JP2007308913A - Flush toilet bowl - Google Patents
Flush toilet bowl Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007308913A JP2007308913A JP2006137389A JP2006137389A JP2007308913A JP 2007308913 A JP2007308913 A JP 2007308913A JP 2006137389 A JP2006137389 A JP 2006137389A JP 2006137389 A JP2006137389 A JP 2006137389A JP 2007308913 A JP2007308913 A JP 2007308913A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet bowl
- rim
- washing water
- shelf
- flush toilet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
Description
本願発明は、上方に開口したボウル状の便器本体の上端開口縁に内側へ突出したリム部を一体に形成し、リム部の下側で開口周方向に沿って流れる洗浄水がその勢いで便器本体の内面を伝って汚物を洗い流す水洗便器に関するものである。 The present invention integrally forms a rim portion projecting inwardly at an upper end opening edge of a bowl-shaped toilet body body opened upward, and the flushing water flowing along the circumferential direction of the opening below the rim portion vigorously The present invention relates to a flush toilet that flushes filth through the inner surface of the main body.
従来から、図4に示すように、上方に開口したボウル状の便器本体1の上端開口縁に内側へ折曲板片状に突出したリム部2を一体に形成し、リム部2の下側で開口周方向に沿って洗浄水が流れる旋回路部3を設け、便器本体1の後部に設けられる吐出口9から前方に向けて吐出される洗浄水が、旋回路部3を流れる勢いで便器本体1の内面を伝って汚物を洗い流す水洗便器は知られている(特許文献1:特開2004−11413号公報)。ここでは、リム部2とその下方で対向する棚状部4が便器本体1の内面に突設されており、リム部2と棚状部4との間が内方へ開放された溝状の旋回路部3となっている。
Conventionally, as shown in FIG. 4, a
したがって、この水洗便器においては、吐出口9から前方に向けて吐出される洗浄水が旋回路部3に沿って勢い良く流れ、その際、リム部2によって洗浄水の上方への飛散や溢水が防止されて、洗浄水は便器本体1の内面を勢い良く旋回しながら伝い流下して汚物を洗い流し、便器本体1の底部に設けられる排出口(図示せず)から除去される。また、この場合、旋回路部3は内方へ開放された溝状となっているので、その内部を汚れた際に清掃することができるものである。
しかしながら、上記従来例である水洗便器にあっては、リム部2の内側先端面21が垂直面となっており、リム部2の下面22と同内側先端面21とのなす角部から、旋回路部3内を流れる洗浄水が洗浄後に残留し水滴となって垂れ落ち易く、水滴が垂れ落ちる棚状部4の上面や便器本体1の内面は汚れ易いものであった。また、棚状部4の上面や便器本体1の内面の水滴が垂れ落ちた部位には、雑菌やカビ等が繁殖し易く、水道水に含まれるカルシウム等が固着してしまう可能性もあって、清掃し難しく衛生面でも問題となるものであった。
However, in the flush toilet according to the conventional example, the inner
本願発明は、上記背景技術に鑑みてなされたものであり、その課題は、洗浄後に洗浄水がリム部の内側先端面に残留し難く、水滴となって垂れ落ちることが防止され、便器本体の内面が汚れ難く、清掃もし易くて衛生的な水洗便器を提供することである。 The present invention has been made in view of the above-mentioned background art, and the problem is that the washing water is less likely to remain on the inner front end surface of the rim portion after washing, and is prevented from dripping down as water droplets. It is an object of the present invention to provide a hygienic flush toilet which is hard to get dirty on the inner surface and easy to clean.
上記課題を解決するために、本願請求項1記載の発明は、上方に開口したボウル状の便器本体の上端開口縁に内側へ折曲板片状に突出したリム部を一体に形成し、リム部の下側で開口周方向に沿って洗浄水が流れる旋回路部を設け、洗浄水が旋回路部を流れる勢いで便器本体の内面を伝い流下して汚物を洗い流す水洗便器であり、リム部の内側先端面を下方内側へと向かう傾斜面として形成したものである。
In order to solve the above-mentioned problem, the invention according to
また、本願請求項2記載の発明は、前記水洗便器において、リム部とその下方で対向する棚状部を便器本体の内面に突設し、リム部と棚状部との間を内方へ開放された溝状の旋回路部となしたことを特徴としている。 In the flush toilet, the rim portion and a shelf-like portion facing below the rim portion protrude from the inner surface of the toilet body, and the space between the rim portion and the shelf-like portion is inward. It is characterized by the fact that it is an open groove-shaped turning circuit.
