JP2007325229A - 負荷制御方式及び負荷制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】呼処理制御部の保守監視機能の処理による負荷を軽減し、同じ処理能力でも接続可能な呼数を増やしてシステムとしての呼損を減らし、呼接続率を向上させる負荷制御方式及び負荷制御方法を提供する。
【解決手段】複数の呼処理制御部30−1〜nの負荷状態を管理する負荷制御部20を備える。また保守監視機能に優先度を付けて複数ある呼処理制御部30−1〜nのいずれかで処理すればよい機能を最低の優先度とし、逆にヘルスチェック等常に処理を行う必要のある機能を最高の優先度とし、優先度を何段階かに分ける。負荷制御部20は負荷の高い呼処理制御部では優先度に低い方から順に保守監視機能の処理を停止させることで全体の負荷を下げて呼接続の能力を上げると共に、複数の呼処理制御部で停止する保守監視機能を調節することで全体としての保守監視機能の低下を最小限に抑える。
【選択図】 図1

Description

本発明は呼処理制御部の負荷制御に関し、特に移動体通信システムの呼処理制御部の保守監視機能に起因する負荷制御方式及び負荷制御方法に関する。
従来、移動体通信システムの呼接続処理を行う呼処理制御部では、呼の接続制御以外に、無線状態の監視や接続する呼の状態、自呼処理制御部の正常性監視のためのヘルスチェック等、保守監視機能の処理をある一定周期毎に行っている。
また、複数の呼制御プロセッサと1つのトラフィック制御プロセッサでなる交換システムにおいて、呼制御プロセッサの輻輳状態を監視し、輻輳状態の呼制御プロセッサの呼制御処理自体を段階的に規制(加入者発信規制、トランク補足規制、加入者着信規制)して呼処理の負荷を順次軽減する輻輳制御方式が提案されている(特許文献1参照)。
特開平9−181824号公報
保守監視機能の処理をある一定周期毎に行う従来の呼処理制御部の動作では、保守監視動作が処理能力上で呼接続と同様に負荷となるため周期的に処理負荷が増大する。このため呼接続要求が増えて呼処理制御部の負荷が高くなった状態において、一定周期の保守監視機能の処理が行われると、その時点で呼処理制御部の処理能力を超えてしまい、保守監視機能の処理を行わなければ処理可能だったはずの呼が正常に接続されず、呼損となってしまう可能性がある。このような事態は特許文献1に記載のように単に呼制御処理自体を規制する制御では解決し得ない問題である。
本発明はかかる問題を解決するものであり、ヘルスチェックのように常に一定周期で行う必要がある機能や周期的に処理が行われなくても大きな実害のない機能、複数ある呼処理制御部のいずれかで行えば問題のない機能等、保守監視機能毎の特徴を分析して好適に処理するという新たな知見に基づくものである。
本発明の目的は、保守監視機能による呼処理制御部の処理能力の超過を防止することを可能とした負荷制御方式及び負荷制御方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、保守監視機能の処理による負荷を軽減して同じ処理能力でも接続可能な呼数を増やしてシステムとしての呼損を減らし、呼接続率を向上させる負荷制御方式及び負荷制御方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、複数の呼処理制御部の保守監視機能による処理の制限及び調整によりシステム全体としての保守監視機能の低下を最小限に抑えることを可能とした負荷制御方式及び負荷制御方法を提供することにある。
本発明は複数ある呼処理制御部の負荷状態を管理する負荷制御部を有する。また保守監視機能に優先度を付けて複数ある呼処理制御部のいずれかで処理を行えば問題ないような機能を最低の優先度とし、逆にヘルスチェック等常に処理を行う必要のある機能を最高の優先度とする等、優先度を何段階かに分ける。負荷制御部は負荷の高い呼処理制御部では優先度に低い方から順に保守監視機能の処理を停止させることで全体の負荷を下げて呼接続の能力を上げると共に、複数の呼処理制御部で停止する保守監視機能を監視機能障害とならないように調節することで全体としての保守監視機能の低下を最小限に抑えることを特徴としている。
