JP2007501840A - ピレスロイドを含む高濃度局所用殺虫剤 - Google Patents

ピレスロイドを含む高濃度局所用殺虫剤 Download PDF

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Abstract

安全に使用できる局所用殺虫剤を提供し、従来の局所用殺虫剤に共通の多くの有害な副作用を回避する。局所用殺虫剤は、ノミを殺すのに有効である第1ピレスロイド殺虫剤、ダニを殺すのに有効である第2ピレスロイド殺虫剤及び昆虫成長抑制剤(IGR)の組合せを含む。局所用殺虫剤製剤は一緒に詰められ、又は動物に殺虫剤製剤を投与する前に第1及び第2ピレスロイド殺虫剤が別々に保管されるように詰められ得る。第1及び第2ピレスロイド殺虫剤の昆虫成長抑制剤との組合せは、単独で使用される第1及び第2殺虫剤の有効性と比較してノミ及びダニに対する殺虫力を高めるために処方された殺虫剤製剤を生じる。さらに、第1及び第2ピレスロイド殺虫剤の昆虫成長抑制剤との組合せは、ノミ及びダニに対する殺虫力を高めるが、その有効性に必要な殺虫剤の合計量を有利に最小にする殺虫剤製剤を生成する。

Description

この出願は2003年8月8日に出願された米国仮出願番号第60/493,976号及び2004年3月19日に出願された米国仮出願番号第60/554,563号の利益を要求し、その内容は参照によって本明細書に組み込まれるものとする。
(発明の背景)
本発明は、一般に、殺虫剤に、より詳しくは局所用殺虫剤(例えば、犬のような家で飼うペットに使用するのに適したもの)に関するものである。
ノミ、ダニ、ハエなどが発生した動物は極めて不快である。したがって、局所用及び体内用殺虫剤の両方を家畜及びペットに投与することは、一般的となっている。局所投与は、多くの殺虫剤が、体内に使用される場合にはそうではないが、局所的に使用される場合に許容できる程度に安全である点で望ましい。また、多くのペットの所有者は体内用殺虫剤をペットに投与することを懸念する。
種々の局所用殺虫剤は問題点を有している。そのいくつかは、動物に適用するのに多量を必要とする。これは、かなりの排泄物をもたらし、不快臭をもたらす。また、局所用殺虫剤の投与量が多量である場合、動物はそれを簡単に振り落すことができ、それによって殺虫剤製剤の効果を減らす。動物が家で飼うペットである場合、殺虫剤が人に触れても安全でなければならない点でさらに厄介な点を有する。また、家具、カーペットなどの汚染を導くべきではない。最後に、たとえ安全であっても、家で飼うペット用の局所用殺虫剤は刺激性でなく、又は発疹、脱毛症をもたらさず、又は他の不快な副作用を示さないことが必要である。
したがって、従来技術の問題点を克服する、改善された局所用殺虫剤が必要とされている。
(発明の要約)
一般的に言えば、本発明によれば、局所用殺虫剤、特にペット(特に、犬)に使用されるものが提供される。本発明の製剤は、安全に使用することができ、従来の局所用殺虫剤の多くの共通の有害な副作用を回避することができる。
本発明は、殺虫剤の組合せ及びノミ、ノミの卵、ノミの幼虫、ダニ、ダニの卵、ダニの幼虫及びダニの若虫を殺すために効果的であり得る昆虫成長抑制剤を含む局所用殺虫剤を提供する。殺虫剤の組合せ及び昆虫成長抑制剤の選択は高い殺虫力を有する殺虫剤を生成し、同じ殺傷率を達成するために単独で用いられる場合の個々の殺虫剤の有効性及び必要な量と比較して、より少ない合計量の殺虫剤を動物に施すことができる。他の製剤と比較して、本明細書で導かれる組成物は、結果の速度を改善し、再発生を減少させるために有用でもあり得る。
本発明は、ノミについて少なくとも、例えば80%、好ましくは90%の殺傷率を達成するために殺虫剤として効力を有する量の第1殺虫剤成分及びダニについて少なくとも、例えば80%、好ましくは90%の殺傷率を達成するために殺虫剤として効力を有する量の第2殺虫剤成分の組合せと、成長を抑制する効力を有する量の昆虫成長抑制剤(IGR)とを含む殺虫剤組成物を提供できる。本発明の特定の実施態様において、第2殺虫剤はネオニコチノイド(ノミに対してのみ効果的であると考えられている。)でない。2つの殺虫剤成分及び昆虫成長抑制剤の組合せは、単独で使用される場合の第1及び第2殺虫剤の有効性と比較して第1及び第2殺虫剤の有効性を増やし、単独で使用される場合の第1及び第2殺虫剤の効力を有する量と比較して第1及び第2殺虫剤の効力を有する量を減らす。
本発明の1つの実施態様において、組成物の2つの殺虫剤成分の少なくとも1つはピレスロイドであり、他の好ましい実施態様において、組成物の第1及び第2殺虫剤成分はピレスロイドである。本発明の好ましい実施態様において、組成物の第1殺虫剤成分は、ペルメトリンを含む。本発明の別の実施態様はシフェノトリン又はフェンプロパスリンを含むことができる。第2殺虫剤成分は、下記で特定される式(1)の(テトラヒドロ-3-フラニル)メチルアミン誘導体を含む。もちろん、2つのうちどちらが第1で、どちらが第2かという指定は任意であり、交換可能であることは、理解されなければならない。また、活性成分(例えば、ペルメトリン)の同定は、活性成分の他の薬剤的に活性な形態(例えば、エステル、塩、塩酸塩、酸又は塩基の形態、異性体など)に言及することも意図する。
本発明のもう1つの実施態様において、第1殺虫剤成分は、ペルメトリン又はフェノトリンを含む。第2殺虫剤成分は、クロロニコチニル殺虫剤、好ましくはアセタミプリドを含む。殺虫剤製剤に利用できる他のクロロニコチニル殺虫剤としては、これに限定されないが、ニテンピラム及びイミダクロプリド、チアメトキサム及びクロチアニジンなどが挙げられる。
本発明のもう1つの好ましい実施態様において、第1殺虫剤成分はペルメトリン又はフェノトリンを含み、第2殺虫剤成分はジノテフラン、アセタミプリド、ニテンピラム、イミダクロプリド又はビフェントリンを含む。第2成分は、有利にはEXXONから市販されているアイソパー(商標)のようなイソパラフィン系溶媒及び/又はトリプロピレングリコールメチルエーテル(TPM)、ジプロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテル、乳酸エチル、炭酸プロピレン及び/又はサフラワー油との併用においてである。注目すべきは、第2殺虫剤がジノテフランである実施態様において、アイソパー及びサフラワー油は、好ましくは溶媒溶液に含まれないことである。
