JP2007286587A - 曲げ不反応性光ファイバを利用するループバック器具 - Google Patents

曲げ不反応性光ファイバを利用するループバック器具 Download PDF

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Abstract

【課題】小径導管を通るコネクタ接続加工された光ファイバ配線ケーブルの布設を容易にする。
【解決手段】小径導管を通るコネクタ接続加工された光ファイバ配線ケーブルの布設を容易にするために曲げ不反応性ファイバ(36)を利用したループバック器具(20)が提供される。1本又は2本以上の曲げ不反応性ファイバ(36)、多心光ファイバループバックフェルール(58)及び配線ケーブルの布設に先立って、配線ケーブル又はあらかじめ加工された配線ケーブル組立体のテザー(94)に取り付けられたコネクタプラグ(82)に密封係合するダストキャップ(22)を有するループバック器具(80)が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、概略的には、「ファイバトーザプレミシズ」(Fiber-to-the-Premises )」(FTTP)」(Fiberは、光ファイバ、Premisesは、構内の意)光ネットワークに用いられるループバック器具に関し、詳細には、小径導管を通るコネクタ接続加工された配線ケーブルの布設を容易にするための曲げ不反応性(許容曲げ半径が小さく曲げに強い)光ファイバを利用したループバック器具に関する。
光ファイバは、音声、映像及びデータ伝送内容を送るためにますます普及している。この点に関し、「ファイバトーザプレミシズ(Fiber To The Premise)」(FTTP)、「ファイバトーザカーブ(Fiber To The Curb )」(FTTC)、および「ファイバトーザホーム(Fiber To The Home )」(FTTH)(まとめて“FTTx”と呼ばれる)を提供する光ファイバネットワークが開発されている。これらFTTxのうちでごく最近開発された代表例としては、中央局に源を発し、架空及び(又は)地中施設内の主要なルートに沿って外方に延びる配線ケーブルが挙げられる。これら配線ケーブルの長さに沿って位置する種々の場所で、光ファイバは、配線ケーブルから切り離され(あらかじめ成端加工され)、配線ケーブルから別々に引き回されて配線ケーブルからの分岐点を提供するが、本明細書においては、かかる分岐点を「タップ点」、「中間分岐点(mid-span accee location )」、「分岐点」又は「テザー取付け点」と呼ぶ。これらタップ点では、配線ケーブルのあらかじめ成端加工された光ファイバが、本明細書では「テザー」と呼ぶ1本の光ケーブルにスプライス接続され又はこれとは違ったやり方で光接続される。テザーは、光ファイバを光ネットワーク端末又は終端装置(ONT)、ネットワークインターフェイス装置(NID)又はテザーの届く範囲内で配線ケーブルに沿って位置する他の光接続端子に提供するために用いられる。テザーは又、あらかじめ加工されたケーブル組立体施設の誤差に起因して生じるスパン長測定上の問題を軽減するためにも使用できる。
各テザーの下流側では、配線ケーブルの光ファイバに光接続された1本又は2本以上の光ファイバが典型的には、多心光ファイバフェルールに合わせて成端加工される。分岐光ファイバの使用が必要になったとき、テザーの多心光ファイバフェルール側端部を所定の場所に引き回し、ONT、NID又は他の光接続端子に公知の仕方で光接続する。まだ供用状態に接続されていないテザーケーブルフェルールは、ダストキャップを用いて保護されると共に環境的に密封され、このダストキャップは、フェルールを汚染要因物の無い状態に且つ物理的損傷から保護された状態に保つのが典型的である。
従来、中央局に源を発し、タップ点を通り、多心光ファイバフェルールで終端する光ファイバの光連続性を試験するためには、現場技術者及び(又は)光信号検出機器をテザーの端部のところに物理的に存在させることが必要であった。その目的は、光ファイバの全長にわたって信号強度又は信号損失を測定することにある。この時間のかかる手順の結果として、FTTxネットワークにおける布設コストが増大する。さらに、物理的な下流側の場所での光強度及び損失を測定しなければならないことにより、フェルールに接近するためにダストキャップを取り外すことが必要な場合が多く、かくして、フェルールが汚染要因物及び潜在的な物理的損傷にさらされる。
