JP2007317433A - 接続部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性が高く電線の分岐接続を容易にする。
【解決手段】 電線端子2の受接続端2aを保持体1の電線端子挿入孔1cに挿入する過程で、受接続端2aに設けた係止凹部2eが、電線端子挿入孔1cに設けた係止凸部1eに係止するので受接続端2aは安定して位置決めされる。この状態でスルーピンのピン端子を保持体1の中心軸に設けたピン挿入孔1aに挿入すると、ピン端子はそれぞれの電線端子2の受接続端2aの筒状接点2cを貫通し、全ての電線端子2が挿込端子によって導通される。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば自動車のハーネス回路において使用する接続部材に関するものである。
自動車のハーネス回路においては、幹線から複数の枝線を分岐する必要が屡々ある。そのために従来では、幹線の一部の被覆を剥き取り、露出した導体に枝線を圧着加工し分岐するスプライスジョイント方式と、幹線の端末部に回路分岐用コネクタを配し、幹線、枝線共に汎用コネクタ及び圧着端子を使用して分岐加工する例えば特許文献1に記載のジョイントコネクタ方式との2通りの方法が多く用いられている。
特開2005−71614号公報
前者のスプライスジョイント方式では、電線を1〜3本毎に圧着加工しなければならず、それらの加工後の状態では、更に作業性が非常に悪いという問題があり、また製造ライン上で圧着加工することが困難なので、ライン生産には不向きである。
そこで、このスプライスジョイント方式の問題点を解決するものとして、後者のジョイントコネクタ方式が開発されている。この接続部材方式では、ハーネス製造ライン上でのジョイント加工が可能となるため、スプライスジョイント方式と比較して生産効率が向上し、ハーネス回路の修正にも対応可能である。しかし、コネクタ及び嵌合する相手側汎用コネクタ、バスパー、端子などの部品点数が多くなることから、ハーネス回路の組立には、時間がかかるのが実状である。
特に、特許文献1に開示されているジョイントコネクタを使用したワイヤハーネスでは、ジョイントコネクタが大きいので、分岐したい個所で分岐することができず、ジョイントコネクタを収容できるスペースがある個所まで電線を延線しなければならず、ワイヤハーネスの小型化に反する。
つまり、ジョイントコネクタ方式でも、省スペース化、更なる作業性の向上、部品点数の削減など、解決しなければならない課題が多々ある。
本発明の目的は、上述の課題を解決し、簡易で信頼性の高く、ワイヤハーネスの組立性に優れた接続部材を提供することにある。
上述の目的を達成するための本発明に係る接続部材の技術的特徴は、柱状体の軸方向に挿込端子挿入孔を有し、前記柱状体の表面に前記挿込端子挿入孔に連通した電線端子挿入孔を有する保持体と、一端に前記電線端子挿入孔に挿入する受接続端を有し他端に電線を接続した電線端子と、前記挿込端子挿入孔に挿し込んで前記電線端子の受接続端に挿通し前記電線端子同士を電気接続する挿込端子とから成り、前記保持体の前記電線端子挿入孔内に第1の係止部を設け、前記電線端子の受接続端に第2の係止部を設け、前記受接続端を前記電線端子挿入孔に挿入した際に前記第1、第2の係止部同士を係止して前記電線端子挿入孔に対する前記受接続端の挿入方向の位置決めを行うことにある。
本発明に係る接続部材によれば、保持体内における電線端子の位置決めを正確に行い、挿込端子を電線端子に確実に接触させる接触構造を採用したことにより、構造的にも簡素となり、電気的接続の信頼性が向上し、従来例と比較して部品点数が減少し、コスト低減が可能である。また、従来の接続部材と同等の信頼性、作業性を有し、スプライスジョイント方式と同等の使用電線長で済む利点がある。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
