JP2007312375A - Eponのための改善されたアップストリームデータトラフィック管理 - Google Patents

Eponのための改善されたアップストリームデータトラフィック管理 Download PDF

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Abstract

【課題】EPONにおけるアップストリームデータトラフィック管理を改善する。
【解決手段】あるスキームが、加入者のONUからOLTへ伝送されたアップストリームデータに対応する伝送ウィンドウを割り当てるために用いられる。論理リンクのキューは、キュー格納部内にグループ化され、OLTは、キュー格納部にアップストリーム伝送ウィンドウを割り当てる。論理リンクは、キュー格納部に割り当てられたアップストリーム伝送ウィンドウをキュー格納部内のキューに付与する。
【選択図】図4a

Description

本発明は、一般的には、イーサネット(登録商標)パッシブ光ネットワーク(EPON)に関し、詳細には、EPONにおいてアップストリームデータトラフィック割当を管理することに関する。
EPONの大量配置が進むにつれて、より多くの人々がネットワークアクセスのためにこの技術に依存している。ネットワークユーザが、IPを介した音声、ビデオ・オン・デマンド等の、ネットワーク通信に大きく依存するより多くのサービスを利用しているので、EPONの性能への要求が高まっている。
EPONにおいて、複数の光ネットワークユニット(ONU)と一つの光ラインターミネーション(OLT)とが存在する。OLTは、一般的には中央局(CO)に存在し、EPONを一以上の外部ネットワークに接続する。ONUのそれぞれは、一般的には加入者の家に存在し、加入者をEPONに接続する。また、ONUは、複数の加入者に接続可能である。
OLTは、EPONにおいてデータがどのように通信されるかを制御する。EPONを介した全てのデータ通信は、EPONの二つのONU間に存在するOLTを経由しなければならない。OLTからのダウンストリームトラフィックは、標準的なイーサネット(登録商標)トラフィックである。各ONU内のOLTとのデータを送受信する構成要素は、論理リンクと呼ばれ、固有の論理リンク識別子(LLID)によって識別される。ローカルリンクは、異なるトラフィック優先順位に対応する複数のローカルキューを保持することができる。例えば、音声パケットは、(より低い優先順位のウェブトラフィック又はピアツーピアトラフィックを含むことができる)データパケットの前に優先されるべきであり、それ故に、音声パケットは、データパケットを有するキューよりも高い優先順位を有するキューに配置される。EPONには複数のONUが存在するので、異なるONUからの二以上の論理リンクがデータをOLTに向けてアップストリーム方向に同時に伝送することがあり、アップストリームトラフィックにおけるコリジョンを引き起こしてしまう。コリジョンが発生するのを回避するために、EPONは、IEEE 802.3ahに記載された制御プロトコルに従う。
IEEE 802.3ahに記載された制御プロトコルは、マルチポイント制御プロトコル(MPCP:Multi-Point Control Protocol)を用いてEPONのアップストリームトラフィックを管理する。MPCPによると、各論理リンクは、そのローカルキューのアップストリーム伝送要求をOLTに報告する。OLTは、リクエストに基づいて、アップストリーム伝送帯域幅をアップストリーム伝送ウィンドウに分割し、アップストリーム伝送ウィンドウを論理リンクに割り当てる。伝送ウィンドウを割り当てるために、OLTは、動的帯域幅割当(DBA)アルゴリズムを用いる。論理リンクのそれぞれは、ローカルキューの要求及び優先順位に基づいて、割り当てられたアップストリーム伝送帯域幅をそのローカルキューに順に付与する。
このアプローチは、EPON加入者に提供するサービスの品質の点で不十分である。サービスの品質は、サービスの伝送品質及び利用性を反映する伝送システムのための性能の指標である。従来のアプローチは、特に論理リンクが複数のイーサネット(登録商標)をサポートする場合に、非効率的なアップストリーム帯域幅割当に終わってしまう。例えば、一のイーサネット(登録商標)が連続的で高い優先順位のアップストリーム伝送要求を生成する場合には、論理リンクに割り当てられる帯域幅のほとんどを占有するおそれがある。この場合には、同一のイーサネット(登録商標)ポートのより低い優先順位の伝送要求と同一論理リンクの他のイーサネット(登録商標)ポートのアップストリーム伝送要求とが残りの制限された伝送ウィンドウを共有するために残ってしまう。
従来のアプローチの他の問題点は、割当機構が最小の帯域幅を特定のストリームに保証すること(例えば、良質なVOIP接続を維持するために必要な帯域幅を保証すること)ができないことである。また、OLTは、ローカルキューに対するアップストリーム帯域幅の付与を論理リンクに任せ、論理リンクごとの原則のみに基づいてアップストリーム帯域幅を割り当てるので、加入者への良質のサービスを提供及び維持するためにEPONを構成又は再構成することは困難である。
