JP2007289402A - 散剤及び内用液剤混合袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、現在、薬局がボトルで患者に与えている液薬(内用液剤)に代え、患者自らが内用液剤及び散剤を混合して服用できる散剤及び内用液剤混合袋を提供することを目的とする。
【解決手段】1回の服用量として計量された少量の散剤を収納する散剤収納部と、前記散剤を分散させるべく計量された少量の内用液剤を収納する内用液剤収納部とを有し、両収納部を隣り合わせて配置すると共に、前記内用液剤収納部を押圧して前記散剤収納部との境界域を破壊することにより、この押潰しによって排出された内用液剤が前記散剤収納部に移動して前記散剤と混合される構成としたことを特徴とする散剤及び内用液剤混合袋。
【選択図】図1
【解決手段】1回の服用量として計量された少量の散剤を収納する散剤収納部と、前記散剤を分散させるべく計量された少量の内用液剤を収納する内用液剤収納部とを有し、両収納部を隣り合わせて配置すると共に、前記内用液剤収納部を押圧して前記散剤収納部との境界域を破壊することにより、この押潰しによって排出された内用液剤が前記散剤収納部に移動して前記散剤と混合される構成としたことを特徴とする散剤及び内用液剤混合袋。
【選択図】図1
Description
本発明は、散剤と内用液とを適切にパッキングすることにより、服用者が必要なときに自ら内用液剤及び散剤を混合して服用することができるようにした散剤及び内用液剤混合袋に関する。
従来より、医療機関や調剤薬局で患者に対して調剤されている内用液剤は、医師及び薬剤師により配合され、ボトル容器(投薬びん)に入れられて患者に渡されている。医師又は薬剤師は処方に従って複数回分の内用液剤量を計量し、これを1回分の服用量を示したボトル容器(投薬びん)に入れている。このボトル容器(投薬びん)は汎用性を持たせるため、単に目盛りを印しただけのものであるので、1回分の服用量をペンで印を入れている。散剤(細粒、顆粒、ドライシロップ等を含む)を水、内用液剤(シロップを含む)と混合し、懸濁液とする場合も同様であり、処方により計量し、散剤と内用液剤とを混合してボトルに入れ、1回分毎の印を入れる。散剤の種類によっては、微粉化されており、よく飛散し、かつよく吸湿するため、その取り扱いには迅速性と細心の注意が必要であるものもある。このようにして調剤される液薬(水薬又は内用液薬とも呼ぶ)は服用期限が数日に制限されていたり、薬剤の力価の低下や苦味が強くなる等の問題もあり、服用方法を細かく説明して手渡さねばならない。また、患者はボトル容器(投薬びん)に入れられた液薬を計量しつつ服用せねばならぬので、正確に計量して、服用せねばならなかった。
実開平7−34835号公報には、ミシン目で切り取り可能な水容器を連接して成る携帯用水薬容器が示されているが、服用期限があるためこの種容器に水薬を予め充填しておくことはできない。また、薬局には携帯用水薬容器を多品種少量生産するような機械が無いので、患者毎に都度製造してあげることもできない。
そこで、本発明者は、服用の度に患者自らが散剤及び内用液剤を混合して服用できる便利な散剤及び内用液剤混合袋を提案するものであるが、参考となる公報類を示すと次の通りである。
実用新案登録第3109996号公報(薬入れ容器)は、水筒状の水容器と薬容器を合体させ、薬及び水を必要量だけ取出して、水を使って薬を飲むというものである。医療機関で用いる水薬は、患者に水薬として手渡すというのであるから、この水筒状の水容器で散剤を飲むよう指定することができず、液薬には適用できない。
実用新案登録第3110742号公報(携帯用薬容器)は、中間で縦方向に分割可能のひょうたん形の水及び薬容器に関するものであり、前述の薬入れ容器と略同一の作用、効果を奏するものと考えられる。一般の薬には適用できるが、液薬には適合できない。
特開2005−40415号公報(2液混合袋状輸液容器)は、一般的な2液混合袋状輸液容器の改良に関するもので、センターシールの開通し忘れを防止すべく、2液収納された容器の折り畳みの開放時に、センターシールを同時的に開通することができるようにしたというものである。これは輸液の2液混合に関するものであり、1回分の服用量が0.5〜1g程度の小袋について示すものではなく、かつ散剤と内用液剤を混合できるというものではない。
