JP2007336030A - Catvポータル認証システム - Google Patents

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Abstract

【課題】データ放送によるポータルサービスとVODサービスを組み合わせた双方向サービスを実施するCATVシステムにおいて、ユーザーが登録されたCASカードとSTBの組み合わせで視聴していることの確認を行えるポータル認証システムを提供する。
【解決手段】STB2を特定する第1と第2の受信機情報を受信機より取得し、ポータル認証サーバ3において、あらかじめ登録された前記第1と第2の受信機情報を関連付けて保持する保持部35と、前記STB2から取得した第1の受信機情報と前記保持部に保持する第1の受信機情報とを比較判定する第1の比較判定部34−1と、前記受信機から取得した第2の受信機情報と前記保持部に保持する該第1の受信機情報に関連付けられた第2の受信機情報を比較判定する第2の比較判定部34−2とを設ける。
【選択図】図1

Description

デジタルCATV放送システムにおいて、双方向サービスを行う受信機(Set Top Box、STBと略)および、ポータルサービスとVODサービスを行い、ポータル認証を行うCATV局システムに関する。
近年デジタル再送信を行うデジタルCATV放送システムが普及し、そのサービスについても、従来の一方向の放送サービスだけから、データ放送を利用した双方向サービスが始まっている。また、VODサーバを使用したVODサービスが大手CATV局でサービスが開始されている。VODサービスは、ユーザーの好みの時間に、好みのコンテンツを視聴できるメリットがあり、また、提供するサービスも、映画、アニメやカラオケの他、ゲームや教育等の双方向性の高いサービス提供も可能であり、有用性が期待されている。
また、放送と通信の融合を図り、多チャンネル・高画質化が進む放送分野と、インターネット電話やVODを支える通信の高度化と高速化が進む通信分野の融合サービスの検討が進む中、データ放送をポータルサービスとして利用し、VODサービスを組み合わせた双方向サービスも検討されている。
ところで、デジタルCATV放送の限定受信は、ARIB STD−B25 第3章に記載されている機能を実現したCASカード(限定受信カード)がSTBに装着されて使用されており、CATV局システムから各STBの受信契約に応じて、CATV用のCASカードであるC−CASカード固有のCASID(限定受信カードID)を元に、個別制御されている。STBの管理は各CATVに設置された顧客管理システムからCASIDとサービス内容が登録される。
一方、テレビ放送信号を受信する受信装置がインターネットを通じてサーバに接続された受信システムにおいて、特定のTV視聴者の受信装置に対してのみ専用コンテンツを配信するしくみについて、特許文献1に提案されている。
ここでは、前記受信装置は、インターネットに接続してサーバにアクセスし、前記サーバとの間で通信する通信手段と、前記受信装置が個々に有する固有の受信装置特定情報を保持する受信装置特定情報保持手段と、前記受信装置特定情報保持手段から前記受信装置特定情報を読み取り、前記通信手段から、前記インターネットを通じて前記サーバに伝達する受信装置特定情報伝達手段とを備え、前記サーバは、前記インターネットを通じてアクセスしてきた前記受信装置から前記受信装置特定情報を受け取り判定する受信装置特定情報判定手段と、その判定結果に基づいて、前記受信装置特定情報判定手段が判定した受信装置特定情報を有する受信装置に対してのみ、その受信装置からのアクセスに応じた所定のコンテンツを配信するコンテンツ配信手段とを備える受信システムである。
ここでは、受信装置特定情報保持手段は受信装置特定情報として、TV受信装置1台ごとに固有のID情報を保持しており、ID情報は、工場出荷時に予め固有となるようにEPROMなどに記録しておいても良いし、ユーザー登録時にソフトウェアによって装置内に保持しても良いとされている。
また、特許文献2には、開放型広域ネットワークに接続された情報提供サーバを利用して、CATVシステムの加入者に対する情報提供を行うシステムにおいて、CATVシステムの加入者宅に設置されたSTBから、各CATVシステムの加入者専用のWWWサーバへの接続要求が送信されると、インターネット上の認証サーバが、その接続要求を送信してきた装置が予め登録されている正規のSTBであるか否かを、各STBに付与された識別情報(STBID)に基づき判定し、正規のSTBからの接続要求である場合に限って、そのSTBを、対応するCATVシステムのWWWサーバに接続させる旨が提案されている。
特開2004−179699号公報 特開2006−074599号公報
しかしながら、データ放送の仕組みを利用した双方向のポータルサービスを実現する場合、ポータル画面に入る段階で、ポータルサービスを許可されたユーザーにのみアクセスさせるために、ポータル認証を行う必要がある。たとえば、特定の会員のみのポータルサービスや、年齢制限のあるポータルサービスの場合等である。また、特にアクセス制限を設ける意図はなくても、セキュリティ上、認証は重要である。
また、ポータルサービスとVODサービスと組み合わせて、双方向サービスを行う場合は、VODサービスの視聴確認の前に、VODサービスを許可されたユーザーにのみ提供するために、ポータル画面でのポータル認証を行う必要がある。
ポータル認証のしくみを検討する場合、従来のCATV放送の限定受信で使用されているCASIDを使用すると、ユーザーはID入力や、パスワード入力が不要となり、使い易いシステムとなる。また、CASIDを元に管理すると、従来の顧客管理システムがそのまま利用できるため、管理運用上容易である。従って、CASIDを前提にポータル認証システムを検討する必要がある。
