JP2007326724A - 水素生成装置及び燃料電池発電システム - Google Patents

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佳央 田村
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晃 前西
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Abstract

【課題】熱効率を向上するとともに、装置構成を簡略化した水素生成装置を提供する。
【解決手段】水素生成装置の本体50の内部に、改質部5と、CO変成部7と、第1の水蒸発部16を含み改質部5に原料を供給する原料流路4と、改質部5で得られた改質ガスをCO変成部7に導く改質ガス流路6と、CO変成部7で得られた変成後ガスを取り出す変成後ガス流路8と、CO変成部7の上方に変成後ガス流路8と隣接して形成された第2の水蒸気流路18とを備えている。第2の水蒸気流路18内には第2の水蒸発部17が設けられ、ここで変成後ガスおよび変成触媒の保有熱の一部が蒸発潜熱として回収されて変成後ガス取り出し口から送り出される変成後ガスの温度制御が行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、都市ガスやLPガス等の炭化水素系原料ガスを、水蒸気を用いて改質(以下、水蒸気改質又は改質反応と呼ぶ)して水素主体の改質ガスを生成する水素生成装置、及び、これを備えた燃料電池発電システムに関する。
都市ガスやLPガス等の炭化水素系原料ガスを水蒸気改質して水素主体の改質ガスを発生させる水素生成装置は、例えば、燃料電池で原料ガスとして使用する水素の製造等に用いられる。水素生成装置における改質反応は吸熱反応であることから、改質反応を維持するためには、改質部を550〜800℃程度の温度に保つ必要がある。このため、水素生成装置では、バーナ等の加熱源を設置し、この加熱源から得られる高温の燃焼ガスや、その燃焼ガスの輻射熱を放出する輻射体等を利用して改質部を加熱する。一方、水素生成装置の改質部で得られた改質ガスは、前述のように水素が主体であるが、改質反応において副成したCOを含んでいる。このようにCOを含む改質ガスを燃料電池に直接供給すると、COが、燃料電池内の触媒の活性を低下させてしまう。それゆえ、水素生成装置では、COを除去するために、前記改質部の下流に、改質ガスに含まれるCOをシフト反応によりCO2に転化するCO変成部及び酸化反応によりCOを低減するCO除去部が配設されている。従来の水素生成装置のCO変成部では、シフト反応を効率よく行うために、運転温度はシフト反応に最適な180〜400℃に設定されている。そこで、CO変成部に供給される改質ガスの温度を制御するために、CO変成部の上流側にて、改質ガスを水により冷却するとともに、冷却に用いた加熱された水を改質部に導入する水素生成装置があった(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−149403号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の水素生成装置では、変成部に供給される前の改質ガスを主に冷却するため、発熱反応である変成部から発生する熱を効率良く改質部へ回収できていないという課題を有していた。また、かかる構成では、改質部における改質ガスの流れに対して上方に位置する変成部でのガスの流れを上方から下方へとしていたため、改質部から変成部に改質ガスを供給するための流路構成が複雑になり、製作が難しいという課題を有していた。
そこで、本発明は、前記従来の課題を解決するもので、改質部とCO変成部を一体化した構成において、水素生成装置の構成を簡素化するとともに、シフト反応後の変成ガスおよび/または変成触媒と、水を熱交換させ改質部に供給することで、効率的な熱回収を実現できる水素生成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る水素生成装置は、水蒸気と原料を改質させて水素を含む改質ガスを生成する改質部と、前記水蒸気を生成するための水蒸発部と、前記改質部に前記水蒸気と前記原料とを供給する原料流路と、前記改質ガス中の一酸化炭素をシフト反応により低減する変成部と、前記改質ガスを前記変成部に供給する改質ガス流路と、前記変成部から送出される変成後ガスが流れる変成後ガス流路と、燃焼ガスを用いて前記改質部を加熱する燃焼部とを備え、前記改質ガス流路と前記原料流路とが熱交換可能に構成され、該熱交換により前記改質ガス流路における改質ガスの保有熱の一部が前記原料流路における前記水蒸気と前記原料の加熱に利用されるとともに、前記水蒸発部が前記変成後ガス流路と熱交換可能に構成され、該熱交換により前記変成後ガスの保有熱の一部が水の蒸発に利用されることを特徴とする。
