JP2007312509A - 携帯電話器用充放電装置及び充電方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 外出先等で簡単に携帯電話に充電することのできる充放電装置を提供する。
【解決手段】 商用電源に接続される定置式共用充放電器と、接続状態で該共用充放電器から供給される電気エネルギを蓄える電気化学二重層コンデンサから成る蓄電部と、定電圧出力部と、上記共用充放電器に接続分離自在であって携帯可能な複数個の携帯充放電器とを具備し、上記携帯充放電器の上記定電圧出力部を、携帯電話器のバッテリに接続分離自在に接続して充電するように構成した携帯電話器用充放電装置。
【選択図】 図4
【解決手段】 商用電源に接続される定置式共用充放電器と、接続状態で該共用充放電器から供給される電気エネルギを蓄える電気化学二重層コンデンサから成る蓄電部と、定電圧出力部と、上記共用充放電器に接続分離自在であって携帯可能な複数個の携帯充放電器とを具備し、上記携帯充放電器の上記定電圧出力部を、携帯電話器のバッテリに接続分離自在に接続して充電するように構成した携帯電話器用充放電装置。
【選択図】 図4
Description
本発明は、携帯電話器用充放電装置及び充電方法に関する。
従来、以下に示すような種々の携帯電話器等の充放電器が知られており、それぞれに問題があった。まず、商用電源に充電器を接続し、その充電器に携帯電話器のバッテリを接続して長時間掛けて充電するものが一般的であったが、この充放電器は、充電器設置場所に携帯電話器が拘束されるという問題点があった。また、携帯電話器に制御器を通じて乾電池を接続して充電するものはあったが、乾電池が消耗すると取り替える必要があり、コスト高になっていた。さらに、予備の携帯用バッテリを用意する例もあるが、高価であり、サイクルの早い携帯電話器の予備電池の需要は少ない。
一方、電気二重層コンデンサを二次電池に変えて電源とし複数のコ−ドレス機器を共通の充電器で充電するものも知られている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、このものは、携帯電話器の移動携行用に適さない。また、コ−ドレス機器の電気二重層コンデンサと接続される充電用直流電源と、その直流電源と電気二重層コンデンサ間に並列に接続される充電用コンデンサを直流電源で充電し、その充電された充電用コンデンサでもって電気二重層コンデンサに充電する技術は知られている(例えは上記特許文献1の請求項1参照)。しかし、充電用コンデンサに充電された電気エネルギを電気二重層コンデンサに移し変えるのみで携帯電話器の急速バッテリ充電には適さない。
このように上記従来のいずれの充電器(充放電器)も、携帯電話器用としては適切なものが知られていなかった。例えば、商用電源をバッテリに見合う直流電圧に変換して、充電器と携帯電話器を接続し、一定時間を掛けて充電するものは、バッテリが満充電になるまで携帯電話器の使用は制限されるという大きな欠点があった。特に、外出先で携帯電話器のバッテリの電力が無くなったとき、迅速容易にその携帯電話器に充電できる好適な充放電システム(装置・設備)が無く、不便であった。なお、一部に、60分〜90分を掛けて充電する設置式充放電器は用いられている。
そこで本発明の目的は、コンビニエンスストア等に定置式の大型の共用充放電器を設置し、常時充分な電気エネルギを蓄えておき、これに小型の携帯充放電器を次々と接続して、各携帯充放電器に高速充電し、その後、この携帯充放電器を共用充放電器から取り外し、携帯充放電器を携行したまま携帯電話器のバッテリに、十分な時間を掛けて充電する等の全く新しい使用方法を提案することにある。
上記の目的を達成するため、本発明に係る携帯電話器用充放電装置は、次のような構成とした。まず、請求項1に記載の充放電装置は、商用電源に接続される定置式共用充放電器と、接続状態で該共用充放電器から供給される電気エネルギを蓄える電気化学二重層コンデンサから成る蓄電部と、定電圧出力部と、上記共用充放電器に接続分離自在であって携帯可能な複数個の携帯充放電器とを具備し、上記携帯充放電器の上記定電圧出力部を、携帯電話器(T)のバッテリに接続分離自在に接続して充電するように構成したことを特徴としている。上記定置式共用充放電器は、請求項2に記載のように、コンビニエンスストア,ホテル,駅等公共場所に設置されるボックス型で、コイン投入孔と、該コイン納入孔へコインが投入されたことを検知するセンサ・スイッチとを備え、該センサ・スイッチの検知作動によって、接続状態の上記携帯充放電器の上記蓄電部へ電気エネルギを供給するように制御するON・OFF制御手段が設けられているものが好ましい。