本発明は前記負荷制御部を有し、それぞれが呼処理機能及び保守監視機能を有する複数の呼処理制御部の負荷状態を管理する負荷制御方法であって、複数の呼処理制御部の何れかの処理で許容される保守監視機能を最低の優先度とし、複数の呼処理制御部の全てにおける処理を必要とする保守監視機能を最高の優先度とした段階分けした保守監視機能の優先度に基づいて、呼処理制御部の負荷の状態に応じて、負荷の高い呼処理制御部の保守監視機能の処理を優先度の低い方から高い方に順に停止させることで呼接続の能力を上げるように負荷状態を管理する。
また、全ての呼処理制御部の負荷の増大により少なくとも前記最低の優先度の保守監視機能の停止が必要な場合に、前記最低の優先度の保守監視機能を停止した呼処理制御部のうち順次選択した1つの呼処理制御部の最低の優先度の保守監視機能を所定時間の間のみ実行させる制御を行う。前記最低の優先度の保守監視機能を実行する所定時間は、選択された呼処理制御部の最低に次ぐ高い優先度の保守監視機能を停止する。また、前記最高の優先度の保守監視機能を停止する場合に、当該保守監視機能の監視機能障害とならない範囲の一定時間単位で行い、前記一定時間の間は当該最高の優先度に次ぐ低い優先度の保守監視機能を実行させる制御を行う。
更に、前記保守監視機能の優先度の段階分けは、前記保守監視機能の前記最低の優先度、前記最高の優先度及び前記最低と最高の間の中間の優先度の3段階とし、前記最低の優先度の保守監視機能は各呼処理制御部による通信制御部の監視機能であり、前記最高の優先度の保守監視機能は呼処理制御部自体のヘルスチェックの監視機能であり、前記中間の優先度は前記複数の呼処理制御部の呼状態の監視機能である。前記呼処理制御部の停止した監視機能及び動作中の監視機能の監視結果により、少なくとも呼処理制御部の動作監視を行い、移動体通信システムの呼処理制御部の負荷制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、保守監視機能の処理による負荷を軽減して同じ処理能力でも接続可能な呼数を増やしてシステムとしての呼損を減らし、呼接続率を向上させる効果がある。
また、複数の呼処理制御部の保守監視機能による処理の制限及び調整によりシステム全体としての保守監視機能の低下を最小限に抑えることを可能とする効果がある。
(構成の説明)
本発明の負荷制御方式及び負荷制御方法の一実施の形態として、移動体通信システムの呼接続処理及び監視処理の構成例により詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態の構成を示す図である。本実施の形態は、監視制御部10と、負荷制御部20と、複数の呼処理制御部30−1〜30−1と、複数の無線制御部40−1〜40−mと、から構成されている。
ここで、呼処理制御部、無線制御部、監視制御部の各機能及び各部間の関係は以下のとおりである。
複数の呼処理制御部30−1〜30−1は、携帯電話等の加入者端末からの発信要求又は加入者端末への着信要求に従って、システム内で加入者の通信に必要な無線チャネルの設定や上位装置との伝送路の設定等の制御や音声・データ等の信号の変換等を行う機能、また各加入者の通信状態(通信が正常に行われているか、データ通信でエラー等が発生していないか等)の監視を行う機能、監視情報を監視制御部10に報告する機能を有する。
複数の無線制御部40−1〜40−mは、呼の接続において前記呼処理制御部と連動し、加入者の通信に必要な無線チャネルの設定や無線信号の変換等を行う機能、また受信信号から無線区間の品質の監視等(無線信号の受信レベル、干渉波レベル等の監視)を行う機能を有する。
ここで、呼処理制御部と無線制御部の呼の接続に関する連動する動作は、それぞれ複数ある回路が1対1ではなく、全ての呼処理制御部が全ての無線制御部と連動可能であり、呼接続の条件(通信の種類や使用する周波数等)によって連動する相手を選ぶことができ、また呼処理制御部は無線制御部の監視情報の負荷制御部20や監視制御部10への収集(中継)を行う機能を有する。
監視制御部10は、システム各部(呼処理制御部、無線制御部、その他)の正常性を監視すると共に呼処理制御部から各部が監視している情報(無線制御部が監視している無線区間の品質や呼処理制御部が管理している加入者の状態等)を収集してシステム全体の状態監視を行う機能、また必要に応じてより上位の装置へこれらの監視情報を送信する機能を有する。
そして、負荷制御部20は、複数の呼処理制御部30−1〜30−nの負荷の状態等、監視情報の報告を受け、その負荷の状態、監視動作の状態に応じて複数の呼処理制御部30−1〜30−nの監視動作を制御する機能、複数の呼処理制御部30−1〜30−nの制御後の監視動作を監視制御部10へ報告する機能を有する。
