワーク並びにリンク及びネットワークのサバイバル能力制御システム Download PDF

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Abstract

ループ型WDM光ネットワークは光ループを具備し、光ループ(11)における複数のセクション間に光増幅器(12、16)が設けられ、光ループ内でASE光が再循環する。光ループの1つの箇所でレーザビームが注入され、光ループ中を循環する。レーザビームは、レーザ発光のピークが生じることが望まれる波長λLINKを中心波長とする。これにより、セクションの損失変化に関して高いネットワーク強度が提供され、WDM信号のOSNRは大幅に改善される。さらに、ネットワークにおいて高いサバイバル能力も実されうる。

Description

本発明は、ファイバ及び受動素子における損失、特に、波長分割多重(WDM)技術によって動作する送信システムにおける損失を補償するために、少なくとも1つの光増幅器が必要とされるループ型光伝送ネットワークに関する。
同時係属の特許出願第WO2004/064280号においては、エルビウム添加ファイバ増幅器(EDFA)に基づくループ型WDMネットワークが考案されている。このネットワークは、自然放出(ASE)光の再循環を伴い、各EDFAは利得制御機構を含まず、利得制御はループ内におけるASE光の再循環により自動的に実現される。
そのようなネットワークでは、「レーザ放出」効果により発生される光は、ネットワークセクションのバランスやEDFAの構造に依存する波長でもって発生される。一般に、所与のEDFA構造を用いた場合、ループ型構成内でカスケード接続されたEDFAにおいて、ピーク利得をもたらす波長は、セクションの損失に依存する。特に、この損失を減少させることにより、ピーク利得をもたらす波長は、約1,532nmから、例えば、約1,560nmのようなさらに長い波長へと遷移する。
WDM信号のλ1N帯域から十分に隔てられた波長λASEにおいてピーク利得が現れるように、EDFAセクションの損失やその構造は、厳密に制御されなければならない。例えば、ASE光の再循環に基づく適切なループ型WDMネットワーク構成を実現するには、λASE=1,532nmとし、波長間隔を100GHzとし、1,544nm〜1,558nm間に16個のWDMチャネルを配置すればよい。
ASE光の再循環に基づくループ型WDMネットワーク構成は、非常に低いコストで十分な性能を発揮する。実際、ASE光の再循環を利用することで自動利得制御機構が提供されるため、他の標準的なEDFA利用型ループ型WDMネットワークにおいて必要とされていた複雑で高価な装置やアルゴリズムが不要となる。しかしながら、標準的な構成においては、ループ中でASE光のパワーが無制御に増大してしまい、その結果、ネットワークの動作条件に大きく依存する重大な性能劣化が引き起こされる可能性がある。
基本的に、望ましくないASE光の増加を制御可能とするために、従来、2つの解決方法が提案されている。第1の解決方法は、ループ中における特定の1つのノードでASE循環を破断させることを基本としている。この方法では、上記問題が解決されるものの、追加の受動素子を導入する必要が生じる。また、システムの融通性も失われるといった不都合が生じる。さらに、トラフィックを集中させる必要が生じたり、あるいはトラフィックを再構成させるためにASE破断を実現するノードへとトラフィックを送り込む必要が生じたりもする。第2の解決方法は、ループに沿ってASEの再循環が伝播してしまうことでパワーが増加されてしまうことを禁じるために、「レーザ放出」効果の閾値よりも低い値となるよう、利得を常に維持しようとするものである。しかしながら、どちらの解決方法も、十分に効果的であるとは言えず、複雑で高価な装置やアルゴリズムが必要となってしまう。この方式に伴う問題は、EDFAやそれに類する増幅器の利得が入力端に印加されるパワーに依存してしまうことと、ネットワークにおいては、増幅器に入力されるパワーがその時点におけるチャネル数に依存してしまうことである。このため、チャネルやノードの追加や除去を含む可能なあらゆる条件の下で、レーザ発光閾値よりも低い値に総利得を維持するためには、多数の監視ポイントを含むループ全体を制御するための複雑なアルゴリズムが必要となる。あるいは最大の増幅器利得を与える条件であっても、ネットワークの総利得が1未満となることを保証するために、個々の増幅器の利得を十分に低く維持することが必要となる。この解決方法の場合、最大利得条件が極端となると、個々の増幅器における増幅作用が、実現可能であると考えられる増幅作用よりもはるかに低くなるため、実現可能なトータルでの性能が相当に低下してしまう。
