JP2007328731A - 地域セキュリティーシステム及び地域セキュリティーサービス提供方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】特定の居住地域に対して地域セキュリティーサービスを提供するための地域セキュリティーシステムであって、少なくとも居住地域の居住者の所在地が、居住地域内か否かを検出する所在地検出手段1と、所在地検出手段1の検出結果に基づいて、居住者又は居住者の住居ごとに居住地域のセキュリティー向上に対する貢献度を演算する貢献度演算手段2と、を備える。
【選択図】図5
Description
例えば、個人の住居を対象とする次のようなホームセキュリティーシステムが提案されている。住居内の所要箇所に熱感知センサ、煙感知センサ、防犯感知センサなどの各種センサを設置し、これら各種センサとメインコントローラとが接続される。メインコントローラには、無線電話回線発信装置が接続されている。異常事態の発生が検出されると、メインコントローラは住居内で警報を発し、無線電話回線発信装置を通じて、外出している居住者が携帯している携帯電話などに警報を送信する(例えば、特許文献1参照。)。
また、さらに、警報の送信の有無にかかわらず、外出先から居住者が能動的に、家屋の安全状態を確認できるように構成されたホームセキュリティーシステムも提案されている。これは、外出先のコンピュータや携帯電話を利用して、外出先から上記メインコントローラに相当するコンピュータにアクセスし、安全状態を確認するというものである(例えば、特許文献2参照。)。
こういった地域セキュリティーは、例えば、新興住宅地などの特定の生活地域において、次のように構成される。地域内の各住居には高性能ホームセキュリティーシステム(サービス)が導入される。さらに、地域内の巡回により安全を確保すると共に、地域内での異常時に迅速に現場に到着することができるように、24時間常駐のガードマンが配置される。また、インターネットを介して地域内の様子を画像で確認することができるように、公園など地域内の要所にwebカメラが設置される。このような地域セキュリティーは、例えば、マンションなど集合住宅の管理費のように、1軒当たり2000円〜3000円程度の月額費用を負担することによって、地域セキュリティーの提供会社から提供される(例えば、非特許文献1参照。)。
少なくとも前記居住地域の居住者の所在地が、前記居住地域内か否かを検出する所在地検出手段と、前記所在地検出手段の検出結果に基づいて、前記居住者又は前記居住者の住居ごとに前記居住地域のセキュリティー向上に対する貢献度を演算する貢献度演算手段と、を備える点にある。
その結果、演算された貢献度によって、居住者による当該居住地域のセキュリティー向上効果の評価を行うことができる。この評価は、居住者ごと、住居ごと、居住地域全体の何れに対しての評価も含むものである。ここで、住居とは、単に建物を意味するだけではなく、世帯など、生活や生計を基準として、一人以上の居住者の集合を意味するものである。
居住者の貢献により、居住地域のセキュリティーが向上すると、当該居住地域のセキリティーリスクは低減される。従って、地域セキュリティーサービスのプロバイダは、サービスコストを低減することもできる。居住者は、自らの貢献によるセキュリティー向上の結果を、経済的効果として受け取ることも可能となる。
ここで、無線検出手段は、居住地域内に設置されるものには限定されない。例えば、人工衛星や、携帯電話網のセンタ局なども含むものである。
また、携帯デバイスは微弱電波による通信で充分にその機能を果たすことができる。例えば、携帯デバイス自身は電源を有さず、無線検出手段と近接した場合に、電磁誘導により発電して微弱電波を送信するようなものでもよい。従って、居住者は携帯デバイスの充電などを気にすることもなく、単に携帯デバイスを携帯するだけでよいので、利便性がよい。
そして、前記所在地検出手段が、前記警戒モードに基づいて、前記居住者の所在地が当該居住者の前記住居であるか否かを検出することを特徴とする。
また、上述のような無線検出手段を利用した所在地検出手段は、プライバシー保護の観点より、各住居内にまで設けることは困難である。しかし、本特徴構成によれば、居住者の意思により、所在地が住居内であるか否かを検出することができる。
