JP2007330287A - 生体情報計測器 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の心電計は直接被験者の胸に取り付けたり、また掌で把持した際に無理に力が入り筋電が生じて誤った測定結果が得られ、操作性のよく精度の高い測定結果が得られる生体情報計測器を提供することである。
【解決手段】上面部と、下面部の間に少なくとも一部は傾斜面を備え、前記傾斜面は少なくとも3つの面に分割した面を備えた心電計を含む生体情報計測器で、前記傾斜面にそれぞれ電極を設け、被験者が無理な力を出して筋電を発生することのない精度の高い測定結果が得られる。
【選択図】図1
【解決手段】上面部と、下面部の間に少なくとも一部は傾斜面を備え、前記傾斜面は少なくとも3つの面に分割した面を備えた心電計を含む生体情報計測器で、前記傾斜面にそれぞれ電極を設け、被験者が無理な力を出して筋電を発生することのない精度の高い測定結果が得られる。
【選択図】図1
Description
本発明は、持ち運びが可能で容易に計測・記憶することができる生体情報計測器に関する。
以上に述べた特許文献1では図6で示すように、心電図モニタのハウジング50の正面側に表示部51を具備し、背面52側に身体に接触させる3つの電極53、54、55を具備した構成の携帯型心電計が開示されている。そして計測時においては、これら3つの電極53、54、55を被験者の胸部に接触させて計測する旨が記載されている。
また、特許文献2の従来例として取り上げられている先行例では、図7で示すように携帯型心電計100Hを用いて心電波形を計測する際に被験者がとるべき計測姿勢を示した斜視図である。計測時において被験者は、右手210で携帯型心電計100Hを把持しつつ、前腕220の手首近傍を右脇腹部分に押し当てるとともに、携帯型心電計100Hの装置本体110の左側面116に設けられた正電極122を胸部250の左側下部の皮膚に直接接触させる。そしてこの状態を数十秒程度維持しつつ、心電波形を計測する。
また、特許文献2の従来例として取り上げられている先行例では、図7で示すように携帯型心電計100Hを用いて心電波形を計測する際に被験者がとるべき計測姿勢を示した斜視図である。計測時において被験者は、右手210で携帯型心電計100Hを把持しつつ、前腕220の手首近傍を右脇腹部分に押し当てるとともに、携帯型心電計100Hの装置本体110の左側面116に設けられた正電極122を胸部250の左側下部の皮膚に直接接触させる。そしてこの状態を数十秒程度維持しつつ、心電波形を計測する。
また、携帯型心電計100Hの右手による把持の様子を示す。図7に示す如くの計測姿勢をとった場合において被験者は、携帯型心電計100Hの正面111が上方を向くように装置本体110の背面側を掌で覆いつつ装置本体110を把持することになる。このとき、装置本体110の上面113に設けられた負電極121に右手210の人差し指212、中指213、薬指214および小指215のいずれかまたは全部が接触するように、これらの指を軽く曲げて装置本体110を把持する。また、親指211は、装置本体110の下面114に沿って伸ばし、下面114に設けられた不関電極123に接触させて装置本体110を把持する。そして、右手210の手首近傍を右脇腹に押し当て、装置本体110の左側面116に形成された正電極122が身体から外れないように右手210を固定する。
特許文献1において示されているような心電計では直接胸に心電計を接触させなくてはならないし、また腕を胸の方に曲げて数十秒間程度にわたる計測時間中に、電極と身体との接触部位を安定的に保つ必要がある。この安定的な接触が維持されない場合には、電極と身体との接触面積の変化等により計測波形に乱れが生じ、精度よく安定的に心電波形を計測することができなくなる。
特許文献2において示されているような計測姿勢をとりつつ心電波形を計測する場合にあっては、右手の手首近傍が衣服等で覆われていない場合には、右手と右脇腹とが直接接触することになり、この部分において測定回路(正電極から負電極に至るまでの身体に形成される電気回路)が短絡する。このため、測定回路が心臓を横切らなくなり、精度よく心電波形を計測することができなくなる。
また、仮に右手の手首近傍が衣服等によって覆われていたとしても、携帯型心電計を右手で把持して右脇腹に押し当てた状態においては、携帯型心電計を保持するために右腕に力を入れる必要がある。このように、右腕に力を入れた状態においては、右腕の筋肉が緊張状態となり、筋電位が発生することになる。測定回路を構成する右腕において筋電位が生じた場合には、計測される心電波形にこの筋電位がノイズとなって重畳することになる。特に、身体の柔軟性が衰えた高齢者にあっては上記計測姿勢をとった際に生じる筋電位も大きく、精度よく心電波形を計測する大きな障害となる。
本発明は、上面部と、下面部と、前記上面部と前記下面部の間は傾斜面が設けられ、前記傾斜面は少なくとも3つの面に分割されて各面にそれぞれ電極を設けられた心電計を含む生体情報計測器を提供するものである。