なお、特許文献1および特許文献2で提案されているSTBIDによって受信機を特定すると、従来の放送系との顧客管理システムとは別に管理が必要である。また、STBは複数のメーカーが製造販売しているため、番号付与が各STBメーカーによりまちまちである。また、STBIDの番号付与については、ARIB規格(社団法人 電波産業会)では、任意となっており、STBIDを付与していない場合も想定される。
ところで、従来の放送サービスにおいては、各QAM(直交振幅)変調器出力に接続されたSTBに共通のサービスを提供しているため、ユーザーが提供されたSTBからCASカードを別のSTBに挿入しても、別のSTBでユーザーが契約しているサービスを視聴することが可能である。しかし、VODサービスの場合は、提供される画面情報が各STBで異なるため、CATV局との契約で提供されたSTB以外のSTBにCASカードを挿入し、双方向サービスを視聴しようとした場合、適切に視聴できない場合が生じる。
図16は、ポータルサービスを含む放送サービスとVODサービスを組み合わせた双方向サービスのシステム構成を示すブロック図の例である。
これは、VODサーバ5は、送出ポートを有するが、1つの送出能力は有限であるため、多数のSTBを対象にサービスを行う場合は、複数の送出ポートを有し、同時送出を管理する必要があるためである。従って、VODサーバ5では、登録されたCASIDが接続されたQAM変調器出力にVODサービスを提供するが、実際には、ユーザーが操作しているSTB2が、登録されたとは別のQAM変調器出力に接続されている可能性があるため、この場合は、VODサービスがそのQAM変調器出力に流れないためである。
また、双方サービスの内容によっては、STBの仕様によって適切に使用できないサービスが想定される。例えば、STBに搭載したカメラ映像を使用した双方向サービスは、カメラを搭載しないSTBでは利用できない。このように、STBの有する機能に応じた双方向サービスを適切に提供できないという課題がある。
また、STBの構造によっては、前記受信機特定情報を設定する手段はEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の不揮発性メモリに保持されるが、通信のコマンドで読み出せるメモリ領域は、NV−RAM(Non−Volatile Random Access Memory)等保持の信頼性が高くない場合は、データの喪失等のために、前記受信機特定情報を正しく読み出せない場合が想定される。
また、前記受信機特定情報は、複数のSTBメーカーごとにまちまちであり、統一的に
管理するには不向きという課題がある。さらに、統一的な受信機特定情報を各STBメーカーで設定するには、挿入するCASカードとの組み合わせの情報を各STBメーカーで管理する必要があり、通常、CASカードの供給元とSTBメーカーは別であるため、管理運用上工数が大きいという課題がある。
第1の発明に係るCATVポータル認証システムは、受信機を特定する第1の受信機情報と第2の受信機情報と、前記ポータルサービスの認証画面表示時に前記認証画面を構成するコンテンツデータに関連付けられた第1の受信機情報取得コマンドを処理する第1のコマンド処理部と、第2の受信機情報取得コマンドを処理する第2のコマンド処理部を前記受信機に備え、前記第1の受信機情報と、前記第2の受信機情報を前記受信機から取得し、前記CATV局に送信し、前記受信機のポータル画面の入力認証を行うポータル認証サーバにおいて、あらかじめ登録された前記第1の受信機情報と前記第2の受信機情報を関連付けて保持する保持部と、前記受信機から取得した前記第1の受信機情報と前記保持部に保持する第1の受信機情報とを比較判定する第1の比較判定部と、前記受信機から取得した前記第2の受信機情報と前記保持部に保持する前記第1の受信機情報に関連付けられた第2の受信機情報を比較判定する第2の比較判定部とを設け、前記第1の比較判定部の結果が該当でかつ、前記第2の比較判定部の結果が該当の場合、前記ポータルサービス画面の表示を前記ポータルサーバに対し許可するものである。
また、前記ポータルサーバに、特定の画面データを構成するためのコンテンツデータ保持部を設け、前記ポータル認証サーバで、前記第1の比較判定部の結果が該当でかつ、前記第2の比較判定部の結果が非該当の場合、および、前記第1の比較判定部の結果が非該当の場合、前記比較判定結果に従い、前記コンテンツデータ保持部のコンテンツデータを送出するよう前記ポータルサーバに通知し、前記ポータルサーバから前記受信機に前記特定の画面を構成するコンテンツデータ送信し、前記受信機で表示するものである。
第2の発明に係るCATVポータル認証システムは、前記ポータル認証サーバに、あらかじめ前記第2の受信機情報に関連付けられた受信機の接続情報を保持する接続情報保持部と、前記第2の受信機情報から前記関連付けられた接続情報を検索する接続情報検索部を設け、前記ポータル認証サーバで、前記第1の比較判定部の結果が該当でかつ、前記第2の比較判定部の結果が非該当の場合、前記受信機から取得した第2の受信機情報を元に、前記接続情報検索部で前記接続情報保持部を検索し、検索結果の該当接続情報を前記ポータルサーバに通知し、前記ポータルサーバは通知された接続情報をVODサーバに通知し、VODサーバは該接続先のネットワークにVODサービス情報を送出するものである。
第3の発明に係るCATVポータル認証システムは、前記ポータル認証サーバに、あらかじめ前記第2の受信機情報に関連付けられた受信機で対応可能なサービス情報を保持するサービス情報保持部と、前記第2の受信機情報から前記関連付けられたサービス情報を検索するサービス情報検索部を設け、前記第1の比較判定部の結果が該当でかつ、前記第2の比較判定部の結果が該当の場合、前記受信機から取得した第2の受信機情報を元に、前記サービス情報検索部で前記サービス情報保持部を検索し、検索結果の該当サービス情報を前記ポータルサーバに通知し、前記ポータルサーバは通知された受信機で対応可能なサービス情報を元に、対応するポータルサービス画面情報を送出するものである。