実施例1の接続部材においては、主として、図1に示すピン端子挿入孔1a、長溝1b、電線端子挿入孔1cを有する柱状の保持体1と、保持体1の電線端子挿入孔1cに挿入する受接続端2a、電線3を接続した圧着部2bを有する複数個の電線端子2と、ピン端子4a、把持部4bを有するスルーピン4とから構成されている。
保持体1には、その中心軸を貫通しピン端子4aを挿入するためのピン端子挿入孔1aが設けられ、外側に長手方向に沿って例えば4個の横断面略半円形の長溝1bが設けられている。また、保持体1の表面周囲には適宜数のブロック状の嵌合突起1dが設けられている。なお、ピン端子挿入孔1aは必ずしも貫通孔ではなく、行き止まり孔であってもよい。
更に、各長溝1bの底部には、対向する長溝1bまで挿通する単数又は複数個の電線端子挿入孔1cが形成され、中心のピン端子挿入孔1aと連通するようにされている。各電線端子挿入孔1cは図2に示すように、電線端子2の受接続端2aが挿入し得るように形成されており、電線端子挿入孔1cのほぼ中心の両側には、半円状の係止凸部1eが設けられている。
保持体1に使用する材料としては、ポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリプロピレン(PP)などの熱可塑性樹脂が適用されるが、熱変形温度が高く、高剛性、電気絶縁特性、機械的特性等に優れているという点で、ポリブチレンテレフタレートが好適である。また、保持体1の大きさは使用する電線3の本数、径などにもよるが、直径は5mm〜30mm、長さは20mm〜150mm程度である。
この保持体1の製造は、所定の金型に熱可塑性樹脂(PBT又はPP)を射出成形させて作製する方法が一般的であるが、予め柱状体を作製した後に、ピン端子挿入孔1a、長溝1b、電線端子挿入孔1cなどを切削して作製してもよい。或いは、複数個に分割して製作し、使用時に連結させることもできる。
電線端子2は1枚の導電金属板を打ち抜いて形成されており、図3に示すように前端にはL字型に屈曲された受接続端2aが設けられ、後端に圧着部2bが設けられているが、この圧着部2bには電線3を接続していない状態を示している。受接続端2aには後述する挿込端子と接続する円筒状に絞り加工された筒状接点2cが設けられ、受接続端2aが保持体1の電線端子挿入孔1cを介してピン端子挿入孔1a内に挿入した場合に、筒状接点2cの中心軸がピン端子挿入孔1aの中心軸と合致するようにされている。
受接続端2aの先端縁部2dは半円状とされ、半円の始点である両側には電線端子挿入孔1cに設けた係止凸部1eに係止し、受接続端2aの挿入方向の位置決めを行うための係止凹部2eが形成されている。また、筒状接点2cには前後何れの側からでもピン端子4aを挿入し易いように、前後両端にテーパ状のガイド部2fを設けることが好ましい。
また、接点は円筒状でなくとも角筒状、或いは受接続端2aの板体部に、図4に示すような単なる円孔2g、又は三角孔、四角孔、五角孔等の孔部を形成するだけでもよい。或いは、図5(a)〜(d)に示すように受接続端2aに接点として各種形状の切込み2hを形成してもよい。
この電線端子2は銅板又は銅合金板から所定の形状に打抜き成形したものに、Sn鍍金をしたもの、又はSn鍍金した銅板又は銅合金板を所定の形状に打抜き成形したものを使用すればよい。材質は強度と導電性の点で黄銅が好ましく、更にはSn鍍金することで耐食性が向上し、かつピン端子4aとの接点との導電性が得易くなる点で好適である。
電線3は導体の外周に絶縁層を被覆した絶縁電線が適用され、電線径は公知の電線径が適用できる。導体は従来から自動車ハーネス回路に使用される軟銅線や硬銅線の拠線、又は引張強度を維持し、線径を小さくした例えばCu−Sn合金線などの銅合金線線の拠線や単線が適用される。また、絶縁層には従来から公知の絶縁材料が適用され、中でも環境対策としてノンハロゲンの絶縁材料を絶縁層に適用することが環境対策の面で好適である。
また、電線3の導体と電線端子2との接続は、公知のかしめ、溶接、ハンダ付け、圧着などが適用されるが、接続に要する時間、得られる接続強度の点で、実施例のような圧着部2bによる接続が好適である。