実開平7−34835号公報、第1頁、図1
実用新案登録第3109996号公報、第1頁、図1
実用新案登録第3110742号公報、第1頁、図1
特開2005−40415号公報、第1頁、図1
本発明は、現在、医師及び薬剤師が散剤及び内用液剤を混合し患者にボトルで与えている液薬に代え、服用の度に患者自らが散剤及び内用液剤を混合して服用できる散剤及び内用液剤混合袋を提供することを目的とする。
また、1回当りの服用を基準とするが、1回の混合操作で複数回(2、3回)服用することができる散剤及び内用液剤混合袋を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、次の通りの散剤及び内用液剤混合袋を発明するに至った。
本発明の散剤及び内用液剤混合袋は、1回の服用量として計量された少量の散剤を収納する散剤収納部と、前記散剤を混合させるべく計量された少量の内用液剤を収納する内用液剤収納部とを有し、両収納部を隣り合わせて配置すると共に、前記内用液剤収納部を押圧して前記散剤収納部との境界域を破壊することにより、この押潰しによって排出された内用液剤が前記散剤収納部に移動して前記散剤と混合される構成とし、袋本体の1部には混合後の水薬を飲用する時に袋を切り裂くための切口を設けたことを特徴とする。
前記散剤及び内用液剤混合袋は、袋外周をホットメルトでシールされた矩形のラミネート小袋で構成し、前記散剤収納部と前記内用液剤収納部とは前記押潰し操作によってシール破壊可能のセンターシールを介して分離し、前記内用液剤収納部の押潰し操作により前記センターシールを破壊すると共に、前記内用液剤収納部及び前記散剤収納部を交互に軽く押圧操作することにより、又は震盪処理することにより均一混合して使用できる構成とすることができる。袋には透明材を用い混合状態を観察できるようにすることもできる。
また、前記内用液剤収納部は、前記散剤収納部に内包される形とすることができる。
さらに、前記服用の量は複数回(n)分の量とし、各収納部の仕切り部分には外方からの押圧力により密封仕切りとするチャックを設け、各収納部の内少なくとも1つに関連して前記内用液剤又は散剤収納部とし、各収納部毎に切口を設けて複数回分の量を一度に混合し、複数回に分けて服用することができる。
袋の形態としては、従来ある分包器による矩形の分包の他、コーヒーシュガ等に適用されているスティック状のものとすることができる。列状配置も縦方向、横方向等様々な形に形成できる。
本発明の散剤及び内用液剤混合袋は、散剤収納部と内用液剤収納部を有し、前記内用液剤収納部を指で押圧して前記散剤収納部との境界域を破壊することにより、内用液及び散剤を混合し縣濁液を作ることができる。混合後、切口から袋を切り裂いて混合された液薬を服用することができる。
散剤及び内用液剤混合袋は、散剤と内用液剤を分けて収納しているので、内用液剤収納部を押圧し押潰さない限り長期(例えば1年)その効能が失われることがなく、調剤窓口、薬店等薬局の棚に貯蔵しておくことができる。
風邪、咳止め、或いは抗生物質等の薬毎、大人及び子供毎、或いは特殊事項毎に分けて大量生産し、医師の処方に合わせて服用させるべく通常の分包薬と同様に取扱うことができる。従って、都度の混合調剤作業が不要となる。
また、散剤種別にあっては、粒子が細かく吸湿性が強く、分包器によっては分包に適さず、また、内用液剤と混合して縣濁液とした場合、薬の力価が低下したり、苦味が出る等の悪影響が出ることがあり、調剤しにくい場合があった。
本発明では、医薬品メーカ側で悪影響のない、力価が低下しない内用液剤を最適に定めることができる。
また、患者、病人側から見ても、どこでも服用でき、手を汚さず服用でき、水やコップを持ち歩く必要がなく、1回の服用量を正しく服用することができ、ボトルをこぼして数回分を全て無くしてしまうというような事故もなくなる。
以上の通り、本発明は特許請求の範囲に記載の通りの散剤及び内用液剤混合袋であるので、内用液剤収納部を押圧して内用液剤収納部の内用液剤を散剤収納部に送り混合でき、服用者自らが服用に応じて縣濁液を作って服用することができる。