第4の発明に係るCATVポータル認証システムは、前記CATV用受信機に、受信機の機能を特定する第3の受信機情報と、前記ポータルサービス画面を構成するコンテンツデータに関連付けられた第3の受信機情報取得コマンドを処理するコマンド処理部を備え、前記ポータル認証サーバに、あらかじめ前記第3の受信機情報に関連付けられた受信機で対応可能なサービス情報を保持するサービス情報保持部と、前記第3の受信機情報から前記関連付けられたサービス情報を検索するサービス情報検索部を設け、前記第1の比較判定部の結果が該当でかつ、前記第2の比較判定部の結果が該当の場合、前記受信機から取得した第3の受信機情報を元に、前記サービス情報検索部で前記サービス情報保持部を検索し、検索結果の該当サービス情報を前記ポータルサーバに通知し、前記ポータルサーバは通知された受信機で対応可能なサービス情報を元に、対応するポータルサービス画面情報を送出するものである。
第5の発明に係るCATVポータル認証システムは、前記ポータル認証サーバに、前記第2の受信機情報を調査する受信機情報調査部を設け、前記受信機情報調査部の結果が非適合の場合、前記ポータルサーバに前記第2の受信機情報を設定する指示を通知し、その後、前記第2の受信機情報を取得する指示を通知し、通知された前記ポータルサーバは、前記受信機に前記第2の受信機情報設定コマンドを送出し、その後、前記第2の受信機情報取得コマンドを送出するものである。
第6の発明に係るCATVポータル認証システムは、前記ポータル認証サーバに、前記第2の受信機情報を発生する受信機情報発生部を設け、前記受信機情報登録後の最初のポータル認証時、前記第1の受信機情報に関連した前記第2の受信機情報を発生、保持し、前記ポータルサーバに前記発生した第2の受信機情報および設定指示を通知し、通知された前記ポータルサーバは、前記通知された第2の受信機情報および設定コマンドを送出するものである。
本発明に係るCATVポータル認証システムによれば、STBから取得した第1と第2の受信機情報と、あらかじめ登録された第1の受信機情報と、第1の受信機情報に関連付けてあらかじめ登録された第2の受信機情報とを比較するので、あらかじめ登録されたSTBに対してのみ双方向サービスを提供できる。
さらに、ポータルサーバに、特定の画面データを構成するためのコンテンツデータ保持部を設けるので、登録されたSTBとは異なるSTBで双方向サービスを受信しようとするユーザーに対して、適切な注意を喚起する表示を行うことができる。
さらに、ポータル認証サーバに、あらかじめ第2の受信機情報に関連付けられた受信機の接続情報を保持する接続情報保持部と、接続情報検索部を設けるので、登録されたSTBとは異なるSTBでVODサービスを受信しようとするユーザーに対しても、適切にVODサービスを提供することができる。
さらに、ポータル認証サーバに、あらかじめ第2の受信機情報に関連付けられた受信機で対応可能なサービス情報を保持するサービス情報保持部と、サービス情報検索部を設けるので、受信機で対応可能なサービスを適切に提供することができる。
さらに、受信機から取得した第3の受信機情報を元に、あらかじめ登録された第3の受信機情報に関連付けられた受信機で対応可能なサービス情報を検索するので、受信機で対応可能なサービスを適切に提供することができる。
さらに、前記ポータル認証サーバに、前記第2の受信機情報を調査する受信機情報調査部を設け、前記受信機情報調査部の結果が非適合の場合、前記ポータルサーバに前記第2の受信機情報を設定するので、受信機で失われた受信機情報を適切に設定しサービスを適切に提供することができる。
また、前記ポータル認証サーバに、前記第2の受信機情報を発生する受信機情報発生部を設けるので、前記第2の受信機情報を統一的に管理でき、管理工数を少なく運用することができる。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係るデジタルCATVシステムのポータル認証システムについて、図を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係るポータル認証システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態では、放送の再送信を行う再送信設備6、ポータルサービスを行うポータルサーバ1に加え、VODサービスを行うVODサーバ5で送信設備を構成する。これらのサービス信号a1〜a3は混合器7で混合され、混合信号bがSTB2に供給される。STB2で受信した映像、音声、データ信号は処理され、TV受信機4で表示される。また、ポータル画面アクセス時にSTB2からのアクセス信号dを元に認証を行うポータル認証サーバ3が前記ポータルサーバ1に接続されている。顧客管理システム8からポータル認証サーバ3に登録された受信機情報および契約情報が通知される。前記通知される受信機情報は、通信部31−2を経由し、処理部32が、受信機情報保持部35に保存する。保持されるデータは、CATVの放送の限定受信を制御するCASカードのIDであるCASID、STBの管理番号であるSTBID等の受信機情報である。
ポータルサービスとVODサービスの連携は、例えば、ポータル画面を構成するメニューをポータルサーバ1が送出し、ポータル画面からユーザーがVODサービスのメニューを選択すると、STB2からポータルサーバ1に通知が行われ、ポータルサーバ1では、通知内容から、VODサーバ5へのコマンド変換を行い、VODサーバ5に対する指示を行う。
なお、図を簡単にするために、STB2は各ユーザー宅に設置されるが、本図では1台のみ記述している。また、ネットワーク機器は省略している。
以降STB2の構成と動作について詳細に説明する。映像信号(音声、データを含む)bはデスクランブル部21でデスクランブルされ、表示部27を経由して、TV受信機4に送出される。デスクランブル時のスクランブル鍵はCASカード22から提供される。