したがって、現場技術者及び(又は)光信号検出機器を光ファイバの下流側端部のところに物理的に存在させる必要なく、光ファイバの互いにスプライス接続されたセグメントの或る長さを含む光ファイバの長さ分に沿う信号強度又は損失を測定できるようにする器具が要望されている。さらに、サービスプロバイダが光信号の源の場所としてのファイバの上流側端部から光ファイバの或る長さ分中の信号強度又は信号損失を測定することができるようにする器具が要望されている。さらに又、あらかじめ加工された光ファイバ配線ケーブルと一緒に布設されるようになっていて、布設中、コネクタ接続加工された下流側端部の保護を行いながら、しかも、このコネクタ接続加工端部がサービスを提供するのに必要になるまで、信号強度又は信号損失を1本の相互に接続された光ファイバの上流側端部で測定できるようにする器具が要望されている。かかる器具は好ましくは、FTTxネットワーク内で各多心光ファイバコネクタについて設けられる。所望の器具は、コネクタ接続加工された配線ケーブルを小径の導管、例えば、内径が約1.25インチ(3.175cm)という小さなケーブル導管に通して布設するのを容易にするための曲げ不反応性光ファイバを有する。
一特徴では、本発明は、現場技術者及び(又は)光信号検出機器を光ファイバの下流側端部のところに物理的に存在させる必要なく、光信号を光信号発信場所からの光ファイバの延長長さに沿って検出できる曲げ不反応性光ファイバ(即ち、許容曲げ半径が小さく曲げに強い光ファイバ)を利用したループバック器具に関する。一実施形態では、ループバック器具は、1本又は2本以上の短い長さの曲げ不反応性光ファイバを有し、かかる曲げ不反応性光ファイバは、多心光ファイバフェルールに合わせて成端加工された第1の光ファイバと同一の多心光ファイバフェルールに合わせて成端加工された第2の光ファイバを相互に光接続し、第1の光ファイバを通って上流側の場所から送られた光信号が、ループバック器具を通り、そして第2の1本の光ファイバを通って上流側へ同一の上流側場所まで戻されるようになっている。例えば、12心光ファイバフェルールでは、ループバック器具は、ファイバ−1とファイバ−12、ファイバ−2とファイバ−11、ファイバ−3とファイバ−10(以下同様)をそれぞれ光接続し、それにより例えばファイバ−12の上流側端部でファイバ−1を通って下流側に送られた光信号を検出するためにファイバ1とファイバ12を連続させるよう使用されるのがよい。かくして、ループバック器具は、1本又は2本以上の光ファイバを通って下流側へ送られた光信号を同一の又は他の光ファイバを通って上流側へ戻すファイバの「ループ」を提供する。ループバック器具は、とりわけ2心、4心、6心、8心、12心、24心、32心、48心及び72心光ファイバフェルールに対応するよう設計されたものであるのがよい。本発明のループバック器具は、従来型SMF28型光ファイバと関連した高い損失を回避する。ループバック器具は好ましくは、曲げ関連損失を約180°の約12.0mmの曲げの場合、約1300nmの波長で約0.5dB以下に維持することができる。
別の特徴では、サイズがコンパクトであり、直径が約1.25インチの導管を通る布設を容易にするための曲げ不反応性光ファイバを有するループバック器具に関する。このループバック器具は、ループバック本体を有する内部組立体を有し、このループバック本体の第1の端部の周りにはスプールが設けられ、ループバック本体の第2の端部の周りにはフェルール受け入れ特徴部が設けられている。ファイバ移行フェルールが、第2の端部のところに設けられ、このファイバ移行フェルールは、ループバックが取り付けられているタップ点又はテザーの多心光ファイバフェルールに対応した形式の多心光ファイバフェルール内に受け入れられるようになっている。ループバック器具は、スリーブインサート及び所定の配向幾何学的形状及びOリングチャネルを備えた外側スリーブを更に有する。1本又は2本以上の曲げ不反応性光ファイバ、曲げ最適化光ファイバ、フォトニック(光学的)バンドキャップ光ファイバ又は最小曲げ半径減少型光ファイバ(これらは全て、本明細書において曲げ敏感性ファイバ(BIF)と総称し、複数本の曲げ不反応性ファイバの場合は、BIFsという)は、ループバック本体のスプール部分の周りに引き回され、共通多心光ファイバフェルールに合わせて各端部が成端加工される。ループバック器具のフェルールは、ループバックが取り付けられるコネクタ接続加工されたタップ点又はテザーのフェルールに対応している。内部組立体は、オプションとしての引きグリップを有する保護ダストキャップにより環境から保護されると共に密封される。ダストキャップは、コネクタ接続加工されたテザーケーブル又はタップ点に設けられたプラグ端部に密封的に係合する。
