JP2007321283A - Name plate of uniform - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、各種のユニフォームや作業着などの所望位置にネームカードを保持するユニフォームの名札に関するものである。 The present invention relates to a name tag of a uniform that holds a name card at a desired position such as various uniforms and work clothes.
従来、職場で仕事を行う場合に着用するユニフォームや作業着に名札を取付ける場合、人の目に触れやすい胸や腕の肩付近に取付けている。そして、表面に名前などを印刷した名札片の裏面や上部に装着した安全ピンなどの装着手段を用いて作業着の胸部分など目立つ位置に取付ける型式のものがあった(特許文献1、参照)。 Conventionally, when attaching a name tag to a uniform or work clothes worn when working at work, it is attached near the shoulders of the chest and arms that are easy to touch. Then, there is a type that is attached to a conspicuous position such as a chest part of work clothes using a mounting means such as a safety pin mounted on the back surface or upper part of a name tag piece having a name printed on the surface (see Patent Document 1). .
さらに、図7に示すように、作業着やユニフォーム1の胸の上方個所などに透明軟質合成樹脂部材2を、挿通口3を残してその周回部を縫着した縫着線4で取付けて縫合領域5を形成し、この縫合領域5に前記挿通口3より幅が大きく且つ表面に名前などを印刷し、その上面を透明フイルム8を接着して設けた軟質合成樹脂製の名札片9を挿入した作業着の名札に関するものがある(特許文献2、参照)。
従来の名札は、安全ピンなどの止金具を用いて作業着の胸などに取付ける型式の場合には、作業着の胸部分から前方に突出しているため、外部の物等に引っかかり易く、この名札片が落下しやすい。しかもユニフォームを着用して様々な作業を行うため汚れるので定期的に洗濯する必要があり、洗濯を行うたびに、安全ピンを操作して名札を取り外したり付け直したりするため、該安全ピンが経時的に劣化して破損したり弛んだりして作業着から名札が外れて落下する可能性があった。その場合、該名札は作業中の例えば食品材料中や清涼飲料液などに混入するおそれがあった。 In the case of a type in which the conventional name tag is attached to the chest of the work clothes using a fastener such as a safety pin, it protrudes forward from the chest part of the work clothes, so it is easy to get caught by external objects, etc. Is easy to fall. In addition, it is necessary to wash regularly because it is dirty because it wears a uniform and performs various work, and the safety pin is removed and reattached by operating the safety pin every time it is washed. There was a possibility that the name tag could come off from the work clothes and fall down due to deterioration, damage or sagging. In that case, the name tag may be mixed in food materials or soft drinks during work.
さらに、作業着の胸の位置に取付けた透明軟質合成樹脂材2の周囲部分を、挿通口3を除いて、その周回部分を縫着する縫着線4で形成した縫合領域5の内部に名札片9を収容し、この挿通口3から名札片9の出し入れを行っている。即ち、名札片9を縫合領域5の内部に挿通口3から出し入れするため、この名札片9の上下巾よりやや短く形成した挿通口3の下側に位置する縫着線4の部分に、外部への脱出を防止するストッパー部6を形成してあるので、縫合領域5内の名札片9は挿通口3からは外部に脱出することはない。
Furthermore, the name tag is placed inside the
しかし、方形をした透明軟質合成樹脂材2の内部に設けた縫合領域5に収容する名札片9を出し入れするために、該縫合領域に残存して形成する固定部の途中に、挿通口3を設ける為の残存部を設ける必要があり、この残存部は、挿通口3の上下巾が名札片9の上下巾よりやや短く形成して簡単に脱出できないようにしてある。そのため、前記透明樹脂材の周縁部分を縫着する場合、途中で停止して挿通口3となる残存部を設けてから、再び縫着作業を行わなければならない為、縫着作業に手数がかかると共に残存部の長さを調節するのに手間がかかるという欠点を有していた。
However, in order to put in and out the
さらに、品物を胸に抱えて作業を行ったり、挿通口3を有した透明軟質合成樹脂材2が気温や室温の上昇などで軟化したり、或いは、名札片が折れたり丸まったりした場合には、ストッパー部6を通過して挿通口3から外部に脱出する可能性がある。この挿通口3から外部に脱出した名札片9は、作業着の表面外側に沿って落下し、例えば食品材料などを収容した容器の中に混入するおそれがある。この場合、名札が不明になって食品材料中に混入したかもしれないおそれのある場合には、製造ラインを停止して名札などを見つけるまで作業を中断しなければならず、生産性を低下させるという問題点を有していた。
In addition, when the work is carried while holding the item on the chest, the transparent soft
本発明は、上記のような欠点を除去する為、ネームカードを出し入れする取出口をユニフォームの表側でなく裏面部に設け、たとえ取出口からネームカードが外部に脱出しても、ユニフォームの裏面を通って落下するようにし、ユニフォームの表側をネームカードが落下するのを確実に防止することを目的とするものである。 In order to eliminate the disadvantages as described above, the present invention provides an outlet for taking in and out the name card on the back side instead of the front side of the uniform, and even if the name card escapes from the outlet to the outside, the back side of the uniform is provided. The purpose is to prevent the name card from falling on the front side of the uniform.
