JP2007280371A - 携帯端末を利用した口コミ情報伝送システム - Google Patents

携帯端末を利用した口コミ情報伝送システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007280371A
JP2007280371A JP2007062696A JP2007062696A JP2007280371A JP 2007280371 A JP2007280371 A JP 2007280371A JP 2007062696 A JP2007062696 A JP 2007062696A JP 2007062696 A JP2007062696 A JP 2007062696A JP 2007280371 A JP2007280371 A JP 2007280371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
introducer
word
service providing
management server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007062696A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Nakajima
嘉彦 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2007062696A priority Critical patent/JP2007280371A/ja
Publication of JP2007280371A publication Critical patent/JP2007280371A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】施設又は人に関する口コミ情報を、紹介者が早くかつ簡単に被紹介者へ発信することを可能とする。
【解決手段】インターネットなどの通信ネットワークを介して運用管理サーバと接続されている携帯端末を利用した会員を対象とする口コミ情報伝送システムであって、紹介者の携帯端末は、印刷物や表示装置の画面などに表示されている二次元コードを読み取って解析して、通信ネットワークを介して運用管理サーバに格納されている固有の情報画面へアクセスする。そして、前記固有の情報画面に、紹介者が施設又は人についての口コミ情報を入力し、被紹介者を指定して運用管理サーバへ送信する。運用管理サーバは、紹介者の携帯端末から受信した口コミ情報を記憶保存すると共に、当該口コミ情報を指定された被紹介者の携帯端末へ送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末を利用したサービス提供施設の顧客などによる口コミ情報伝送システムに関するものであり、詳しくは、紹介者であるサービス提供施設の顧客などから被紹介者に対して施設又は人についての口コミ情報を、インターネットなどの通信ネットワークを介して携帯端末を利用することにより伝播することを可能にした口コミ情報伝送システムに関する。
従来、サービス提供施設などとその顧客の関係は、口コミを通して相互に尊重しあう信頼関係が生まれ、それが妥当な速度で適切な客層を呼び寄せることによって双方の利益が醸成されていた。もっとも、口コミがすべてのサービス提供施設にとって利益になるわけでなく、例えば、もしサービス提供施設のサービスや品質が悪ければ、全く逆の悪い意味での口コミが伝播することになり、そのサービス提供施設は自然に淘汰されることになる。ただ、サービス提供施設は、それを糧により良いサービスや品質を目指して努力し、当該サービス提供施設の価値を上げることにより、結果として顧客の利益になる場合もある。このように、口コミはサービス提供施設やその顧客にとって、最適な関係を維持するフィルターとしても機能している。
口コミの有効性としては、サービス提供施設を例にとると、次のようなものが上げられる。
(1)実際にサービス提供施設を利用したお互いの関係性を尊重できる親和性の高い顧客が、口コミ情報の媒介となるため、良質の情報が伝播しやすい。
(2)前記の顧客が、同様に親和性の高い馴染み客候補を紹介する可能性が高い。
(3)前記の顧客やその紹介によって訪れた客も、もともとサービス提供施設のコンセプトに共感した客であるため、サービス提供施設側は、そのサービスや品質に自信を持ちながら精進することができ、個性化が図られる。
(4)マスコミ広告を使った場合は一時的に大量の一見客が押し寄せる傾向があり、その結果、長年かけて獲得してきた大切な馴染み客を失うことも考えられる。反面、口コミによる伝播はゆっくりと確実に伝わるため、顧客が増えたとしても、スピードはあくまでも緩やかであり、サービス提供施設側は人員の補充や客席の増設など規模拡大の対応が無理なく取れる。結果として、サービスの質や商品の品質を落とすことなく、あくまで自然な形で売上の拡大を図ることができる。
(5)口コミにより、良心的でないサービス提供施設は自然と評価が落ち淘汰されるか、内容の改善が図られる。結果として、顧客の利益となるとともに周辺のサービス提供施設にも健全な波及効果がもたらされる。この点、マスコミ広告によって大量の一見客が動員された場合には、このようなフィルターは機能せず、サービスの質や商品の品質が疎かにされていた場合には、顧客が不利益を蒙ることになる。
(6)マスコミ広告の利用には多額の広告費用が発生し、その負担は人件費や素材費などを圧迫する。そのため、マスコミ広告によって集客しても、サービス提供施設の内容が落ち、結果として評判も落としてしまうケースが少なくない。
これらの背景について、飲食店業界を例にさらに詳しくみてみると、現在、無料配布のクーポンマガジンが数多く出版され、多大な影響を与えている。飲食店側は、毎月多額の広告費用のほかにクーポン所持者に一定の割引をする必要があり、集客のための費用が以前よりかさむために、個人店にとってはとりわけ負担が大きくなる傾向がある。
本来、顧客は店舗の内容に共感することで贔屓にし、さらに同じ嗜好を持つ第三者に責任を持って紹介して行くといった善意の中で店舗の発展に貢献して行く存在であった。そこには当然、広告的な対価の要求などは存在せず、店舗側もそうした馴染みの顧客を大切に扱うことで彼らの満足度を向上させ、結果として良い馴染みの顧客がつくようになり、店舗の健全な発展が妥当なスピードで図られていくという良好な関係性が存在していた。ところが、クーポンマガジンの普及により、割引だけを目的に店舗を渡り歩く新・一見客は、もともと店舗に対する思い入れが少ないため、馴染み客になる確率がそれほど高くない。
次に顧客の立場から見ていくと、例えば、偶然ある店舗に入りその内容に満足した場合、次回来店への意欲は高まる。しかし、いざレジで先に会計している客がクーポン券を提示し割引を受けている場合、著しい不公平感を感じるのが普通である。割引を受けているのは、たまたまクーポンマガジンを手にし割引目的で来店した客であるのに対し、割引を受けられないのは、店舗の外観やサービス内容を外側からよく吟味し、それらに共感したいわば有望顧客なのである。単に顧客にとって不公平であるというだけではなく、馴染み客の候補を失うことにもつながるという店舗側にとっても重大な機会損失である。
以上のように、サービス提供施設にとって口コミ情報は大変有用なものであるが、問題は口コミ情報の伝播力が必ずしも強いとはいえない点である。伝播するスピードもさることながら、伝播する範囲の狭さが問題である。一人の馴染み客から派生する口コミによる集客は、一般的に数ヶ月かけても数人の範囲に限られる。良いサービス提供施設を見つけて誰かに紹介しようと思っても、サービス提供施設でサービスを受けている間にわざわざ電話やメールで情報を伝えることは考えにくく、ほとんどの場合は「では今度会った時にでも」というレベルである。よって、口コミは、紹介者が次にその被紹介者となる該当者に会うまで、その発生を待たなければならない。そして、その期間が長ければ長いほど、伝播のための動機付けは弱まり、伝播される内容は薄まり、また伝播されない可能性も出てくる。このように口コミは、サービス提供施設と顧客双方の利益を最大化する最も確実で有意義な情報伝播の手段であるにもかかわわらず、情報伝播力の弱さという課題を抱えているのである。
以上はサービス提供施設の場合であるが、その他にも通信販売における商品や就職活動における学生の評価などに対する口コミ情報の場合も、期間が長ければ長いほど、伝播のための動機付けは弱まり、伝播される内容は薄まり、また伝播されない可能性も出てくる。
この点に関して、カードリーダライタや携帯端末を介してインターネットとの接続を容易にし、加盟店を利用した際に自己のポイントを加算すると共に、紹介者にもポイントを付加するようにし、更に自分のポイントを適宜にかつ迅速に確認して利用できるようにしたポイントを用いた口コミ広告システムがある。しかしながら、このシステムでは実際に被紹介者へ送られる口コミ情報の内容量という点で少なく、どのように良かったかなどの紹介者による具体的なコメントや写真データなどの詳細な情報の伝播に欠けており、口コミ情報の伝播能力としてはまだ弱いものである。
特開2001−325668号公報
また、現在、インターネット上のホームページや掲示板において、様々な口コミ情報が掲載されている。しかしながら、これらの情報はサービス提供施設を利用してから、一定時間が経過した後に書かれたものであることから即時性に欠け、情報の新鮮さという点で問題がある。口コミ情報であるかどうかを問わず、実際に利用してから時間が経過した後の新鮮さに欠ける情報では、情報価値という点で小さいと言わざるを得ない。さらに問題なのは、これらの口コミ情報を書き込んだ者が、実際にそのサービス提供施設を利用したかどうかの証明ができていない点である。実際は利用していないにもかかわらず、利用者になりすまして口コミ情報を書き込んでも閲覧者からはわからず、情報そのものの信憑性が不明であるという大きな問題がある。
口コミ情報を効果的に拡大させるためには、サービス提供施設などに関する口コミ情報を、実際に当該サービス提供施設を利用した紹介者がサービスの提供を受けた時点ですぐにかつ簡単に被紹介者へ発信できるようにすることが必要である。実際にサービス提供施設を利用して「いい店だ」「おいしい料理だ」などと思った瞬間に、いかに紹介したいと思う該当者に、いかに簡単に伝播できるかが重要である。しかし、実際に伝えようとする際には、サービス提供施設の基本情報や自分が情報を伝えようとした動機など様々な点を事細かに説明する必要があり、また、それを行うための煩雑な機器の操作が発生する。例えば、携帯電話で相手のアドレスを打つ、説明する内容を考える、リアクションがあった場合のコミュニケーションを考えるなど、口コミ情報の伝播を躊躇させる面倒な要因が多数存在する。これらの点を、最大限に簡略化することにより、口コミを行おうとする動機を最大限に保護し、それによりサービス提供施設と顧客双方の利益を最大化することが課題となる。
そして、このことは通信販売における商品や就職活動における学生の評価などに対する口コミ情報の場合にも同様に言うことができる。
上記の課題を解決するために請求項1記載の発明は、インターネットなどの通信ネットワークを介して運用管理サーバと接続されている携帯端末を利用した会員を対象とする口コミ情報伝送システムであって、前記携帯端末は、印刷物や表示装置の画面などに表示されている二次元コードを読み取って解析する手段と、前記解析した二次元コード情報に基いて自動的に前記運用管理サーバを呼び出して接続要求を送信する手段と、前記運用管理サーバから会員毎に生成される当該会員固有の情報画面を受信する手段と、施設又は人についての顧客若しくはその関係者による口コミ情報を送信先を指定して入力する手段と、前記入力された口コミ情報を前記運用管理サーバへ送信する手段と、会員固有の情報画面の内容について当該会員が追加、変更、削除するために入力する手段と、前記入力した内容についての情報を前記運用管理サーバへ送信する手段とを備え、前記運用管理サーバは、前記携帯端末からの接続要求を受信する手段と、前記携帯端末から会員登録要求を受信すると、この会員登録要求に含まれている会員識別情報が会員情報管理部に記憶保存されている会員データベースに既に存在していないかどうかを判断して、もし存在していない場合は、当該会員に関する情報を前記会員データベースに追加する会員登録手段と、会員毎に生成される当該会員固有の情報画面を自動的に生成して送信する手段と、会員からの当該会員固有の情報画面の内容を追加、変更、削除するための要求に応じて当該会員固有の情報画面の内容を更新する手段と、前記携帯端末から受信した当該施設又は人についての顧客若しくはその関係者による口コミ情報を記憶保存する手段と、前記口コミ情報を指定された送信先の携帯端末へ送信する手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、インターネットなどの通信ネットワークを介して運用管理サーバと接続されている携帯端末を利用した会員を対象とする口コミ情報伝送システムであって、前記携帯端末は、印刷物や表示装置の画面などに表示されている二次元コードを読み取って解析する手段と、前記解析した二次元コード情報に基いて自動的に前記運用管理サーバを呼び出して接続要求を送信する手段と、前記運用管理サーバから会員用の確認テスト若しくはアンケートが生成される当該会員固有の情報画面を受信する手段と、前記確認テスト若しくはアンケートについての回答を入力する手段と、前記入力された回答を前記運用管理サーバへ送信する手段と、前記運用管理サーバから前記確認テスト若しくはアンケートについての回答を分析し集計した結果を受信して当該会員固有の情報画面に表示する手段とを備え、前記運用管理サーバは、前記携帯端末からの接続要求を受信する手段と、前記携帯端末から接続要求を受信すると、この接続要求に含まれている会員識別情報が会員情報管理部に記憶保存されている会員データベースに既に存在していないかどうかを判断して、もし会員だった場合は、確認テスト用に生成される当該会員固有の情報画面を自動的に生成して送信する手段と、前記確認テスト若しくはアンケートについての会員からの回答を分析し集計する手段と、前記分析し集計した結果を記憶保存する手段と、前記分析し集計した結果を指定された送信先の携帯端末