JP2007291868A - 回転圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電動機のシャフトに遠心クラッチと中間ローラとを設け、電動機の低速回転領域において圧縮部のローラの回転数を電動機の回転数より低速とし、電動機の回転数の可変幅をそのままとした時、冷媒循環量(冷凍能力)の可変幅を大きくできる回転圧縮機を提供する。
【解決手段】 密閉容器1内に、シリンダ8a,8b と、偏心クランク部を持つシャフト4と偏心クランク部により前記シリンダ内を偏心回転するローラ15a,15b と、同ローラの外周に摺接して前記シリンダに設けられた溝部を往復運動するベーン16a,16b と、シャフト及びシリンダを保持する軸受9,11とを有する圧縮部2A,2B 及び圧縮部を駆動する電動機3を備えた回転圧縮機において、偏心クランク部に、遠心力によりローラの回転数がシャフトの回転数より低速とする、遠心クラッチ17a,17b および偏心径をもった中間ローラ18a,18b とからなる回転伝達機構を設けた構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は空調機や冷凍機等に用いられる回転圧縮機に係わり、詳しくは、電動機のシャフトに遠心クラッチと中間ローラとを設け、電動機の低速回転領域で圧縮部のローラの回転数を電動機の回転数より低速とすることにより、電動機の回転数の可変幅をそのままとした時、冷媒循環量(冷凍能力)の可変幅を大きくできる構成に関するものである。
近年インバータ化が進んでいるが、冷凍能力の可変幅は圧縮機の仕様に定められた電動機回転数の可変幅で決まり、最小能力と最大能力の比で1:10程度である。しかし、インバータ制御を備えた機種では、可変能力範囲を最低回転数以下にはできないので断続運転領域をもっているが、省エネ性を悪化させてしまう。そこで、より一層の省エネ化やマルチエアコンへの対応など冷凍能力の可変幅の拡大が求められている。
上記内容に対応する技術として、例えば図6に示すようなものが知られている(特許文献1参照)。
図6に示すように、密閉容器10’内に、電源を受けて駆動して動力を発生させる駆動装置20と、該駆動装置20の回転力を受けて、冷媒を吸入、圧縮及び吐出する圧縮装置30とを含んでなる。
図6において、密閉容器10’は回転圧縮機の外観を示すもので、その上部には圧縮冷媒を吐き出す冷媒吐出管11’が設けられ、下部には冷媒を流入させる冷媒流入管12’が設けられている。駆動装置20は、電源を受けて磁場を形成する固定子21と、該固定子21に回転可能に設置される回転子22と、一端は回転子22に固定され、他端は圧縮装置30を貫通するように設置され、回転子22と共に回転する回転軸40とを備えている。この従来例は、多数の圧縮室を有し、それぞれの圧縮室に、回転軸40が所定の回転速度で回転する場合にだけ回転軸40に回転力を伝達する1方向クラッチを備え、回転軸の回転方向によって圧縮機の圧縮容量が変化するようになされている。
まず、駆動装置20に電源が印加され、回転軸40が第1回転方向(例えば、時計方向)に回転すると、回転軸40の回転力は第1方向クラッチ50aと第1偏心カム33aを介して第1ローラー32aに伝達される。したがって、第1ローラー32aが回転し、第1可変圧縮室31aの冷媒を圧縮する。
一方、第2一方向クラッチ50bは回転軸40が第2回転方向(例えば、反時計方向)に回転する場合にだけ第2ローラー32bに回転力を伝達するようになっているので、第2ローラー32bは停止した状態に維持され、第2圧縮室31bでは冷媒の圧縮が行われない。したがって、第1可変圧縮室31aでだけ冷媒の圧縮が行われる圧縮空間として作用する。
つぎに、回転軸40が第2回転方向に回転すると、第1一方向クラッチ50aは回転軸40が第1回転方向に回転する場合にだけ第1ローラー32aに回転力を伝達することができるので、第1ローラー32aは停止した状態を維持する。したがって、第1可変圧縮室31aでは冷媒の圧縮が行われない。
一方、回転軸40の回転力は第2一方向クラッチ50bと第2偏心カム33bを介して第2ローラー32bに伝達され、よって第2ローラー32bが回転して第2可変圧縮室31b内の冷媒を圧縮する。したがって、第1可変圧縮室31bのみが冷媒の圧縮が行われる圧縮空間として作用する。
以上説明したように、回転圧縮機は、駆動装置から回転力を受けて回転しながら冷媒を圧縮するローラーが一方向クラッチと偏心カムを介して駆動装置の回転軸に設けられているので、回転軸の回転方向を転換して特定のローラーのみを選択的に回転させることにより、回転圧縮機の容量を可変させることができる効果がある。