さらに別の特徴では、本発明は、ループバック組立部品(サブアセンブリ)、ループバック外側ハウジング、多心光ファイバコネクタ(例えば、ノースカロライナ州ヒッコリー所在のコーニング・ケーブル・システムズ・エルエルシー(Corning Cable Systems LLC)から入手できるMT形コネクタ)用のプラグスリーブインサート、プラグダストキャップ、及びプラグ結合ナットを有するループバック組立体に関する。ループバック組立部品は、多心光ファイバフェルール、ばね心出しカフ、プラグ内部ハウジング、フェルールブーツ、ばね及びループバックばね押しを含む。ループバック組立体を布設に先立って配線用ケーブル組立体に接続するのがよく、このループバック組立体は、小径の導管、例えば内径が約1.25インチという小さなケーブル導管に通して布設できる。ループバック組立体は、コネクタ接続加工された配線ケーブルフェルールと比較して、減少したばね力をループバックフェルールに及ぼすばねを有するのがよい。その目的は、配線ケーブルフェルールのファイバアレイの水分により引き起こされる劣化を回避することにある。変形実施形態では、ループバック器具は、長期間にわたる結合の間に生じる配線ケーブルフェルールのファイバアレイの劣化を阻止するために、低強度接着剤、例えば2成分RTVを使用してもよい。別の変形実施形態では、水分吸収に起因するファイバアレイの劣化は、除湿ピル(乾燥剤)を用いて回避できる。
さらに別の特徴では、本発明は、配線ケーブルの長さに沿って位置する所定の場所に1つ又は2つ以上のタップ点を有するあらかじめ加工された光ファイバ配線ケーブル組立体に関する。各タップ点で、複数本の光ファイバを切断し、分岐させ、そして配線ケーブルの残りの光ファイバから離して引き回す。分岐した(あらかじめ成端加工された)光ファイバをテザーケーブルの光ファイバにスプライス接続し又は違ったやり方で光接続するのがよい。テザーケーブルは好ましくは、ONT、NID又は他の光接続端子に設けられたレセプタクルコネクタの多心光ファイバフェルールへの最初のケーブル組立体の取り付け後、接続に使える多心光ファイバフェルールを含むプラグコネクタ内で終端する。曲げ不反応性光ファイバを収納したループバック器具を配線ケーブル組立体の各プラグに接続する。各ループバック器具は、オプションとしての引きグリップを備えたダストキャップにより保護される。ループバック器具及びダストキャップは、プラグが使用に供されるまでプラグに接続された状態のままである。ループバック器具は、光ファイバに沿って下流側に送られた光信号をループバック器具を通して送り、そして同一又は別の光ファイバを通って上流側へ戻す手段となる。ループバック器具を用いると、現場技術者又は検出機器を下流側のプラグコネクタのところに物理的に存在させなくても配線ケーブルの布設に続き光経路の健全性を判定することができる。曲げ不反応性ファイバは、コンパクトな包装を可能にし、小径導管を通って配線ケーブル組立体と一緒に布設できるループバック器具の製作を可能にする。
本発明の追加の特徴及び利点は、以下の詳細な説明に記載されており、かかる特徴及び利点は部分的に、この説明から当業者には容易に明らかになり、或いは、以下の詳細な説明、特許請求の範囲及び添付の図面を含む本願において開示したような本発明を実施することにより認識されよう。
上述の概略的な説明と以下の詳細な説明の両方は、本発明の実施形態を提供し、本発明がクレーム請求される本発明の性質及び特性を理解するための概観又は枠組を提供するようになっていることは理解されるべきである。添付の図面は、本発明の一層深い理解をもたらすために添付されており、かかる添付の図面は、本願の一部に組み込まれてその一部を構成する。図面は、本発明の種々の実施形態を示しており、詳細な説明と共に、本発明の原理及び作用を説明するのに役立つ。更に、図面及び本明細書の説明は、例示であって本発明を限定するものではない。
本発明の現時点において好ましい実施形態を詳細に参照し、かかる実施形態の例が、添付の図面に示されている。可能であればいつでも、同一の参照符号は、図中同一又は同様な部分を示すために用いられている。詳細な説明全体を通じ、ループバック器具の変形実施形態がコネクタ接続加工された光ファイバ配線ケーブル組立体のテザー又はタップ点と関連して用いられるものとして開示されているが、本発明のループバック器具は、光ケーブルをループさせることが望ましい任意の光ファイバネットワークに利用できることが考えられる。さらに、本発明のループバック器具は、小径の導管又はダクト、例えば内径が約1.25インチという小さなケーブル導管に通して布設できるコンパクトなケーブル組立体の構成を可能にする任意形式の曲げ不反応性光ファイバを有することができる。
図1を参照すると、本発明の一実施形態の曲げ不反応性光ファイバ(即ち、許容曲げ半径が小さく曲げに強い光ファイバ)を有するループバック器具20が示されており、このループバック器具の内部構造を示すためにダストキャップの一部及び外側スリーブが取り外されている。ループバック器具20は、オプションとしての引きグリップ24を備えた保護ダストキャップ22内に密封的に収納されたコンポーネントの内部組立体を有する。内部組立体は、ループバック本体26を有し、このループバック本体26の第1の端部30の周りにはスプール28が設けられると共にループバック本体26の第2の端部34の周りにはフェルール保持特徴部32が設けられている。1本又は2本以上の曲げ不反応性光ファイバ、曲げ最適化光ファイバ、フォトニックバンドキャップ光ファイバ又は最小曲げ半径減少型光ファイバ(これらはまとめて、本明細書において曲げ敏感性ファイバ(BIF)、複数本の曲げ不反応性ファイバの場合は、BIFs36と称する)は、ループバック本体26のスプール28の周りに引き回される。