JP2007303686A - 空調制御装置、空調制御システム、空調制御方法及び空調制御プログラム - Google Patents

空調制御装置、空調制御システム、空調制御方法及び空調制御プログラム Download PDF

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仁彦 阪口
Masayasu Kitamura
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Abstract

【課題】変化する環境に合わせてゾーン毎に快適な室内温度を自動設定する空調制御装置等を提供する。
【解決手段】空調の対象空間SPを複数のゾーンZ1〜Z5に分け、同ゾーンZ1〜Z5毎に目標温度を設定して空調制御を行う空調制御装置10であって、少なくとも温度設定制御手段14を備える。同温度設定制御手段14は、一以上の設定値とゾーンZ1〜Z5に関して設定されている一以上の第1設定温度とに基づく演算処理を行うことにより、目標温度である第2設定温度を求める。
【選択図】図2

Description

本発明は、空調制御装置、空調制御システム、空調制御方法及び空調制御プログラムに関する。
従来、一つの空間においては、温度を変化させる外的要因(輻射熱等)や内的要因(オフィス機器の設置等)を考慮しつつ空調の温度設定がなされている。例えば、東西に長いオフィスビルの場合、夏季には午前から正午頃にかけて東側窓に面した部分は輻射熱による影響はさほど受けないが、午後から日没にかけては西側窓に面した部分は西日の影響で空間内温度を上昇させる。
このような状況に対処するため、空間を複数のゾーン(領域)に分け、そのゾーン毎に温度設定を行う方法がとられている。
しかし、ゾーン毎に温度設定を行う従来の方法では、ゾーン毎に温度設定操作をする必要がある上、上述のような日射の変動を考慮すると一日のうちに何回も設定温度を変更する必要があり操作が煩雑となる。また、オフィス機器の設置はさらに温度設定操作を複雑にする要因となる。
そこで、本発明の課題は、変化する環境に合わせてゾーン毎に快適な室内温度を自動設定する空調制御装置、空調制御システム、空調制御方法及び空調制御プログラムを提供することである。
第1発明に係る空調制御装置は、空調の対象空間を複数のゾーンに分け、ゾーン毎に目標温度を設定して空調制御を行う空調制御装置であって、少なくとも温度設定制御手段を備える。温度設定制御手段は、一以上の設定値とゾーンに関して設定されている一以上の第1設定温度とに基づく演算処理を行うことにより、目標温度である第2設定温度を求める。
ここで、設定値は、入力されたものであっても予め記憶手段にテーブルとして保持されているものであってもよい。設定値は、数値だけでなく一定の計算式やパターン等として与えられていてもよい。また、一ゾーンに対する空調室内機の数は単数、複数のいずれであってもよい。
また第1設定温度は、ゾーンのうち一つ或いは複数について設定されている設定温度であっても、空間全体について設定されている温度であってもよい。第2設定温度は、演算処理により各ゾーンの目標温度として設定される温度である。
この空調制御装置では、所定の設定値を用いて空間における各ゾーンの設定温度を演算することで、変化する環境に合わせてゾーン毎に快適な室内温度を自動設定できる。
第2発明に係る空調制御装置は、第1発明に係る空調制御装置であって、設定値は補間式であり、温度設定制御手段は、同補間式で補間演算することにより演算処理を行う。ここで、補間演算は、一又は複数の第1設定温度から補間式により各ゾーンの第2設定温度を求める。
この空調制御装置では、第1設定温度を補間することにより各ゾーンの設定温度を演算するため、簡単かつ効果的に温度設定を行うことができる。
第3発明に係る空調制御装置は、第1発明に係る空調制御装置であって、設定値は補正値である。
この空調制御装置では、設定値が補正値であることにより、変化する環境に合わせて簡単に快適な室内温度を自動設定できる。
第4発明に係る空調制御装置は、第1発明に係る空調制御装置であって、設定値は所定の温度設定パターンである。
この空調制御装置では、設定値が所定の温度設定パターンであることにより、変化する環境に合わせて迅速に快適な室内温度を自動設定できる。
第5発明に係る空調制御装置は、第1発明に係る空調制御装置であって、温度設定制御手段は、所定の条件を満たすと判断したとき設定値を生成又は変更する。