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、ユニフォーム1の胸など表側から目立つ位置に配して横長方形をした透明軟質合成樹脂材10の周縁部分を、連続して固着して設けた固定部11により該透明軟質樹脂材とユニフォームとの間に収容部12を設け、前記収容部の裏面部に軟質合成樹脂材からなるネームカード20の取出口13を上下方向に形成し、該収容部12の裏面部に設けた前記取出口13から、表面に名前19などを印刷して前記収容部より一回り小さく形成した前記ネームカード20を出入可能に収容してなることを特徴とする。
上記のように、ユニフォームの表側にネームカード出入用の取出口を設けていないため、ネームカードとユニフォームの表側に脱出して落下することがない。また、ネームカードを収容した収容部の裏面に設けた取出口から外部に脱出したとしても、該ネームカードはユニフォームの裏側を落下する為、作業中の食品材料などの中に混入する事故の発生を防止する作用を有している。
In order to solve the above-mentioned problem, the invention of
As described above, since the entrance for entering / exiting the name card is not provided on the front side of the uniform, it does not escape to the front side of the name card and the uniform and fall. In addition, even if the name card is removed from the outlet provided on the back side of the housing part containing the name card, the name card will fall on the back side of the uniform, resulting in the occurrence of an accident that is mixed into food materials during work. It has the effect | action which prevents.
また、前記取出口13は、前記収容部12の裏面部の一側位置に細巾に形成し、該取出口の縁部分に補強部14を設けてあるので、該ユニフォームを繰り返し洗濯しても、該取出口の縁部分が経年劣化によりほつれるのを防止する作用を有している。
Further, the take-
さらに、前記取出口13の中間位置には、前記収容部の中央側一側に切込部15を形成して略T字型をした第2取出口16を設け、該第2取出口の縁部分を前記補強部と一体に連続して第2補強部14aを設けてなることを特徴とする。
特に、新しいユニフォームは布地に洗濯のりが付いていて硬かったり、また名札の軟質合成樹脂材が一時的に硬い場合には出し入れ難いため、細巾の取出口13の中間部分に端部方向に向かって切込部15を設けて略T字型に形成してあるので、この切込部の両側に位置する三角部片15a、15aを持ち上げて広げてネームカードの出し入れを容易にできる。しかも、前記と同様に取出口の縁部分と共に、切込部の縁部分に第2補強部14aを形成してあるので、この切込部が早い時期に糸がほつれるのを防ぎ、略T字型をした第2取出口16の耐久性を高める作用を呈する。尚、この切込部15は前記取出口13より細巾に形成してもよい。
Further, at the intermediate position of the
In particular, since the new uniform is hard because the fabric has a laundry paste, and the soft synthetic resin material of the name tag is temporarily hard, it is difficult to put it in and out. Since the
ユニフォーム1の胸部分に設けた胸ポケット22の前面部23に、前記横長方形をした透明軟質合成樹脂材10の周縁部分を、連続して固着して設けた固定部11により該透明軟質合成樹脂材10とユニフォームとの間に収容部12を設け、前記収容部の裏面部の一側に、軟質合成樹脂材のネームカード20の上下巾と略同じ長さをして細巾をした取出口13を上下方向に形成すると共に、前記胸ポケット22aの内部に位置して該収容部12の裏面部に設けた前記取出口13から、表面に名前19などを印刷して前記収容部より一回り小さく形成した前記ネームカード20を出入可能に収容してなることを特徴とする。
このように、胸ポケット22の前面部分に名札25を設ければ、収容部12の裏面に設けた取出口13からネームカード20が脱出した場合でも、該取出口13は胸ポケット22の内部に連通するように開口してあるので、この胸ポケット22内に名札が脱出しても収容されるため、ユニフォームの表側を該ネームカードが脱出落下するのを確実に防止する作用を有している。
The transparent soft synthetic resin is fixed by a
Thus, if the