ASE光の再循環を基本とするループ型WDMネットワークでは、主に各EDFAの出力端のレーザ発光効果による光の波長をλASEに維持するために、EDFA入力端におけるチャネルごとの信号パワーは、十分に低く(例えば、−20dBm/ch)なければならない。この特性は、WDMチャネルのADD(追加)操作及びDROP(削除)操作に伴う過渡現象が制限されることを保証する。ASE光の再循環を伴うEDFA利用するループ型WDMネットワークにおいて、2つの主要な制限要因が確認された。第1の要因は、利得のピーク波長及び信号の光信号対雑音比(OSNR)が、ネットワークセクションのバランス及びEDFA構造(能動ファイバの長さ及び励起パワー)に大きく依存することである。そのため、各セクションにおいて、光減衰器及び複雑な設置作業が必要となってしまう。さらに、ネットワークを安定条件の下で動作可能にするためには、高いセクション損失が導入されなければならない。その結果、性能は信号対雑音比(OSNR)にしたがって低下することになる。なお、EDFA利得によって、利得ピークの波長λASEにおけるセクション及び素子の損失が厳密に補償されることなるが、信号波長における利得は、レーザ発光波長λASEの場合よりも低くなる。レーザ発光波長及び信号波長における利得の最大差ΔGmaxは、制御されなければならない。WDMを実行するか否かにより誘起される利得ピークの波長の変化や、素子及びコネクタの劣化によって起こるセクション中の損失の変化が原因となるネットワークの不安定さを回避するためには、ΔGmaxが十分に高くなければならない。同時に、ループ型ネットワークに沿って伝播されるWDM信号に対して許容できる程度の信号対雑音比の性能を確保するためには、ΔGmaxが十分に低くなければならない。ネットワークのOSNR性能を劣化させずに最適なΔGmaxを見出し、同時に、適切なネットワークの安定性を確保することは困難である。
第2の重要な制限要因は、ファイバやEDFAの障害が起こった場合、再循環により実現されていた利得固定機能が失われてしまい、強大なパワーの信号が生じるおそれがあることである。このような過度応答によって、EDFAの受信側の素子が損傷し、また、伝播の非線形性の影響により他の問題が発生するおそれもあるので、障害の影響は制御可能な範囲に抑え込まれなければならない。なお、ファイバやEDFAが破損してしまうと、EDFAのカスケード接続に沿って、極端なパワーの信号範囲がさらに広がり、その効果はさらに速まる。
単純化及びコスト削減に関して、ASE光の再循環に基づくループ型WDMネットワークを使用することから最大限の利点を引き出すためには、OSNR性能を改善し、セクション損失の変化や、ファイバ又はEDFAが破損した場合のネットワークのサバイバル能力に関して、ネットワークの堅牢度を確保することが可能な適切な解決方法を見出すことが非常に重要である。
参考として本明細書に取り入れられている同時係属特許出願第WO2004/064280号では、リング光送信システムにおける利得制御方法が提案されている。この方法によれば、リングに沿って希土類不純物添加ファイバ増幅器を用いて、リングに沿って送信されるチャネルの帯域(λ1n)の外側に位置する波長(λASE)に利得のピークを設定することが含まれる。これは、リング中に設けられた増幅器のASE放出のピークに対応する。この方法は、そのようにして生成されたレーザ発光のピークを利得安定化信号として採用することをさらに含む。