そして、前記貢献度演算手段が、さらに前記時間パラメータを用いて前記貢献度を演算することを特徴とする。
本特徴構成によれば、少なくとも日時によって異なるセキュリティーリスクの相対的な違いが、日時ごとの時間パラメータとして規定される。従って、貢献度演算手段は、この時間パラメータを用いて精度よく貢献度を演算することができる。
そして、前記貢献度演算手段が、さらに前記環境パラメータを用いて前記貢献度を演算することを特徴とする。
本特徴構成によれば、少なくとも天候を含む環境条件によって変動するセキュリティーリスクの相対的な違いが、環境条件ごとの環境パラメータとして規定される。従って、貢献度演算手段は、この環境パラメータを用いて精度よく貢献度を演算することができる。
そして、前記貢献度演算手段が、さらに前記区域パラメータを用いて前記貢献度を演算することを特徴とする。
本特徴構成によれば、居住地域内を分割する各区域の間で異なるセキュリティーリスクの相対的な違いが、区域ごとの区域パラメータとして規定される。従って、貢献度演算手段は、この区域パラメータを用いて精度よく貢献度を演算することができる。
しかし、本特徴によれば、全居住者による居住地域内の総貢献度が算出され、この総貢献度に基づいて総セキュリティーリスクが算出される。
演算された貢献度によって、居住者による当該居住地域のセキュリティー向上効果の評価を行うことができる。居住者は、自らの貢献によるセキュリティー向上の効果が、還元される可能性が高くなる。
即ち、その特徴構成は、少なくとも前記居住地域の居住者の所在地が前記居住者の住居内か否かの検出を含み、前記居住者の所在地を検出する所在地検出工程と、
検出された前記居住者の所在地に基づいて、居住者又は住居ごとに前記居住地域のセキュリティー向上に対する貢献度を演算する演算工程と、
前記貢献度に基づいて、居住者又は住居ごとに付加サービスを提供する付加サービス提供工程と、を有する点にある。
図1は、居住地域の一例を示す説明図である。図2は、地域セキュリティーシステムの構成例を模式的に示すブロック図である。図3は、図2の地域セキュリティーシステムが有する各システムの例を示す説明図である。
居住地域90は、本例では新興住宅地である。居住地域90は、ほぼ長方形の敷地の2辺で幹線道路93(93a、93b)に、他の1辺で川92に、残りの1辺で鉄道94に面している。居住地域90からは、連絡道路97によって、幹線道路93aに接続される。幹線道路93aと連絡道路97との接続部91a、又は居住地域90と連絡道路97との接続部91bは、居住地域90の出入り口となるタウンゲート91である。
DIYセキュリティーシステム10は、このような居住者99による自主的なセキュリティー向上への取り組みを貢献度として定量的に数値化し、自主的な取り組みをさらに推進させるシステムである。詳細は、後述する。
また、カメラ31は、撮影範囲が固定化されているものに限定されず、上記ネットワークを介して、居住者99が微調整可能とされていてもよい。例えば、ズームや、パン・チルト・スイングといった微調整が居住者99の希望に合わせて、上記パーソナルコンピュータの画面上から操作可能であってもよい。
「留守宅モード」は、居住者99が外出する場合に設定され、全てのセンサ44からの情報に基づいて最高度のセキュリティー監視が行われるモードである。
「就眠モード」は、居住者99は在宅しているが、就眠しているときなどで、一部のセンサ44からの情報に基づいてセキュリティー監視が行われるモードである。例えば、2階建て住居の2階で就眠している場合に、1階のセンサ44からの情報に基づいてセキュリティー監視が行われる。つまり、煙センサ、熱センサ、ガスセンサなどにより、火災などの発生を警戒すると共に、赤外線センサ44aや近接センサ44bなどにより、侵入者などを警戒する。
「活動モード」は、居住者99が在宅しており、さらに、住居98内で活動しているときで、煙センサ、熱センサ、ガスセンサなどの関連するセンサからの情報に基づいて火災やガス漏れなどを中心にセキュリティー監視が行われる。
例えば、居住者99が携帯するICカード11Aと、ICカード11Aの所在地を無線通信によって検出するカードリーダ12Aとによって構成することができる。