しかしながら、上記構成の場合、一方向クラッチを用いているので冷媒循環量の切り替え点での冷凍能力が不連続となり、きめ細かな制御に不向きであり、また、回転軸の回転方向を転換して特定のローラーのみを選択的に回転させるため、制御回路が複雑となり、かつ、いずれかの一方向クラッチが空転している時に生じる騒音の問題もある。
そこで、電動機の回転軸の回転数に対し、連続的に冷凍能力が可変でき、かつ、可変幅を大きくできる構造の圧縮機が望まれていた。
特開2003−343468号公報(5〜7頁、第2図)
本発明は上記の問題点に鑑み、電動機のシャフトに遠心クラッチと中間ローラとを設け、電動機の低速回転領域において圧縮部のローラの回転数を電動機の回転数より低速とすることにより、電動機の回転数の可変幅をそのままとした時、冷媒循環量(冷凍能力)の可変幅を大きくできる回転圧縮機を提供することを目的としている。
本発明は上述の課題を解決するため、密閉容器内に、シリンダと、偏心クランク部を持つシャフトと前記偏心クランク部により前記シリンダ内を偏心回転するローラと、同ローラの外周に摺接して前記シリンダに設けられた溝部を往復運動するベーンと、前記シャフトおよび前記シリンダを保持する軸受部とを有する圧縮部と、前記圧縮部を駆動する電動機とを備えた回転圧縮機であって、
前記偏心クランク部に、遠心力により前記ローラの回転数が前記シャフトの回転数より低速となる回転伝達機構を設けてなる構成となっている。
また、前記回転圧縮機が、前記シリンダを複数個有する多段式もしくは多気筒型の場合、少なくとも1箇所のシリンダに前記回転伝達機構を設けてなる構成となっている。
また、前記回転圧縮機が前記シリンダを複数個有する多段式もしくは多気筒型の場合、2つ以上の前記シリンダに前記回転伝達機構を設け、前記シャフトの回転数が所定回転数より低速になるにしたがい、前記回転伝達機構を順次停止してなる構成となっている。
また、前記回転伝達機構が、前記シャフトと前記ローラとの間に設けられた遠心クラッチと、偏心径をもった中間ローラとからなる構成となっている。
本発明によれば、シャフトとローラとの間に設けられた遠心クラッチと、偏心径をもった中間ローラとからなる回転伝達機構を設けてなる構成とすることにより、シャフトの低速回転領域において、冷媒循環量(冷凍能力)の可変幅を大きくでき、より一層の省エネ化やマルチエアコンへの対応が有利となる回転圧縮機とすることができる。
本発明の回転圧縮機の実施の形態をツインロータリ圧縮機による実施例に基づき添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明におけるロータリ圧縮機の側断面図、図2は、本発明の要部横断面を示す図1のk−k’矢視図で、(A)は、電動機の停止時の状態で、(B)は、高速回転時の状態である。図3は、本発明における電動機(シャフト)の回転数に対する冷媒循環量(冷凍能力)の特性図で、(A)は、従来例と本発明とを比較したもので、(B)は、複数のシリンダを有する場合、1つのシリンダが空転した状態、(C)は、2つのシリンダが順次空転した状態を示した例である。
図1において、1は密閉容器であって、この密閉容器1内の下部には後述する第1圧縮部2Aおよび第2圧縮部2Bが収容され、上部には電動機3が収容されている。この電動機3は、密閉容器1の内面に固定されるステータ5と、このステータ5の内側に所定の間隙を存して配置され、シャフト4に嵌着されるロータ6とから構成されている。そして、前記電動機3と前記第1、第2圧縮部2A,2Bは,互いに前記シャフト4に形成された連結部4a,4bを介して連結されている。
前記第1、第2圧縮部2A,2Bは、それぞれ前記シャフト4の下部に中間仕切板7を介して上下に配設される第1シリンダ8aおよび第2シリンダ8bとを備えている。
前記第1シリンダ8aの上面部には主軸受9が重ね合わされ、取付けボルト10を介して第1シリンダ8aに取付け固定されている。
前記第2シリンダ8bの下面部には副軸受11が重ね合わされ、取付けボルト12を介して第2シリンダ8bに取付け固定される。また、前記シャフト4は、中途部と下端部が前記主軸受9と前記副軸受11に回転自在に軸支されている。
前記第1シリンダ8aと第2シリンダ8bの内径部は、前記中間仕切板7と前記主軸受9および副軸受11で上下面が区画され、互いに同一直径および同一高さ寸法である第1シリンダ室(図示せず)と第2シリンダ室14bとが形成されている。
また、前記第1シリンダ室(図示せず)および第2シリンダ室14bには、前記シャフト4の連結部4a,4bの外周部に設けられた後術する偏心クランク部により、前記第1シリンダ8aおよび第2シリンダ8b内を偏心回転する第1および第2ローラ15a、15bが配設されている。