単一のEDFA光増幅器の利得検査機能を提供すべく、従来、有効信号に追加される補助補償波を発生する局所発振器を増幅器で使用することが提案されている。これに類するシステムは、例えば、米国特許第6,043,931号に記載されている。これにより、単一の増幅器の利得は安定するが、この方法は、ループ型ネットワークに関する上述の問題を解決する上では全く有用ではない。米国特許第6,043,931号で提案されたシステムは利得の安定化を実現するが、その利得安定は、光増幅器である増幅器の利得リンクを介して実現されるため、個別の増幅器においては局所的なままである。従って、ネットワークの各増幅器が、この特許に従って実現されなければならない。これには、あまりにも多くの費用が必要であり、いずれにしても、この方法により安定化された増幅器は、特にASE光の再循環を伴うループ型ネットワークにおける上述した要求の全てを満たすことはできない。
本発明の一般的な目的は、リンク及びネットワークのサバイバル能力の制御について有効で、経済的かつ堅牢なシステムを有する方法及びネットワークを利用可能にすることにより、上述の欠点を改善することである。
この目的に鑑みて、本発明によれば、ループ型WDM光ネットワークであって、光ループを具備し、光ループにおける複数のループセクション間に光増幅器が設けられ、ASE光の再循環を伴い、光ループの1つの箇所でレーザビームが注入され、光ループ中をレーザビームが循環し、レーザ発光のピークに相当する所望の波長λLINKに概ねレーザビームが集められることを特徴とするループ型WDM光ネットワークを提供することが試みられた。
波長λLINKは、光ループに沿って送信されるべきチャネルの帯域(λ1 - λn)の範囲外となるように集められることが好ましい。
さらに、本発明によれば、複数のループセクション間に光増幅器を有し、ループ内におけるASE光の再循環を伴う光ループを具備するループ型WDM光ネットワークにおいてリンクを制御する方法を提供することが試みられた。この方法によれば、レーザ発光のピークが所望の波長λLINKとなるように集中されたレーザビームは、光ループ中の1つの箇所で注入され、ネットワーク中を循環する。
本発明の革新的原理及び従来の技術と比較した場合の本発明の利点を明確に説明するために、添付の図面を参照して、本発明の原理を適用した例として、可能な一実施形態を以下に説明する。実施形態は、本発明の範囲を限定するものではない。
図を参照すると、図1は、ループ型光伝送ネットワークを概略的に示している。このネットワークにおいては、ファイバ及び受動素子における損失、特に波長分割多重(WDM)技術によって動作する送信システムにおける損失を補償するために、少なくとも1つの光増幅器が必要である。
本発明の原理が適用されたループ型ネットワークは、符号10により示される。ネットワーク10は、複数のセクションに分割された光ファイバループ11を具備し、セクション間にノード12が設けられている。ノード12は、周知の光増幅器13(例えば、EDFA)と、入出力装置15においてネットワークにチャネルを追加/削除する周知の装置14とを具備する。各EDFAは利得中心機構を含まず、利得制御はループにおけるASE光の再循環により自動的に実現される。
本発明によれば、ループ型ネットワークにおける増幅ノードのうちの1つ(ここでは、「マスター」と呼ばれ、符号16により示す。)は、レーザ17を具備し、このレーザは、約1,532nm(λLINK)を中心波長とするレーザ、すなわち、分散帰還(DFB)型レーザであるのが好ましい。約1,532nm(λLINK)は、レーザ発光ピークが生成されることが望まれるスペクトル領域内に位置する。EDFA入力におけるレーザビームのパワーは、−5dBm〜+10dBmの範囲で選択されるのが好ましい。
正規の動作条件の下では、レーザ17により発生されるビームは、ループ内に注入され(ノードのEDFA増幅器の上流側で注入されるのが好ましい。)、注入されたビームはループ中を循環する。これにより、リンク制御が実現される。以下の説明から明らかになるが、驚くべきことに、セクション損失の変化に関してネットワークの十分な堅牢度が提供され、WDM信号のOSNRが大幅に改善されることがわかった。
本発明によれば、ネットワークの挙動は、リンク制御に影響を及ぼす追加のレーザビームの存在に大きく依存するので、ネットワークの信頼性を向上するためには、マスターノード16に冗長レーザ発生システムを設けることができると好ましい。特に、このシステムは、第1のDFB17が故障した場合に動作する追加DFBレーザ18をさらに提供できる。
