JP2007303242A - Mounting device of handle - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、ドアや扉に対するハンドルの取付け装置、更に詳しくは、棒状の握りハンドルを引き戸用に用いた場合でも、長期にわたって固定部分にガタツキが生じることのない強固な固定状態が得られる取付け装置に関する。 The present invention relates to a door or a handle attachment device for the door, and more particularly, an attachment device capable of obtaining a strong fixed state in which a fixed portion does not rattle over a long period of time even when a rod-like grip handle is used for a sliding door About.
ドア用のハンドルの一つとして、円軸状となる直線状グリップの両端に弧状となってL形に屈曲した取付け金具を設けて形成され、ドアの両面に対して対応する位置に一対のハンドルを配置した状態で固定する棒状のハンドルが知られている。 As one of the handles for the door, a pair of handles are formed at corresponding positions with respect to both sides of the door. There is known a rod-like handle that is fixed in a state in which it is arranged.
図5と図6は従来の棒状のハンドルとその取付け装置を示している。一対のハンドル1と2は、円軸状となる直線状グリップ3の両端に弧状となってL形に屈曲する円軸状の取付け金具4を設けて形成され、一方ハンドル1の取付け金具4は、取付け側端部が端面で開口するねじ孔が設けられた構造になっている。
5 and 6 show a conventional bar-shaped handle and its mounting device. The pair of
また、他方ハンドル2の取付け金具4は、取付け側端部が端面で開口する円形孔によって筒状部4aとなり、この筒状部4aの両側に固定ビス5をねじ込むためのねじ孔6が設けられた構造になっている。
On the other hand, the
上記のような一対のハンドル1と2を扉Aに固定する取付け装置は、扉Aに設けた下孔Bを貫通させる有頭の取付けボルト7と、この取付けボルト7の貫通孔8が軸心に沿って設けられ、取付けボルト7で扉Aの一方の外面に突出するように固定する固定ベース9と、ハンドル2のねじ孔6に外部からねじ込み、ハンドル2を固定ベース9に固定する固定ビス5とで形成されている。
The mounting device for fixing the pair of
一対のハンドル1と2を扉Aに固定するには、取付けボルト7を固定ベース9と扉Aの下孔Bに一方の外面から挿入し、扉Aの他方の面に位置させた一方ハンドル1の取付け金具4に設けたねじ孔に取付けボルト7をねじ込んで締め付けることにより、扉Aに対して一方ハンドル1と固定ベース9を同時に固定する。
In order to fix the pair of
次に、扉Aの一方の面に位置させた他方ハンドル2の取付け金具4の筒状部4aを固定ベース9に外嵌し、両側のねじ孔6から固定ベース9に向けて固定ビス5をねじ込むことにより、他方ハンドル2を固定ベース9に固定するものである。
Next, the
上記のように、一対のハンドル1と2を扉Aに固定する取付け装置において、他方ハンドル2の取付け金具4の固定は、両側のねじ孔6からねじ込む固定ビス5の締め付けによって行っているため、固定ビス5が緩むと他方ハンドル2にガタツキが発生することになる。
As described above, in the mounting apparatus for fixing the pair of
従来、固定ビス5の緩みによる他方ハンドル2のガタツキ発生を防止するため、図6のように、固定ベース9の外径面を、扉A側が小径となるテーパー面10に形成し、ハンドルのねじ孔6にねじ込んだ固定ねじ5の先端面で周囲の一部をテーパー面10に圧接させ、これによって、ねじ込んだ固定ねじ5にテーパー面10で径方向への変移力を加えることで、ねじ孔6に対する固定ビス5の緩み止め効果を得ることができるようにしている。
Conventionally, in order to prevent rattling of the
上記のようなハンドル1、2は、前後に開くドアに取付けて使用するだけでなく、図5で示したように、左右に横引きする引き戸の扉Aを開閉するハンドルとして使用することが行われている。
The
ところで、ハンドル1、2を前後に開くドアに取付けて使用した場合、ハンドル2と固定ベース9の固定ビス5による固定部分には、ドアの前後方向に沿った力が加わることになるが、固定ビス5による固定部分は前後方向の負荷に対しては緩みの生じにくい構造になっている。
By the way, when the
しかし、ハンドル2を左右に横引きする引き戸扉Aのハンドルとして使用すると、ハンドル2と固定ベース9の固定ビス5による固定部分とグリップ3の間に距離があり、扉Aの開閉時に、ハンドル2と固定ベース9の固定ビス5による固定部分に横方向のこじる力が加わり、このこじる力はハンドル2の引き側に位置する固定ビス5をテーパー面10から離す方向に作用するため、扉Aの開閉を繰り返していると、扉Aの振動が加わった固定ビス5に緩みが生じ、これが原因でハンドル2にガタツキが発生するという問題がある。
However, when the
そこで、この発明の課題は、上記のような問題点を解決するため、ハンドルと固定ベースの固定ビスによる固定部分に横方向のこじる力が加わっても、固定ビスに緩みが生じることがなく、横引きの引き戸に使用してもハンドルのガタツキ発生を防止することができるハンドルの取付け装置を提供することにある。 Therefore, in order to solve the above problems, the problem of the present invention is that the fixing screw is not loosened even if a lateral twisting force is applied to the fixing portion by the fixing screw of the handle and the fixing base. An object of the present invention is to provide a handle mounting device that can prevent the handle from rattling even when used for a horizontal sliding door.