次に、ポータル認証時、画面を構成するBMLコンテンツデータに記載したコマンドをコマンド処理部23で解析し、第1の受信機情報を読み出すコマンドの場合、第1のコマンド処理部24−1で、第1の受信機情報保持部25−1に保持する第1の受信機情報を読み出し、前記コマンド処理部23は、読み出した前記第1の受信機情報を通信部28から、ポータルサーバ1に通知する。ここで、第1の受信機情報は出荷情報設定部26が、あらかじめCASカード22から読み出し、前記第1の受信機情報保持部25−1に保存したCASカードの特定情報であるCASIDである。前記第1の受信機情報は、CASカードが挿入された場合、電源が投入された場合等に再設定される。
第1の受信機情報を読み出すコマンドは、例えば「get_IRD_ID_2」のように定義される。ここで、コマンドの最後の数字「2」は引数であり、CATV用CASカードを示すものとする。
同様に、第2の受信機情報を読み出すコマンドの場合、第2のコマンド処理部24−2で、第2の受信機情報保持部25−2に保持する第2の受信機情報を読み出し、前記コマンド処理部23は、読み出した前記第2の受信機情報を通信部28から、ポータルサーバ1に通知する。ここで、第2の受信機情報はSTB2の製造時、出荷設定情報として、出荷情報設定部26を経由して、前記第2の受信機情報保持部25−2に保存したSTBの特定情報であるSTBIDである。
第2の受信機情報を読み出すコマンドは、例えば「get_STB_ID」のように定義される。
上記において、前記第1の受信機情報保持部25−1および、前記第2の受信機情報保持部25−2は書き換え可能な不揮発性メモリが使用される。
次に前記ポータル認証サーバ3の構成と動作を説明する。STB2からのアクセス通知dはポータルサーバ1を経由し、前記ポータル認証サーバ3に通知eで通知される。前記通知eは、通信部31−1を経由し、処理部32で受け付けられ、通知内容は一時的にメモリ部33に保持される。前記通知内容が第1の受信機情報の場合は、第1の比較判定部34−1で、受信機情報保持部35に保持するCASIDを検索し、該当データがあるかどうかを比較判定する。前記判定結果が該当の場合、同様に、通知内容が第2の受信機情報の場合は、第2の比較判定部34−2で、受信機情報保持部35に保持するSTBIDを検索し、該当データがあるかどうかを比較判定する。
次に、図2は、本発明の実施の形態1に係る受信機情報のデータ構造を示す構造図で、前記受信機情報保持部35が保持している受信機情報のデータ構造を示している。受信機情報は、顧客管理システム8から通信部31−2を経由して処理部32が受信機情報保持部35に登録させる。
図2の1行が1台のSTBの管理単位を表す。第1の列は、CASIDである。第2の列は前記CASIDに関連付けられたSTBIDである。次に第3列は、このSTBIDに関連付けられた接続情報であるノードIDである。第4列は、前記STBIDに関連付けられたモデルIDである。同様に第5列は、前記モデルIDと関連するサービス情報である。サービス情報は、例えば通常の双方向サービスが可能な機種の場合をAとし、カメラ付きの双方向サービスが可能な機種の場合をBとする。
ここで、図3の本発明の実施の形態1に係る第1と第2の受信機情報を比較するフローチャートと前記図2のデータ構造を示す構造図を用いて、比較判定動作をより詳細に説明する。
図2の第1の列(CASID)を検索し、前記第1の受信機情報を比較し(S2)、その比較結果が該当で、図2の第2の列(STBID)を検索し、前記第2の受信機情報を比較し(S3)、その比較結果が該当の場合、ポータル画面表示を許可する旨の通知を行う(S4)。通知を受けたポータルサーバ1は、ポータル情報の送出を該当STB2に行う。
一方、図2の第1の列(CASID)を検索し、前記第1の受信機情報を比較し(S2)、その比較結果が非該当の場合は、契約されていない旨の通知を行う(S6)。通知を受けたポータルサーバ1は、あらかじめ登録されている、契約されていない旨の画面データの送出を該当STB2に行う。
一方、図2の第1の列(CASID)を検索し、前記第1の受信機情報を比較し(S2)、その比較結果が該当の場合で、図2の第2の列(STBID)を検索し、前記第2の受信機情報を比較し(S3)、その比較結果が非該当の場合、登録された受信機からのアクセスでない旨の通知を行う(S7)。通知を受けたポータルサーバ1は、あらかじめ登録されている、登録された受信機からのアクセスでない旨の画面データの送出を該当STB2に行う。
次に、図4は、本発明の実施の形態1に係るポータルサーバ1の構造を示すブロック図である。
ポータルサーバ1は、ポータル認証サーバ3から、契約されていない旨の通知(S6)を受けると、通信部12を経由し、処理部11で、あらかじめ登録されている該当コンテンツデータをコンテンツデータ保持部16から読み出し、送出部14を経由し、混合器7経由でSTB2に送出する。
登録された受信機からのアクセスでない旨の通知(S7)を受けた場合も、同様である。
なお、図2では、関連情報を1つのデータリストの構造で表したが、特にリストの構造に意味がある訳ではなく、関連する一部の情報を別リストで管理するようにしても良い。また、1つのデータに関係を表す情報を付与し、管理するようにしても良い。
なお、本実施例では、第1の受信機情報の比較結果が非該当の場合および、第1の受信機情報の比較結果が該当で、かつ、第2の受信機情報の比較結果が非該当の場合、ポータルサーバ1のコンテンツデータ保持部に保持したコンテンツを送出するとしたが、ポータル認証時、第1の受信機情報の比較結果が該当で、かつ、第2の受信機情報の比較結果が該当の場合に、認証したユーザー向けに、ユーザー個人に合わせたウエルカムメッセージのようなコンテンツを送出しても良い。
なお、本実施例では、第1と第2のコマンド処理部24−1、24−2をコマンド処理部23とは別に設けたが、コマンド処理部23に含めても良い。また、第1と第2の比較判定部34−1、34−2を処理部32とは別に設けたが、処理部32に含めても良い。
以上のように、本実施の形態によれば、あらかじめ登録されたSTBに対してのみ双方向サービスを提供できる。さらに、登録されたSTBとは異なるSTBで双方向サービスを受信しようとするユーザーに対して、適切な注意を喚起する表示を行うことができる。
(実施の形態2)
