JP2007289648A - 歯列矯正装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】正確に矯正対象歯だけに振動を付与することができるとともに、歯科医院に出向かなくても簡単かつ安全に治療が継続できる歯列矯正装置を提供する。
【解決手段】歯列3に装着するマウスピース7を備え、このマウスピース7は、少なくとも内外二重に重ね合わせた構造であり、矯正対象歯3g,3hに機械的振動を生成するアクチュエータ8をこの重ね合わせ部に格納しているから、正確に矯正対象歯3g,3hの部分だけに振動を付与することができる。また、歯科医院に出向かなくても、例えば家庭で、任意の時間に簡単かつ安全に治療が継続できるようになる。さらに、機械的振動が矯正対象歯3g,3hに直接伝達されることに起因する歯の痛みを和らげることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、歯列矯正装置に関する。
従来、歯列矯正装置としては、ワイヤーを用いたものがあり、ワイヤーの戻り力で歯列に一定力(静荷重)を付与することで、歯並びや咬み合わせを治すようにしたものがある。すなわち、歯列に一定力を付与すると、歯茎の中で歯を支えている歯槽骨が徐々に変形することで、歯列矯正ができるという原理に基づくものである。
しかし、ワイヤーを用いた歯列矯正では、期間が非常に長くかかる(早くて6箇月、通常は数年)ことから、特に歯列矯正の適齢である子供にとっては苦痛であって、長続きしないことも多い。
このような歯列矯正の期間を短縮するために、図17(a)に示すように、歯列に一定力を加えたサンプルAと、歯列に振動力を加えたサンプルBとを比較すれば、振動力を加えたサンプルBの方が期間の短縮に効果があるという研究がなされている(非特許文献1)。
同様に、図17(b)に示すように、歯列に一定力を加えたサンプルCと、歯列に一定力+振動力を加えたサンプルDとを比較すれば、一定力+振動力を加えたサンプルDの方が期間の短縮に効果があるという研究もなされている(非特許文献2)。
これらの研究によれば、歯列矯正の期間が約1/2〜1/3に大幅に短縮されることになる。それのみではなく、振動力を付与するのは、非特許文献1では1日に1.5時間だけで良く、非特許文献2では2週間に1回で2分間だけで良いとなっている。つまり、非
特許文献1では1日に1.5時間だけの治療を継続すれば良く、非特許文献2では2週間に1回で2分間だけの治療を継続すれば良いことになる。
これらの研究から、歯列にワイヤー等で一定力を付与するだけよりも、振動力を付与する方が歯列矯正の期間の大幅な短縮に効果があることを理解できる。
そして、これらの研究の実用化を試みたものとして、矯正対象歯の移動を促すマウスピースの装着部位の周囲組織に超音波振動を付与する装置(特許文献1)、矯正対象歯に超音波振動を付与する装置(特許文献2)が提案されている。
清水:日矯歯誌45:56−72,1986 大前他:日本矯正歯科学会雑誌,60(4):201,2001 特開2002−102255号公報 特開2004−201895号公報
しかしながら、特許文献1,2の技術では、超音波供給ヘッドを例えば頬の肌面に押し当てて、外部から超音波振動を付与する構成であるから、正確に矯正対象歯だけに超音波振動を付与することが困難であるという問題があった。
また、超音波発生装置を必要とするから、この装置を備えた歯科医院に出向かないと治療が継続できないという問題があった。
本発明は、前記問題を解消するためになされたもので、正確に矯正対象歯だけに振動を付与することができるとともに、歯科医院に出向かなくても簡単かつ安全に治療が継続できる歯列矯正装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明は、歯列に装着するマウスピースを備え、このマウスピースは、少なくとも内外二重に重ね合わせた構造であり、矯正対象歯に機械的振動を生成するアクチュエータをこの重ね合わせ部に格納していることを特徴とする歯列矯正装置を提供するものである。