また、本発明の水素生成装置は、前記改質ガス流路が隔壁を介して、前記原料流路の上方に設けられることで、前記熱交換を行うことを特徴とする。
また、本発明の水素生成装置は、前記燃焼部から得られる前記燃焼ガスを利用し第1の水蒸気を生成する第1の水蒸発部と、前記変成後ガスを利用して水を蒸発させて第2の水蒸気を生成する第2の水蒸発部とを備え、前記第1の水蒸気及び前記第2の水蒸気がそれぞれ、前記原料流路に供給されるよう構成されていることを特徴とする。
また、本発明の水素生成装置は、前記第2の水蒸発部は、前記変成後ガス流路を介して前記変成部の上方に配置され、かつ、前記第2の水蒸発部の蒸発面が略水平であることを特徴とする。
また、本発明の水素生成装置は、前記改質ガス流路は、前記変成部の側方で接続し、かつ前記変成部は、中央上方に前記変成後ガスの出口を有することを特徴とする。
また、本発明の水素生成装置は、前記変成部の上面に前記改質ガスの流れを下方に導くための流路規定部を設置したことを特徴とする。
また、本発明の水素生成装置は、前記変成部の下流に、変成後ガス中を一酸化炭素濃度を酸化反応により低減するためのCO除去部と、前記CO除去部に導入される前記変成後ガスの温度を測定する温度検知部と、前記第2の水蒸発部に水を供給する第2の水供給部と、制御部とを備え、前記制御部は、前記温度検知部により測定された温度が所定の温度になるように、前記第2の水供給部から供給する前記水の流量を制御することを特徴とする。
また、本発明の水素生成装置は、前記第1の水蒸発部に水を供給する第1の水供給部を備え、前記制御部は、前記改質部に供給される前記原料中の炭素原子のモル数に対する前記改質部に供給される前記水中の水分子のモル数の比が所定値になるよう、前記第1の水供給部から供給される水量と、前記第2の水供給部から供給される水量の総和を制御することを特徴とする。
本発明の燃料電池システムは、上記本発明の水素生成装置と、前記水素生成装置から供給される水素を含む燃料ガスを用いて発電する燃料電池とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、熱効率が向上するとともにCO変成部でのCO除去性能を十分に発揮することができる。また、この水素生成装置を使用した燃料電池発電システムでは、エネルギー効率が向上する。
(実施の形態)
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る水素生成装置の構成を示す模式的な断面図である。水素生成装置は、上端及び下端が閉鎖された円筒状の本体50と、円筒状の輻射筒12とが取り付けられたバーナ11と、本体50の外周を覆う断熱材15とから主に構成されている。以下に、水素生成装置の詳細な構造について説明する。
輻射筒12が取り付けられたバーナ11が、本体50と同心状に収納配置されている。円筒状の本体50の内部、具体的には、本体50の内壁と輻射筒12との間の空間は、同心円筒形状を有し径方向及び軸方向の長さが各種異なる複数の縦壁102と、この縦壁102の所定の端部に適宜配設された複数の円板状又は中空円板状の横壁103とで区画されている。具体的には、本体50の内部に、複数の縦壁102が同心状に直立して配置されることにより縦壁102間に間隙51が形成され、この間隙51を利用して所望のガス流路が形成されるように、縦壁102の所定端部が横壁103によって適宜閉鎖されている。それにより、本体50内部に、改質部5と、CO変成部7と、後述の各ガス流路とが形成されている。各ガス流路は、本体50の径方向のI−I’断面においてリング状に形成され、外側から内側に向かって、二重構造を有する燃焼ガス流路13の下流側流路13A、二重構造を有する原料流路4の上流側流路4A及び下流側流路4B、改質ガス流路6、改質部5、及び、前記燃焼ガス流路13の上流側流路13Bが順に配設されている。