高濃度のジノテフラン及びペルメトリン又はフェノトリンの形成が困難であり、相当な時間室温で保管される場合に不安定であり得る溶液となる可能性が高いことが分かった。したがって、殺虫剤組成物を動物に適用する前に、第1殺虫剤及び第2殺虫剤が相互作用しないようにし、これらの製剤を前記適用まで分離させておくような態様で、殺虫剤組成物を詰めることが好ましいと分かった。第1及び第2殺虫剤は、製剤の投与前に殺虫剤の混合を防ぐために2つの関連した、好ましくは取り付けられた別個のチャンバーを有するパッケージ又は容器に互いに分離して保管することができる。投与前に、それぞれの分離したチャンバーに2つの殺虫剤を含むパッケージを開け、2つの殺虫剤を同時に又はほぼ同時に動物に施す。
本発明のさらにもう1つの好ましい実施態様において、組成物の昆虫成長抑制剤は、ピリプロキシフェン又はメトプレンである。好ましくは、昆虫成長抑制剤は、第1殺虫剤又は第2殺虫剤のいずれかと同じチャンバーに、又はさらにもう1つの容器に詰められる。ピリプロキシフェン又はメトプレンは、ノミの卵が孵化するのを妨げることによって昆虫成長抑制剤(IGR)として作用する殺虫剤である。
本発明のもう1つの好ましい実施態様において、リン酸トリフェニル(TPP)は、好ましくは組成物の第1及び第2殺虫剤の殺虫剤として効力を有する量より少ない量で、殺虫剤組成物に加えられる。リン酸トリフェニルは、第1殺虫剤又は第2殺虫剤のいずれかと同じ容器に詰めることができる。チャンバーの選択は、殺虫剤が可溶化される溶媒に依存する。
したがって、本発明の目的は、ノミ、ノミの幼虫、ノミの卵及びダニに対して非常に効果的である改善された局所用殺虫剤組成物を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、虫の侵襲をコントロールする方法の提供である。
本発明のもう1つの目的は、他の殺虫剤より速く及び/又はより不変に作用する局所用殺虫剤を提供することである。
他の目的及び特徴は、部分的に明瞭であり、部分的に指摘される。
(好ましい実施態様の詳細な説明)
本発明によれば、殺虫剤の組合せ及びノミの卵、ノミの幼虫及び成虫のノミ並びにダニ、ダニの卵、ダニの幼虫及びダニの若虫を含むノミ及びダニを殺すのに効果的な昆虫成長抑制剤を含む殺虫剤組成物が提供される。ノミに対して非常に効果的である殺虫剤の組合せを選択し、それらをダニに対して非常に効果的である殺虫剤と組み合わせることによって、殺虫剤の合計量は最適化される。殺虫剤及び昆虫成長抑制剤の組合せは、ノミ及びダニに対して高い殺虫力を有しているが、個々の殺虫剤を単独で含む組成物と比較して、適用に必要な殺虫剤の合計容積の量を減らすことができる殺虫剤組成物を生じる。本発明のペルメトリンを含む組成物は、ネコについてのその使用と比較して、イヌについての使用に特に有利である。
本発明の殺虫剤組成物は、好ましくはノミについて少なくとも80%の殺傷率を達成する殺虫剤として効力を有する量の第1殺虫剤成分と、好ましくはダニについて少なくとも80%の殺傷率を達成する殺虫剤として効力を有する量の第2殺虫剤成分と、殺虫剤として効力を有する量の昆虫成長抑制剤(IGR)の組合せを含む。第1及び第2殺虫剤成分と昆虫成長抑制剤との組合せは、有利には第1若しくは第2殺虫剤又は昆虫成長抑制剤を単独で含む組成物と比較して、ノミ、ノミの幼虫、ノミの卵及びダニに対してより高い殺虫力を有する殺虫剤組成物を生じる。
本発明の好ましい実施態様において、組成物の第1殺虫剤成分は、ノミについて少なくとも80%の殺傷率、より好ましくはノミについて少なくとも90%の殺傷率、さらにより好ましくはノミについて少なくとも95%の殺傷率、最も好ましくはノミについて少なくとも99%の殺傷率を達成する殺虫剤として効力を有する量である。本発明のもう1つの好ましい実施態様において、組成物の第2殺虫剤成分は、ダニについて少なくとも80%の殺傷率、より好ましくはダニについて少なくとも90%の殺傷率、さらにより好ましくはダニについて少なくとも95%の殺傷率、最も好ましくはダニについて少なくとも99%の殺傷率を達成する殺虫剤として効力を有する量である。
本発明の1つの実施態様において、組成物の第1及び第2殺虫剤成分は同じ殺虫剤ではなく、組成物の2つの殺虫剤のうちの少なくとも1つはピレトリン又は合成ピレスロイドである。本発明の他の好ましい実施態様において、組成物の第1及び第2殺虫剤成分はともにピレスロイドである。更なるピレスロイド又は非ピレスロイド殺虫剤が含まれ得ることは、もちろん理解されるべきである。
本発明のもう1つの実施態様において、第1殺虫剤成分はピレスロイドであり、第2殺虫剤成分はネオニコチノイドである。
本発明の1つの好ましい実施態様において、組成物の第1殺虫剤成分はピレスロイド、好ましくはペルメトリンを含む。本発明の他の実施態様は、第1殺虫剤成分としてシフェノトリン及び/又はフェンプロパトリンを含む。第2殺虫剤成分は、好ましくは下記式(1)の(テトラヒドロ-3-フラニル)メチルアミン誘導体を含むネオニコチノイドを含む。式(1)の(テトラヒドロ-3-フラニル)メチルアミン誘導体は、その分子構造にピリジルメチル基又はチアゾリルメチル基のない場合であっても優れた殺虫力を有する。
Figure 2007501840
(式中、X1、X2、X3、X4、X5、X6及びX7は、それぞれ水素原子又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表し、R1は水素原子、1〜5個の炭素原子を有するアルキル基、3個の炭素原子を有するアルケニル基、ベンジル基、(その基全体で)2〜4個の炭素原子を有するアルコキシアルキル基、1〜3個の炭素原子を有するアルキルオキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、1〜6個の炭素原子を有するアルキルカルボニル基、2〜3個の炭素原子を有するアルケニルカルボニル基、3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキルカルボニル基、ベンゾイル基、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基で置換されたベンゾイル基、ハロゲン原子で置換されたベンゾイル基、2-フラニルカルボニル基又はN,N-ジメチルカルバモイル基を表し、R2は、水素原子、アミノ基、メチル基、1〜5個の炭素原子を有するアルキルアミノ基、(その基全体で)2〜5個の炭素原子を有する2置換アルキルアミノ基、1-ピロリジニル基、3個の炭素原子を有するアルケニルアミノ基、3個の炭素原子を有するアルキニルアミノ基、メトキシアミノ基、(その基全体で)2〜4個の炭素原子を有するアルコキシアルキルアミノ基、メチルチオ基又は−N(Y1)Y1(ここで、Y1は、1〜3個の炭素原子を有するアルキルオキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、1〜6個の炭素原子を有するアルキルカルボニル基、2〜3個の炭素原子を有するアルケニルカルボニル基、3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキルカルボニル基、ベンゾイル基、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基で置換されたベンゾイル基、ハロゲン原子で置換されたベンゾイル基、2-フラニルカルボニル基、N,N-ジメチルカルバモイル基、(テトラヒドロ-3-フラニル)メチル基又はベンジル基を表し、Y2は水素原子又は1〜5個の炭素原子を有するアルキル基を表す。)を表し、Zは=N−NO2、=CH−NO2又は=N−CNを表す。)