この空調制御装置では、設定値が所定の条件に応じて自動的に生成又は変更されることにより、変化する環境に合わせて快適な室内温度を自動設定できる。
第6発明に係る空調制御装置は、第5発明に係る空調制御装置であって、温度設定制御手段は環境情報を取得する。さらに上記所定の条件は環境情報に基づくものである。ここで、環境情報とは、吸込温度、外気温度、湿度、入射光量、気象予測情報等、室内外から得られる環境情報をいう。
この空調制御装置では、環境情報を利用して設定値を生成又は変更するため、変化する環境に合わせて快適な室内温度を自動設定できる。
第7発明に係る空調制御装置は、第5発明に係る空調制御装置であって、所定の条件は時間である。ここで、時間は日毎だけでなく、月毎や季節毎等も含む。
この空調制御装置では、設定値が時間に応じて自動的に変更されることにより、変化する環境に合わせて快適な室内温度を自動設定できる。
第8発明に係る空調制御装置は、第1発明に係る空調制御装置であって、温度設定制御手段は、第1設定温度又は設定値が変更されたときに上記演算処理を行なう。
この空調制御装置では、設定温度の変更を必要なタイミングで行うことができ、変化する環境に合わせてより快適な室内温度を自動設定できる。
第9発明に係る空調制御装置は、第1発明に係る空調制御装置であって、温度設定制御手段は、ゾーンに関する調整情報があるかどうかを判断し、調整情報があるゾーンの第2設定温度を調整情報に従い修正する。
ここで、調整情報とは、例えば、いずれかのゾーンに発熱源(コピー機やファックス等)がある場合、そのゾーンの設定温度については、一旦設定された温度より一定温度を下げるとする規則等の情報を意味する。
この空調制御装置では、自動演算により決定された設定温度を状況に合わせて修正できるため、変化する環境に合わせてより快適な室内温度を設定できる。
第10発明に係る空調制御装置は、第2又は3発明に係る空調制御装置であって、温度設定制御手段は、補間式又は補正値が一定時間内に変更されたかどうかを判断し、同一定時間内に変更されていない場合、補間式又は補正値と、その設定日時又は前記設定日時における環境情報とを関連付けて記憶させる処理を行う。
この空調制御装置では、補間式や補正値が一定の経過時間変更されなかった場合、利用者がその時の状態を快適と感じているものとしてその設定条件を記憶する。これにより、利用者にとってより快適な状態を再現し易くなる。
第11発明に係る空調制御装置は、第4発明に係る空調制御装置であって、温度設定制御手段は、第2設定温度が一定時間内に変更されたかどうかを判断し、一定時間内に変更されていない場合は第2設定温度の取得日時を記憶させる処理を行う。さらに温度設定制御手段は、第2設定温度の取得日時に基づき日毎又は年間の温度設定パターンを、上記所定の温度設定パターンとして生成する。
この空調制御装置では、一定の経過時間変更されなかった設定温度に関しては、利用者がその時の最適温度と感じているものとして、その設定温度と取得日時とを記憶して、再利用する。これにより、利用者にとってより快適な室内温度を繰り返し自動設定できる。
第12発明に係る空調制御装置は、第1発明に係る空調制御装置であって、温度設定制御手段は、利用者によって第2設定温度が変更されたとき、変更された設定温度である第3設定温度と同第3設定温度の取得日時とを関連付けて記憶させる処理を行う。
この空調制御装置では、利用者自らが変更したゾーンの設定温度とその日時とを記憶することにより、利用者にとってより快適な室内温度を繰り返し自動設定できる。
第13発明に係る空調制御装置は、第1発明に係る空調制御装置であって、表示手段をさらに備える。同表示手段は、ゾーンのうち利用者に所定のゾーンを選択入力させるための基準ゾーン選択表示部を有する。さらに温度設定制御手段は、所定のゾーンの第1設定温度に基づき上記演算処理を行う。
この空調制御装置では、利用者が所定のゾーン、すなわち基準となるゾーンを選択入力できることにより、利用者はより簡単に温度の自動設定が可能となり、利便性が向上する。
第14発明に係る空調制御装置は、第1発明に係る空調制御装置であって、表示手段をさらに備える。同表示手段は、利用者に設定値を入力させるための設定値入力表示部を有する。
この空調制御装置では、利用者自らが設定値を入力できることにより、利便性が向上する。
第15発明に係る空調制御システムは、第1発明に係る空調制御装置と、複数の空調機と、リモートコントローラとを備える。同空調機は空調制御装置と通信可能である。同リモートコントローラは利用者が空調機の設定を行うために用いられる。