へ送信する手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、サービス提供施設の顧客である口コミ情報の紹介者や被紹介者が所持する携帯端末とサービス提供施設の責任者が所持する携帯端末が、インターネットなどの通信ネットワークを介して運用管理サーバと接続されている携帯端末を利用したサービス提供施設の顧客による口コミ情報伝送システムであって、前記紹介者の携帯端末は、利用したサービス提供施設内に表示されている二次元コードを読み取って解析する手段と、前記解析した二次元コード情報に基いて自動的に前記運用管理サーバを呼び出して接続要求を送信する手段と、前記運用管理サーバからサービス提供施設毎に生成される当該サービス提供施設固有の口コミ情報の紹介メールのフォームを受信する手段と、前記紹介メールのフォームに当該サービス提供施設に関する口コミ情報及びその送信先である被紹介者の送信先情報を入力する手段と、前記口コミ情報及び送信先情報を前記運用管理サーバへ送信する手段とを備え、前記被紹介者の携帯端末は、前記運用管理サーバから前記紹介メールを受信する手段と、利用したサービス提供施設内に表示されている二次元コードを読み取って解析する手段と、前記解析した二次元コード情報に基いて自動的に前記運用管理サーバを呼び出して接続要求を送信する手段と、前記運用管理サーバから送信先である紹介者の送信先情報を含む当該サービス提供施設固有の口コミ情報の被紹介メールのフォームを受信する手段と、前記被紹介メールのフォームに当該サービス提供施設に関する口コミ情報を入力する手段と、前記口コミ情報及び送信先情報を前記運用管理サーバへ送信する手段とを備え、前記運用管理サーバは、前記紹介者及び被紹介者の携帯端末からの接続要求を受信する手段と、前記紹介者及び被紹介者の携帯端末に対して要求されたサービス提供施設毎に生成される当該サービス提供施設固有のフォームを自動的に生成して送信する手段と、前記紹介者及び被紹介者の携帯端末から受信した紹介メール及び被紹介メールを当該サービス提供施設に関するアクセス情報を含めて指定された送信先へ送信する手段と、前記紹介者及び被紹介者に対して当該サービス提供施設で利用可能な電子クーポンを発行する手段とを備えたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の携帯端末を利用したサービス提供施設の顧客による口コミ情報伝送システムにおいて、サービス提供施設の責任者の携帯端末は、当該サービス提供施設のサービス情報を入力する手段と、当該サービス提供施設の紹介者及び被紹介者に対して前記サービス情報をメールで通知する手段をさらに備えたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3記載の携帯端末を利用したサービス提供施設の顧客による口コミ情報伝送システムにおいて、前記サービス提供施設の責任者の携帯端末は、当該サービス提供施設についての紹介を動画で入力する手段と、前記動画を前記運用管理サーバへ前記紹介者又は被紹介者の携帯端末からアクセス可能な方法でアップロードする手段をさらに備えたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項3乃至5のいずれかに記載の携帯端末を利用したサービス提供施設の顧客による口コミ情報伝送システムにおいて、前記運用管理サーバは、サービス提供施設、本部、紹介者、被紹介者などのシステムの利用状況に応じて当該サービス提供施設に対して課金する手段をさらに備えたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項3記載の携帯端末を利用したサービス提供施設の顧客による口コミ情報伝送システムにおいて、前記運用管理サーバは、当該サービス提供施設の紹介者及び被紹介者に対してポイントを付与する手段と、前記ポイントを紹介者及び被紹介者毎に計算する手段と、一定のポイントを蓄積した紹介者及び被紹介者に対してポイントカードを発行する手段と、前記ポイントカード発行後に紹介者及び被紹介者毎にポイントを再計算する手段をさらに備えたことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項3に記載の携帯端末を利用したサービス提供施設の顧客による口コミ情報伝送システムにおいて、請求項3に記載の携帯端末を利用したサービス提供施設の顧客による口コミ情報伝送システムにおいて、前記運用管理サーバは、本部が統括するサービス提供施設に関する紹介者及び被紹介者からの評価などの各種の情報を管理する手段と、前記管理情報を本部のパソコンへ送信する手段をさらに備えたことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1乃至8のいずれかに記載の携帯端末を利用した口コミ情報伝送システムにおいて、前記携帯端末は、携帯電話、PHS、PDA、携帯型小型パソコンなどを少なくとも含む各種情報端末や専用端末であることを特徴とする。
本発明の携帯端末を利用した口コミ情報伝送システムによれば、各種サービスや人物の評価を、的確・正確に拡散していくことができる。元来、口コミによる評価・評判というものは、伝える者の責任感の下、一定の信頼感を得て拡散するものだった。つまり伝える者と伝えられる者がお互いを認知していることにより情報の信頼感は保たれていた。
ところが、インターネットをはじめとした情報技術の発展は、「個」対「未知の大多数」や「匿名性の高い個」対「匿名性の高い個」など、多様な情報伝播を可能にし、利便性が高まった反面、相手の顔が見えなくなり情報の信頼性を低下させた。実際にネット上の匿名性を武器に特定のサービスや個人の批判を無責任に展開し、その信頼を損ね、甚大な損害を与える例は後を絶たない。一度に多数に伝わってしまう情報伝播スピードの速さの分、被る損害が飛躍的に大きくなっている点も憂慮されている。
本発明の携帯端末を利用した口コミ情報伝送システムは、情報伝達技術の利便性そのままに、伝える側の責任感と、伝わる情報の信頼性を保持することを目指している。
口コミ情報をやりとりする者同士は、お互いを認知していて、しかも基本的に「一対一」のコミュニケーションであるため、責任感ある態度で、正確な評価を与えることが予想される。またその評価を見た第三者も、その信頼性を確認でき、自分の行動に的確に反映させることができる。
評価される側も、匿名性の元に無責任な評価をされ貶められてしまう危険を回避できることで、安心して個人やサービスは真に人々の役に立つ人格や内容を希求することができるようになる。
また、個人情報の漏洩に対する危機感の下、未知の第三者より送付される情報について信憑性を疑う機会は多い。本システムを利用すれば、送られてくる情報は知人などから善意で送付されたものであるため、相対的に安心して取り扱うことができ、その中に存在する利用者メリットも善意に解釈できる。信頼性のある利用者メリットを、善意で拡散させ、不安感なく享受させることが可能となり、利用者は活用の機会が多くなる。またサービス提供側も、善意の利用者に向けて実直に努力する姿勢が正確に評価されることとなり、善良な業者のみが順当に業績を伸ばしていくことにつながると考えられる。
こうした循環は、個人の評価や"つながり"を目的とした場合においても同様に機能し、より有意義な個々のコミュニケーションに寄与する。これらの良好な循環が実現すれば、それぞれのサービス利用機会は必然的に増加し、各々の経済活動に大きく貢献する。
紹介したいサービス提供施設などからすぐにかつ簡単に口コミ情報を発信できるようにするという目的を、以下のように本発明による携帯端末を利用した口コミ情報伝送システムによって実現した。
なお、本発明において、「会員」とは、何らかの会員識別情報を提供することで本発明に係るサービスの利用を希望する人をいい、この人には、自然人、法人、自然人若しくは法人のグループなどが含まれる。
また、「会員識別情報」とは、会員番号、メールアドレス、個体識別番号、電話番号などの特定の会員を一意に識別できる情報をいう。
そして、「口コミ情報」とは、施設又は人を対象とする当該施設又は人についての顧客若しくはその関係者による評価や感想などを内容とする情報をいい、ここにいう人には、自然人、法人、自然人若しくは法人のグループが含まれる。
さらに、本発明における口コミ情報の伝送の方法には、電子的に送受信する方法、即ちインターネットを利用した電子メール、携帯端末同士でのメッセージを送受信するキャリア(事業者)に依存したSMS(ショートメッセージサービス)、BBS(電子掲示板)への書き込みなどのような電子的なシステムを利用したもの全てが含まれる。
以下に本願の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本願の携帯端末を利用した口コミ情報伝送システムの実施例1を示し、その全体構成を示したものである。
本システムは、図1に示すように、飲食店の店長などのサービス提供施設の責任者が所持する携帯端末105とそのサービス提供施設を統括している本部に設置されているパソコン106と紹介者である顧客が所持する携帯端末103と被紹介者である顧客が所持する携帯端末104と見込み客が所持する携帯端末107が、すべて少なくともインターネット接続機能を有しており、インターネットなどの通信ネットワーク102を介して運用管理サーバ101と接続されている。これらの携帯端末は、携帯電話、PHS、PDA、携帯型小型パソコンなどを少なくとも含む各種情報端末や専用端末であるものとする。
なお、サービス提供施設の責任者が所持する携帯端末105は、メール機能、カメラ機能並びにビデオ録画機能を有しているものとする。また、紹介者である顧客が所持する携帯端末103及び被紹介者である顧客が所持する携帯端末104は、メール機能並びにQRコード(登録商標)などの二次元コードの読み取り機能を有しているものとする。また、図1では、運用管理サーバ101、サービス提供施設の責任者が所持する携帯端末105、本部に設置されているパソコン106、紹介者である顧客が所持する携帯端末103、被紹介者である顧客が所持する携帯端末104、見込み客が所持する携帯端末107は、1つとして示されているが、これらは各々複数あっても良い。
さらに、複数のサービス提供施設を統括している本部は、1つだけでなく複数存在していても良い。つまり、1つの本部及びその本部が統括している複数のサービス提供施設を1つのグループと考えれば、運用管理サーバ101は複数のグループを運用管理することが可能なのである。そして、この場合、各サービス提供施設がある特定の本部支配下にある場合は、その特定の本部だけに統括されることになり、複数の本部に跨って統括されることはないものとする。
次に、図2を用いて、運用管理サーバ101の内部構成について説明する。
運用管理サーバ101は、本システムの会員である顧客のニックネームや携帯端末のメールアドレス若しくは個体識別情報などの会員情報を格納する会員情報管理部201、会員毎に紹介する相手方となる被紹介者に関する情報が格納されている友人情報管理部202、本システムの参加施設として登録されている飲食店の店舗などのサービス提供施設の名称・住所・地図情報などが格納されている施設情報管理部203、サービス提供施設を統括している本部に関する情報が格納されている本部情報管理部204、紹介者から被紹介者への紹介メールの送受信履歴やメッセージが管理されている紹介メール管理部205、被紹介者から紹介者への被紹介メールの送受信履歴やメッセージが管理されている被紹介メール管理部206、紹介者や被紹介者に対してサービス提供施設が発行した電子クーポン情報が格納されている電子クーポン管理部207、紹介者や被紹介者がサービス提供施設毎に提示されるアンケートに回答した情報やそのアンケートの内容に対して本部が返信した情報が格納されているアンケート管理部208、紹介者や被紹介者に対してサービス提供施設から発行されたポイント情報が管理されているポイント情報管理部209、本システムの利用状況に応じてシステム利用の対価としてサービス提供施設に対して課金を行った情報が管理されている課金情報管理部210、サービス提供施設の情報を動画で顧客等に提供することを可能にした動画情報を記憶している動画管理部211、サービス提供施設が顧客へ送付するサービス情報を内容とするメールに関する情報が管理されている施設情報メール管理部212、そして通信ネットワーク102とのインターフェースを処理する入出力処理部213から構成されている。
さらに、運用管理サーバ101には、通信ネットワーク102に接続するためのプログラムや、通信ネットワークを介して接続されたサービス提供施設の責任者である店舗の店長が所持する携帯端末105とその本部に設置されているパソコン106と紹介者である顧客が所持する携帯端末103と被紹介者である顧客が所持する携帯端末104へ送信するために必要な情報を、会員情報管理部201などの各部から抽出するためのプログラム等が組み込まれている。
次に、本実施例の概略を説明すると、紹介者である顧客が参加している飲食店の店舗のいずれかに入って店舗に置かれている当該店舗の二次元コードが表示されているメニューなどの紙媒体やモニターディスプレイなどの情報媒体を顧客が所持する携帯端末のカメラで撮影して読み取って口コミ情報用のフォームを運用管理サーバから受信した後、口コミ情報を内容とする「紹介メール」を被紹介者である顧客へと送信する。次に、「紹介メール」を受信した被紹介者である顧客が、紹介された店舗に行った場合に、「被紹介メール」を紹介者である顧客へと返信する。以降、「紹介メール」及び「被紹介メール」を繰り返すことにより、口コミ情報をより広い範囲の顧客へと伝播することを実現している。そして、これらの紹介者及び被紹介者である顧客に対して、店舗は電子クーポンを発行することにより、口コミ情報の伝播の動機付けの拡大化も図っている。
<メール機能>
本機能は、紹介者から被紹介者への「紹介メール」の送信及び被紹介者から紹介者へ返信する「被紹介メール」の送信についてのものである。そして、これらのメールの送受信情報を元に、店舗は紹介者や被紹介者に対して特典として電子クーポンを発行することも、その内容としている。
さらに、本実施例によるメール機能の流れについて、図3に従って具体的に説明する。
