JP2007332849A - 排気浄化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ターボチャージャからの排気ガスが旋回流であることによって排気ガス中の粒子状物質がフロースルー型の触媒の微細通路の入口隅部に堆積して微細通路に目詰まりを起こさせる問題を防止する。
【解決手段】ディーゼルエンジン1に備えたターボチャージャ2からの排気ガスGを導く排気管3にケーシング5を設け、ケーシング5内に触媒を備えてなる排気浄化装置4であって、ケーシング5の入口部にターボチャージャ2からの排気ガスGをケーシング5内に均一に導くためのガス分散板9を設けると共に、ガス分散板9とガス分散板9に隣接して設けられるフロースルー型の触媒Aとの間に、ケーシング5の長手方向に延びる整流孔21を形成して排気ガスGの旋回を抑制する整流体20を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】ディーゼルエンジン1に備えたターボチャージャ2からの排気ガスGを導く排気管3にケーシング5を設け、ケーシング5内に触媒を備えてなる排気浄化装置4であって、ケーシング5の入口部にターボチャージャ2からの排気ガスGをケーシング5内に均一に導くためのガス分散板9を設けると共に、ガス分散板9とガス分散板9に隣接して設けられるフロースルー型の触媒Aとの間に、ケーシング5の長手方向に延びる整流孔21を形成して排気ガスGの旋回を抑制する整流体20を設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、ディーゼルエンジンに備えられたターボチャージャからの排気ガスを浄化するための触媒を排気管内に備えてなる排気浄化装置に関し、特にターボチャージャからの排気ガスが旋回流であることによって排気ガス中の粒子状物質がフロースルー型の触媒の微細通路の入口隅部に堆積して微細通路に目詰まりを起こさせる問題を防止するようにした排気浄化装置に関する。
ディーゼルエンジンから排出されるパティキュレート(Particulate Matter:粒子状物質)は、炭素質から成る煤と、高沸点炭化水素成分から成るSOF分(Soluble Organic Fraction:可溶性有機成分)とを主成分とし、更に微量のサルフェート(ミスト状硫酸成分)を含んだ組成を成すものであるが、この種の粒子状物質の低減対策としては、排気ガスが流通する排気管の途中に、パティキュレートフィルタを装備することが従来より行われている。また、排ガス中のNOx低減を図るために、前記排気管におけるパティキュレートフィルタの下流に、NOx低減触媒を装備することが従来より行われており、このような技術を開示するものとしては特許文献1がある。
図6は従来の排気浄化装置の一例を示したものであり、図6に示すディーゼルエンジン1にはターボチャージャ2が備えてあり、ディーゼルエンジン1の排気ガスGはターボチャージャ2に導かれてタービンホイール2aを駆動し、タービンホイール2aと同軸のコンプレッサホイール2bを回転させて空気を圧縮し、圧縮した空気を前記ディーゼルエンジン1に供給するようにしている。
前記ターボチャージャ2のタービンホイール2aから排出される排気ガスGは、排気管3により排気浄化装置4に導かれて浄化されるようになっている。
図6における排気浄化装置4は、前記排気管3より大きい口径としたケーシング5内の最も後段位置(下流側)にパティキュレートフィルタ6を備えており、このパティキュレートフィルタ6はコージェライト等のセラミックから成る多孔質のハニカム構造となっており、格子状に区画された各流路の入口が交互に目封じされ、入口が目封じされていない流路については、その出口が目封じされるようになっており、各流路を区画する多孔質薄壁を透過した排気ガスGのみが下流側へ排出されて、排気ガス中の粒子状物質が多孔質薄壁の内側表面に捕集されるようにしてある。前記パティキュレートフィルタ6の前段には酸化触媒7(フロースルー型の触媒A)を備えている。