式(1)の化合物を生成するための中間体は、下記式(2)によって表される。
Figure 2007501840
(式中、X1、X2、X3、X4、X5、X6及びX7は、それぞれ水素原子又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表し、R10は1〜5個の炭素原子を有するアルキル基又はベンジル基を表し、R11は、1〜5個の炭素原子を有するアルキル基又はベンジル基を表す。)
本発明の式(1)及び式(2)の(テトラヒドロ-3-フラニル)メチルアミン誘導体は高い殺虫力及び広い殺虫範囲を有する優れた化合物である。さらに、本発明の式(1)及び(2)の(テトラヒドロ-3-フラニル)メチルアミン誘導体を含む農薬は殺虫剤として際立った特質を有し、したがって有用である。
上記式(1)及び(2)のX1、X2、X3、X4、X5、X6及びX7についてアルキル基の具体的な例としては、メチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、tert-ブチル基などが挙げられ、好ましくはメチル基である。
1についてアルキル基の具体的な例としては、メチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基、n-ペンチル基などが挙げられる。
1についてアルケニル基の具体的な例としては、1-プロペニル基、2-プロペニル基などが挙げられる。
1についてアルコキシアルキル基の具体的な例としては、メトキシメチル基、エトキシメチル基、n-プロポキシメチル基、イソプロポキシメチル基、メトキシエチル基、エトキシエチル基などが挙げられる。
1についてアルキルオキシカルボニル基の具体的な例としては、メチルオキシカルボニル基、エチルオキシカルボニル基、n-プロピルオキシカルボニル基、イソプロピルオキシカルボニル基などが挙げられる。
1についてアルキルカルボニル基の具体的な例としては、メチルカルボニル基、エチルカルボニル基、n-プロピルカルボニル基、イソプロピルカルボニル基、n-ブチルカルボニル基、イソブチルカルボニル基、sec-ブチルカルボニル基、tert-ブチルカルボニル基、n-ペンチルカルボニル基、n-ヘキシルカルボニル基などが挙げられる。
1についてアルケニルカルボニル基の具体的な例としては、ビニルカルボニル基、1-メチルビニルカルボニル基などが挙げられる。
1についてシクロアルキルカルボニル基の具体的な例としては、シクロプロピルカルボニル基、シクロブチルカルボニル基、シクロペンチルカルボニル基、シクロヘキシルカルボニル基などが挙げられる。
1についてアルキル基で置換されたベンゾイル基の具体的な例としては、2-メチルベンゾイル基、3-メチルベンゾイル基、4-メチルベンゾイル基、4-tert-ブチルベンゾイル基などが挙げられる。
1についてハロゲン原子で置換されたベンゾイル基の具体的な例としては、2-クロロベンゾイル基、3-クロロベンゾイル基、4-クロロベンゾイル基、3,4-ジクロロベンゾイル基、4-フルオロベンゾイル基などが挙げられる。
1は上述の通り種々の置換基をとることができるが、ハロゲン原子、1〜4個の炭素原子を有するアルキルカルボニル基又はシクロプロピルカルボニル基が好ましい。
2についてアルキルアミノ基の具体的な例としては、メチルアミノ基、エチルアミノ基、n-プロピルアミノ基、イソプロピルアミノ基、n-ブチルアミノ基、イソブチルアミノ基、sec-ブチルアミノ基、tert-ブチルアミノ基、n-ペンチルアミノ基などが挙げられ、好ましくはメチルアミノ基である。
2について2置換アルキルアミノ基の具体的な例としては、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、N-メチル-N-エチルアミノ基、N-メチル-N-n-プロピルアミノ基、N-メチル-N-n-ブチルアミノ基などが挙げられ、好ましくはジメチルアミノ基である。
2についてアルケニルアミノ基の具体的な例としては、1-プロペニルアミノ基、2-プロペニルアミノ基などが挙げられる。
2についてアルキニルアミノ基の具体的な例としては、プロパルギルアミノ基などが挙げられる。
2についてアルコキシアルキルアミノ基の具体的な例としては、メトキシメチルアミノ基、エトキシメチルアミノ基、n-プロポキシメチルアミノ基、イソプロポキシメチルアミノ基、メトキシエチルアミノ基、エトキシエチルアミノ基などが挙げられる。
2についてY1で示されるアルキルオキシカルボニル基の具体的な例としては、メチルオキシカルボニル基、エチルオキシカルボニル基、n-プロピルオキシカルボニル基、イソプロピルオキシカルボニル基などが挙げられる。
2についてY1で示されるアルキルカルボニル基の具体的な例としては、メチルカルボニル基、エチルカルボニル基、n-プロピルカルボニル基、イソプロピルカルボニル基、n-ブチルカルボニル基、イソブチルカルボニル基、sec-ブチルカルボニル基、tert-ブチルカルボニル基、n-ペンチルカルボニル基、n-ヘキシルカルボニル基などが挙げられ、好ましくはメチルカルボニル基、エチルカルボニル基、n-プロピルカルボニル基、イソプロピルカルボニル基、n-ブチルカルボニル基、イソブチルカルボニル基、sec-ブチルカルボニル基及びtert-ブチルカルボニル基が挙げられる。
2についてY1で示されるアルケニルカルボニル基の具体的な例としては、ビニルカルボニル基、1-メチルビニルカルボニル基などが挙げられる。
2についてY1で示されるシクロアルキルカルボニル基の具体的な例としては、シクロプロピルカルボニル基、シクロブチルカルボニル基、シクロペンチルカルボニル基、シクロヘキシルカルボニル基などが挙げられ、好ましくはシクロプロピルカルボニル基である。
2についてY1で示されるアルキル基で置換されたベンゾイル基の具体的な例としては、2-メチルベンゾイル基、3-メチルベンゾイル基、4-メチルベンゾイル基、4-tert-ブチルベンゾイル基などが挙げられる。