アクチュエータを安価にするために、前記アクチュエータは、電動モータであることが好ましい。
アクチュエータをより安価にするために、前記電動モータは、回転軸に取り付けた偏心錘で機械的振動を生成する構造であることが好ましい。
前記アクチュエータは、往復振動する可動子を有するリニアモータである構成とすることができる。
振動伝達効率を良好にするために、前記電動モータ若しくはリニアモータは、振動方向が歯列に対して略直角方向となるように格納していることが好ましい。
屋外等でも治療ができるようにするために、前記電動モータ若しくはリニアモータは、直流電源で駆動されるDCモータであり、その電源は電池であることが好ましい。
持ち運びを便利にするために、前記電池は、電動モータ若しくはリニアモータとともに、マウスピースの重ね合わせ部分に格納していることが好ましい。
マウスピースをコンパクトにするために、前記アクチュエータは、永久磁石であり、マウスピースとは別の磁場生成手段によって生成される磁界によって機械的振動を生成する構造であることが好ましい。
実用的価値を高めるために、前記マウスピースは、矯正対象歯の部分に矯正力を付与する形状であることが好ましい。
矯正対象歯の部分にアクチュエータを正確に位置させるために、前記マウスピースは、歯列の全体に装着する形状であることが好ましい。
マウスピースをコンパクトにするために、前記マウスピースは、歯列の一部に装着する形状であることが好ましい。
本発明によれば、重ね合わせた多重マウスピースの矯正対象歯の部分に、機械的振動(機械的刺激)を生成するアクチュエータを格納しているから、正確に矯正対象歯の部分だけに振動を付与することができる。また、マウスピースにアクチュエータを格納しているから、歯科医院に出向かなくても、例えば家庭で、任意の時間に簡単かつ安全に治療が継続できるようになる。さらに、アクチュエータの機械的振動は、二重マウスピースの重ね合わせ部分を介して矯正対象歯の部分に伝達されるから、機械的振動が矯正対象歯に直接伝達されることに起因する歯の痛みを和らげることができる。さらにまた、マウスピースにアクチュエータを密封状態で格納すれば、衛生的であり、水洗いも可能になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、下顎側の歯型1の斜視図である。図2は、歯型1の歯列3に実施形態のマウスピース7を装着した斜視図である。
図1の歯列3の各歯3a〜3nの内、奥歯3a,3nを除いた歯3b〜3mの外面部には、ブラケット(ワイヤー係止用金具)4がそれぞれ固定され、各ブラケット4に跨って一連にワイヤー5を係止している。そして、ワイヤー5の戻り力で歯列3に一定力(静荷重)を付与することで、これらの矯正具で歯並びや咬み合わせを治すことができる。なお、ブラケット4を固定する歯やワイヤー5を係止するブラケット4は、図1に例示したものに限られるものではない。
本実施形態のマウスピース7は、図2のように、例えばワイヤー5を取り付けた歯列3に装着するものである。
図3は、内外二重に重ね合わせた構造のマウスピース7を表側から見た分解斜視図、図4は、図3のマウスピース7を裏側から見た分解斜視図である。
マウスピース7は、図5(a)を参照すれば、歯列3に直接被せる内側マウスピース7Aと、内側マウスピース7Aの外側に被せる外側マウスピース7Bとで構成されている。
内側マウスピース7Aと外側マウスピース7Bの材料としては、マウスピース(またはマウスガード)材料として普通に用いられ、衛生面の安全性が保証された材料、例えば高分子材料であるEVA(エチレン酢酸ビニル樹脂)シートを成形したものを用いると(マウスピース7の製造方法については後述する。)、歯や歯肉へのアレルギー等の影響を抑えることができるので好ましい。