この空調制御システムでは、所定の設定値を用いて空間における各ゾーンの設定温度を演算することで、変化する環境に合わせてゾーン毎に快適な室内温度を自動設定できる。
第16発明に係る空調制御システムは、第15発明に係る空調制御システムであって、リモートコントローラが、ゾーンのうち利用者に所定のゾーンを選択入力させる基準ゾーン選択部を有する。同空調制御システムではさらに、空調制御装置の温度設定制御手段が、所定のゾーンの第1設定温度に基づき上記演算処理を行う。
この空調制御システムでは、リモートコントローラより利用者が所定のゾーン、すなわち基準となるゾーンを選択入力できることにより、利用者はより簡単に温度の自動設定が可能となり、利便性が向上する。
第17発明に係る空調制御システムは、第15発明に係る空調制御システムであって、リモートコントローラが、利用者に設定値を入力させる設定値入力部を有する。同空調制御システムではさらに、空調制御装置の温度設定制御手段が、設定値により上記演算処理を行う。
この空調制御システムでは、リモートコントローラより利用者は簡単に設定値を入力でき、利便性が向上する。
第18発明に係る空調制御方法は、空調の対象空間を複数のゾーンに分け、ゾーン毎に目標温度を設定して空調制御を行うための空調制御方法であって、第1ステップから第3ステップを備える。第1ステップでは、ゾーンの一以上に関して設定されている設定値を取得する。第2ステップでは、ゾーンに関して設定されている第1設定温度を取得する。第3ステップでは、設定値及び第1設定温度に基づく演算処理を行うことにより第2設定温度を求める。
この空調制御方法では、所定の設定値を用いて空間における各ゾーンの設定温度を演算することで、変化する環境に合わせてゾーン毎に快適な室内温度を自動設定できる。
第19発明に係る空調制御プログラムは、空調の対象空間を複数のゾーンに分け、ゾーン毎に目標温度を設定して空調制御を行うための空調制御プログラムであって、第1ステップから第3ステップをコンピュータに実行させる。第1ステップでは、ゾーンに関して設定されている補間式を取得する。第2ステップでは、ゾーンに関して設定されている第1設定温度を取得する。第3ステップでは、補間式により第1設定温度に基づく演算処理を行うことにより第2設定温度を求める。
空調制御プログラムでは、第1設定温度を補間することにより各ゾーンの設定温度を演算するため、変化する環境に合わせてゾーン毎に快適な室内温度を自動設定できる。
第1発明に係る空調制御装置は、所定の設定値を用いて空間における各ゾーンの設定温度を演算することで、変化する環境に合わせてゾーン毎に快適な室内温度を自動設定できる。
第2発明に係る空調制御装置は、第1設定温度を補間することにより各ゾーンの設定温度を演算するため、簡単かつ効果的に温度設定を行うことができる。
第3発明に係る空調制御装置は、設定値が補正値であることにより、変化する環境に合わせて簡単に快適な室内温度を自動設定できる。
第4発明に係る空調制御装置は、設定値が所定の温度設定パターンであることにより、変化する環境に合わせて迅速に快適な室内温度を自動設定できる。
第5発明に係る空調制御装置は、設定値が所定の条件に応じて自動的に生成又は変更されることにより、変化する環境に合わせて快適な室内温度を自動設定できる。
第6発明に係る空調制御装置は、環境情報を利用して設定値を生成又は変更されるため、変化する環境に合わせて快適な室内温度を自動設定できる。
第7発明に係る空調制御装置は、設定値が時間に応じて自動的に変更されることにより、変化する環境に合わせて快適な室内温度を自動設定できる。
第8発明に係る空調制御装置は、設定温度の変更を必要なタイミングで行うことができ、変化する環境に合わせてより快適な室内温度を自動設定できる。
第9発明に係る空調制御装置は、自動演算により決定された設定温度を状況に合わせて修正できるため、変化する環境に合わせてより快適な室内温度を設定できる。
第10発明に係る空調制御装置は、補間式や補正値が一定の経過時間変更されなかった場合、利用者がその時の状態を快適と感じているものとしてその設定条件を記憶するため、利用者にとってより快適な状態を再現し易くなる。
第11発明に係る空調制御装置は、一定の経過時間変更されなかった設定温度に関しては、利用者がその時の最適温度と感じているものとして、その設定温度と取得日時とを記憶し再利用できるため、利用者にとってより快適な室内温度を繰り返し自動設定できる。