この酸化触媒7は、図7に示す如くケーシング5の長手方向に延びる多数の微細通路8を備えたハニカム構造を有しており、ディーゼルエンジン側の燃料噴射制御等によって排気ガス中に燃料を添加すると、燃料添加で生じたHCガスが前段の酸化触媒7を通過する間に酸化反応し、その反応熱で昇温した排気ガスGの流入により直後のパティキュレートフィルタ6の触媒床温度が上げられて捕集された粒子状物質が燃やし尽くされ、パティキュレートフィルタ6の再生化が図られるようになっている。更に、前記酸化触媒7(フロースルー型の触媒A)の前段であるケーシング5の入口部には、前記排気管3からの排気ガスGをケーシング5内に均一に導くためのガス分散板9が前記酸化触媒7に対して空間11を隔てて設けられている。ガス分散板9には図8に示すように円板に多数の開口10が形成されたパンチングメタル等が用いられる。
又、図9は従来の排気浄化装置4の他の例を示したものであり、図9ではケーシング5内に、排気空燃比がリーンの時に排気ガス中のNOxを酸化して硝酸塩の状態で一時的に吸蔵し且つ排気ガス中のO2濃度が低下した時に未燃HCやCO等の介在によりNOxを分解放出して還元浄化する性質を備えたフロースルー型のNOx吸蔵還元触媒12(フロースルー型の触媒A)と、同様のNOx吸蔵還元触媒を担持させてなるパティキュレートフィルタ13と、これらNOx吸蔵還元触媒12及びパティキュレートフィルタ13を未反応のまま通過してしまった余剰の未燃HCやCO等を酸化処理するフロースルー型の酸化触媒14が、排気ガスGの流れ方向に沿って備えられている。そして、図9の排気浄化装置4においても、NOx吸蔵還元触媒12(フロースルー型の触媒A)の前段であるケーシング5の入口部には、前記排気管3からの排気ガスGをケーシング5内に均一に導くためのガス分散板9が前記酸化触媒7に対して空間11を隔てて設けられている。
又、図10は従来の排気浄化装置4の更に他の例を示したものであり、図10ではケーシング5内に、排気ガス中のNOを酸化して反応性の高いNO2を生成するフロースルー型の酸化触媒15(フロースルー型の触媒A)と、酸素共存下でも選択的にNOxをアンモニアと反応させ得る性質を備えたフロースルー型の選択還元型触媒16と、該選択還元型触媒16を未反応のまま通過してしまった余剰のアンモニアを酸化処理するフロースルー型の酸化触媒17が、排気ガスGの流れ方向に沿って備えられている。更に、前段の酸化触媒15と選択還元型触媒16との間には尿素水を噴霧する尿素水噴霧装置18を装備している。図10の排気浄化装置4においても、酸化触媒15(フロースルー型の触媒A)の前段であるケーシング5の入口部には前記排気管3からの排気ガスGをケーシング5内に均一に導くためのガス分散板9が前記酸化触媒7に対して空間11を隔てて設けられている。
図6の排気浄化装置4では、ターボチャージャ2から排気管3に排出された排気ガスGは、ケーシング5の入口部に設けたガス分散板9により分散されてケーシング5内の空間11に均一に供給され、酸化触媒7(フロースルー型の触媒A)を経てパティキュレートフィルタ6を通る際に排気ガス中の粒子状物質が多孔質薄壁の内側表面に捕集される。パティキュレートフィルタ6に対する粒子状物質の堆積量が増加した段階では、ディーゼルエンジン側の燃料噴射制御等によって排気ガス中に燃料を添加すると、燃料添加で生じたHCガスが前段の酸化触媒7を通過する間に酸化反応し、その反応熱で昇温した排気ガスGの流入により直後のパティキュレートフィルタ6の触媒床温度が上げられて粒子状物質が燃やし尽くされ、パティキュレートフィルタ6の再生化が図られる。
図9の排気浄化装置4では、ターボチャージャ2から排気管3に排出された排気ガスGは、ケーシング5の入口部に設けたガス分散板9により分散されてケーシング5内の空間11に均一に供給され、排気空燃比がリーンの時には排気ガス中のNOxが酸化して硝酸塩の状態で一時的にNOx吸蔵還元触媒12(フロースルー型の触媒A)に吸蔵される。更に、NOx吸蔵還元触媒を担持したパティキュレートフィルタ13によってもNOxの吸蔵が行われる。又、排気ガス中のO2濃度が低下した時には未燃HCやCO等の介在によりNOxが分解放出されることにより還元浄化される。これらNOx吸蔵還元触媒12及びパティキュレートフィルタ13を未反応のまま通過してしまった余剰の未燃HCやCO等は酸化触媒14によって酸化処理される。