また、居住者99が携帯するGPS(Global Positioning System)機能付きの携帯電話11Bと、携帯電話11Bの基地局12Bとを用いて構成することもできる。
また、所在地検出手段1は、図3及び図5に示すように、カメラ13aを備えた画像認識手段13を用いて構成することもできる。
さらに、上述したホームセキュリティーシステム40を、所在地検出手段1として利用することもできる。
以下、所在地検出手段1を構成する上記形態について詳述する。
ICカード11Aは、クレジットカードなどと同様の大きさのカードで、内部にコイル、アンテナ、ICが内蔵されている。このICカード11Aをカードリーダ12Aに近づけると、カードリーダ12Aから発信される電磁波による電磁誘導の効果で、ICカード11A内のコイルが発電する。発電された電力を利用してICがアンテナを介して、居住者99のIDなどをカードリーダ12Aに送信する。居住地域90内の所定箇所に設置されているカードリーダ12Aと、ICカード11Aとの通信が確立することによって、このICカード11Aを携帯した居住者99の所在地が特定される。
つまり、カードリーダ12Aは、ネットワーク7を介して管理センタ9に居住者99の所在地情報を伝達する。カードリーダ12Aは、居住地域90内の複数箇所に設置されており、この設置箇所が居住者99の所在地として扱われる。最も少ない場合には、カードリーダ12Aをタウンゲート91に設置して、居住者99の所在地が、少なくとも当該居住地域90内か否かを検出するようにしてもよい。
携帯電話11Bは、複数のGPS衛星(NAVSTAR)14からの電波を受信して測位する。この測位には、ネットワーク支援型と、自立型とがあるが、何れの方式でも構わない。ネットワーク支援型には、GPS衛星14からの電波を受信した携帯電話11Bの基地局12Bを介して最終計算をセンタ局のサーバシステムが行うもの(MS-Assisted)と、サーバシステムから提供されるアシストデータを利用して最終計算を携帯電話11Bが行うもの(MS-Based)とがある。自立型(Autonomous)は、全ての計算を携帯電話11Bにおいて行うものである。
ネットワーク支援型、自立型の何れの場合も、測位結果は、基地局12B、サーバシステムからネットワーク7を介して管理センタ9に伝達される。
画像認識手段13は、居住地域90内の所定箇所に備えられたカメラ13aにより撮影された画像から、居住者99を認識する。画像認識手段13は、例えば居住者99の顔を認識することによって個人を特定する。画像処理を容易にするために、DIYセキュリティーシステム10を利用した自主的な活動の参加者が共通の目印を付けてもよい。共通の目印とは、例えば、腕章、自転車のかご等に取り付けるプレート、帽子、Tシャツ、ジャケットなどである。この目印に重複しない番号や記号を付記すれば、顔認識に比べて演算負荷の軽い文字認識、形状認識などを利用して個人を特定することができる。
カメラ13aは、居住地域90内の複数箇所に設置され、この設置箇所が居住者99の所在地として扱われる。画像認識手段13は、ネットワーク7を介して管理センタ9に居住者99の所在地情報を伝達する。最も少ない場合には、カメラ13aをタウンゲート91に設置して、居住者99の所在地が、少なくとも当該居住地域90内か否かを検出するようにしてもよい。
また、カメラ13aは、もちろん、映像モニタシステム30のカメラ31と兼用しても構わない。
この時、貢献度演算手段2が種々の要因に対する居住地域90内のセキュリティーリスクの相対的な違いを加味して演算すると、より精度良く貢献度を算出することができる。ここで、種々の要因とは、日時などの条件、天候を含む環境条件、居住地域90内を分割する各区域の別による条件などである。
これらの諸条件は、図5に示す条件規定手段4によって規定される。本例では、規定演算手段4dによって演算され、日時パラメータデータベース4a、環境パラメータデータベース4b、区域パラメータデータベース4cに格納される。詳細については後述する。
また、空き巣被害などは、人通りが少ない、住居侵入時の音が消される、他の住居の窓が閉められて気配が気づかれにくい、などの理由から、晴天時よりも雨天時の方が発生件数が多いことが知られている。従って、セキュリティーリスクが高い環境条件の時に、同様に居住者99が居住地域を見守る役目を果たすと、セキュリティー向上に対する貢献度が高いということができる。