本発明の別の実施の形態2に係るデジタルCATVシステムのポータル認証システムについて、図を参照しながら説明する。
図5は、本発明の実施の形態2に係るポータル認証サーバの構造を示すブロック図である。他の構成は実施の形態1の図1と同様であるので説明は省略する。図5のポータル認証サーバ3−2は、図1に示すポータル認証サーバ3の構成に加え、接続情報保持部36、接続情報検索部37が追加されている。
実施の形態1と同様に、STB2からのアクセス通知dはポータルサーバ1を経由し、前記ポータル認証サーバ3−2に通知eで通知される。前記通知eは、図5の通信部31−1を経由し、処理部32で受け付けられ、通知内容は一時的にメモリ部33に保持される。前記通知内容が第1の受信機情報の場合は、第1の比較判定部34−1で、受信機情報保持部35に保持するCASIDを検索し、該当データがあるかどうかを比較判定する。前記判定結果が該当の場合、同様に、通知内容が第2の受信機情報の場合は、第2の比較判定部34−2で、受信機情報保持部35に保持するSTBIDを検索し、該当データがあるかどうかを比較判定する。その比較結果が非該当の場合、STBIDである第2の受信機情報を元に、STBIDが接続されている情報を検索するために、ノードID等の受信機の接続情報を前記接続情報保持部36に保持し、前記接続情報保持部36内の受信機の接続情報を検索する前記接続情報検索部37を追加した構成としている。
次に、図6の本発明の実施の形態2に係る第1と第2の受信機情報を比較するフローチャートを加えて、前記比較判定の処理を説明する。
第1の比較判定部34−1で前記第1の受信機情報を比較し(S2)、その比較結果が該当の場合、第2の比較判定部34−2で前記第2の受信機情報を比較し(S3)、その比較結果が非該当の場合、前記第2の受信機情報を元に、前記接続情報保持部36に保持されているノードID等の受信機の接続情報を前記接続情報検索部37で検索し(S8)、検索結果の該当接続情報を、ポータルサーバ1に通知する(S9)。通知を受けたポータルサーバ1は、VODサーバ5に前記該当接続情報を通知する。通知を受けたVODサーバは、あらかじめ登録された接続情報のネットワークではなく、現在ユーザーが操作しているSTB2が接続された前記該当接続情報のネットワークにVODサービスコンテンツを送出する。
図6のその他の処理は、実施の形態1に示した図3と同様である。
なお、前記接続情報検索部37の動作は、例えば、前記第2の受信機情報は図2の第2列の情報(STBID)を検索し、該当STBIDの行の第3列の接続情報(ノードID)を検索する。
なお、本実施例では、接続情報検索部37を処理部32とは別に設けたが、処理部32に含めても良い。
以上のように、本実施の形態によれば、登録されたSTBとは異なるSTBでVODサービスを受信しようとするユーザーに対しても、CADIDに基づいて適切にVODサービスを提供することができる。
(実施の形態3)
本発明の別の実施の形態3に係るデジタルCATVシステムのポータル認証システムについて、図を参照しながら説明する。
図7は、本発明の実施の形態3に係るポータル認証サーバの構造を示すブロック図である。他の構成は実施の形態1の図1と同様であるので説明は省略する。図7のポータル認証サーバ3−3は、図1に示すポータル認証サーバ3の構成に加え、サービス情報保持部38、サービス報検索部39が追加されている。
実施の形態1と同様に、STB2からのアクセス通知dはポータルサーバ1を経由し、前記ポータル認証サーバ3−3に通知される。前記通知eは、図5の通信部31−1を経由し、処理部32で受け付けられ、通知内容が第1の受信機情報の場合は、第1の比較判定部34−1で、受信機情報保持部35に保持するCASIDを検索し、該当データがあるかどうかを比較判定する。前記判定結果が該当の場合、同様に、通知内容が第2の受信機情報の場合は、第2の比較判定部34−2で、受信機情報保持部35に保持するSTBIDを検索し、該当データがあるかどうかを比較判定する。その比較結果が該当の場合、STBIDである第2の受信機情報を元に、STBのモデルに依存するサービス情報を検索するために、サービス情報を前記サービス情報保持部38に保持し、前記サービス情報保持部38内のサービス情報を検索する前記サービス報検索部39を追加した構成としている。
次に、図8の本発明の実施の形態3に係る第1と第2の受信機情報を比較するフローチャートを加えて、前記比較判定の処理を説明する。
第1の比較判定部34−1で前記第1の受信機情報を比較し(S2)、その比較結果が該当の場合、第2の比較判定部34−2で前記第2の受信機情報を比較し(S3)、その比較結果が該当の場合、前記第2の受信機情報を元に、前記サービス情報保持部38に保持されているSTBのモデルに依存するサービス情報を前記サービス情報検索部39で検索し(S10)、検索結果の該当サービス情報を、ポータルサーバ1に通知する(S11)。通知を受けたポータルサーバ1は、通知された該サービス情報に対応する双方向サービスを提供することにより、STB2に適切なサービスを提供することができる。
図8のその他の処理は、実施の形態1に示した図3と同様である。
前記接続情報検索部39の動作は、例えば、前記第2の受信機情報は図2の第2列の情報(STBID)を検索し、該当STBIDの行の第5列のサービス情報を検索する。
なお、本実施例では、サービス情報検索部39を処理部32とは別に設けたが、処理部32に含めても良い。
以上のように、本実施の形態によれば、受信機で対応可能なサービスを適切に提供することができる。
(実施の形態4)
本発明の別の実施の形態4に係るデジタルCATVシステムのポータル認証システムについて、図を参照しながら説明する。
本実施の形態によるSTBは、図9に示す構造のSTBであり、ポータル認証サーバは実施の形態3の図7に示すポータル認証サーバである。その他の構成は実施の形態1の図1と同様である。
図9は、本発明の実施の形態4に係るSTBの構造を示すブロック図である。図9のSTB2−2は、図1に示すSTB2の構成に加え、第3の受信機情報保持部25−3、第3のコマンド処理部24−3が追加されている。