図10の排気浄化装置4では、ターボチャージャ2から排気管3に排出された排気ガスGは、ケーシング5の入口部に設けたガス分散板9により分散されてケーシング5内の空間11に均一に供給され、酸化触媒15(フロースルー型の触媒A)に導かれて排気ガス中のNOが酸化され反応性の高いNO2を生成する。更に、排ガスに尿素水噴霧装置18により尿素水を噴霧した排気ガスGを選択還元型触媒16に供給することにより酸素共存下でも選択的にNOxをアンモニアと反応させてNOxを浄化する。該選択還元型触媒16を未反応のまま通過してしまった余剰のアンモニアは酸化触媒17によって酸化処理される。
又、フィルターの前段に一次拡散板と二次拡散板を備えたものが特許文献2に示されている。
特開2005−240566号公報
実開平06−087622号公報
しかしながら、図6、図9、図10に示した排気浄化装置4においては、前記ガス分散板9の直後に設けられる酸化触媒7、NOx吸蔵還元触媒12、酸化触媒15からなるフロースルー型の触媒Aは、通常、その微細通路8が1mm前後或いはそれ以下の非常に小さい口径を有しており、この微細通路8の各々に排気ガスGに含まれる粒子状物質(パティキュレート)が堆積して微細通路8を目詰まりさせる問題を有していた。
即ち、前記ターボチャージャ2から排気管3に排出される排気ガスGには、タービンホイール2aを回転させた際の旋回Rが生じており、この排気ガスGの旋回Rはガス分散板9を通過することで若干弱められるけれども、空間11には依然として旋回Rが残るため、排気ガスGの旋回流がフロースルー型の触媒Aに導かれることになる。このため、図11に示すように、排気ガスGは微細通路8の長手方向と交差する方向から微細通路8に導かれることにより、微細通路8の入口部の各隅部に粒子状物質19が堆積するようになり、粒子状物質19の堆積が進行すると微細通路8の目詰まりを生じてフロースルー型の触媒Aの圧力損失が短期間に急激に増加していまうという問題を有していた。
本発明は、上記実情に鑑みてなしたもので、ターボチャージャからの排気ガスが旋回流であることによって排気ガス中の粒子状物質がフロースルー型の触媒の微細通路の入口隅部に堆積して微細通路に目詰まりを起こさせる問題を防止するようにした排気浄化装置を提供しようとするものである。
本発明の排気浄化装置は、ディーゼルエンジンに備えたターボチャージャからの排気ガスを導く排気管にケーシングを設け、該ケーシング内に触媒を備えてなる排気浄化装置であって、ケーシングの入口部にターボチャージャからの排気ガスをケーシング内に均一に導くためのガス分散板を設けると共に、ガス分散板と該ガス分散板に隣接して設けられるフロースルー型の触媒との間に、ケーシングの長手方向に延びる整流孔を形成して排気ガスの旋回を抑制する整流体を設けたことを特徴とする。
前記整流体の整流孔は、排気ガスの旋回の抑制が可能な長さで且つ少なくともフロースルー型の触媒の微細通路の口径に対して2倍以上の口径を有することが好ましい。
而して、本発明の排気浄化装置では、ガス分散板によってケーシング内に分散された排気ガスに旋回が残っていても、排気ガスは整流体の整流孔を通ることによってケーシングの長手方向に整流される。従って、排気ガスはフロースルー型の触媒の微細通路に対して平行に導かれるようになるため、フロースルー型の触媒の微細通路に排気ガス中の粒子状物質が堆積して目詰まりを起こす問題が解消され、よって排気浄化装置の圧力損失が短期間に急激に増加する問題は防止される。
この時、整流体の整流孔を排気ガスの旋回の抑制が可能な長さで且つ少なくともフロースルー型の触媒の微細通路の口径に対して2倍以上の口径としたことにより、整流体に粒子状物質が堆積することによって排気浄化装置の圧力損失が増加する問題は低減できる。