材料としてはEVAシートに限られるものではないが、EVAシートは電気的絶縁性が確保され、断熱材としも機能するためにより好ましい。特に内側マウスピース7AにEVAシートを用いると、内側マウスピース7Aに軟質性を持たせることができ、これによって、後述する電動モータ8から矯正対象歯3g,3hの部分に伝わる機械的振動の高速成分に対して緩和作用が働くので、矯正対象歯3g,3hの部分の損傷を未然に防止することが可能となる。
外側マウスピース7Bの表面側の矯正対象歯3g,3hの部分には、図5(b)のように、アクチュエータである電動モータ8の外形状よりもやや大きい内形状の外向き膨らみ部7aが形成されて、この膨らみ部7a内の空隙に小型・軽量の電動モータ8が横向きに(振動方向が歯列3に対して略直角方向となるように)格納されている。この電動モータ8は、回転軸に取り付けた偏心錘で機械的振動を生成する構造であり、携帯電話等のバイブレータ機能として汎用されているものである。
そして、膨らみ部7aに電動モータ8を格納した外側マウスピース7Bの内側に、内側マウスピース7Aを被せた状態で、内側マウスピース7Aの外面と外側マウスピース7Bの内面とは、重ね合わせ面から膨らみ部7a内に唾液や洗浄水等が入らないように超音波溶着等で気密に接合して一体化されるようになる。ここで、気密とは、実際には、水分が浸入しないように、水密が保たれるレベル以上であれば良い。
図2および図5(c)のように、電動モータ8が直流(DC)モータである場合には、その給電線9は、外側マウスピース7Bの膨らみ部7aに形成された貫通穴〔図13(b)の7f参照〕から気密に外部に引き出されて、さらに唇の間から口外に引き出されて、可変抵抗ボリューム10とスイッチ12とを介して電池(バッテリー)11に接続されている。可変抵抗ボリューム10および電池11は、マウスピース7を装着した使用者の近くにある机等の上に設置されている。可変抵抗ボリューム10によって電動モータ8に供給する直流電圧レベルを調節することで、電動モータ8の回転数、つまり振動数を調節することができる。振動周波数(振動数)は、数Hz〜数100Hz程度が好ましい。なお、電動モータ8は、交流(AC)モータとすることもできる。
次に、マウスピース7の製造方法を説明する。図12に示すように、ステップS1で、使用者の歯列3に印象材を付着させて型取りを行い、歯列3より取り外して、歯列形状を保持している印象材に石膏を流し込み、固形化した後に石膏を取り出すことにより、ステップS2で、使用者の歯列石膏モデルEが完成する。
ここで、使用者の歯列3にブラケット4やワイヤー5等の矯正具が取り付けられていると、マウスピース7の内側マウスピース7Aを歯列3に装着する際に、内側マウスピース7Aが矯正具のエッジに引っ掛かると、内側マウスピース7Aが破損したり、ブラケット4が歯の表面より外れたりするおそれがある。このような不具合を防止するために、歯列石膏モデルEのブラケット4の部分やワイヤー5の部分の隙間にワックス剤等を充填してエッジを無くすことができる。この方法によれば、内側マウスピース7Aを製作する際に、歯列3に印象材を付着させる前に、水で流せる無毒のワックス剤等をブラケット4やワイヤー5の隙間に充填してエッジを無くした後に印象採取を行う場合と比べて、使用者の負担が軽減する。
加熱して軟化させたEVAシートを歯列石膏モデルEに当てがって吸引成形し、冷却した後に歯列石膏モデルAをEVAシートから取り外すことにより、ステップS3で、内側マウスピース7Aが完成する。このステップS3までは、従来のマウスピースの製造方法と同じである。
EVAシートの厚みを変更することで、厚み(肉厚)の異なる内側マウスピース7Aの製作が可能であり、肉厚の薄い内側マウスピース7Aを使用すると、装着感が良くなるとともに、電動モータ8からの機械的振動の伝達特性が向上するようになる。また、歯3a〜3n毎に内側マウスピース7Aの厚みを変化させることにより、個々の歯3a〜3nに対する機械的振動の伝達特性を変化させることも可能である。