さらに、各セクションの損失を(例えば、図2及び図3を参照して以下に示されるような4×19dBに)正規化することを可能にするため、各EDFAの出力端に、周知の可変減衰器(VOA)29を設けてもよい。それらの減衰器が設けられると、「リンク制御」があっても、利得のピークを制御できるようになり、例えば1,532nmなどの所望の波長に強制的に設定することがさらに容易になる。例えば、わずか25kmのファイバにおいて若干のチャネルについて一定の追加や削除を行うことで、低波長セクションの損失が存在するときは、利得のピークが、おそらく約1,560nmに形成されるであろう。「リンク制御」が使用される場合、レーザ発光のピークは、リンク制御波長に対応する単一の波長となる。ASE光の再循環により提供されるレーザ光によって、各EDFAを制御し、「リンク制御」を使用して、レーザ光を強制的に所定の波長に設定する。
本発明に従ったリンク制御機構を有するネットワークの利点を知り、それを示すために、試験的なネットワークに対して様々な実験が実施された。簡単にするため、25kmあるファイバにおいて4つのセクションのみが使用されたが、それよりはるかに多い数のセクションに対しても、同一の結論を導き出せる。
1,532nmで本発明のリンク制御を実行する場合と実行しない場合に関して、WDMチャネルの様々な追加(ADD)操作及び削除(DROP)操作の下で、ループ型ネットワーク全体に沿って試験信号を伝播させた後、試験信号の動的挙動を観測した。
試験条件の下で、音響光学変調器(AOM)を介して、3つの大パワーWDMチャネルが起動及び停止された。これは、ネットワーク中にリンク制御が挿入されるマスターノードにおいて、15個又は16個のWDMチャネルが追加される場合又はマスターノードから15個又は16個のWDMチャネルが削除される場合をシミュレートするためである。
低コストという必要条件を満たすために、EDFA増幅器の構造は単純なままに維持された。1,532nmで約7dB/mの吸収ピークを有するエルビウムイオンを添加された約10mのファイバが、980nmで両方向に励起された(総励起パワー:100mW)。
図2及び図3は、本発明に従った制御が使用されない場合におけるループ型ネットワークの最終EDFAからの出力スペクトルを示す。セクションバランス(4×19dB)は、利得ピークが1,532nmと1,560nmとの間にある。図2は全負荷(全チャネル)を示し、図3は単一の活動チャネルを示す。
なお、OSNR性能の面から、セクションに関連する損失は少ない(0.1nmの帯域振幅分解能で27dB)ことが好ましいが、これは、チャネルの追加及び削除の際の動的挙動や利得均一性の面からは全く最適とはいえない。
この点に関して、本発明に従った制御を伴わないネットワークにおいて、図4は、全ネットワーク負荷をシミュレートする3チャネルの吸光により誘導される最終EDFAの出力端における試験パワー範囲を示す。なお、制御及び自然放出光ピークの増幅を伴うネットワークにとって、WDM信号のスペクトル領域において、非常に過度な大きさのピークが生じている。このようなループ型ネットワークは、ASE光の再循環に基づき、WDMチャネルにより引き起こされる利得ピークの危険を回避しつつ定常動作条件を確保するために、高いセクション損失(少なくとも21dB)を必要とするであろう。この条件を満たすことにより、必然的に、OSNRに関する性能は低下してしまう。セクションの数が6を超えた場合、容認できる性能は提供されなくなる。本明細書において、再循環は、2周以上ループを巡って伝播することを意味する。高域通過光フィルタ20などの光学素子は、ループ中を循環又は再循環する光の少なくとも一部を遮断することを理解できよう。しかし、チャネルを追加及び削除する装置14は、それらのチャネルに対してのみ作用するため、ASE光はループ内で再循環するために自在にループを通過できる。
図5及び図6は、1,532nmのリンク制御を伴い、図2及び図3と同一のセクションバランス(4×19dB)を有するループ型ネットワークにおける最終EDFAの出力スペクトルを示す。なお、1,532nmにおけるピークのスペクトルは非常に狭い。この場合、WDMチャネルの追加/削除によるWDM信号のスペクトル領域における自然放出光のピークが形成されてしまうといった危険を伴うことなく、十分なOSNR性能を実現できることは明らかである。なお、図3と図6とを比較すると、信号帯域の上限においてピークがほぼ完全に欠落している。また、1,532nmでリンク制御が実行されることにより、1,532nmにおける二重のASEピークの形成が回避される。その結果、偏光に依存する影響に関して、ネットワークの堅牢度が向上する。