いくつかのアプリケーションは、複数の論理リンクを、イーサネット(登録商標)ポートに関連付けられた一のONUに割り当てることによりサービスの品質を向上しようとする。OLTは論理リンクに基づいて帯域幅を割り当てるので、論理リンクを有するイーサネット(登録商標)ポートは、DBAアルゴリズムによって、OLTにより最小のアップストリーム帯域幅が保証される。しかし、各論理リンクはDBA周期ごとに伝送要求をOLTに報告するので、EPON内の大量の論理リンクは、アップストリームのオーバーヘッド(例えば、報告メッセージをOLTに伝送するために論理リンクにより用いられるアップストリーム帯域幅)を増大させる。このことは、換言すると、アップストリームトラフィックのかなりの部分を消費し、加入者に不十分なアップストリーム帯域幅を与えることになる。
したがって、アップストリーム帯域幅を論理リンクのキューに割り当てるための機構を改良することにより、EPONのための改善されたアップストリームデータトラフィック管理を提供するシステム及びプロセスが必要である。
本発明の実施形態は、IEEE 802.3ahに記載された制御プロトコルに他のレベルの粒度を追加することにより、EPONのためのアップストリームデータトラフィックを管理する。このことは、アップストリームのオーバーヘッドを増大させることなく行われるといった効果を奏する。
一実施形態において、ONUの論理リンクのローカルキューは、一以上のキュー格納部内にグループ化される。論理リンクは、全てのローカルキューの伝送要求を帯域幅リクエストメッセージ内のOLTに提示する。OLTは、キューを関連付けられたキュー格納部内にマッピングし、各キュー格納部からの帯域幅リクエストに基づいてアップストリーム伝送ウィンドウを割り当て、帯域幅割当メッセージをアップストリーム伝送ウィンドウの割当を記述する論理リンクに提示する。各キュー格納部のために、論理リンクは、当該論理リンクに割り当てられたアップストリーム伝送ウィンドウを分割し、関連付けられたローカルキューに付与する。伝送要求及び関連付けられたローカルキューの優先順位によると、論理リンクはアップストリーム伝送ウィンドウを単一のローカルキューに付与することができることに留意されたい。
同一の論理リンクによりサポートされる複数のイーサネット(登録商標)ポートに良質なサービスを提供するための他の方法は以下の通りである。各イーサネット(登録商標)ポートは、異なるキュー格納部に関連付けられており、イーサネット(登録商標)ポートからの全ての伝送要求は、対応するキュー格納部に関連付けられたキューに反映されている。論理リンクは、全てのローカルキューの伝送要求をOLTに提示する。OLTは、伝送ウィンドウをキュー格納部に割り当て、割当を論理リンクに提示する。論理リンクは、キュー格納部とのキューの関連性に基づいて、割り当てられた伝送ウィンドウをローカルキューに付与し、当該論理リンクによりサポートされた各イーサネット(登録商標)ポートの良質なサービスの品質を保証する。
本発明の実施形態は、追加的なアップストリームのオーバーヘッドを招くこと無く、EPONのための改善されたアップストリームデータトラフィック管理を提供する。このように、OLTは、論理リンクのキューのサブセットに対して最小の帯域幅割当を保証することができる。さらに、この特徴は、一の論理リンクがOLTによって各イーサネット(登録商標)ポートごとに別々になされた帯域幅割当を有する複数のイーサネット(登録商標)ポートをサポートすることを可能とする。これらの利点は、IEEE 802.3ahで定義された既存の報告/ゲート調整法を修正すること無く用いることにより実現可能である。
図1を参照すると、改善されたアップストリームデータトラフィック管理を有するEPON100の一実施形態のアーキテクチャを説明するためのブロック図が示されている。EPON100は、一のOLT110と、複数のONU120a〜120nと、光ファイバ130と、を備えている。EPON100はインターネットサービスプロバイダ(ISP)ネットワークであるが、他の大規模ネットワークシステムであってもよい。
EPON100において、OLT110は、光ファイバ130、スプライス(図示せず)、スプリッタ(図示せず)等の受動光学部品を介して多くのONU120a〜120nに接続されている。また、OLTは、ネットワークを介してブロードバンドリモートアクセスサーバ(BRAS)140に接続されており、このネットワークは、有線ネットワークでもよく、無線ネットワークでもよい。ネットワークの例としては、インターネット、イントラネット、セルラネットワーク又はこれらの組み合わせが挙げられる。BRAS140は、インターネットに接続されている。
OLT110は、EPON100を外部ネットワークに接続するネットワーク側端部のデータ端末装置(DTE)である。OLTは、一般的には、ISPネットワークの中央局に配置される。EPON100の二つのONU120間の通信を含む、EPON100における全てのデータ通信は、OLT110を経由しなければならない。どの種類の信号を外部ネットワークから受信するかに応じて、OLT110は、外部ネットワークからの電気信号をEPON100のための光信号に変換することができる。同様に、OLT110は、EPON100からの光信号を外部ネットワークに対する電気信号に変換することができる。