燃焼ガス流路4の下流側流路13Aと上流側流路13Bとは、横壁103A、横壁103Bにより形成された本体径方向の流路によって底部で連通している。そして、上流側流路13Bの端部が、輻射筒12が取り付けられたバーナ11に連通するとともに、下流側流路13Aの端部が排ガス取り出し口14を通じて外部に連通している。また、原料流路4の上流側流路4Aと下流側流路4Bとは、横壁103Bにより形成された本体径方向の流路によって底部で連通しており、この連通する底部の領域が、第1の水蒸発部3となっている。後述するように、上流側流路4Aを通じて第1の水蒸発部3に水が供給されて第1の水蒸気が発生し、この第1の水蒸気が下流側流路4Bを移動する。そこで、ここでは、上流側流路4A及び下流側流路4Bによって形成される第1の水蒸気の経路を、第1の水蒸気流路4Dと呼ぶ。
改質部5は、円筒形状を有し、燃焼ガス流路13の上流側流路13Bを介して、輻射筒12の側部と上部とを囲むように配置されている。改質部5の本体軸方向の上方には、横壁103Cと横壁103Dにより、改質部5の上端面に沿う原料流路4の下流側流路4Cが形成されている。このようにして形成された本体径方向の下流側流路4Cは、前述の原料流路4の下流側流路4Bに連通している。それにより、原料流路4の下流側端部が、改質部5の上端面に連通した構成となる。原料流路4の下流側流路4Bは、さらに本体軸方向上方まで延設されており、後述するように、この延設部分によって、第2の水蒸気流路18が形成されている。したがって、第2の水蒸気流路18と原料流路4とが連通した構成となる。
また、改質部5の軸方向上方には、改質部5の上端面と対向するように、CO変成部7が配設されている。CO変成部7と改質部5とは、改質ガス流路6によって連通している。この改質ガス流路6は、上流側端部が改質部5の下端面に連通し、改質部5の外周を囲むように本体軸方向に延び、かつ、下流側領域がCO変成部7の下端面に沿って本体径方向に形成されている。また、CO変成部7の上端面と横壁103Eとにより、変成後ガス流路8が形成されている。上流側端部がCO変成部7に連通する変成後ガス流路8の下流側端部は、変成後ガス取り出し口19を通じて、COを低減する装置である第2のCO変成部もしくはCO除去部に連通している。ここで図示していないが、第2のCO変成部もしくはCO除去部の上流部には流通してくる変成後ガスの温度を検出する温度センサが配置されている。温度センサにより検出された温度情報は、制御装置に伝達される。そして、制御装置は、後述するように、この情報に基いて第2水供給部16を制御し、第2水供給部16から第2水蒸気流路18に供給される水の流量を調整する。
原料流路4の上流側流路4Aは、原料供給部1及び第1の水供給部2に接続されている。ここでは図示を省略しているが、原料供給部1は、原料供給装置と、原料の供給管とを備えており、第1の水供給部2は、水供給装置と、水の供給管とを備えている。また、第2の水蒸気流路18は、第2の水供給部16に接続されている。ここでは図示を省略しているが、第2の水供給部16は、水供給装置と、水の供給管とを備えている。また、本体50に取り付けられたバーナ11には、燃焼用空気供給部10及び燃料供給部9が接続されている。
改質部5は、粒状に成型された金属酸化物からなる担体上に改質触媒たる白金族金属が担持されたものが、縦壁102Aと縦壁102Bの間に形成された間隙51に充填されて形成されている。改質部5は、原料流路4や改質ガス流路6よりも装置の内側に形成され、上端面が原料流路4に連通するとともに、下端面が改質ガス流路6に連通している。
CO変成部7は、粒状に成型された金属酸化物からなる担体上に変成触媒たる白金族金属が分散して担持されたものが横壁103Fと横壁103Gの間の空間に充填されて形成されている。
本体50及びバーナ11は、変成後ガス取り出し口19、排ガス取り出し口14、燃焼用空気供給部10及び燃料供給部、ならびに、原料供給部1、第1水供給部2及び第2水供給部16との接続部分を除いて、外周が断熱材15により覆われている。