請求項3に記載の発明では、上記定置式共用充放電器は、商用電源からの交流電力を整流・降圧する電源部と、該電源部からの直流電力を蓄える蓄電池と、接続状態の携帯充放電器に対して定電力を供給するように制御する定電力制御部と、携帯充放電器が接続分離自在に接続される端子とを備えている。また、請求項4に記載の発明は、携帯充放電器の上記蓄電部は、共用充放電器から供給される電気エネルギを蓄える複数の電気化学二重層コンデンサを直列接続して構成している。
さらに請求項5に記載の発明は、上記共用充放電器から携帯充放電器の上記蓄電部へ充電のために流れる電流を(I1 )とし、上記携帯電話器(T)のバッテリを充電するために上記蓄電部から定電圧出力部へ流れる電流を(I2 )とすると、I1 》I2 となるように構成している。この場合、請求項6に記載の発明のように、5≦I1 /I2 ≦200に設定しておくのが好ましい。
また、請求項7に記載の携帯電話器への充電方法は、コンビニエンスストア,ホテル,駅等公共場所にボックス型の共用充放電器を設置し、電気化学二重層コンデンサを有する携帯充放電器を上記共用充放電器から分離して携帯し、携帯中に上記携帯充放電器を携帯電話器(T)に接続して、充電させることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、1台の定置式共用充放電器で多数の携帯充放電器を次々と短時間に充電できる。従って、定置式共用充放電器の場所に拘束される時間が短時間で済み、携帯充放電器の充電後は、直ちに、移動できるので便利である。さらに、携帯充放電器のコンパクト化を図り易く、携帯電話器Tと共に充電した携帯充放電器内を、カバンやハンドバッグやポケットに入れて持ち運べば、出先で必要な時、いつでも携帯電話器Tへ充電できる。また、定電圧出力部によって、携帯電話器Tのバッテリに定電圧を供給して充電するので、長い時間にわたって十分に充電させることができる。なお、本発明では、蓄電手段として、従来の電気二重層コンデンサではなく、電解質を含む電気化学二重層コンデンサを用いるので、同じ寸法の従来の電気二重層コンデンサに比べて蓄電容量が大きく、従来の電気二重層コンデンサの2倍程度の体積エネルギー密度を達成することができるので、この点でもコンパクトで便利なものとすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、共用充放電器は一般の人が利用に便利な場所に設置(固定)されているので、使い易く、また、コイン投入によって携帯充放電器への電気エネルギ供給が自動的に開始されるので便利である。また、請求項3に記載の発明によれば、定置式充放電器は定置式であるから重量大であっても問題がなく、従って、携帯充放電器側を十分に軽量化して、コンパク化を図り得る。
請求項4に記載の発明によれば、直列接続の電気二重層コンデンサは、携帯充放電器の軽量・コンパクト化を図る上で有効であり、かつ、携帯電話器Tのバッテリを充電するに必要な電気エネルギを十分に蓄え得る。
請求項5又は請求項6に記載の発明によれば、人の自由が拘束されるところの定置式充放電器では十分急速な充電ができ、他方、人の自由が拘束されない(出先でのハンドバッグやポケット等内での充電が可能な)携帯電話器Tへの充電では、(リチウム・イオン又はニッカド電池等から成る)バッテリに好適なゆっくりとした充電が行われるので、合理的であり、使い勝手が著しく優れている。
請求項7に記載の発明によれば、急いで充電したいときには、コンビニエンスストア等で、一旦、携帯充放電器に急速充電し、その後、出先に於て、ゆっくりと時間を掛けて、携帯電話器Tのバッテリを充電するので、従来の充電方法の不便を解決でき、極めて便利である。
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
図1及び、図2に於て、16はボックス型(箱型)の定置式共用充放電器であり、20・・・ は、ハンドバッグ、袋物、ポケット等に収納して携帯可能な(小型の)複数個の携帯充放電器を示す。ボックス型の共用充放電器16は、コンビニエンスストア,ホテル,(列車やバス等の乗物の)駅やその他の公共場所に設置されるもので、コイン投入孔12と、携帯充放電器20を接続するための差込口(端子)5を有している。