ONU120a〜120nのそれぞれは、光ファイバ130からの光信号を、加入者のホーム通信装置のための電気信号に変換するネットワーク要素である。他の方向において、ONU120a〜120nは、加入者の装置からの電気信号を、光ファイバ130のための光信号に変換する。ONU120a〜120nは、一般的には、加入者の施設に配置され、加入者にネットワークアクセスを提供する。例えば、ONU120は、加入者がEPON100にアクセスすることができるように一以上のイーサネット(登録商標)をサポートする。他の実施形態において、ONU120は、例えばDSL接続を介して、ONUに接続された複数の加入者をサポートする。
ONU120a〜120nのそれぞれは、一以上の論理リンクに関連付けられている。論理リンクは、EPON100の他の論理リンクとともにEPON100内でのアップストリームを可能にし、制御し、管理する構成要素である。論理リンクは、EPON100内でOLT110との間でデータを送受信する。各論理リンクは、EPON100内で固有な論理リンク識別子(LLID)を用いて識別される。ONU120ごとの論理リンクの数は設計上の選択事項であり、ONU120a〜120nのそれぞれは、初期には一の論理リンクと関連付けられている。各加入者の要求により、ONU120は複数の論理リンクと関連付けられることが可能である。ONU120に関連付けられる論理リンクの変更は、後記するように、OLT110を介して、BRAS140によって制御可能である。論理リンクは、一般的には、OLT110により割り当てられる。ONU120に論理リンクを割り当てるOLT110のプロセスは、EPON100の他のONU120に対して透過的である。
図2には、論理リンク122に関連付けられるONU120であるONU120aが説明されている。論理リンク122は、ONU120aのメディアアクセス制御(MAC)ポート124に関連付けられている。論理リンク122は、異なるトラフィック優先順位に対応してキュー126a〜126hを維持する。実時間音声パケットを含むキュー126aは、(低い優先順位のウェブトラフィック又はピアツーピアトラフィックを含むことが可能な)データパケットを含むキュー126hよりも高い優先順位を有することができる。また、論理リンクは、一以上のキュー格納部128a〜128bを保持しており、それによって論理リンク122の一以上のキューがキュー格納部128に関連付けられている。例えば、キュー126a〜126dはキュー格納部128aに関連し、キュー126e〜126はキュー格納部128bに関連付けられている。このように、キュー格納部128は論理リンク122のための様々なタイプのトラフィックごとに生成可能であり、これによってEPON100がトラフィックのタイプごとに個別に帯域幅を保証することが可能となる。
例えば、キュー格納部128aは、実時間トラフィックのために生成可能であり、キュー格納部128bは他の全てのトラフィックのために生成可能である。このことは、EPON100がトラフィックの様々なタイプごとに最大/最小アップストリーム伝送ウィンドウを保証することを可能とする。
図1に戻ると、BRAS140は、ISPの基幹ネットワークを介して、ISPネットワークをインターネットと接続するノードである。BRAS140は、一般的には、ISPのネットワークのコアに位置する。BRAS140は、ISPネットワークとのネットワークトラフィックを伝送し、加入者のためのファイアウォール、認証及び伝送サービスを提供する。BRAS140は、EPON100のONU120のMACアドレスに対するアクセス権を有する。また、BRAS140は、加入者及び加入者のサービス権を管理するために必要なサポートをサービスプロバイダに提供する。例えば、管理者は、BRAS140において、ONU120に対して論理リンクを追加又は除去する等、ONU120における論理リンク構成を遠隔的に変更することができる。BRAS140は、OLT110を介して間接的に論理リンク構成を変更する。
EPON100は、IEEE 802.3ahで定義されたマルチポイント制御プロトコル(MPCP)によって作動する。(OLT110からONU120への)ダウンストリーム方向において、データトラフィックは、標準的なイーサネット(登録商標)トラフィックである。OLT110によって伝送された信号は、1:N受動的スプリッタ(又はスプリッタのカスケード)を経由し、全てのONU120a〜120nに到達する。EPON100内でイーサネット(登録商標)フレームを伝送する前に、OLT110は、目的のロジカルリンクに対応するLLIDをフレームのプレアンブルに挿入する。イーサネット(登録商標)フレームのプレアンブル内のLLIDに関連付けられている論理リンクのみが、フレームを受け取ることができる。
