JP2007289639A - アイアンヘッドを有するゴルフクラブ - Google Patents

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Abstract

【課題】重量を大きくし過ぎないで、打感を向上させて打ち易いアイアンヘッドを有するゴルフクラブを提供する。
【解決手段】フェース部のバック側周辺部は、上斜め方向に傾斜するトップ部と、トウ部TUと、ソール部と、ヒール部HLとに亘った厚肉部LTによって形成され、該厚肉部によって囲まれたフェース壁部FHは、スィートスポットを含む中央部領域Z2の肉厚が、トップ部のトップ面の長手方向中央点と接する接平面PLに平行なライン上で測って、該中央部領域の一側に隣接したトウ部側領域Z3の肉厚よりも厚いと共に、他側に隣接したヒール部側領域Z1の肉厚よりも厚く、また、該ヒール部側領域、中央部領域、トウ部側領域の夫々の領域内において、前記接平面に対して垂直な方向において、トップ部からソール部の方向に向かって漸次滑らかに厚肉化されており、該トウ部側領域とヒール部側領域は、夫々のトップ部側縁部FHFの肉厚が互いに同じであり、前記厚肉化の増加率も互いに同じであるよう構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、アイアンヘッドを有するゴルフクラブに関する。
アイアンヘッドを有するゴルフクラブで打撃する場合は、通常、ヘッドの下部が打撃位置となる。打感を向上させるためには、この打撃位置の肉厚を厚くすることが必要である。しかし、フェース壁部の全体を厚肉化すれば、ヘッドが必要以上に重量化してしまう。下記特許文献1ではフェース壁部下方部を厚くし、重心を下げて打撃したボールが上がり易いゴルフクラブヘッドとしている。
特開2003−265652号公報
然しながら、ヘッドの上下方向において段差状に厚肉化しているため、打撃位置が上下方向にずれると、その打感が大きく変わり、ゴルファーにとっては安定した状態では打ち難いクラブとなる。
依って解決しようとする課題は、重量を大きくし過ぎないで、打感の急変を防止して打感を向上させ、打ち易いアイアンヘッドを有するゴルフクラブを提供する。
また、打撃位置がトウ・ヒール方向にずれて、トウ側やヒール側で打撃した場合にも打感変化の小さいアイアンヘッドを有するゴルフクラブを提供する。
第1の発明では、ライ角通りに載置した場合、フェース部のバック側周辺部は、シャフト固着側から上斜め方向に傾斜するトップ部と、トウ部と、ソール部と、ヒール部とに亘った厚肉部によって形成されており、その厚肉部によって囲まれた凹部領域のフェース壁部は、トップ部のトップ面の長手方向中央点と接する接平面に対して垂直な方向において、トップ部からソール部の方向に向かって漸次滑らかに厚肉化されていることを特徴とするアイアンヘッドを有するゴルフクラブを提供する。
後述のように、上記中央点の位置は厳密に定まる必要はない。また、垂直な方向も、厳密に解釈すべきものではない。
第2の発明では、前記フェース壁部のトップ部側縁部が、その縁部に沿って一定肉厚であって、前記厚肉化の増加率が前記接平面に平行なライン上において同じである第1の発明記載のアイアンヘッドを有するゴルフクラブを提供する。
第3の発明では、ライ角通りに載置した場合、フェース部のバック側周辺部は、シャフト固着側から上斜め方向に傾斜するトップ部と、トウ部と、ソール部と、ヒール部とに亘った厚肉部によって形成されており、その厚肉部によって囲まれた凹部領域のフェース壁部内の、スィートスポットを含む中央部領域の肉厚が、トップ部のトップ面の長手方向中央点と接する接平面に平行なライン上で測って、該中央部領域の一側に隣接したトウ部側領域の肉厚よりも厚いと共に、他側に隣接したヒール部側領域の肉厚よりも厚く、また、該ヒール部側領域、中央部領域、トウ部側領域の夫々の領域内において、前記接平面に対して垂直な方向において、トップ部からソール部の方向に向かって漸次滑らかに厚肉化されており、該トウ部側領域とヒール部側領域は、夫々のトップ部側縁部の肉厚が互いに同じであると共に、夫々の領域における前記厚肉化の増加率も互いに同じであることを特徴とするアイアンヘッドを有するゴルフクラブを提供する。
