JP2007313573A - Driving machine - Google Patents
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Description
本発明は、マガジンに装填された釘やステープル等の止具を打ち込むための打込機に関するものである。 The present invention relates to a driving machine for driving a stopper such as a nail or a staple loaded in a magazine.
釘打機等の打込機は、往復動して釘等の止具を打撃するドライバブレードと、該ドライバーブレードと止具を案内する射出口を有する射出部と、内部に装填された複数の止具を前記射出部の射出口に順次供給するマガジンを備えており、マガジンに装填された複数の止具を射出部の射出口に順次供給してこれを木材等の被打込に打ち込む工具である。 A driving machine such as a nail driving machine includes a driver blade that reciprocates to hit a stopper such as a nail, an injection unit having an injection port that guides the driver blade and the stopper, and a plurality of parts loaded therein. A tool having a magazine for sequentially supplying a stopper to the injection port of the injection unit, and sequentially supplying a plurality of fasteners loaded in the magazine to the injection port of the injection unit and driving them into a target to be driven such as wood It is.
ここで、従来の打込機に装着されるマガジンの構成を図7に基づいて説明する。 Here, the configuration of a magazine mounted on a conventional driving machine will be described with reference to FIG.
図7は従来の打込機のマガジン部分の部分断面図であり、同図において、120は打込機本体の先端部に設けられた射出部であり、その内部には、不図示のドライバブレードとこれによって打撃される釘等の止具を案内するための横断面矩形の射出口120aが紙面垂直方向に形成されている。そして、この射出部120の端面120bには、複数の止具を連結して成る帯状の連結止具を装填することができるマガジン106が横方向に取り付けられている。尚、図7は全ての止具が打ち込まれてマガジン106内に止具が無くなった状態を示している。
FIG. 7 is a partial cross-sectional view of a magazine portion of a conventional driving machine. In FIG. 7,
上記マガジン106は、前記射出部120に取り付けられたマガジン本体106Aと、該マガジン本体106Aに対して長さ方向(図7の左右方向)にスライドすることによって開閉されるマガジンカバー106Bと、該マガジンカバー106Bにスライド可能に設けられて連結止具を前記射出部120の射出口120a側に付勢するフィーダ122を備えて構成されている。
The
ここで、フィーダ122は、板金製部品であって、これに係合する押圧部材であるフィーダピース123を介してスプリング124によって射出部120側に付勢されており、マガジン106内に装填された不図示の連結止具の末端部を押圧して打込動作に連動して止具を1本ずつ射出部120の射出口120aへと順次送り出す機能を果たす。
Here, the
ところで、フィーダ122にはストッパ122bが立設されており、マガジンカバー106Bには、該マガジンカバー106Bをマガジン本体106Aに対して図7の右方にスライドさせてこれを開くときにスライドストッパ122bに当接してフィーダ122のマガジンカバー106Bからの飛び出しを防ぐためのロールピン130が設けられている。尚、図7に示すように全ての止具が打ち込まれてマガジン106内に止具が無くなった状態では、フィーダ122は、これに設けられた不図示のストッパが射出部120の端面120bに当接することによって図示の位置、つまり、止具を最後の1本まで打ち込むことができるように、その先端部122aが射出部120の射出口120aに所定量だけ突出する位置に静止している。
By the way, the
尚、釘打機のマガジンについての提案が特許文献1になされているが、これはマガジン本体内に収容された釘の連結が切れてしまったときでも、釘同士が重ならないようにするとともに、マガジンカバーを閉じた状態でも、収容されている釘の残量と長さを容易に視認することができるようにしたものである。
図7に示した従来の打込機に装着されていたマガジン106においては、フィーダ122の抜け止め用のロールピン130をマガジンカバー106Bに設けていたため、部品点数が増えるとともに、ロールピン130を取り付ける作業を要するために組付工数が増えるという問題があった。
In the
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、部品点数や組付工数の増加を招くことなくマガジンのフィーダの位置を規制することができる打込機を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object thereof is to provide a driving machine capable of regulating the position of a magazine feeder without causing an increase in the number of parts and the number of assembling steps. It is in.