(ONU120からOKT110への)アップストリーム方向において、ONU120よって伝送された信号は、OLT110のみに到達し、他のONU120には到達しない。同時のアップストリーム伝送のコンフリクトを回避するため、MPCPは、時分割多重アクセス(TDMA)技術を適用してアップストリームトラフィックを制御する。
MPCPは、アップストリームトラフィック時間をDBAサイクル内に分割し、EPON100内の論理リンクにアップストリーム伝送ウィンドウを割り当てるために報告/許可機構を用いる。DBAサイクル内において、各論理リンクは、伝送要求を記述した報告メッセージ(REPORT message)をOLT110に送信することにより、ローカルキューによるアップストリーム伝送要求をOLT110に報告する。OLT110は、各キューのキュー格納部との関連性を識別し、DBAアルゴリズムによってキュー格納部のそれぞれのためのアップストリーム伝送ウィンドウ割当を決定する。DBAアルゴリズムは、OLT110によって受信されたサービス内容合意書(SLA)パラメータ及び伝送要求に基づいている。OLT110は、次のDBAサイクル中に、好適な論理リンクへの割当を記述したゲートメッセージを送信する。なお、全ての論理リンクからのOLT110への送信要求に代えて、実際の伝送要求を有する論理リンクのみが報告メッセージを送信し、OLT110が要求された論理リンクに対してのみ返信してもよい。他の実施形態において、OLT110は、報告メッセージに関するリクエストを各ONU120に送信し、報告メッセージに対応してアップストリーム帯域幅を割り当てることにより、ONU120が報告メッセージを有するリクエストを返信するか否かに関わらず、割り当てられた帯域幅が他の目的に用いられないようにすることができる。OLT110は、アップストリーム帯域幅を完全に制御する。
図3には、IEEE 802.3ahで定義された、報告メッセージ300及びゲートメッセージ310の標準的なフォーマットが示されている。前記したように、報告メッセージは、論理リンクのローカルキューによるアップストリーム伝送要求をOLT110に知らせるために、論理リンクからOLT110に送信される。報告メッセージ300は、キュー報告301〜308に保存された、最大で8個までのアップストリーム要求を含む。ゲートメッセージは、アップストリーム伝送ウィンドウの論理リンク割当を論理リンクのキュー格納部に知らせるために、OLT110から論理リンクに送信される。ゲートメッセージ310は、許可開始時刻311〜314及び対応する長さ315〜318に保存された、4個までの許可を含む。許可開始時刻311〜3114のそれぞれは、許可された伝送ウィンドウの開始時刻を表す。対応する長さ315〜318のそれぞれは、許可された伝送ウィンドウの長さを表す。
IEEE 802.3ahで定義されたMPCP下において、OLT110は、伝送ウィンドウを論理リンクに割り当て、論理リンクが論理リンク内のキューにどのように帯域幅を割り当てるかについては制御しない。OLT110は論理リンクごとに一よりも多くの許可を行う必要がないので、ゲートメッセージ310の許可開始時刻311及び長さ315のみを用いればよい。前記したOLT110は、伝送ウィンドウを論理リンクのキュー格納部に割り当てる。論理リンクは本発明の実施形態に係る複数のキュー格納部に関連付けられることが可能であるので、OLT110は、キュー格納部のための許可ごとに、複数の許可を一の論理リンクに行ってもよい。したがって、OLT110は、論理リンクに追加的な伝送ウィンドウ割当を知らせるために、ゲートメッセージ310の許可開始時刻311〜314及び長さ315〜318を用いることができる。
OLT110はキュー格納部に基づいてアップストリーム伝送ウィンドウを割り当てるので、全てのキューが低い優先順位であったとしても、キュー格納部に関連付けられているキューは、最小の帯域幅が保証される。
さらに、OLT110は同一の論理リンクの異なるキュー格納部に対して複数の許可を割り当てるので、許可された複数のアップストリーム帯域幅は、「連続」とすることができる。すなわち、二番目の許可の開始時刻は、一番目の許可の終了時刻の直後である。この種の帯域幅割当は、アップストリーム帯域幅の多くを消費するレーザのオン/オフ時間及びOLTクロック再同期時間に対する割当量を低減させる。
<手順の概説>
ここで図5を参照すると、本発明の一実施形態に係るEPON100のための改善されたアップストリームデータトラフィック管理を提供するための好ましい方法を示すシーケンスチャートが示されている。
図5に示されるプロセスのステップは、ソフトウェア、ハードウェア又はこれらの組み合わせにおいて実現される。図5に示される図は、図4aの例によって詳細に説明される。図4aは、EPON100内のONU120aの論理リンク122を示す図である。論理リンク122は、それぞれが異なる伝送優先順位に対応する8個のキュー126a〜126hを有する。キュー126aは最も高い優先順位を有し、キュー126hは最も低い優先順位を有する。論理リンク122は、二つのキュー格納部128a,128bを有する。キュー格納部128aは四個のキュー126a〜126dに関連付けられており、キュー格納部128bは四個のキュー126e〜126hに関連付けられている。論理リンク122は、LLID129に関連付けられている。論理リンク122は、加入者に一のイーサネット(登録商標)ポート340を提供する。