この説明全体を通じ、「曲げ不反応性ファイバ」又は「BIF」という用語は、曲げ性能を向上させた光ファイバを総称することを意図している。1本又は2本以上の光ファイバ36の両端部は、ファイバ移行フェルール(図示せず)を通して引き回され、共通多心光ファイバフェルール(図示せず)に合わせて成端加工されている。スプール28は、その外面に沿って設けられ、1本又は2本以上の不敏感性ファイバ36を維持するファイバ引き回しチャネルを備えている。スプールは好ましくは、光ファイバ36の最小曲げ半径を損なわないほど十分な半径を有し、しかも好ましくは、配線ケーブル及びもし設けられていればテザーと一緒に直径が1.25インチ(3.175cm)の導管を通って引っ張ることができるコンパクトなループバック器具を提供するのに十分に小さい。スプール28は、ループバック器具でたまる場合のある水分を吸収するための除湿ピル(乾燥剤)を受け入れるキャビティを更に備えるのがよい。位置合わせスリーブインサート38が、フェルールをループバック本体26内に保持し、この位置合わせスリーブインサートは、ループバック本体26に設けられたスロット42内に受けられる配向幾何学的形状特徴部40を備えている。ループバック本体26及びスリーブインサート38は好ましくは、プラスチックから成形される。ループバック器具20は、同一タイプの多心光ファイバコネクタを含むプラグコネクタ44に接続された状態で示されている。
図2を参照すると、内部組立体は、配向幾何学的形状及び密封Oリング50を着座させるOリングチャネル48を有する外側スリーブ46内に収納された状態で示されている。外側スリーブ46の密封Oリング50は、プラグ間ユニオン本体(plug-to-plug union body)の内側リップに結合するのがよい。図3を参照すると、ループバック器具20は、ダストキャップ22が取り付けられた状態で示されている。ダストキャップ22は、一端部の周りに設けられ、導管、ダスト又は他の布設環境を通ってループバック器具及び配線ケーブルを引っ張るためのオプションとしての引きグリップ24を備えるのがよい。ダストキャップの形態は、これが装着されるループバック器具の構造に基づいて設計変更できる。ダストキャップ22は好ましくは、布設中、そして又、例えばサービスを加入者に提供するために現場で接続できるように下に位置するプラグコネクタにアクセスする必要になるまで、定位置のままである。ダストキャップ22は、成形プラスチックで作られもよく、或いは、ループバック器具の組立て状態の内部コンポーネント周りに複合成形されてもよく、それにより、優れた密封性能及び耐久性が得られる。
図4を参照すると、ループバック器具20及びダストキャップ22の組立てステップを示す分解組立て斜視図が示されている。ループバック器具20を例えば配線ケーブル又はテザーに設けられたプラグ44に取り付けるため、外側スリーブ46内に設けられた内部組立体がステップ1を表す矢印で指示されるようにプラグ44内に受け入れられたとき、ループバックコネクタ(図示せず)をプラグコネクタ54に結合する。正しい配向状態で接続された後、ダストキャップ22をループバック器具20上でこれに沿って滑らせ、このダストキャップは、プラグ本体56に密封的に係合する。図5を参照すると、ダストキャップ22が取り付けられたループバック器具の接続端部の斜視図が示されている。器具20の多心光ファイバフェルール58は、ループバック器具20とプラグ44を正しい配向状態に位置合わせすることができる外側スリーブ46の位置合わせスロット60と共に示されている。位置合わせスロット60は、プラグの重要な特徴部(keying feature)を受け入れる隙間を提供する。多心光ファイバフェルールでは12心光ファイバフェルールの場合、例えばファイバ1〜12がつがい関係をなすフェルールのファイバ1〜12と正しくマッチするようにするために正しいフェルール間配向が必要である。フェルール58は、任意形式の多心光ファイバフェルールであってよい。本発明に使用するのに適した特定のコネクタの1つは、ノースカロライナ州ヒッコリーのコーニング・ケーブル・システムズ・エルエルシー(Corning Cable Systems LLC)から入手できるMTコネクタである。