第4の発明では、ライ角通りに載置した場合、フェース部のバック側周辺部は、シャフト固着側から上斜め方向に傾斜するトップ部と、トウ部と、ソール部と、ヒール部とに亘った厚肉部によって形成されており、その厚肉部によって囲まれた凹部領域のフェース壁部は、トップ部側縁部に沿った細長領域を有し、前記フェース壁部の前記細長領域を除いた他領域よりも段差状に肉厚が薄く、該細長領域はヘッドのスィートスポットよりもトップ部寄りに位置しており、前記他領域において、スィートスポットを含む中央部領域の肉厚が、トップ部のトップ面の長手方向中央点と接する接平面に平行なライン上で測って、該中央部領域の一側に隣接したトウ部側領域の肉厚よりも厚いと共に、他側に隣接したヒール部側領域の肉厚よりも厚く、また、該ヒール部側領域とトウ部側領域の夫々の領域内において、前記接平面に対して垂直な方向において、トップ部からソール部の方向に向かって漸次滑らかに厚肉化されており、該トウ部側領域とヒール部側領域は、夫々のトップ部寄り縁部の肉厚が互いに同じであると共に、夫々の領域における前記厚肉化の増加率も互いに同じであることを特徴とするアイアンヘッドを有するゴルフクラブを提供する。
第5の発明では、前記中央部領域も、前記接平面に対して垂直な方向において、トップ部からソール部の方向に向かって漸次滑らかに厚肉化されている第4の発明記載のアイアンヘッドを有するゴルフクラブを提供する。
第6の発明では、前記中央部領域の厚肉化の増加率は、前記トウ部側領域とヒール部側領域の増加率よりも大きい第3の発明又は第5の発明記載のアイアンヘッドを有するゴルフクラブを提供する。
第1の発明では、接平面に垂直な方向におけるトップ部からソール部の方向に漸次滑らかに厚肉化しているため、打撃位置の上下方向のずれによる打感の急変を防止できると共に、全体重量を大きくし過ぎないで重心位置を下げる。従って、打撃位置となるヘッドの下方部(ソール部に近い部位)による打感を向上できる。
第2の発明では、フェース壁部はヒール部側の上下幅が小さく、トウ部側のそれは大きい。また、トップ部側縁部の同一肉厚からスタートし、厚肉化の増加率も同じ(不変)であるため、ソール部側縁部では、ヒール部側よりもトウ部側がより厚肉化している。このため、ヒール部側領域も中央部領域もトウ部側領域も、打撃時の撓み剛性に大きな差は無く、トウ・ヒール方向における打撃場所ずれによる打感変化が小さく、ゴルファーにとっては打ち易いゴルフクラブとなる。
第3の発明では、トウ側領域もヒール側領域も撓み剛性が大きく異ならない構造のため、打撃がスィートスポットを大きく外れて前後方向のトウ側やヒール側にずれた場合、何れの領域で打撃しても打感差が小さく、打ち易い。また、接平面に垂直な方向におけるトップ部からソール部の方向に漸次滑らかに厚肉化しているため、各領域において打撃位置が上下方向にずれた場合の打感の急変を防止できると共に、全体重量を大きくし過ぎないで重心位置を下げることができる。従って、打撃位置となるヘッドの下方部(ソール部に近い部位)による打感を向上できる。更には、スィートスポットを含む中央部領域が厚肉であるため、この領域を打撃した場合(正確な打撃時)の打感を向上させられる。
第4の発明は、第3の発明と類似の作用効果を奏する。即ち、トウ側領域もヒール側領域も撓み剛性が大きく異ならない構造のため、打撃がスィートスポットを大きく外れて前後方向のトウ側やヒール側にずれた場合、何れの領域で打撃しても打感差が小さく、打ち易い。また、トウ部側領域とヒール部側領域では、接平面に垂直な方向におけるトップ部からソール部の方向に漸次滑らかに厚肉化しているため、打撃位置の上下方向のずれによる打感の急変を防止できると共に、全体重量を大きくし過ぎないで重心位置を下げることができる。従って、打撃位置となるヘッドの下方部(ソール部に近い部位)による打感を向上できる。更には、スィートスポットを含む中央部領域が厚肉であるため、この領域を打撃した場合の打感を向上させられる。