一実施形態において、論理リンク内のキュー格納部及び論理リンクのローカルキューに対するキュー格納部の関連性の生成は、BRAS140によってOLT110内に構成される。BRAS140は、かかる構成をOLT110とキュー格納部を設ける論理リンクとに伝える。他の実施形態において、加入者は、論理リンク内のキュー格納部を生成することを許可され、キュー格納部をローカルキューに関連付ける。そして、論理リンクは、かかる構成をOLT110に伝える。
図5を参照すると、論理リンク122は、ローカルキュー126a〜126hからの伝送要求を検出し(510)、キューの伝送要求に基づいて報告メッセージを生成する。図4aに示される例において、イーサネット(登録商標)ポート340を利用する加入者は、四つの異なる優先順位を有する伝送要求を生成する。四つの優先順位は、四つのキュー126a,126b,126e,126hに対応する。
伝送要求の例は、以下の通りである。
Figure 2007312375
前記した表に説明されるように、加入者は、オンラインのテレビ会議に参加しており、キュー126aは音声データ伝送のための32タイムユニットの伝送要求を有し、キュー126bは映像データ伝送のための478タイムユニットの伝送要求を有する。同時に、加入者のコンピュータ内の電子メールアプリケーションが電子メールサーバと電子メールを同期させており、キュー126eが59タイムユニットの伝送要求とウィルス定義のライブラリを更新するアンチウィルスアプリケーションとを有し、キュー126hが21タイムユニットの伝送要求を有する。
論理リンク122は、前記したローカルキュー126a〜126hからの伝送要求を検出し(510)、IEEE 302.3ahで定義され、図3に示されるような報告メッセージを生成する。アップストリーム伝送要求を含む報告メッセージのセクションは、以下の通りである。
Figure 2007312375
報告メッセージの報告ビットマップフィールドの値は、キュー番号0,1,4,7の伝送要求のみが報告メッセージ内で報告されることを示している。他の実施形態において、伝送要求は、以下の表に示されるように、キューに対応するフィールドに記憶される。
Figure 2007312375
報告メッセージを生成した後、論理リンク122は、報告メッセージをOLT110に送信する(520)。報告メッセージを送信する動作がアップストリーム帯域幅を必要とするので、アップストリーム伝送ウィンドウは、この目的のために付与される。報告メッセージを送信する(520)ために論理リンク122に対するアップストリーム伝送ウィンドウを取得する異なる複数のアプローチが存在する。一実施形態において、報告メッセージは、他の全てのアップストリームトラフィックと同様に、ローカルキュー126a〜126hの一つに配置され、他の全てのアップストリームトラフィックと同様に、論理リンク122によって帯域幅が割り当てられる。他の実施形態において、OLT110は、論理リンク122への他の許可とは別に、ゲートメッセージ内の四つの許可の一つの中に報告メッセージのための伝送ウィンドウを記述する。さらに他の実施形態において、伝送ウィンドウは、論理リンク122が報告メッセージをOLT110の送信するためのDBAサイクルごとに受信される。
OLT110は、報告メッセージ内に記述されたキューをキュー格納部と関連付ける(530)。OLT110はキューとキュー格納部との関連性を認識するので、キュー格納部に関連付けられた全てのキューの伝送要求を加算することによってキュー格納部に対する伝送要求を計算することができる。図4aに説明された例において、キュー格納部128aはキュー126a〜126dと関連付けられており、キュー格納部128bはキュー126e〜126hと関連付けられている。したがって、キュー格納部128aに対する伝送要求は、32+478=510タイムユニットであり、キュー格納部128bに対する伝送要求は、59+21=80タイムユニットである。
続いて、OLT110は、論理リンク122のキュー格納部に伝送ウィンドウを割り当てる(540)。一実施形態において、OLT110は、キュー格納部及び論理リンク122に許可する伝送ウィンドウ最大値/最小値を設定するSLAパラメータを有するDBAアルゴリズムを適用する。図4aに説明される例において、各キュー格納部128は伝送ウィンドウの最大値/最小値として150/50タイムユニットを有し、各論理リンクは伝送ウィンドウの最大値/最小値として400/200タイムユニットを有していると仮定する。結果として、OLT110は、キュー格納部128aに150タイムユニットを割り当て、キュー格納部128bに80タイムユニットを割り当てる。
