JP2007287147A - 高速ファイル属性検索 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大型データ記憶装置に合わせて良好にスケールするファイル検索技法が必要である。
【解決手段】 データ記憶装置のファイルシステムイメージの生成またはアクセスの過程を含む、特定属性基準によりファイル検索を実行する方法を提供する。このとき、ファイルシステムイメージの実質的にシーケンシャルなスキャンを実行することができる。スキャンに基づき、特定属性基準を有するファイルシステムイメージ上のiノードのリスト(特定属性iノードマップと呼ばれる)を構築することができる。このシーケンシャルスキャンは、iノードの読取りに掛かる総時間を劇的に削減する。このとき、リスト中のiノードにマッチする(ファイルツリー中の)iノードを見つけるために、データ記憶装置のファイルツリーをウォークすることができる。このようにして、マッチするiノードに対応するファイルのリストをすぐに簡単に作成することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、データ記憶装置における特定の属性基準セットにマッチするファイルの検索に関する。属性基準の例としては、ファイル更新日時、サイズ、所有権、パーミッション(許可属性)を挙げることができる。
大型データ記憶装置中のファイルへのアクセスに、多大な時間を要することがあり得る。例えば、最も一般的な磁気ディスクドライブを含むデータ記憶装置を考えてみよう。このディスクドライブには、回転磁気プラッタが組み込まれかつプラッタ表面に物理的に接することなく読み書きヘッドが装着された構造を含めることができる。それゆえ、2つの待ち時間(レイテンシ)、即ち、プラッタを正しい位置へスピンさせる第1の待ち時間及びヘッドの位置を変える(かつ異なるトラックへ移動させる)第2の待ち時間は、このディスクドライブの読取りと関係がある。
このため、ある特定のファイルに関連する読取時間は、ディスクドライブ上の最終読取ファイルの位置に左右される。つまり、2つのファイルがディスクドライブ上に近接して位置していれば、第2のファイルの読取時間は比較的短い。これに対して、2つのファイルがディスクドライブ上に遠く離れて位置していれば、第2のファイルの読取時間は比較的長い。
典型的なディスクドライブにおいては、最初にファイルがネーミング階層における自身の場所に基づいて作成される。しかし、ファイルが更新または削除されると、ファイルの順序は、ディスクドライブ上の利用可能な空間にますます左右される。さらに、ラージファイルは、異なる位置に格納される複数のファイルに分割される必要があることがある。
データ記憶装置は、各ファイルへの書込み及び読出しを容易にするように全てのファイルへの参照を格納しなければならない。これらの参照には、識別ノード(iノード)と呼ばれるメタデータ構造が含まれる。とりわけ、各ファイルは、対応付けられたiノードを有する。
図1は、簡略化されたiノード100を示す。iノード100は、そのiノード番号101を識別し、かつメタデータ102及びディスクアドレス103を含む。メタデータ102は、複数のファイル属性、例えば、最終更新日時、ファイルサイズ、所有権、パーミッションなどを含むことができる。ディスクアドレス103は、ディスクドライブ105におけるデータブロックの物理的な位置を識別する。このデータブロックには、iノード100に対応するファイルが含まれる。この例では、ディスクアドレス103は、データブロック104を識別する。
論理的には、これらのiノードが作成された後、そのようなiノードへの参照も生成されなければならない。従来のデータ記憶装置は、ユーザディレクトリを用いてファイル名をiノード番号にマップする。図2は、複数のファイルレコード202〜204を含む簡略化されたユーザディレクトリ201を示す。ディレクトリは、自身が包含するレコードのリストを格納するために図1に描かれたのと同じ構造を用いる特殊な型のファイルであることに留意されたい。模範的なファイルレコード202には、ファイル名205及びiノード番号206が含まれる。ある1つのiノード番号は、1つのiノードのみを参照することに留意されたい。
各ファイルは、ただ1つのiノード番号(及び、上に述べたようにただ1つのiノード)しか有しないが、ある1つのファイルが複数の名前を有することはあり得る。例えば、Eメールのためのデータ記憶装置であって、各受信Eメールが、受信者に関連付けられたファイルを作成するものを考えてみよう。このデータ記憶装置において、ある1通のEメールが複数のユーザ、例えばボブとスーザンに送信されるとすれば、そのEメールは、ボブに対しては「1.」と名付けられ、それによって、これが所定時間内におけるボブ宛ての1番目のEメールであることを示することがある。その一方、この同じEメールは、スーザンに対して「6.」とラベルを付けられ、それによって、これが同一所定時間内におけるスーザン宛ての6番目のEメールであることを示すことがある。しかし、ボブ及びスーザンの両者に送信されたEメールは同じなので、ただ1つのiノード番号(及び、上に述べたように1つのiノード)だけしかデータ記憶装置に保存される必要がない。