更には、細長領域はヘッドのスィートスポットを外れた上方に位置しているため、この領域はアイアンヘッドで打撃する際の打撃領域からは外れていると共に、他領域に比べて段差状に薄肉化されている。従って、中央部領域とトウ部側領域とヒール部側領域とからなる他領域は、その上端支持部(細長領域)が薄肉故、薄肉化させた分の重量を、ヘッドの下方部に移せば低重心化が図れ、スィートスポットが下がり、地面に置かれたボールの打撃位置と一致し易くなる。従って、飛距離が向上する。
第5の発明では、中央部領域も漸次滑らかに厚肉化されているため、この中央部領域を打撃した場合に、打撃位置が上下方向にずれたことによる打感の急変を防止できる。
第6の発明では、中央部領域の打撃位置となるヘッド下方部の肉厚が更に厚肉化するため、スィートスポット付近を打撃した場合の打感を更に向上させられる。
以下、本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係るアイアンヘッドを有するゴルフクラブをライ角θの通りに水平面HP上に載置した状態の正面図であり、図2はそのヘッド付近の拡大図、図3は図2のバック側から見た背面図であり、図4は図3の矢視線D−Dによる断面図、図5は矢視線E−Eによる断面図、図6は矢視線F−Fによる断面図、図7は矢視線G−Gによる断面図である。ヘッド10のフェース部FSは、ヒール部HL、トウ部TU、ソール部SL、トップ部TPとによって周囲を囲まれている。ライ角通りにソール部SLが水平面HPに載置された際のトップ部TPは、図示の如く、シャフト固着部であるホーゼル部HZからトウ部TU側に向かって上斜め方向に延伸している。
ヘッドのバック側は、その周縁部を、トップ部と、トウ部と、ソール部と、ヒール部とに亘って環状になった厚肉部LTによって形成しており、その厚肉部によって囲まれた凹部領域のフェース壁部FHは、厚肉部に比べて相対的に薄肉であり、トップ部のトップ面の長手方向中央点Pと接する接平面PLに対して概ね垂直な方向において、トップ部からソール部の方向に漸次滑らかに厚肉化させている。
トップ面の長手方向中央点Pは厳密には決定し難いが、正面視や背面視におけるトップ面の小さな曲率に比べて大きな曲率を有するホーゼル部との円弧状境界領域を除き、また、トウ部TUとの円弧状境界領域を除いた範囲Lの中間点として決定する。この中央点Pに接する接平面PLに対して垂直な方向が定まる。トップ面は曲率が小さいため、中央点Pの位置がずれても、この垂直方向は大きくは変化しない。
フェース壁部FHは、該フェース壁部のトップ部側縁部FHFが、その縁部に沿って一定肉厚であって、前記接平面に対する垂直方向に沿った厚肉化の増加率が前記接平面に平行なライン上において同じであるという1つの実施形態がある。この他、図3〜図7に示すように、スィートスポットを含む中央部領域Z2のトウ部側の肉厚t4が、前記接平面に平行なライン上で測って、該中央部領域のトウ部側に隣接したトウ部側領域Z3の肉厚t5よりも厚いと共に、中央部領域Z2のヒール部側の肉厚t3が、ヒール部側に隣接したヒール部側領域Z1の肉厚t2よりも厚く、更には、該トウ部側領域とヒール部側領域は、夫々のトップ部側縁部FHFの肉厚が互いに同じであると共に、前記厚肉化の増加率も互いに同じである形態例がある。
この図3の形態例は、トウ部側領域Z3とヒール部側領域Z1は、図4〜図6を参照すると判り易いが、夫々のトップ部側縁部FHFの肉厚T1,T1が互いに同じであり、前記垂直方向の厚肉化の増加率も同じであるため、肉厚T1<肉厚T2<肉厚T5、肉厚T3<肉厚T4であり、水平面HPに平行な面で切断した図7に現れる肉厚は領域Z3の方が領域Z1よりも厚い。即ち、肉厚t1<肉厚t2<肉厚t5<肉厚t6である。なお、図5に示す1点鎖線12Jはシャフトの中心軸線であり、水平面HPのラインに対して図5において直角であり、αはロフト角である。一方、トップ面が上傾斜であるため、領域Z3の上下方向の幅は、領域Z1の同方向幅よりも大きい。言い換えると、領域Z3の上下の厚肉部LTの間隔は広く、領域Z1の上下の厚肉部LTの間隔は狭い。