また、本願請求項3記載の発明は、前記水洗便器において、棚状部の上面を内側下方へと傾斜させたことを特徴としている。
The invention according to
本願請求項1記載の発明である水洗便器においては、前方に向けて吐出される洗浄水が旋回路部に沿って勢い良く流れ、その際、リム部によって洗浄水の上方への飛散や溢水が防止されて、洗浄水は便器本体の内面を勢い良く旋回しながら伝い流下して汚物を洗い流すものである。また、リム部は折曲板片状に突出されており、材料が削減されてコストダウンにも繋がるものである。
In the flush toilet which is the invention according to
しかも、折曲板片状に突出されるリム部の内側先端面が下方内側へと向かう傾斜面として形成されているので、旋回路部内を流れた洗浄後の洗浄水は、同内側先端面に残留することなくリム部の下面へと伝わって下方の便器本体の内面へとスムーズに流下され、水滴となって垂れ落ちることが防止される。そのため、便器本体の内面が汚れ難く、清掃もし易くて衛生的なものとなる。 In addition, since the inner front end surface of the rim portion that protrudes in the shape of a bent plate is formed as an inclined surface toward the lower inner side, the cleaning water after cleaning that has flowed in the turning circuit portion is applied to the inner front end surface. It is transmitted to the lower surface of the rim portion without remaining, and smoothly flows down to the inner surface of the lower toilet body, and is prevented from dripping as water droplets. For this reason, the inner surface of the toilet body is difficult to get dirty, easy to clean and hygienic.
また、本願請求項2記載の発明である水洗便器においては、特に、リム部とその下方で突設される棚状部との間が内方へ開放された溝状の旋回路部となるので、この旋回路部には洗浄水が規制されて沿い易くなり、洗浄水はスピードアップされて旋回の勢いが強化され、また、旋回路部の内部を清掃し易いものでもある。
Moreover, in the flush toilet which is the invention described in
また、本願請求項3記載の発明である水洗便器においては、特に、棚状部の上面が内側下方へと傾斜されているので、洗浄後の洗浄水は同棚状部の傾斜した上面に溜まることなく下方の便器本体の内面へとスムーズに流下されて、便器本体の内面の汚れが確実に防止されるものである。
Moreover, in the flush toilet which is the invention according to
図1、2は、本願の請求項1〜3全てに対応した一実施形態を示している。この実施形態の水洗便器は、上方に開口したボウル状の便器本体1の上端開口縁に内側へ折曲板片状に突出したリム部2を一体に形成し、リム部2の下側で開口周方向に沿って洗浄水が流れる旋回路部3を設け、洗浄水が旋回路部3を流れる勢いで便器本体1の内面を伝い流下して汚物を洗い流すものである。そして、この水洗便器において、図2に示すように、リム部2の内側先端面21を下方内側へと向かう傾斜面として形成したものである。
1 and 2 show an embodiment corresponding to all
また、この実施形態の水洗便器では、リム部2とその下方で対向する棚状部4を便器本体1の内面に突設し、リム部2と棚状部4との間を内方へ開放された溝状の旋回路部3となしており、この場合、棚状部4の上面41を内側下方へと傾斜させてもいる。
Further, in the flush toilet of this embodiment, the
以下、この実施形態の水洗便器をより具体的詳細に説明する。この実施形態の水洗便器は、図1に示すように、着座して使用することができる洋式便器である。便器本体1は上方に開口したボウル状であり、陶器或いはアクリル樹脂等の合成樹脂にて形成され、トイレルームの床面に設置固定されるものである。便器本体1の後端部上には局部洗浄装置5が設置され、この局部洗浄装置5には暖房式の便座6及び便蓋7が回動自在に支持されており、便座6及び便蓋7は必要に応じて便器本体1の上端開口上に載置される。
Hereinafter, the flush toilet of this embodiment will be described in more detail. As shown in FIG. 1, the flush toilet of this embodiment is a western-style toilet that can be used while sitting. The
便座6の裏面にはその前端及び後端付近の左右両側にゴム等でなる緩衝脚8が配設されており、便座6は同緩衝脚8を介して便器本体1の上端開口上に載置される。その際、緩衝脚8は、便器本体1の上端開口縁から比較的大きく突出されたリム部2上に当接支持される。また、便器本体1のボウル内にはその後部から、前記局部洗浄装置5のノズル(図示せず)が進退自在に突設されており、このノズルから噴出される温水によって、便座本体1上に載置される便座6に着座した人体の局部を洗浄することができる。