2についてY1で示されるハロゲン原子で置換されたベンゾイル基の具体的な例としては、2-クロロベンゾイル基、3-クロロベンゾイル基、4-クロロベンゾイル基、3,4-ジクロロベンゾイル基、4-フルオロベンゾイル基などが挙げられる。
2についてY2で示されるアルキル基の具体的な例としては、メチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基、n-ペンチル基などが挙げられ、好ましくはメチル基である。
式(1)において、R1及びY1が共に1〜4個の炭素原子を有するアルキルカルボニル基又はシクロプロピルカルボニル基である化合物は、殺虫力及び製造方法の観点から好ましい。
決定されたように、2つの異なる殺虫剤及び昆虫成長抑制剤の組合せは、第1又は第2殺虫剤を単独で含む組成物と比較した場合、高い殺虫力を有する組成物を生じる。動物に投与される殺虫剤の合計量を最小にすることは、動物に対する殺虫剤の毒性に関する懸念を低減するために有利であり、それによってより安全な使用を提供する。また、殺虫剤がヒト、衣類及び家具に移るのを低減するのに有用である。したがって、本発明は、別の方法で、単独で1つの殺虫剤を使って可能であるより、虫の侵襲をコントロールするために投与される殺虫剤の量を少なくすることができる。
本発明の好ましい実施態様において、組成物の第1殺虫剤成分はピレスロイドを含み、第2殺虫剤成分はネオニコチノイドを含む。本発明の好ましい実施態様において、第1殺虫剤成分は、シクロプロパンカルボン酸, 3-(2,2-ジクロロエテニル)-2,2-ジメチル-, (3-フェノキシフェニル)メチルエステル(ペルメトリン)を含み、第2殺虫剤成分は、1-{(テトラヒドロ-3-フラニル)メチル}-2-ニトロ-3-メチルグアニジン(ジノテフラン)又はN-((6-クロロ-3-ピリジニル)メチル)-N1-シアノ-N-メチル-エタンイミダニド(アセタミプリド)を含む。ペルメトリンはダニを殺すダニ駆除剤であり、ジノテフラン及びアセタミプリドは成虫のノミを殺す殺虫剤である。本発明の好ましい実施態様において、組成物はさらに昆虫成長抑制剤を含み、それは好ましくはピリプロキシフェン又はメトプレンである。
本発明のもう1つの好ましい実施態様において、組成物の第1殺虫剤成分は2,2-ジメチル-3-(2-メチル-1-プロペニル)シクロプロパンカルボン酸, (3-フェノキシフェニル)メチルエステル(フェノトリン)を含み、第2殺虫剤成分はジノテフラン又はアセタミプリドを含む。
ジノテフランは、継属中のU.S.S.N. 10/242,552に開示される(参照により本明細書に組み込まれるものとする)水とエタノール又はイソプロパノールの組合せのような特に有効な溶媒系に、又は米国特許第6,588,374号に開示される(参照により本明細書に組み込まれるものとする)フェニルメタノール又はエタノールに、又は乳酸エチルと水の組合せに溶解することができる。本発明の好ましい実施態様において、組成物はさらに昆虫成長抑制剤を含み、これは好ましくはピリプロキシフェン又はメトプレンである。
本発明の殺虫剤組成物は、ノミ、ノミの卵、ノミの幼虫、ダニ、ダニの卵、ダニの幼虫及びダニの若虫を殺すのに効果的である殺虫剤及び昆虫成長抑制剤の組合せを含む。第1殺虫剤成分、第2殺虫剤成分及び昆虫成長抑制剤の選択は、高い殺虫力を有する殺虫剤を生成する。本発明の好ましい実施態様において、第1殺虫剤成分又は第2殺虫剤成分はダニ駆除剤であり、さらにより好ましくは第1殺虫剤成分又は第2殺虫剤成分はペルメトリンである。
もちろん、当然のことながら、殺虫剤組成物は1つ又は2つ以上のダニ駆除剤又は他の生理活性物質を含んでもよい。殺虫剤組成物で使用できる追加のダニ駆除剤としては、以下の化合物の種類が挙げられるが、これに限定されるものではない:抗生ダニ駆除剤(ニコマイシン、ツリンギエンシン(thuringiensin);大環状ラクトンダニ駆除剤(テトラナクチン(tetranactin));アベルメクチンダニ駆除剤(アバメクチン、ドラメクチン、エプリノメクチン、イベルメクチン、セラメクチン);ミルベマイシンダニ駆除剤(ミルベメクチン、ミルベマイシンオキシム、モキシデクチン);架橋ジフェニルダニ駆除剤(アゾベンゼン、ベンゾキシメート、安息香酸ベンジル、ブロモプロピレート、クロルベンシド、クロルフェネトール、クロルフェンソン、クロルフェンスルフィド、クロロベンジラート、クロロプロピレート、DDT、ジコホール、ジフェニルスルホン、ドフェナピン(dofenapyn)、フェンソン、フェントリファニル(fentrifanil)、フルオルベンシド(fluorbenside)、プロクロノール(proclonol)、テトラジホン、テトラサル);カルバメートダニ駆除剤(ベノミルカルバノレート、カルバリル、カルボフラン、メチオカルブ、メトルカルブ、プロマシル、プロポクスル);オキシムカルバメートダニ駆除剤(アルジカルブ、ブトカルボキシム、オキサミル、チオカルボキシム(thiocarboxime)、チオファノックス);ジニトロフェノールダニ駆除剤(ビナプアクリル、ジネックス(dinex)、ジノブトン、ジノカップ、ジノカップ-4、ジノカップ-6、ジノクトン(dinocton)、ジノペントン(dinopenton)、ジノスルホン(dinosulfon)、ジノテルボン(dinoterbon)、DNOC);ホルマミジンダニ駆除剤(アミトラズクロルジメホルム、クロロメブホルム(chloromebuform)、ホルメタネート、ホルンパラネート);ダニ成長調整剤(クロフェンテジン、ドフェナピン(dofenapyn)、フルアズロン、フルベンジミン、フルシクロクスロン、フルフェノクススロン、ヘキシチアゾックス);有機塩素ダニ駆除剤(ブロモシクレン、カンフェクロル、DDT、ジエノクロル、エンドスルファン、リンダン);有機リンダニ駆除剤(クロルフェンビンホス、クロトキシホス(crotoxyphos)、ジクロルボス、ヘプテノホス、メビンホス、モノクロトホス、ナレド、シュラーダン(オクタメチルピロホスホルアミド)、TEPP、テトラクロルビンホス);有機チオホスファートダニ駆除剤(アミジチオン(amidithion)、アミトン(amiton)、アジンホスエチル、アジンホスメチル、アゾトアート(azothoate)、ベノキサホス(benoxafos)、ブロモホス、ブロモホス-エチル、カルボフェノチオン、クロルピリホス、クロルチオホス、クマホス、シアントアート(cyanthoate)、デメトン、デメトン-O、デメトン-S、デメトン-メチル、デメトン-O-メチル、デメトン-S-メチル、デメトン