そして、ステップS3において、内側マウスピース7Aを歯列石膏モデルEに嵌め合わせた状態で、ステップS4で、シリコン樹脂等を用いて新たな型取りを行い、完成したシリコン型に石膏を流し込み、固形化した後に石膏を取り出すことにより、ステップS5で、内側マウスピース石膏モデルFが完成する。
ステップS6で、内側マウスピース石膏モデルFに、外側マウスピース7Bの膨らみ部7aとなる石膏モデルF´を接着して、加熱して軟化させたEVAシートを内側マウスピース石膏モデルFに当てがって吸引成形し、冷却した後に内側マウスピース石膏モデルFをEVAシートから取り外すことにより、ステップS7で、外側マウスピース7Bが完成する。
その後、ステップS8で、膨らみ部7aに電動モータ8を格納した外側マウスピース7Bの内側に、内側マウスピース7Aを被せた状態で、内側マウスピース7Aの外面と外側マウスピース7Bの内面とを超音波溶着や接着剤等で気密に接合して一体化することで、マウスピース7が完成する。マウスピース7の総厚みは、1〜6mm程度が好ましい。
ここで、内側マウスピース7Aの外面と外側マウスピース7Bの内面との接合は、外側マウスピース7Bの電動モータ8を格納した膨らみ部7aの周縁部だけの接合でも良いが、内側マウスピース7Aと外側マウスピース7Bの外周縁が捲れ上がるのを防止するためには、内側マウスピース7Aと外側マウスピース7Bの外周縁全体を気密に接合することが好ましく、マウスピース7の使用後に洗浄や保存するためにも好ましい。
本実施形態のマウスピース7によれば、内外二重のマウスピース7A,7Bの重ね合わせ部分の矯正対象歯3g,3hの部分に、機械的振動(機械的刺激)を生成する電動モータ8を格納しているから、正確に矯正対象歯3g,3hの部分だけに振動を付与することができる。
また、マウスピース7に電動モータ8を格納しているから、歯科医院に出向かなくても、例えば家庭で、任意の時間に簡単かつ安全に治療が継続できるようになる。
さらに、電動モータ8の機械的振動は、内側マウスピース7Aを介して矯正対象歯3g,3hの部分に伝達されるから、機械的振動が矯正対象歯3g,3hの部分に直接伝達されることに起因する歯の痛みを和らげることができる。
さらにまた、マウスピース7に電動モータ8を密封状態で格納すれば、衛生的であり、水洗いも可能になる。
アクチュエータとして電動モータ8を用いれば安価であり、電動モータ8の回転軸に取り付けた偏心錘で機械的振動を生成する構造であれば、携帯電話等のバイブレータ機能として汎用されている小型・軽量のものを流用できるので、より安価である。
電動モータ8を振動方向が歯列3に対して略直角方向となるようにマウスピース7に格納すれば、偏心錘で機械的振動を生成する構造である場合には、回転方向と振動方向とが一致するので、電動モータ8が回転軸方向に長いタイプであっても、マウスピース7からの突出高さが低くなって、違和感が少なくなる。また、電動モータ8の振動を直に矯正対象歯3g,3hに付与できるので、振動伝達効率が良好になる。
電動モータ8を直流(DC)電源で駆動すれば、可変抵抗ボリューム10による直流電圧レベルの調節で電動モータ8の振動数(回転数)を簡単に調節することができる。また、直流電源を電池11とすれば、ACコンセントが無いような場所(例えば屋外等)でも治療ができるようになる。
マウスピース7は、歯列3の全体に装着する形状であるから、歯列3に装着すれば、矯正対象歯3g,3hの部分に、機械的振動を生成するにアクチュエータである電動モータ8を正確に位置させることができる。
電動モータ8は、膨らみ部7aの内面等に直接接触すると、振動力が制止されやすいことから、金属や樹脂(例えばABS樹脂)で作成したカバー内に、振動力が制止されない状態で予め収納したものを膨らみ部7a内の空隙に格納することが好ましい。