実施の形態1と同様に、ポータル認証時、画面を構成するBMLコンテンツデータに記載したコマンドをコマンド処理部23で解析し、第3の受信機情報を読み出すコマンドの場合、第3のコマンド処理部24−3で、第3の受信機情報保持部25−3に保持する第3の受信機情報を読み出し、前記コマンド処理部23は、読み出した前記第3の受信機情報を通信部28から、ポータルサーバ1に通知する。
第3の受信機情報を読み出すコマンドは、例えば「get_Model_ID」のように定義される。
ここで、第3の受信機情報はSTB2の製造時、出荷設定情報として、出荷情報設定部26を経由して、前記第3の受信機情報保持部25−3に保存したSTBの型を特定する情報である。例えばモデルIDあるいは機種IDである。他の構成は図1と同様である。
上記において、前記第1の受信機情報保持部25−1および、前記第2の受信機情報保持部25−2と同様、前記第3の受信機情報保持部25−3は書き換え可能な不揮発性メモリが使用される。
次に、本実施の形態によるポータル認証サーバの動作を図10の本発明の実施の形態4に係る第1と第2の受信機情報を比較するフローチャートを加えて説明する。
第1の比較判定部34−1で前記第1の受信機情報を比較し(S2)、その比較結果が該当の場合、第2の比較判定部34−2で前記第2の受信機情報を比較し(S3)、その比較結果が該当の場合、第3の受信機情報(例えばモデルID)を元に、サービス情報保持部38に保持された各STBの対応可能なサービス内容を、サービス情報検索部39で検索し(S12)、検索結果の該当サービス情報をポータルサーバ1に通知する(S11)。通知を受けたポータルサーバ1では、通知された該サービス情報に対応する双方向サービスを提供することにより、STB2に適切なサービスを提供することができる。
図10のその他の処理は、実施の形態1に示した図3と同様である。
なお、本実施例では、第3のコマンド処理部24−3を処理部23とは別に設けたが、処理部23に含めても良い。
以上のように、本実施の形態によれば、受信機で対応可能なサービスを適切に提供することができる。
(実施の形態5)
本発明の別の実施の形態5に係るデジタルCATVシステムのポータル認証システムについて、図を参照しながら説明する。
図11は、本発明の実施の形態5に係るポータル認証サーバの構造を示すブロック図である。他の構成は実施の形態1の図1と同様であるので説明は省略する。図11のポータル認証サーバ3−4は、図1に示すポータル認証サーバ3の構成に加え、受信機情報調査部301が追加されている。
実施の形態1と同様に、STB2からのアクセス通知dはポータルサーバ1を経由し、前記ポータル認証サーバ3−4に通知eで通信される。前記通知eは、図11の通信部31−1を経由し、処理部32で受け付けられ、通知内容は一時的にメモリ部33に保持される。処理部32は、通知内容が、第2の受信機情報の場合、受信機情報調査部301に前記通知内容を通知し、あらかじめ定められた範囲内の値かどうかを調査する。例えば、桁数や、使用されている数値の範囲や、許可された種類の文字かどうか等を調査する。調査結果が適合なら、以降は、実施の形態1の処理を行う。調査結果が、非適合の場合は、ポータルサーバ1に対して、前記第2の受信機情報を設定するよう通知する。その後、前記第2の受信機情報を取得するよう通知する。通知を受けた、前記ポータルサーバ1は、STB2に対して、前記第2の受信機情報を設定するコマンドを送付する。その後、前記第2の受信機情報を取得するコマンドを送付する。
次に、図12の本発明の実施の形態5に係る第2の受信機情報を調査するフローチャートを加えて、前記調査の処理を説明する。
前記通知内容が、第2の受信機情報の場合、前記受信機情報調査部301に通知された前記通知内容を調査し(S102)、その結果が、適合の場合は、実施の形態1と同様、図3の処理(S1)を行う。一方、その結果が、非適合の場合は、前記ポータルサーバ1に前記第2の受信機情報を設定するよう通知し(S103)、その後、前記第2の受信機情報を取得するよう通知する(S104)。以降の処理は実施の形態1と同様である。
次に、図13の本発明の実施の形態5に係るSTBの構造を示すブロック図を用いて説明する。
出荷設定情報保持時、前記出荷情報設定部26は、例えばEEPROMで構成する出荷情報保持部202に情報を保持すると共に、NV−RAM等で構成する前記第1の受信機情報保持部25−1および前記第2の受信機情報保持部25−2に情報を保持する。前記第1の受信機情報保持部25−1および前記第2の受信機情報保持部25−2は、前記第1のコマンド処理部24−1および第2のコマンド処理部24−2から、前記コマンド処理部23を経由して、読み出せるメモリ領域であるが、前記出荷情報保持部202は、前記コマンド処理部23からは読み出せないメモリ領域である。
前記コマンド処理部23は、前記第2の受信機情報設定コマンドを受信すると、第2の受信機情報設定処理部201に、前記第2の受信機情報設定を指示する。前記第2の受信機情報設定処理部201は、前記出荷情報設定部26に対して、前記第2の受信機情報保持部25−2に、前記第2の受信機情報を設定するように指示する。前記出荷情報設定部26は、出荷情報保持部202から、前記第2の受信機情報を読み出し、前記第2の受信機情報保持部25−2に読み出した情報を設定する。
前記第2の受信機情報を読み出す処理は、実施の形態1と同様である。
以上のように、本実施の形態によれば、受信機で失われた受信機情報を適切に設定しサービスを適切に提供することができる。
(実施の形態6)
本発明の別の実施の形態5に係るデジタルCATVシステムのポータル認証システムについて、図を参照しながら説明する。
図14は、本発明の実施の形態5に係るポータル認証サーバの構造を示すブロック図である。他の構成は実施の形態1の図1と同様であるので説明は省略する。図14のポータル認証サーバ3−5は、図1に示すポータル認証サーバ3の構成に加え、前記第2の受信機情報を発生する受信機情報発生部302が追加されている。