従来のデータ記憶装置は、「ファイルツリー」を用いてユーザディレクトリを編成する。図3は、ファイルツリー300(データ記憶産業においてはネーミング階層とも呼ばれる)を示す。ファイルツリー300の第1のレベル、即ちレベル301には、ハイレベルディレクトリ(即ち「/」)が含まれる。レベル301は、ツリー階層において「ルート」とも呼ばれる。UNIX(登録商標)ファイルシステムの典型的な実施形態において、このハイレベルディレクトリは、iノード番号「2」を有する(即ち、「0」及び「1」は用いられない)。
ファイルツリー300の第2のレベル、即ちレベル302には、ユーザディレクトリが含まれる。この場合は、ボブのディレクトリ(即ち「A」)、スーザンのディレクトリ(即ち「B」)、パットのディレクトリ(即ち「C」)の3つのユーザディレクトリが示されている。各ユーザディレクトリは、そのユーザディレクトリが作成されたときに生成されたiノード番号も有することに留意されたい。それゆえ、ユーザディレクトリ「A」はiノード番号「20」を有することがあろうが、ユーザディレクトリ「B」はiノード番号「120」を有することがあろう。レベル302の各ユーザディレクトリは、ネーミング階層において「ブランチ」と呼ばれる。
ファイルツリー300の第3のレベル、即ちレベル303には、ユーザディレクトリ内のファイルが含まれる。この実施形態において、ユーザディレクトリAにはファイル名a.、b.、c.が含まれ、ユーザディレクトリBにはファイル名1.、2.、3.、4.、5.、6.が含まれ、ユーザディレクトリCにはファイル名a.及びb.が含まれる。ファイル及びユーザディレクトリの名前は、任意のサポートされている文字セットを用いてユーザまたはアプリケーションによって指定されることがあることに留意されたい。いずれにせよ、命名規則は各ユーザディレクトリと矛盾しない。上述のように、異なる名前(例えば、ボブには/A/a.、スーザンには/B/6.)を有するファイルが、同じiノード番号を有することがある。ファイルツリー300において用いられているファイル名は、(ユーザ割り当ての名前ではなく)システムが作り出す名前を用いるEメール記憶装置において典型的なものである。レベル303の各ファイルは、ツリー階層において「リーフ」と呼ばれる。
ファイルツリー300は典型に過ぎないことに留意されたい。データ記憶装置におけるファイルツリー300の実際の形式は、典型的な場合では図2に示されているものに従うことになろう。例えば、ルートレベルでのディレクトリは、レコードとして示されているユーザディレクトリによっても同様に示されることができる。上に述べたように、ファイルツリー300の各レコードは(即ちレベル301、302、303で)、iノード番号を含むことにもなろう。しかし、そのようなiノード番号は、簡単のために図3には示されていない。
データ記憶装置における1つの典型的なアクセスは、所定の時刻/日付以後作成された全てのファイルを調べることを要求することである。Eメール記憶装置の中で、そのような要求は、昨日以後来た全てのEメールに対するものであるかもしれない。UNIX(登録商標)ファイルシステムにおいては、「探索」ユーティリティツールがこの要求をインプリメントすることができる。
従来のインプリメンテーションにおいては、検索は、レベル301で始まり、その後レベル302での各ブランチからレベル303でのリーフへと下方にウォークする。具体的には、ハイレベルディレクトリ及びユーザレベルディレクトリにおけるレコードの順序に基づいてスキャンを実行することができる。例えば、ハイレベルディレクトリにおけるレコードの順序が「A」、「B」、「C」であると仮定すると、先ず「A」及びその構成要素ファイル(例えば「a.」、「b.」、「c.」)の各々がスキャンされることになり、2番目に「B」及びその構成要素ファイル(例えば「1.」、「2.」、「3.」、「4.」、「5.」、「6.」)の各々がスキャンされることになり、3番目に「C」及びその構成要素ファイル(例えば「a.」及び「b.」)がスキャンされることになるであろう。上記のスキャニング(走査)には、各エントリのiノードを見て更新日時(メタデータとしてiノードに格納されている)が昨日の日付より大きいかどうかを判定する過程が含まれる。
システムのサイズ及びiノードの場所は共に、iノードのアクセスタイムに悪影響を及ぼすことがあり得る。具体的には、多くのデータ記憶装置はますます大量のデータを格納するようになっている。例えば、典型的なEメール記憶装置は、1億個のiノード及びそれ以上の数の名前さえも含むこともある。