原料流路4の下流側流路4Bは、下流側流路4Cとの接続部(以下、この接続部で混合原料ガスの移動方向が変わる(偏向する)ことから、この接続部を偏向部と呼ぶ)を越えて、さらに、CO変成部7よりも本体軸方向上方まで延びている。そして、その延設端部領域が、CO変成部7の上端面に沿って形成された変成後ガス流路8と横壁103Eを介して隣接するように配置されている。ここでは、このように形成された原料流路4の下流側流路4Bのうち、前記偏向部よりもCO変成部7側(すなわち上側)に位置する部分を、特に、第2の水蒸気流路18と呼ぶ。
第2の水蒸気流路18の内部には、変成後ガス流路8と横壁103Eを介して隣接する部分に、第2の水蒸発部17が形成されている。第2の水蒸発部17は、第2の水供給部16から供給された水を貯留可能に構成され、例えば、底面とこの底面外周に配置された側面とからなり所定の深さを有する容器が、第2の水蒸気流路18内に配置されて第2の水蒸発部17が構成されている。第2の水蒸発部17の蒸発面では、水の蒸発を安定させるために、多孔質金属を配置している。なお、水の蒸発状態を安定させなくとも水素生成装置および燃料電池の運転に支障がない場合は、蒸発面はいかなる構成であっても構わない。
次に、上記水素生成装置の動作について説明する。
燃料供給部9を通じてバーナ11に燃料ガスが供給されるとともに、燃焼用空気供給部10を通じてバーナ11に空気が供給される。ここでは、図2において後述するように、燃焼用燃料ガスとして、燃料電池発電システムの燃料電池100において利用されなかった余剰燃料(いわゆる燃料オフガス)を使用している。そして、供給された燃料オフガスと空気とを用いて燃焼が行われる。ここでは、バーナ11が輻射筒21で囲まれているため、輻射筒12内において燃焼が行われ、それにより、高温の燃焼ガスが生成される。燃焼ガスの熱は、輻射筒12を介して、本体50の径方向外側へ輻射により伝達される。このような輻射熱によって改質部5の改質触媒が加熱されるとともに、燃焼ガスが輻射筒12内を軸方向上方に移動して直接的に改質触媒を加熱する。それにより、改質部5が550〜800℃程度の温度に維持される。上昇した燃焼ガスは、燃焼ガス流路13の上流側流路13B内を縦壁102Aに沿って軸方向下向きに移動し、さらに、下流側流路13A内を軸方向上向きに移動して最終的に排ガス取り出し口14から外部に排出される(図中の矢印i)。ここで、後述するように、燃焼ガスが燃焼ガス流路13Aを移動する過程で、燃焼ガスの保有する熱と、原料流路4内を移動する水との間で熱交換が行われ、燃焼ガスの熱が、第1の水蒸発部3で蒸発潜熱として利用される。
原料供給部1から供給された、少なくとも炭素及び水素から構成される有機化合物を含む原料ガス(例えば、都市ガス、LPガス等の炭化水素ガスや、メタノール等のアルコール)と、第1の水供給部2から供給された水とは、原料流路4を通じて改質部5に送られる。ここでは、まず、各供給部1,2から供給された原料ガスと水とが、異なる物質状態(すなわち気体と液体)のまま、原料流路4の上流側流路4A内を縦壁102Eに沿って軸方向下向きに移動する(図中の矢印a)。そして、上流側流路4Aの底部、すなわち第1の水蒸発部3において、水が、前述の燃焼ガスの保有熱及び輻射熱ならびに後述の改質部5からの熱を利用して蒸発し、水蒸気となる。この第1水蒸発部3において発生した水蒸気を、第1の水蒸気と呼ぶ。第1の水蒸気は、原料ガスと混合され、この混合原料ガスが、下流側流路4B内を縦壁102Dに沿って軸方向上向きに移動する(図中の矢印b)。そして、この混合原料ガスは、改質部5の上端面に沿って形成された原料流路4の下流側流路4Cに入り、この流路1C内を横壁103Dに沿って内側に向かって移動した後、改質部5に供給される(図中の矢印c)。
原料ガス及び第1の水蒸気は、改質部5の上端面からその内部に導入され、改質触媒中を縦壁102Aに沿って軸方向下向きに移動する(図中の矢印d)。この移動の間に、第1の水蒸気及び原料ガスは加熱されて温度が上昇し、改質反応が行われて改質ガスが生成する。改質ガスは、水素を主体とし、副成したCOを含むものである。そして、生成した改質ガスは、改質部5の下端面から改質ガス流路6に放出され、改質ガス流路6内を縦壁102Cに沿って軸方向上向に移動する(図中の矢印e)。そして、改質ガス流路6内をCO変成部7の下方にある横壁103Fに沿って移動し、原料流路4Cと横壁103Dを介して、改質ガスの熱を混合原料ガスへと伝熱するように構成されている。熱交換の後、改質ガスはCO変成部7に達する(図中の矢印f)。なお、改質ガスはCO変成部7の下方もしくは径方向からCO変成部7内へ流通する。