図1〜図4に於て、定置式共用充放電器16は、商用電源18に入力プラグ(接続端子部)19を介して接続され、電源部1にて100V交流を例えば12V直流に整流・降圧する。この直流電源は制御部2を経て蓄電池3に供給され、電気エネルギとして蓄えられる。定置式の共用充放電器16としては、上記蓄電池3は十分に大型のものを使用可能である。
4は定電力制御部であり、蓄電池3からの出力側に接続され、この定電力制御部4の出力側は前記端子(差込口)5に接続される。前記コイン投入孔12へコイン13が投入されたことを検知するセンサ・スイッチ14が共用充放電器16のボックスB内に設けられている。このセンサ・スイッチ14からのコイン検出信号I14は前記定電力制御部4へ送られる。そして、この定電力制御部4によって、接続状態の携帯充放電器20の蓄電部7へ電気エネルギを供給するように制御される。
即ち、定置式共用充放電器16は、センサ・スイッチ14の検知作動によって、接続状態の携帯充放電器20の蓄電部7へ電気エネルギを供給するよう制御するON・OFF制御手段30を有しており、このON・OFF制御手段30は、上記センサ・スイッチ14と、(上記検出信号I14を送る)配線と、定電力制御部4とから構成される。
要するに、定置式共用充放電器16は、商用電源18からの交流電力を整流・降圧する電源部1と、この電源部1からの直流電力を蓄える蓄電部3と、この蓄電部3への充電量を管理する制御部2と、接続状態の携帯充放電器20に対して定電力を供給するように制御する定電力制御部4と、携帯充放電器20が接続分離自在に接続される端子(差込口)5、及び、センサ・スイッチ14等を備えている。しかも、コイン13の投入をセンサ・スイッチ14が検知作動すると、携帯充放電器20への電気エネルギを供給開始するように制御するON・OFF制御手段30が設けられている。
図1に於て、15はLEDランプや液晶等の充電管理表示部であり、ON・OFF制御手段30によるON・OFFの各表示、及び携帯充放電器20の蓄電部7への充電状態又は充電量をこの表示部15に表示する。携帯充放電器20の保持者は、この表示部15に従って、接続端子6を差込口(端子)5から分離すればよい。なお、蓄電池3は固定ボックスB内に設置されているので、大型のバッテリ大容量のものを使用でき、しかも、電源部1及び制御部2によって、フロ−ト充電を行って、常時この蓄電池3を満充電状態で待機させることが望ましい。
図3は、図1に示したコイン投入口12の下方に続く(ボックスB内の)コイン通路31を示すもので、桶状誘導部材32をもってコイン通路31を形成しており、前記センサ・スイッチ14はコ字状で、桶状誘導部材32を抱き込むように付設されている。
携帯充放電器20は、薄い扁平箱型ケ−ス17を有し、例えば、縦辺L1 が10cm〜15cm,横辺L2 が8cm〜10cm,厚さL3 が0.5cm〜3cmの小型で、ハンドバッグやカバンに容易に収納して携帯可能な大きさ(サイズ)となっている。この携帯用ケ−ス17から2本の細いコ−ド33,34が突設されている。一方のコ−ド33の先端には、前記端子5に接続分離自在に接続される入力端子6が設けられ、他方のコ−ド34の先端には出力端子35が付設される。
携帯充放電器20は、端子5と端子6の接続状態で、共用充放電器16から供給される電気エネルギを蓄える複数の電気化学二重層コンデンサ8・・・ から成る蓄電部7と、定電圧出力部10とを備えている。そして、この携帯充放電器20の定電圧出力部10を、携帯電話器Tのバッテリ11に接続分離自在に接続することにより充電が可能である。具体的には、出力端子35が携帯電話器Tの接続端子部36に接続される。
図8と図4に示す如く、携帯充放電器20の蓄電部7は、共用充放電器16からの電気エネルギを蓄える複数の電気化学二重層コンデンサ8・・・ を、直列接続して構成されている。つまり、この直列接続される電気化学二重層コンデンサ8・・・ は、静電容量C1 ,C2・・・・・,Cn を有し、V1 ,V2 ,・・・・・,Vn は端子電圧を示す。Eは蓄電部7の供給電圧であって、E=V1 +V2 +・・・・・ +Vn (総電圧)に相当する。