図7は、本発明に従ったネットワークにおけるWDMチャネルのADD/DROPにより引き起こされる過渡応答の挙動を示す。レーザ発光作用が過渡応答を制御するように、ループ利得は、利得ピーク波長における損失と等しい。なお、図4の結果と比較すると、図4の場合と同一のADD/DROPにより誘起されていても、パワーの範囲がはるかに低い。
本発明によるネットワークの性能をさらに向上させるとともに、スペクトルホールにより生じる不都合を減少させるために、ループ中に高域通過光フィルタ20を容易に導入できる。そのようなフィルタを追加するだけで、ネットワーク全体のOSNR性能がいっそう向上することが判明した。
1,532nm付近において複数のASEが累積してしまうことを回避し、かつ、強制的にレーザ発光効果を適切な波長に設定するために、高域通過光フィルタを使用できる。これは、信号波長の上方又は下方に位置するWDM信号帯域の付近にリンク制御を導入することにより実現できる。
また、WDM信号の利得の均等化を実現するように、高域通過フィルタを設計することも可能である。この場合、ネットワークの各増幅器ノードに、そのようなフィルタを具備できる。
次のように、フィルタとリンク制御の様々な組み合わせが有効であることが判明した。
− 1,535nm以下の複数のASEが累積することを排除するためのループ型ネットワーク中の高域通過光フィルタと、フィルタ遮断波長とWDM信号帯域との間の適切な波長(すなわち、1,537nmであるのが好ましい。)に配置されたリンク制御との組み合わせ
− 1,538nm以下における複数のASEの累積を排除するためのループ型ネットワーク中の高域通過光フィルタと、WDM信号帯域よりわずかに高い波長(すなわち、1,564nmであるのが好ましい。)に配置されたリンク制御との組み合わせ
− 1つの遮断波長が約1,535nm付近である、各増幅器ネットワークノードの高域通過/利得等化器光フィルタと、フィルタ遮断波長とWDM信号帯域との間の適切な波長(すなわち、1,537nmであるのが好ましい)に配置されたリンク制御との組み合わせ
− 約1,538nmの遮断波長を有する、各ネットワーク増幅器ノードの高域通過/利得等化器光フィルタと、WDM信号波長より高い適切な波長(すなわち、1,564nmであるのが好ましい)に配置されたリンク制御との組み合わせ。
一例として、図8、図9及び図10は、光フィルタを伴う場合と、伴わない場合の本発明に従ったネットワークのOSNR性能を示している。図示されるOSNR性能は、8×20dBのセクションバランス及び100GHzの間隔を有し、1,542nmと1,561nmとの間に24個のWDMチャネルが配置されていることを特徴とする。
特に、図8は、1,532nmのリンク制御を伴い、高域通過フィルタが使用されないときのASE光の再循環に基づくループ型WDMネットワークの場合の出力スペクトルを示す。図9は、1,537nmの遮断波長を有する単一の高域通過光フィルタ及び1,538nmのリンク制御を導入することにより実現される。最後に、図10は、1,539nmの遮断波長を有する単一の高域通過光フィルタ及び1,565nmのリンク制御を伴うネットワークに関する。
図9及び図10は、短い波長のチャネルに関して、OSNRが8dB高く改善されたことを明らかに示している。これは、ループ型WDMネットワークの性能を向上させるために、本発明に従って高域通過光フィルタをリンク制御技術と組み合わせて使用することの有効性を証明している。
さらに、セクションの損失の変化に対する高い強度を実現するために、高域通過光フィルタと組み合わせてリンク制御機構を使用することの有効性を示す。ここでは、8×17dBのセクション損失を有するネットワークにおいて実現された結果が考慮される。
図11は、1,565nmのリンク制御及び1,539nmの遮断波長を有する単一の高域通過光フィルタを伴う上記のようなネットワークにおいて実現された出力スペクトルを示す。このスペクトルを、本発明に従ったリンク制御を含まないネットワークで実現された図12に示されるスペクトルと比較すると、1,565nmのリンク制御は、WDMチャネルの帯域より低い利得ピークの形成を回避できることが明らかにわかる。
