JP2007281899A - テレビジョン受像機 - Google Patents
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Abstract
【課題】リモートコントロール装置でテレビジョン受像機の選局を行う際の操作性を改善する。
【解決手段】テレビジョン受像機として、リモートコントロール信号を受信する受信部と、その受信部で受信したリモートコントロール信号に基づいて、チューナで受信するチャンネルを制御する制御部と、リモートコントロール信号で指定されるそれぞれの選局キーごとに、制御部が選局するチャンネルとして、複数のチャンネルを順位を付けて記憶可能な選局可能チャンネルメモリとを備えた構成とし、リモートコントロール装置の同じ選局キーが連続して操作されると、その選局キーに対応してテレビジョン受像機の選局可能チャンネルメモリに記憶されたチャンネルが、メモリに記憶された順に選局されるようにした。
【選択図】図4
【解決手段】テレビジョン受像機として、リモートコントロール信号を受信する受信部と、その受信部で受信したリモートコントロール信号に基づいて、チューナで受信するチャンネルを制御する制御部と、リモートコントロール信号で指定されるそれぞれの選局キーごとに、制御部が選局するチャンネルとして、複数のチャンネルを順位を付けて記憶可能な選局可能チャンネルメモリとを備えた構成とし、リモートコントロール装置の同じ選局キーが連続して操作されると、その選局キーに対応してテレビジョン受像機の選局可能チャンネルメモリに記憶されたチャンネルが、メモリに記憶された順に選局されるようにした。
【選択図】図4
Description
本発明は、テレビジョン受像機に関し、特にリモートコントロール装置からのリモートコントロール信号の受信で選局が可能なテレビジョン受像機に関する。
テレビジョン放送信号を受信するチューナを内蔵したテレビジョン受像機は、リモートコントロール装置が付属したものが多く、そのリモートコントロール装置に配置された選局キーをユーザが操作することで送信されるリモートコントロール信号(一般には赤外線信号)を受信することで、指定された選局キーに対応してプリセットされたチャンネルをチューナで選局させる制御を行っている。
具体的には、例えばリモートコントロール装置には、1から12までの数字が記載(印刷)された数字キーが選局キーとして配置されて、それぞれの選局キーの操作で、対応してプリセットされたチャンネルを直接選局することができる。
特許文献1には、リモートコントロール装置での選局キーの操作に基づいて、選局操作が可能なテレビジョン受像機についての記載があり、特に編成チャンネルと称される多数のチャンネルが存在する場合の選局処理についての記載がある。
特開2004−363819号公報
ところで、テレビジョン放送で放送サービスされるチャンネル数は増大する傾向にあり、従来の12個の数字キーだけによる選局では、選局できる数が不足するという問題がある。この問題点を解決するためには、例えば、リモートコントロール装置に配置された数字キーをいわゆるテンキーとして利用して(0は10のキーで代用)、2桁又は3桁のチャンネル番号を入力できるようにして、放送サービスされている多数のチャンネルの中から希望するチャンネルをダイレクトに選局できるようにしたものが実用化されている。
ところが、2桁又は3桁のチャンネル番号を入力する場合の実際のキー入力操作としては、チャンネル番号を入力するための2つ(2桁の場合)又は3つ(3桁の場合)のキー操作の他に、入力番号を確定させるキー操作が必要で、また放送サービスが多数存在する場合には、その放送サービス(地上波デジタル、BSデジタル、CSデジタルなど)の種類を確定させるキー操作が必要で、非常に多くのキー操作が必要である。また、ユーザが希望する番組が放送されている2桁又は3桁のチャンネル番号を正確に覚えておく必要があり、使い勝手がよい操作とは言えない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、リモートコントロール装置でテレビジョン受像機の選局を行う際の操作性を改善することを目的とする。
本発明は、テレビジョン受像機として、リモートコントロール信号を受信する受信部と、その受信部で受信したリモートコントロール信号に基づいて、チューナで受信するチャンネルを制御する制御部と、リモートコントロール信号で指定されるそれぞれの選局キーごとに、制御部が選局するチャンネルとして、複数のチャンネルを順位を付けて記憶可能な選局可能チャンネルメモリとを備えた構成としたものである。