あいにく、この巨大なファイルツリーをウォークし、ファイルツリーにおける各エントリに対する適切な属性をフェッチし、その後、その属性を特定基準と比較する従来の技法は、ディスクドライブ上でのiノードの本質的にランダムなアクセスをもたらす。iノードは一般的にはディスクドライブ中至る所にチャンクで分散される(例えば、典型的な編成は64MBのチャンクに8,000個のiノードを有することができよう)ことに留意されたい。このように、大型データ記憶装置におけるファイルツリーのウォークは、非スケーラブルなインプリメンテーションである。例えば、上述したEメール記憶装置は、単純な更新日時要求を実行するのに何時間も走行しかねない。
それゆえ、大型データ記憶装置に合わせて適切にスケールするファイル検索技法が必要である。
データ記憶装置において特定属性基準によりファイル検索を実行する方法について述べる。この方法は、データ記憶装置のファイルシステムイメージを生成することができる。このファイルシステムイメージは、本質的に、特定の時点でのデータ記憶装置のスナップショットである。この時点で、ファイルシステムイメージにおけるiノードの実質的にシーケンシャルなスキャンを実行することができる。
スキャンに基づき、特定属性基準を有するファイルシステムイメージ上のiノードのリストを構築することができる。このリストの1つの編成(本明細書中では特定属性iノードマップとも呼ばれる)は、各iノードがそのiノード番号によってインデックス付けされるビットによって表されるようなビットマップを有することである。特定属性基準は、少なくとも1つのメタデータ属性、例えば、更新日時、所有権、ファイルサイズ、パーミッション、及びこれらのメタデータ属性の組合せを含むことができる。このとき、リスト中のiノードにマッチする(ファイルツリー中の)iノードを見つけるために、データ記憶装置のファイルツリーをウォークすることができる。次に、マッチするiノードに対応するファイルのリストを生成することができる。
従って、要約すれば、特定属性基準にマッチするiノードは、有利には、ファイルシステムイメージ(または、他の実施形態において、実際のデータ記憶装置)のシーケンシャルスキャンによって識別されることができる。このシーケンシャルスキャンは、ファイルシステムイメージのランダムスキャンを排除し、それによってiノードの読取りに掛かる総時間を劇的に削減する。ひとたび特定属性iノードマップが生成されると、後に続くファイルツリーのウォークは、特定属性iノードマップ上のiノードとファイルツリーのiノードのマッチを簡単に判定している。
図4は、大型データ記憶装置を用いてであっても検索要求を実行するのに必要な時間を著しく減らすことができる検索技法400を示す。ステップ401は、ファイルシステムイメージを生成するかまたはファイルシステムイメージにアクセスする。稼働中のディスクドライブは一般的にはファイルの流動状態にあり、iノードは絶えず変更されていることに留意されたい。ファイルシステムイメージは、効率的にはディスクドライブの適時のスナップショットであり、ディスクドライブに格納されている情報を全て示す。このファイルシステムイメージは、別々の論理ボリュームとして維持されることができる。
一実施形態において、ディスクドライブ自体を(ファイルシステムイメージに代えて)用いることができる。(即ち、ステップ401は任意選択である。)それゆえ、ファイルシステムイメージに適用される検索技法400の残りのステップ(即ち、ステップ402、403、404、406)は、ディスクドライブにも同様に適用されることができる。簡単のために、検索技法400のそのようなステップにおけるファイルシステムイメージについてのみ言及する。
ステップ402は、解析されるべき別のiノードがファイルシステムイメージにあるかどうかを判定することができる。もしあれば、ステップ403は次のiノードをスキャンする(即ち読み取る)ことができる。ステップ404は、そのiノードのメタデータの属性が所望の属性(例えば、更新日時、所有権など)にマッチするかどうかを判定することができる。もしマッチすれば、ステップ405はそのiノードを特定の属性のための(attribute specific)iノードマップに追加することができる。この時点で、検索技法400は、ステップ402に戻って、解析する別のiノードがファイルシステムイメージにあるかどうかを判定することができる。ステップ402において判定されるように、全てのiノードの解析が完了した後、ステップ406は、特定の属性のためのiノードマップにおいてiノードを見つけるために、ファイルツリーをウォークすることができる。ファイルツリー中のマッチするiノードは、有利には、当該iノードに対応するファイルを識別することになる。この情報を用いて、ステップ407は、マッチするiノードに対応するファイルのリストを作成することができる。
iノードがチャンクに編成されるのであれば、ステップ402は、別のiノードチャンクが解析されることになる(即ち、1回の要求でiノードチャンク全体を読み取ることができる)か判定することができることに留意されたい。その後、ステップ403は、次のiノードチャンクをスキャンすることができる。ステップ404が、そのiノードチャンクにおける任意のiノードのメタデータにおける属性が所望の属性にマッチするかを判定するならば、ステップ405は、そのようなiノードを特定の属性のためのiノードマップに追加することができる。