なお、それより高い信号帯域波長におけるリンク制御は、低い波長のリンク制御と比較して、セクションの損失変化に対する強度を提供するという点に関してより効果的である。
本発明の原理によるもう1つの好都合な効果は、EDFA増幅器又はネットワークファイバの破断又は損傷の場合のネットワークサバイバル能力に関する。
実際、本発明に従った制御を伴わないネットワークで検出される強力なパワーは、ネットワーク性能に重大な劣化をもたらし、特に、ループ型ネットワークにおけるEDFAが破損した場合には、受信器構成要素を損傷する可能性さえある。
このことは、図14及び図15で容易に認められる。図14及び図15には、それぞれ、ファイバの破断及びEDFAの破損が原因となってEDFA出力端で起こる過渡現象が示されている。ループ中でカスケード接続された増幅器に沿った効果の伝播及び増加に注目すべきである。
EDFAのカスケード接続に沿って大きく、速く応答するそのような光のパワーによって、光学素子を損傷させる。さらに、これは、非線形伝播効果の結果として性能劣化さえ招く可能性があるため、受け入れがたいことは明らかである。この影響は、ループに沿って次のEDFAの入力端にASE光が伝播されなくなるため、EDFAが破損した場合に特に有害である。
単純化やコスト削減に関して、ループ型WDMネットワークに基づくASE光の再循環の利点を十分に活用すべく、OSNR性能を向上できるとともに、ファイバ又はEDFAが破損した場合のネットワークサバイバル能力を確保できる適切な解決策を見出すことが非常に重要である。
本発明によるネットワークの革新的原理によって、限られた追加費用を投入して、ネットワークの生存を確保したノード増幅器構造を実現することが可能である。
この目的のために、図13に従って、「マスターノード」ではないネットワークノードが実現される。基本的に、ループ型ネットワークにある各増幅器ノード(図13においては、符合112により示される。)は、おそらくは、「マスター」ノードを除いて、ファイバ又はEDFAの破損が原因となって引き起こされるネットワーク障害が発生した場合に起動可能なDFBレーザ24(最大所要出力パワーが10dBmで、放出波長が約λLINKであることが好ましい。)を具備する。
装置112は、装置112の上流側で発生した何らかの破損を検出する検出器を有する。この検出器を実現するために、EDFAの入力端に、99:1のスプリッタ21を具備する単純な光回路を使用するのが好ましいことがわかった。99:1のスプリッタ21は、ループ中を循環する光パワーの一部を取り出し、λLINKを中心波長とし、数nmの−3dBの帯域を有する帯域フィルタ22へその光を送り出す。フィルタ波長におけるループ中のレーザ発光の有無を検出するために、フィルタを通過した信号は、周知の閾値検出器23(例えば、入力フォトダイオード25及び得られた信号の適切な比較回路26を含む。)へ送信される。検出されたレーザ光のパワーが閾値を下回った場合(上流側のループに沿った破損の兆候であると判定された場合)、検出器23は、レーザ24の動作を起動する。90:10のスプリッタ27は、入力信号とともに、レーザビームを増幅器28へ搬送する。
なお、ファイバ又はEDFAの破損場所の後方に位置する最初の増幅器ノード112のみが、対応するDFBレーザ24を起動するが、他の全てのノードは、変わらないままである。
正規のネットワーク動作条件が回復された後、DFBレーザ24は、検出器26の制御の下で自動的に遮断される。
言うまでもなく、ノード112は、図1のノード12と同様に、チャネルADD/DROPのための周知の装置(図示せず)を具備できる。
図16は、本発明に従って実現された増幅ノード112を含むネットワークにおいて、EDFAの破損により誘起された試験チャネル過渡応答の挙動を示す。なお、閾値検出器23を実現する電子回路の応答時間により引き起こされる5マイクロ秒の遅延を伴って、ネットワークを生存させるために、破損に続くEDFA入力端において、1,532nmのDFBレーザ24が−10dBmで起動される。破損したEDFAに続く最初のノードにおけるDFBレーザ24の起動は、本発明による制御機構を備えていない場合に観測される広い信号パワー範囲を有効に阻止することが、図16から明らかである。よって、セクション損失の変化に関して、ネットワークの堅牢度を提供し、正規の動作条件の下で、WDM信号のOSNRを改善するリンク制御機構を利用可能にすることにより、所定の目的が達成されたことは明らかである。加えて、ネットワークのOSNR性能をさらに向上させるために、リンク制御機構を高域通過光フィルタと組み合わせて使用することも可能であり、また、ファイバ又はEDFAが破損した場合に、ネットワークの生存を確保するために、リンク制御機構を使用することも可能である。