このようにしたことで、リモートコントロール装置の同じ選局キーが連続して操作されると、その選局キーに対応してテレビジョン受像機の選局可能チャンネルメモリに記憶されたチャンネルが、メモリに記憶された順に選局されることにとなる。従って、例えばリモートコントロール装置に12個の選局キーがない場合でも、1つの選局キーに複数のチャンネルを割り当てれば、選局キーの操作だけで、12個を越える数のチャンネルを直接選局できるようになる。
本発明によると、リモートコントロール装置の1つの選局キーに複数のチャンネルを割り当てて選局可能チャンネルメモリに記憶させれば、選局キーの数を越えるチャンネルを選局できるようになり、多数のチャンネルを簡単に選局できるようになる。
この場合、例えば放送サービスされるチャンネル構成として、1つの放送局ごとに多数の編成チャンネルが存在する場合、リモートコントロール装置の1つの選局キーに放送局を割り当て、その放送局に用意された編成チャンネルの番号を、同一の選局キーの記憶エリアに記憶されれば、放送局ごとの編成チャンネルの選局が、それぞれの放送局に割り当てられた選局キーを必要とする回数操作するだけで、簡単に行えるようになる。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図13を参照して説明する。
図1は、本例のシステム構成例を示した図である。本例のシステムは、テレビジョン受像機10と、そのテレビジョン受像機10を遠隔制御するリモートコントロール装置30とで構成される。
テレビジョン受像機10は、2つのアンテナ線接続端子11a,11bを備えて、地上波を受信するアンテナが端子11aに接続され、衛星放送(BS:Broadcasting Satellite)波を受信するアンテナが端子11bに接続される。これらのアンテナ線接続端子11a,11bはチューナ12に接続してあり、チューナ12で地上波の放送信号及び衛星放送信号を受信することができる。チューナ12での受信チャンネルは、制御部21により制御される。
テレビジョン受像機10は、2つのアンテナ線接続端子11a,11bを備えて、地上波を受信するアンテナが端子11aに接続され、衛星放送(BS:Broadcasting Satellite)波を受信するアンテナが端子11bに接続される。これらのアンテナ線接続端子11a,11bはチューナ12に接続してあり、チューナ12で地上波の放送信号及び衛星放送信号を受信することができる。チューナ12での受信チャンネルは、制御部21により制御される。
チューナ12で受信した放送信号は、映像処理部13に供給して表示させるために必要な各種映像処理を行う。映像処理部13で処理された映像信号は、映像合成部14に供給して、OSD処理部17が出力するオンスクリーンディスプレイ(OSD:On Screen Display)としての表示を行うための映像信号を合成し、その合成された映像信号を表示駆動部15に供給する。表示駆動部15は、供給された映像信号に基づいて表示パネル16での映像表示を駆動する。表示パネル16としては、例えば液晶画像表示パネルが使用される。
OSD処理部17が出力する映像信号によるOSD表示は、表示パネル16上に各種案内用の文字,数字,図形などを表示させて、チャンネル番号、音量などを表示させるための信号の他に、各種設定を行うためのメニュー画面表示、プリセット用の案内画面表示などがある。後述するチャンネルプリセット用の画面表示についても、このOSD処理部17が出力する映像信号により表示される。表示させる案内映像がない場合には、映像合成部14での合成は行われない。
チューナ12から表示パネル16まででの受信映像処理及びOSD処理部17でのOSD表示処理は、このテレビジョン受像機10の動作を制御する中央制御ユニット(CPU)としての制御部21により制御される。制御部21は、制御バスラインを介してメモリ22とデータ転送が行える構成としてあり、制御を行う上で必要なデータがメモリ22に記憶される。後述するチャンネルプリセット情報についても、メモリ22に記憶させるようにしてある。
テレビジョン受像機10の操作は、受像機10に配置された操作部23の操作を制御部21が判断することで可能である。また、リモートコントロール装置30から送信されるリモートコントロール信号を受信するリモートコントロール信号受信部24を備え、そのリモートコントロール信号受信部24でのリモートコントロール信号の受信を制御部21が判断することでも可能な構成としてある。本例のリモートコントロール信号受信部24は、赤外線信号を受信(受光)する受信部として構成してある。なお、図1においては、テレビジョン受像機10の音声処理系については省略してある。