上述のiノードチャンクは、使用を予測して形成されることができることにさらに留意されたい。従って、iノードチャンクは、どのiノードが実際に使用されているかを示すビットマップを有することができる。ステップ403においてこのビットマップを用いることによって、不使用iノード(またはチャンク全体さえも)の読取りを回避することができる。
一実施形態において、特定の属性のためのiノードマップはビットマップを用いて実現されることができるが、このビットマップでは、各iノードがそのiノード番号によってインデックス付けされるビットによって表される。検索には任意の属性セットを含めることができることに留意されたい。それゆえ、特定の属性のためのiノードマップを作成するために、例えば、先週以後更新されたファイル、スーザンが所有するファイル、ボブ及びスーザンの両者を含むパーミッションを有するファイルを含む属性を用いることができることもある。特定の属性のためのiノードマップにおけるiノード番号をその後さらにソートまたはハッシュして、すでに高速であるアクセスを増加させることができることに留意されたい。
特定の属性のためのiノードマップを使用すると、データ記憶装置の検索時間を劇的に削減することができる。例えば、図5は、複数のiノード501〜506を格納する簡略化されたディスクドライブ500を示す。(図5はディスクドライブのファイルシステムイメージも表すこともあることに留意されたい。)検索パターン510は、従来の技法を用いたディスクドライブ500の模範的な読取り操作を表す。図3に関連して前述したように、読取パターン510は、ディスクドライブ500上のiノードの位置ではなく、ファイルツリーにおいて解析されている次のiノードに基づく。この場合、読取パターン510は、iノードを501、506、502、505、504の順で解析する。
対照的に、読取パターン511は、図4に関連して話題にしたように、特定の属性のためのiノードマップを生成するための模範的な読取りを表す。読取パターン511は、ディスクドライブ500上のiノードの位置に基づく。この場合、読取り操作は、iノードを501、502、503、504、505、506の順で解析することができる。iノード501〜506に対応付けられたiノード番号は連続的でないことがあるが、それはこの例にとって重要でないことに留意されたい。具体的には、読取パターン511は、ディスクドライブ500に沿って順次(シーケンシャル)に(物理的に、必ずしも数値的にである必要はない)実行される。
とりわけ、読取パターン510は、(iノードチャンクは図4に関連して述べたように読み取られないと仮定すれば)同数の読取りを有するが、ディスクドライブ500に沿ってランダムに実行される。読取パターン511は、ルートレベル及びブランチレベルでの種々のディレクトリの読取りの結果、限られた数のランダム読出しを有することもあり得ることに留意されたい。しかし、大型データ記憶装置を用いて特定の属性のためのiノードマップを作成すると、有利には、読取りの90%がシーケンシャルであり、読取りの10%だけがランダムであることになり得る。
従って、読取パターン511は、待ち時間が従来の読取パターン510よりかなり短いので、iノードの総読取時間を劇的に削減する。ディスクドライブ500(またはそれに対応するファイルシステムイメージ)は、上述の読取パターンを説明するものであって、実際のディスクドライブ(またはファイルシステムイメージ)の模範となるものではないことに留意されたい。具体的には、典型的なファイルシステムには、ユーザ数より遥かに多くのファイル(例えばEメール)が含まれる。従って、ファイルに比べればディレクトリは一般的にごく少数である。つまり、ディスクドライブ500(またはそれに対応するファイルシステムイメージ)は、iノード(またはiノードチャンク)を分割している非常に大きなデータブロックを有することができよう。結果として、iノードを読み出すのに従来のパターン510を用いるか新たなパターン511を用いるかの差が、さらによく理解されることができる。例えば、従来のファイルツリーウォークを用いて45分掛かる属性検索を、特定の属性のためのiノードマップ技法を用いて1分に短縮することができる。
本発明を説明する実施形態について添付の図面を参照しながら本明細書において詳細に述べてきたが、本発明はこれらそっくりそのままな実施形態に限定されるものではないことを理解されたい。好適実施形態は、網羅的なものでもなければ、開示されたものと寸分違わない形に本発明を限定するものでもない。よって、多くの変更及び改変をなし得ることは明白であろう。従って、本発明の範囲は、特許請求の範囲及びそれと等価なものによって画定されると解釈されたい。