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、往復動して止具を打撃するドライバブレードと、該ドライバブレードと止具を案内する射出口を有する射出部と、内部に装填された複数の止具を前記射出部の射出口に順次供給するマガジンを備え、該マガジンは、前記射出部に取り付けられたマガジン本体と、該マガジン本体に開閉可能に設けられたマガジンカバーと、該マガジンカバーにスライド可能に設けられて止具を前記射出部の射出口側に付勢するフィーダを備える打込機において、前記フィーダに、前記射出部の端面に当接する第1のストッパと、前記マガジンカバーの前壁内面に当接する第2のストッパを設けたことを特徴とする。
In order to achieve the above object, the invention according to
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第1のストッパは、前記マガジン内に止具が無くなったときに前記射出部の端面に当接し、前記第2のストッパは、前記マガジンカバーを前記マガジン本体に対してスライドさせて開いたときに該マガジンカバーの前壁内面に当接することを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the invention, the first stopper comes into contact with an end surface of the injection portion when the stopper is lost in the magazine, and the second stopper is When the magazine cover is slid with respect to the magazine main body and opened, the magazine cover contacts the inner surface of the front wall of the magazine cover.
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記フィーダを前記第1及び第2のストッパと共に一体に構成したことを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, the feeder is integrally formed with the first and second stoppers.
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記第1のストッパを複数個設けたことを特徴とする。
The invention according to
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、前記第2のストッパを複数個設けたことを特徴とする。
The invention according to
請求項1及び2記載の発明によれば、マガジン内に止具が無くなったときに、フィーダの第1のストッパを射出部の端面に当接させてフィーダの位置を規制し、該フィーダの先端部が射出部の射出口に所定量だけ突出して止具の最後の1本まで打ち込むことができるようにし、マガジンカバーをマガジン本体に対してスライドさせて開いたときに、フィーダの第2のストッパをマガジンカバーの前壁内面に当接させてフィーダの飛び出しを防ぐことができる。このような機能を果たす第1及び第2のストッパをフィーダに設け、これらのストッパを既設の射出部とマガジンカバーにそれぞれ当接させるようにしたため、第1及び第2のストッパを当接させるための新たな部品が不要となり、部品点数や組付工数の増加を招くことなくマガジンのフィーダの位置を規制することができる。 According to the first and second aspects of the present invention, when there is no stopper in the magazine, the first stopper of the feeder is brought into contact with the end surface of the injection portion to regulate the position of the feeder, and the tip of the feeder When the magazine cover is opened by sliding the magazine cover against the magazine body, the second stopper of the feeder Can be brought into contact with the inner surface of the front wall of the magazine cover to prevent the feeder from popping out. Since the feeder is provided with the first and second stoppers that perform such a function, and these stoppers are brought into contact with the existing injection portion and the magazine cover, respectively, the first and second stoppers are brought into contact with each other. Therefore, the position of the feeder of the magazine can be regulated without increasing the number of parts and the number of assembling steps.
請求項3載の発明によれば、フィーダを第1及び第2のストッパと共に一体に構成したため、該フィーダの構造が単純化するとともに、その成形が容易化する。 According to the third aspect of the invention, since the feeder is integrally formed with the first and second stoppers, the structure of the feeder is simplified and the molding thereof is facilitated.
請求項4記載の発明によれば、第1のストッパを複数個設けたため、フィーダの先端部が射出口内で傾くことがなく、止具が無くなって空打ちしたときにドライバブレードがフィーダの先端部に均一に接触することができ、フィーダの破損を防ぐことができるとともに、フィーダとドライバブレードの摩耗を低減させることができる。尚、第1のストッパをスプリングの両側に設けると、これらを更に有効に作用させることができる。 According to the fourth aspect of the present invention, since the plurality of first stoppers are provided, the tip of the feeder does not tilt in the injection port, and the driver blade does not stop, and the driver blade moves to the tip of the feeder. Can be evenly contacted, the feeder can be prevented from being damaged, and wear of the feeder and the driver blade can be reduced. If the first stoppers are provided on both sides of the spring, these can be more effectively operated.