上記のような課題を解決するため、この発明は、扉の外面に突設した固定ベースにハンドルの筒状端部を外嵌し、このハンドルに外部からねじ込んだ固定ビスの締め付けでハンドルを固定ベースに固定するようにしたハンドルの取付け装置において、前記固定ベースの外周に固定ビスをねじ込むことのできる幅の凹溝を周設した構成を採用したものである。 In order to solve the above-described problems, the present invention fixes the handle by fixing the cylindrical end of the handle to a fixed base protruding from the outer surface of the door and tightening a fixing screw screwed into the handle from the outside. In the handle attachment device fixed to the base, a configuration is adopted in which a concave groove having a width capable of screwing a fixing screw is provided around the fixed base.
上記固定ベースが、円軸状で軸心に沿って扉に固定する取付けボルトの貫通孔が設けられ、この固定ベースの周囲に設けた凹溝が、固定ビスのねじ山をねじ込むことができる幅に設定されている構造を採用することができる。凹溝の具体的な幅は、固定ビスのねじ山の山径よりも狭く、谷径と同一もしくはそれよりも広く設定されている。 The fixed base is circular and has through holes for mounting bolts that are fixed to the door along the axis. The width of the recessed groove provided around the fixed base allows the fixing screw thread to be screwed in. It is possible to adopt a structure set in (1). The specific width of the concave groove is set to be narrower than the thread diameter of the screw thread of the fixed screw, and equal to or wider than the valley diameter.
ここで、上記ハンドルは、円軸状となる直線状グリップの両端に弧状となってL形に屈曲する円軸状の取付け金具を設けて形成され、一方ハンドルの取付け金具は、取付け側端部が端面で開口する円形孔によって筒状部となり、円形孔の内端にねじ孔が設けられた構造を有し、また、他方ハンドルの取付け金具は、固定ベースに外嵌する内径を有し、取付け側端面で開口する円形孔によって筒状部となり、この筒状部の両側対向位置に固定ビスをねじ込むためのねじ孔が設けられている。 Here, the handle is formed by providing a circular shaft-shaped mounting bracket that is arcuate and bent into an L shape at both ends of a linear grip that is a circular shaft shape, while the mounting bracket of the handle has a mounting side end portion. Has a structure with a cylindrical hole formed by a circular hole opened at the end face, and a screw hole is provided at the inner end of the circular hole, and on the other hand, the mounting bracket of the handle has an inner diameter that fits externally on the fixed base, A cylindrical hole is formed by a circular hole opened at the attachment side end face, and a screw hole for screwing a fixing screw is provided at a position opposite to both sides of the cylindrical part.
上記他方ハンドルの取付け金具を固定ベースに外嵌した状態で、両側のねじ孔から固定ビスをねじ込むと、固定ビスは固定ベースの凹溝内に進入し、このとき、固定ビスのねじ山は凹溝の両側壁に対して食い付き、タッピングしながら進入することで、他方ハンドルの取付け金具と固定ベースは固定ビスで結合一体化され、横引きの引き戸に使用した場合、横引き方向のこじる力に対して緩みの生じない結合が得られ、ハンドルのガタツキ発生を防止することができる。 When the fixing screw is screwed in from the screw holes on both sides with the mounting bracket of the other handle fitted on the fixing base, the fixing screw enters the recessed groove of the fixing base. At this time, the screw thread of the fixing screw is recessed. By biting against both side walls of the groove and entering while tapping, the mounting bracket of the other handle and the fixing base are combined and integrated with a fixing screw, and when used for a horizontal sliding door, the pulling force in the horizontal pulling direction As a result, it is possible to prevent looseness of the handle.