本発明の排気浄化装置によれば、ガス分散板によってケーシング内部に分散された排気ガスに旋回が残っていても、排気ガスが整流体の整流孔を通ることによってケーシングの長手方向に整流され、フロースルー型の触媒の微細通路に対して平行に導かれるようになるため、フロースルー型の触媒の微細通路に排気ガス中の粒子状物質が堆積して目詰まりを起こす問題が解消され、よって排気浄化装置の圧力損失が短期間に急激に増加するという問題を防止できる効果がある。
この時、整流体の整流孔を排気ガスの旋回の抑制が可能な長さで且つ少なくともフロースルー型の触媒の微細通路の口径に対して2倍以上の口径としたことにより、整流体に粒子状物質が堆積することによって排気浄化装置の圧力損失が増加する問題は低減できる効果がある。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は前記図6の従来の排気浄化装置に対応した本発明の第一の形態例を示すもので、図1中図6と同一のものには同じ符号を付して説明の重複を省略し、本発明の特徴部分についてのみ詳述する。
図1に示す排気浄化装置4は、ケーシング5内部の最も後段にパティキュレートフィルタ6が備えられ、該パティキュレートフィルタ6の前段に酸化触媒7(フロースルー型の触媒A)が備えられ、更に、ケーシング5の入口部にターボチャージャ2からの排気ガスGをケーシング5内に均一に導くためのガス分散板9を設けた構成において、ガス分散板9と該ガス分散板9に隣接したフロースルー型の触媒Aである酸化触媒7との間に整流体20を設ける。この整流体20は、図2に示す如く、ケーシング5の長手方向に延びる整流孔21を備えたハニカム形状とすることができる。この時、前記整流体20の整流孔21の口径は大きいことが好ましい。例えば、整流体20の整流孔21は排気ガスGの旋回Rの抑制が可能な長さであり且つ少なくともフロースルー型の触媒Aの微細通路8の口径に対して2倍以上の口径とすることは好ましい。
図1ではガス分散板9と整流体20との間に空間22を形成した場合について示したが、ガス分散板9と整流体20とは接していてもよく、又、整流体20をフロースルー型の触媒Aである酸化触媒7に接して設けた場合について示したが、整流体20と酸化触媒7との間に空間を形成するようにしてもよい。
図3は前記図9の従来の排気浄化装置に対応した本発明の第二の形態例を示すもので、ガス分散板9とフロースルー型の触媒AであるNOx吸蔵還元触媒12との間に、前記と同様の整流体20を設けている。
図4は前記図10の従来の排気浄化装置に対応した本発明の第三の形態例を示すもので、ガス分散板9とフロースルー型の触媒Aである酸化触媒15との間に、前記と同様の整流体20を設けている。
次に、上記形態例の作動を説明する。
図1、図3、図4に示した形態例において、ターボチャージャ2から排気管3に排出された排気ガスGは、ガス分散板9を通ることによってケーシング5内における空間22に均一に供給されるようになる。この時、排気管3内の排気ガスGにはタービンホイール2aを回転させた際の旋回Rが生じており、この排気ガスGの旋回Rはガス分散板9を通過することで若干弱められるけれども、空間11において依然として旋回Rが残ったままとなっている。
しかし、図1に示すようにガス分散板9と該ガス分散板9に隣接するフロースルー型の触媒Aである酸化触媒7との間、及び、図3に示すようにガス分散板9と該ガス分散板9に隣接するフロースルー型の触媒AであるNOx吸蔵還元触媒12との間、及び、図4に示すようにガス分散板9と該ガス分散板9に隣接するフロースルー型の触媒Aである酸化触媒15との間の夫々に、ケーシング5の長手方向に延びる整流孔21を有する整流体20を設けたので、前記ガス分散板9を通過しても依然として旋回Rを有する排気ガスGは、整流体20によってフロースルー型の触媒Aに備えられる微細通路8と平行な方向に整流される。このため、排気ガス中の粒子状物質はフロースルー型の触媒の微細通路8に沿って流れることになり、排気ガス中の粒子状物質が微細通路8に堆積することがなくなってフロースルー型の触媒Aが目詰まりを起こす問題は解消される。これにより排気浄化装置4の圧力損失が短期間で急激に増加するという問題は防止される。