例えば図13(a)(b)に示すように、有頂円筒状の金属や樹脂で作成したカバー20を電動モータ8のケーシングの外周に嵌め込み、このカバー20で電動モータ8の偏心錘8aの外周囲を取り囲んだ状態で、カバー20とともに電動モータ8を膨らみ部7a内の空隙に格納すれば良い。
また、図14(a)(b)に示すように、長方形状のフレキシブルプリント基板21に、長さ方向に延在する一対の電源用導線21a,21bを形成するとともに、電動モータ8の裏面に、導線21a,21bにそれぞれ接触可能な給電用端子(不図示)を形成して、電動モータ8をフレキシブルプリント基板21の導線21a,21bに沿って取付け位置を調整できるようにしたタイプが考えられる。このタイプでは、電動モータ8の取付け位置を調整した後に、電動モータ8の給電用端子と導線21a,21bとを半田付けすることで、電動モータ8をフレキシブルプリント基板21に固定することができる。また、フレキシブルプリント基板21の導線21a,21bには、一方側のコネクタ(例えば雄コネクタ)22の給電用端子(不図示)を半田付けしておくことができる。
そして、有頂半円筒状の金属や樹脂で作成したカバー24を電動モータ8のケーシングの外周に嵌め込み、このカバー20で電動モータ8の偏心錘8aの外周囲を取り囲んだ状態で、カバー24の爪部24aをフレキシブルプリント基板21の係止穴21cのいずれかに係止して固定し、カバー24とともに電動モータ8を膨らみ部7a内の空隙に格納すれば良い。
また、膨らみ部7aに連なって、一方側のコネクタ22の外周を気密に被覆する被覆部7eを形成して、この被覆部7e内のコネクタ22に、外部から他方側のコネクタ(例えば雌コネクタ)23を直角な方向から着脱可能に結合することができる。一方側のコネクタ22に他方側のコネクタ23を結合させた時には、他方側のコネクタ23の外周も被覆部7eで気密に被覆されるようになる。他方側のコネクタ23の給電線9は、コネクタ23から気密に外部に引き出され、唇の間から口外へ引き出されるようになる。
図13(a)(b)に示したように、電動モータ8の給電線9は、外側マウスピース7Bの膨らみ部7aに形成された貫通穴7fから気密に外部に引き出されるようになっているが、マウスピース7は、水で丸洗いすることから、完全防水化することが好ましい。
そこで、例えば、図15(a)に示すように、給電線9の挿通穴25aを有するチューブ25を設けて、このチューブ25の先端にフランジ部25bを形成する。チューブ25の材料は、マウスピース7の材料と同じEVA(エチレン酢酸ビニル樹脂)が最適である。チューブ25の長さは、唇の間から口外へ充分に引き出される長さが好ましい。
そして、矢印aのように、フランジ部25b側から挿通穴25aに給電線9を挿通させて、図15(b)のように、フランジ部25bを膨らみ部7aの側面に押し付けながら密着させる。この状態で、膨らみ部7aの外面とチューブ25の外面とを断熱材26A,26Bでそれぞれ覆い、フランジ部25bの付近のみを露出させて、ドライヤーやヒートガンにより、矢印bのように、フランジ部25bの付近に熱風を吹き付けると、フランジ部25bが溶けることで、図15(c)のように、フランジ部25bが膨らみ部7aの側面に気密に溶着されるようになる。
このようにすれば、外側マウスピース7Bの膨らみ部7aの貫通穴7fから給電線9を単に外部に引き出す場合と比較して、給電線9の引き出し部分の防水性が向上するので、完全防水化が達成できるようになる。
また、給電線9をEVA製のチューブ25で被覆することになるから、塩ビ製等の給電線9が口腔に触れないので、衛生面の安全性も保証されるようになる。さらに、見栄えも良好になる。
図14(a)(b)に示したように、他方側のコネクタ23の給電線9は、コネクタ23から気密に外部に引き出されるようになっているが、マウスピース7は、水で丸洗いすることから、完全防水化することが好ましい。