スルーピン4に用いられる金属体のピン端子4aの断面形状としては、円形、三角形、四角形、多角形などが考えられる。しかし、製造が容易で、挿入する際に大きな力が必要としない点、かつ安定して確実な導通が得易いということで、断面四角形が好適であり、この場合の電線端子2の接点形状は、円筒状又は円孔が好適である。
つまり、ピン端子4aは受接続端2aに形成された接点を塑性変形させて挿通し接触するので、塑性変形し易くするために、ピン端子4aの断面が角形であれば接点は円形に、ピン端子4aが円形であれば接点は角形とすることが好ましい。
受接続端2aの接点が円形状又は筒形状であって、その内径がd1で、ピン端子4aの横断面形状を略四角形とし、その対角線の長さをxとすると、d1<xであることが好ましい。また、ピン端子4aの横断面を円形状とし、受接続端2aの接点を四角形の一辺の長さをd1とした孔部とすることもできる。この場合のピン端子4aの円形外径をd2とした場合には、d1<d2であることが好ましい。
また、ピン端子4aの硬さを受接続端2aよりも硬くすることで、電線端子2の受接続端2aの側を変形させながら挿入することが好ましい。このピン端子4aの硬さ及び受接続端2aの硬さは、加工、熱処理や材料の選択で適宜に調整することもできる。更に、筒状接点2cに確実に挿入させる点で、先端部を円錐形、角錐形又は円錐台形、角錐台形などの錐状台形としたものが好適である。
ピン端子4aは例えば1枚の導電金属板を折曲して折り畳むことにより、図6に示すような断面略四角形が得られるので、その後に先端部をプレス又は切削などで錐状とすることができる。このような方法で作製することで、断面積の小さなピン端子4aでも、湾曲したり折損することが少なくなる。
スルーピン4のピン端子4aを、電線端子2の筒状接点2cに嵌入するためには、或る程度の力を必要とするので、ピン端子4aには合成樹脂製の円柱状の把持部4bが取り付けられている。この把持部4bの外径を保持体1のピン端子挿入孔1aの内径よりも大きくすることで、ピン端子4aのピン端子挿入孔1aへの挿入深さを規制することができる。これにより、所定の長さを有するピン端子4aが、所定の位置まで挿入できているか否かが確認できる。
把持部4bの材料は電気絶縁性を有する材料であれば、特に限定する必要はないが、上記した通り或る程度の力がかかっても破損しないものが好ましい。例えば、ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの合成樹脂材が挙げられる。
接続部材の組立に際しては、図7に示すように保持体1の電線端子挿入孔1cに、図1の矢印で示すように電線3を接続した電線端子2の受接続端2aを挿入し、長溝1bに沿って電線3を装着する。受接続端2aを挿入する過程で、図8に示すように係止凹部2eが電線端子挿入孔1cに設けた係止凸部1eに係止するので、受接続端2aはピン端子挿入孔1a内において挿入方向に対し安定して位置決め、保持がされ、筒状接点2cの中心はピン端子挿入孔1aの中心と一致する。
なお、係止凸部1eの大きさを係止凹部2eよりも小さくしておくと、多少の位置ずれや設定内誤差があっても、受接続端2aはこれらを修正しながら挿入して、ピン端子挿入孔1a内に正確に位置決めをすることができる。
この状態において、スルーピン4の把持部4bを持って、ピン端子4aをピン端子挿入孔1aに挿入すると、ピン端子4aはそれぞれの電線端子2の受接続端2aの筒状接点2c内を貫通し、全ての電線端子2がピン端子4aによって短絡され、全ての電線3の導体は互いに導通することになる。
また、スルーピン4のピン端子4aの挿入は、保持体1の何れの側からピン端子挿入孔1aに挿入してもよい。このとき、実施例のようにピン端子4aの横断面を略四角状とすれば、受接続端2aの孔部にピン端子4aの略四角形の角部が接触するため、良好な電気接触特性が得られる。