リモートコントロール装置30は、例えば図2に示すように多数の操作キー41〜46が配置してあり、それぞれの操作キー41〜46の操作を制御部31が判断して、その判断した操作に対応したリモートコントロール信号(赤外線信号)を、リモートコントロール信号送信部33から送信(発光)させる構成としてある。送信させるリモートコントロール信号のコードは、制御部31に接続されたメモリ32に記憶させてある。
ここで、図2に示したリモートコントロール装置30のキー配置例について説明すると、例えば1〜12の数字キー41と、チャンネルアップダウンキー42と、音量アップダウンキー43と、電源キー44と、上下左右キー45と、決定キー46などが、リモートコントロール装置30の表面には配置してある。12個の数字キー41は、それぞれのキーにプリセットされたチャンネルへの選局を直接指定する選局キーである。また、リモートコントロール装置30を構成する筐体の上端には、リモートコントロール信号送信部33が内蔵させてある。なお、本例のリモートコントロール装置30は、テレビジョン受像機を遠隔制御するリモートコントロール装置として従来から知られた一般的な構成である。
次に、リモートコントロール装置30のキー操作で、テレビジョン受像機10のチャンネル選択操作(選局操作)を行うための処理について説明する。本例のテレビジョン受像機10内のメモリ22には、プリセットされたチャンネルを登録するプリセットチャンネル登録エリアを備える。図3は、プリセットチャンネル登録エリアの構成例を示した図である。ここでは、リモートコントロール装置30に配置された1〜12の12個の数字キー(選局キー)ごとに、個別のプリセットチャンネルの記憶エリアが用意してある。そして、各数字キーごとのプリセットチャンネルの記憶エリアは、複数用意してあり、その複数の記憶エリアに順序がつけてある。例えば1つのキーごとに16個のチャンネル番号の記憶領域が用意されていて、その16個の記憶領域のデータに順序が付与してある。
1つの数字キーのそれぞれのチャンネル番号の記憶領域は、チャンネル番号だけでなく、そのチャンネル番号が属する放送サービスのデータについても記憶できるようにしてある。例えば図3の例では、数字「1」の数字キーに対応した記憶エリアの1番目には地上波デジタル放送の011チャンネルが記憶させてあり、2番目にはBSデジタル放送の101チャンネルと記憶させてある。
この図3のプリセットチャンネルの記憶処理は、例えばテレビジョン受像機10を複数プリセットの登録モードとした上で、ユーザ操作に基づいて行われる。ユーザ操作は、例えばリモートコントロール装置30の上下左右キー45と決定キー46などを操作して、メニュー画面を表示パネル16に表示して行う。
図4のフローチャートは、この複数プリセットの登録モードでの制御部21の制御に基づいた登録例(記憶例)を示したものである。図4に従って説明すると、まず制御部21は、複数プリセットの登録モードとするユーザ操作があるか否か判断する(ステップS11)。そして、複数プリセットの登録モードとするユーザ操作があると判断すると、制御部21は、OSD処理部17でチャンネル登録画面(図5)の映像を生成させて、その映像を表示パネル16に表示させる(ステップS12)。そのチャンネル登録画面が表示された状態で、リモートコントロール装置30のキー操作で、登録するチャンネルの選択操作があると、制御部21は、その操作で指定されたチャンネルを画面上に表示させる(ステップS13)。その後、登録チャンネルの選択を終了させる操作があるか否か制御部21が判断し(ステップS14)、終了操作がない場合にはステップS13に戻って次のチャンネルの選択ができる状態で待機する。なお、ここでのチャンネルの登録時には、そのチャンネルが放送される放送サービス(地上波デジタル、地上波アナログ、BSデジタル、BSアナログ、CS放送など)についても選択が必要である。また、複数のチャンネルが入力された際には、その入力された順が、順序のデータとして登録されるようにしてある。
ステップS14で、登録チャンネルの選択を終了させる操作があると、制御部21は、その入力されたチャンネルを割り当てる数字キー41の操作入力を判断して、そのときに入力された数字キー41に付与された番号を、画面上の該当する欄に表示させる(ステップS15)。そして、チャンネルプリセット操作を確定させる操作があるか否か判断し(ステップS16)、該当する操作がある場合には、制御部21はそのときに入力されて表示された内容を、メモリ22のプリセットチャンネル登録エリアの該当する数字キー(選局キー)の欄に記憶させて、プリセット処理を確定させる(ステップS17)。