実施の開始後(ステップS101)、紹介者である顧客は入店した店舗において、運用管理サーバ101にアクセスできるようにするための情報が入力された当該店舗の二次元コードが表示されているメニューなどの紙媒体の情報媒体を、紹介者である顧客が所持する携帯端末103のカメラによって撮影して読み取り解析する。
なお、この情報媒体は二次元コードが表示されているものであれば、紙媒体だけでなく、静止画や動画に表示されているものも含まれるものとする。例えば、モニターディスプレイや動画視聴可能な携帯プレーヤーで動画を表示した後に、当該プレーヤーの表示装置の画面に表示された二次元コードを読み取る場合なども含まれるものとする。
その結果、本システムへのログイン画面が表示され、紹介者はメールアドレスなどを入力もしくは携帯端末の個体識別番号を送信することにより、会員情報管理部201に格納されている情報と照合されて本システムにログインする。なお、ここで紹介者が会員として未登録であった場合は、会員登録を受け付ける入力画面が表示され、ニックネーム及び携帯端末のメールアドレス等を入力することにより会員として登録され会員情報管理部201に格納される。そして、この会員情報管理部201に格納された顧客の携帯端末のメールアドレスは、口コミ情報用のメールを作成する時に、フォーム上の送信元情報として自動的に入力されるようになっている。
そして、メニューから紹介メールの送信を選択すると、紹介メール管理部205に蓄積保存されている店舗毎に自動生成される店舗情報のトップページに続き、当該店舗固有の口コミ情報の紹介メールのフォームが画面上に表示される。ここで、被紹介者のメールアドレスや口コミ情報を入力する。被紹介者の情報は、一度入力されると友人情報管理部202に格納されることから、二度目からは友人としてリスト表示されている中からクリックすることにより、簡単に選択することが可能である。そして、口コミ情報を入力した後、送信ボタンをクリックすることにより、紹介者の友人である被紹介者に対して口コミ情報を内容とする紹介メールを送信する(ステップS102)。
紹介メールの送信後、その情報は紹介メール管理部205に格納された後、被紹介者の携帯端末104へ送信される。その際の受信者である被紹介者の携帯端末104の画面表示の例を図4に示す。このように、紹介者から被紹介者に対して紹介者のコメントや紹介者の携帯端末103のカメラで撮影した店舗や料理の写真データを送ることができる。紹介者が自分で撮影した写真データを送らない場合は、予め施設情報管理部203に登録されている写真データが代わりに表示される。また、接続情報も表示され、さらに当該店舗に関する詳しい内容を知りたい場合は、接続情報を指定する被紹介者からの要求に応じて、さらに詳しい情報を閲覧可能に表示することができるようになっている。例えば、図4の「店舗情報」の部分をクリックすると施設情報管理部203に格納されている当該店舗に関する店舗名・電話番号・営業時間・最寄駅・住所・地図などのさらに詳しい情報を得ることが可能となっている。
そして、紹介者へ電子クーポン管理部207で管理されている当該店舗用の電子クーポンを発行する(ステップS103)。
次に、紹介者が電子クーポンを使用したかどうかを判断する(ステップS104)。
そして、電子クーポンを使用しなかった場合は、ステップS104における判断結果は「No」となり、ステップS106へと進む。
一方、電子クーポンを使用した場合は、ステップS104における判断結果は「Yes」となり、当該店舗へ課金情報管理部210に予め設定されている金額の課金を行うと同時に、その課金情報を課金情報管理部210へ格納する(ステップS105)。
次に、紹介メールを読んだ被紹介者が実際に紹介された店舗に行った場合、被紹介者は当該店舗の二次元コードを所持する携帯端末104によって読み取り解析する。その結果、本システムへのログイン画面が表示され、被紹介者はメールアドレスなどを入力もしくは携帯端末の個体識別番号を送信することにより、会員情報管理部201に格納されている情報と照合されて本システムにログインする。なお、ここで被紹介者が会員として未登録であった場合は、会員登録を受け付ける入力画面が表示され、ニックネーム及び携帯端末のメールアドレス等を入力することにより会員として登録され会員情報管理部201に格納される。
ログイン後、被紹介メール管理部206に保存されている被紹介メールのフォームを受信した上で、情報を入力した後、紹介者に対して「被紹介メール」を送信する(ステップS106)。なお、被紹介メールのフォームは、店舗毎に自動生成される各店舗固有のものであると同時に、被紹介メールの送信先となる紹介者のメールアドレスなどの送信先情報も含めた形で自動生成される。
その際の受信者である紹介者の携帯端末103の画面表示の例を図5に示す。このように、被紹介者から紹介者に対して被紹介者のコメントや被紹介者の携帯端末104のカメラで撮影した写真データなどを送ることができる。被紹介者が自分で撮影した写真データを送らない場合は、前記図4で表示されるのとは別の、予め施設情報管理部203に登録されている写真データが代わりに表示される。
そして、被紹介者へ電子クーポン管理部207で管理されている当該店舗用の電子クーポンを発行する(ステップS107)。
なお、発行された電子クーポンは、図4や図5に示されている「クーポン券」の部分をクリックすることにより、紹介者である顧客が所持する携帯端末103や被紹介者である顧客が所持する携帯端末104で画面表示される。その際の画面表示の例を図6に示す。このように、当該店舗で使用できる電子クーポンを発行された紹介者や被紹介者である顧客は、この電子クーポンの内容を表示した携帯端末の画面をレジで店員に提示することにより、割引などの特典を受けられることになっている。
次に、被紹介者が電子クーポンを使用したかどうかを判断する(ステップS108)。
そして、電子クーポンを使用しなかった場合は、ステップS108における判断結果は「No」となり、終了となる(ステップS110)。
一方、電子クーポンを使用した場合は、ステップS108における判断結果は「Yes」となり、当該店舗へ課金情報管理部210に予め設定されている金額の課金を行うと同時に、その課金情報を課金情報管理部210へ格納する(ステップS109)。そして、終了となる(ステップS110)。
なお、紹介者及び被紹介者へ発行された電子クーポンは、本部のパソコン106から運用管理サーバ101の電子クーポン管理部207に対して店舗毎に予め設定した有効期間が経過すると、電子クーポンの発行情報が電子クーポン管理部207から削除され、紹介者及び被紹介者の携帯端末に表示されなくなり、使用できなくなる。電子クーポンの有効期間は、責任者の所持する携帯端末105より有効期間編集フォームを利用して内容を決定することが可能であり、決定された有効期間は電子クーポン管理部207に格納される。
<アンケート機能>
本機能は、紹介者であるか被紹介者であるかを問わず、実際に店舗に行った顧客が当該店舗の提示するアンケートに回答した場合の機能である。そして、このアンケート情報を元に、アンケート回答者に対してサーバ101のポイント情報管理部209によりポイントを付与したり、電子クーポン管理部207により電子クーポンを発行したり、あるいは内容に応じて当該店舗を統括する本部からアンケート回答者に対してアンケート管理部208により返信することも、その内容としている。
本実施例によるアンケート機能の流れについて、図7に従ってさらに具体的に説明する。
実施の開始後(ステップS201)、紹介者又は被紹介者がアンケート管理部208に格納されているアンケートに回答したかどうかを判断する(ステップS202)。
そして、アンケートに回答しなかった場合は、ステップS202における判断結果は「No」となり、ステップS204へと進む。
一方、アンケートに回答した場合は、ステップS202における判断結果は「Yes」となり、当該店舗へ課金情報管理部210に予め設定されている金額の課金を行うと同時に、その課金情報を課金情報管理部210へ格納する(ステップS203)。
なお、アンケートに回答した場合の紹介者である顧客の携帯端末103又は被紹介者である顧客の携帯端末104の画面表示の例を図8に示す。このように、味・雰囲気・サービスなどについて、とても良い・良い・悪い・とても悪いといった評価のラジオボタンやチェックボックス等の部分をクリックすることにより簡単に入力が可能であり、さらに、アンケート回答者のコメントを入力することも可能となっている。ここに表示されるアンケートの設問内容は、予め本部のパソコン106からアンケート管理部208に保存されているアンケートの設問内容の編集フォームを利用して、店舗毎に内容を決定をすることが可能であり、決定された設問内容はアンケート管理部208に格納される。
次に、本部からアンケート回答者に対する返信があったかどうかを判断する(ステップS204)。
そして、本部からの返信がなかった場合は、ステップS204における判断結果は「No」となり、終了となる(ステップS206)。
一方、本部からの返信があった場合は、ステップS204における判断結果は「Yes」となり、当該店舗へ課金情報管理部210に予め設定されている金額の課金を行うと同時に、その課金情報を課金情報管理部210へ格納する(ステップS205)。なお、本部からアンケート回答者への返信した場合の画面表示の例を図9に示す。このように、悪い評価を送られた本部は、その評価の内容を分析し、何らかのサービスを当該顧客に対して提供する必要があると判断した場合は、その旨をアンケート回答者の携帯端末に対してメールで送信することが可能となっている。同時に、店長に対して特別サービスの提供を指示し実行させることにより、当該店舗に対する当該顧客の不満を短時間に緩和することを可能としている。
そして、終了となる(ステップS206)。
<施設情報メール機能>
本機能は、店長が当該店舗の当日限定などのサービス情報を、当該店舗の紹介者の携帯端末103及び被紹介者の携帯端末104に対して、メールにより通知する機能である。
本実施例による施設情報メール機能の流れについて、図10に従ってさらに具体的に説明する。
実施の開始後(ステップS301)、施設情報メールを紹介者の携帯端末103及び被紹介者の携帯端末104に対して送信したかどうかを判断する(ステップS302)。
そして、施設情報メールを送信しなかった場合は、ステップS302における判断結果は「No」となり、終了となる(ステップS305)。
一方、施設情報メールを送信した場合は、ステップS302における判断結果は「Yes」となり、当該店舗へ課金情報管理部210に予め設定されている金額の課金を行うと同時に、その課金情報を課金情報管理部210へ格納する(ステップS303)。
施設情報メールは、作成用のメニューを選択すると、施設情報メール管理部212に格納されている作成用のフォームが店長の携帯端末105へ送信され、そのフォームに入力して運用管理サーバ101へ送信すると、紹介メール管理部205及び被紹介メール管理部206に格納されている当該店舗の紹介者の携帯端末103及び被紹介者の携帯端末104に対して送信される。その他に、事前に見込み客リストに登録されている見込み客の携帯端末107に対して送信することも可能である。
なお、店長が施設情報メールを送信した場合の店長の携帯端末105の画面表示の例を図11に示す。このように、当日の店舗の状況を見ながら、店長の携帯端末105を使用するだけで、当日限定のサービス情報等を紹介者の携帯端末103及び被紹介者の携帯端末104に対してメールで知らせることにより集客を図るなどの店舗毎の個別の対策を採ることが可能となっている。
そして、紹介者及び被紹介者が施設情報メールを受信し(ステップS304)、終了となる(ステップS305)。
<ビデオ・アップロード機能>
本機能は、店長が店舗の情報を店長の携帯端末105によりビデオ録画し、そのデータを運用管理サーバ101の動画管理部211にアップロードすることにより、顧客等に対して動画による店舗情報を提供する機能である。
さらに、本実施例によるビデオ・アップロード機能の流れについて、図12に従って具体的に説明する。
実施の開始後(ステップS401)、店舗の情報を録画したビデオを運用管理サーバ101の動画管理部211へアップロードしたかどうかを判断する(ステップS402)。
そして、ビデオをアップロードしていなかった場合は、ステップS402における判断結果は「No」となり、終了となる(ステップS404)。
一方、ビデオをアップロードした場合は、ステップS402における判断結果は「Yes」となり、当該店舗へ課金情報管理部210に予め設定されている金額の課金を行うと同時に、その課金情報を課金情報管理部210へ格納する(ステップS403)。そして、終了となる(ステップS404)。
そして、アップロードされたビデオは、図4や図5に示されている「紹介ビデオ」の部分をクリックすることにより、紹介者である顧客が所持する携帯端末103や被紹介者である顧客が所持する携帯端末104によって再生されることが可能となっている。又、このビデオは、本システムのサイト情報を知った紹介者や被紹介者以外の見込み客の携帯端末107で再生可能にすることもできるものとする。なお、この場合の見込み客は、事前に見込み客リストに登録されていない者も含む、およそアップロードされたビデオにアクセス可能な一般の客を意味するものとする。
<ポイント交換機能>
次に、本実施例によるポイント交換機能の流れについて説明する。
本実施例においては、紹介者である顧客や被紹介者である顧客が店舗を利用する度に、これらの顧客に対して予めポイント情報管理部209に店舗毎に設定されているポイントを付与できるようになっている。そして、一定のポイントが蓄積された段階においてプリペイドカードと交換できることになっており、交換を希望した紹介者又は被紹介者である顧客に対してプリペイドカードを郵送する。
紹介者である顧客の携帯端末103又は被紹介者である顧客の携帯端末104に表示される付与されたポイント情報に関する画面表示の具体例を図13に示す。この例では、当該顧客に付与されたポイントは500ポイントであり、この店舗の場合、200ポイント毎に500円分のプリペイドカードを贈られることとなっているので、当該顧客は2枚のプリペイドカードと交換できることとなる。当該顧客が交換を希望する場合は、住所や氏名などを入力することにより、本部からプリペイドカードの郵送を受けることができる。なお、プリペイドカードと交換した場合、当該顧客のポイントは、交換したプリペイドカードの金額に応じて減算された後、その情報がポイント情報管理部209に再び格納される。