そこで、例えば、図16(a)に示すように、給電線9の挿通穴25aを有するチューブ25を設けて、このチューブ25の先端に、他方側のコネクタ23の外周を覆って、さらに前方に突出する筒状部25cを形成する。チューブ25の材料は、マウスピース7の材料と同じEVA(エチレン酢酸ビニル樹脂)が最適である。チューブ25の長さは、唇の間から口外へ充分に引き出される長さが好ましい。
また、膨らみ部7aに連なる被覆部7eは、チューブ25の筒状部25cを外周に気密に嵌め合わせ可能な筒形状に形成して、チューブ25の筒状部25cを被覆部7eに気密に嵌め合わせながら、被覆部7eのコネクタ22に、外部から他方側のコネクタ23を直角な方向から着脱可能に結合することができる。
このようにすれば、他方側のコネクタ23から給電線9を単に外部に引き出す場合と比較して、給電線9の引き出し部分の防水性が向上するので、完全防水化が達成できるようになる。
また、給電線9をEVA製のチューブ25で被覆することになるから、塩ビ製等の給電線9が口腔に触れないので、衛生面の安全性も保証されるようになる。さらに、見栄えも良好になる。
マウスピース7は、図6に示すように、歯列3の一部(図6の例では矯正対象歯3f〜3h)に装着する形状であっても良く、この場合には、マウスピース7がコンパクトになって、使用者の装着時の負担が軽減するようになる。
マウスピース7は、通常は歯型1の歯槽部にも被さるが、歯列3のみに機械的振動を付与するために、歯槽部に相当する部分をカットしても良い。このようなカットにより、マウスピース7の質量が小さくなって、より振動が伝搬しやすくなるとともに、マウスピース7がコンパクトになる。
マウスピース7は、歯列3の全体に装着するために、歯列3に直接被せる内側マウスピース7Aと、内側マウスピース7Aの外側に被せる外側マウスピース7Bとで構成したが、図7(a)(b)に示すように、内側マウスピース7Aを四角片形状として、膨らみ部7aに電動モータ8を格納した外側マウスピース7Bの内側に、膨らみ部7aの開口を覆うように四角片形状の内側マウスピース7Aを気密に接合して一体化することも可能である。この場合には、外側マウスピース7Bを歯列3に直接被せることになり、内側マウスピース7Aは気密に接合するための単なるシール材となる。
本実施形態のマウスピース7は、ワイヤー5を取り付けた歯列3に装着することで、一定力+振動力を付与するようにしたが、ワイヤー5を取り付けていない歯列3に装着するようにして、電動モータ8で振動力だけを付与することもできる。
この場合、マウスピース7に、矯正対象歯3g,3hの部分に一定力(矯正力)を付与する形状を追加することもできる。例えば、図8(a)のように、内側マウスピース7Aの内面に硬質の膨出部7bを一体成形して、この膨出部7bの押し力で矯正対象歯3g,3hの部分に一定力(矯正力)を付与することができる。また、図8(b)のように、内側マウスピース7Aの内面に硬質の膨出シート7cを接合して、この膨出シート7cの押し力で矯正対象歯3g,3hの部分に一定力(矯正力)を付与することができる。なお、矯正対象歯3g,3hが異なれば、膨出部7bや膨出シート7cの位置が異なることは当然である。
なお、図7(a)(b)に示したように、外側マウスピース7Bを歯列3に直接被せる場合には、外側マウスピース7Bの内面に硬質の膨出部を一体成形し、あるいは硬質の膨出シートを接合することができる。また、同図のように、四角片形状の内側マウスピース7A自体を硬質とすれば、この内側マウスピース7Aの押し力で矯正対象歯3g,3hの部分に一定力(矯正力)を付与することもできる。
このように構成すれば、歯列3にワイヤー5を取り付けなくても、矯正対象歯3g,3hの部分に一定力+振動力を付与できるので、実用的価値が高まるようになる。
内外二重に重ね合わせた構造のマウスピース7内に、起振手段である電動モータ8とともに駆動用電源、制御部品等を格納できれば、マウスピース7からの給電線を唇の間から口外に引き出して外部装置(バッテリや制御部品等)と接続する必要が無くなる。