医師の観点から見れば、患者に応じた難しい液薬の調合の必要がなくなり、メーカ側で適切配合した形の分包薬品として、これを患者に選択配分することができる。また従来、微粉であり、吸水性が強い等の理由で分包器で分包し難かった散剤についても、散剤及び内用液剤混合袋として提供できる。
患者の側から見れば、いつでも、どこでも手を汚さず、正確な量の服用ができ、ボトルをこぼして残り量を全て無くし、あわてて病院に駆け込まねばならないような事故もなくなる。
請求項2に記載の発明によれば、センターシールの破壊により内用液剤及び散剤を混合できるので、縣濁液を容易に作ることができ、切口を開いて通常分包品と同様の服用ができる。この形は矩形を長くすればスティック形状についても同様である。袋を透明材で作り、又は袋の一部に透明窓を設けておけば、混合状態を観察でき、十分に混合してから服用できる。
請求項3に記載の発明によれば、内用液剤収納部を散剤収納部内に内包するので、製造容易でコンパクトな形の分包品とすることができる。この形は、スティック形状にも利用できる。
請求項4に記載の発明によれば、1回の混合操作についで各収納部に1回分ずつ等量に分配でき、かつ各収納部別に切口を設けたので、1回に服用する量を簡単に変更でき、残りの液薬の保存が容易であり、次回の服用の際に、汚染の問題が起こらず、衛生的に利用できる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最適の形態を説明する。図1及び図2は本発明の一実施形態に係る散剤及び内用液剤混合袋の平面図及び断面図である。
図1及び図2に示すように、本発明の一実施形態に係る散剤及び内用液剤混合袋1は、通常の分包袋同様に外形が略矩形(例えば50mm×75mm)で偏平(例えば厚み5〜8mm)に形成されている。図2は厚みを少し大袈裟に示している。
表裏のラミネート2S、2Rには、熱融着機能のあるフィルム3が添設されており、矩形の外周がコーナ部4として熱融着される形となっている。コーナ部4(4a、4b、4c、4d)で囲まれた内側は、内用液剤収納部5と散剤収納部6が、その略中間位置で熱融着による仕切り面7を介して形成されている。仕切り面7はセンターシールを構成するが、これは内用液剤収納部5の押圧操作によって破壊可能とすべく、中間位置を細かくし、或いは適宜に切り目を入れて構成してある。
前記散剤収納部6には、1回分の服用量として正確に、例えば0.5g或いは1g等と計量された散剤8が収納されている。また、内用液剤収納部5には、この散剤に見合って適切に選択された3〜7cc程度の所要の量の内用液剤9が収納されている。内用液剤収納部5は、容積中の80%を内用液剤で占める等、内用液剤を充満するが、散剤収納部6には散剤8を収納した状態で偏平化した状態とする。これは、内用液剤収納部5から内用液剤9が侵入したとき、矢印で示す方向に自由に膨張してコーナ部4が破壊することがないようにするための処置である。前記コーナ部4dの適切な一位置には切口10が設けられている。従って、この切口10から切り裂くことにより、本例では散剤収納部6を破線11に沿って切り開くことができる。
以上の構成の散剤及び内用液剤混合袋1の製造方法について示すと、まず第1に1つのコーナ部4cのみを残した状態で熱融着して散剤8を投入し、次いで仕切り面7を作ってから内用液剤9を入れてコーナ部4cを閉じ、次いで封入する。
以上の構成の散剤及び内用液剤混合袋1の利用方法について示すと、薬局には図1、図2で示した形の散剤及び内用液剤混合袋1が送られてくるので、これを薬品棚にストックしておき、医師の処方に従って適切な選択処方をすれば良い。例えば病名、年齢に従って、所定の散剤及び内用液剤混合袋1を患者に1週間分、例えば3×7=21個渡す等である。従来の配合作業は一切必要ない。しかもメーカ側で適切に配合されているので適切な配合薬品として渡すことができる。