請求項5記載の発明によれば、第2のストッパを複数設けたため、マガジンカバーを開いたときにフィーダがスプリングの摺動方向に対して傾くことがないため、マガジンに連結止具を装填した後にマガジンカバーを閉じる際にフィーダが滑らかにマガジンカバー上を摺動することができる。尚、第2のストッパをスプリングの両側に設けると、これらを更に有効に作用させることができる。
According to the invention described in
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
図1は本発明に係る打込機の一形態としての空気式釘打機1の破断側断面図であり、図示の釘打機1は、側面視略横T字状の成すボディ2を備えており、このボディ2の上端開口部にはエキゾーストカバー3が気密に被着されている。又、ボディ2内には蓄圧室S1が形成されており、ハンドル部2aの後端部には、不図示のエアホースを接続するためのエアプラグ4が設けられている。
FIG. 1 is a cutaway side sectional view of a
更に、ボディ2には、多数本の釘5aを接着剤等で連結して成る帯状の連結釘5(図2参照)を内部に装填することができるマガジン6が装着されるとともに、トリガ7によって上下動するプランジャ8を備えた制御バルブ9が設けられている。
Further, the
又、ボディ2内にはシリンダ10が設けられており、このシリンダ10内にはピストン11が上下摺動可能に嵌挿されている。そして、ピストン11からはプレート状のドライバブレード12が垂直下方に一体に延びており、シリンダ10内はピストン11によってピストン上室S2とピストン下室S3とに区画されている。尚、シリンダ10内の底部にはピストンバンパ13が設けられている。
A
更に、ボディ2内のシリンダ10との間の下半部には、隔壁14によって区画された戻し空気室S4が形成されており、シリンダ10の戻し空気室S4の一部を成す部分の上下には空気孔15,16がそれぞれ周方向に複数形成されており、上方の空気孔15には、ピストン上室S2からの圧縮空気の戻し空気室S4方向への流れのみを許容する逆止弁17が備えられている。
Further, a return air chamber S4 partitioned by a
他方、上記エキゾーストカバー3内には、前記シリンダ10の上面に対して接離するヘッドバルブ18が上下摺動可能に設けられており、該ヘッドバルブ18はスプリング19によって常時下方(シリンダ10の上面に密着する方向)に付勢されている。そして、このヘッドバルブ18とエキゾーストカバー3との間にはヘッドバルブ室S5が画成されており、このヘッドバルブ室S5は、不図示の空気通路を介して前記制御バルブ9に連通している。
On the other hand, a
又、ボディ2の先端部には、射出部20が取り付けられるとともに、プッシュレバー21が上下摺動可能に設けられている。
An
ここで、前記マガジン6の構成の詳細を図2〜図5に基づいて説明する。
Here, the detailed configuration of the
図2は図1のA−A線断面図、図3はマガジンカバーの背面図、図4は全ての釘を打ち終ったときの状態を示す図2のC部拡大詳細図(マガジンカバーの一部を図3のD−D線で切断した図)、図5はマガジンカバーを開くときの状態を示す図2のC部拡大詳細図(マガジンカバーの一部を図3のE−E線で切断した図)、図6はフィーダの斜視図である。 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 1, FIG. 3 is a rear view of the magazine cover, and FIG. 4 is an enlarged detailed view of a portion C in FIG. FIG. 5 is an enlarged detailed view of part C in FIG. 2 showing a state when the magazine cover is opened (part of the magazine cover is taken along line EE in FIG. 3). FIG. 6 is a perspective view of the feeder.