On the back surface of the
便器本体1のボウル内の後部片側には吐出口9が設けられており、洗浄水はこの吐出口9から前方に向けて吐出(A)され、旋回路部3に沿い旋回して流された後、その勢いを維持し渦巻き流(B)となって便器本体1の内面を伝い流下して汚物を洗い流し、便器本体1の底部に設けられる排出口(図示せず)から汚物と共に除去される。なお、便器本体1のボウル内を洗浄する洗浄水は、水道水がその圧力で吐出されてもよく、別途タンクに溜められた水がポンプ圧によって吐出されてもよい。
A
便器本体1の上端開口縁には、その全周にわたって内側へ折曲板片状に突出したリム部2が一体に形成されている。そして、図2に示すように、リム部2は便器本体1の周壁と略同厚で、その先端部分だけが傾斜した内側先端面21の存在により先端側程に薄く形成されている。すなわち、リム部2の内側先端面21が下方内側へと向かう傾斜面として形成されていて、リム部2の下面22は略水平であるが、同リム部2の先端部分は先細りのテーパー状となっている。
A
また、リム部2の下方にはこのリム部2に対向する棚状部4が便器本体1の内面に突設されており、同リム部2と棚状部4との間が内方へ開放された溝状の旋回路部3となっている。この場合、棚状部4の上面41は内側下方へと傾斜されており、棚状部4の内側端付近がR形状に形成されている。そのため、洗浄水は棚状部4に溜まって残留することなく、便器本体1の内面下方へとスムーズに流下されるものである。なお、便器本体1の棚状部4の下側で厚肉となる部位は中空状に形成されており、材料削減によるコストダウンや軽量化が図られている。
Further, a shelf-
したがって、この実施形態の水洗便器においては、吐出口9から前方に向けて吐出される洗浄水が旋回路部3に沿って勢い良く流れ、その際、リム部2によって洗浄水の上方への飛散や溢水が防止されて、洗浄水は便器本体1の内面を勢い良く旋回しながら伝い流下して汚物を洗い流すものである。また、リム部2は折曲板片状に突出されており、材料が削減されてコストダウンにも繋がるものである。
Therefore, in the flush toilet of this embodiment, the wash water discharged forward from the
しかも、折曲板片状に突出されるリム部2の内側先端面21が下方内側へと向かう傾斜面として形成されているので、旋回路部3内を流れた洗浄後の洗浄水は、同内側先端面21に残留することなくリム部2の下面22へと伝わって下方の便器本体1の内面へとスムーズに流下され、水滴となって垂れ落ちることが防止される。それ故、便器本体1の内面が汚れ難く、清掃もし易くて衛生的なものとなる。
Moreover, since the inner
また、この実施形態の水洗便器においては、リム部2とその下方で突設される棚状部4との間が内方へ開放された溝状の旋回路部3となるので、この旋回路部3には洗浄水が規制されて沿い易くなり、洗浄水はスピードアップされて旋回の勢いが強化され、また、旋回路部3の内部を清掃し易いものでもある。
Further, in the flush toilet of this embodiment, since the grooved
更に、この場合において、棚状部4の上面41が内側下方へと傾斜されており、同上面41の内側端はR形状を介してその下方へと連続しているため、洗浄後の洗浄水は同棚状部4の傾斜した上面41に溜まることなくその下方の便器本体1の内面へとスムーズに流下されて、便器本体1の内面の汚れが確実に防止されるものである。また、この場合、リム部2の先端部分と棚状部4の上面41との間が大きく拡開するので、旋回路部3の内部をより清掃し易くなる。
Further, in this case, since the
また、本願発明においては、図3(a)又は(b)に示すような実施形態であってもよい。すなわち、図3(a)に示す実施形態にあっては、リム部2の下面22が下方内側へと向かう傾斜面として形成されており、この下面22の傾斜は同リム部2の内側先端面21の傾斜よりも緩いものである。この場合、洗浄水はリム部2の下面22に留まることなくそこから下方の便器本体1の内面へとよりスムーズに流下され、水滴となって垂れ落ちることが確実に防止される。なお、それ以外は上記実施形態と同様に構成されており、上記実施形態におけると同様の作用効果が奏される。
Moreover, in this invention, embodiment as shown to Fig.3 (a) or (b) may be sufficient. That is, in the embodiment shown in FIG. 3A, the
また、図3(b)に示す実施形態にあっては、リム部2の内側先端面21と下面22とがR形状に連続して形成され、同下面22の外側端付近と棚状部4の上面41の外側端付近とが共にR形状に形成されており、洗浄水は同リム部2の内側先端面21から下面22へと伝わって下方の便器本体1の内面へとよりスムーズに流下され、水滴となって垂れ落ちることがより確実に防止される。この場合、リム部2は厚肉となるのを避けて中空状に形成されており、材料削減によるコストダウンや軽量化が図られている。なお、それ以外は上記実施形態と同様に構成されており、上記実施形態におけると同様の作用効果が奏される。
In the embodiment shown in FIG. 3B, the inner
1 便器本体
2 リム部
21 内側先端面
3 旋回路部
4 棚状部
41 上面
DESCRIPTION OF