本実施の形態では、呼処理制御部30の保守監視機能の処理内容を無線状態の監視、呼状態監視及びヘルスチェックに分類し、次の優先度の保守監視機能として定める。
優先度1:無線制御部40の無線状態の監視(動作監視)
優先度2:呼処理制御部30で接続している呼状態監視(呼の状態監視)
優先度3:呼処理制御部30のヘルスチェック
ここで、各優先度1〜3の監視の具体的内容は例えば次のような事項である。
無線状態の監視:無線区間の品質状態の監視である。無線の受信信号から無線信号の受信レベルや干渉波のレベル等を監視する。ある無線制御部はすべての呼処理制御部と接続されているため、全呼処理制御部の中のいずれか1つで監視すれば、システム全体としては同じ結果を得ることができる。この監視結果により、より品質の良い別の無線制御部に加入者を移す等、必要の応じた制御を行うことができる。
呼状態監視:呼の通信状態の監視である。呼が正常に通信できているか(音声やデータが導通しているか)、通信でエラーが発生していないか等を監視する。呼の状態は急激に変化することはあまりないこと、万が一変化しても該当する1ユーザーにしか影響がないことから、多少優先度を落として監視することが可能であるが、異常状態を長時間放置するのは監視機能障害となり問題であるため、ある程度の間隔で監視を行う必要がある。
ヘルスチェック:各部の正常性確認のための監視である。一例として呼処理制御部を構成する複数の機能部(仮にA、Bとする)間でヘルスチェックを行う場合は、機能部Aから一定周期(例えば1秒周期)でヘルスチェック信号を機能部Bに送出し、Bから規定時間(例えば10ms)以内に応答することとし、当該規定時間以内に応答がAに返らなければBは異常と判断する。異常と判断した場合は機能部Bを使用しない、又は当該呼処理制御部自体を異常として使用しない等の処理を行う。機能部異常は多数のユーザーに影響を与えるため早急に検出する必要があるので、高い優先度で監視を行う必要がある。
また、優先度1〜3と呼処理制御部30の保守監視機能の関係は次のように定めることができる。
優先度1の無線制御部40の動作監視は無線接続部40と信号伝送路e−11〜e―nmで接続される複数の呼処理制御部のいずれかで監視していれば問題ないとする。
優先度2の呼の状態監視は周期監視が多少抜けても保守監視上大きな問題はないが、長期間抜けると監視機能障害と判断されるとする。
優先度3のヘルスチェックは一定周期で処理されないと呼処理制御部の障害と判断されるものとする。
(動作の説明)
図2、図3、図4は本実施の形態の動作例を示す図である。同図においては、便宜上、呼処理制御部が3つの場合(n=3)の動作例を示している。また、呼処理制御部における負荷の状態については、負荷レベルの「低」、「中」、「高」とし、それぞれの負荷状態での保守監視機能の処理の可能性について、例えば簡易的に以下のような設定とする(実際の負荷は単純でなくより多段階になりうる)。なお、負荷のレベル「低」、「中」、「高」の判定は、呼処理制御部で計測された負荷のデータに対して設定した異なる2つの閾値との比較により判定することができる。
負荷「低」:優先度1〜3をすべての監視機能について処理可能
負荷「中」:優先度1〜3のうち2種類の監視機能について処理可能
負荷「高」:優先度1〜3のうち1種類の監視機能について処理可能
最初に複数の呼処理制御部の負荷が「低」から「中」になる場合について、図2に示す動作例を参照して本実施の形態の動作を説明する。
呼処理制御部30−1〜30−3は、それぞれ負荷が低い間はすべての優先度の保守監視機能の処理を行い、保守監視信号a−1〜a−3で処理結果を監視制御部10に報告する。
呼処理制御部30−1の負荷が高くなり「中」となると(図2のt1)、呼処理制御部30−1は負荷報告信号c−1で負荷制御部20に負荷が高くなったことを報告する。負荷制御部20は保守監視制御信号b−1で呼処理制御部30−1に優先度1の保守監視機能の処理停止を指示すると共に、保守監視制御情報dで監視制御部10に呼処理制御部30−1が無線制御部40の動作監視を停止したことを伝える。
これを受けた監視制御部10は他の呼処理制御部30−2〜30−3からの保守監視信号a−2〜a−3で無線制御部40の動作監視を継続する。