図1の顧客管理システム8から前記第1の受信機情報としてCASIDが前記ポータル認証サーバ3−5に登録後、実施の形態1と同様に認証時、第1の受信機情報と未設定の第2の受信機情報を前記ポータル認証サーバ3−5に送付する。前記ポータル認証サーバ3−5の処理部32は、前記送付された第1の受信機情報を元に、前記受信機情報保持部35を調査し、前記送付された第1の受信機情報に関連する第2の受信機情報が未発生であることを確認すると、前記受信機情報発生部302で、前記第1の受信機情報に関連する第2の受信機情報を発生し、前記受信機情報保持部35に、前記第1の受信機情報と関連付けて前記第2の受信機情報を保持する。保持の仕方は、実施の形態1の図2で示したと同様である。なお、発生する前記第2の受信機情報は、乱数、一連の管理番号、ライセンスコード等の任意の管理情報である。また、前記第2の受信機情報を発生したかどうかは、例えば前記図2に、発生済みを示すフラグを追加することによって判断できる(図示せず)。
前記ポータル認証サーバ3−5は、前記発生した第2の受信機情報および設定指示を前記ポータルサーバ1に通知する。通知を受けた前記ポータルサーバ1は、前記通知された第2の受信機情報および設定コマンドをSTBに通知する。前記STBのコマンド処理部23は、前記通知された第2の受信機情報を第2のコマンド処理部24−2を経由して、第2の受信機情報保持部25−2に保持する。
以降の認証時の動作は前記実施の形態1と同様であるので、説明は省略する。
次に、図15の本発明の実施の形態6に係る第2の受信機情報を発生するフローチャートを加えて、前記の処理を説明する。
前記ポータル認証サーバ3−5は、認証時、前記第1の受信機情報が該当の場合(S2)、第2の受信機情報が未発生かどうかを調査し(S111)、未発生の場合、第2の受信機情報を発生、保持し(S112)、ポータルサーバ1に対して、第2の受信機情報の設定を指示する(S113)。他の処理は実施の形態1と同様であるため省略する。
以上のように、本実施の形態によれば、前記第2の受信機情報を統一的に管理でき、管理工数を少なく運用することができる。
なお、本実施の形態1から6では、BMLデータ放送を対象に説明をおこなったが、双方向のデータ放送のしくみが構築できれば良く、他の言語、例えばHTML(Hyper Text Markup Language)でも良い。
なお、本実施の形態1から6では、第1の受信機情報を例えばCATV用のCASカードのCASIDとして説明したが、顧客管理に使用しているIDであれば良く、例えばB−CASカードでも良い。
なお、本実施の形態1から5では、第2の受信機情報を例えばSTBIDとして説明したが、受信機を特定する情報であれば良く、STBIDに限定するものではなく、例えばMACアドレスや、独自に付与した番号でも良い。独自に付与する番号としては、乱数あるいは一定のしくみで発生させる管理番号や、ライセンスコードでも良い。
本発明は、ポータルサーバ、VODサーバ、受信機、ポータル認証システムから構成されるデジタルCATVシステムにおいて、双方向サービスであるデータ放送によるポータルサービスおよび、ポータルサービスと組み合わせたVODサービスを行う、ポータル認証システムに利用できる。
本発明の実施の形態1に係るポータル認証システムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る受信機情報のデータ構造を示す構造図 本発明の実施の形態1に係る第1と第2の受信機情報を比較するフローチャート 本発明の実施の形態1に係るポータルサーバの構造を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係るポータル認証サーバの構造を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る第1と第2の受信機情報を比較するフローチャート 本発明の実施の形態3に係るポータル認証サーバの構造を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る第1と第2の受信機情報を比較するフローチャート 本発明の実施の形態4に係るSTBの構造を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係る第1と第2の受信機情報を比較するフローチャート 本発明の実施の形態5に係るポータル認証サーバの構造を示すブロック図 本発明の実施の形態5に係る第2の受信機情報を調査するフローチャート 本発明の実施の形態5に係るSTBの構造を示すブロック図 本発明の実施の形態6に係るポータル認証サーバの構造を示すブロック図 本発明の実施の形態6に係る第2の受信機情報を調査するフローチャート 双方向サービスのシステムの構成を示すブロック図
符号の説明
1 ポータルサーバ
2 STB
3 ポータル認証サーバ
4 TV受信機
5 VODサーバ
6 再送信設備
7 混合器
8 顧客管理システム
11 処理部
12 通信部
13 通信部
14 送出部
15 通信部
16 コンテンツデータ保持部
21 デスクランブル部
22 CASカード
23 コマンド処理部
24−1 第1のコマンド処理部
24−2 第2のコマンド処理部
24−3 第3のコマンド処理部
25−1 第1の受信機情報保持部
25−2 第2の受信機情報保持部
25−3 第3の受信機情報保持部
26 出荷情報設定部
27 表示部
28 通信部
31−1 通信部
31−2 通信部
32 処理部
33 メモリ部
34−1 第1の比較判定部
34−2 第2の比較判定部
35 受信機情報保持部
36 接続情報保持部
37 接続情報検索部
38 サービス情報保持部
39 サービス報検索部
201 第2の受信機情報設定処理部
202 出荷情報保持部
301 受信機情報調査部
302 受信機情報発生部

Claims (10)

  1. CATV局に設置されたポータル画面を送出するポータルサーバと、前記ポータルサーバを経由してVODサービスを行うVODサーバと、加入者宅にあって前記サービスを受信する受信機からなる双方向デジタルCATVシステムにおいて、