上述したように本発明では、電極に手を当てて心電図を採取するのに手のひらを電極に対して無理な力をかけて無理に手首を曲げることがないので筋電に影響がなく、さらに心電計を胸に押し付けるようなこともしない。さらに心電計自体に突出部を持たないので収納及び持ち運びに好都合となった。更に、電極1、電極2、電極3、電極4は斜面になっているので例えば水滴が付いた場合には水滴は流れて溜まらない特徴をする。更に、後述する電源スイッチ、心電図波形が所望のように採取されたときに決定する決定スイッチ、心電図波形が所望のように採取されないときに用いられる取り消しスイッチ等の操作部材が掌が触る斜面とは異なる上面に設けられているので不用意に触って状態が変化することがなく、また非常時に容易にその操作部材に触れて操作できる特徴を有する。
以下、本発明に係る生体情報計測器に関して詳細を説明する。図1は本計測器を上方向からみた上面図を示す。図1において1、2、3、4はそれぞれ電極を示し、電極1、電極2、電極3、電極4とする。5は電極1と電極2との導通を絶縁する絶縁部を、6は電極2と電極3との導通を絶縁する絶縁部を、7は電極3と電極4との導通を絶縁する絶縁部を、8は電極4と電極1との導通を絶縁する絶縁部を示す。9は上面部を示し、上面部9には10で示す表示器が設けられ、更に、上面部9には11で示す心電図測定と体成分測定とに切り替える測定モード切替部を、12で示す電源スイッチ、13で示す心電図波形が所望のように採取されたときに決定する決定スイッチ、14で示す、心電図波形が所望のように採取されないときに用いられる取り消しスイッチが設けられている。
図2は本計測器の立面図であり、図1のA方向から見た図面を示す。上面部9は15で示す下面部より上方であり、16で示す下側面部との間は斜面で電極1、電極2、電極3、電極4及び絶縁部5、絶縁部6、絶縁部7、絶縁部8が接続されている。
図3は本計測器の下面から見た下面図を示し、下面部15には17、18は本計測器の表示器9を一方向から視たときに被験者が視認しやすいように傾斜させておく傾斜部材を設ける。
図4は本計測器に被験者が掌を載せた図を示す。手首に負担をかけず自然な形で右手の掌を電極1、電極2に載せ、左手の掌を電極3、電極4に載せる。
図5で本計測器の回路を示す。右手の掌を載せた電極2、左手を乗せた電極4が接続する19で示す入力信号処理・心電波形測定部に接続し、右手の掌を載せた電極1、左手の掌を載せた電極4は測定モード切替部11を介して心電測定時には入力信号処理・心電波形測定部19に接続し、入力信号処理及び心電波形測定部で信号処理されて20で示すCPUに接続する。
体成分測定時には右手の掌を載せた電極1、左手の掌を載せた電極4は測定モード切替部11を介して21で示す体成分分析部に接続する。体成分分析部21には22で示す微弱電流発生回路が設けられている。
CPU20には電源スイッチ12、決定スイッチ13、取り消しスイッチ14の操作部、表示部10、23で示す心電波形記憶部、24で示す体成分分析結果記憶部、25で示す例えばフラッシュROM等で構成され、プログラム・フォントを記憶保持しておくプログラム・フォント記憶部、26で示す通信部とが接続されており、前記通信部26を介して外部に接続される27で示すPC(パーソナルコンピュータ)に情報が伝送される。
電源スイッチ12をオンさせると本計測器が作動可能状態になり、測定モード切替部11が図5の状態を示す心電測定モードのときは右手の掌が載る電極1と電極2の間の負電位信号と、右手の掌が載る電極1と左手の掌が載る電極3の間の正電位信号の差により心電信号が計測されて、その信号がCPU20に導かれ、その結果が表示部10に表示されるとともに、心電波形記憶部23にその結果が記憶され、また通信部26を介して外部のPC(パーソナルコンピュータ)に伝送される。
また、体成分測定モード時に、事前に体重、身長等のデータを不図示の入力部材で入力し、測定モード切替部11が図5の状態から電極1を体成分分析部21に接続し、電極4を微弱電流発生回路に接続するように切替えると、左手の掌が載る電極4から右手の掌が載る電極1に、即ち体内に微弱電流を流すことにより、そのインピーダンスから体成分分析部21で体成分が測定され、その信号がCPU20に導かれ、その結果が表示部10に表示されるとともに、体成分分析結果記憶部24にその結果が記憶され、また通信部26を介して外部のPC(パーソナルコンピュータ)に伝送される。
それぞれの電極は図1では1、2、3、4のそれぞれが電極を示しているが、図5のように夫々の図1の1、2、3、4のエリアに掌の触る位置にそれぞれ21、22、23、24で示す電極を設け、図1よりも広い絶縁部を設けてもよい。
図2では上面部から下側面にそれぞれの電極及び絶縁部を配置したが上面部から下側面部ではなくて下面部に直接、電極及び絶縁部を配置してもよい。また、図2において電極及び絶縁部は上面部9から少し下がった位置から設けられているが、本発明の請求範囲の上面部に含まれるものとする。