このように、この接続部材はスルーピン4を用いて端子接続を実施するため、電線端子2を小さくすることが可能であり、アッセンブリ後の外観形状が円柱形となり、ハーネス本体への組み込みが容易となる。また、スルーピン4の周囲に電線端子2を配列するため、スプリング接点構造品と比較して、各電線3の干渉をなくすことができる。
保持体1の長溝1b内には、図9に示すように更に電線端子2を安定して支持するために、電線端子2の圧着部2bの形状に適合した突起1fを形成することもできる。また、長溝1b内の電線端子挿入孔1c’も図9に示すように、受接続端2aが何れの方向を向いても挿入できるような形状とすることも可能である。更に、電線端子2の保持体1の表面や長溝1b内に、スルーピン4の挿入方向や電線3の配置方向を示す矢印やマークを付してもよい。
また、2個のスルーピン4をピン端子挿入孔1aの両側から挿入するようにすることもでき、この場合には中央で2個のピン端子4aが接触しない長さとしておけば、一方のスルーピン4による電線端子2の導通と、他方のスルーピン4による電線端子2の導通を別個の回路にすることができる。
なお実施例において、保持体1は円柱状として説明したが、多角柱状であっても、また楕円状であってもよい。また、保持体1には4個の長溝1bを設けたが、この長溝1bは4個に限られることはなく、或いは図10に示すように長溝1b自体を省略することもできる。なお、この場合には挿入する電線端子2は図11に示すように、電線3に対して受接続端2aを図1の電線端子2とは逆方向にL字状に屈曲することが、保持体1に対する安定性の点で好ましい。
なお、係止凸部1eは必ずしも保持体1の中心になくともよい。例えば、図12に示すように図10に示す保持体1に対し、電線端子2の受接続端2aの先端縁部2dを長く延在し、その先端近くに係止凹部2eを設け、電線端子挿入孔1cの対応する位置に係止凸部1eを設けてもよい。この場合においても、係止凸部1eに受接続端2eの係止凹部2eが係合し、位置決めがなされる。
また、図13は図1に示す保持体1の周囲に被着する保護カバー5の斜視図を示している。筒体となる保護カバー5は合成樹脂材から成り、2つの断面半円形の半部5a、5bがヒンジ5cにより連結され、円筒形にした場合の合わせ目には錠止部材5d、5eが設けられている。半部5a、5bには、保持体1に設けた嵌合突起1dが嵌合する孔部5fが形成されている。
保持体1、電線端子2、スルーピン4から成る組立体に対して、保護カバー5の孔部5fに保持体1の嵌合突起1dを嵌合して位置合わせを行い、図14に示すように保護カバー5を保持体1に被着し、錠止部材5d、5eにより錠止することにより、この接続部材は外部に対する電気絶縁性が確保される。なお、保護カバー5の代りに保持体1の周囲に絶縁テープを巻回することによって保護してもよい。
図15は長溝1bを設けない保持体1に電線端子2を挿着する場合の説明図を示している。受接続端2aの基部の両側に先端を幅狭とした係止段部2iが設けられ、保持体1の電線端子挿入孔1cの両側には係止段部2iに対応した係止受段部1gが設けられており、図16に示すように電線端子2の挿入位置が規制され、所定の位置決めがなされる。
図17の断面図では、この受接続端2aに更に係止凹部2eが設けられ、電線端子挿入孔1cにも対応した係止凸部1eが設けられている。これにより受接続端2aの位置決めは更に確実となる。
図18は実施例2の電線端子2の受接続端2aを保持体1に挿着する場合の説明図を示している。受接続端2aには実施例1のような係止凹部2eを設けず、保持体1にも係止凸部1eはない。しかし、保持体1の電線端子挿入孔1cごとに、受接続端2aの先端縁部2dに対する前方係止部1hが形成されている。
従って、受接続端2aの挿着時には、図19に示すように受接続端2aの先端縁部2dが前方係止部1hに当接することにより、受接続端2aは保持体1に位置決めされる。
図20は更に保持体1に係止凸部1e、受接続端2aに係止凹部2eを設けた場合の断面図を示し、位置決めは更に確実となる。
なお、実施例2、3の係止凸部1e、係止凹部2eによらない係止の場合には、位置決めを保持するために、保持体1の周囲に絶縁テープを巻回したりして電線端子2を固定すればよい。