図6を参照すると、内部組立体の細部の分解組立て図が示されている。ループバック本体26のフェルール保持特徴部32は、ループバック器具の多心光ファイバフェルール58に設けられた平坦部66を受け入れ、これを固定するフック64を構成している。ファイバ移行フェール62は、一端部に設けられ、ループバックファイバ36の被覆端部又は被覆されると共にジャケットが取り付けられた端部を受け入れてかかる端部を移行フェール62内に案内するキャビティ(図示せず)と、他端部の周りに設けられ、ファイバ36の被覆部分を固定する複数個のファイバボア68とを備えている。ファイバ移行フェルール62は、多心光ファイバフェルール58の非接続端部内に受け入れられ、これら両方のフェルールは次に、ループバック本体26の特徴部32によって定位置に保持される。光ファイバ36の端部は、公知の仕方で、例えばエポキシで多心光ファイバフェルール58内に維持される。次に、改造型スリーブインサート70を多心光ファイバフェルール58及びフェルール保持特徴部32に嵌めて特徴部32を一緒に締め付けて圧縮力をフェルール58に及ぼし、この結果フェルール58を定位置に保持する。スリーブインサート70は、図5に示すように、フェルール58を保持すると共にプラグ44への取り付け時にループバック器具20の回転を阻止するよう働く。図1、図2及び図4に示すような位置合わせスリーブインサート38は更に、ループバックフェルール58とプラグフェルールを位置合わせするよう働くのがよい。図7は、図6の内部組立体のコンポーネントを組立て形態で示している。1本又は2本以上の光ファイバ36は各々、スプール28の周りにループ状になっていて、ループバック器具内に約180°のターンを形成し、各ファイバの各端部は、共通の多心光ファイバフェルール58内に設けられている。この点に関し、12心光ファイバフェルールを有するループバック器具は、フェルールを完全に取り込むには曲げ不反応性ファイバを6本必要とし、24心光ファイバフェルールでは、フェルールを完全に取り込むには曲げ不反応性ファイバが12本必要であり、以下同様である。
動作原理を説明すると、ループバック器具により、現場技術者及び(又は)光信号検出機器を光ファイバの下流側端部のところに物理的に存在させる必要なく、光ファイバのところどころの長さ分に沿う又は光ファイバのスプライス接続されたセグメントの長さ分に沿う信号強度又は損失を測定することができる。さらに、曲げ不反応性ファイバを用いることにより、コンパクトなループバック器具及び配線ケーブル組立体の包装が可能になり、この包装体を内径が約1.25インチの導管又はダクトを通して布設することができ、かくして、ループバック器具を小径ダクトを通る配線ケーブル又はテザーの布設に先立って、テザーの端部に取り付けることができる。1本又は2本以上の短い長さの曲げ不反応性ファイバは、プラグの多心光ファイバフェルールに合わせて成端加工された第1の一本の光ファイバと同一の多心光ファイバフェルールに合わせて成端加工された第2の1本の光ファイバを光接続するよう機能し、第1の1本の光ファイバを通って上流側の場所から送られた光信号が、ループバック器具を通り、そして第2の1本の光ファイバを通って上流側へ同一の上流側場所まで戻されるようになっている。例示の用途では、12心光ファイバプラグフェルールは、対応の12心光ファイバフェルール及びこの中にループ状に配置され、例えば番号1のファイバは、番号12のファイバに光接続するための6本の曲げ不反応性ファイバを有するループバック器具に光接続され、かくして、ファイバ1とファイバ2を連続状態にし、この場合、現場技術者及び(又は)光信号検出機器を下流側端部に存在させる必要なく、上流側端部から番号1のファイバ及び番号12のファイバを通る光強度及び損失を測定する。かくして、ループバック器具は、1本又は2本以上の光ファイバを通って下流側へ送られた光信号を同一の又は他の光ファイバを通って上流側へ戻すファイバの「ループ」を提供する。
ループバック器具により、サービスプロバイダは、光ファイバの上流側端部のところの光ファイバの或る長さ分又は光ファイバセグメントの或る長さ分に関する信号強度又は損失を測定する能力を得ることができる。ループバック器具は好ましくは、曲げ関連損失を約180°の約12.0mmの曲げの場合、約1300nmの波長で約0.5dB以下に維持することができる。配線ケーブル、テザー(設けられている場合)及び保護ダストキャップが取り付けられたループバック器具は好ましくは、その幅の最も広い箇所で直径が約1.25インチ以下である。
例示の使用方法では、本発明のループバック器具を用いてあらかじめ加工された光ファイバ配線ケーブルの12心光ファイバテザーケーブルの光ファイバについて上流側端部から信号強度又は損失を測定することができる。例えば、ファイバ1〜12は、中央局に源を発しており、これらファイバをタップ点で追加の数本のファイバにスプライス接続し又は違ったやり方で光接続する。長さが延ばされた光ファイバ1〜12は、12心光ファイバである多心光ファイバフェルール内の下流側の場所で終端する。本発明のループバック器具をテザーの下流側端部のところに取り付け、このループバック器具は、対応の多心光ファイバフェルール及び6本の曲げ不反応性ファイバ、即ち、BIF−1、BIF−2、BIF−3等を有している。BIF−1の一端部をスプール周りにループ状になった状態でファイバ位置1の対応のフェルール内に設けるのがよく、BIF−1の他端部をファイバ位置12に設けるのがよい。BIF−2の一端部をスプール周りにループ状になった状態でファイバ位置2の対応のフェルール内に設けるのがよく、BIF−2の他端部をファイバ位置11に設けるのがよい。BIF−3の一端部をスプール内でループ状になった状態でファイバ位置3の対応のフェルール内に設けるのがよく、BIF−3の他端部をファイバ位置10内に設けるのがよく、以下同様である。かくして、ループバック器具は、ファイバ1とファイバ12を連続にし、ファイバ2とファイバ11と連続にし、ファイバ3とファイバ10を連続にし、以下同様である。上流側の場所からファイバ1に沿って送られた光信号は、ループバック器具を通り、ファイバ12に沿って上流に戻る。したがって、ファイバトランスポジションも又、本発明のループバック器具を用いて識別できる。