更に、電極1、電極2、電極3、電極4は斜面になっているので例えば水滴が付いた場合には水滴は流れて溜まらない特徴をする。
図6では本発明を作動させる回路を示す。
1、2、3、4・・・電極
5、6、7、8・・・絶縁部材
9・・・・・・・・・上面部
10・・・・・・・・表示部
11・・・・・・・・測定モード切替部
12・・・・・・・・電源スイッチ
13・・・・・・・・決定スイッチ
14・・・・・・・・取り消しスイッチ
15・・・・・・・・下面部
16・・・・・・・・下側面
17、18・・・・・傾斜部材
19・・・・・・・・入力信号処理・心電波形測定部
20・・・・・・・・CPU
21・・・・・・・・体成分分析部
22・・・・・・・・微弱電流発生回路
23・・・・・・・・心電波形記憶部
24・・・・・・・・体成分分析結果記憶部
25・・・・・・・・プログラム・フォント記憶部
26・・・・・・・・通信部
27・・・・・・・・PC(パーソナルコンピュータ)
5、6、7、8・・・絶縁部材
9・・・・・・・・・上面部
10・・・・・・・・表示部
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17、18・・・・・傾斜部材
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20・・・・・・・・CPU
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24・・・・・・・・体成分分析結果記憶部
25・・・・・・・・プログラム・フォント記憶部
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27・・・・・・・・PC(パーソナルコンピュータ)
Claims (6)
- 上面部と、下面部と、前記上面部と前記下面部の間は傾斜面が設けられ、前記傾斜面は少なくとも3つの面に分割されて各面にそれぞれ電極を設けられた心電計を含む生体情報計測器。
- 前記上面部は前記下面部よりも面積が小さい請求項1記載の生体情報計測器。
- 前記上面部に表示器を備えた請求項1に記載の生体情報計測器。
- 前記上面部に少なくとも一つのスイッチが設けられた請求項1に記載の生体情報計測器。
- 上面部と、下面部と、前記上面部と前記下面部の間は傾斜面が設けられ、前記傾斜面は少なくとも3つの面に分割され各面にそれぞれ電極を設けられ、前記上面部には心電計測と体成分計測とに切り替える測定モード切替部と、前記計測の結果が表示される表示部とが設けられた生体情報計測器。
- 電源供給する電源スイッチと、前記計測の結果に対して前記計測結果を是認するスイッチと、前記計測結果を取り消すスイッチとが設けられた請求項5に記載の生体情報計測器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006161880A JP2007330287A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 生体情報計測器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006161880A JP2007330287A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 生体情報計測器 |
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JP2007330287A true JP2007330287A (ja) | 2007-12-27 |
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ID=38930335
Family Applications (1)
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JP2006161880A Pending JP2007330287A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 生体情報計測器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007330287A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017086773A (ja) * | 2015-11-17 | 2017-05-25 | 株式会社パラマ・テック | 生体情報計測器 |
-
2006
- 2006-06-12 JP JP2006161880A patent/JP2007330287A/ja active Pending
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