<本部情報管理機能>
次に、本実施例による本部における情報管理機能の流れについて説明する。
本実施例においては、紹介者である顧客が所持する携帯端末103や被紹介者である顧客が所持する携帯端末104によって様々な情報が入力されることから、その入力情報を利用することにより、本部において経営上有益なデータを情報管理することが可能である。
具体的には、施設情報管理部203、電子クーポン管理部207、アンケート管理部208などに格納されている情報を利用して、店舗毎の利用状況や評価についての情報を管理することができる。
本部のパソコン106における情報管理画面の具体例を図14に示す。このように、店舗別に味・雰囲気・サービスについて、とても良い・良い・悪い・とても悪いなどのデータ件数など様々な情報を集計した上で表示することが可能となっている。これにより、店舗毎の事業戦略を策定する際の有益な資料を提供することも可能としている。
なお、上記の実施例では、サービス提供施設の責任者の携帯端末105は、飲食店の店長が所持する携帯端末として説明しているが、実際の店舗の状況によっては店長以外の者が本システムの担当者として当該サービス提供施設の責任者としての位置づけとして操作することもありうるものとする。
図15は、本願の携帯端末を利用した口コミ情報伝送システムの実施例2を示し、その全体構成を示したものである。
本システムは、図15に示すように、セミナーなどを実施している教室が所持する教室端末303と受講生である会員が所持する受講生端末304とセミナーなどを紹介された被紹介者が所持する被紹介者端末305が、すべて少なくともインターネット接続機能を有しており、インターネットなどの通信ネットワーク302を介して運用管理サーバ301と接続されている構成となっている。教室端末303、受講生端末304及び被紹介者端末305は、パソコン、携帯電話、PHS、PDA、携帯型小型パソコンなどを少なくとも含むものとする。なお、受講生端末304及び被紹介者端末305は、メール機能並びにQRコード(登録商標)などの二次元コードの読み取り機能を有しているものとする。また、図15では、運用管理サーバ301、教室端末303、受講生端末304及び被紹介者端末305は、1つとして示されているが、これらは各々複数あっても良い。
次に、図16を用いて、運用管理サーバ301の内部構成について説明する。
運用管理サーバ301は、本システムの会員のニックネームや携帯端末のメールアドレス若しくは個体識別情報などの会員情報を格納する会員情報管理部401、会員などの紹介者から教室のセミナーなどを紹介された被紹介者に関する情報が格納されている被紹介者情報管理部402、本システムの参加教室として登録されている教室の名称・住所・地図情報などが格納されている教室情報管理部403、会員個別に生成される当該会員固有の情報画面の各種情報が格納されている情報画面管理部404、紹介者から被紹介者への紹介メールなどの送受信履歴やメッセージが管理されているメール情報管理部405、紹介者や被紹介者に対して教室が発行した電子クーポン情報が格納されている電子クーポン情報管理部406、紹介者や被紹介者が教室から提示されるアンケートに回答した情報が格納されているアンケート情報管理部407、確認テストの問題や回答結果などの情報が管理されているテスト情報管理部408、本システムの利用状況に応じてシステム利用の対価として教室に対して課金を行った情報が管理されている課金情報管理部409、そして通信ネットワーク302とのインターフェースを処理する入出力処理部410から構成されている。
さらに、運用管理サーバ301には、通信ネットワーク302に接続するためのプログラムや、通信ネットワーク302を介して接続された教室端末303、受講生端末304及び被紹介者端末305へ送信するために必要な情報を、会員情報管理部401などの各部から抽出するためのプログラム等が組み込まれている。
次に、本実施例の流れについて、図17のフローチャートを用いて説明する。
実施の開始後(ステップS501)、受講生が受講したいセミナーに申し込む(ステップS502)。
次に、受講生がセミナー受講時に受け取ったカードなどに表示されている二次元コードを、受講生端末304のカメラなどで読み取る(ステップS503)。該二次元コードには受講生固有の情報画面を生成などするための画面へのURLアドレスなどのアクセス情報が入力されているものとする。なお、二次元コードが表示されているものであれば、紙媒体だけでなく、静止画や動画に表示されているものも含まれるものとする。例えば、当該教室のサイトからダウンロードした動画を動画視聴可能な携帯プレーヤーで視聴した後に、当該プレーヤーの表示装置の画面に表示された二次元コードを読み取る場合なども含まれるものとする。
次に、会員情報が格納されている会員情報管理部401を検索して、受講生が既に会員であるかどうかを判断する(ステップS504)。
もし、既に会員となっていた場合は、ステップS504における判断結果は「Yes」となり、ステップS506へ進む。
一方、まだ会員でなかった場合は、ステップS504における判断結果は「No」となり、会員登録を行い、会員となった当該受講生固有の情報画面を生成する(ステップS505)。前記会員登録の際に入力された情報は、会員情報管理部401に格納されると共に、当該受講生固有の情報画面に関する情報は情報画面管理部404に格納され、また、受講生は、自分の固有の情報画面について自由に編集や閲覧をすることができる。
そして、システムは当該受講生固有の情報画面を表示する(ステップS506)。
受講生は、自分の受講生固有の情報画面に日記などの記事を投稿する(ステップS507)。
次に、予め当該受講生固有の情報画面へアクセスするための二次元コードが表示されたカードなどを受講生から受け取るなどして、当該受講生固有の情報画面を閲覧することが可能な閲覧者が、セミナーを紹介するために、情報画面に「クーポンを送る」などと表示されている部分をクリックすることにより、電子クーポンを被紹介者へ送付するかどうかを判断する(ステップS508)。なお、この閲覧者は会員でなくてもよく、また、当該受講生自身が直接、被紹介者へ送付される場合も含まれるものとする。
もし、電子クーポンを送付しない場合は、ステップS508における判断結果は「No」となり、終了となる(ステップS510)。
一方、電子クーポンを送付する場合は、ステップS508における判断結果は「Yes」となり、受講生は被紹介者へ電子クーポンを送付する(ステップS509)。なお、電子クーポンは、電子メールに当該電子クーポンの固有の番号が記載されることにより送付される。被紹介者は、当該番号を教室のサイトなどで入力することにより、利用することが可能となる。また、電子クーポンを送付する電子メールには、送信者である受講生が自由にコメントを記載することも可能である。そして、終了となる(ステップS510)。
次に、確認テストを行った場合の本実施例の流れについて、図18のフローチャートを用いて説明する。
実施の開始後(ステップS531)、受講生が動画視聴可能な携帯プレーヤーでセミナーを受講する(ステップS532)。
次に、当該プレーヤーの表示装置の画面に表示された二次元コードを、受講生端末304のカメラなどで読み取る(ステップS533)。該二次元コードには確認テストをするための画面へのURLアドレスなどのアクセス情報が入力されているものとする。
次に、会員情報が格納されている会員情報管理部401を検索して、受講生が既に会員であるかどうかを判断する(ステップS534)。
もし、まだ会員でなかった場合は、ステップS534における判断結果は「No」となり、終了となる(ステップS539)。
一方、既に会員となっていた場合は、ステップS534における判断結果は「Yes」となり、確認テスト用の画面が表示され、当該受講生は確認テストを受験する(ステップS535)。なお、受験した問題、回答結果、採点結果などの情報は、テスト情報管理部408に記憶保存される。
確認テスト終了後、受講生は、受講生端末304で採点通知メールを受信する(ステップS536)。
前記採点通知メールに記載しているURLアドレスをクリックして、採点結果確認用の固有の情報画面にログインし、受講生は受験した確認テストの採点結果を確認する(ステップS537)。
次に、当該受講生の確認テストの採点結果が合格だったかどうかを判断する(ステップS538)。
もし、不合格だった場合は、ステップS538における判断結果は「No」となり、ステップS535に戻る。
一方、合格だった場合は、ステップS538における判断結果は「Yes」となり、終了となる(ステップS539)。
図19は、本願の携帯端末を利用した口コミ情報伝送システムの実施例3を示し、その全体構成を示したものである。
本システムは、図19に示すように、店舗が所持する店舗端末503と紹介者が所持する紹介者端末504と紹介された被紹介者が所持する被紹介者端末505が、すべて少なくともインターネット接続機能を有しており、インターネットなどの通信ネットワーク502を介して運用管理サーバ501と接続されている構成となっている。店舗端末503、紹介者端末504及び被紹介者端末505は、パソコン、携帯電話、PHS、PDA、携帯型小型パソコンなどを少なくとも含むものとする。なお、紹介者端末504及び被紹介者端末505は、メール機能並びにQRコード(登録商標)などの二次元コードの読み取り機能を有しているものとする。また、図19では、運用管理サーバ501、店舗端末503、紹介者端末504及び被紹介者端末505は、1つとして示されているが、これらは各々複数あっても良い。
次に、図20を用いて、運用管理サーバ501の内部構成について説明する。
運用管理サーバ501は、本システムの会員のニックネームや携帯端末のメールアドレス若しくは個体識別情報などの会員情報を格納する会員情報管理部601、紹介者からセール品などを紹介された被紹介者に関する情報が格納されている被紹介者情報管理部602、本システムの参加店舗として登録されているスーバーなどの店舗の名称・住所・地図情報などが格納されている店舗情報管理部603、店舗個別に生成される固有の情報画面の各種情報が格納されている情報画面管理部604、紹介者から被紹介者への紹介メールなどの送受信履歴やメッセージが管理されているメール情報管理部605、紹介者や被紹介者に対して店舗が発行した電子クーポン情報が格納されている電子クーポン情報管理部606、紹介者や被紹介者が販売者から提示されるアンケートに回答した情報が格納されているアンケート情報管理部607、紹介者や被紹介者に対して店舗から発行されたポイント情報が管理されているポイント情報管理部608、本システムの利用状況に応じてシステム利用の対価として店舗に対して課金を行った情報が管理されている課金情報管理部609、求人に関する情報が管理されている求人情報管理部610、そして通信ネットワーク502とのインターフェースを処理する入出力処理部611から構成されている。
さらに、運用管理サーバ501には、通信ネットワーク502に接続するためのプログラムや、通信ネットワーク502を介して接続された店舗端末503、紹介者端末504及び被紹介者端末505へ送信するために必要な情報を、会員情報管理部601などの各部から抽出するためのプログラム等が組み込まれている。
次に、紹介者が未会員の場合の本実施例の流れについて、図21のフローチャートを用いて説明する。
実施の開始後(ステップS601)、紹介者である顧客が店舗に来店する(ステップS602)。
紹介者である顧客が、紹介者端末504のカメラなどで店舗のセール品コーナーに表示されている二次元コードを読み込む(ステップS603)。該二次元コードには当該セール情報に関する固有の情報画面へのURLアドレスなどのアクセス情報が入力されているものとする。なお、二次元コードが表示されているものであれば、紙媒体だけでなく、静止画や動画に表示されているものも含まれるものとする。例えば、当該コーナーに設置されている動画視聴可能な携帯プレーヤーなどで動画を表示した後に、当該プレーヤーの表示装置の画面に表示された二次元コードを読み取る場合なども含まれるものとする。
また、当該固有の情報画面に関する情報は情報画面管理部604に格納されており、店舗の担当者が店舗端末503によって、当該固有の情報画面について自由に編集や閲覧をすることができる。
そして、紹介者は、紹介者端末504から被紹介者端末505へセール情報を送信する(ステップS604)。受信した被紹介者端末505の画面には、セール品獲得券のサンプルが表示されるとともに、セール品獲得券を取得するための選択ボタンが表示される。また、送信した紹介者端末504の画面には、特別優待券のサンプルが表示されるとともに、特別優待券を取得するための選択ボタンが表示される。
次に、被紹介者がセール品獲得券を取得したかどうかを判断する(ステップS605)。
もし、取得しなかった場合は、ステップS605における判断結果は「No」となり、ステップS609へ進む。
一方、取得した場合は、ステップS605における判断結果は「Yes」となり、会員情報が格納されている会員情報管理部601を検索して被紹介者が既に会員となっているかどうかを判断する(ステップS606)。
もし、既に会員となっていた場合は、ステップS606における判断結果は「Yes」となり、ステップS608へ進む。
一方、まだ会員でなかった場合は、ステップS606における判断結果は「No」となり、被紹介者の会員登録を行う(ステップS607)。前記会員登録の際に入力された情報は、会員情報管理部601に格納される。
そして、被紹介者へセール品獲得券を発行する(ステップS608)。その発行情報は、電子クーポン情報管理部606に記憶保存される。
次に、紹介者が特別優待券を取得したかどうかを判断する(ステップS609)。
もし、取得しなかった場合は、ステップS609における判断結果は「No」となり、終了となる(ステップS612)。
一方、取得した場合は、ステップS609における判断結果は「Yes」となり、紹介者の会員登録を行う(ステップS610)。前記会員登録の際に入力された情報は、会員情報管理部601に格納される。
そして、紹介者へ特別優待券を発行し(ステップS611)、その発行情報は、電子クーポン情報管理部606に記憶保存され、終了となる(ステップS612)。