CO変成部7に供給された改質ガスは、変成触媒中を下方から上方へ、もしくは径方向中心向きに移動する。この過程において、改質ガス中に含まれるCOがCO2に転化する反応、すなわちシフト反応が行われ、変成後ガスが生成する。このシフト反応は、発熱反応である。変成後ガスは、CO変成部7の上面から変成後ガス流路8に鉛直上向きに噴出され(図中の矢印g)、その後、この流路内を横壁103Eに沿って移動し、縦壁102Hに沿って該流路内を軸方向上向きに移動して変成後ガス取り出し口19から取り出される(図中の矢印h)。変成後ガス取り出し口19から取り出された変成後ガスは、図2で後述するように、COをさらに低減するために、CO変成部2段目30、もしくはCO除去部40に送られる。
ここで、上記のように変成後ガスが変成後ガス流路8内を移動する際に、第2の水供給部16から第2の水蒸発部17に水が供給される。ここでは、第2の水供給部16から第2の水蒸発部17に供給される水の量と、第1の水供給部2から原料流路4に供給される水の量の総和を制御することで、原料供給部1から改質部5に供給される原料中に含まれる炭素原子のモル数に対する改質部5に供給される水中の水分子のモル数の比(スチーム・カーボン比)が一定になるようにする。例えば、一つの水ポンプによりトータルの水を供給し、それを分岐して、第1の水供給部2、第2の水供給部16のそれぞれに供給するなどすれば良い。このようにして第2の水蒸発部17に供給された水は、変成後ガスからの伝熱およびCO変成部7からの輻射熱により加熱され、水蒸気になる。
詳細を述べると、第2の水蒸発部17は、横壁103Eを介して変成後ガス流路8と接しているため、変成後ガス流路8を流れる変成後ガスの保有する熱の一部が、横壁103Eを介して第2の水蒸発部17に伝達され、第2の水蒸発部17における蒸発潜熱として利用される。このように保有する熱の一部が蒸発潜熱として回収されることにより、CO変成部7での発熱反応により高温化した変成後ガスを、図2に示すような次のCO低減装置(CO変成部2段目30、もしくはCO除去部40)での触媒反応に適した温度に冷却することが可能となる。そのため、CO低減装置(CO変成部2段目30、もしくはCO除去部40)の上流側もしくは入口部の温度を測定し、その温度が触媒反応に最適な温度となるように第2の水供給部より供給する水の流量を制御すればよい。水の供給量を増やせば回収される熱量が増え、温度が低下するし、水の供給量を減らせば回収される熱量を低減し、温度を上昇させることができる。
また、CO変成部7の下流面からの輻射熱も、変成後ガス流路8を介して第2の水蒸発部17に伝達されて蒸発潜熱として利用される。その結果、シフト反応によりCO変成部7内で発熱が起こっても、CO変成部7の温度を、シフト反応に最適な180〜400℃に維持することが可能となる。したがって、CO変成部7において、安定して効率よくシフト反応が行われてCOの除去が行われる。また、第2の水により、変成後ガスの保有熱量の一部を改質部5へ回収することができるため、熱利用効率の高い水素生成装置を得ることができる。
このようにして第2の水蒸発部17において生成された第2の水蒸気は、第2の水蒸気流路18内を横壁103Eに沿って移動した後、縦壁102Eに沿って軸方向下向きに流れる。そして、原料流路4の下流側流路4Cに入り、前述の下流側流路4B内を移動してきた混合原料ガスとともに、横壁103Cに沿って移動して改質部5に供給される。このように第2の水蒸気流路18内を第2の水蒸気が流れる過程において、第2の水蒸気流路18が横壁103D及び縦壁102Iを介して改質ガス流路6と隣接していることから、改質後ガスからも第2の水蒸気に熱が伝達されて熱回収が行われる。