同様に呼処理制御部30−2の負荷が高くなると(図2のt2)、負荷制御部20は呼処理制御部30−2に優先度1の保守監視機能の処理停止を指示し、保守監視制御情報dで監視制御部10に呼処理制御部30−2が無線制御部40の動作監視を停止したことを伝える。これを受けた監視制御部10は呼処理制御部30−3からの保守監視信号a−3で無線制御部40の動作監視を継続する。
更に呼処理制御部30−3の負荷が高くなり「中」となった場合(図2のt3)、すべての呼処理制御部で無線制御部40の動作監視を辞める訳にはいかないため、負荷制御部20は呼処理制御部30−3に対して優先度1の無線制御部40の動作監視を継続させ、代わりに優先度2の呼状態監視を停止させ、保守監視制御情報dにて呼処理制御部30−3が呼状態監視を停止したことを伝える。
また、優先度2の呼状態監視は長期間停止できないため、負荷制御部20は呼処理制御部30−1〜3の優先度2の保守監視機能を順番に停止することで、いずれかの呼処理制御部30−1〜3で無線制御部40の動作監視を継続しながら特定の呼処理制御部の呼状態監視が長期間停止しないように調整する。
これらの制御はいずれかの呼処理制御部30−1〜30−3の負荷が軽くなるまで継続する(図2のt4)。
次に、呼処理制御部30の負荷が更に高くなり「高」となった場合について、図3に示す動作例を参照して本実施の形態の動作を説明する。
呼処理制御部30の負荷が「高」となると、優先度1又は2のいずれかの処理を停止するだけでは処理能力が足りなくなるため、負荷制御部20は図3に示すように呼処理制御部30(例えば30−1)の保守監視機能の優先度1と2の両方の処理を停止させる(図3のt11)。この場合、優先度2の処理を長時間停止することはできないため、優先度2の機能を実行する間だけ優先度3のヘルスチェック機能を停止させる(図3のt12―t13)。
ただし、ヘルスチェック機能を停止すると監視制御部10は呼処理制御部30が故障したと判断してしまうため、負荷制御部20は保守監視制御情報dで呼処理制御部30がヘルスチェックを停止していることを伝えてチェック機能をOFFさせる。この時、ヘルスチェック機能を長時間停止してしまうとヘルスチェックとしての機能を果たせないため、優先度3の停止は優先度2の機能を最低限実行するのに必要な期間(図3のt12−t13)のみとして、それ以外は優先度2の機能の方を停止する。
次に、図2に示す動作例のような負荷の「中」の状態から、何れかの呼処理制御部で負荷が更に高くなり「高」となった場合について、図4に示す動作例により本実施の形態の動作を説明する。
呼処理制御部の負荷が何れも「中」の状態で何れかの呼処理制御部の負荷が「高」になった場合は、負荷が「中」の複数の呼処理制御部のみで優先度1と優先度2の監視機能の切り替えを行い、負荷が「高」になった呼処理制御部は図3に示す優先度1及び優先度2と優先度3の交互の監視機能を行うように動作する。つまり、
呼処理制御部30−1の負荷が「中」となると(図4のt21)、以降呼処理制御部30−1は優先度1の処理は停止して、優先度1の処理は負荷が「低」の他の呼処理制御部30−2又は30−3に委ねる。
呼処理制御部30−2の負荷が「中」となると(図4のt22)、以降呼処理制御部30−2も優先度1の処理は停止して、優先度1の処理は負荷が「低」の呼処理制御部30−3に委ねる。
呼処理制御部30−3も負荷が「中」となると(図4のt23)、この時点で負荷「低」の呼処理制御部がなくなるので、以降は負荷「中」の呼処理制御部が順番に優先度1の処理を分担し、分担している間は優先度2の処理を停止する(優先度3の処理は停止しない)。
ここで、呼処理制御部30−1の負荷が「高」になると(図4のt24)、呼処理制御部30−1は1種類の監視の処理しか行えなくなる。当該呼処理制御部30−1は、以降は図3と同じ動作となり、通常は優先度3のみ動作し、一定周期で優先度2の制御を行う間だけ優先度3の処理を短時間(図4のt25−t26)停止する。ここで、呼処理制御部30−1は負荷が「高」になった後は優先度1の処理を行う余裕はないので、以降は負荷「中」の呼処理制御部30−2と30−3が順番に優先度1の処理を分担する。
その後、呼処理制御部30−2の負荷が「低」になると(図4のt27)、優先度1の処理は呼処理制御部30−2が行い、負荷が「中」の呼処理制御部30−3は優先度2と3の処理を行い、負荷が「高」の呼処理制御部30−1は負荷が「中」以下に下がるまで、引き続き図3に示すような動作を継続する。