一方、散剤及び内用液剤混合袋1を受け取った服用者は、服用すべき時刻に1服分取り出して、図2に示す内用液剤収納部5の位置LS(left side)を指の力Fで押し潰し、仕切り面7を開通して内用液剤9を散剤収納部6に送り、次いで震盪操作を加え、或いは他方の位置RS(right side)を押して内用液剤9を逆流させ、このように何回かの揉み込み作業をして均一に混合できる。位置LSを押すと、その分逆の位置RSが膨らむ。図には膨張することを小さな矢印で示している。混合後は両収納部5、6に縣濁液が完成しているので、切口10から収納部6の一端を破線11に沿って切り裂き、液薬を服用することができる。従来のように計量カップで計量しなくとも、正確な量の液薬を服用でき、病気の治療を確実に行うことができる。
図3及び図4に示すように、本発明の他の実施形態に係る散剤及び内用液剤混合袋12は、外周をコーナ部4a、4b、4c、4dとした1つの散剤収納部13を有し、この中に水玉から成る内用液剤収納部14を備えて成る。図1及び図2で示した部材と同一機能を果す部材には同一参照符号を付けて示してある。
水玉から成る内用液剤収納部14は、散剤及び内用液剤混合袋12の本体とは別体に作られて後、コーナ部4cで同時的に熱融着され一体化されている。
製造方法を示すと、まず内用液剤収納部14を別体で製造する。内用液剤収納部14の材料は、熱融着可能の樹脂フィルムで袋状とし、押圧によって容易に破れるフィルムで作っておく。そして、その中に所定の内用液剤を所定量封じ込めて作る。
次に、コーナ部4cを開放した形の袋を作り、この中に所定の散剤を所定量計量して入れ、その後、前記内用液剤収納部14の一端をコーナ部4cに合わせて熱融着する。これにより、図4に示すように、散剤8及び水玉14を封じ込めた形の散剤及び内用液剤混合袋12ができる。散剤8の量、水玉14中の内用液剤の量については、図1及び図2のものと同様である。水玉14は、散剤収納部13の一辺側に片寄らせて配置した形となり、他の辺寄りの位置に切口10を設けている。従って、切口10を破線11に沿って切り開いても、水玉14の破片部分が影響することはない。
病院、薬局における取扱いについては、図1、図2のものと同一である。
服用者にとっても、図1、図2の場合と略同一である。水玉14の存在する位置LSを押圧することにより、水玉14が破れ、内用液剤9を散剤8と混合し、縣濁液を作ることができる。そして、必要に応じ、所要の時刻に液薬を飲むことができる。
図5及び図6は、連結タイプの実施形態を示す。本実施形態の散剤及び内用液剤混合袋15は、2回服用可能の例であり、図3及び図4に示す散剤及び内用液剤混合袋12にもう1つの散剤収納部を付属させた形となっている。即ち、本例の散剤及び内用液剤混合袋15は、2つの液薬収納部16、17をチャック18を介して接続した形となっている。図3及び図4に示したものに対し2倍程度の長さとなっているので、長さ方向に沿ったコーナ部を4b−1、4b−2、4d−1、4d−2に分けて示す。図3、図4に示すものと同一機能を果す部材には同一参照符号を付けて示してある。
前記チャック18は、雌雄の部18F、18Mから成り、相互を外部から押圧することにより、図7に示した形で接合し、両収納部16、17を分離密封することができる。メーカの製造段階及び薬局での保存段階ではチャック18は開いた状態とする。表面には、1回目(first)、2回目(second)の印が付けられており、チャック18の近傍で両側に夫々の切口10−1、10−2が設けられている。
図5及び図6に示す散剤及び内用液剤混合袋15の製造方法について示す。散剤8及び内用液剤収納部(水玉)14の投入及び取付けについては、長さが異なるだけで図3、図4のものと同一である。散剤8は、どちらの液薬収納部16、17に入れても良い。中心に大きな押圧力が加わらない限りチャック18が閉じることはなく、チャック18が開いた状態で薬局に送られる。散剤8及び内用液剤9の量は、図3、図4に示したものに対し、丁度2倍量である。
薬局での取扱いについては、図3、図4のものに対し、2回服用量として服用者に渡すのみで、異なる所がない。
服用者は、注意書きに従って、まず第1に水玉を潰して散剤と内用液剤とを混合し、縣濁液を作る。即ち震盪操作によって混合し、又は水玉14のある位置LSを押し潰し、次いで反対の位置RSを押して何回か揉み、縣濁液を作ることができる。
次に図左方のコーナ部4c部分を下にして、散剤及び内用液剤混合袋15を図示の横位置ではなく縦位置に保持する。