図2において、20は前記射出部であり、該射出部20の内部には、図4及び図5に詳細に示すように、前記ドライバブレード12(図1参照)とこれによって打撃される釘5a(2参照)を案内するための横断面矩形の射出口20aが図4及び図5の紙面垂直方向に形成されている。そして、この射出部20の端面には、多数の釘5aを連結して成る帯状の連結釘5を装填して成る前記マガジン6が横方向に取り付けられている。
In FIG. 2,
上記マガジン6は、前記射出部20に取り付けられたマガジン本体6Aと、該マガジン本体6Aに対して長さ方向(図2の上下方向、図4及び図5の左右方向)にスライドすることによって開閉されるマガジンカバー6Bと、該マガジンカバー6Bにスライド可能に設けられて連結釘5を前記射出部20の射出口20a側(図2の下方、図4及び図5の左方)に付勢するフィーダ22を備えて構成されている。
The
ここで、上記フィーダ22は、図6に示すように板金製部品であって、これに係合する押圧部材23を介してスプリング24によって射出部20側に付勢されており、マガジン6内に装填された連結釘5(図2参照)の末端部を押圧して打込動作に連動して釘5aを1本ずつ射出部20の射出口20aへと順次送り出す機能を果たす。
Here, the
ところで、図6に示すように、フィーダ22には、連結釘5の末端部に当接してこれを射出部20側に押圧する幅広の扁平な先端部22aが設けられており、この先端部22aの後方(連結釘5の送り出し方向に対して後方(図2及び図3の上方、図4及び図5の右方))の左右両側(2箇所)には矩形板状の第1のストッパ22bが直角に折り曲げられて立設されている。そして、フィーダ22の前記第1のストッパ22bから後方へ図示eだけオフセットした位置には矩形板状の第2のストッパ22cが直角に折り曲げられて立設され、更にその後方には同様の矩形板状の大きなガイド突起22dが直角に折り曲げられて立設されている。
By the way, as shown in FIG. 6, the
即ち、フィーダ22には、板金のプレス加工等による折り曲げ成形によって第1及び第2のストッパ22b,22cとガイド突起22dが一体に形成されている。
In other words, the
次に、以上のように構成された釘打機1の動作を図1に基づいて説明する。
Next, the operation of the nailing
図示の被打込材Wへの釘打作業に際しては、連結釘5を図2に示すようにマガジン6に装填し、エアプラグ4に不図示のエアホースを繋ぐ。すると、エアコンプレッサ等の不図示の圧力供給源からエアホースを経て釘打機1のボディ2内の蓄圧室S1に圧縮空気が供給されて蓄積され、その一部は、不図示の空気通路を経て制御バルブ9内に流入し、更に不図示の空気通路を通ってヘッドバルブ室S5へ流入する。
When nailing the workpiece to be driven W shown in the figure, the connecting
ヘッドバルブ室S5へ流入した圧縮空気は、その圧力でヘッドバルブ18をシリンダ10の上端部に密着させてシリンダ10内のピストン上室S2と蓄圧室S1との連通を遮断し、蓄圧室S1内の圧縮空気のピストン上室S2への流入を防ぐため、ピストン11は静止したままの状態を保ち、釘打作業はなされない。
The compressed air that has flowed into the head valve chamber S5 causes the
次に、トリガ7の引き操作とプッシュレバー21の被打材Wへの押し当て操作の双方がなされると、制御バルブ9内のプランジャ8が押し上げられ、ヘッドバルブ室S5の圧縮空気が不図示の空気通路を通って大気中に排出される。すると、蓄圧室S1内の圧縮空気の圧力でヘッドバルブ18が押し上げられ、シリンダ10が開口すると同時にシリンダ10内のピストン上室S2と大気とが遮断され、蓄圧室S1の圧縮空気がシリンダ10内のピストン上室S2に流入し、ピストン11は圧縮空気の圧力で急激に下死点側に向かって下降するため、マガジン6から射出部20の射出口20a(図4及び図5参照)へと供給された釘5a(図2参照)がドライバブレード12によって打撃される。そして、ドライバブレード12によって打撃された釘5aは、射出部20の射出口20aに案内されて被打込材Wに打ち込まれる。尚、ピストン11がシリンダ10内を下降して下死点に達すると、該ピストン11がピストンバンパ13に当接して該ピストンバンパ13を弾性変形させるため、このピストンバンパ13の弾性変形によって余剰エネルギーが吸収される。
Next, when both the pulling operation of the