また、前記第1シリンダ室(図示せず)および第2シリンダ室14b内を吸入室と圧縮室とに仕切り、吐出圧が吸入室に漏れないようにするためのベーン16a,16bが設けられ、このベーン16a,16bの先端部が偏心回転する前記第1および第2ローラ15a、15bに圧接し、前記第1シリンダ8aおよび第2シリンダ8bに設けられている溝部内を往復運動する。
前記シャフト4の連結部4a,4bと、前記第1および第2ローラ15a、15bとの間に、遠心クラッチ17a,17bと、偏心径をもった中間ローラ18a,18bとからなる回転伝達機構がそれぞれ設けられ、この回転伝達機構により前記第1および第2ローラ15a、15bを偏心回転させる前記偏心クランク部を形成している。
前記遠心クラッチ17a,17bは、遠心力により前記第1および第2ローラ15a、15bの回転数が前記シャフト4の回転数より低速となるように形成されている。
図2は前記第1圧縮部2Aの要部横断面図で、図2(A)に示すように、前記遠心クラッチ17aは一対の馬蹄形状の金属材等からなり、その一端の支点17b’が前記シャフト4に軸支され、互いにバネ材17c’でそれぞれ連結された構成となっている。
次に、上記構成において、その動作について説明する。図2(A)は圧縮機が停止時の状態で、一対の前記遠心クラッチ17aは、前記中間ローラ18aと非接触状態となっている。そして、圧縮機が運転を開始すると、前記電動機3のシャフト4が回転し、遠心力により前記遠心クラッチ17aと前記中間ローラ18aが接触し、図2(A)の矢印方向に前記中間ローラ18aが偏心回転し、偏心径が増大すると、前記第1ローラ15aが低速で偏心回転を始め圧縮作用を開始する。
圧縮機の運転開始時の低速回転領域では、前記遠心クラッチ17aと前記中間ローラ18aとの接触が軽微で、前記シャフト4の回転数に対し前記中間ローラ18aの回転数は低い。前記シャフト4の回転数の上昇と共に前記中間ローラ18aとの接触が強くなり、前記シャフト4と前記中間ローラ18aの回転数との差が少なくなり、所定の回転数(速度)を超えると、前記シャフト4と前記中間ローラ18aは一体に回転し、従来と同等の回転数に対する冷媒循環量となる。
図3はこれらの特性を示したものである。a線(実線)は従来例の特性で、b線(破線)は本発明における特性を示す。図3(A)に示すように、従来の冷凍能力は、低速回転時にC点、中速回転にB点、高速回転時にA点となり、回転数の上昇と共に冷媒循環量(冷凍能力)が増大し、その関係はほぼ直線状であった。一方、本発明では低速回転領域から中速回転域にかけてシャフト回転数とローラ回転数に差が生じ、ローラ回転数がシャフト回転数より低くなり、従来より冷媒循環量が低下する。D点での冷媒循環量やB点の回転数などは、機構設計時に調整可能である。また、D点の冷媒循環量をほぼゼロにすることも可能である。
このように、シャフトの低速回転領域において、冷媒循環量(冷凍能力)の可変幅を大きくでき、より一層の省エネ化やマルチエアコンへの対応が有利となる。
図3(B)は圧縮部を構成するシリンダが複数あって、その内の1つに前記回転伝達機構を有し、そのローラがI点より低速回転領域で空転している状態の例である。
この場合も上記と同様に、シャフトの低速回転領域において、冷媒循環量(冷凍能力)の可変幅を大きくでき、より一層の省エネ化やマルチエアコンへの対応が有利となる。
図3(C)は圧縮部を構成するシリンダが複数あって、その内の2つに前記回転伝達機構を有し、その1つのローラがJ点より低速回転領域で空転し、2つめのローラがI点より低速回転領域で空転している状態の例である。この場合、シャフトの回転数が低速になるにしたがい、冷媒循環量が段階的に減少し、上記と同様に、シャフトの低速回転領域において、冷媒循環量(冷凍能力)の可変幅を大きくでき、より一層の省エネ化やマルチエアコンへの対応が有利となる。
図4は本発明の他の実施例を示したもので、遠心クラッチ17aと中間ローラ18aが互いに噛合うようカギ構造を有している。図4(A)は低速回転領域でカギ19が噛合っていない状態を示し、図4(B)は高速回転領域でカギ19が噛合っている状態を示す。図示しないが、圧縮機が停止時の状態で、一対の前記遠心クラッチ17aは、前記中間ローラ18aと非接触状態となっている。そして、圧縮機が運転を開始すると、前記電動機3のシャフト4が回転し、遠心力により前記遠心クラッチ17aの偏心径が増大し、前記中間ローラ18aと部分接触し、図4(A)の矢印方向に前記中間ローラ18aが偏心回転し、前記第1ローラ15aが低速で偏心回転を始め圧縮作用を開始する。