図6には横姿勢で示すが、実際には縦姿勢で使用するものであり、縦位置にして予め確かめられた量で分けられる位置にチャック18を持ってくるようにした方が良い。1回目を服用した後は、切口10−1の部分で1回目の服用後の不必要な部分を切り取って捨てる事になる。
服用はまず一方の液薬収納部16又は17から始める。どちらでも良いが混乱を生ぜぬよう収納部16側を第1回目とすべく印が付けてある。従って、例えば切口10−1を切り開き、液薬収納部16の液薬を服用することができる。このとき、当然に図5の左側を上方に位置させねば液薬がこぼれる。一方の液薬を服用すると、残り液薬は図7の状態となる。
2回目の服用では、チャック18に沿って設けた別の切口10−2を切り開いて服用する。既に切り取った部分はチャック18で隔離されており、切取り部分が汚れていたとしても、それを切り取って服用するので衛生上の問題が生じない。
図5、図6の例では2分割の例を示したが、3分割、4分割と連結数を増やすことができる。また、長手方向に沿って接続する例を示したが、短辺に沿って連結することもできる。さらに、水玉14を1つの液薬収納部に配置したが、2以上の部分に分けることもできる。さらに、また、内用液剤収納部として水玉14の例を示したが、図1、図2で示したような仕切り面で構成することもできる。
本発明の散剤及び内用液混合袋15は、医薬品にして提供されるものであるため、誤って倍量服用する場合は避ける必要がある。絶対誤っての服用を避けるため2個のチャック18を隣り合わせに作って、その間を切るようにすることもできる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜設計的変更して実施することができ、各種態様で実施できる。
1、12、15 散剤及び内用液剤混合袋
2S、2R ラミネート
3 フィルム
4(4a、4b、4c、4d) コーナ部
5 内用液剤収納部
6、13 散剤収納部
7 仕切り面
8 散剤
9 内用液剤
10(10−1、10−2) 切口
11 破線
14 内用液剤収納部(水玉)
16、17 液薬収納部
18 チャック
2S、2R ラミネート
3 フィルム
4(4a、4b、4c、4d) コーナ部
5 内用液剤収納部
6、13 散剤収納部
7 仕切り面
8 散剤
9 内用液剤
10(10−1、10−2) 切口
11 破線
14 内用液剤収納部(水玉)
16、17 液薬収納部
18 チャック
Claims (4)
- 1回の服用量として計量された少量の散剤を収納する散剤収納部と、前記散剤を分散させるべく計量された少量の内用液を収納する内用液剤収納部とを有し、
両収納部を隣り合わせて配置すると共に、前記内用液剤収納部を押圧して前記散剤収納部との境界域を破壊することにより、この押潰しによって排出された内用液が前記散剤収納部に移動して前記散剤と混合される構成とし、袋本体の1部には混合後の液薬を飲用する時に袋を切り裂くための切口を設けたことを特徴とする散剤及び内用液剤混合袋。 - 前記散剤及び内用液剤混合袋は、袋外周をホットメルトでシールできる矩形のラミネート小袋で構成され、前記散剤収納部と前記内用液剤収納部とは前記押潰し操作によってシール破壊可能のセンターシールを介して分離し、前記内用液剤収納部の押潰し操作により前記センターシールを破壊すると共に、前記内用液剤収納部及び前記散剤収納部を交互に軽く攪拌操作することにより均一混合して使用できる構成としたことを特徴とする請求項1記載の散剤及び内用液剤混合袋。
- 前記内用液剤収納部は、前記散剤収納部に内包される形としたことを特徴とする請求項1記載の散剤及び内用液剤混合袋。
- 前記服用の量は複数回(n)分の量であり、各収納部の仕切り部分には外方からの押圧力により密封仕切りとするチャックを設け、各収納部の内のいずれかを前記内用液又は散剤収納部とし、各収納部毎に切口を設けたことを特徴とする請求項1記載の散剤及び内用液剤混合袋。
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2006
- 2006-04-25 JP JP2006120754A patent/JP2007289402A/ja active Pending
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