さらに、前記胸ポケット22は、前記ユニフォームの表面に設けた該胸ポケットの開口部22aの上部を覆うように横長に蓋部片22bを設け、該開口部22aを該蓋部片22bの裏面上部に設けてある。そのため、胸ポケットの開口部22aは、常に蓋部片22bで覆われているので、たとえ開口部22aを下方に位置させても該開口部は蓋部片22bで覆われて閉じられているため、前記胸ポケット内に名札がたとえ収容していたとしても、該名札が前記開口部22aの外部に脱出して落下することがない。
Furthermore, the
また、必要に応じて該開口部22aに開閉可能にファスナーを装着してあれば、胸ポケット内に位置した名札などが、該開口部22aから外部に脱出するのを確実に防止することが出来る。この場合、ファスナーに限らず、開口部22aに面ファッスナーやボタンやスナップなどの止具を用いて開閉可能に止着しても良いことは勿論である。 Further, if a zipper is attached to the opening 22a so that it can be opened and closed as necessary, it is possible to reliably prevent a name tag or the like located in the breast pocket from escaping from the opening 22a. . In this case, it is needless to say that not only the fastener but also the opening 22a may be fastened using a fastener such as a surface fastener, a button or a snap.
上記のように、本発明は、ユニフォームの表側に取付ける透明軟質合成樹脂材の周縁部分には、ネームカード出入用の取出口を設けてないので、該カードがユニホームの表側を脱出落下するおそれはなく、そのため、作業中の材料などの中に名札が混入するおそれがないので安心して作業を行うことができる。 As described above, since the present invention does not have an outlet for entering and exiting the name card at the peripheral portion of the transparent soft synthetic resin material attached to the front side of the uniform, there is a possibility that the card escapes from the front side of the uniform and falls. Therefore, since there is no possibility that the name tag will be mixed into the material being worked on, the work can be performed with peace of mind.
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る名札を有したユニフォームの正面図、図2は、名札部分の拡大正面図、図3は、図2のA−A線方向断面図、図4は、名札部分の拡大裏面図である。本発明に係るネームカードを保持する構造は、各種のユニフォームの胸部分や腕の上部の肩部分など目立つ位置に設けてある。 Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 is a front view of a uniform having a name tag according to the present invention, FIG. 2 is an enlarged front view of a name tag portion, FIG. 3 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG. 2, and FIG. It is an enlarged back view. The structure for holding the name card according to the present invention is provided in a prominent position such as a chest part of various uniforms or a shoulder part of the upper part of the arm.
このユニフォーム1の胸の上方部分に、横長の方形に形成した公知の薄板状の透明な軟質合成樹脂材10の周縁部分をミシンで縫着などして形成した固定部11により固着してある。そして、該透明軟質合成樹脂材10の内面とユニフォーム表面との間に、周囲を連続して設けた固定部11によって周囲を閉鎖した収容部12を設けてある。このユニフォーム表側の胸部分に設けた固定部11によって固定した該透明軟質合成樹脂材10の内部に収容部12を形成し、該収容部の裏側位置であるユニフォーム1の裏面に取出口13を設けてある。ここで、ユニフォームとは、作業着だけでなく、制服など各種のユニフォームを意味している。さらに、ユニフォームは主として布製品であるが、化学繊維からなるものでもよい。そのため、取出口13の周囲がほつれるのを防ぐ為に、ステッチ加工したり、或いは、加熱処理や薬品を含侵させることにより硬化させて繊維がほつれないように補強部を設けてある。