説明されたループ型光ネットワークは、1,530〜1,565nmのC帯域で動作するように構成されているが、1,565〜1,625nmのL帯域など、他の帯域と組み合わせて使用する場合にも本発明を適用できることは理解できるであろう。
言うまでもなく、本発明の革新的原理を適用した一実施形態について以上の説明はここで特許請求の範囲において請求される独占的権利の範囲を、限定的するものではなく、単なる一例として示されたにすぎない。例えば、ネットワークは、任意の拡張性及び複雑性を有してもよく、特定の用途に対して周知の追加部材を具備してもよい。
図1は、本発明の原理に従って実現されたループ型ネットワークを概略的に示す図である。 図2及び図3は、2つの異なる負荷条件における従来のネットワークの増幅器出力スペクトルを示すグラフである。 図4は、従来の一般的なネットワークの過渡状態における挙動を示すグラフである。 図5及び図6は、図2及び図3のグラフに類似するが、本発明の原理を適用した場合を示すグラフである。 図7は、図4のグラフに類似するが、本発明の原理を適用した場合を示すグラフである。 図8〜図11は、本発明に従ったネットワークからの増幅器出力スペクトルをネットワークの可能な種々の実施形態と共に示すグラフである。 図12は、図8〜図11のグラフに類似するが、本発明の原理を適用しない場合を示すグラフである。 図13は、本発明の原理を適用した可能な変形例に従って実現されたネットワークの1つのノードを示すブロック図である。 図14、図15及び図16は、それぞれ異なる障害の場合における本発明に従ったネットワークの過渡効果を示すグラフである。

Claims (20)

  1. ループ型のWDM光ネットワークであって、
    光ループを形成するために複数の光導波路(11)に接続された複数のノード(12,16)を含み、
    前記光ループは、該光ループのセクション間に光増幅器を備え、さらに、増幅利得を制御するたに使用されるASE光の再循環作用が該光ループ内で実行され、
    前記光ループの所定ポイントにおいて、レーザ光が注入され、注入された該レーザ光が前記光ループ内を循環することで、光ピークが形成されるところの波長が所望の波長λLINK付近に集中することを特徴とするループ型の光ネットワーク。
  2. 前記レーザ光が注入される所定ポイントは、ネットワーク増幅ノード(16)内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光ネットワーク。
  3. 前記レーザ光が注入される所定ポイントは、前記WDM光ネットワーク増幅ノード(16)に含まれるEDFA増幅器(13)の上流側に位置していることを特徴とする請求項2に記載の光ネットワーク。
  4. 前記波長λLINKは、前記WDM光ネットワーク内で送信されるチャネルの波長帯域よりも下に位置していることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の光ネットワーク。
  5. 前記波長λLINKは、1530nm付近まはた1538nm付近であることを特徴とする請求項4に記載の光ネットワーク。
  6. 前記波長λLINKは、前記WDM光ネットワーク内で送信されるチャネルの波長帯域よりも上に位置していることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の光ネットワーク。
  7. 前記波長λLINKは、1564nm付近であることを特徴とする請求項6に記載の光ネットワーク。
  8. 前記WDM光ネットワークにおけるASE光のピークの波長を超え、かつ、前記波長λLINKおよび前記WDM光ネットワークにおけるチャネルの波長帯域未満となる遮断波長を有する高域通過光フィルタ(20)が少なくとも1つ前記光ループに沿って設けられていることを特徴とする請求項1ないし7の何れかに記載の光ネットワーク。