次に、トリガ7を元に戻すか、或はプッシュレバー21を被打込材Wから離すと、プランジャ8が元に戻り、制御バルブ9内に圧縮空気が流入し、不図示の空気通路を通ってヘッドバルブ室S5にも圧縮空気が流入し、ヘッドバルブ18が下死点に移動して蓄圧室S1とシリンダ10内のピストン上室S2との連通が遮断されるとともに、シリンダ10内のピストン上室S2が大気に連通する。すると、戻し空気室S4に蓄積されていた圧縮空気によってピストン11がシリンダ10内を押し上げられ、該ピストン11が急激に上死点に移動する。これに伴ってシリンダ10内のピストン上室S2内の圧縮空気は、不図示の空気通路を通って大気に排出され、ピストン11及びドライバブレード12は図1に示す初期状態に戻る。
Next, when the
以上の工程を繰り返すことによって、マガジン6内に装填された連結釘5の釘5aが被打込材Wに連続的に打ち込まれていく。
By repeating the above steps, the
次に、マガジン6の作用を図2〜図6に基づいて説明する。
Next, the operation of the
マガジン6においては、図2に示すように、その内部に装填された連結釘5がスプリング24にて付勢されたフィーダ22によって射出部20側へと押圧されており、前述のように釘5aの打込作業が連続的に行われると、連結釘5の多数の釘5aは先頭のものから1本ずつ射出部20の射出口20aへと順次供給されてドライバブレード12によって打ち込まれる。
In the
而して、マガジン6内の全ての釘5aが被打込材Wに打ち込まれてマガジン6内に釘5aが無くなると、図4に示すように、フィーダ22の第1のストッパ22bが射出部20の端面20bに当接するためにフィーダ22の移動が規制され、フィーダ22は、その先端部22aが射出部20の射出口20aに所定量だけ突出する位置で停止する。尚、フィーダ22においては、残り最後の1本の釘5aが射出部20の射出口20aに入っている場合は、第1のストッパ22bは射出部20の端面20bには当接しないようになっており、最後の釘5aまで確実にフィーダ22の先端部22aで押圧することができ、最後の釘5aが射出口20aから脱落することはない。又、最後の釘5aを打ち込んだ後に、第1のストッパ22bが射出部20の端面20bに当接するようになっている。
Thus, when all the
ところで、本実施の形態では、2個(複数個)の第1のストッパ22bがスプリング24の両側に設けられているため、フィーダ22の先端部22aが射出口20a内で傾くことがなく(平行)、釘5aが無くなって空打ちしたときにドライバブレード12がフィーダ22の先端部22aに均一に接触することができ、フィーダ22の破損を防ぐことができるとともに、フィーダ22とドライバブレード12の摩耗を低減させることができる。尚、第1のストッパ22bをスプリング24の両側に設けると、これらを更に有効に作用させることができる。
By the way, in the present embodiment, since the two (plural)
そして、マガジン6内に次の連結釘5を補充する等のためにマガジンカバー6Bをマガジン本体6Aに対して図5の矢印方向(後方)へスライドさせてこれを開くと、フィーダ22の第2のストッパ22cが図5に示すようにマガジンカバー6Bの前壁内面6cに当接するため、フィーダ22のガマガジンカバー6B外への飛び出しが防がれ、該フィーダ22はマガジンカバー6Bと共にスライドする。尚、前述のようにフィーダ22の第2のストッパ22cは第1の突起22bに対してeだけ後方へオフセットしているため、フィーダ22の先端部22aはマガジンカバー6の前端面から前方へeだけ飛び出す。尚、本実施の形態では、第2のストッパ22cは1箇所にしか設けられていないが、2個以上(複数個)設けることによって、マガジンカバー6Bを開いたときにフィーダ22がスプリング24の摺動方向に対して傾くことがないため、マガジン6に連結釘5を装填した後にマガジンカバー6Bを閉じる際にフィーダ22が滑らかにマガジンカバー6B上を摺動することができる。そして、第2のストッパ22cをスプリング24の両側に設けると、これらを更に有効に作用させることができる。
When the
以上のように、本実施の形態によれば、マガジン6内に釘5aが無くなったときに、フィーダ22の第1のストッパ22bを射出部20の端面20bに当接させてフィーダ22の位置を規制し、該フィーダ22の先端部22aが射出部20の射出口20aに所定量以上突出しないようにして、空打ち(釘5aが無い状態で打込動作を行うこと)を実施した場合でも、ドライバブレード12がブィーダ22の斜面22eに当接するため、フィーダ22はマガジン6内を後退(図1において右動)する。このため、フィーダ22には大きな荷重が加わることがなく、該フィーダ22の破損が防がれるとともに、マガジンカバー6Bをマガジン本体6Aに対してスライドさせて開いたときに、フィーダ22の第2のストッパ22cをマガジンカバー6Bの前壁内面に当接させてフィーダ22の飛び出しを防ぐことができる。そして、このような機能を果たす第1及び第2のストッパ22b,22cをフィーダ22に設け、これらのストッパ22b,22cを既設の射出部20とマガジンカバー6Bにそれぞれ当接させるようにしたため、第1及び第2のストッパ22b,22cを当接させるための新たな部品が不要となり、部品点数や組付工数の増加を招くことなくマガジン6のフィーダ22の位置を規制することができる。