OLT110は、キュー格納部128a,128bへの伝送ウィンドウ割当に基づいて、IEEE302.3ahで定義され図3に説明されるようなゲートメッセージを生成する。続いて、OLT110は、ゲートメッセージを論理リンク122の送信する(550)。図4aに説明される例において、伝送ウィンドウ割当を含むゲートメッセージのセクションは、以下の通りである。
Figure 2007312375
論理リンク122は、キュー格納部に割り当てられた伝送ウィンドウをキュー格納部に関連付けられたキューに付与する(560)。図4aに説明される例において、論理リンク122は、キュー格納部128aに許可された150タイムユニットの伝送ウィンドウをキュー126a,126bに付与し(560)、キュー格納部128bに許可された80タイムユニットの伝送ウィンドウをキュー126e,126hに付与する(560)。
一実施形態において、論理リンク122は、残りの伝送要求を低い優先順位のキューに付与する(560)前に、高い優先順位のキューの伝送要求を満たす。この実施形態において、論理リンク122は、キュー126aに32タイムユニットを付与し、キュー126bに118タイムユニットを付与し、キュー126eに59タイムユニットを割り当て、キュー126hに21タイムユニットを付与する(480)。
論理リンク122は、アップストリーム伝送ウィンドウをローカルキューに付与した後、付与されたアップストリームウィンドウを有するローカルキューからアップストリームトラフィックデータを順に伝送する(570)。かかる伝送は、許可開始時刻に始まり、ゲートメッセージ内に示される長さだけ続く。
他のレベルの粒度をIEEE 802.3ahの仕様書に記載されたプロトコル制御に追加することにより、低い優先順位のキューがアップストリーム帯域幅のオーバーヘッドを増大させることなくサービスの品質を保証することができることに留意されたい。IEEE 802.3ahの仕様書に記載された従来のプロトコル制御において、OLT110は、論理リンクごとに一の伝送ウィンドウを許可し、許可された伝送ウィンドウをローカルキューの間で分割するために論理リンクに渡す。ここで、論理リンク122が高い優先順位のキューを優先させる場合には、従来の制御プロトコルにおいて、キュー126bが高い優先順位を有していて大きい伝送ウィンドウを継続的に要求しており、キュー126e,126hは、伝送ウィンドウが付与されず、低い優先順位のキュー126e,126hには何も無い状態となる。
さらに、他の実施形態において、論理リンク122はEPON100のためのアップストリームデータトラフィック管理を微調整及び改善するために多くの能力を提供する四つまでのキュー格納部をサポートすることができることに留意されたい。
図4bの例に説明されたように、このEPON100のための改善されたアップストリームデータトラフィック管理は、論理リンクによりサポートされた複数のイーサネット(登録商標)ポートに対して良質なサービス制御を提供する。図4bは、異なる構成を有するEPON100内のONU120aの論理リンク122を示す。図4aに説明される構成と同様に、論理リンク122は、それぞれが伝送要求の異なる優先順位に対応する八つのキュー126a〜126hを有する。キュー126aは最も高い優先順位を有し、キュー126hは最も低い優先順位を有する。論理リンク122は、加入者に二つのイーサネット(登録商標)ポート380,381を提供する。イーサネット(登録商標)ポート380からのトラフィックは、キュー126a〜126d内にマッピングされ、イーサネット(登録商標)ポート381からのトラフィックは、キュー126e〜126h内にマッピングされる。図4aに説明される構成と同様に、論理リンク122は、二つのキュー格納部128a,128bを有する。キュー格納部128aは、イーサネット(登録商標)ポート380からのトラフィックがマッピングされた四つのキューに関連付けられており、キュー格納部128bは、イーサネット(登録商標)ポート381からのトラフィックがマッピングされた四つのキュー126e〜126hに関連付けられている。
図4aに説明された例に示されるように、図5に説明された方法は、キュー格納部に関連付けられたキューに良質なサービスを提供する。キュー格納部に関連付けられたキューにイーサネット(登録商標)ポートのネットワークトラフィックをマッピングすることにより、この方法は、単一の論理リンクに関連付けられた複数のイーサネット(登録商標)を分離するために良質なサービスを保証することもできる。したがって、図4bにおいて、本方法は、改善された良質なサービスをイーサネット(登録商標)ポート380,381に提供する。他の実施形態において、論理リンク122はそれぞれ一以上のイーサネット(登録商標)ポートに関連付けられた最大で四つまでのキュー格納部をサポートすることができることに留意されたい。
最後に、本明細書で用いられる言語は、原則として読み易さ及び説明の目的のために選択されており、発明の構成を線引き又は限定するために選択されたものではない。したがって、本発明の開示は、本発明の範囲を限定するのではなく説明するために意図されたものであり、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲において説明される。