なお、第2の水供給部16から供給された水が第2の水蒸発部17で蒸発しきれなかった場合、水は、第2の水蒸気流路18内を移動し、さらに、原料流路4の下流側流路4B内を移動してこの流路の底部、すなわち第1の水蒸発部3に達する。このように第1の水蒸発部3に達した水は、前述の第1の水供給部2から供給された水と同様に、第1の水蒸発部3において蒸発する。そして、得られた水蒸気は、下流側流路4B,4Cを通じて改質部5に供給される。このように、第2の水蒸発部17において水が蒸発しきれなかった場合でも、改質部5に水が直接供給されることはなく、したがって、この水により改質部5における改質ガスの生成効率が低下することはない。また、この場合には、第2の水蒸発部17で蒸発しきれずに通流する水によっても、改質ガスから熱が回収される。
シフト反応によって得られた変成後ガスのCO濃度は、シフト反応の温度に応じて、改質ガス中のCO濃度の1/5〜1/50まで低減されている。しかしながら、燃料電池100(図2)で燃料ガスとして利用するには、CO濃度を10ppm以下まで低減する必要がある。このため、図2に示すように、燃料電池発電システムで用いられる水素生成装置では、変成後ガスが、CO変成部7の下流に配設されたCO変成部2段目30さらにCO除去部40に供給されて処理される。なお、CO除去部で使用する触媒量、温度、酸化ガス量によっては、CO変成部二段目30を用いずに、CO変成部7の下流にCO除去部40を設置しても良い(図3)。そして、燃料電池発電システムにおいては、水素生成装置60で得られた水素主体のガスが、燃料ガスとして燃料電池100の燃料極に供給される。燃料電池100では、燃料極に供給されたこの燃料ガスと、酸素極に供給された酸素ガスとの反応を利用して発電が行われる。
本実施の形態の水素生成装置では、CO変成部7から発熱反応により生成される変成後ガスの熱、およびCO変成部7の変成触媒からの輻射熱を第2の水蒸発部17に供給される水を利用して回収するため、CO変成部7に供給される前の改質ガスから熱回収を行う構成に比べ、より効率よく熱量を回収することが可能となり、装置全体として、熱効率が向上する。
また、CO変成部7の下流側のCO低減装置であるCO変成部二段目30もしくはCO除去部40の上流側温度を測定し、その温度を触媒反応に最適値となるように、第2の水供給部16から供給する水量を制御するため、CO変成部7においてCO濃度を十分に低減させることができ、燃料電池100での発電を安定して行うことが可能となる。
このように熱回収の効率が向上するとともにCO低減能力の向上が図られたCO変成部7を備えた燃料電池発電システムでは、システム全体における熱効率が向上して高いエネルギー効率を実現することができるとともに、耐久性の高いシステムを実現することが可能となる。
また、特許文献1で示されるようなCO変成部7での改質ガスの流れを下方から上方へとすることで、改質部5からCO変成部7への改質ガスの流れのような折り返し構成を用いる必要がなくなることから、改質部5にて生成した改質ガスを単純に上方へと導いていく構成とする事が可能となり、CO変成部7での改質ガスの流れを上方から下方へとするのに比べて、装置構成を単純化することができる。これにより、製造工程の簡略化を図ることができ、量産性が向上する。さらに、部品点数・材料の量を削減しコストを下げることも可能となる。
なお、上記においては、改質部5が、前述のように粒状に成型された金属酸化物の担体上に白金族金属が担持された構成を有するが、改質部5の構成はこれ以外であってもよい。例えば、改質部5の形状に応じて、セラミックや金属等のハニカム基材の上に形成された膜状の金属酸化物を担体とし、該担体上に白金族金属が分散された構成であってもよい。
また、上記においては、CO変成部7は粒状に成型された金属酸化物の担体上に白金族金属が担持されたものが充填された構成を有するが、CO変成部7の構成はこれ以外であってもよい。例えば、セラミックからなるハニカム基材上に形成された膜状の金属酸化物担体上に白金族金属が分散担持された構成であったり、基材がステンレス等の金属薄板で構成された構造体でもよい。さらに、CO変成部7の変成触媒として、白金族金属以外に、Cu−Zn系等の卑金属を用いてもよい。
上記においては、第2の水蒸発部17で生成した第2の水蒸気が、第1の水蒸発部3で生成された第1の水蒸気と混合され、共通の原料流路4Cを介して改質部5に供給されているが、本実施の形態の変形例として、第1の水蒸発部3で生成された第1の水蒸気と、第2の水蒸発部17で生成された第2の水蒸気とを、別々の流路を通じて改質部5にそれぞれ供給する構成であってもよい。