-S-メチルスルホン(methylsulphon)、ジアリホス、ダイアジノン、ジメトエート、ジオキサチオン、ジスルフォトン、エンドチオン(endothion)、エチオン、エトエートメチル、ホルモチオン、マラチオン、メカルバム、メタクリホス、オメトエート、オキシデプロホス、オキシジスルホトン(oxydisulfoton)、パラチオン、フェンカプトン、ホレート、ホサロン、ホスメト、ホキシム、ピリミホスメチル、プロチダチオン(prothidathion)、プロトエート、ピリミタート(pyrimitate)、キナルホス、キンチオホス(quintiofos)、ソフアミド(sophamide)、スルホテップ、チオメトン、トリアゾホス、トリフェノホス(trifenofos)、バミドチオン);ホスホナートダニ駆除剤(トリクロルホン);ホスホルアミドチオエートダニ駆除剤(イソカルボホス(isocarbophos)、アセフェートメット、プロペタンホス);ホスホロジアミドダニ駆除剤(ジメフォックス、ミパフォックス(mipafox));有機スズダニ駆除剤(アゾシクロチン、シヘキサチン、フェンブタチンオキシド);フェニルスルファミドダニ駆除剤(ジクロフルアニド);フタルイミドダニ駆除剤(ジアリホス、ホスメト);ピラゾールダニ駆除剤(アセトプロール、フィプロニル、テブフェンピラド、バニリプロール(vaniliprole));ピレスロイドエステルダニ駆除剤(アクリナトリン、ビフェントリン、シハロトリン、シペルメトリン、アルファ-シペルメトリン、フェンプロパスリン、フェンバレート、フルシトリネート、フルメトリン、フルバリネート、タウ-フルバリネート、ペルメトリン)及びピレスロイドエーテルダニ駆除剤(ハルフェンプロックス)のようなピレスロイドダニ駆除剤;ピリミジンアミンダニ駆除剤(ピリミジフェン);ピロールダニ駆除剤(クロルフェナピル);キノキサリンダニ駆除剤(キノメチオネート、チオキノキス(thioquinox));亜硫酸エステルダニ駆除剤(プロパルギット);テトロン酸ダニ駆除剤(スピロジクロフェン);チオカルバメートダニ駆除剤(フェノチオカルブ);チオ尿素ダニ駆除剤(クロロメチウロン(chloromethiuron)、ジアフェンチウロン);及び他の分類されないダニ駆除剤(アセキノシル、アミドフルメト、亜ヒ酸(arsenous oxide)、ビフェナゼート、クロサンテル、クロタミトン、ジスルフィラム、エトキサゾール、フェナザフロル、フェナザキン、フェンピロキシメート、フルアクリピリム、フルエネチル(fluenetil)、メスルフェン(mesulfen)、MNAF、ニフルリジド(nifluridide)、ピリダベン、スルフィラム(sulfiram)、スルフルルアミド(sulfluramid)、硫黄、トリアラテン(triarathene))。
本発明の殺虫剤組成物で使用できる他のダニ駆除剤又は他の生理活性物質は、アセフェート、バチルスチューリンゲンシスアイザワイ、バチルスチューリンゲンシスクルスターキ、ボーベリアバシアーナ、ベンジオカルブ、ビフェントリン、カルバリル、クロルピリホス(Chlopyrifos)+DDVP、クロルピリホス+ピレトリン、シフルトリン、エトプロプ、フェナミホス、フェノキシカルブ、フィプロニル、ホノホス、ハロフェノジド、ヘテロラブヂティスバクテリアフォラ、ヒドラメチルノン、イミダクロプリド、イソフェンホス、ラムダシハロトリン、リンデン、マラチオン、ミロテシウムバルカリア、ペルメトリン、スピノサド、及びトリクロルホン、アセキノシル、アセタミプリド、アシベンゾラル−S−メチル、アゾキシストロビン、ボスカリド、ブロムコナゾール、カルフェントラゾンエチル、クロジナホッププロパギル、クロフェンセット、クロランスラムメチル、クロチアニジン、オクタン酸銅、塩化銅、シクラニリド、シハロホップブチル、シモキサニル、シプロジニル、ジクロスラム、ジフルフェンゾピル、ジメトモルフ、エコリスト(Ecolyst)、エトキサゾール、フェンヘキサミド、フルアジナム、フルフェナセット、フルミオキサジン、フルロキシピル、フルチアセットメチル、ファモキサドン、ホラムスルフロン、イマザモックス、イミダゾリジン、インドキサカルブ、イソキサフルトール、クレソキシムメチル、ペルフルオロオクタンスルホン酸リチウム(LPOS)、メソトリオン、N-メチルネオデカンアミド、ノバルロン、ホスフィン、ピリミカーブ、プロヘキサジオンカルシウム塩、プロパジン、ピメトロジン、スピノサド、スルフェントラゾン、テブフェンピラド、チアクロプリド、チアゾピル、トリルフルアニド、トラルコキシジム、トリフロキシストロビン、ゾキサミド、アミトラズ、クロルピリホス、クロルピリホス+シペルメトリン、クロルピリホス+ジジノン(dizinon)、クロルピリホス+ペルメトリン、クマホス、クロトジホス+ジクロルボス、シフルトリン、シペルメトリン、ダイアジノン、ジクロルボス、ジクロルボス+ピレトリン、ジクロルボス+テトラクロルビンホス、ジメトエート、ドラメクチン、エプリノメクチン、エチオン、ファムフール、フェンチオン、フェンバレレート、イベルメクチン、ラムダシハロトリン、ラムダシハロトリン+ピリミホスメチル、リンデン、マラチオン、マラチオン+メトキシクロル、マラチオン+硫黄、メソミル、メトキシクロル、メトキシクロル+ピレトリン、モキシデクチン、ナレド、ニチアジン、ペルメトリン+ピレトリン、ホスメット、ピリミホスメチル、及びピレトリンである。
高濃度のジノテフラン及びペルメトリン又はフェノトリンを生成することは困難であり、室温で適切な期間保管した場合に不安定であり得る溶液を生じる可能性が高いことが分かった。したがって、これら2つの殺虫剤を、製剤の投与前に殺虫剤が混合するのを防ぐ2つの関連した、好ましくは取り付けられた別個のチャンバーを有する容器に詰められていることが好ましい。投与前に、容器は開かれ、2つの殺虫剤はコンパニオンアニマルに同時に又はほとんど同時に投薬され得る。
本発明のもう1つの実施態様において、活性成分の1つ、例えばジノテフラン又はペルメトリンは、製剤中でミセルに包埋され又は含まれ得る。本発明のこの実施態様において、局所用製剤は、動物に投与する前に1つの容器に詰められ、保管され得る。