As described above, according to the present embodiment, when the
又、フィーダ22を第1及び第2のストッパ22b,22cと共に一体に構成したため、該フィーダ22の構造が単純化するとともに、その成形が容易化する。
Further, since the
尚、以上は本発明を空気式釘打機に適用した形態について説明したが、本発明は、電動式、燃焼式釘打機等に対しても同様に適用可能であるとともに、釘打機以外のピンやステープラー等の止具を打ち込むための他の打込機に対しても適用可能であることは勿論である。 Although the present invention has been described with respect to an embodiment in which the present invention is applied to a pneumatic nailing machine, the present invention can be applied to electric and combustion nailing machines and the like in addition to the nailing machine. Of course, the present invention can be applied to other driving machines for driving fasteners such as pins and staplers.
1 釘打機(打込機)
2 ボディ
3 エキゾーストカバー
4 エアプラグ
5 連結釘(連結止具)
5a 釘(止具)
6 マガジン
6A マガジン本体
6B マガジンカバー
6c マガジンカバーの前壁内面
7 トリガ
8 プランジャ
9 制御バルブ
10 シリンダ
11 ピストン
12 ドライバブレード
13 ピストンバンパ
14 隔壁
15,16 空気孔
17 逆止弁
18 ヘッドバルブ
19 スプリング
20 射出部
20a 射出口
20b 射出部の端面
21 プッシュレバー
22 フィーダ
22a フィーダの先端部
22b 第1のストッパ
22c 第2のストッパ
22d ガイド突起
22e フィーダの斜面
23 押圧部材(フィーダピース)
24 スプリング
S1 蓄圧室
S2 ピストン上室
S3 ピストン下室
S4 戻し空気室
S5 ヘッドバルブ室
W 被打込材
1 Nailer (driving machine)
2
5a Nail (fastener)
6
24 Spring S1 Pressure accumulating chamber S2 Piston upper chamber S3 Piston lower chamber S4 Return air chamber S5 Head valve chamber W Material to be driven
Claims (5)
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JP2006142775A JP2007313573A (en) | 2006-05-23 | 2006-05-23 | Driving machine |
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---|---|---|---|
JP2006142775A JP2007313573A (en) | 2006-05-23 | 2006-05-23 | Driving machine |
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JP2006142775A Withdrawn JP2007313573A (en) | 2006-05-23 | 2006-05-23 | Driving machine |
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-
2006
- 2006-05-23 JP JP2006142775A patent/JP2007313573A/en not_active Withdrawn
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