次に、紹介者が既会員の場合の本実施例の流れについて、図22のフローチャートを用いて説明する。
実施の開始後(ステップS631)、紹介者である顧客が店舗に来店する(ステップS632)。
紹介者である顧客が、紹介者端末504のカメラなどで店舗のセール品コーナーに表示されている二次元コードを読み込む(ステップS633)。該二次元コードには当該セール情報に関する固有の情報画面へのURLアドレスなどのアクセス情報が入力されているものとする。なお、二次元コードが表示されているものであれば、紙媒体だけでなく、静止画や動画に表示されているものも含まれるものとする。
紹介者端末504から被紹介者端末505へセール情報を送信する(ステップS634)。受信した被紹介者端末505の画面には、セール品獲得券のサンプルが表示されるとともに、セール品獲得券を取得するための選択ボタンが表示される。
次に、被紹介者がセール品獲得券を取得したかどうかを判断する(ステップS635)。
もし、取得しなかった場合は、ステップS635における判断結果は「No」となり、ステップS639へ進む。
一方、取得した場合は、ステップS635における判断結果は「Yes」となり、会員情報が格納されている会員情報管理部601を検索して被紹介者が既に会員となっているかどうかを判断する(ステップS636)。
もし、既に会員となっていた場合は、ステップS636における判断結果は「Yes」となり、ステップS638へ進む。
一方、まだ会員でなかった場合は、ステップS636における判断結果は「No」となり、被紹介者の会員登録を行う(ステップS637)。前記会員登録の際に入力された情報は、会員情報管理部601に格納される。
そして、被紹介者へセール品獲得券を発行する(ステップS638)。その発行情報は、電子クーポン情報管理部606に記憶保存される。
次に、被紹介者が来店してセール品を購入したかどうかを判断する(ステップS639)。
もし、購入しなかった場合は、ステップS639における判断結果は「No」となり、終了となる(ステップS642)。
一方、購入した場合は、ステップS639における判断結果は「Yes」となり、セール品コーナーに表示されている二次元コードを被紹介者の被紹介者端末505のカメラなどで読み込むと表示される閲覧画面から、紹介者端末304へ購入メールを送信する(ステップS640)。
そして、紹介者端末504によって購入メールを受信した紹介者は特別優待券の発行を受け(ステップS641)、その発行情報は、電子クーポン情報管理部606に記憶保存され、終了となる(ステップS642)。
さらに、本実施例では会員からのアンケート集計機能も備えている。アンケートを選択するとアンケートフォーム画面が表示され、そのフォームに記入して送信することにより、店舗はアンケート情報を受け取ることが可能である。会員が店舗から提示されたアンケートに回答した結果の情報は、アンケート情報管理部607に格納される。これにより、CS(顧客満足)向上を実現するリアルタイムアンケートで迅速なクレーム対応が可能となる。
また、本実施例では求人情報などの会員向け情報メールを送信する機能も備えている。
一般的な販促メールの他、求人情報の場合は、最寄店舗のパートやアルバイト情報を配信して、採用活動の効率化を図ることができる。なお、配信されたパート・アルバイト情報を会員から、さらにその知人へ転送することもできる。求人に関する情報は、求人情報管理部610に記憶保存されている。これにより、会員以外への求人情報の伝播が可能であることから、会員を超えたより広範囲な人たちを対象に採用活動をすることが可能となる。
図23は、本願の携帯端末を利用した口コミ情報伝送システムの実施例4を示し、その全体構成を示したものである。
本システムは、図23に示すように、イベントを開催する団体が所持する団体端末703と会員が所持する紹介者端末704と会員の友人が所持する被紹介者端末705が、すべて少なくともインターネット接続機能を有しており、インターネットなどの通信ネットワーク702を介して運用管理サーバ701と接続されている構成となっている。団体端末703、紹介者端末704及び被紹介者端末705は、パソコン、携帯電話、PHS、PDA、携帯型小型パソコンなどを少なくとも含むものとする。なお、紹介者端末704及び被紹介者端末705は、メール機能並びにQRコード(登録商標)などの二次元コードの読み取り機能を有しているものとする。また、図23では、運用管理サーバ701、団体端末703、紹介者端末704及び被紹介者端末705は、1つとして示されているが、これらは各々複数あっても良い。
次に、図24を用いて、運用管理サーバ701の内部構成について説明する。
運用管理サーバ701は、本システムの会員のニックネームや携帯端末のメールアドレス若しくは個体識別情報などの会員情報を格納する会員情報管理部801、会員毎に紹介する相手方となる被紹介者に関する情報が格納されている被紹介者情報管理部802、本システムの参加団体として登録されているイベントの開催団体の名称・住所・地図情報などが格納されている団体情報管理部803、会員個別に生成される固有の情報画面の各種情報が格納されている情報画面管理部804、紹介者から被紹介者への紹介メールなどの送受信履歴やメッセージが管理されているメール情報管理部805、紹介者や被紹介者に対して開催団体が発行した電子クーポン情報が格納されている電子クーポン情報管理部806、紹介者や被紹介者が開催団体毎に提示されるアンケートに回答した情報が格納されているアンケート情報管理部807、紹介者や被紹介者に対して開催団体から発行されたポイント情報が管理されているポイント情報管理部808、本システムの利用状況に応じてシステム利用の対価として開催団体に対して課金を行った情報が管理されている課金情報管理部809、そして通信ネットワーク702とのインターフェースを処理する入出力処理部810から構成されている。
さらに、運用管理サーバ701には、通信ネットワーク702に接続するためのプログラムや、通信ネットワーク702を介して接続された団体端末703、紹介者端末704及び被紹介者端末705へ送信するために必要な情報を、会員情報管理部801などの各部から抽出するためのプログラム等が組み込まれている。
次に、本実施例の流れについて、図25のフローチャートを用いて説明する。
実施の開始後(ステップS701)、紹介者となる者がイベントの開催団体がアップロードしているサイトを閲覧する(ステップS702)。
そして、サイトにアップされている二次元コードを紹介者端末704のカメラなどで読み取る(ステップS703)。該二次元コードには当該イベントに関する固有の情報画面へのURLアドレスなどのアクセス情報が入力されているものとする。なお、二次元コードが表示されているものであれば、紙媒体だけでなく、静止画や動画に表示されているものも含まれるものとする。例えば、当該サイトからダウンロードした動画を動画視聴可能な携帯プレーヤーで表示した後に、当該プレーヤーの表示装置の画面に表示された二次元コードを読み取る場合なども含まれるものとする。
次に、会員情報が格納されている会員情報管理部801を検索して、紹介者が既に会員であるかどうかを判断する(ステップS704)。
もし、既に会員となっていた場合は、ステップS704における判断結果は「Yes」となり、ステップS706へ進む。
一方、まだ会員でなかった場合は、ステップS704における判断結果は「No」となり、紹介者の会員登録を行い、当該会員固有の情報画面を生成する(ステップS705)。前記会員登録の際に入力された情報は、会員情報管理部801に格納されると共に、当該情報画面に関する情報は情報画面管理部804に格納され、また、紹介者は、自分の固有の情報画面について自由に編集や閲覧をすることができる。
そして、システムは当該紹介者固有の情報画面を表示する(ステップS706)。
紹介者は友人である被紹介者へイベントの紹介メールを紹介者端末704に表示された紹介者固有の情報画面において入力して送信する(ステップS707)。
次に、紹介者端末704から送信された紹介メールを被紹介者端末705で受信した被紹介者が当該イベントに参加するかどうかを判断する(ステップS708)。
もし、被紹介者がイベントに参加しない場合は、ステップS708における判断結果は「No」となり、ステップS707へ戻る。
一方、被紹介者がイベントに参加する場合は、ステップS708における判断結果は「Yes」となり、被紹介者を紹介者固有の情報画面に表示される当該イベントの参加者リストに追加する(ステップS709)。
次に、開催団体が設定したイベントの募集定員に達したかどうかを判断する(ステップS710)。
もし、イベントの募集定員に達した場合は、ステップS710における判断結果は「Yes」となり、終了となる(ステップS712)。
一方、イベントの募集定員に達しなかった場合は、ステップS710における判断結果は「No」となり、ステップS711へ進む。
次に、被紹介者がさらに紹介したかどうかを判断する(ステップS711)。
もし、被紹介者がさらに紹介しなかった場合は、ステップS711における判断結果は「No」となり、終了となる(ステップS712)。
一方、被紹介者がさらに紹介した場合は、ステップS711における判断結果は「Yes」となり、ステップS707へ戻る。このように、被紹介者がさらに別の者を紹介するという再紹介が繰り返されるのである。
最初の紹介者は、その後の被紹介者、即ち被紹介者の被紹介者の分も集中管理することが可能である。具体的には、当該紹介者固有の情報画面を自由に編集することにより、被紹介者全員に対して、リストから削除することによりおことわりしたり、直接コミュニケーションすることもでき、また被紹介者全員のプロフィールを見ることも出来る。
図26は、本願の携帯端末を利用した口コミ情報伝送システムの実施例5を示し、その全体構成を示したものである。
本システムは、図26に示すように、商品の販売者が所持する販売者端末903と商品の購入者である会員が所持する購入者端末904と商品を紹介された被紹介者が所持する被紹介者端末905が、すべて少なくともインターネット接続機能を有しており、インターネットなどの通信ネットワーク902を介して運用管理サーバ901と接続されている構成となっている。販売者端末903、購入者端末904及び被紹介者端末905は、パソコン、携帯電話、PHS、PDA、携帯型小型パソコンなどを少なくとも含むものとする。なお、購入者端末904及び被紹介者端末905は、メール機能並びにQRコード(登録商標)などの二次元コードの読み取り機能を有しているものとする。また、図26では、運用管理サーバ901、販売者端末903、購入者端末904及び被紹介者端末905は、1つとして示されているが、これらは各々複数あっても良い。
次に、図27を用いて、運用管理サーバ901の内部構成について説明する。
運用管理サーバ901は、本システムの会員のニックネームや携帯端末のメールアドレス若しくは個体識別情報などの会員情報を格納する会員情報管理部1001、会員などの紹介者から商品などを紹介された被紹介者に関する情報が格納されている被紹介者情報管理部1002、本システムの参加販売者として登録されているECを含む販売者の名称・住所・地図情報などが格納されている販売者情報管理部1003、会員個別に生成される当該会員固有の情報画面の各種情報が格納されている情報画面管理部1004、紹介者から被紹介者への紹介メールなどの送受信履歴やメッセージが管理されているメール情報管理部1005、紹介者や被紹介者に対して販売者が発行した電子クーポン情報が格納されている電子クーポン情報管理部1006、紹介者や被紹介者が販売者から提示されるアンケートに回答した情報が格納されているアンケート情報管理部1007、紹介者や被紹介者に対して販売者から発行されたポイント情報が管理されているポイント情報管理部1008、本システムの利用状況に応じてシステム利用の対価として販売者に対して課金を行った情報が管理されている課金情報管理部1009、そして通信ネットワーク902とのインターフェースを処理する入出力処理部1010から構成されている。
さらに、運用管理サーバ901には、通信ネットワーク902に接続するためのプログラムや、通信ネットワーク902を介して接続された販売者端末903、購入者端末904及び被紹介者端末905へ送信するために必要な情報を、会員情報管理部1001などの各部から抽出するためのプログラム等が組み込まれている。
次に、本実施例の流れについて、図28のフローチャートを用いて説明する。
実施の開始後(ステップS801)、ECサイトなどで商品を購入した購入者の元へ購入商品が届く(ステップS802)。
その購入商品に同梱されている購入者専用カードに印字されている二次元コードを、購入者が購入者端末904のカメラなどで読み取る(ステップS803)。該二次元コードには購入者固有の情報画面を生成などするための画面へのURLアドレスなどのアクセス情報が入力されているものとする。なお、二次元コードが表示されているものであれば、紙媒体だけでなく、静止画や動画に表示されているものも含まれるものとする。例えば、当該ECサイトからダウンロードした動画を動画視聴可能な携帯プレーヤーで視聴した後に、当該プレーヤーの表示装置の画面に表示された二次元コードを読み取る場合なども含まれるものとする。
次に、会員情報が格納されている会員情報管理部1001を検索して、購入者が既に会員であるかどうかを判断する(ステップS804)。
もし、既に会員となっていた場合は、ステップS804における判断結果は「Yes」となり、ステップS806へ進む。
一方、まだ会員でなかった場合は、ステップS804における判断結果は「No」となり、紹介者の会員登録を行い、当該会員固有の情報画面を生成する(ステップS805)。前記会員登録の際に入力された情報は、会員情報管理部1001に格納されると共に、当該情報画面に関する情報は情報画面管理部1004に格納され、また、紹介者は、自分の固有の情報画面について自由に編集や閲覧をすることができる。
そして、システムは当該購入者固有の情報画面を表示する(ステップS806)。
会員となった購入者は、会員毎に生成される購入者固有の情報画面に日記などの記事を投稿する(ステップS807)。図29は、日記などの記事を投稿した場合の購入者固有の情報画面の表示の例である。