また、水蒸気流路中に水蒸発部が設けられる場合について説明したが、独立して水蒸発部が設けられるとともにこの水蒸発部に水蒸気流路が接続された構成であってもよい。
また、バーナ11に供給する燃焼用燃料ガスとして、燃料電池100における燃料オフガスを使用しているが、例えば、この燃焼用燃料ガスとして、都市ガス、メタン、LPガス、灯油等のその他の炭化水素系燃料、あるいは水素等を用いてもよい。
また、円筒式の水素生成装置について説明したが、本発明は、これ以外の形状を有する水素生成装置にも適用可能である。
次に、CO変成部7での改質ガスの流れ、及び構成について述べる。原料流路4Cと横壁103Dを介して熱交換を行った改質ガスは改質ガス流路6からCO変成部7へと導入される。CO変成部7は円筒状であり、その外周部縦壁102Jもしくは外周部の底に位置する横壁103Fに円周状に改質ガス導入口20を有している。改質ガス導入口20の位置はどちらに配置しても同様の効果を得られるが、本実施の形態では、外周部縦壁102Jから導入した場合について述べる。その導入口より供給された改質ガスはCO変成部7の中心部へシフト反応をしながら流れていき、CO変成部7の上部に位置する変成後ガス流路8から出て行く。このように外周から中心へと流れながらシフト反応することで、変成部での発熱反応を外周部の広い面積を使うことができ、また、外周部には熱交換により温度低減が図られているため、中心部一箇所にシフト反応を集中させることがなくなり、局所的な高温化を防止することができる。特に改質ガスをCO変成部7の中心部から供給すると、冷却がし難く熱の篭り易い中心部が高温化し、シフト反応に適した温度範囲から外れるため、COを十分に低減できなくなる。このような現象を本実施の形態では改善することが可能となり、触媒性能を最大限発揮できるCO変成部7を実現できる。
なお、CO変成部7の変成触媒として、ペレット状の触媒を使用した場合、ペレット触媒は重力により下方に沈み込むため、製造時触媒が十分に満たされていない場合もしくは運転を繰り返す事で触媒が割れるなどして下方に密に詰ってしまった場合、変成触媒部の上部に触媒の存在しない空洞ができる恐れがある(図4)。このような空洞が生じると、空洞部の方が流路抵抗が小さくなるため、改質ガスは上部に生じた空洞部を流れてしまい、変成触媒と十分にシフト反応をせずに、CO濃度の高い変成後ガスとなってしまう。これでは、燃料電池100での発電に支障をきたす。そこで、CO変成部7の上部に変成触媒が存在しない空洞部が生じても、きちんと変成触媒内を改質ガスが流れる構成について以下に述べる。図5は対策の一例である。本図に示されるような本発明の流路規定部に相当する改質ガスの折り返し筒21を設けることで、改質ガスは空洞部を通り抜けて出て行かずに、変成触媒内を流れてから出口へと到達する。このようにすれば、変成触媒の性能を最大限引き出し、CO濃度を低減する事が可能となる。なお、折り返し筒は今回一つとしたが、圧損の増加などの悪影響がなければ何枚設置しても構わないし、図6のように交互に配置しても構わない。また、本発明の流路規定部として、折り返し筒21を使わなくても、図7のようにCO変成部7の出口部分に小さな穴やスリットを有する絞り出口22を変成触媒内に埋もれるように設置することで、改質ガスの流れを変成触媒内に導くことも可能である。このような構成を用いることで、万が一、CO変成部7の変成触媒部に空洞が生じても、十分にCO濃度を低減する事が可能となる。
本発明に係る水素生成装置は、種々の用途で用いられる水素の製造に利用可能であり、特に、燃料電池の燃料ガスとして使用される水素の製造に有効である。また、この水素生成装置を備えた燃料電池発電システムは、発電装置として種々の用途で利用可能であり、例えば、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム等として有効である。
本発明の実施の形態における水素生成装置の断面構成図 本発明の実施の形態における水素生成装置を備えた燃料電池発電システムの構成を示す模式図 本発明の実施の形態における燃料電池発電システムの構成を示す模式図 本発明の実施の形態におけるCO変成部の構成を示す部分拡大図 本発明の実施の形態におけるCO変成部の構成を示す部分拡大図 本発明の実施の形態におけるCO変成部の構成を示す部分拡大図 本発明の実施の形態におけるCO変成部の構成を示す部分拡大図