第12発明に係る空調制御装置は、利用者自らが変更したゾーンの設定温度とその日時を記憶することにより、利用者にとってより快適な室内温度を繰り返し自動設定できる。
第13発明に係る空調制御装置は、利用者が所定のゾーン、すなわち基準となるゾーンを選択入力できることにより、利用者はより簡単に温度の自動設定が可能となり、利便性が向上する。
第14発明に係る空調制御システムは、利用者自らが設定値を入力できることにより、利便性が向上する。
第15発明に係る空調制御システムは、所定の設定値を用いて空間における各ゾーンの設定温度を演算することで、変化する環境に合わせてゾーン毎に快適な室内温度を自動設定できる。
第16発明に係る空調制御システムは、リモートコントローラより利用者が所定のゾーン、すなわち基準となるゾーンを選択入力できることにより、利用者はより簡単に温度の自動設定が可能となり、利便性が向上する。
第17発明に係る空調制御システムは、リモートコントローラより利用者は簡単に設定値を入力でき、利便性が向上する。
第18発明に係る空調制御方法は、所定の設定値を用いて空間における各ゾーンの設定温度を演算することで、変化する環境に合わせてゾーン毎に快適な室内温度を自動設定できる。
第19発明に係る空調制御プログラムは、第1設定温度を補間することにより各ゾーンの設定温度を演算するため、変化する環境に合わせてゾーン毎に快適な室内温度を自動設定できる。
<空調制御システムの概略構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る空調制御システム1を概略的に示したものである。空間SPは空調制御システム1の空調対象空間であり、建物内の一室を指す。空間SPは、空調室内機AC1〜AC5に対応させてゾーンZ1〜Z5に分けられている。
空調制御システム1は、主として、空調制御装置10と、空調室内機群AC1〜AC5と、リモートコントローラRCとを備え、それぞれ通信線20で結ばれてネットワークを構成する。ここでは、空調室内機AC1〜AC5は一ゾーンに一台ずつ設けられ、ゾーンZ1〜Z5にそれぞれ属している。なお、空調室外機の図示は省略している。
<空調制御装置の構成>
図2は、本発明の空調制御装置10の構成を概略的に示したものである。空調制御装置10は、主として通信部11と、記憶部12と、制御部13と、表示部16と、入力部17とから構成されるコンピュータである。
通信部11は、通信線20を介して、空調機群AC1〜AC5からの信号を受信し、制御部13等からの信号を空調機群AC1〜AC5へ送信する。
記憶部12は、設定温度記憶部12aと、基準ゾーン記憶部12bと、補間式記憶部12cと、調整情報記憶部12dとを有する。設定温度記憶部12aは、空調機群AC1〜AC5の設定温度を記憶する。具体的には、各空調室内機AC1〜AC5について設定されている設定温度を対応するゾーンと関連付けて記憶する。基準ゾーン記憶部12bは、基準となる設定温度(以下、第1設定温度と称する)を有する室内空調機に対応するゾーンを記憶する。補間式記憶部12cは、各ゾーンの新たな目標温度(以下、第2設定温度と称する)を演算するために用いられる設定値としての補間式を予め記憶する。調整情報記憶部12dは、ゾーン毎に設定された温度を修正する情報を記憶する。ここで、調整情報とは、例えば、いずれかのゾーンに発熱源(コピー機やファックス等)がある場合、そのゾーンの設定温度については、一旦設定された温度より一定温度を下げるとするような、予め決められたルール等の情報を意味する。
さらに記憶部12は、空調制御プログラム12eを格納する。空調制御プログラム12eは、後述するように、自動温度設定を含む空調制御処理を実行するためのプログラムである。
制御部13は主にCPUから構成され、機能的には温度設定制御部14と空調制御部15とを有する。温度設定制御部14及び空調制御部15は、記憶部12に格納された空調制御プログラム12eを実行する。
温度設定制御部14は、設定温度処理部14aと、第1設定温度判断部14bとを含む。設定温度処理部14aは、第1設定温度及び補間式によって各ゾーンの設定温度を演算する。第1設定温度判断部14bは、基準となる設定温度である第1設定温度を決定する。本実施形態においては、第1設定温度は、後述するように利用者が選択したゾーンの設定温度とする。したがって、利用者が基準となるゾーン(以下、基準ゾーンと称する。)を入力したことにより第1設定温度判断部14bが同ゾーンの設定温度を読み出して、第1設定温度を決定する。