また、会員である購入者から友人紹介用カードを渡された会員の友人が、そのカードに印字されている二次元コードを被紹介者端末905のカメラなどで読み取ることによって、購入者固有の情報画面を閲覧する(ステップS808)。閲覧者は、購入者固有の情報画面より「商品を購入する」をクリックし、購入フォームより該当商品を購入することができる。
次に、購入者が電子クーポンを被紹介者へ送付するかどうかを判断する(ステップS809)。
もし、電子クーポンを送付する場合は、ステップS809における判断結果は「Yes」となり、購入者は被紹介者へ電子クーポンを送付する(ステップS810)。なお、電子クーポンは電子メールに、当該電子クーポンの固有の番号が記載されることにより送付される。図30は、電子クーポンを送付された場合の被紹介者端末905の画面表示の例である。電子クーポンを送付された者は、当該番号を販売者のECサイトで入力することにより、利用することが可能となる。また、電子クーポンを送付する電子メールには、購入者が自由にコメントを記載することもできる。
一方、電子クーポンを送付しない場合は、ステップS809における判断結果は「No」となり、ステップS811へ進む。
次に、友人紹介用カードを渡された会員の友人である被紹介者が、電子クーポンを他の被紹介者へ送付するかどうかを判断する(ステップS811)。
もし、電子クーポンを送付する場合は、ステップS811における判断結果は「Yes」となり、他の被紹介者へ電子クーポンを送付する(ステップS812)。
一方、電子クーポンを送付しない場合は、ステップS811における判断結果は「No」となり、ステップS813へ進む。
次に、購入者若しくはその友人から紹介された被紹介者がさらに他の被紹介者へ紹介するかどうかを判断する(ステップS813)。
もし、さらに紹介する場合は、ステップS813における判断結果は「Yes」となり、ステップS812へ戻る。
一方、さらに紹介しなかった場合は、ステップS813における判断結果は「No」となり、終了となる(ステップS814)。
ここで、本願における実施例1乃至5と実施例6乃至7の相違について、説明する。
まず、既に説明した実施例1乃至5は、サービスと商品の評価を他者へ伝播するビジネスモデルである。従って、基本的には紹介者と被紹介者が当事者となるモデルである。
これに対し、これから説明する実施例6乃至7は、人間の評価を他者へ伝播するビジネスモデルである。従って、紹介者と被紹介者の他に、これらの紹介者・被紹介者によって評価される被評価者とでも呼ぶべき者が存在している点に特徴がある。
さらに具体的には、実施例1における口コミ情報はレストランなどのサービス提供施設における店のサービスや料理などの評価についてのものであり、実施例2における口コミ情報はセミナーなどの教室における教室のサービスなどの評価についてのものであり、実施例3における口コミ情報はスーパーマーケットなどの店舗における店のサービスや商品などの評価についてのものであり、実施例4における口コミ情報はイベントにおけるサービスの評価についてのものであり、実施例5における口コミ情報は通信販売により購入した商品についてのものである。そして、実施例6における口コミ情報はクラブなどで働く従業員に関する評価についてのものであり、実施例7における口コミ情報は就職活動をしている学生に関する評価についてのものである。
以下、後者の人間の評価を他者へ伝播するビジネスモデルの場合の実施例について、具体的に説明する。
図31は、本願の携帯端末を利用した口コミ情報伝送システムの実施例6を示し、その全体構成を示したものである。
本システムは、図31に示すように、クラブなどの従業員が所持する従業員端末1103と従業員の元を訪れた客である紹介者が所持する紹介者端末1104と紹介者の友人である被紹介者が所持する被紹介者端末1105が、すべて少なくともインターネット接続機能を有しており、インターネットなどの通信ネットワーク1102を介して運用管理サーバ1101と接続されている構成となっている。従業員端末1103、紹介者端末1104及び被紹介者端末1105は、パソコン、携帯電話、PHS、PDA、携帯型小型パソコンなどを少なくとも含むものとする。なお、紹介者端末1104及び被紹介者端末1105は、メール機能並びにQRコード(登録商標)などの二次元コードの読み取り機能を有しているものとする。また、図31では、運用管理サーバ1101、従業員端末1103、紹介者端末1104及び被紹介者端末1105は、1つとして示されているが、これらは各々複数あっても良い。
次に、図32を用いて、運用管理サーバ1101の内部構成について説明する。
運用管理サーバ1101は、本システムの会員のニックネームや携帯端末のメールアドレス若しくは個体識別情報などの会員情報を格納する会員情報管理部1201、会員毎に紹介する相手方となる友人に関する情報が格納されている友人情報管理部1202、本システムの参加従業員として登録されているクラブなどの従業員の名称・住所・地図情報などが格納されている従業員情報管理部1203、会員個別に生成される当該会員固有の情報画面の各種情報が格納されている情報画面管理部1204、紹介者から被紹介者への紹介メールなどの送受信履歴やメッセージが管理されているメール情報管理部1205、紹介者や被紹介者に対して従業員が発行した電子クーポン情報が格納されている電子クーポン情報管理部1206、紹介者や被紹介者が従業員毎に提示されるアンケートに回答した情報が格納されているアンケート情報管理部1207、紹介者や被紹介者に対して従業員から発行されたポイント情報が管理されているポイント情報管理部1208、本システムの利用状況に応じてシステム利用の対価として従業員に対して課金を行った情報が管理されている課金情報管理部1209、そして通信ネットワーク1102とのインターフェースを処理する入出力処理部1210から構成されている。
さらに、運用管理サーバ1101には、通信ネットワーク1102に接続するためのプログラムや、通信ネットワーク1102を介して接続された従業員端末1103、紹介者端末1104及び被紹介者端末1105へ送信するために必要な情報を、会員情報管理部1201などの各部から抽出するためのプログラム等が組み込まれている。
次に、本実施例の流れについて、図33のフローチャートを用いて説明する。
実施の開始後(ステップS901)、まずクラブなどの従業員は、従業員端末1103により、会員登録を行う(ステップS902)。前記会員登録の際に入力された情報は、会員情報管理部1201に格納される。
次に、システムは当該従業員固有の情報画面を生成する(ステップS903)。当該情報画面に関する情報は、情報画面管理部1204に格納される。また、従業員は、自分の固有の情報画面について自由に編集や閲覧をすることができる。
そして、紹介者となる者が、客として訪れたクラブなどの従業員から二次元コード入り名刺を受け取る(ステップS904)。
紹介者は、名刺に表示されている二次元コードを紹介者端末1104のカメラなどで読み取る(ステップS905)。該二次元コードには当該従業員固有の情報画面へのURLアドレスなどのアクセス情報が入力されているものとする。なお、二次元コードが表示されているものであれば、紙媒体だけでなく、静止画や動画に表示されているものも含まれるものとする。例えば、当該従業員の紹介動画を動画視聴可能な携帯プレーヤーで表示した後に、当該プレーヤーの表示装置の画面に表示された二次元コードを読み取る場合なども含まれるものとする。
紹介者が当該従業員固有の情報画面を閲覧する(ステップS906)。
そして、紹介者は、紹介者端末1104から被紹介者端末1105へ当該従業員若しくは店舗についての紹介メールを前記情報画面から送信する(ステップS907)。そのメール情報は、メール情報管理部1205に記憶保存されると共に、その内容が当該従業員固有の情報画面に表示される。
次に、紹介メールに記載されたURLをクリックして当該従業員固有の情報画面を閲覧した被紹介者が、実際に当該従業員が所属する店に来店したかどうかを判断する(ステップS908)。
もし、来店していなかった場合は、ステップS908における判断結果は「No」となり、ステップS911へ進む。
一方、来店した場合は、ステップS908における判断結果は「Yes」となり、システムは紹介者及び被紹介者に対して電子クーポンを発行する(ステップS909)。その発行情報は、電子クーポン情報管理部1206に記憶保存される。
そして、システムは、従業員への課金を行う(ステップS910)。その課金情報は、課金情報管理部1209に記憶保存される。
次に、被紹介者がさらに他の被紹介者に紹介したかどうかを判断する(ステップS911)。
もし、被紹介者がさらに紹介しなかった場合は、ステップS911における判断結果は「No」となり、終了となる(ステップS912)。
一方、被紹介者がさらに紹介した場合は、ステップS911における判断結果は「Yes」となり、ステップS907へ戻る。
図34は、本願の携帯端末を利用した口コミ情報伝送システムの実施例7を示し、その全体構成を示したものである。
本システムは、図34に示すように、就職活動を行っている求職者が所持する求職者端末1303と評価者が所持する評価者端末1304と求人活動を行っている企業が所持する企業端末1305が、すべて少なくともインターネット接続機能を有しており、インターネットなどの通信ネットワーク1302を介して運用管理サーバ1301と接続されている構成となっている。求職者端末1303、評価者端末1304及び企業端末1305は、パソコン、携帯電話、PHS、PDA、携帯型小型パソコンなどを少なくとも含むものとする。なお、求職者端末1303及び評価者端末1304は、メール機能並びにQRコード(登録商標)などの二次元コードの読み取り機能を有しているものとする。また、図34では、運用管理サーバ1301、求職者端末1303、評価者端末1304及び企業端末1305は、1つとして示されているが、これらは各々複数あっても良い。
次に、図35を用いて、運用管理サーバ1301の内部構成について説明する。
運用管理サーバ1301は、本システムの会員のニックネームや携帯端末のメールアドレス若しくは個体識別情報などの会員情報を格納する会員情報管理部1401、本システムの参加企業として登録されている企業の名称・住所・地図情報などが格納されている企業情報管理部1402、会員個別に生成される固有の情報画面の各種情報が格納されている情報画面管理部1403、そして通信ネットワーク1302とのインターフェースを処理する入出力処理部1404から構成されている。
さらに、運用管理サーバ1301には、通信ネットワーク1302に接続するためのプログラムや、通信ネットワーク1302を介して接続された求職者端末1303、評価者端末1304及び企業端末1305へ送信するために必要な情報を、会員情報管理部1401などの各部から抽出するためのプログラム等が組み込まれている。
次に、本実施例の流れについて、図36のフローチャートを用いて説明する。
実施の開始後(ステップS1001)、まず求職者は、求職者端末1303により、会員登録を行う(ステップS1002)。前記会員登録の際に入力された情報は、会員情報管理部1401に格納される。
次に、システムは求職者固有の情報画面を生成する(ステップS1003)。当該情報画面に関する情報は情報画面管理部1403に格納され、また、求職者は、自分の固有の情報画面について自由に編集や閲覧をすることができる。
求職者が、自己紹介などを記載した自分の就職活動用の就活カードをプリンタなどからアウトプットする(ステップS1004)。ただし、サービスの運用者より印刷されたカード若しくは紙媒体を受け取る場合もある。
求職者がアウトプットした自分用の就活カードを友人などの評価者へ手渡す(ステップS1005)。
就活カードを受け取った評価者は、その就活カードに印字されている二次元コードを評価者端末1304のカメラなどで読み取る(ステップS1006)。該二次元コードには当該求職者固有の情報画面へのURLアドレスなどのアクセス情報が入力されているものとする。なお、二次元コードが表示されているものであれば、紙媒体だけでなく、静止画や動画に表示されているものも含まれるものとする。例えば、就活情報が動画であった場合などに、動画視聴可能な携帯プレーヤーで動画を表示した後に、当該プレーヤーの表示装置の画面に表示された二次元コードを読み取る場合なども含まれるものとする。
次に、評価者が、評価者端末1304により、求職者の固有の情報画面を閲覧する(ステップS1007)。
そして、評価者が当該求職者固有の情報画面に求職者の評価を書き込む(ステップS1008)。前記評価に関する情報は、情報画面管理部1403に格納され、当該求職者固有の情報画面に表示される。
会員である求職者は、自分の固有の情報画面について自由に編集・閲覧することができる(ステップS1009)。つまり、求職者は、自分の固有の情報画面について、集中管理することが可能であり、書き込まれた評価について、場合によっては削除したりすることもできる。そして、終了となる(ステップS1010)。
最後に、本願における実施例1乃至7において、携帯端末などが備える機能手段が具体的にどのように実現されているかを整理することにより、各実施例において、ソフトウエアによる情報処理がどのように各ハードウエア資源を用いて具体的に実現されているかを明らかにする。
<二次元コード出力装置>
実施例1においては携帯端末<責任者>及びパソコン<本部>であり、実施例2においては教室端末であり、実施例3においては店舗端末であり、実施例4においては団体端末であり、実施例5においては販売者端末であり、実施例6においては従業員端末であり、実施例7においては求職者端末である。
ただし、およそ二次元コードの出力が可能な装置であればよく、二次元コード出力専用装置である場合もあり、上記の各端末に必ずしも限定されるものでない。
<二次元コード主力媒体>
実施例1においては店舗設置のメニューであり、実施例2においては教室が提供する動画の画面であり、実施例3においては店舗のセールスコーナーにおけるチラシなどの広告であり、実施例4においてはイベントを開催する団体のサイト画面であり、実施例5においては購入品に同梱されていた購入者専用カード及び友人紹介用カードであり、実施例6においては主として店舗で渡された従業員の名刺であり、実施例7においては求職者から渡された就活カードである。