また、同じ居住地域90内であっても、死角になり易い場所となりにくい場所、人通りの多い場所と少ない場所などがあり、セキュリティーリスクには幾分かの差を有する。従って、死角になり易い場所や、人通りの少ない場所など、セキュリティーリスクが高い場所において居住者99が同様に居住地域90を見守る役目を果たすと、セキュリティー向上に対する貢献度が高いということができる。
図6は、居住地域を分割する区域の例を示す説明図である。例えば、区域Aは、公園や集会所の近所であり、所在地検出手段1による過去の検出結果などから、人通りが多いことが判っている。他の区域については、例えば、以下のような特性がある。区域Bは、タウンゲート91bを含み、他の区域に比べて比較的人通りが多い。区域CやHや川92の近傍で、転落の可能性もある。区域EやFは、居住地域90の奥に当たり、当該区域に居住する居住者99以外の人通りは少ない。
規定演算手段4dは、これら各区域の特性に鑑みて、各区域の区域パラメータを規定する。例えば、区域Aのセキュリティーリスクを他の区域に比べて低くするように区域パラメータを規定する。尚、規定に際しては、日時パラメータや環境パラメータと同様に、警察や警備会社、研究機関などから提供される事件や事故のリスクと区域の特性との相関情報も活用される。
この貢献度Pi の更新は、所定の集計期間に亘って行われ、この集計期間の始期にリセットされてもよい。例えば、月単位、年単位などで貢献度Pi が累積される場合には、単位となる月の初め、年の初めにリセットされる。
本例では、貢献度Pi が所定の第一しきい値Pth1 を超えているか否かを判定し(#21)、超えている場合に付加サービスを付与する(#22)。付加サービスが付与された後には、付加サービスに相当する価値の貢献度を減算して、新たな貢献度Pi が記憶手段3に記憶される。また、貢献度Pi に有効期限が設定される場合には、付加サービスの付与に拘らず、有効期限に到達した分の貢献度を減算して新たな貢献度Pi が記憶手段3に記憶される。
このような付加サービスを付与すると、居住者99はDIYセキュリティー(システム及びサービス)の活用により、居住地域90のセキュリティーが向上するだけでなく、他の付加価値も享受することができる。従って、DIYセキュリティーへの取り組みが積極的となり、より居住地域90のセキュリティーを向上させることができる。
図5に示したように、DIYセキュリティーシステム10は、居住地域90内の各住居98又は各居住者99の貢献度Pi を合算して居住地域90内の総貢献度Psum を算出する合算手段5を備えている。そして、総貢献度Psum に基づいて、居住地域90に対するセキュリティーリスクである総セキュリティーリスクRを算出するリスク算出手段6を備えている。
一方、居住地域90に対する総セキュリティーリスクRの初期値は、他の同規模の居住地域との比較や、警察などから提供されている広域の事件発生マップなどに基づいて、地域セキュリティーサービスのプロバイダにより算定されている。上記総貢献度Psum が、第二しきい値Pth2 を超えるということは、居住者99の取り組みにより、当該居住地域90のセキュリティーが向上したことを示している。従って、他の同規模の居住地域との比較や、広域の事件発生マップにより算定された総セキュリティーリスクRは、実体とずれたものとなる。そこで、リスク算出手段6は、総貢献度Psum に基づいて、新たな総セキュリティーリスクRを演算する。
これにより、居住地域90全体の総セキュリティーリスクRが低減され、居住地域90に対して地域セキュリティーサービスを提供する総対価も低減される。従って、各居住者99又は各住居98に応分されるサービス対価も低減される。居住者99はDIYセキュリティー(システム及びサービス)の活用により、居住地域90のセキュリティーが向上するだけでなく、金銭的な付加価値も享受することができる。従って、DIYセキュリティーへの取り組みが積極的となり、より居住地域90のセキュリティーを向上させることができる。
2:貢献度演算手段
4:条件規定手段
4A:第一条件規定手段、4a:日時パラメータデータベース、4d:規定演算手段