一方、前記整流体20には前記空間22における旋回Rした排気ガスGが整流孔21と交差する方向から供給されるため、整流孔21の入口部の各隅部には粒子状物質19が堆積するようになる。しかし、整流孔21を排気ガスGの旋回の抑制が可能な長さで且つ少なくともフロースルー型の触媒Aの微細通路8の口径に対して2倍以上の大きな口径としたので、整流体20に堆積する粒子状物質19の堆積総和量を小さく押えることができる。
即ち、図11に示したようにフロースルー型の触媒Aの各微細通路8に堆積する粒子状物質19の堆積量と、図5に示すように整流体20の各整流孔21に堆積する粒子状物質19の堆積量は略同等であるが、整流体20の整流孔21の口径はフロースルー型の触媒Aの微細通路8の口径に対して2倍以上の大きな口径としてあるので、微細通路8に対して整流孔21の数が大幅に少なくなり、よって、すべての整流孔21に堆積する粒子状物質19の総和は、フロースルー型の触媒Aのすべての微細通路8に堆積する粒子状物質19の総和に比して大幅に少なくなる。従って、前記整流体20を備えても、粒子状物質19の堆積によって排気浄化装置4の圧力損失が増加する問題は低減できる。
前記整流体20における各整流孔21の口径を大きくすると、整流体20への粒子状物質19の堆積量は少なくできるが、整流孔21の口径を大きくした場合旋回Rを抑制するために必要な整流体20の長さは長くなる。このため、整流体20の整流孔21は、排気ガスGの旋回Rの抑制が可能な長さで、しかも可能な限り大きい口径とすることが好ましい。
尚、本発明の排気浄化装置は上記形態例にのみ限定されるものではなく、整流体の後段に図示例以外のフロースルー型の触媒を備えた排気浄化装置の場合にも適用できること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 ディーゼルエンジン
2 ターボチャージャ
3 排気管
4 排気浄化装置
5 ケーシング
7 酸化触媒(フロースルー型の触媒)
8 微細通路
9 ガス分散板
12 吸蔵還元触媒(フロースルー型の触媒)
15 酸化触媒(フロースルー型の触媒)
19 粒子状物質(パティキュレート)
20 整流体
21 整流孔
A フロースルー型の触媒
G 排気ガス
R 旋回
2 ターボチャージャ
3 排気管
4 排気浄化装置
5 ケーシング
7 酸化触媒(フロースルー型の触媒)
8 微細通路
9 ガス分散板
12 吸蔵還元触媒(フロースルー型の触媒)
15 酸化触媒(フロースルー型の触媒)
19 粒子状物質(パティキュレート)
20 整流体
21 整流孔
A フロースルー型の触媒
G 排気ガス
R 旋回
Claims (2)
- ディーゼルエンジンに備えたターボチャージャからの排気ガスを導く排気管にケーシングを設け、該ケーシング内に触媒を備えてなる排気浄化装置であって、ケーシングの入口部にターボチャージャからの排気ガスをケーシング内に均一に導くためのガス分散板を設けると共に、ガス分散板と該ガス分散板に隣接して設けられるフロースルー型の触媒との間に、ケーシングの長手方向に延びる整流孔を形成して排気ガスの旋回を抑制する整流体を設けたことを特徴とする排気浄化装置。
- 整流体の整流孔は、排気ガスの旋回の抑制が可能な長さで且つ少なくともフロースルー型の触媒の微細通路の口径に対して2倍以上の口径を有することを特徴とする請求項1に記載の排気浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2006
- 2006-06-14 JP JP2006164662A patent/JP2007332849A/ja active Pending
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