実施例1の分解斜視図である。 保持体と電線端子の組合わせの説明図である。 電線端子の斜視図である。 電線端子の変形例の斜視図である。 電線端子の他の変形例の要部斜視図である。 ピン端子の断面図である。 組立体の斜視図である。 保持体に電線端子を挿入した状態の断面図である。 保持体の長溝内に突起を形成した状態の斜視図である。 組立体の斜視図である。 変形例の電線端子の斜視図である。 保持体に変形例の接続端子を挿入した状態の断面図である。 保護カバーの斜視図である。 組立体に保護カバーを被着した状態の斜視図である。 実施例2の保持体と電線端子の組合わせの説明図である。 保持体の電線端子を挿入した状態の断面図である。 保持体に変形例の電線端子を挿入した状態の断面図である。 実施例3の保持体と電線端子の組合わせの説明図である。 保持体に電線端子を挿入した状態の断面図である。 保持体に変形例の電線端子を挿入した状態の断面図である。
符号の説明
1 保持体
1a ピン端子挿入孔
1b 長溝
1c 電線端子挿入孔
1d 嵌合突起
1e 係止凸部
1f 突起
1g 係止受段部
1h 前方係止部
2 電線端子
2a 受接続端
2b 圧着部
2c 筒状接点
2d 先端縁部
2e 係止凹部
2g 円孔
2h 切込み
2i 係止段部
3 電線
4 スルーピン
4a ピン端子
4b 把持部
5 保護カバー
5a、5b 半部
5c ヒンジ
5d、5e 錠止部材
5f 孔部

Claims (11)

  1. 柱状体の軸方向に挿込端子挿入孔を有し、前記柱状体の表面に前記挿込端子挿入孔に連通した電線端子挿入孔を有する保持体と、一端に前記電線端子挿入孔に挿入する受接続端を有し他端に電線を接続した電線端子と、前記挿込端子挿入孔に挿し込んで前記電線端子の受接続端に挿通し前記電線端子同士を電気接続する挿込端子とから成り、前記保持体の前記電線端子挿入孔内に第1の係止部を設け、前記電線端子の受接続端に第2の係止部を設け、前記受接続端を前記電線端子挿入孔に挿入した際に前記第1、第2の係止部同士を係止して前記電線端子挿入孔に対する前記受接続端の挿入方向の位置決めを行うことを特徴とする接続部材。
  2. 前記第1及び第2の係止部は互いに嵌まり込む断面略半円状凸部及び凹部としたことを特徴とする請求項1に記載の接続部材。
  3. 前記第1の係止部は前記電線端子挿入孔の両内縁に設けた前記凸部とし、前記第2の係止部は前記受接続端の両側部に設けた前記凹部としたことを特徴とする請求項2に記載の接続部材。
  4. 前記断面半円状の凸部の大きさは、前記断面半円状の凹部よりも小さくしたことを特徴とする請求項3に記載の接続部材。
  5. 前記第1、第2の係止部は互いに係止する段部としたことを特徴とする請求項1に記載の接続部材。
  6. 前記第1の係止部は前記電線端子挿入孔の両内縁に入口側を幅広として設け、前記第2の係止部は前記受接続端の基部に先端部を幅狭として設けたことを特徴とする請求項5に記載の接続部材。
  7. 前記第1の係止部は前記受接続端に対する前方係止部であり、前記第2の係止部は前記受接続端の先端部としたことを特徴とする請求項1に記載の接続部材。
  8. 前記挿込端子は横断面を略四角形としたことを特徴とする請求項1に記載の接続部材。
  9. 前記柱状体の表面に長手方向に沿って単数又は複数の前記電線を沿わせるための長溝を設け、該長溝の底部に前記電線端子挿入孔を設けたことを特徴とする請求項1に記載の接続部材。
  10. 前記挿込端子に電気絶縁性を有する把持部を取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の接続部材。
  11. 前記柱状体、電線端子、挿込端子による組立体に保護ケースを被着したことを特徴とする請求項1〜10の何れか1つの請求項に記載の接続部材。
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