4B:第二条件規定手段、4b:環境パラメータデータベース、4d:規定演算手段
4C:第三条件規定手段、4c:区域パラメータデータベース、4d:規定演算手段
5:合算手段
6:リスク算出手段
11:携帯デバイス
11A:ICカード(携帯デバイス)
11B:携帯電話(携帯デバイス)
12:無線検出手段
12A:カードリーダ(無線検出手段)
12B:基地局(無線検出手段)
40:ホームセキュリティーシステム
41:セキュリティーコントローラ(通信コントローラ)
90:居住地域
98:住居
99:居住者
100:地域セキュリティーシステム
Claims (9)
- 特定の居住地域に対して地域セキュリティーサービスを提供するための地域セキュリティーシステムであって、
少なくとも前記居住地域の居住者の所在地が、前記居住地域内か否かを検出する所在地検出手段と、
前記所在地検出手段の検出結果に基づいて、前記居住者又は前記居住者の住居ごとに前記居住地域のセキュリティー向上に対する貢献度を演算する貢献度演算手段と、を備える地域セキュリティーシステム。 - 前記所在地検出手段は、
前記居住者が携帯する携帯デバイスと、
前記携帯デバイスの所在地を無線通信によって検出する無線検出手段と、を有して構成される請求項1に記載の地域セキュリティーシステム。 - 前記無線検出手段は、前記居住地域内の1つ以上の所定箇所に設置され、前記携帯デバイスと前記無線検出手段との通信が確立した場合に、当該無線検出手段が設置された前記所定箇所を前記居住者の所在地として検出する請求項2に記載の地域セキュリティーシステム。
- 少なくとも当該地域セキュリティーサービスを提供するプロバイダへの通信コントローラを有すると共に、前記プロバイダにより前記住居ごとに提供されるホームセキュリティーサービスの警戒モードを、少なくとも在宅モード及び留守宅モードの2つのモード間で、前記居住者が、切り替え設定可能なホームセキュリティーシステムを備え、
前記所在地検出手段は、前記警戒モードに基づいて、前記居住者の所在地が当該居住者の前記住居であるか否かを検出する請求項1〜3の何れか一項に記載の地域セキュリティーシステム。 - 少なくとも日時によって異なる前記居住地域内のセキュリティーリスクの相対的な違いを、前記日時ごとの時間パラメータとして規定する第一条件規定手段を備え、
前記貢献度演算手段は、さらに前記時間パラメータを用いて前記貢献度を演算する請求項1〜4の何れか一項に記載の地域セキュリティーシステム。 - 少なくとも天候を含む環境条件によって変動する前記居住地域内のセキュリティーリスクの相対的な違いを、前記環境条件ごとの環境パラメータとして規定する第二条件規定手段を備え、
前記貢献度演算手段は、さらに前記環境パラメータを用いて前記貢献度を演算する請求項1〜5の何れか一項に記載の地域セキュリティーシステム。 - 前記居住地域内を分割する各区域の間で異なる前記居住地域内のセキュリティーリスクの相対的な違いを、前記区域ごとの区域パラメータとして規定する第三条件規定手段を備え、
前記貢献度演算手段は、さらに前記区域パラメータを用いて前記貢献度を演算する請求項1〜6の何れか一項に記載の地域セキュリティーシステム。 - 前記居住地域内の各住居又は各居住者の前記貢献度を合算して前記居住地域内の総貢献度を算出する合算手段と、
前記総貢献度に基づいて、前記居住地域に対するセキュリティーリスクである総セキュリティーリスクを算出するリスク算出手段と、を備える請求項1〜7の何れか一項に記載の地域セキュリティーシステム。 - 特定の居住地域に対して設置された地域セキュリティーシステムを用いて地域セキュリティーサービスを提供する地域セキュリティーサービス提供方法であって、
少なくとも前記居住地域の居住者の所在地が前記居住者の住居内か否かの検出を含み、前記居住者の所在地を検出する所在地検出工程と、
検出された前記居住者の所在地に基づいて、居住者又は住居ごとに前記居住地域のセキュリティー向上に対する貢献度を演算する演算工程と、
前記貢献度に基づいて、居住者又は住居ごとに付加サービスを提供する付加サービス提供工程と、を有する地域セキュリティーサービス提供方法。
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