本発明の一実施形態のためのアーキテクチャを説明するためのブロック図である。 本発明の好ましい実施形態に係るONUを説明するためのブロック図である。 本発明の好ましい実施形態に係る、IEEE 802.3ahに定義された報告メッセージ及びゲートメッセージに対する標準フォーマットを説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る、論理リンクにおけるキューの例を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る、論理リンクにおけるキューの例を説明するための図である。 本発明の好ましい実施形態に係る、EPONのためのアップストリームデータトラフィック管理を改善するための方法の一実施形態を説明するためのシーケンス図である。

Claims (15)

  1. 改善されたトラフィック管理を有する光通信システムであって、
    複数のキューを有し、前記複数のキューの一以上が第一のグループに関連付けられており、前記複数のキューの一以上が第二のグループに関連付けられており、前記第一のグループと前記第二のグループとは共通のキューを共有せず、前記第一のグループ及び前記第二のグループに割り当てられる伝送ウィンドウを特定する第一のメッセージを受信することに対応し、割り当てられた前記伝送ウィンドウによって前記第一のグループ及び前記第二のグループ内のキューからデータを伝送するために割り当てられる第一のネットワーク要素と、
    前記第一グループと前記第二グループとの間に前記伝送ウィンドウを割り当て、割当情報を含む前記第一のメッセージを生成し、前記第一のメッセージを前記第一のネットワーク要素に通信するように構成され、前記第一のネットワーク要素と通信可能に接続された第二ネットワーク要素と、
    を備えていることを特徴とする光通信システム。
  2. 前記第一のネットワーク要素は、さらに、前記複数のキューに対応する帯域幅リクエストを特定する第二のメッセージを生成し、前記第二のメッセージを前記第二のネットワーク要素に送信するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の光通信システム。
  3. 前記複数のキューのそれぞれは、異なる優先順位を有し、
    前記第二のメッセージは、相対的に高い優先順位を有するキュー内に存在する
    ことを特徴とする請求項2に記載の光通信システム。
  4. 前記第一のネットワーク要素は、第一のイーサネット(登録商標)ポート及び第二のイーサネット(登録商標)ポートに通信可能に連結されており、
    前記第一のイーサネット(登録商標)ポートは、前記第一のグループ内のキューに関連付けられており、
    前記第二のイーサネット(登録商標)ポートは、前記第二のグループ内のキューに関連付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の光通信システム。
  5. 前記光通信システムは、EPONである
    ことを特徴とする請求項1に記載の光通信システム。
  6. 前記第一のネットワーク要素は、論理リンクである
    ことを特徴とする請求項1に記載の光通信システム。
  7. 前記第二のネットワーク要素は、OLTである
    ことを特徴とする請求項1に記載の光通信システム。
  8. 前記第一のグループと前記第二のグループとは、共通のキューを共有しない
    ことを特徴とする請求項1に記載の光通信システム。
  9. 第一のネットワーク要素と第二のネットワーク要素とを備え、前記第一のネットワーク要素が複数のキューを備えている光通信システムにおけるトラフィック管理を改善するための方法であって、
    前記複数のキューの一以上を前記第一のグループと関連付け、前記複数のキューの一以上を前記第二のグループと関連付けるステップと、
    前記第一のネットワーク要素と関連付けられた前記複数のキューに対応する伝送要求を特定する第一のメッセージを前記第一のネットワーク要素から前記第二のネットワーク要素に通信するステップと、
    前記第二のネットワーク要素によって、前記第一のメッセージの少なくとも一部に基づいて前記第一のグループ及び前記第二グループに伝送ウィンドウを割り当てるステップと、
    前記第二のネットワーク要素によって、割当を特定する第二のメッセージを生成するステップと、
    前記第二のメッセージを前記第二のネットワーク要素から前記第一のネットワーク要素に通信するステップと、
    前記第一のネットワーク要素によって、前記第二のメッセージ内で特定された割当に基づいて、前記第一のグループ及び前記第二のグループに前記伝送ウィンドウを付与するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  10. 前記第一のメッセージは、IEEE 802.3ahで定義された報告メッセージであり、
    前記第二のメッセージは、IEEE 802.3ahで定義されたゲートメッセージである