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006137389A JP2007308913A (en) | 2006-05-17 | 2006-05-17 | Flush toilet bowl |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006137389A JP2007308913A (en) | 2006-05-17 | 2006-05-17 | Flush toilet bowl |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007308913A true JP2007308913A (en) | 2007-11-29 |
Family
ID=38842026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006137389A Pending JP2007308913A (en) | 2006-05-17 | 2006-05-17 | Flush toilet bowl |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007308913A (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019105122A (en) * | 2017-12-14 | 2019-06-27 | Toto株式会社 | Water closet |
JP2021085302A (en) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | 株式会社Lixil | Water closet |
WO2021106828A1 (en) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | 株式会社Lixil | Flush toilet |
-
2006
- 2006-05-17 JP JP2006137389A patent/JP2007308913A/en active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019105122A (en) * | 2017-12-14 | 2019-06-27 | Toto株式会社 | Water closet |
JP2021085302A (en) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | 株式会社Lixil | Water closet |
WO2021106828A1 (en) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | 株式会社Lixil | Flush toilet |
JP7418191B2 (en) | 2019-11-29 | 2024-01-19 | 株式会社Lixil | flush toilet |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4661689B2 (en) | Western-style toilet device | |
JP5592617B2 (en) | Toilet device | |
JP2007308912A (en) | Flush toilet bowl | |
WO1998016696A1 (en) | Flush toilet | |
JP2007327223A (en) | Western style flush toilet bowl | |
JP2017227079A (en) | Flush toilet bowl | |
JP2007308913A (en) | Flush toilet bowl | |
JP2007070995A (en) | Western style closet bowl with lip | |
JP2007308911A (en) | Flush toilet bowl | |
KR20100008651U (en) | Compound Hygiene Water Closet | |
JP2022081669A (en) | Flush toilet bowl | |
JP2007167599A (en) | Small male urinal housing toilet seat | |
US20130061379A1 (en) | Anti-Backsplash Toilets and Urinals | |
JP2007217914A (en) | Western style toilet bowl device and male urination member used therefor | |
JP2008284044A (en) | Excrement sink for ostomates | |
JP2001323541A (en) | Western-style flush toilet stool | |
CN104032819A (en) | Toilet bowl with function of preventing odor and splashing | |
JP2020002623A (en) | Toilet bowl device | |
JP4915654B2 (en) | Toilet bowl | |
JP2005299147A (en) | Lavatory device | |
JP2948793B2 (en) | Washing device integrated sink | |
JP2008095452A (en) | Toilet bowl | |
KR20060039421A (en) | Pisspot washing water foaming method and the system | |
JP6604591B2 (en) | Waste container cleaning method and western style toilet device | |
JP3115631U (en) | Toilet washbasin |