  9. 前記高域通過光フィルタ(20)は、1535nm未満におけるASE光の集積を低減する遮断波長を有し、前記波長λLINKは、前記高域通過光フィルタの遮断波長とWDM信号の波長帯域との間に位置する波長から選択されたものであることを特徴とする請求項8に記載の光ネットワーク。
  10. 前記高域通過光フィルタ(20)は、1538nm未満におけるASE光の集積を低減する遮断波長を有し、前記波長λLINKは、WDM信号の波長帯域よりも僅かに長い波長であることを特徴とする請求項8に記載の光ネットワーク。
  11. 前記高域通過光フィルタ(20)は、複数のネットワーク増幅ノードに配置されていることを特徴とする請求項8に記載の光ネットワーク。
  12. 前記レーザ光は、複数のレーザ(17,18)を含む冗長なレーザ発生システム(17,18,19)によって生成されることを特徴とする請求項1ないし11の何れかに記載の光ネットワーク。
  13. 前記冗長なレーザ発生システムは、選択的かつ択一的に起動される2つのレーザ(17,18)を含むことを特徴とする請求項12に記載の光ネットワーク。
  14. 前記光ループに沿って配置されている複数のネットワーク増幅ノードは、1つのレーザ光源(24)とレーザ光源制御手段(21,22,23)とを含み、
    前記レーザ光源は、放出波長をλLINK付近とするレーザ光を前記光ループへと入力するものであり、
    前記レーザ光源制御手段は、前記WDM光ネットワーク増幅ノードにおいて前記光ループへと入力される前記レーザ光のパワーを検出し、検出された該パワーが所定の閾値未満となると前記レーザ光源を起動する
    ことを特徴とする請求項1ないし13の何れかに記載の光ネットワーク。
  15. 前記レーザ光源は、少なくとも約10dBmの出力パワーを有していることを特徴とする請求項14に記載の光ネットワーク。
  16. 前記レーザ光源制御手段は、第1のスプリッタ(12)、閾値検出器(23)および第2のスプリッタ(27)を含み、
    前記第1のスプリッタは、前記レーザ光のパワーの一部を取り出し、帯域通過フィルタ(22)へと送出し、該帯域通過フィルタは、該帯域通過フィルタからの出力が数nmのオーダーで−3dBとなる通過帯域を有し、該通過帯域の中心波長がλLINK付近となっており、
    前記閾値検出器は、前記帯域通過フィルタから出力された信号を受け取り、受け取った該信号のパワーが所定の閾値未満となると前記レーザ光源(24)を起動するものであり、
    前記第2のスプリッタは、前記レーザ光源(24)により生成されたレーザ光とともに、ノード増幅手段(28)へと入力される信号を搬送する
    ことを特徴とする請求項15に記載の光ネットワーク。
  17. 前記レーザ光のパワーは、−5dBmないし+10dBmの間から選択されたものであることを特徴とする請求項1ないし16の何れかに記載の光ネットワーク。
  18. ループ型のWDM光ネットワークにおいてリンク制御を実行する方法であって、前記WDM光ネットワークには、ASE光が再循環する光ループが含まれており、該光ループのセクション間には、光増幅器が設けられており、前記方法は、
    前記光ループの所定のポイントにおいて該光ループへとレーザ光が注入され、注入された該レーザ光を前記WDM光ネットワーク内で循環させ、
    前記レーザ光の中心波長は、所望のピーク波長λLINK付近であることを特徴とする方法。
  19. 前記WDM光ネットワークに沿って、高域通過フィルタリングを実行し、
    前記高域通過フィルタリングの遮断波長は、前記WDM光ネットワークにおけるASE光のピークの波長を超え、かつ、前記波長λLINKおよび前記WDM光ネットワークにおけるチャネルの波長帯域未満となることを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記レーザ光のパワーは、−5dBmないし+10dBmの間から選択されたものであることを特徴とする請求項18または19に記載の方法。
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