前記シャフト4が所定の回転数以上になると、遠心クラッチ17aが遠心力で偏心径が更に増大し、図4(B)に示すように、中間ローラ18aのカギ19と噛合い、前記シャフト4と前記中間ローラ18aの回転数が同一となり、図5のa線(実線)で示すように、従来例の特性で圧縮作用が行われる。また、シャフト4が所定の回転数以下になると、遠心力が減少し、遠心クラッチ17aの偏心径が小さくなり中間ローラ18aのカギ19と噛合わなくり中間ローラ18aは停止し、圧縮しなくなる。
図5は、上記実施例での回転数対冷凍能力を示したもので、a線(実線)は従来例の特性を示したものである。図中のN点がカギ19の切り替えの回転数になる。従来の圧縮機の場合は、高速回転から低速回転に到る時、J→K→Lのように能力は回転数にほぼ比例していた。本実施例では回転数N(K)点でカギ19が外れ、能力がJ→K→N→Mのように可変する。
このように、前記実施例と同様に、シャフト4の低速回転領域において、冷媒循環量(冷凍能力)の可変幅を大きくでき、より一層の省エネ化やマルチエアコンへの対応が有利となる。
以上説明したように、前記シャフト4の連結部4a,4bと、前記第1および第2ローラ15a、15bとの間に、遠心クラッチ17a,17bと、偏心径をもった中間ローラ18a,18bとからなる回転伝達機構がそれぞれ設け、この回転伝達機構により前記第1および第2ローラ15a、15bを偏心回転させる前記偏心クランク部を形成し、前記遠心クラッチ17a,17bは、遠心力により前記第1および第2ローラ15a、15bの回転数が前記シャフト4の回転数より低速となるように形成することにより、シャフト4の低速回転領域において、冷媒循環量(冷凍能力)の可変幅を大きくでき、より一層の省エネ化やマルチエアコンへの対応が有利となる回転圧縮機とすることができる。
本発明における回転(ロータリ)圧縮機の側断面図である。 本発明の要部横断面を示す図1のk−k’矢視図で、(A)は、電動機の停止時の状態で、(B)は、高速回転時の状態である。 本発明における電動機(シャフト)の回転数に対する冷媒循環量(冷凍能力)の特性図で、(A)は、従来例と本発明とを比較したもので、(B)は、複数のシリンダを有する場合、1つのシリンダが空転した状態で、(B)は、2つのシリンダが順次空転した状態を示した例である。 本発明の他の実施例おける要部横断面を示す図1のk−k’矢視図で、(A)は、電動機の停止時の状態で、(B)は、高速回転時の状態である。 本発明の他の実施例おける電動機(シャフト)の回転数に対する冷媒循環量(冷凍能力)の特性図である。 従来例における回転圧縮機の側断面図である。
符号の説明
1 密閉容器
2A 第1圧縮部
2B 第2圧縮部
3 電動機
4 シャフト
4a,4b 連結部
5 固定子
6 回転子部
7 中間仕切板
8a 第1シリンダ
8b 第2シリンダ
9 上軸受
10,12 ボルト
11 下軸受
14b 第2シリンダ室
15a 第1ローラ
15b 第2ローラ
16a,16b ベーン
17a,17b 遠心クラッチ
18a,18b 中間ローラ

Claims (4)

  1. 密閉容器内に、シリンダと、偏心クランク部を持つシャフトと、前記偏心クランク部により前記シリンダ内を偏心回転するローラと、同ローラの外周に摺接して前記シリンダに設けられた溝部を往復運動するベーンと、前記シャフトおよび前記シリンダを保持する軸受部とを有する圧縮部と、同圧縮部を駆動する電動機とを備えた回転圧縮機であって、
    前記偏心クランク部に、遠心力により前記ローラの回転数が前記シャフトの回転数より低速となる回転伝達機構を設けてなることを特徴とする回転圧縮機。
  2. 前記回転圧縮機が前記シリンダを複数個有する多段式もしくは多気筒型の場合、少なくとも1箇所のシリンダに前記回転伝達機構を設けてなることを特徴とする請求項1に記載の回転圧縮機。
  3. 前記回転圧縮機が前記シリンダを複数個有する多段式もしくは多気筒型の場合、2つ以上の前記シリンダに前記回転伝達機構を設け、前記シャフトの回転数が所定回転数より低速になるにしたがい、前記回転伝達機構を順次停止してなることを特徴とする請求項1または2に記載の回転圧縮機。
  4. 前記回転伝達機構が、前記シャフトと前記ローラとの間に設けられた遠心クラッチと、偏心径をもった中間ローラとからなることを特徴とする請求項1または請求項3のいずれかに記載の回転圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103883527A (zh) * 2014-03-25 2014-06-25 广东美芝制冷设备有限公司 旋转式压缩机及具有其的制冷循环装置

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