図9(a)(b)のように、電動モータ8の電源となる電池11を小型のボタン電池11´とすれば、外側マウスピース7Bに形成した電動モータ8の格納用膨らみ部7aの近傍に、ボタン電池11´の格納用膨らみ部7dを形成して、電動モータ8とボタン電池11´とを膨らみ部7a,7d内で給電線等により直接接合することもできる。なお、給電線等には、外側マウスピース7Bの外面からのプッシュ・プッシュ操作でオン・オフするスイッチ13を組み込むことができる。
マウスピース7内に格納する電動モータ(アクチュエータ)8、ボタン電池11´、スイッチ13等の間の絶縁は通常の絶縁処理を行ってもよいが、構造材であるマウスピース材料そのものに絶縁効果があるため外壁の構造を利用してもよい。
また、マウスピース7内に制御ユニット用のフレキシブル基板を格納する場合、これらをフレキシブル基板上に実装することで、より簡単に二重にしたマウスピース7内に起振手段、駆動用電源、制御部品等を格納できる。
このように構成すれば、外部との配線や連結部分を除くことで、装置の外観はマウスピースのみとなり、口腔内部に給電線9が触れることが無く、電気的安全性が確保されるとともに装着感の向上も期待できる。また、持ち運びも便利になって、実用的価値が高まるようになる。上記のような理由より、格納する電源はボタン電池11´等の小型、薄型のものが望ましい。
前記実施形態は、マウスピース7の外側マウスピース7Bの1箇所(矯正対象歯3g,3hの部分)に形成した膨らみ部7aに電動モータ8を格納したものであってが、図10のように、マウスピース7の外側マウスピース7Bの複数箇所(例えば矯正対象歯3g,3hの部分と矯正対象歯3c,3dの部分)にそれぞれ形成した膨らみ部7aに電動モータ8を格納することもできる。
前記実施形態は、外側マウスピース7Bの表面側の矯正対象歯3g,3hの部分に外向き膨らみ部7aを形成して、この膨らみ部7aに電動モータ8を横向きに格納したものであったが、図10のように、外側マウスピース7Bの裏面側の矯正対象歯3lの部分に内向き膨らみ部7a´を形成して、この膨らみ部7a´に電動モータ8を縦向きに格納することもできる。
前記実施形態は、内側マウスピース7Aと外側マウスピース7Bとでなる二重マウスピース7であったが、必ずしも二重である必要は無く、三重、四重などの多重マウスピースであっても良い。
前記実施形態は、アクチュエータとして電動モータ8を用いたものであったが、電動モータ8に代えて、往復振動する可動子を有するリニアモータを用いることもできる。その他、ソレノイドやボイスコイルモータ等も用いることができる。
また、アクチュエータとして、電動モータ8に代えて、図11(a)のように、永久磁石15を用いることもできる。本例では、矯正対象歯3f,3iの部分に形成した外側マウスピース7Bの膨らみ部7aに、永久磁石15をそれぞれ格納している。
そして、図11(b)(c)のように、マウスピース7を装着した使用者の頭部周りに、マウスピース7とは別のリング状の磁界発生コイル(磁場生成手段)16を嵌め込んで(磁界発生コイル16は使用者から隔離されている。)、磁界発生コイル16で生成される磁界によって永久磁石15に機械的振動を生成することができる。
このように構成すれば、マウスピース7に永久磁石15を格納するだけで良いから、マウスピース7がコンパクトになって、使用者の装着時の負担が軽減するようになる。また、持ち運びが便利になって、実用的価値が高まるようになる。
前記各実施形態において、アクチュエータ(電動モータ8や永久磁石15)の格納位置によっては、アクチュエータの格納位置の部分の矯正対象歯だけではなく、歯列3の全体の歯3a〜3nにも機械的振動が伝わるので、歯列3の全体の歯3a〜3nの治療も可能になる。