図8a及び図8bを参照すると、曲げ不反応性光ファイバを利用したループバック器具80の変形実施形態が、ばね付勢式多心光ファイバフェルールを有するプラグ82の一部に取り付けられた状態で示されている。ループバック器具80は、雄ねじ付きプラグ82を受け入れてこれをループバック器具に固定する結合ナット84を有している。ループバック器具80は、ループバック多心光ファイバフェルール58をループバック器具内に固定すると共に配向するフェルールホルダ86を更に有している。ループ状の曲げ不反応性光ファイバ36が、上述したループバック器具フェルール58内に設けられ、かかる曲げ不反応性光ファイバは、保護エンクロージャ88内にループ状になっていて、光ファイバが最小曲げ半径より小さく曲げられてないようになっている。保護エンクロージャ88は好ましくは、光ファイバ36のループを維持するのに十分な剛性であって耐破砕性材料で作られる。エンクロージャ88は、フェルールホルダ86に密封的に係合し、このエンクロージャも又、結合ナット84に密封的に係合するのがよい。
図9を参照すると、FTTxネットワークの例示の配線ケーブル90が示されている。配線ケーブル90は、複数個の中間分岐点92(これは、本明細書では「タップ点」又は「タップ」とも呼ばれる)を有し、かかる中間分岐点で、配線ケーブル90の1本又は2本以上の光ファイバが切断され、配線ケーブル90の残りの光ファイバから離れて引き回され、そしてテザー94の光ファイバにスプライス接続され又は違ったやり方で光接続される。各テザー94は、例えばサービスを新たな加入者に拡張するために必要に応じてONT、NID又は他の光接続端子に将来において接続可能に導出された多心光ファイバフェルールを有するコネクタプラグ内で終端している。本明細書において説明したような曲げ不反応性ファイバを利用したループバック器具20が、各テザー94の端部のところに接続されている。各ループバック器具20は、オプションとしての引きグリップ24を備えた保護ダストキャップ22内に収納された状態で示されている。ループバック器具20は、プラグへの接続が望まれるまで、配線ケーブル90及び設けられていればテザー94の布設中、プラグに接続された状態のままである。ループバック器具20は、あらかじめ選択された光ファイバに沿って下流側に送られた光信号をループバック器具20を通して送り、そして別のあらかじめ選択された光ファイバに沿って上流側へ戻す手段となる。ループバック器具20は好ましくは、布設に先立って又は布設中、コネクタプラグを保護するために工場で配線ケーブル又はテザーに取り付けられる。テザー94及びループバック器具20を配線ケーブル90に係索してケーブルの巻き取り及び各プーリに掛け又は導管を通る最初の布設を容易にするのがよい。テザー94をほどいて配線ケーブル90から離して必要に応じ、光接続端子に引き回す。引きグリップ24を用いてテザー94を光接続端子まで引っ張るのがよい。ループバック器具20を用いて配線ケーブルが光ケーブルを参照させないで布設されたかどうかを確認するために布設に続き光ファイバの長さに関して信号強度又は損失があるかどうかについて試験する。点検として、コネクタプラグを接続して使用に供する前に、ループバック器具を用いてその1本の光ファイバを試験し、それにより、現場技術者及び(又は)検出機器をコネクタプラグの配設場所に布設するのに必要な現場労働力及び時間を節約する。
布設中に生じる恐れのある損傷に加えて、低損失多心光ファイバフェルールの接続を行う際、光ファイバアレイの幾何学的形状が正確であることが重要である。時間が経過しても光ファイバの端面を共通平面内に保持すること及び嵌合を繰り返すことは、フィジカルコンタクト(physical contact)を達成してこれを維持する上で重要である。本発明のループバック器具の使用の結果として、プラグコネクタが実際に使用に供される前においては、ループバックフェルールとコネクタプラグフェルールは、長期間にわたって嵌合状態である。非嵌合状態のフェルールは、非常に低いがファイバアレイ劣化率を被る傾向があるので、本発明のループバック器具のばね力を業界標準よりも十分に低いレベルまで減少させるべきである。広い温度範囲にわたり許容レベルの嵌合を依然として可能にしながらアレイの一様性に対する劣化を阻止するためには、約0.25psi〜約0.7psiのフェルールばね力の値が好ましく、約0.5psi〜約0.7psiのばね力の値がより好ましい。時間が経過してもアレイの一様性を維持する別の方法は、プラグフェルール内で光ファイバを強く結合し、空隙をプラグフェルール及びループバック器具フェルールの嵌合状態のファイバ相互間に設定し、弱いエポキシをループバック器具フェルール内に用いてループバックフェルール内のファイバ結合が、プラグフェルール内でのファイバ結合前に壊れるようにすることが挙げられる。