図4に於て、端子5に端子6を接続し、共用充放電器16から携帯充放電器20の蓄電部7へ充電のために流れる電流をI1 とし、その後の端子35と接続端子部36を接続した状態で携帯電話器Tのバッテリ11を充電するために蓄電部7から定電力出力部10へ流れる電流をI2 とすると、I1 ≫I2 となるように設定する。即ち、5≦I1 /I2 ≦200のように設定する。例えば、I1 =40A,I2 =0.5Aのように設定すれば、I1 /I2 =80(倍)となり、I1 =100A,I2 =0.5Aのように設定すれば、I1 /I2 =200(倍)となる。大容量の蓄電部7によって、直列接続された電気化学二重層コンデンサ8・・・ に充電するに要する時間t1 は、例えば約10sec〜約40secであるので、便利であり、コンビニエンスストアや公共場所等にて、次々と、持ち込まれる多数の携帯電話器20に能率よく充電を完了してゆくことができる。充電が終われば、その満充電の携帯放充電器20を携帯(持ち歩き)しつつ、携帯電話器20に、十分な時間(一般に60分〜90分)を掛けて充電するすることが可能である。言い換えれば、コンビニエンスストアや公共場所等に設置された共用充放電器16の場所には、短時間拘束されるのみで、高速(10sec〜40sec)の充電の後は、直ちに携帯して持ち運び(移動)が可能であり、その間にも通話ができるので便利である。
次に、電源部1としては、例えば、図5又は図6若しくは図7に示す回路図が適用できる。図5に於て、この電源部1は、商用電源18から電力が供給される整流回路22と、整流回路22から電気エネルギが供給されるスイッチング部23及び補助電源24と、スイッチング部23から出力トランス25を介して電気エネルギが供給される高周波整流回路26とを備えている。さらに、高周整流回路26から制御部2・蓄電池3(図4参照)へ供給される電気エネルギの電圧を検出して定電圧とするための定電圧制御部27及びPWM制御部28からスイッチング部23へ制御信号が送信される駆動トランス29とを備えている。
また、図6に示す電源部1では、商用電源18からの電力が供給される整流器38と、平滑コンデンサ39,40と、チョ−クコイル41をもって構成される。図7では、商用電源18を、まず、降圧トランス42へ供給し、その後に、整流器38、及び、平滑コンデンサ39,40と、チョ−クコイル41に送るように構成されている。
上述のような充放電装置(システム)を用いて、携帯電話器Tへ充電する方法について、以下に説明する。コンビニエンスストア、ホテル、駅、その他の公共場所等にボックス型の共用充放電器16を設置し、商用電源18に接続し、蓄電池3を充電して、フロ−ト充電として満充電状態で待機させておく。予め多数の(一揃えの)携帯充放電器20・・・ を多数の使用者に販売しておき、使用者は、必要に応じて上記コンビニエンスストアや公共場所等に設置の共用充放電器16の差込口(端子)5に、携帯充放電器20の端子6を接続すると共に共用充放電器路16のコイン投入孔12にコイン13を投入する。センサ・スイッチ14がそのコイン13の投入を検知し、検出信号I14によって定電力制御部4から、電流I1 のように、急速充電される。長くとも、1分〜2分にてその急速充電は完了する。好ましくは、10sec〜40sec、さらに望ましくは、13sec〜20secとする。充電管理表示部15にてその充電の完了を知ることができる。
その後、携帯充放電器20を共用充放電器16から分離する。この分離によって、直ちに携帯(移動)が可能となり、ハンドバッグやポケットやカバンに収納して移動し、その移動中に、携帯充放電器20を携帯電話器Tに接続して、充電することができる。
携帯電話器Tのバッテリ11は、イチウム・イオン又はニッカド電池が用いられているので、電池の性質上、満充電に達するまでには、一般に、60分〜90分も掛かるが、人が移動中(外出中)に小型の携帯充放電器20から容易に充電させることができるのである。このように、携帯充放電器20を介して充電することにより、電定置式の共用充放電器16の設置場所に、携帯電話が60分〜90分も拘束される不便が生じない。
本発明に係る携帯電話器用充放電装置及び充電方法は、比較的簡単な構成で、工業生産が容易であり、従来不便を感じていた携帯電話機の充電を外出先等で適宜行うことができるので、情報の伝達上きわめて便利なものである。
1 電源部
3 蓄電池
4 定電力制御部
5 端子
7 蓄電部
8 電気化学二重層コンデンサ
10 定電圧出力部
11 バッテリ
12 コイン投入孔
13 コイン
14 センサ・スイッチ
16 共用充放電器