空調制御部15は、設定温度に従い空調制御を行うための指令信号を生成し、通信部11を介して空調機群AC1〜AC5に送信する。
表示部16は、利用者に画面に表示されたユーザインターフェースに沿って情報の入力を促す表示画面を指し、表示としては、図3に示す基準ゾーン選択表示部16aや図4に示す補間式選択表示部16bを有する。基準ゾーン選択表示部16aは、図3に示すように、利用者に第1設定温度となる設定温度を有するゾーンを選択させる。図4に示すように、補間式選択表示部16bは、利用者に補間式を選択させる。なお、この設定値としての補間式は、利用者が適時変更してもよいし、或いは予め設定された季節等に合わせたスケジュールに従い自動的に変更されるものであってもよい。
入力部17は、マウスやキーボード等利用者が使用する所定の入力手段を指す。この入力部17を用い、画面等の選択メニューを介する等して、利用者は設定温度を入力する。
<補間式>
図4は、二つの第1設定温度を設定する場合の補間式選択表示部16bである補間式選択メニュー16bを示す。補間式は予め選択されて記憶部12に記憶されており、図4に示すような選択肢が与えられる。そのうち、補間式1は直線補間式であり、次のように利用される。二つの第1設定温度(設定温度Taと設定温度Tb)を決定し、TaとTb間を直線補間式により計算する。ここでは、基準ゾーンは最東側のゾーンZ1と最西側のゾーンZ5とを選択しているため、ゾーンZ1の設定温度T1とゾーンZ5の設定温度T5とが第1設定温度として決定される。そして、補間式1によりゾーンZ2〜Z4の各空調機AC2〜AC4の設定温度を補間演算する。補間式2は、曲線補間式であり、TaとTb間を曲線補間式により計算し、ゾーンZ2〜Z4の各空調機AC2〜AC4の設定温度を求める。
なお、式の種類は図4にも示すものに限定されず、他の計算式であってもよい。この場合、図4に示す「設定値登録」を選択し、新たな補間式或いはその他の設定値を入力又は選択できるようにしてもよい。
<上記実施形態に係る空調制御システムの処理の流れ>
本実施形態に係る空調制御プログラム12eを実行するための処理の流れを図5のフローチャートに従って説明する。
基準ゾーン及び補間式は、上述のように利用者が図3及び図4に示す選択メニュー画面に沿ってそれぞれ選択入力し、記憶部12に記憶する(S101〜S102ステップ)。各ゾーンの設定温度である空調機AC1〜AC5の現在の設定温度を、通信部11を介して受信する(S103ステップ)。温度設定制御部14の第1設定温度判断部14bが基準ゾーンZ1及びZ5の設定温度であるAC1及びAC5の現設定温度を第1設定温度と判断し決定する(S104ステップ)。次いで、決定された第1設定温度及び選択された補間式により、ゾーンZ2〜Z4の設定温度を補間演算して新設定温度を算出する(第2設定温度の算出・S105ステップ)。さらに、調整情報記憶部12dを参照して各ゾーンに関する調整情報の有無を判断する(S106ステップ)。調整情報がない場合は、S108ステップに進む。調整情報がある場合は、当該ゾーンの設定温度を修正する(S107ステップ)。ゾーンZ2〜Z4の設定温度を第2設定温度に設定する(S108ステップ)。なお、本実施形態においては補間演算により第2設定温度を求めているため、基準ゾーンとして選択されたゾーンZ1及びゾーンZ5に対する第2設定温度は第1設定温度と同じになる。
なお、S103ステップにおける現設定温度の受信のタイミングは、利用者によって空調機の設定温度が変更されたとき、予め決められた時刻、或いはこれらの組み合わせ等いずれであってもよい。例えば、午前中に東側の窓からの太陽光が入射し、その輻射熱により温度が上昇したため、利用者がAC1の設定温度を変更したタイミングで、上記処理を行ってもよい。或いは、夕刻の西日の影響を考えて、所定の時刻にAC1及びAC5の第1設定温度を自動的に変更するようにしておき、これに合わせて上記設定温度変更処理を行うようにしてもよい。或いは、所定の時間間隔で各ゾーンの設定温度を受信するようにしておき、設定温度に変更があったかどうかを判断した上で、設定温度変更処理を行うようにしてもよい。また、設定値としての補間式が変更されたときのタイミングで行うようにしてもよい。
<上記実施形態に係る空調制御システムの特徴>
(1)
本実施形態における空調制御装置10によれば、選択した基準ゾーンZ1及びZ5の設定温度を第1設定温度とし、同第1設定温度及び予め選択された補間式により他のゾーンZ2からZ4の設定温度を自動演算することで、変化する環境に合わせて快適な室内温度をゾーン毎に自動設定できるとともに、簡単かつ効果的な温度設定が可能となる。