その後、制御部21は、プリセット登録モードを終了させる操作があるか否か判断し(ステップS18)、終了操作がない場合にはステップS12に戻って、別の選局キーに関するプリセット操作ができる状態とする。ステップS18で終了させる操作があると判断すると、チャンネル登録画面の表示を消して、プリセット登録モードを終了させる。
図5は、このようなプリセット登録モード時に表示される画面の例である。図5に示すように、どの選局キーに登録させるのかを示すキー番号表示部1と、登録チャンネル名の表示部2と、そのチャンネル番号の表示部3と、前ページの表示指示ボタン4と、次ページの表示指示ボタン5と、確定ボタン6と、中止ボタン7などが表示させてある。図5の例では、登録チャンネル名の表示部2とチャンネル番号の表示部3については、1画面で8チャンネル分用意してあり、その画面を1つのキー番号ごとに2つ用意して、合計で16チャンネルの登録(プリセット)ができるようにしてある。登録チャンネル名とチャンネル番号は、例えば入力操作された順に左上から順に表示されるようにしてあり、その表示順が、登録時の順序のデータとなるようにしてある。
なお、チャンネル番号を入力する際には、放送サービスの種類についても入力して設定するようにしてあり、例えば図6に示すように、地上波デジタル、地上波アナログ、BS放送、CS放送の選択画面8が表示されて、ユーザ操作で設定できるようにしてある。
次に、このようにしてプリセット登録された上で、リモートコントロール装置30が操作された際のテレビジョン受像機10での選局動作例を、図7のフローチャートを参照して説明する。この選局動作は、リモートコントロール信号受信部24で受信した信号を制御部21が判断して行われる。制御部21は、受信した信号として、数字キー(選局キー)の操作で送信されるコードを受信したか否か判断する(ステップS21)。この受信で、数字キー以外のコードの受信である場合には、その受信したコードに対応して記憶された制御処理を行う(ステップS22)。
そして、数字キーのコードを受信したと判断した場合には、受信コードで示された数字キーのプリセットチャンネル登録エリア(図3)のデータを、メモリ22から読み出し、その読み出されたデータで示されたプリセットチャンネルを制御部21が判断し、現在チューナ12で受信して表示中のチャンネルが、その登録エリアのリストに登録されているか否か判断する(ステップS23)。この判断で、現在受信中のチャンネル以外が登録されている場合には、該当する登録エリアのリストに最初に記憶されたチャンネルを受信するように、受信チャンネルを切換える選局処理を行う(ステップS24)。また、ステップS23の判断で、現在受信中のチャンネルが登録されたチャンネルである場合には、その現在受信中のチャンネルの次に登録されたチャンネルを記憶データから判断し、その判断したチャンネルを選局させる(ステップS25)。なお、ステップS24やステップS25での選局時には、そのチャンネルが属する放送サービスについても記憶されているので、該当する放送サービスの受信に切換える切換え処理についても同時に行われる。また、ステップS25でリストの最後のチャンネルの受信中である場合には、そのリストの先頭の順番のチャンネルに選局させる。
このようにして選局が行われることで、例えば、リモートコントロール装置30の同じ選局キー41が連続して操作されると、その選局キー41に対応してテレビジョン受像機30の選局可能チャンネルメモリとしてのメモリ22のプリセットチャンネル登録エリアに記憶されたチャンネルが、メモリ22に記憶された順に選局されることにとなる。違う選局キー41が押されると、その選局キーに対応して登録された先頭のチャンネルが選局される。このようにして、本例のリモートコントロール装置30には、12個の選局キー41しか配置されていないが、選局キー41の操作だけで、12個を越える数のチャンネルを直接選局できるようになる。
なお、リモートコントロール装置30のチャンネルアップダウンキー42が操作された場合の選局処理については特に説明しなかったが、例えば、各選局キー41のプリセットチャンネル登録エリアに記憶されたチャンネルの先頭(1番目)に登録されたチャンネルだけを使用して、チャンネルアップ又はチャンネルダウンを行うようにしてもよい。或いは、登録された全てのチャンネルを使用して、順にチャンネルアップ又はチャンネルダウンを行うようにしてもよい。