図5は、本実施の形態の負荷制御の処理フローチャートを示す図である。本実施の形態の負荷処理方法について、図5を参照して説明する。
負荷制御部20は複数の呼処理制御部30−1〜30−nから負荷の状態等の報告を受けて、呼処理制御部30−1〜30−nの何れかで負荷が増加したか(ステップs1)、減少したか(ステップs8)を判断し、負荷が増加した場合、更に当該呼処理制御部の負荷の増加が「低」から「中」への増加か(ステップs2)、「低」又は「中」から「高」への増加か(ステップs4)を判断し、負荷が増加した呼処理制御部に関する監視動作を以下のように制御する。
つまり、負荷の増加が「低」から「中」への増加の場合、当該呼処理制御部について優先度1の監視を停止し(ステップs3)、「低」又は「中」から「高」への増加の場合、優先度1と2の監視を停止するとともに、定期的に所定時間、優先度2の監視の実行(再開)と優先度3の監視の停止を行うように制御する(ステップs5)。
この制御状態で複数の呼処理制御部30−1〜30−nの全てが優先度1〜3の何れかの監視を停止しているか否かを判断し(ステップs6)、全ての呼処理制御部で何れかの優先度の監視を停止している場合には、優先度1の監視を停止する複数の呼処理制御部(のグループ)で、図2、4に示すような順次所定時間の優先度1の監視の再開と優先度2の監視の停止を行うように制御する(ステップs7)。
また、ステップs1、s8の複数の呼処理制御部30−1〜30−nの負荷の増減の判断において、呼処理制御部30−1〜30−nの何れかで負荷が減少した場合、更に当該呼処理制御部が「高」から「中」への減少か(ステップs9)、「高」又は「中」から「低」への減少か(ステップs11)を判断し、負荷が減少した呼処理制御部に関する監視動作を以下のように制御する。
つまり、「高」から「中」への減少の場合、当該呼処理制御部の優先度2、3の監視を再開し、優先度1の監視を停止するグループで前記処理を行い(ステップs10)、「高」又は「中」から「低」への減少の場合、優先度1〜3の監視を再開するように制御する(ステップs12)。
以上のような制御を繰り返すことにより、保守監視機能の低下を最小限に抑えながら呼接続に割り振る処理能力を増やし、システム全体としての処理能力向上をはかることが可能となる。
(他の実施の形態)
以上の実施の形態においては、全ての呼処理制御部において少なくとも優先度1の監視の処理(監視機能)を実行中は、優先度1の監視機能を行っている複数の呼処理制御部の間で、所定時間の優先度2の監視機能を停止する代わりに優先度1の監視機能を再開するように構成したが、前記所定時間を短時間とする等により呼処理制御部の負荷の増加に対処可能とすることにより、前記所定時間の優先度2の監視機能を停止しない制御が可能である。
また、本発明の呼処理制御部の負荷制御に関し、保守監視機能を無線状態の監視、呼状態監視及びヘルスチェックに分類し、監視の優先度を3段階とした例を説明したが、本発明は保守監視機能についての分類をより詳細に分け、優先度も4段階以上に設定することが可能である。
本発明の実施の形態の構成を示す図である。 本実施の形態の負荷が「中」に増大したときの動作例を示す図である。 本実施の形態の負荷が「高」に増大したときの動作例を示す図である。 本実施の形態の全ての負荷が「中」の状態で、何れかが「高」に増大した動作例を示す図である。 本実施の形態の処理フローチャートを示す図である。
符号の説明
10 監視制御部
20 負荷制御部
30−1〜30−1 複数の呼処理制御部
40−1〜40−m 複数の無線制御部と

Claims (18)

  1. それぞれが呼処理機能及び保守監視機能を有する複数の呼処理制御部の負荷状態を管理する負荷制御方式であって、
    複数の呼処理制御部の何れかの処理で許容される保守監視機能を最低の優先度とし、複数の呼処理制御部の全てにおける処理を必要とする保守監視機能を最高の優先度とした段階分けした保守監視機能の優先度に基づいて、呼処理制御部の負荷の状態に応じて、負荷の高い呼処理制御部の保守監視機能の処理を優先度の低い方から高い方に順に停止させることで呼接続の能力を上げるように負荷状態を管理する負荷制御部を備えることを特徴とする負荷制御方式。
  2. 前記負荷制御部は、全ての呼処理制御部の負荷の増大により少なくとも前記最低の優先度の保守監視機能の停止が必要な場合に、前記最低の優先度の保守監視機能を停止した呼処理制御部のうち順次選択した1つの呼処理制御部の最低の優先度の保守監視機能を所定時間の間のみ実行させる制御を行うことを特徴とする請求項1記載の負荷制御方式。