本発明の好ましい実施態様において、本発明の殺虫剤組成物は1つの投与量パッケージに詰められる。1つの投与量容器は保管及び投薬を、動物の所有者にとって、より便利にする。好ましくは、殺虫剤組成物は2つの関連する、好ましくは取り付けられた別個のチャンバーを取り囲む容器に詰められ、これらの容器は障壁、好ましくはプラスチック、プラスチックコートされた紙又は金属(例えば、アルミニウム箔)によって分離されている。本発明の1つの実施態様において、第1チャンバー及び第2チャンバーは、分離しているが融合しているプラスチックチューブである。パッケージングの際、第1殺虫剤、好ましくはペルメトリン又はフェノトリンは第1チャンバーに配置され、第2殺虫剤、好ましくはジノテフラン又はアセタミプリドは第2チャンバーに配置される。好ましくは、第1及び第2チャンバーは、第1及び第2殺虫剤の相互反応を防止する障壁によって分離されている。本発明のもう1つの好ましい実施態様において、昆虫成長抑制剤、好ましくはメトプレン又はピリプロキシフェンは殺虫剤組成物に添加され、第1殺虫剤又は第2殺虫剤のいずれかと同じチャンバーに、又はさらに別の容器に分離されて配置される。
別個のチャンバー内に2つの殺虫剤を含む容器全体は、投与前に容器を開放して用いるために、好ましくはタブ(tab)又はトップ(top)によって密封される。容器を密封した後、殺虫剤製剤は、動物に殺虫剤製剤を投与するまで、容器内に安全に保管され得る。
動物に殺虫剤製剤を投与する前に、容器はタブ又はトップを取り除いて開放される。本発明の1つの実施態様において、容器はタブをねじることによって開放され、それによって2つのチャンバーを分離する障壁を破壊又は裂き、それによって2つの殺虫剤、好ましくはペルメトリン及びジノテフランが、動物に殺虫剤製剤を投与する前に混合される。2つの殺虫剤が混合された後、2つの殺虫剤は容器の本体を締め付け又はつぶすことによって同時に投薬される。また、デュアルプランジャーシステムは、製剤を動物に投与するために利用することができる。
もちろん、当然のことながら、2つの殺虫剤は、殺虫剤製剤を動物に投与する前に一緒に混合する必要はない。したがって、本発明のもう1つの実施態様において、デュアルチャンバー容器の開放は2つの殺虫剤の混合を生じない。容器を開放した後、2つの殺虫剤は、容器を同時に又は連続的に締め付け又はつぶすことによって動物に投薬される。
本発明の1つの実施態様において、組成物は、殺虫剤を混合することを勧める使用説明書と一緒に詰められる。本発明の他の実施態様において、使用説明書は使用者に適用において殺虫剤を混合するように誘導する。
本発明の好ましい実施態様に従う組成物は高濃度の殺虫剤を有するために、動物に点又はラインの比較的少量の適用によって、適用後最高4週間動物におけるノミ及びダニの侵襲を防止及び制御することができる。好ましくは、殺虫剤製剤は非毒性であり、動物の皮膚を刺激しない。適用は局所的に0.5〜10mlの範囲である。本発明の特定の実施態様において、組成物は動物の体重1kg当たり約0.05〜0.5mlの範囲で適用される。
本発明の1つの好ましい実施態様において、殺虫剤組成物は、40〜65%の濃度範囲のペルメトリン、5〜15%の濃度範囲のジノテフラン及び1〜3%の濃度範囲のピリプロキシフェン又はメトプレンを含む。全てのパーセンテージは、特別の定めのない限り、重量基準である。効果的な投与量の殺虫剤組成物は、ノミ、ノミの卵、ノミの幼虫及びダニに対して最適な効果が得られるように動物に適用される必要があるが、第1殺虫剤及び第2殺虫剤の活性な投与量は動物のサイズに依存する。ペルメトリンを含む組成物は、ネコに対するその使用に比べて、イヌに対して使用するのに特に有利である。
好ましくは、最大4mlの殺虫剤は、体重89〜140ポンドのイヌに投与され得る。前記組成物は、好ましくは少なくとも約1300〜2600mgのペルメトリン、少なくとも約300mgのジノテフラン及び少なくとも約20mgのピリプロキシフェンを含む。
好ましくは、最大3mlの殺虫剤は、体重45〜88ポンドのイヌに投与され得る。前記組成物は、少なくとも約910〜1800mgのペルメトリン、少なくとも約240mgのジノテフラン及び少なくとも約16mgのピリプロキシフェンを含む。
好ましくは、最大2.1mlの殺虫剤は、体重23〜44ポンドのイヌに投与され得る。前記組成物は、好ましくは少なくとも約455〜1300mgのペルメトリン、少なくとも約210mgのジノテフラン及び少なくとも約14mgのピリプロキシフェンを含む。
好ましくは、最大1.5mlの殺虫剤は、体重22ポンド以下のイヌに投与され得る。前記組成物は、好ましくは少なくとも約175〜650mgのペルメトリン、少なくとも約150mgのジノテフラン及び少なくとも約10mgのピリプロキシフェンを含む。
本発明のもう1つの好ましい実施態様において、殺虫剤組成物はフェノトリン、ジノテフラン及びピリプロキシフェンを含む。本発明のフェノトリンを含む殺虫剤組成物は、イヌ及びネコの両方に対して使用するのに特に適している。好ましくは、殺虫剤組成物は、80〜87%の濃度範囲の、より好ましくは約85.7%のフェノトリン、5〜15%の濃度範囲のジノテフラン及び1〜2%の濃度範囲のピリプロキシフェン又はメトプレンを含む。全てのパーセンテージは、特別の定めのない限り、重量基準である。フェノトリンの実際の活性な投与量はイヌ又はネコのサイズに依存して変わる。
注目すべきは、製剤が別個のチャンバー又は容器にを用いて詰められている実施態様において、与えられた活性成分のパーセンテージが1つの溶液中の活性成分のパーセンテージであることである。例えば、1〜2%のピリプロキシフェンは、組合せたチャンバーの全製剤におけるピリプロキシフェンの濃度ではなく、1つのチャンバー内の製剤に含まれるピリプロキシフェンの濃度である。
ネコに対して使用するために、最大1.1mlの全殺虫剤は、好ましくは体重10ポンド未満のネコに投与され、最大1.5mlの殺虫剤は、体重10ポンド以上のネコに投与され得る。好ましくは、ネコに投与されるフェノトリンの量は、体重10ポンド未満のネコに対して約0.25〜0.85mlであり、体重10ポンド以上のネコに対して約0.35〜1.25mlである。フェノトリン含有製品に対して、それぞれ、1.0ml及び1.3mlの量が好ましい。
また、フェノトリンを含む殺虫剤組成物はイヌに対して使用するのに特に効果的である。好ましくは、最大約1.5 mlの全殺虫剤は、体重30ポンド未満のイヌに投与され、最大約3.0mlの全殺虫剤は、体重45ポンド未満のイヌに投与され、最大約4.1mlの全殺虫剤は、体重41〜60ポンドのイヌに投与され、最大約4.6mlの全殺虫剤は、体重61〜90ポンドのイヌに投与され、最大約6.0mlの全殺虫剤は、体重90ポンドを超えるイヌに投与され得る。好ましくは、殺虫剤組成物中のフェノトリンの量は、体重4〜15ポンドのイヌに対して0.3〜0.9mlであり、体重16〜30ポンドのイヌに対して約0.25〜0.85mlであり、体重31〜45ポンドのイヌに対して約0.65〜1.95mlであり、体重46〜60ポンドのイヌに対して約1.0〜3.0mlであり、体重61〜90ポンドのイヌに対して約1.15〜3.45mlであり、体重90ポンドを超えるイヌに対して約1.5〜4.5mlである。