このため、打撃がスィートスポットを大きく外れてトウ側やヒール側にずれた場合の打撃時において、同じ高さの打撃で比較すれば、領域Z3の撓み剛性と領域Z1の撓み剛性とは大きく異ならず、何れの領域で打撃しても打感差が小さく、ゴルファーにとって打ち易いアイアンヘッドを有するゴルフクラブとなる。
また、打撃がスィートスポットを含む中央部領域Z2を打撃した場合(正確な打撃をした場合)、その前後領域Z1,Z3に比べて肉厚が厚いため、打感がより向上する。また、この図3の例では、中央部領域Z2の厚肉化の増加率は前後領域Z1,Z3と同じである。即ち、各領域Z1,Z2,Z3の表面は平行である。
図8は本発明に係る他の形態例を示す背面図であり、第4発明〜第6発明の形態例を示している。図9、図10、図11は、夫々図8の矢視線I−I,J−J,K−Kによる横断面図である。以下では、図3の形態例と異なる事項を主に説明する。厚肉部LTによって囲まれた凹部領域のフェース壁部FHは4つの領域Z0,Z1’,Z2’,Z3’に分割されている。細長領域Z0はトップ部側縁部FHFに沿った細長い帯状であり、この例ではその肉厚T0は一定である。また、他の3つの領域よりも段差状に薄肉厚である他、スィートスポットSPよりも上方に位置している。
一方、ヒール部側領域Z1’、中央部領域Z2’、トウ部側領域Z3’の上縁は、細長領域Z0の下縁であることと、中央部領域Z2’の厚肉化の増加率が前後の領域Z1’,Z3’よりも大きいことと、中央部領域の上端縁部の肉厚が前後の領域Z1’,Z3’の上縁部と同じ肉厚であること以外は図3の形態例と同様である。従って、図9〜図11に示す肉厚関係は、T0<T1’<T2’、T3’=T1’<T4’、T1’<T5’である。
打撃領域となり得る3つの領域Z1’,Z2’,Z3’の作用効果は、図3の形態例の場合と同様な作用効果を奏する他、中央部領域Z2’がソール部方向に向かって大きな増加率で厚肉化されているため、この領域を打撃した場合、即ち、スィートスポットSP付近を打撃した場合、その打感を更に向上させられる。更には、細長領域Z0がこれら3つの領域Z1’,Z2’,Z3’に対して段差状に薄肉化されているため、細長領域Z0を薄肉化させた分の重量をヘッドの下方部に移せば、低重心化が図れ、スィートスポットが下がり、地面に置かれたボールの打撃位置と一致し易くでき、飛距離が向上する。また、打撃時に、フェース壁部の3つの領域Z1’,Z2’,Z3’の上縁がバック側に撓み易いため、反発性が高まって飛距離が伸びる。
細長領域Z0の幅は、ヘッドでの、実質的打撃領域を含まない範囲で広くすることが、低重心化に寄与できる。従って、長さ方向の平均幅で言って、トップ部側の厚肉部LTの平均幅よりも大きくし、10mm以下とする。
細長領域の肉厚T0は、横断面において(上下方向に)一定とは限らず、トウ部側領域Z3’を例に示せば図12に示すように、トップ部側厚肉部LTの直下の肉厚T0”を最大とし、ソール部方向に行くに従って漸減して、最小肉厚T0’となり、段差状に厚肉化された肉厚T1’を有する部位を上縁とするトウ部側領域Z3’に連続する。この場合、T0’<T0”≦T1’である。
図8の例では、中央部領域Z2’の表面は滑らかであるが、例えば、中央部領域の適宜位置に2点鎖線で囲む範囲ZZを、この部分の肉厚の15パーセント以下の範囲の深さに削り取ってもこの領域の打撃時に実質的な段差の影響は生じないため、中央部領域Z2’の表面が滑らかである場合と、実質的には同じ作用効果を奏する。
また、以上の各図示形態例では、肉厚の増加率は一定値の場合を示しているが、漸次滑らかに厚肉化される限り、増加率が漸次大きくなったり、その他種々に変化してもよい。
本発明は、アイアンヘッドを有するゴルフクラブに利用できる。