次に、プリセットチャンネル登録処理として、番組表を表示させた状態から登録する処理例について、図8のフローチャートを参照して説明する。本例のテレビジョン受像機30は、放送信号などから得た電子番組表情報(EPG情報)を使用して、各チャンネルの番組表を表示させることができる構成としてある。そして、特定のチャンネルの番組表を表示させた状態で(ステップS31)、制御部21は、番組表の表示中に用意されたプリセットボタンが押されたか否か判断する(ステップS22)。この判断で、プリセットボタンが押された場合には、後述するチャンネル登録画面を表示させる(ステップS23)。このとき、表示させた番組表で示されるチャンネルを、チャンネル登録画面の登録チャンネルに加えた状態で表示させる。
図9は、番組表の表示例を示した図である。この例は、チャンネル番号及び放送局名の表示エリア51と、そのチャンネルの指定した時間帯の番組表示エリア52と、プリセットボタン表示53とを行うようにしてある。この図9の画面が表示された状態で、プリセットボタン表示53が押される操作があると、例えば図10に示すチャンネル登録画面に表示が変わる。図10に示したチャンネル登録画面では、チャンネル番号及び放送局名(チャンネル名)の表示部54と、選局キーの数字の表示部55と、確定ボタン表示56と、中止ボタン表示57とが用意され、確定ボタン56を押す操作があると、登録される。この登録時には、図5に示したような一覧表示をさせてもよい。
次に、テレビジョン受像機30の制御部21の制御で、チャンネル登録を自動的に行う例を、図11のフローチャートを参照して説明する。図11のフローチャートについて説明すると、自動プリセットモードとする操作があると(ステップS41)、表示パネルにはジャンルを選択させる画面を表示させ、その画面上でジャンルの選択操作があるか否か判断する(ステップS22)。その判断でジャンルの選択が行われたと判断した場合に、さらにサブジャンルの選択があるか否か判断する(ステップS23)。そして、選択されたジャンル及びサブジャンルの番組が放送されるチャンネルを、電子番組表などから判断して検索する(ステップS24)。サブジャンルの選択がない場合には、選択されたジャンルだけから判断する。そして、その検索結果に基づいて、指定されたジャンル及びサブジャンルの番組が放送されるチャンネルが登録チャンネルとして表示された登録画面を表示させ(ステップS25)、その登録画面に基づいてプリセット処理を行う。
図12は、自動登録画面の一例を示した図である。この図12の例では、ジャンル選択表示61と、選局キーの数字の表示62と、確定ボタン表示63と、中止ボタン表示64とを表示させた画面としてあり、ジャンル選択表示61で選択したいジャンルを選び、登録させたい選局キーの数字を表示62で選び、確定ボタン63を押す操作を行って、そのジャンルの番組が放送されるチャンネルを検索させて、その検索されたチャンネルを登録させる。
図13は、ジャンルとサブジャンルとを選択する詳細画面の表示例である。この図13に示すように、多数のジャンルが表示されたジャンル表示65から1つのジャンルを選択し、さらに、多数のサブジャンルが表示されたサブジャンル表示66から1つのジャンルを選択し、確定ボタン表示67及び中止ボタン表示68の操作で、ジャンル及びサブジャンルの確定又は取消が行われる。
このようにしてジャンルやサブジャンルが選択されると、例えば電子番組表の情報から該当するジャンルの番組が放送されるチャンネルが検索されて、その検索されたチャンネルの一覧(例えば図5に示す表示)が行われて、その検索されたチャンネルが特定の数字キー(選局キー)に割り当てられる。
次に、複数のチャンネルのプリセットとして、編成チャンネルと称されるチャンネルが1つの放送局に複数存在する場合の例について説明する。即ち、地上波デジタル放送では、1つの放送局に複数のチャンネルが割り当てられ、その複数のチャンネルが編成チャンネルと称される。その編成チャンネルを、本例の処理で1つの選局キーにまとめるようにしてもよい。図14のフローチャートは、この場合のテレビジョン受像機30の制御部21での処理例を示したものである。この例では、編成チャンネルの自動プリセット登録モードが設定されると(ステップS51)、電子番組表のデータなどから編成チャンネルの構成を制御部21が自動的に判断し(ステップS52)、その判断した編成チャンネルを、放送局単位で1つずつの数字キー(選局キー)に割り当てるプリセットチャンネル構成として、そのプリセットチャンネル構成をメモリ22に記憶させる(ステップS53)。
図15は、この場合のプリセットチャンネル構成の例である。地上波デジタル放送の場合には、チャンネル番号が3桁で構成されて、上2桁が放送局ごとに割り当てられたチャンネル番号で、下1桁が編成チャンネルごとの番号である。従って、上2桁が同じチャンネル番号については、同じ数字キー(選局キー)に割り当てるようにしてある。