本発明のもう1つの好ましい実施態様において、殺虫剤組成物はペルメトリン、アセタミプリド及びピリプロキシフェンを含む。好ましくは、殺虫剤組成物は、45〜65%の濃度範囲のペルメトリン、5〜50%の濃度範囲のアセタミプリド及び0.5〜5%の濃度範囲のピリプロキシフェン(pryriproxfen)を含む。
本発明のもう1つの好ましい実施態様において、殺虫剤組成物はフェノトリン、アセタミプリド及びピリプロキシフェンを含む。好ましくは、殺虫剤組成物は、5〜90%の濃度範囲のフェノトリン、5〜50%の濃度範囲のアセタミプリド及び0.5〜5%の濃度範囲のピリプロキシフェン(pryriproxfen)を含む。
好ましくは、本発明の殺虫剤組成物は、さらに酵素阻害剤又はピペロニルブトキシド、N-オクチルビシクロヘプテンジカルボキシミド、トリフェニルホスファートのような共働薬を含み、これらは、好ましくは組成物の有効性を高める。また、好ましくは、殺虫剤組成物は、有効性を高め、かつ、ピレスロイド殺虫剤の動物の皮膚に対する刺激を低減する1つ又は2つ以上の化合物を含む。
好ましい実施態様において、殺虫剤組成物は、さらに有効性を高める効力を有する量、典型的には活性成分の量よりも少ない量のリン酸トリフェニル(TPP)を含む。組成物の第1及び第2殺虫剤成分の濃度に対する組成物に含まれるTPPの量は、最適な相乗作用を決定するためのルーチン実験を用いて容易に決定され得る。
動物に使用される製剤の調製において、考慮されるべきいくつかのパラメータが存在する。これらパラメータとしては以下のパラメータが挙げられる。
(a)動物に局所適用される容量を最小にするのに十分に高い濃度(例えば、小さなイヌに20mlも与えたくない)。
(b)動物の皮膚に対する局所用殺虫剤の効果的な移動を達成するのに十分に低い濃度。
(c)製剤は130°F、110°F、40°F、室温及び0°Fで1ヶ月間安定でなければならない。これは、製剤が商業目的に適用できる条件下で安定であることを確実にすることを助ける。
(d)生成物は皮膚に適用されるため、所定の動物への使用に安全であること(特に、少なくとも所定の動物に対して刺激性がない)。また、動物に摂取された場合に安全であること。摂取は、ペットが毛づくろいする場合に生じ得る。
(e)消費者による使用に安全であること。
(f)使用に有効であること(28日まで、90%を越えるノミ及びダニを死なせる)。
(g)効果は、結晶化がパッケージ内で生じた場合に減少する。
(h)見た目に美しい必要がある(適用したときに動物上で「油状ドロップでない」)。
(i)動物が液体を取り除き、それによって効果が減少する機会を少なくするのに十分に早い乾燥。
(j)微生物学的安定性。
殺虫剤組成物への他の添加剤としては、芳香剤、ポリソルベート20及びポリソルベート80のような特性を高める界面活性剤及び乳化剤、及びミリスチン酸イソプロピルが挙げられるが、これに限定されない。また、寒天、ゼラチン、アルギナート及び陽イオン性寒天、陽イオン性セルロース、陽イオン性アクリレートのような陽イオン性ポリマー及びポリオキシメチレンウレアのようなポリマーは、安全性及び皮膚及び髪への付着性を向上させるための殺虫剤のコーティングを与えるために添加してもよい。
特に、本明細書に記載される効果を有する量の殺虫剤組成物は、コンパニオンアニマル、好ましくはイヌに、発泡性シャンプー、ディップ(dip)、エアゾールスプレー、ポンプスプレー、粉末、ローション、乳剤、水性又は流動性流体(aqueous or liquid flowable)、懸濁剤(suspension concentrate)として、及び局所用組成物を動物に投与するのに適した任意の他の方法によって適用できる。
製剤は生産的、育種、動物園、研究所、実験動物及びペットにおいて家畜学及び動物育種で生じる虫の侵襲と戦うのに適し、温血動物に好ましい毒性を持つ。生産的及び育種動物としては、哺乳類(例えば、ウシ、ウマ、ヒツジ、ブタ、ヤギ、ラクダ、スイギュウ、ロバ、ウサギ、ダマジカ及びトナカイ)及び生皮動物(pelt animals)(例えば、ミンク、チンチラ及びアライグマ)などが挙げられる。
研究所及び実験動物としては、マウス、ラット、モルモット、ハムスター、イヌ及びネコが挙げられる。
ペットとしては、イヌ及びネコ及び研究所及び実験動物の多くが挙げられる。
本発明の製剤は、イヌ及びネコのようなコンパニオンアニマルに特に好ましく投与されるが、他の動物にも適している。
以下の実施例は説明のためにのみ与えられ、限定するものと解釈されるべきではない。
実施例1 1-{(テトラヒドロ-3-フラニル)メチル}-2-ニトロ-3-メチルグアニジン(ジノテフラン)の調製
10.0gの(テトラヒドロ-3-フラニル)メタノール、29.5gのトリフルオロメタンスルホン酸無水物、10.0gのピリジン及び200mlのジクロロメタンを含む混合物を1時間室温で撹拌した。水を反応溶液に加えて有機層を分離し、有機層を1N塩酸、水及び飽和食塩水で洗浄し、乾燥し、濃縮して20gの3-テトラヒドロフラニルメチルトリフラートを得た。3.25gの60%水酸化ナトリウムを12.5gの1,5-ジメチル-2-ニトロイミノヘキサヒドロ-1,3,5-トリアジン及び60mlのDMFに室温で加え、次いで1時間撹拌した。20.0gの3-テトラヒドロフラニルメチルトリフラートをそれに加え、混合物を50℃で2時間撹拌した。混合物を室温に冷却した後、50mlの2N塩酸をそれに加え、続いて50℃で2時間撹拌した。得られた混合物を重炭酸ナトリウムで中和し、ジクロロメタンで抽出し、抽出物を乾燥及び濃縮した。こうして得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離剤:酢酸エチル/ヘキサン=1/1)で精製して7.8gの1-{(テトラヒドロ-3-フラニル)メチル}-2-ニトロ-3-メチルグアニジン(ジノテフラン)を得た。
実施例2 ジノテフラン及びピリプロキシフェンを含む殺虫剤製剤の調製
25gのジノテフランを100mlのフェニルメタノールに加え、それが溶解するまで攪拌した。1gのピリプロキシフェンを溶液に加え、攪拌して高濃度の殺虫剤の透明な均一溶液とした。
得られた溶液はコンパニオンアニマル(例えば、イヌ)にスポット施用でき、ノミ、ダニ及び他の虫を殺す。
実施例3 ペルメトリン、ジノテフラン及びピリプロキシフェンを含む殺虫剤製剤の調製
ペルメトリン(65g)を洗浄した容器に入れた。サフラワー油(35g)を加えて、溶液が均一になるまで攪拌した。ペルメトリン及びサフラワー油を含むこの溶液をパッケージ内のチャンバーの1つに、必要な投与量に基づいて適切な容量で加えた。