(2)本実施形態における空調制御装置10によれば、各ゾーンについて調整情報の有無を確認し、調整情報がある場合は設定温度を修正するため、変化する環境に合わせてより快適な室内温度を設定できる。
(3)
本実施形態における空調制御装置10によれば、基準ゾーン及び補間式を選択画面に従って利用者に選択させることができるため、利用者は簡単に温度の自動設定ができ、利便性が向上する。
<上記実施形態の変形例>
(A)
上記実施形態の温度制御装置10の補間式に代えて、図6に示すような補間式としてもよい。図6に示す補間式のうち補間式Aは、次のように利用される。基準となるゾーンZ3の設定温度T3を第1設定温度として設定する。予め設定された傾き△T℃に基づきその他のゾーンの設定温度を補間演算する。補間式Bは、予め設定された傾き△Ta℃に基づきZ3及びZ1間の設定温度を直線補間により演算する。同様に、予め設定された傾き△Tb℃に基づきZ3及びZ5間の設定温度を直線補間により演算する。なお、これらの補間式A及びBはそれぞれ曲線補間式としてもよい。
さらに、図3に示す上記実施形態の補間式と選択的であってもよい。例えば、基準ゾーンをZ1及びZ5と選択して補間演算による上記温度設定処理を行った後、利用者が空調室内機AC3の設定温度を変更した場合、図6に示す補間式を選択して温度設定処理を行うようにしてもよい。
またこれらの補間式A及びBでは、ゾーンZ1からゾーンZ5における設定温度に対する温度差(傾き)も任意に決定或いは選択できるようにしてもよい。
(B)
上記実施形態において設定値は補間式としているが、各ゾーンに対して第1設定温度の+α℃又は−α℃とする補正値を設定してもよい。これにより、上記実施形態と同様、変化する環境に合わせて快適な室内温度をゾーン毎に簡単に自動設定できる。
或いは、所定の温度設定パターンとしてもよい。この温度設定パターンは、例えば次のようにして生成し記憶する。
空調制御装置10の温度設定制御部14は、各ゾーンの温度設定がなされた後所定の時間計測手段により時間を計測し、設定温度が一定時間内に変更されたかどうかを判断する。一定時間内に変更されていない場合は同設定温度の取得日時を記憶させる処理を行う。次いで、温度設定制御部14はこの設定温度の取得日時に基づき日毎又は年間の温度設定パターンを生成し、記憶部12等に記憶させる。なお、日毎の温度設定パターンとは、例えばゾーン毎に時間軸に沿って一定間隔で設定温度を記憶していき、その一日のデータをパターンとして記憶されたものをいう。さらに年間の温度設定パターンとは、これらの日毎のパターンをさらに収集して年間の温度設定パターンを生成したものをいう。そして、この温度設定パターンに従って自動的に温度設定を行う。これにより、上記実施形態と同様、変化する環境に合わせて迅速に快適な室内温度を自動設定できるとともに、利用者にとってより快適な室内温度を繰り返し自動設定できる。
さらに、一定時間の経過を問わず利用者が気に入った設定温度或いはパターンを手動で強制的に記憶できる手段を設けてもよい。また、一度設定されたパターンを修正し新たなパターンとして記憶させるようにしてもよい。また、空調制御装置10の表示部16に所定の入力画面を設け、基準ゾーンや設定値等を利用者に選択・入力させてパターンを生成してもよい。
また、補間式や補正値についても、一定時間変更されていない場合、補間式や補正値と、その設定日時或いはその設定日時における環境情報(後述する)とを関連付けて記憶し、その情報を利用するような処理をするようにしてもよい。補間式や補正値が一定の経過時間変更されなかった場合、利用者がその時の状態を快適と感じているものとみなしてその設定条件を記憶し、その情報を後に利用することにより利用者にとってより快適な状態を再現し易くなる。
(C)
上述した補間式、補正値、温度設定パターン等の設定値は、例えば図4や図6に示す「設定値登録」を選択し、任意に変更できる。この場合、予め記憶されている設定値を選択して実行することも、新たな値を入力して記憶させることも可能である。例えば、利用者が予め記憶されている設定値を選択し実行したが十分に快適性を得られない場合、利用者や管理者等が新たな設定値を入力して記憶させ、その設定値を実行できるようにしてもよい。
(D)