この図15に示すプリセット構成とすることで、編成チャンネルが存在する場合の選局操作についても簡単に行うことができる。なお、この図15に示すプリセットを行った上で、さらに、ユーザが自由に各数字キーへのプリセットチャンネルの追加や削除ができるようにしてもよい。
なお、ここまで説明した実施の形態では、受信する放送サービスとして、チューナで直接放送波を受信して、その受信した放送信号から映像信号及び音声信号を得て、表示や音声出力を行う場合の選局処理について説明したが、例えば、インターネットに接続可能なテレビジョン受像機として構成して、インターネット上の放送サービスに準じた映像配信が行われる所定のサイトにアクセスして、そのサイト上のチャンネル番号(アクセス番号、プログラム番号など)を指定して、映像プログラムの配信を受ける場合の、チャンネル番号に相当する番号を指定して映像の配信を受ける処理にも適用可能である。
10…テレビジョン受像機、11…アンテナ線接続端子、12…チューナ、13…映像処理部、14…映像合成部、15…表示駆動部、16…表示パネル、17…OSD処理部、21…制御部、22…メモリ、23…操作部、24…リモートコントロール信号受信部、30…リモートコントロール装置、31…制御部、32…メモリ、33…リモートコントロール信号送信部、41〜46…操作キー
Claims (4)
- 放送信号を受信するチューナと、
前記チューナで受信した放送信号に含まれる映像の表示処理を行う映像処理部と、
前記映像処理部で処理された映像を表示させる表示部と、
リモートコントロール信号を受信する受信部と、
前記受信部で受信したリモートコントロール信号に基づいて、前記チューナで受信するチャンネルを制御する制御部と、
前記リモートコントロール信号で指定されるそれぞれの選局キーごとに、前記制御部が選局するチャンネルとして、複数のチャンネルを順位を付けて記憶可能な選局可能チャンネルメモリとを備えたことを特徴とする
テレビジョン受像機。 - 請求項1記載のテレビジョン受像機において、
前記制御部は、前記受信部で選局キーのリモートコントロール信号を受信した場合に、この受信した選局キーに対応して前記選局可能チャンネルメモリに記憶されたいずれかのチャンネルが選局中でない場合には、前記選局可能チャンネルメモリの該当する選局キーのエリアの最初に記憶されたチャンネルを選局させ、
受信した選局キーに対応して前記選局可能チャンネルメモリに記憶されたいずれかのチャンネルが選局中である場合には、前記選局可能チャンネルメモリの該当する選局キーのエリア内の現在受信中のチャンネルの次に記憶されたチャンネルを選局させることを特徴とする
テレビジョン受像機。 - 請求項1記載のテレビジョン受像機において、
前記選局可能チャンネルメモリに前記選局キーごとに記憶する複数のチャンネルは、放送番組のジャンルを指定して登録されたチャンネルであることを特徴とする
テレビジョン受像機。 - 放送信号を受信するチューナと、
前記チューナで受信した放送信号に含まれる映像の表示処理を行う映像処理部と、
前記映像処理部で処理された映像を表示させる表示部と、
リモートコントロール信号を受信する受信部と、
前記受信部で受信したリモートコントロール信号に基づいて、前記チューナで受信するチャンネルを制御する制御部と、
前記リモートコントロール信号で指定されるそれぞれの選局キーごとに、前記制御部が選局するチャンネルとして、放送局ごとに存在する複数の編成チャンネルを、編成チャンネル番号順に記憶する選局可能チャンネルメモリとを備えたことを特徴とする
テレビジョン受像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006105709A JP2007281899A (ja) | 2006-04-06 | 2006-04-06 | テレビジョン受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011109413A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Sharp Corp | テレビジョンシステム |
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2006
- 2006-04-06 JP JP2006105709A patent/JP2007281899A/ja active Pending
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