下顎側の歯型の斜視図である。 本発明の実施形態のマウスピースを歯列に装着した斜視図である。 図2のマウスピースを表側から見た分解斜視図である。 図2のマウスピースを裏側から見た分解斜視図である。 (a)は図2のI−I線断面図、(b)は図2のII−II線断面図、(c)は電動モータの配線図である。 本発明の別実施形態のマウスピースを歯列に装着した斜視図である。 本発明の別実施形態のマウスピースであり、(a)は分解斜視図、(b)は(a)のIII−III線に相当する断面図である。 本発明の別実施形態のマウスピースであり、(a)(b)は、それぞれ図7(a)のIII−III線に相当する断面図である。 本発明の別実施形態のマウスピースであり、(a)は斜視図、(b)は(a)のIV−IV線断面図である。 本発明の別実施形態のマウスピースの斜視図である。 本発明の別実施形態のマウスピースであり、(a)は斜視図、(b)は使用者と磁界発生コイルの平面図、(c)は使用者と磁界発生コイルの正面図である。 本発明の実施形態のマウスピースを製造する工程のシステム図である。 本発明の実施形態のマウスピースの第1変形例であり、(a)は斜視図、(b)は要部拡大断面図である。 本発明の実施形態のマウスピースの第2変形例であり、(a)は電動モータ部分の斜視図、(b)はマウスピースの要部拡大断面図である。 第1変形例のマウスピースを利用したチューブの接続構造であり、(a)はチューブ挿通時の断面図、(b)はチューブ溶着時の断面図、(c)はチューブ溶着後の断面図である。 第2変形例のマウスピースを利用したチューブの接続構造であり、(a)はコネクタ結合前の断面図、(b)はコネクタ結合後の断面図である。 (a)(b)は、それぞれ歯列矯正の期間の短縮効果を説明するためのグラフである。
符号の説明
1 歯型
3 歯列
5 ワイヤー(矯正具)
7 マウスピース
7A 内側マウスピース
7B 外側マウスピース
7a 膨らみ部
8 電動モータ
11 電池
15 永久磁石
16 磁界発生コイル

Claims (11)

  1. 歯列に装着するマウスピースを備え、このマウスピースは、少なくとも内外二重に重ね合わせた構造であり、矯正対象歯に機械的振動を生成するアクチュエータをこの重ね合わせ部に格納していることを特徴とする歯列矯正装置。
  2. 前記アクチュエータは、電動モータであることを特徴とする請求項1に記載の歯列矯正装置。
  3. 前記電動モータは、回転軸に取り付けた偏心錘で機械的振動を生成する構造であることを特徴とする請求項2に記載の歯列矯正装置。
  4. 前記アクチュエータは、往復振動する可動子を有するリニアモータであることを特徴とする請求項1に記載の歯列矯正装置。
  5. 前記電動モータ若しくはリニアモータは、振動方向が歯列に対して略直角方向となるように格納していることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の歯列矯正装置。
  6. 前記電動モータ若しくはリニアモータは、直流電源で駆動されるDCモータであり、その電源は電池であることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の歯列矯正装置。
  7. 前記電池は、電動モータ若しくはリニアモータとともに、マウスピースの重ね合わせ部分に格納していることを特徴とする請求項6に記載の歯列矯正装置。
  8. 前記アクチュエータは、永久磁石であり、マウスピースとは別の磁場生成手段によって生成される磁界によって機械的振動を生成する構造であることを特徴とする請求項1に記載の歯列矯正装置。
  9. 前記マウスピースは、矯正対象歯の部分に矯正力を付与する形状であることを特徴とする請求項1に記載の歯列矯正装置。
  10. 前記マウスピースは、歯列の全体に装着する形状であることを特徴とする請求項1に記載の歯列矯正装置。
  11. 前記マウスピースは、歯列の一部に装着する形状であることを特徴とする請求項1に記載の歯列矯正装置。
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