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 光通信システムにおいて複数のキューを有するネットワーク要素のためのトラフィック管理を改善するための方法であって、
    前記複数のキューのための伝送要求を含む第一のメッセージを通信し、前記複数のキューの一以上は、第一のグループに関連付けられ、前記複数のキューの一以上は、第二のグループに関連付けられているステップと、
    前記第一のグループのキューに対応する第一の伝送ウィンドウと前記第二のグループのキューに対応する第二の伝送ウィンドウとを含む伝送ウィンドウ割当を記述する第二のメッセージを受信するステップと、
    前記第一のグループと関連付けられたキューに前記第一の伝送ウィンドウを付与し、前記第二のグループと関連付けられたキューに前記第二の伝送ウィンドウを付与するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  12. 光通信システムにおけるネットワーク要素であって、
    チップセットと、
    複数のキューのための伝送要求を含む第一のメッセージを通信し、前記複数のキューの一以上は第一のグループに関連付けられており、前記複数のキューの一以上は第二のグループに関連付けられているステップと、
    前記第一のグループのキューのための第一の伝送ウィンドウと前記第二のグループのキューのための第二の伝送ウィンドウとを含む伝送ウィンドウ割当を記述する第二のメッセージを受信するステップと、
    前記第一のグループと関連付けられたキューに前記第一の伝送ウィンドウを付与し、前記第二のグループと関連付けられたキューに前記第二の伝送ウィンドウを付与するステップと、
    を含む動作を前記チップセットに実行させるために前記チップセットにより実行されるためのマイクロコードを含むメモリを備えたメモリユニットと、
    を備えていることを特徴とするネットワーク要素。
  13. 光通信システムのトラフィック管理を改善するための方法であって、
    ネットワーク要素の複数のキューの一以上を第一のグループと関連付け、前記ネットワーク要素の複数のキューの一以上を第二のグループと関連付けるステップと、
    前記第一のグループ及び前記第二のグループのための伝送ウィンドウ割当を記述する第二のメッセージを前記ネットワーク要素から受信するステップと、
    前記第一のメッセージ内に記述された伝送要求の少なくとも一部に基づいて、伝送ウィンドウを前記第一のグループ及び前記第二のグループに割り当てるステップと、
    前記第一のグループ及び前記第二のグループのそれぞれのための前記伝送ウィンドウ割当を記述する第二のメッセージを生成するステップと、
    前記第二のメッセージを前記ネットワーク要素に送信するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  14. 第二のネットワーク要素の第二の複数のキューの一以上を第三のグループに関連付け、前記第二のネットワーク要素の第二の複数のキューの一以上を第四のグループに関連付けるステップと、
    前記第三のグループのキュー及び前記第四のグループのキューのための伝送要求を記述する第三のメッセージを前記第二のネットワーク要素から受信するステップと、
    前記第三のメッセージ内に記述された伝送要求の少なくとも一部に基づいて、伝送ウィンドウを前記第三のグループ及び前記第四のグループに割り当てるステップと、
    前記第三のグループ及び前記第四のグループのそれぞれのための前記伝送ウィンドウ割当を記述する第四のメッセージを生成するステップと、
    前記第四のメッセージを前記第二のネットワーク要素に送信するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 光通信システムにおけるネットワーク要素であって、
    チップセットと、
    ネットワーク要素の複数のキューの一以上を第一のグループと関連付け、前記ネットワーク要素の複数のキューの一以上を第二のグループと関連付けるステップと、
    前記第一のグループのキュー及び前記第二のグループのキューのための伝送要求を記述する第一のメッセージを前記ネットワーク要素から受信するステップと、
    前記第一のメッセージ内に記述された伝送要求の少なくとも一部に基づいて、伝送ウィンドウを前記第一のグループ及び前記第二のグループに割り当てるステップと、
    前記第一のグループ及び前記第二のグループのそれぞれのための伝送ウィンドウ割当を記述する第二のメッセージを生成するステップと、
    前記第二のメッセージを前記ネットワーク要素に送信するステップと、
    を含む動作を前記チップセットに実行させるために前記チップセットにより実行されるためのマイクロコードを含むメモリを備えたメモリユニットと、
    を備えていることを特徴とするネットワーク要素。
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