空調制御装置10の温度設定制御部14はさらに環境情報を取得し、その環境情報の取得日時に基づき日毎又は年間の温度設定パターンを生成してもよい。ここで、環境情報とは、吸込温度、外気温度、湿度、入射光量、気象予測情報等、室内外から得られる環境情報をいう。この環境情報は、空調室内機等や戸外に設けられたセンサーを介して取得する。これにより、利用者にとってより快適な室内温度を自動設定できる。
(E)
上記実施形態においては、空調制御装置10により基準ゾーンや補間式等の選択メニューの表示画面及びそれに対する入力手段が設けられているが、これらの表示画面或いは入力手段はリモートコントローラに設けられていてもよい。これにより、利用者自らが簡単に基準ゾーンの設定温度である第1設定温度及び補間式を入力することができ、利便性が向上する。
(F)
第1設定温度は、予め決められた温度であって時間や季節に応じて変更する温度を空間SP又はゾーンZ1〜Z5の一部に対し設定し、補正値等に基づき各ゾーンの第2設定温度を算出してもよい。また、第1設定温度は、予め記憶手段にテーブルとして保持されているものであってもよい。
(G)
上記実施形態においては、空調室内機AC一台に対し一ゾーンとしているが、複数台の空調室内機を含むゾーンを一ゾーンとしてもよい。例えば、東西に長い建物の長手方向に複数台の空調室内機が配されている場合、長手方向の一列を一ゾーンとしてもよい。
(H)
上記実施形態においては、図3に示すように基準ゾーンの選択メニューを提供しているが、基準となる空調室内機を直接選択するようにしてもよい。
(I)
上述した設定値である補間式、補正値、又は温度設定パターンは、環境情報や時間情報等の条件に応じて所定の値に変更されるよう設定されていてもよい。例えば、温度設定制御部14が、取得した環境情報や時間情報が一定の基準に達したかどうかを判断し、達したと判断した場合は変更指令を出す。これにより、利用者にとってより快適な室内温度を自動設定できる。
(J)
上記実施形態により第2設定温度が設定された後、利用者によって所定のゾーンの第2設定温度が変更された場合、その第3の設定温度とその設定した日時とを関連付けて記憶し、その情報を利用するような処理をするようにしてもよい。これにより、利用者にとってより快適な室内温度を繰り返し自動設定できる。
本発明は、変化する環境に合わせてゾーン毎に快適な室内温度を自動設定する空調制御装置、空調制御システム、空調制御方法及び空調制御プログラムとして有用である。
本発明の実施形態に係る空調制御システムの概略図。 上記実施形態に係る空調制御装置の構成図。 上記実施形態に係る空調制御装置による一選択メニュー表示を示す図。 上記実施形態に係る空調制御装置による他の選択メニュー表示を示す図。 上記実施形態に係る空調制御装置の処理の流れを示すフローチャート。 上記実施形態の変形例に係る空調制御装置によるメニュー表示を示す図。
符号の説明
1 空調制御システム
10 空調制御装置
11 通信部(情報通信手段)
12 記憶部
12a 設定温度記憶部
12b 基準ゾーン記憶部
12c 補間式記憶部
12d 調整情報記憶部
13 制御部
14 温度設定制御部(温度設定制御手段)
14a 設定温度処理部
14b 第1設定温度判断部
15 空調制御部
16 表示部(表示手段)
16a 基準ゾーン選択表示部
16b 補間式選択表示部
17 入力部
20 通信線

Claims (19)

  1. 空調の対象空間(SP)を複数のゾーン(Z1〜Z5)に分け、前記ゾーン(Z1〜Z5)毎に目標温度を設定して空調制御を行う空調制御装置(10)であって、
    少なくとも温度設定制御手段(14)を備え、
    前記温度設定制御手段(14)は、一以上の設定値と前記ゾーン(Z1〜Z5)に関して設定されている一以上の第1設定温度とに基づく演算処理を行うことにより、前記目標温度である第2設定温度を求める、
    空調制御装置。
  2. 前記設定値は補間式であり、
    前記温度設定制御手段(14)は、前記補間式で補間演算することにより前記演算処理を行う、
    請求項1に記載の空調制御装置。
  3. 前記設定値は、前記第1設定温度に対する補正値である、
    請求項1に記載の空調制御装置。
  4. 前記設定値は、所定の温度設定パターンである、
    請求項1に記載の空調制御装置。
  5. 前記温度設定制御手段(14)は、所定の条件を満たすと判断したとき前記設定値を生成又は変更する、
    請求項1に記載の空調制御装置。
  6. 前記温度設定制御手段(14)は、環境情報を取得し、