<二次元コードの媒体>
実施例1乃至4においては二次元コードが印刷されたメニューなどの紙媒体、二次元コードが表示されたパソコンのサイト画面、二次元コードが表示された動画視聴可能な携帯プレーヤーの表示装置の画面など様々である。これに対し、実施例5乃至7においては、基本的には二次元コードが印刷された名刺やカードなどの紙媒体が中心となる。
<二次元コード読取装置>
実施例1においては携帯端末<紹介者>及び携帯端末<被紹介者>であり、実施例2においては受講生端末であり、実施例3乃至4においては紹介者端末であり、実施例5においては購入者端末及び被紹介者端末であり、実施例6においては紹介者端末であり、実施例7においては評価者端末である。より具体的には、携帯端末が有しているカメラ機能及び二次元コードの読み取り機能により、二次元コードを読み取り解析する。
<伝播方法>
実施例1乃至4においては被紹介者へのメールであり、実施例5乃至6においては被紹介者へのメール及び固有の情報画面への書き込みであり、実施例7においては固有の情報画面への書き込みである。
<会員端末>
本願に係る会員を対象とする口コミ情報伝送システムにおいて、携帯端末の内、会員が所持する携帯端末は、実施例1においては携帯端末<紹介者>及び携帯端末<被紹介者>であり、実施例2においては受講生端末であり、実施例3においては紹介者端末及び被紹介者端末であり、実施例4においては紹介者端末であり、実施例5においては購入者端末であり、実施例6においては従業員端末であり、実施例7においては求職者端末である。
<固有の情報画面>
いずれの実施例においても固有の情報画面が存在する。具体的には、実施例1及び3においては店舗固有の情報画面、実施例2においては受講生固有の情報画面、実施例4においてはイベント固有の情報画面、実施例5においては購入者固有の情報画面、実施例6においては従業員固有の情報画面、実施例7においては求職者固有の情報画面である。
<再紹介>
実施例1、実施例3乃至6においては、被紹介者からの再紹介がありうる。つまり、紹介の紹介という形で、紹介が連鎖していくことになる。これに対し、実施例2及び実施例7においては、再紹介がない点で相違している。
実施例1における全体システム構成を示した説明図である。 実施例1における運用管理サーバ101の内部構成を示したブロック図である。 実施例1におけるメール機能の処理手順を示したフローチャート図である。 実施例1における被紹介者の携帯端末に表示される紹介者からの「紹介メール」の画面表示の例を示した図である。 実施例1における紹介者の携帯端末に表示される被紹介者からの「被紹介メール」の画面表示の例を示した図である。 実施例1における電子クーポンを発行された紹介者又は被紹介者の携帯端末に表示される電子クーポンの画面表示の例を示した図である。 実施例1におけるアンケート機能の処理手順を示したフローチャート図である。 実施例1におけるアンケートに回答する紹介者又は被紹介者の携帯端末に表示されるアンケート回答の画面表示の例を示した図である。 実施例1における本部のパソコン106に表示されるアンケート返信の画面表示の例を示した図である。 実施例1における施設情報メール機能の処理手順を示したフローチャート図である。 実施例1における店長の携帯端末に表示される施設情報メールの画面表示の例を示した図である。 実施例1におけるビデオ・アップロード機能の処理手順を示したフローチャート図である。 実施例1における紹介者又は被紹介者の携帯端末に表示される付与されたポイント情報に関する画面表示の例を示した図である。 実施例1における本部のパソコンに表示される本部の情報管理の画面表示の例を示した図である。 実施例2における全体システム構成を示した説明図である。 実施例2における運用管理サーバ301の内部構成を示したブロック図である。 実施例2における処理手順を示したフローチャート図である。 実施例2において確認テストを実施した場合の処理手順を示したフローチャート図である。 実施例3における全体システム構成を示した説明図である。 実施例3における運用管理サーバ501の内部構成を示したブロック図である。 実施例3における紹介者が未会員の場合の処理手順を示したフローチャート図である。 実施例3における紹介者が既会員の場合の処理手順を示したフローチャート図である。 実施例4における全体システム構成を示した説明図である。 実施例4における運用管理サーバ701の内部構成を示したブロック図である。 実施例4における処理手順を示したフローチャート図である。 実施例5における全体システム構成を示した説明図である。 実施例5における運用管理サーバ901の内部構成を示したブロック図である。 実施例5における処理手順を示したフローチャート図である。 実施例5における紹介者端末904に表示される購入者固有の情報画面の画面表示の例を示した図である。 実施例5における被紹介者端末905に表示される会員から送られたメールの画面表示の例を示した図である。 実施例6における全体システム構成を示した説明図である。 実施例6における運用管理サーバ1101の内部構成を示したブロック図である。 実施例6における処理手順を示したフローチャート図である。 実施例7における全体システム構成を示した説明図である。 実施例7における運用管理サーバ1301の内部構成を示したブロック図である。 実施例7における処理手順を示したフローチャート図である。
符号の説明
101 運用管理サーバ
102 通信ネットワーク
103 紹介者の携帯端末
104 被紹介者の携帯端末
105 サービス提供施設の責任者の携帯端末
106 本部のパソコン
107 見込み客の携帯端末
201 会員情報管理部
202 友人情報管理部
203 施設情報管理部
204 本部情報管理部
205 紹介メール管理部
206 被紹介メール管理部
207 電子クーポン管理部
208 アンケート管理部
209 ポイント情報管理部
210 課金情報管理部
211 動画管理部
212 施設情報メール管理部
213 入出力処理部
301 運用管理サーバ
302 通信ネットワーク
303 教室端末
304 受講生端末
305 被紹介者端末
401 会員情報管理部
402 被紹介者情報管理部
403 教室情報管理部
404 情報画面管理部
405 メール情報管理部
406 電子クーポン情報管理部
407 アンケート情報管理部
408 テスト情報管理部
409 課金情報管理部
410 入出力処理部
501 運用管理サーバ
502 通信ネットワーク
503 店舗端末
504 紹介者端末
505 被紹介者端末
601 会員情報管理部
602 被紹介者情報管理部
603 店舗情報管理部
604 情報画面管理部
605 メール情報管理部
606 電子クーポン情報管理部
607 アンケート情報管理部
608 ポイント情報管理部
609 課金情報管理部
610 求人情報管理部
611 入出力処理部
701 運用管理サーバ
702 通信ネットワーク
703 団体端末
704 紹介者端末
705 被紹介者端末
801 会員情報管理部
802 被紹介者情報管理部
803 団体情報管理部
804 情報画面管理部
805 メール情報管理部
806 電子クーポン情報管理部
807 アンケート情報管理部
808 ポイント情報管理部
809 課金情報管理部
810 入出力処理部
901 運用管理サーバ
902 通信ネットワーク
903 販売者端末
904 購入者端末
905 被紹介者端末
1001 会員情報管理部
1002 被紹介者情報管理部
1003 販売者情報管理部
1004 情報画面管理部
1005 メール情報管理部
1006 電子クーポン情報管理部
1007 アンケート情報管理部
1008 ポイント情報管理部
1009 課金情報管理部
1010 入出力処理部
1101 運用管理サーバ
1102 通信ネットワーク
1103 従業員端末
1104 紹介者端末
1105 被紹介者端末
1201 会員情報管理部
1202 友人情報管理部
1203 従業員情報管理部
1204 情報画面管理部
1205 メール情報管理部
1206 電子クーポン情報管理部
1207 アンケート情報管理部
1208 ポイント情報管理部
1209 課金情報管理部
1210 入出力処理部
1301 運用管理サーバ
1302 通信ネットワーク
1303 求職者端末
1304 評価者端末
1305 企業端末
1401 会員情報管理部
1402 企業情報管理部
1403 情報画面管理部
1404 入出力処理部

Claims (9)

  1. インターネットなどの通信ネットワークを介して運用管理サーバと接続されている携帯端末を利用した会員を対象とする口コミ情報伝送システムであって、
    前記携帯端末は、
    印刷物や表示装置の画面などに表示されている二次元コードを読み取って解析する手段と、
    前記解析した二次元コード情報に基いて自動的に前記運用管理サーバを呼び出して接続要求を送信する手段と、
    前記運用管理サーバから会員毎に生成される当該会員固有の情報画面を受信する手段と、
    施設又は人についての顧客若しくはその関係者による口コミ情報を送信先を指定して入力する手段と、
    前記入力された口コミ情報を前記運用管理サーバへ送信する手段と、
    会員固有の情報画面の内容について当該会員が追加、変更、削除するために入力する手段と、
    前記入力した内容についての情報を前記運用管理サーバへ送信する手段とを備え、
    前記運用管理サーバは、
    前記携帯端末からの接続要求を受信する手段と、
    前記携帯端末から会員登録要求を受信すると、この会員登録要求に含まれている会員識別情報が会員情報管理部に記憶保存されている会員データベースに既に存在していないかどうかを判断して、もし存在していない場合は、当該会員に関する情報を前記会員データベースに追加する会員登録手段と、
    会員毎に生成される当該会員固有の情報画面を自動的に生成して送信する手段と、
    会員からの当該会員固有の情報画面の内容を追加、変更、削除するための要求に応じて当該会員固有の情報画面の内容を更新する手段と、
    前記携帯端末から受信した当該施設又は人についての顧客若しくはその関係者による口コミ情報を記憶保存する手段と、
    前記口コミ情報を指定された送信先の携帯端末へ送信する手段と
    を備えたことを特徴とする携帯端末を利用した口コミ情報伝送システム。
  2. インターネットなどの通信ネットワークを介して運用管理サーバと接続されている携帯端末を利用した会員を対象とする口コミ情報伝送システムであって、
    前記携帯端末は、
    印刷物や表示装置の画面などに表示されている二次元コードを読み取って解析する手段と、
    前記解析した二次元コード情報に基いて自動的に前記運用管理サーバを呼び出して接続要求を送信する手段と、
    前記運用管理サーバから会員用の確認テスト若しくはアンケートが生成される当該会員固有の情報画面を受信する手段と、
    前記確認テスト若しくはアンケートについての回答を入力する手段と、
    前記入力された回答を前記運用管理サーバへ送信する手段と、
    前記運用管理サーバから前記確認テスト若しくはアンケートについての回答を分析し集計した結果を受信して当該会員固有の情報画面に表示する手段とを備え、
    前記運用管理サーバは、
    前記携帯端末からの接続要求を受信する手段と、
    前記携帯端末から接続要求を受信すると、この接続要求に含まれている会員識別情報が会員情報管理部に記憶保存されている会員データベースに既に存在していないかどうかを判断して、もし会員だった場合は、確認テスト用に生成される当該会員固有の情報画面を自動的に生成して送信する手段と、
    前記確認テスト若しくはアンケートについての会員からの回答を分析し集計する手段と、
    前記分析し集計した結果を記憶保存する手段と、
    前記分析し集計した結果を指定された送信先の携帯端末へ送信する手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯端末を利用した口コミ情報伝送システム。
  3. サービス提供施設の顧客である口コミ情報の紹介者や被紹介者が所持する携帯端末とサービス提供施設の責任者が所持する携帯端末が、インターネットなどの通信ネットワークを介して運用管理サーバと接続されている携帯端末を利用したサービス提供施設の顧客による口コミ情報伝送システムであって、
    前記紹介者の携帯端末は、
    利用したサービス提供施設内に表示されている二次元コードを読み取って解析する手段と、
    前記解析した二次元コード情報に基いて自動的に前記運用管理サーバを呼び出して接続要求を送信する手段と、
    前記運用管理サーバからサービス提供施設毎に生成される当該サービス提供施設固有の口コミ情報の紹介メールのフォームを受信する手段と、
    前記紹介メールのフォームに当該サービス提供施設に関する口コミ情報及びその送信先である被紹介者の送信先情報を入力する手段と、
    前記口コミ情報及び送信先情報を前記運用管理サーバへ送信する手段とを備え、
    前記被紹介者の携帯端末は、
    前記運用管理サーバから前記紹介メールを受信する手段と、
    利用したサービス提供施設内に表示されている二次元コードを読み取って解析する手段と、
    前記解析した二次元コード情報に基いて自動的に前記運用管理サーバを呼び出して接続要求を送信する手段と、
    前記運用管理サーバから送信先である紹介者の送信先情報を含む当該サービス提供施設固有の口コミ情報の被紹介メールのフォームを受信する手段と、
    前記被紹介メールのフォームに当該サービス提供施設に関する口コミ情報を入力する手段と、
    前記口コミ情報及び送信先情報を前記運用管理サーバへ送信する手段とを備え、
    前記運用管理サーバは、
    前記紹介者及び被紹介者の携帯端末からの接続要求を受信する手段と、
    前記紹介者及び被紹介者の携帯端末に対して要求されたサービス提供施設毎に生成される当該サービス提供施設固有のフォームを自動的に生成して送信する手段と、
    前記紹介者及び被紹介者の携帯端末から受信した紹介メール及び被紹介メールを当該サービス提供施設に関するアクセス情報を含めて指定された送信先へ送信する手段と、