この発明によると、固定ベースに外嵌したハンドルの筒状端部に外部からねじ込んだ固定ビスでハンドルを固定ベースに固定するようにしたハンドルの取付け装置において、前記固定ベースの外周に固定ビスをねじ込むことのできる幅の凹溝を周設したので、固定ビスのねじ山が凹溝の両側壁に対して食い付き、タッピングしながら進入することで、ハンドルの取付け金具と固定ベースを丁度ダブルナットと同様な緩み止め状態で結合一体化することができ、ハンドルと固定ベースの固定部分に横方向のこじる力が加わっても、固定ビスに緩みが生じることがなく、ハンドルを横引きの引き戸に使用してもハンドルのガタツキ発生を防止することができる。 According to the present invention, in the handle mounting device in which the handle is fixed to the fixed base with the fixing screw screwed from the outside into the cylindrical end portion of the handle that is externally fitted to the fixed base, the fixing screw is attached to the outer periphery of the fixed base. Since a groove with a width that can be screwed is provided, the fixing screw thread bites against both side walls of the groove and enters while tapping, so that the handle mounting bracket and the fixing base are just double nuts. It can be combined and integrated with the same looseness-prevented condition, and even if a horizontal twisting force is applied to the fixed part of the handle and the fixed base, the fixed screw will not be loosened, and the handle can be used as a horizontal sliding door. Even if it is used, it is possible to prevent the handle from rattling.
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。なお、従来と同一部分には同一符号を付して説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. In addition, the same code | symbol is attached | subjected and demonstrated to the same part as the past.
図示のように、ハンドルの取付け装置は、円軸状となる直線状グリップ3の両端に弧状となってL形に屈曲する円軸状の取付け金具4を設けて形成された一対の棒状ハンドル1、2を扉の両面に固定するために用いられる。
As shown in the figure, the handle attachment device includes a pair of rod-
上記ハンドル1、2において、一方ハンドル1の両端に設けた取付け金具4は、取付け側端部が端面で開口する円形孔によって筒状部4aとなり、円形孔の内端にねじ孔4bが設けられた構造になっている。
In the
また、他方ハンドル2の両端に設けた取付け金具4は、取付け側端面で開口する円形孔によって筒状部4aとなり、この筒状部4aの両側対向位置に固定ビス5をねじ込むためのねじ孔6が設けられている。
Further, the
上記ハンドル1と2を扉Aに固定する取付け装置は、扉Aに設けた下孔Bを貫通させて一方ハンドル1のねじ孔4bに螺締めすることにより、一方ハンドル1を扉Aに固定する取付けボルト7と、この取付けボルト7の貫通孔8が軸心に沿って設けられ、取付けボルト7で扉Aの一方の外面に突出するように固定する固定ベース9を備え、他方ハンドル2の取付け金具4における筒状部4aを固定ベース9に外嵌し、筒状部4aのねじ孔6に外部から固定ビス5をねじ込むことにより、他方ハンドル2を扉に固定するようになっている。
The attachment device for fixing the
上記固定ベース9は、真鍮等の金属材料を用いて円軸状に形成され、その軸心に沿って扉Aに固定する取付けボルト7の貫通孔8と、一方の端面に取付けボルト7の頭部7aが収まる凹部11及び外周面に凹溝12が設けられている。
The fixing base 9 is formed into a circular shaft shape using a metal material such as brass, and the through-
この凹溝12は、固定ビス5のねじ山をねじ込むことができる幅に設定され、具体的には、固定ビス5のねじ山の山径よりも狭く、谷径と同一もしくはそれよりも広い幅に設定されている。
The
上記他方ハンドル2の取付け金具4における筒状部4aの内径は、上記固定ベース9に丁度外嵌する内径に設定され、取付けボルト7は、扉Aとこれに重ねた固定ベース9を貫通し、一方ハンドル1のねじ孔4bに螺合して締付けることのできる長さになっている。
The inner diameter of the
図示の場合、取付けボルト7の頭部7aは皿頭を示したが、丸頭、ナベ頭等の他の形状のものでもよく、また、取付けボルト7の頭部7aと固定ベース9の凹部11の間に歯付きワッシャ13を組み込み、取付けボルト7の緩み止め効果が得られるようにしてもよい。
In the illustrated case, the
この発明のハンドルの取付け装置は、上記のような構成であり、次に、この取付け装置を用いたハンドルの取付け方法を説明する。 The handle attachment device according to the present invention is configured as described above. Next, a handle attachment method using the attachment device will be described.