    前記所定の条件は、前記環境情報に基づくものである、
    請求項5に記載の空調制御装置。
  7. 前記所定の条件は時間である、
    請求項5に記載の空調制御装置。
  8. 前記温度設定制御手段(14)は、前記第1設定温度又は前記設定値が変更されたときに前記演算処理を行なう、
    請求項1に記載の空調制御装置。
  9. 前記温度設定制御手段(14)は、前記ゾーン(Z1〜Z5)に関する調整情報があるかどうかを判断し、前記調整情報がある前記ゾーン(Z1〜Z5)の前記第2設定温度を前記調整情報に従い修正する、
    請求項1に記載の空調制御装置。
  10. 前記温度設定制御手段(14)は、
    前記補間式又は前記補正値が一定時間内に変更されたかどうかを判断し、
    前記一定時間内に変更されていない場合、前記補間式又は前記補正値と、その設定日時又は前記設定日時における環境情報とを関連付けて記憶させる処理を行う、
    請求項2又は3に記載の空調制御装置。
  11. 前記温度設定制御手段(14)は、
    前記第2設定温度が一定時間内に変更されたかどうかを判断し、
    前記一定時間内に変更されていない場合は前記第2設定温度の取得日時を記憶させる処理を行い、
    前記第2設定温度の取得日時に基づき日毎又は年間の温度設定パターンを、前記所定のパターンとして生成する、
    請求項4に記載の空調制御装置。
  12. 前記温度設定制御手段(14)は、
    利用者によって第2設定温度が変更されたとき、変更された設定温度である第3設定温度と前記第3設定温度の取得日時とを関連付けて記憶させる処理を行う、
    請求項1に記載の空調制御装置。
  13. 表示手段(16)をさらに備え、
    前記表示手段(16)は、前記ゾーン(Z1〜Z5)のうち利用者に所定のゾーンを選択入力させるための基準ゾーン選択表示部(16a)を有し、
    前記温度設定制御手段(14)は、前記所定のゾーンの第1設定温度に基づき前記演算処理を行う、
    請求項1に記載の空調制御装置。
  14. 表示手段(16)をさらに備え、
    前記表示手段(16)は、利用者に前記設定値を入力させるための設定値入力表示部を有する、
    請求項1に記載の空調制御装置。
  15. 請求項1記載の空調制御装置(10)、
    前記空調制御装置(10)と通信可能な複数の空調機(AC1〜AC5)、及び
    利用者が前記空調機(AC1〜AC5)の設定を行うためのリモートコントローラ(RC)
    を備える、空調制御システム。
  16. 前記リモートコントローラ(RC)は、前記ゾーン(Z1〜Z5)のうち利用者に所定のゾーンを選択入力させる基準ゾーン選択部を有し、
    前記空調制御装置(10)の前記温度設定制御手段(14)は、前記所定のゾーンの第1設定温度に基づき前記演算処理を行う、
    請求項15記載の空調制御システム。
  17. 前記リモートコントローラ(RC)は、利用者に設定値を入力させる設定値入力部を有し、
    前記空調制御装置(10)の前記温度設定制御手段(14)は、前記設定値により前記演算処理を行う
    請求項15記載の空調制御システム。
  18. 空調の対象空間を複数のゾーン(Z1〜Z5)に分け、前記ゾーン(Z1〜Z5)毎に目標温度を設定して空調制御を行うための空調制御方法であって、
    前記ゾーン(Z1〜Z5)の一以上に関して設定されている設定値を取得する第1ステップと、
    前記ゾーン(Z1〜Z5)に関して設定されている第1設定温度を取得する第2ステップと、
    前記設定値及び前記第1設定温度に基づく演算処理を行うことにより第2設定温度を求める第3ステップと、
    を備える、空調制御方法。
  19. 空調の対象空間を、複数のゾーン(Z1〜Z5)に分け、前記ゾーン(Z1〜Z5)毎に目標温度を設定して空調制御を行うための空調制御プログラム(12e)であって、
    前記ゾーン(Z1〜Z5)に関して設定されている補間式を取得する第1ステップと、
    前記ゾーン(Z1〜Z5)に関して設定されている第1設定温度を取得する第2ステップと、
    前記補間式により前記第1設定温度に基づく演算処理を行うことにより第2設定温度を求める第3ステップと、
    をコンピュータに実行させる空調制御プログラム。
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