    受信機を特定する第1の受信機情報と第2の受信機情報と、前記ポータルサービスの認証画面表示時に前記認証画面を構成するコンテンツデータに関連付けられた第1の受信機情報取得コマンドを処理する第1のコマンド処理部と、第2の受信機情報取得コマンドを処理する第2のコマンド処理部を前記受信機に備え、前記第1の受信機情報と、前記第2の受信機情報を前記受信機から取得し、前記CATV局に送信し、
    前記受信機のポータル画面の入力認証を行うポータル認証サーバにおいて、あらかじめ登録された前記第1の受信機情報と前記第2の受信機情報を関連付けて保持する保持部と、前記受信機から取得した前記第1の受信機情報と前記保持部に保持する第1の受信機情報とを比較判定する第1の比較判定部と、前記受信機から取得した前記第2の受信機情報と前記保持部に保持する前記第1の受信機情報に関連付けられた第2の受信機情報を比較判定する第2の比較判定部とを設け、前記第1の比較判定部の結果が該当でかつ、前記第2の比較判定部の結果が該当の場合、前記ポータルサービス画面の表示を前記ポータルサーバに対し許可することを特徴とするCATVポータル認証システム。
  2. 前記ポータルサーバに、特定の画面データを構成するためのコンテンツデータ保持部を設け、
    前記ポータル認証サーバで、前記第1の比較判定部の結果が該当でかつ、前記第2の比較判定部の結果が非該当の場合、および、前記第1の比較判定部の結果が非該当の場合、前記比較判定結果に従い、前記コンテンツデータ保持部のコンテンツデータを送出するよう前記ポータルサーバに通知し、前記ポータルサーバから前記受信機に前記特定の画面を構成するコンテンツデータ送信し、前記受信機で表示することを特徴とする請求項1記載のCATVポータル認証システム。
  3. 前記ポータル認証サーバに、あらかじめ前記第2の受信機情報に関連付けられた受信機の接続情報を保持する接続情報保持部と、前記第2の受信機情報から前記関連付けられた接続情報を検索する接続情報検索部を設け、
    前記ポータル認証サーバで、前記第1の比較判定部の結果が該当でかつ、前記第2の比較判定部の結果が非該当の場合、前記受信機から取得した第2の受信機情報を元に、前記接続情報検索部で前記接続情報保持部を検索し、検索結果の該当接続情報を前記ポータルサーバに通知し、
    前記ポータルサーバは通知された接続情報をVODサーバに通知し、VODサーバは該接続先のネットワークにVODサービス情報を送出することを特徴とする請求項1記載のCATVポータル認証システム。
  4. 前記ポータル認証サーバに、あらかじめ前記第2の受信機情報に関連付けられた受信機で対応可能なサービス情報を保持するサービス情報保持部と、前記第2の受信機情報から前記関連付けられたサービス情報を検索するサービス情報検索部を設け、
    前記第1の比較判定部の結果が該当でかつ、前記第2の比較判定部の結果が該当の場合、前記受信機から取得した第2の受信機情報を元に、前記サービス情報検索部で前記サービス情報保持部を検索し、検索結果の該当サービス情報を前記ポータルサーバに通知し、前記ポータルサーバは通知された受信機で対応可能なサービス情報を元に、対応するポータルサービス画面情報を送出することを特徴とする請求項1記載のCATVポータル認証システム。
  5. 前記CATV用受信機に、受信機の機能を特定する第3の受信機情報と、前記ポータルサービス画面を構成するコンテンツデータに関連付けられた第3の受信機情報取得コマンドを処理するコマンド処理部を備え、
    前記ポータル認証サーバに、あらかじめ前記第3の受信機情報に関連付けられた受信機で対応可能なサービス情報を保持するサービス情報保持部と、前記第3の受信機情報から前記関連付けられたサービス情報を検索するサービス情報検索部を設け、
    前記第1の比較判定部の結果が該当でかつ、前記第2の比較判定部の結果が該当の場合、前記受信機から取得した第3の受信機情報を元に、前記サービス情報検索部で前記サービス情報保持部を検索し、検索結果の該当サービス情報を前記ポータルサーバに通知し、前記ポータルサーバは通知された受信機で対応可能なサービス情報を元に、対応するポータルサービス画面情報を送出することを特徴とする請求項1記載のCATVポータル認証システム。
  6. 前記ポータル認証サーバに、前記第2の受信機情報を調査する受信機情報調査部を設け、
    前記受信機情報調査部の結果が非適合の場合、前記ポータルサーバに前記第2の受信機情報を設定する指示を通知し、その後、前記第2の受信機情報を取得する指示を通知し、
    通知された前記ポータルサーバは、前記受信機に前記第2の受信機情報設定コマンドを送出し、その後、前記第2の受信機情報取得コマンドを送出することを特徴とする請求項1記載のCATVポータル認証システム。
  7. 前記ポータル認証サーバに、前記第2の受信機情報を発生する受信機情報発生部を設け、
    前記受信機情報登録後の最初のポータル認証時、前記第1の受信機情報に関連した前記第2の受信機情報を発生、保持し、前記ポータルサーバに前記発生した第2の受信機情報および設定指示を通知し、通知された前記ポータルサーバは、前記通知された第2の受信機情報および設定コマンドを送出することを特徴とする請求項1記載のCATVポータル認証システム。
  8. 第1の受信機情報が限定受信カードIDであり、第2の受信機情報が受信機IDであることを特徴とする請求項1から6記載のCATVポータル認証システム。
  9. 第3の受信機情報が受信機モデルIDであることを特徴とする請求項5記載のCATVポータル認証システム。
  10. 前記ポータルサービス画面を構成するコンテンツデータをBroadcast Markup Languageで記載することを特徴とする請求項1から7記載のCATVポータル認証システム。
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