  3. 前記最低の優先度の保守監視機能を実行する所定時間は、選択された呼処理制御部の最低に次ぐ高い優先度の保守監視機能を停止することを特徴とする請求項2記載の負荷制御方式。
  4. 前記負荷制御部は、前記最高の優先度の保守監視機能を停止する場合に、当該保守監視機能の監視機能障害とならない範囲の一定時間単位で行い、前記一定時間の間は当該最高の優先度に次ぐ低い優先度の保守監視機能を実行させる制御を行うことを特徴とする請求項1、2又は3記載の負荷制御方式。
  5. 前記保守監視機能の優先度の段階分けは、前記保守監視機能の前記最低の優先度、前記最高の優先度及び前記最低と最高の間の中間の優先度の3段階とすることを特徴とする請求項1〜4の何れかの請求項記載の負荷制御方式。
  6. 前記最低の優先度の保守監視機能は各呼処理制御部による通信制御部の監視機能であり、前記最高の優先度の保守監視機能は呼処理制御部自体のヘルスチェックの監視機能であることを特徴とする請求項1ないし5の何れかの請求項記載の負荷制御方式。
  7. 前記中間の優先度は前記複数の呼処理制御部の呼状態の監視機能であることを特徴とする請求項5記載の負荷制御方式。
  8. 前記負荷制御部から呼処理制御部の停止した監視機能の報告を受信するとともに、動作中の監視機能の監視結果を前記呼処理制御部から受信し、少なくとも呼処理制御部の動作監視を行う監視制御部を備えることを特徴とする請求項1ないし7の何れかの請求項記載の負荷制御方式。
  9. 移動体通信システムの呼処理制御部の負荷制御を行うことを特徴とする請求項1ないし8の何れかの請求項記載の負荷制御方式。
  10. それぞれが呼処理機能及び保守監視機能を有する複数の呼処理制御部の負荷状態を管理する負荷制御方法であって、
    複数の呼処理制御部の何れかの処理で許容される保守監視機能を最低の優先度とし、複数の呼処理制御部の全てにおける処理を必要とする保守監視機能を最高の優先度とした段階分けした保守監視機能の優先度に基づいて、呼処理制御部の負荷の状態に応じて、負荷の高い呼処理制御部の保守監視機能の処理を優先度の低い方から高い方に順に停止させることで呼接続の能力を上げるように負荷状態を管理することを特徴とする負荷制御方法。
  11. 全ての呼処理制御部の負荷の増大により少なくとも前記最低の優先度の保守監視機能の停止が必要な場合に、前記最低の優先度の保守監視機能を停止した呼処理制御部のうち順次選択した1つの呼処理制御部の最低の優先度の保守監視機能を所定時間の間のみ実行させる制御を行うことを特徴とする請求項10記載の負荷制御方法。
  12. 前記最低の優先度の保守監視機能を実行する所定時間は、選択された呼処理制御部の最低に次ぐ高い優先度の保守監視機能を停止することを特徴とする請求項11記載の負荷制御方法。
  13. 前記最高の優先度の保守監視機能を停止する場合に、当該保守監視機能の監視機能障害とならない範囲の一定時間単位で行い、前記一定時間の間は当該最高の優先度に次ぐ低い優先度の保守監視機能を実行させる制御を行うことを特徴とする請求項10、11又は12記載の負荷制御方法。
  14. 前記保守監視機能の優先度の段階分けは、前記保守監視機能の前記最低の優先度、前記最高の優先度及び前記最低と最高の間の中間の優先度の3段階とすることを特徴とする請求項10〜13の何れかの請求項記載の負荷制御方法。
  15. 前記最低の優先度の保守監視機能は各呼処理制御部による通信制御部の監視機能であり、前記最高の優先度の保守監視機能は呼処理制御部自体のヘルスチェックの監視機能であることを特徴とする請求項10ないし14の何れかの請求項記載の負荷制御方法。
  16. 前記中間の優先度は前記複数の呼処理制御部の呼状態の監視機能であることを特徴とする請求項14記載の負荷制御方法。
  17. 前記呼処理制御部の停止した監視機能及び動作中の監視機能の監視結果により、少なくとも呼処理制御部の動作監視を行うことを特徴とする請求項10ないし16の何れかの請求項記載の負荷制御方法。
  18. 移動体通信システムの呼処理制御部の負荷制御を行うことを特徴とする請求項10ないし17の何れかの請求項記載の負荷制御方法。
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