扉Aの上下位置に、ハンドル1、2の両端取付け金具4の軸心距離に一致する間隔で下孔Bを貫通状に穿設し、図3のように、取付けボルト7を歯付きワッシャ13を介して固定ベース9に挿通した後、扉Aの下孔Bに一方の外面から挿入し、扉Aの他方の面に位置させた一方ハンドル1の取付け金具4に設けたねじ孔4bに取付けボルト7をねじ込んで締め付けることにより、図4のように、扉Aを一方ハンドル1の取付け金具4と固定ベース9で挟み、扉Aに対して一方ハンドル1と固定ベース9を同時に固定する。なお、このような固定は、上下の下孔Bにおいて同様に行う。
In the vertical position of the door A, the lower holes B are formed in a penetrating manner at intervals equal to the axial center distance of the both-
次に、扉Aの一方の面に位置させた他方ハンドル2の両端に位置する取付け金具4の筒状部4aを上下の固定ベース9にそれぞれ外嵌し、取付け金具4の両側に設けたねじ孔6から固定ベース9に向けて固定ビス5をねじ込むことにより、固定ベース9を介して他方ハンドル2を扉Aに固定する。
Next, the
上記固定ベース9には、その外周に固定ビス5をねじ込むことのできる凹溝12を周設してあるので、両側のねじ孔6から固定ベース9に向けて固定ビス5をねじ込むと、固定ビス5のねじ山が凹溝12の両側壁に対して食い付き、タッピングしながら進入することで、図2のように、ハンドル2の取付け金具4と固定ベース9を丁度ダブルナットと同様な緩み止め状態で結合一体化することができ、他方ハンドル2を握って扉Aを左右横方向に開閉するとき、ハンドル2と固定ベース9の固定部分に横方向のこじる力が加わっても、固定ビス5に左右何れの方向にも緩みが生じることがなく、ハンドル2を横引きの引き戸に使用してもハンドル2のガタツキ発生を防止することができる。
Since the fixed base 9 is provided with a recessed
上記固定ベース9の凹溝12は、固定ベース9の外周に連続するよう環状に周設してあるので、両側のねじ孔6から固定ベース9に向けて固定ビス5をねじ込むとき、凹溝12の周方向と固定ビス5の位置合わせ作業が不要になり、ハンドル取付け作業の能率向上が図れることになる。
Since the
1 ハンドル
2 ハンドル
3 グリップ
4 取付け金具
5 固定ビス
6 ねじ孔
7 取付けボルト
8 貫通孔
9 固定ベース
10 テーパー面
11 凹部
12 凹溝
13 歯付きワッシャ
DESCRIPTION OF
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006135420A JP2007303242A (en) | 2006-05-15 | 2006-05-15 | Mounting device of handle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006135420A JP2007303242A (en) | 2006-05-15 | 2006-05-15 | Mounting device of handle |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007303242A true JP2007303242A (en) | 2007-11-22 |
Family
ID=38837402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006135420A Pending JP2007303242A (en) | 2006-05-15 | 2006-05-15 | Mounting device of handle |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007303242A (en) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009249977A (en) * | 2008-04-10 | 2009-10-29 | Union Corp | Attaching seat of building fitting |
JP2012107392A (en) * | 2010-11-15 | 2012-06-07 | West Inx Ltd | Door handle fitting seat and door handle fitting structure |
CN104453355A (en) * | 2013-09-23 | 2015-03-25 | 稳多企业股份有限公司 | Sliding door handle |
JP2017110388A (en) * | 2015-12-16 | 2017-06-22 | 株式会社Lixil | Mounting structure of mounting member |
CN115298405A (en) * | 2020-03-09 | 2022-11-04 | 株式会社丸喜金属本社 | Door handle set |
-
2006
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