A peripheral portion of a known thin plate-like transparent soft
この取出口13は、収容部12の中間位置でもよいが、前記合成樹脂材が新しいために一時的に硬化して湾曲し難い場合には大きい半径に湾曲することはできても、小さい半径に湾曲させることは困難であるので、左右何れか一側部分に、細巾の取出口を上下方向に形成してある。そして、該収容部12の一側部分に設けた取出口13と、内部に収容部12を設けた前記軟質合成樹脂材10の一端部との間に存する細巾面部13aは、ある程度の巾部分を有しないと強度が劣化して、収容部内に収容したネームカードの端部が前記細巾面部13aを押し広げるおそれがあり、ネームカードの端部によって押し広げられない程度の強度を有するように一定巾をした細巾面部13aを設けてある。これにより、前記合成樹脂材の一方の端部を該細巾面部で保持することができる。勿論、反対側の広い平面部分である広幅面部13bは、前記ネームカードの反対側を保持している。
The
この取出口13の縁部分は、ユニフォームが布製の場合には、糸でかがって縁取り加工(ステッチ加工)、即ち、ボタンホール加工を施して、取出口13が時間の経過と共に糸がほつれないように補強部14を設けてある。また、化学繊維の場合は、熱加工したり薬品加工することによりこの取出口13の周囲を補強してもよい。さらに、取出口13の上下方向の長さは、後記するネームカード20の上下巾と略同じか、やや短く形成して脱出し難いようにしてあるが、該ネームカードは柔軟性を有するので挿入時には丸めることが可能なため、該ネームカードの上下の長さに対してこの取出口13の上下方向の長さは、同じ長さかあるいはやや短い長さが好ましい。
When the uniform is made of cloth, the edge portion of the
20は、可撓性を有した軟質合成樹脂材からなるネームカードで、表面には会社名や部課名や名前19などを印刷してある。そしてこのネームカードは20は、前記収容部より一回り小さくして該収容部12内に出し入れを容易にしてある。その上、ユニフォームの表面に取り付ける透明軟質合成樹脂材10の周囲には、取出口13を設ける必要がないので縫着等の固着作業を連続して行うことが出来るため作業能率を向上させることができる利点がある。そして、ユニフォーム1に取り付けた透明合成樹脂材10の内部にネームカード20を収容してユニフォ−ムに名札25を設けてある。
本発明の第2の実施形態について図5に基づいて説明すると、例えば、新しいユニフォームなどの場合は、ネームカードやユニフォームが硬いため、収容部12の裏面に設けた取出口13からネームカード20を出し入れする場合に困難な場合があるので、ユニフォームの生地などに応じて取出口13の上下方向の中間位置あって、該収容部の中央側一側に水平に短い切込部15を連続して設けて,恰も横向きT字型に形成してもよい。この切込部15を設けることにより其の両側に位置して形成された三角片15a、15aは前記取出口13の切込部15の両側に位置する頂点部分17、17を持ち上げることにより、取出口13を大きく開くことのできる第2取出口16を設けることができるので、ネームカードの出し入れが容易となる。この取出口13および切込部15の縁部分は前記と同様にステッチ加工や熱処理加工や薬品処理加工などにより第2補強部14aを形成すれば耐久性が一段と向上する利点がある。
The second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 5. For example, in the case of a new uniform or the like, the name card or the uniform is hard, so the
ユニフォームの裏面であって、収容部12の裏面部に設けた取出口13に連通してその下方位置に胸ポケット22を形成すれば、たとえ、取出口13からネームカード20がユニフォームの裏側に脱出しても該胸ポケット22内に収容されるので、ネームカードがユニフォームの裏側を下方に落下することを防止できる。同様に、図6に示すように、ユニフォームの胸ポケット22の前面部23に、前記透明軟質合成樹脂材10を取付けて設けた収容部12の裏面の一側に取出口13、16を設けてあれば、たとえ該取出口からネームカード20が脱出して、該胸ポケット22内に収容され、該ネームカードがユニフォームの裏側および表側を下方に落下するのを防止できる作用を有する。
If the
この場合、図1に示すように、胸ポケット22の上部に設けた開口部22aの表側を覆うように、細巾の蓋部片22bを設けてあれば、作業者が前かがみした場合であって、たまたま名札が胸ポケット内に収容していた場合でも、該開口部22aはこの蓋部片22bの内部に位置しているので、胸ポケットの開口部から脱出するおそれはないし、さらに開口部にファスナー等の開閉可能な止め具を設ければ、より確実に胸ポケットからのネームカードなどの脱出を防ぐことができる。
In this case, as shown in FIG. 1, if a
1 ユニフォーム
10 透明軟質合成樹脂材
11 固定部
12 保持部
13 取出口
13a 細巾面部
14 補強部
14a 第2補強部
15 切込部
16 第2取出口
19 名前
20 ネームカード
22 胸ポケット
22a 開口部
22b 蓋部片
23 前面部
25 名札
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