図10a〜図10cを参照すると、本発明のループバック器具の別の実施形態が示されている。図10aは、分解組立て斜視図であり、図10bは、ループバック器具の完全組立て図であり、図10cは、図10bのループバック器具の断面図である。ループバック器具は、曲げ不反応性ファイバ36を利用したループバック組立部品100を有する。ループバック器具は、ループバック外側ハウジング102及び位置合わせスリーブインサート38を更に有する。コネクタ接続加工された配線ケーブル組立体への取り付けに先立って、取り外し可能なダストキャップ100を用いてループバック器具フェルール58を保護するのがよく、このダストキャップは、Oリング50を用いて外側ハウジング102に密封的に係合する。ループバック器具を例えば雌ねじ付き結合ナット106によりコネクタ接続加工テザーに固定し、この結合ナットは、雄ねじ付きコネクタプラグ(図示せず)に係合する。これとは異なり、取り付けに先立って、結合ナット106は、取り外し可能なダストキャップ104に係合してもよい。曲げ不反応性ファイバ36は、ループバック外側ハウジング102の端部108により損傷から保護される。ループバック外側ハウジング端部108は、オプションとしての引きグリップ24を備えるのがよい。特に図10cを参照し、図11a及び図11bに詳細に示されているように、ループバック器具は、ループバックばね押し110、ばね112、フェルールブーツ114、プラグ内側ハウジング116及びばね心出しカフ118を更に有している。
図11a及び図11bを参照すると、ループバック組立部品がそれぞれ分解組立て形態及び完全組立て形態で示されている。この組立部品は、主ばね112を着座させるループバックばね押し110を有する。ばね心出しカフ118及びフェルールブーツ114は、適正なフェルール管嵌合を保証するよう多心光ファイバフェルールに関して必要に応じてばね力による心出しを可能にする。フェルールブーツ114の一端部は、ループバックフェルール58内に受け入れられ、他端部は、ばね心出しカフ118を着座させている。プラグ内側ハウジング116は、ループバックばね押し110に連結され、かくして、フェルール58及びばね力コンポーネントをこれら相互間に維持する。上述したように、経時的なプラグフェルールのファイバアレイ劣化は、配線ケーブル組立体のプラグフェルールのばね力と比較してループバック器具において用いられるばね力が減少しているので回避できる。
本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本発明の種々の改造例及び変形例を想到できることは当業者には明らかであろう。かくして、本発明は、本発明の改造例及び変形例が特許請求の範囲に記載された本発明の範囲及びその均等範囲に属する限り、かかる改造例及び変形例を含むものである。
プラグコネクタに接続された状態で示された本発明のループバック器具の一実施形態の斜視図であり、ダストキャップの一部及び外側スリーブが図面を分かりやすくするために取り外されている状態を示す図である。 ダストキャップの一部が図面を分かりやすくする目的で取り外され、Oリングが外側スリーブの周りに位置決めされた状態で示された図1のループバック器具の斜視図である。 プラグコネクタに取り付けられた状態で示された図1の完全組立て状態のループバック器具の斜視図である。 図面を分かりやすくする目的で幾つかの部分が取り外された状態の図1のループバック器具の組立て法を示す分解組立て斜視図である。 多心光ファイバコネクタを含む接続端部を示す図1のループバック器具の端から見た斜視図である。 図1のループバック器具の内部コンポーネントを示す分解組立て斜視図である。 図1のループバック器具の組立て状態の内部コンポーネントを示す斜視図である。 プラグコネクタに取り付けられた状態で示された本発明のループバック器具の変形実施形態の斜視図であり、図面を分かりやすくするために幾つかの部分が取り外された状態の図である。 図面を分かりやすくするために幾つかの部分が取り外された状態でプラグ端部を示す図8aのループバック器具の斜視図である。 テザーのコネクタ接続加工された端部に取り付けられた本発明のループバック器具を含むコネクタ接続加工配線ケーブル組立体を示す略図である。 本発明のループバック器具の別の実施形態の分解組立て図である。 完全組立て状態で示された図10aのループバック器具の斜視図である。 図10bのループバック器具の縦断面図である。 図10aのループバック器具のループバック組立部品の分解組立て斜視図である。 完全組立て状態で示された図11aのループバック組立部品の斜視図である。