そのiノード番号を識別しかつメタデータ及びディスクアドレスを含む簡略化されたiノード。 複数のファイルレコードを含む簡略化されたユーザディレクトリ。 単純なファイルツリー。 大型データ記憶装置を用いてでも検索要求を実行するのに必要な時間を著しく減らすことができる検索技法。 2つの検索パターンを用いて読み取られる簡略化されたディスクドライブ(またはファイルシステムイメージ)。第1のパターンはiノードのランダムアクセスに基づくが、第2のパターンはiノードのシーケンシャルアクセスに基づく。
符号の説明
100、501〜506 iノード
105、500 ディスクドライブ
510 従来の読取パターン
511 新たな読取パターン

Claims (14)

  1. データ記憶装置においてiノードの属性検索を実行する方法であって、
    前記データ記憶装置のファイルシステムイメージにおけるiノードの実質的にシーケンシャルなスキャンを実行する過程と、
    特定属性基準にマッチする前記ファイルシステムイメージ中のiノードのリストを構築する過程とを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記特定属性基準が、iノードに格納された少なくとも1つのメタデータ属性を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記リストが、各iノードがそのiノード番号によってインデックス付けされるビットによって表されるようなビットマップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. データ記憶装置においてiノードの属性検索を実行する方法であって、
    前記データ記憶装置におけるiノードの実質的にシーケンシャルなスキャンを実行する過程と、
    特定属性基準にマッチする前記データ記憶装置上のiノードのリストを構築する過程とを含むことを特徴とする方法。
  5. 前記特定属性基準が、iノードに格納された少なくとも1つのメタデータ属性を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記リストが、各iノードがそのiノード番号によってインデックス付けされるビットによって表されるようなビットマップを含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. データ記憶装置において特定属性基準によりファイル検索を実行する方法であって、
    前記データ記憶装置のファイルシステムイメージを生成する過程と、
    前記ファイルシステムイメージにおけるiノードの実質的にシーケンシャルなスキャンを実行する過程と、
    特定属性基準を有する前記ファイルシステムイメージ上のiノードのリストを構築する過程と、
    前記リスト中の前記iノードにマッチする前記ファイルツリー中のiノードを見つけるために、前記データ記憶装置のファイルツリーをウォークする過程と、
    マッチするiノードに対応するファイルのリストを生成する過程とを含むことを特徴とする方法。
  8. 前記特定属性基準が、iノードに格納された少なくとも1つのメタデータ属性を含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記リストが、各iノードがそのiノード番号によってインデックス付けされるビットによって表されるようなビットマップを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. データ記憶装置において特定属性基準によりファイル検索を実行する方法であって、
    前記データ記憶装置におけるiノードの実質的にシーケンシャルなスキャンを実行する過程と、
    特定属性基準を有する前記データ記憶装置上のiノードのリストを構築する過程と、
    前記リスト中の前記iノードにマッチする前記ファイルツリー中のiノードを見つけるために、前記データ記憶装置のファイルツリーをウォークする過程と、
    マッチするiノードに対応するファイルのリストを生成する過程とを含むことを特徴とする方法。
  11. 前記特定属性基準が、iノードに格納された少なくとも1つのメタデータ属性を含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記リストが、各iノードがそのiノード番号によってインデックス付けされるビットによって表されるようなビットマップを含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. 特定の属性のためのiノードマップであって、
    ファイルシステムイメージ上の実質的にシーケンシャルなiノードに対応しかつ特定属性基準にマッチする複数のiノード番号を含むことを特徴とする特定の属性のためのiノードマップ。
  14. 各iノードが、そのiノード番号によってインデックス付けされるビットによって表されることを特徴とする請求項13に記載の特定の属性のためのiノードマップ。
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