符号の説明
1 原料供給部
2 第1水供給部
3 第1水蒸発部
4 原料流路
5 改質部
6 改質ガス流路
7 CO変成部
8 変成後ガス流路
9 燃料供給部
10 燃焼用空気供給部
11 バーナ
12 輻射筒
13 燃焼ガス流路
14 排ガス取り出し口
15 断熱材
16 第2水供給部
17 第2水蒸発部
18 第2水蒸気流路
19 変成後ガス取り出し口
20 改質ガス導入口
21 折り返し筒
22 絞り出口
30 CO変成部2段目
40 CO除去部
50 本体
51 間隙
60 水素生成装置
100 燃料電池
102 縦壁
103 横壁

Claims (9)

  1. 水蒸気と原料を改質させて水素を含む改質ガスを生成する改質部と、前記水蒸気を生成するための水蒸発部と、前記改質部に前記水蒸気と前記原料とを供給する原料流路と、前記改質ガス中の一酸化炭素をシフト反応により低減する変成部と、前記改質ガスを前記変成部に供給する改質ガス流路と、前記変成部から送出される変成後ガスが流れる変成後ガス流路と、燃焼ガスを用いて前記改質部を加熱する燃焼部と、を備え、
    前記改質ガス流路と前記原料流路とが熱交換可能に構成され、該熱交換により前記改質ガス流路における改質ガスの保有熱の一部が前記原料流路における前記水蒸気と前記改質原料の加熱に利用されるとともに、前記水蒸発部が前記変成後ガス流路と熱交換可能に構成され、該熱交換により前記変成後ガスの保有熱の一部が水の蒸発に利用されることを特徴とする水素生成装置。
  2. 前記改質ガス流路が隔壁を介して、前記原料流路の上方に設けられることで、前記熱交換を行うことを特徴とする請求項1に記載の水素生成装置。
  3. 前記燃焼部から得られる前記燃焼ガスを利用し第1の水蒸気を生成する第1の水蒸発部と、前記変成後ガスを利用して水を蒸発させて第2の水蒸気を生成する第2の水蒸発部とを備え、前記第1の水蒸気及び前記第2の水蒸気がそれぞれ、前記原料流路に供給されるよう構成されていることを特徴とする請求項1記載の水素生成装置。
  4. 前記第2の水蒸発部は、前記変成後ガス流路を介して前記変成部の上方に配置され、かつ、前記第2の水蒸発部の蒸発面が略水平であることを特徴とする請求項1または2に記載の水素生成装置。
  5. 前記改質ガス流路は、前記変成部の側方で接続し、かつ前記変成部は、中央上方に前記変成後ガスの出口を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の水素生成装置。
  6. 前記変成部の上面に前記改質ガスの流れを下方に導くための流路規定部を設置したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の水素生成装置。
  7. 前記変成部の下流に、変成後ガス中を一酸化炭素濃度を酸化反応により低減するためのCO除去部と、前記CO除去部に導入される前記変成後ガスの温度を測定する温度検知部と、前記第2の水蒸発部に水を供給する第2の水供給部と、制御部とを備え、
    前記制御部は、前記温度検知部により測定された温度が所定の温度になるように、前記第2の水供給部から供給する前記水の流量を制御することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の水素生成装置。
  8. 前記第1の水蒸発部に水を供給する第1の水供給部を備え、前記制御部は、前記改質部に供給される前記原料中の炭素原子のモル数に対する前記改質部に供給される前記水中の水分子のモル数の比が所定値になるよう、前記第1の水供給部から供給される水量と、前記第2の水供給部から供給される水量の総和を制御することを特徴とする請求項7に記載の水素生成装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の水素生成装置と、前記水素生成装置から供給される水素を含む燃料ガスを用いて発電する燃料電池とを備えることを特徴とする燃料電池発電システム。
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