符号の説明
20,80 ループバック器具
22 ダストキャップ
24 引きグリップ
26 ループバック本体
28 スプール
30 第1の端部
32 フェルール保持特徴部
34 第2の端部
36 曲げ不反応性ファイバ
38,70 スリーブインサート
40 配向幾何学的形状特徴部
58 多心光ファイバフェルール
60 位置合わせスロット
62 ファイバ移行フェルール
82 プラグ
88 保護エンクロージャ
90 配線ケーブル
92 中間分岐点
94 テザー
100 ループバック組立部品

Claims (13)

  1. 曲げ不反応性光ファイバを利用するループバック器具であって、
    1本又は2本以上の曲げ不反応性光ファイバと、
    前記1本又は2本以上の曲げ不反応性光ファイバの端部を受け入れるループバック多心光ファイバフェルールと、
    前記ループバック多心光ファイバフェルールを受け入れるループバック内部組立体と、
    対応関係にある多心光ファイバフェルールを有するコネクタプラグに密封的に係合するダストキャップとを有し、
    前記ループバック器具は、光信号を、少なくとも1本の光ファイバに沿って位置する上流側の場所から前記ループバック器具を通し、少なくとも1本の光ファイバに沿って位置する前記上流側の場所に戻すよう送ることができる、
    ことを特徴とするループバッグ器具。
  2. 前記ループバック器具は、内径が約1.25インチ(3.175cm)以下の導管を通って配線ケーブル組立体と一緒に布設できるよう寸法決めされている、
    請求項1に記載のループバック器具。
  3. 前記内部組立体は、前記1本又は2本以上の曲げ不反応性光ファイバを前記ループバック多心光ファイバフェルールから引き回す半径を定めるスプールを有する、
    請求項1に記載のループバック器具。
  4. 前記内部組立体を部分的に包囲する外側スリーブを更に有する、
    請求項1に記載のループバック器具。
  5. 前記ループバック多心光ファイバフェルールを対応の多心光フェルールに位置合わせする位置合わせスリーブインサートを更に有する、
    請求項1に記載のループバック器具。
  6. 前記1本又は2本以上の曲げ不反応性光ファイバは、約180°の約12.0mmの曲げに関して、約1300nmで約0.5dB以下の曲げ関連損失を維持する、
    請求項1に記載のループバック器具。
  7. 前記ループバック器具は、コネクタ接続加工された光ファイバ配線ケーブル組立体に光接続される、
    請求項1に記載のループバック器具。
  8. ばね力を前記ループバック多心光ファイバフェルールに前記対応の多心光ファイバフェルールの方向で加えるばねを更に有する、
    請求項1に記載のループバック器具。
  9. 前記ループバック多心光ファイバフェルールに加えられるばね力は、前記対応の多心光ファイバフェルールに加えられるばね力よりも小さい、
    請求項8に記載のループバック器具。
  10. 配線ケーブルから分岐した1本又は2本以上の光ファイバが曲げ不反応性光ファイバを利用するループバック器具に光接続された多心光ファイバコネクタに合わせて成端加工されている少なくとも1つの中間分岐点を有するコネクタ接続加工された光ファイバ配線ケーブル組立体であって、前記ループバック器具は、
    1本又は2本以上の曲げ不反応性光ファイバと、
    ループバック多心光ファイバフェルールと、
    前記ループバック多心光ファイバフェルールを受け入れて位置合わせするループバック内部組立体と、
    前記配線ケーブル組立体の前記多心光ファイバコネクタに密封的に係合するダストキャップとを有し、
    前記ループバック器具は、光信号を前記分岐した光ファイバのうちの1本又は2本以上に沿って位置する上流側の場所から前記ループバック器具を通って前記1本又は2本以上の分岐光ファイバに沿って位置する前記上流側の場所に戻すよう送ることができる、
    ことを特徴とするコネクタ接続加工光ファイバ配線ケーブル組立体。
  11. 前記ループバック器具は、内径が約1.25インチ(3.175cm)以下の導管を通って配線ケーブル組立体と一緒に布設できるよう寸法決めされている、
    請求項10に記載のループバック器具。
  12. 前記1本又は2本以上の曲げ不反応性光ファイバは、約180°の約12.0mmの曲げに関して、約1300nmで約0.5dB以下の曲げ関連損失を維持する、
    請求項11に記載のループバック器具。
  13. 前記ループバック器具は、前記配線ケーブル組立体の布設に先立って、あらかじめ加工された光ファイバ配線ケーブル組立体に取り付けられる、
    請求項11に記載の組立体。
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