18 商用電源
20 携帯充放電器
30 ON・OFF制御手段
T 携帯電話器
I1 電流
I2 電流
3 蓄電池
4 定電力制御部
5 端子
7 蓄電部
8 電気化学二重層コンデンサ
10 定電圧出力部
11 バッテリ
12 コイン投入孔
13 コイン
14 センサ・スイッチ
16 共用充放電器
18 商用電源
20 携帯充放電器
30 ON・OFF制御手段
T 携帯電話器
I1 電流
I2 電流
Claims (7)
- 商用電源(18)に接続される定置式共用充放電器(16)と、接続状態で該共用充放電器(16)から供給される電気エネルギを蓄える電気化学二重層コンデンサ(8)から成る蓄電部(7)と、定電圧出力部(10)と、上記共用充放電器(16)に接続分離自在であって携帯可能な複数個の携帯充放電器(20)・・・ とを具備し、上記携帯充放電器(20)の上記定電圧出力部(10)を、携帯電話器(T)のバッテリ(11)に接続分離自在に接続して充電するように構成したことを特徴とする携帯電話器用充放電装置。
- 定置式共用充放電器(16)は、コンビニエンスストア,ホテル,駅その他の等公共場所に設置されるボックス型で、コイン投入孔(12)と、該コイン納入孔(12)へコイン(13)が投入されたことを検知するセンサ・スイッチ(14)とを備え、該センサ・スイッチ(14)の検知作動によって、接続状態の上記携帯充放電器(20)・・・ の上記蓄電部(7)へ電気エネルギを供給するように制御するON・OFF制御手段(30)が設けられている請求項1記載の携帯電話器用充放電装置。
- 定置式共用充放電器(16)は、商用電源(18)からの交流電力を整流・降圧する電源部(1)と、該電源部(1)からの直流電力を蓄える蓄電池(3)と、接続状態の携帯充放電器(20)に対して定電力を供給するように制御する定電力制御部(4)と、携帯充放電器(20)が接続分離自在に接続される端子(5)を備えている請求項1又は2記載の携帯電話器用充放電装置。
- 携帯充放電器(20)の上記蓄電部(7)は、共用充放電器(16)から供給される電気エネルギを蓄える複数の電気化学二重層コンデンサ(8)・・・ を直列接続して構成されている請求項1,2又は3記載の携帯電話器用充放電装置。
- 共用充放電器(16)から携帯充放電器(20)の上記蓄電部(7)へ充電のために流れる電流を(I1 )とし、上記携帯電話器(T)のバッテリ(11)を充電するために上記蓄電部(7)から定電圧出力部(10)へ流れる電流を(I2 )とすると、I1 》I2 となるように構成されている請求項1,2,3又は4記載の携帯電話器用充放電装置。
- 5≦I1 /I2 ≦200に設定した請求項5記載の携帯電話器用充放電装置。
- コンビニエンスストア,ホテル,駅その他の公共場所にボックス型の共用充放電器(16)を設置し、電気化学二重層コンデンサ(8)・・・ を有する携帯充放電器(20)を上記共用充放電器(16)から分離して携帯し、携帯中に上記携帯充放電器(20)を携帯電話器(T)に接続して、充電させることを特徴とする携帯電話器への充電方法。
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---|---|---|---|
JP2006139062A JP2007312509A (ja) | 2006-05-18 | 2006-05-18 | 携帯電話器用充放電装置及び充電方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010095292A1 (ja) * | 2009-02-23 | 2010-08-26 | 株式会社村田製作所 | バッテリーモジュール |
US8718717B2 (en) | 2009-07-30 | 2014-05-06 | Orna Vaknin | Public cellular telephone charging station |
WO2021161546A1 (ja) * | 2020-02-15 | 2021-08-19 | 辻プラスチック株式会社 | 自然エネルギーを用いた充電装置 |
-
2006
- 2006-05-18 JP JP2006139062A patent/JP2007312509A/ja active Pending
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