図1は本発明に係るアイアンヘッドを有するゴルフクラブの正面図である。 図2は図1のヘッド付近の拡大図である。 図3は図2のバック側から見た背面図である。 図4は図3の矢視線D−Dによる断面図である。 図5は図3の矢視線E−Eによる断面図である。 図6は図3の矢視線F−Fによる断面図である。 図7は図3の矢視線G−Gによる断面図である。 図8は本発明に係る他の形態例の背面図である。 図9は図8の矢視線I−Iによる横断面図である。 図10は図8の矢視線J−Jによる横断面図である。 図11は図8の矢視線K−Kによる横断面図である。 図12は細長領域の他の形態例を示す断面図である。
符号の説明
10 アイアンヘッド
FH フェース壁部
FHF フェース壁部のトップ部側縁部
LT 厚肉部
P トップ面の中央点
PL 接平面
TP トップ部
Z1,Z1’ ヒール部側領域
Z2,Z2’ 中央部領域
Z3,Z3’ トウ部側領域

Claims (6)

  1. ライ角通りに載置した場合、フェース部のバック側周辺部は、シャフト固着側から上斜め方向に傾斜するトップ部と、トウ部と、ソール部と、ヒール部とに亘った厚肉部によって形成されており、その厚肉部によって囲まれた凹部領域のフェース壁部は、トップ部のトップ面の長手方向中央点と接する接平面に対して垂直な方向において、トップ部からソール部の方向に向かって漸次滑らかに厚肉化されていることを特徴とするアイアンヘッドを有するゴルフクラブ。
  2. 前記フェース壁部のトップ部側縁部が、その縁部に沿って一定肉厚であって、前記厚肉化の増加率が前記接平面に平行なライン上において同じである請求項1記載のアイアンヘッドを有するゴルフクラブ。
  3. ライ角通りに載置した場合、フェース部のバック側周辺部は、シャフト固着側から上斜め方向に傾斜するトップ部と、トウ部と、ソール部と、ヒール部とに亘った厚肉部によって形成されており、その厚肉部によって囲まれた凹部領域のフェース壁部内の、スィートスポットを含む中央部領域の肉厚が、トップ部のトップ面の長手方向中央点と接する接平面に平行なライン上で測って、該中央部領域の一側に隣接したトウ部側領域の肉厚よりも厚いと共に、他側に隣接したヒール部側領域の肉厚よりも厚く、また、該ヒール部側領域、中央部領域、トウ部側領域の夫々の領域内において、前記接平面に対して垂直な方向において、トップ部からソール部の方向に向かって漸次滑らかに厚肉化されており、該トウ部側領域とヒール部側領域は、夫々のトップ部側縁部の肉厚が互いに同じであると共に、夫々の領域における前記厚肉化の増加率も互いに同じであることを特徴とするアイアンヘッドを有するゴルフクラブ。
  4. ライ角通りに載置した場合、フェース部のバック側周辺部は、シャフト固着側から上斜め方向に傾斜するトップ部と、トウ部と、ソール部と、ヒール部とに亘った厚肉部によって形成されており、その厚肉部によって囲まれた凹部領域のフェース壁部は、トップ部側縁部に沿った細長領域を有し、前記フェース壁部の前記細長領域を除いた他領域よりも段差状に肉厚が薄く、該細長領域はヘッドのスィートスポットよりもトップ部寄りに位置しており、
    前記他領域において、スィートスポットを含む中央部領域の肉厚が、トップ部のトップ面の長手方向中央点と接する接平面に平行なライン上で測って、該中央部領域の一側に隣接したトウ部側領域の肉厚よりも厚いと共に、他側に隣接したヒール部側領域の肉厚よりも厚く、また、該ヒール部側領域とトウ部側領域の夫々の領域内において、前記接平面に対して垂直な方向において、トップ部からソール部の方向に向かって漸次滑らかに厚肉化されており、該トウ部側領域とヒール部側領域は、夫々のトップ部寄り縁部の肉厚が互いに同じであると共に、夫々の領域における前記厚肉化の増加率も互いに同じであることを特徴とするアイアンヘッドを有するゴルフクラブ。
  5. 前記中央部領域も、前記接平面に対して垂直な方向において、トップ部からソール部の方向に向かって漸次滑らかに厚肉化されている請求項4記載のアイアンヘッドを有するゴルフクラブ。
  6. 前記中央部領域の厚肉化の増加率は、前記トウ部側領域とヒール部側領域の増加率よりも大きい請求項3又は5記載のアイアンヘッドを有するゴルフクラブ。
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