ピリプロキシフェン(1g)及びMackernium PK(1g)を洗浄した容器に入れ、ピリプロキシフェンが液化するまで徐々に加熱した。水(27.6g)を加えて攪拌し、次いで乳酸エチル(55.4g)を加えた。ジノテフラン(15g)を加えて、溶液を混合し、ジノテフランが溶解するまで50℃で加熱した。溶液を室温に冷却し、炭酸ナトリウム(0.15gの25%水溶液)を加えてpHを5.5に調整した。この溶液をパッケージ内の別のチャンバーに、必要な投与量に基づいて適切な容量で加えた。
実施例4 ペルメトリン/ジノテフラン/ピリプロキシフェン製剤の安定性
実施例3の方法論に従って調製されたジノテフラン及びピリプロキシフェンを含む組成物は130°Fで少なくとも1ヶ月間、110°Fで3ヶ月間、40°Fで1ヶ月間及び室温(約70°F)で1ヶ月間安定である。製剤の安定性は、1ヶ月間結晶を生成しないという基準に基いている。
実施例5 ペルメトリン、アセタミプリド及びピリプロキシフェンを含む殺虫剤製剤の調製
10gのアセタミプリドを89gのエタノールに加え、アセタミプリドが溶解するまで攪拌した。1gのピリプロキシフェンをこの溶液に加え、溶解するまで攪拌した。この溶液をデュアルチャンバーパッケージ内の適切なチャンバーに加えた。
このように、上述の目的(先の記載から明らかであるものの中で)が効果的に達成されることが理解され、特定の変化が上記方法の実施において、及び本発明の意図及び範囲から逸脱することなく、記載された組成物において、成され得るため、上記記載に含まれるすべての事項は説明であると解釈されるべきであり、限定する意味に解釈されるべきではないことが理解される。
また、以下の実施態様は、本明細書に記載された発明の一般的及び特有の構成のすべて及び本発明の範囲のすべての記載をカバーすることを目的としていることは(用語の問題としてその間で一貫していないかもしれないが)、理解されるべきである。
特に、前記実施態様において、意義が許す限り、単数で記載された成分又は化合物が前記成分の適合する混合物を含むことを目的としていることは、理解されるべきである。

Claims (34)

  1. ノミを殺す殺虫剤として効力を有する量の第1殺虫剤組成物と、ダニを殺す殺虫剤として効力を有する量の第2殺虫剤組成物とを含む殺虫剤製剤であって、ここで第1組成物は、殺虫剤製剤の投与前に第2組成物との相互作用を防止するために、第2組成物と分離されている態様で詰められており、さらに第1又は第2組成物のいずれかと一緒に詰められた昆虫成長を抑制する効力を有する量の昆虫成長抑制剤(IGR)を含む殺虫剤製剤。
  2. 第1殺虫剤組成物が第1チャンバーに詰められ、第2殺虫剤組成物が第2チャンバーに詰められ、ここで第1チャンバーと第2チャンバーは一緒に詰められているが、殺虫剤製剤の投与前に第1殺虫剤組成物と第2殺虫剤組成物との間の相互作用を防止する少なくとも1つの障壁によって分離されている、請求項1記載の殺虫剤製剤。
  3. 第1チャンバーと第2チャンバーとが容器によって取り付けられ又は取り囲まれている、請求項1記載の殺虫剤製剤。
  4. 第1殺虫剤成分がペルメトリン又はフェノトリンを含む、請求項1記載の殺虫剤製剤。
  5. 第2殺虫剤成分が殺虫剤である(テトラヒドロ-3-フラニル)メチルアミン誘導体又はクロロニコチニル殺虫剤を含む、請求項4記載の殺虫剤製剤。
  6. 第2殺虫剤成分がジノテフランを含む、請求項5記載の殺虫剤製剤。
  7. 第1殺虫剤がペルメトリンである、請求項6記載の殺虫剤製剤。
  8. 第1殺虫剤がフェノトリンである、請求項6記載の殺虫剤製剤。
  9. IGR成分がピリプロキシフェンを含む、請求項7記載の殺虫剤製剤。
  10. IGR成分がメトプレンを含む、請求項7記載の殺虫剤製剤。
  11. IGR成分がピリプロキシフェンを含む、請求項8記載の殺虫剤製剤。
  12. IGR成分がメトプレンを含む、請求項8記載の殺虫剤製剤。
  13. 第2殺虫剤成分がアセタミプリドを含む、請求項4記載の殺虫剤製剤。
  14. 第1殺虫剤がペルメトリンである、請求項13記載の殺虫剤製剤。
  15. 第1殺虫剤がフェノトリンである、請求項13記載の殺虫剤製剤。
  16. IGR成分がピリプロキシフェンを含む、請求項14記載の殺虫剤製剤。
  17. IGR成分がメトプレンを含む、請求項14記載の殺虫剤製剤。
  18. IGR成分がピリプロキシフェンを含む、請求項15記載の殺虫剤製剤。
  19. IGR成分がメトプレンを含む、請求項15記載の殺虫剤製剤。
  20. さらに、第1又は第2殺虫剤組成物の有効性を高めるために効力を有する量のリン酸トリフェニル(TPP)を含む請求項1記載の殺虫剤製剤。
  21. 約45〜65%のペルメトリン、5〜15%のジノテフラン及び1〜2%のピリプロキシフェンを含む請求項9記載の殺虫剤製剤。
  22. 約45〜65%のフェノトリン、5〜15%のジノテフラン及び1〜2%のピリプロキシフェンを含む請求項11記載の殺虫剤製剤。
  23. 約45〜65%のペルメトリン、5〜50%のアセタミプリド及び0.5〜5%のピリプロキシフェンを含む請求項16記載の殺虫剤製剤。
  24. 約50〜90%のフェノトリン、5〜50%のアセタミプリド及び0.5〜5%のピリプロキシフェンを含む請求項18記載の殺虫剤製剤。
  25. ノミについて少なくとも80%の殺傷率及びダニについて少なくとも80%の殺傷率を達成するのに有効である請求項1記載の殺虫剤製剤。
  26. ノミについて少なくとも90%の殺傷率及びダニについて少なくとも90%の殺傷率を達成するのに有効である請求項25記載の殺虫剤製剤。
  27. 犬に10ml未満施すことによって、イヌを刺激せずにダニ及びノミを殺すのに有効である請求項1記載の殺虫剤製剤。
  28. 製剤を1回施すことによって、1ヶ月間ノミ及びダニを殺すのに有効である請求項1記載の殺虫剤製剤。
  29. 動物における虫の侵襲を制御する方法であって、動物に請求項1記載の殺虫剤製剤を施すことを含む方法。
  30. 製剤が2つの別個の容器に詰められている、請求項29記載の方法。
  31. 製剤が第1及び第2チャンバーを取り囲む1つの容器に詰められている、請求項29記載の方法。
  32. 第1及び第2チャンバーが容器によって取り囲まれ、この容器が単回投与パッケージである、請求項29記載の方法。
  33. 動物がイヌである、請求項29記載の方法。
  34. 虫の侵襲がノミ及びダニの侵襲を含む、請求項33記載の方法。
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