    前記紹介者及び被紹介者に対して当該サービス提供施設で利用可能な電子クーポンを発行する手段と
    を備えたことを特徴とする携帯端末を利用したサービス提供施設の顧客による口コミ情報伝送システム。
  4. サービス提供施設の責任者の携帯端末は、
    当該サービス提供施設のサービス情報を入力する手段と、
    当該サービス提供施設の紹介者及び被紹介者に対して前記サービス情報をメールで通知する手段をさらに備えたこと
    を特徴とする請求項3記載の携帯端末を利用したサービス提供施設の顧客による口コミ情報伝送システム。
  5. 前記サービス提供施設の責任者の携帯端末は、
    当該サービス提供施設についての紹介を動画で入力する手段と、
    前記動画を前記運用管理サーバへ前記紹介者又は被紹介者の携帯端末からアクセス可能な方法でアップロードする手段をさらに備えたこと
    を特徴とする請求項3記載の携帯端末を利用したサービス提供施設の顧客による口コミ情報伝送システム。
  6. 請求項3乃至5のいずれかに記載の携帯端末を利用したサービス提供施設の顧客による口コミ情報伝送システムにおいて、
    前記運用管理サーバは、
    サービス提供施設、本部、紹介者、被紹介者などのシステムの利用状況に応じて当該サービス提供施設に対して課金する手段をさらに備えたこと
    を特徴とする携帯端末を利用したサービス提供施設の顧客による口コミ情報伝送システム。
  7. 前記運用管理サーバは、
    当該サービス提供施設の紹介者及び被紹介者に対してポイントを付与する手段と、
    前記ポイントを紹介者及び被紹介者毎に計算する手段と、
    一定のポイントを蓄積した紹介者及び被紹介者に対してポイントカードを発行する手段と、
    前記ポイントカード発行後に紹介者及び被紹介者毎にポイントを再計算する手段をさらに備えたこと
    を特徴とする請求項3記載の携帯端末を利用したサービス提供施設の顧客による口コミ情報伝送システム。
  8. 請求項3に記載の携帯端末を利用したサービス提供施設の顧客による口コミ情報伝送システムにおいて、
    前記運用管理サーバは、
    本部が統括するサービス提供施設に関する紹介者及び被紹介者からの評価などの各種の情報を管理する手段と、
    前記管理情報を本部のパソコンへ送信する手段をさらに備えたこと
    を特徴とする携帯端末を利用したサービス提供施設の顧客による口コミ情報伝送システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の携帯端末を利用した口コミ情報伝送システムにおいて、
    前記携帯端末は、携帯電話、PHS、PDA、携帯型小型パソコンなどを少なくとも含む各種情報端末や専用端末であることを特徴とする携帯端末を利用した口コミ情報伝送システム。
JP2007062696A 2006-03-13 2007-03-12 携帯端末を利用した口コミ情報伝送システム Pending JP2007280371A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007062696A JP2007280371A (ja) 2006-03-13 2007-03-12 携帯端末を利用した口コミ情報伝送システム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006068423 2006-03-13
JP2007062696A JP2007280371A (ja) 2006-03-13 2007-03-12 携帯端末を利用した口コミ情報伝送システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007280371A true JP2007280371A (ja) 2007-10-25

Family

ID=38681702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007062696A Pending JP2007280371A (ja) 2006-03-13 2007-03-12 携帯端末を利用した口コミ情報伝送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007280371A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009145990A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Yahoo Japan Corp バズ情報を検出するサーバ及び広告配信サーバ
JP2010146274A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Nec Corp マルチメディア通信商品推薦システム
JP2012014225A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Loops Co Ltd コミュニティギフトシステム、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP2014529110A (ja) * 2011-06-30 2014-10-30 マイクロソフト コーポレーション ソーシャルなつながりおよび誘導を利用した共有される電子的インセンティブおよびクーポン
JP2017130978A (ja) * 2008-08-08 2017-07-27 株式会社ニコン 情報取得システム、携帯情報機器、サーバ、及びプログラム
JP2017536615A (ja) * 2014-10-20 2017-12-07 アリババ グループ ホウルディング リミテッド インスタントメッセージアプリケーションにおいてユーザ情報を提供するための方法およびデバイス
JP2018124923A (ja) * 2017-02-03 2018-08-09 陽介 百瀬 投稿システム
JP2018147194A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 株式会社東芝 通信システム、ユーザ端末及びサーバ
JP2021077174A (ja) * 2019-11-11 2021-05-20 株式会社プロモスト 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009145990A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Yahoo Japan Corp バズ情報を検出するサーバ及び広告配信サーバ
US11445117B2 (en) 2008-08-08 2022-09-13 Nikon Corporation Portable information device having real-time display with relevant information
JP2017130978A (ja) * 2008-08-08 2017-07-27 株式会社ニコン 情報取得システム、携帯情報機器、サーバ、及びプログラム
US11979654B2 (en) 2008-08-08 2024-05-07 Nikon Corporation Portable information device having real-time display with relevant information
US10917575B2 (en) 2008-08-08 2021-02-09 Nikon Corporation Portable information device having real-time display with relevant information
US11647276B2 (en) 2008-08-08 2023-05-09 Nikon Corporation Portable information device having real-time display with relevant information
JP2010146274A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Nec Corp マルチメディア通信商品推薦システム
JP2012014225A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Loops Co Ltd コミュニティギフトシステム、情報処理方法及び情報処理プログラム
US8326752B2 (en) 2010-06-29 2012-12-04 Kaneuchi Yoshihiro Community gift system, information processing method, and information processing program
US8577799B2 (en) 2010-06-29 2013-11-05 Yoshihiro KANEUCHI Community gift system, information processing method, and information processing program
JP2014529110A (ja) * 2011-06-30 2014-10-30 マイクロソフト コーポレーション ソーシャルなつながりおよび誘導を利用した共有される電子的インセンティブおよびクーポン
JP2017536615A (ja) * 2014-10-20 2017-12-07 アリババ グループ ホウルディング リミテッド インスタントメッセージアプリケーションにおいてユーザ情報を提供するための方法およびデバイス
JP2018124923A (ja) * 2017-02-03 2018-08-09 陽介 百瀬 投稿システム
JP2018147194A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 株式会社東芝 通信システム、ユーザ端末及びサーバ
JP6993712B2 (ja) 2019-11-11 2022-01-14 株式会社プロモスト 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2021077174A (ja) * 2019-11-11 2021-05-20 株式会社プロモスト 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110071843A1 (en) Occurrence marketing tool
JP2007280371A (ja) 携帯端末を利用した口コミ情報伝送システム
Arikan Multichannel marketing: metrics and methods for on and offline success
US10430811B1 (en) Transaction-specific customer survey system
US20110093328A1 (en) item information system
US20100114702A1 (en) Ask/respond affinity group referral method and apparatus
US20130031181A1 (en) Using Social Network Information And Transaction Information
US20090171964A1 (en) Acquiring And Using Social Network Information
US20100332312A1 (en) System and method for analyzing endorsement networks
Maronick The role of the Internet in survey research: Guidelines for researchers and experts.
Stevens Maximizing lead generation: The complete guide for B2B marketers
Pollach Media richness in online consumer interactions: an exploratory study of consumer-opinion web sites
JP2007072967A (ja) インターネットを利用したアンケート処理方法
Beloff et al. Advertising models on social networks for SMEs-An advertising methodology
JP5421080B2 (ja) 情報収集提供装置
Chowdhury et al. Digital marketing
Mochoge Digital marketing strategies and consumer purchase decision of online stores within Nairobi City County
JP2003016340A (ja) スケジュール通信方法、装置およびシステム
Mahon Optimizing Omni-Channel Grocery Shopping: Marketing Communications Strategies for Independent Grocery Retailers
Al Zoubi The Effect of Online Trust on the Relationship between Social Media Networks and Enhancing Brand Image.
TW201322173A (zh) 資訊供需平台系統
JP2004227308A (ja) クーポン付き広告を利用したアンケート収集システム、クーポン付き広告を利用したアンケート収集方法及びプログラム
Bui Developing an effective email marketing strategy for Edicto Ltd.
JP2017182515A (ja) 交流促進装置、交流促進方法、交流促進用プログラム
WO2014083428A2 (en) System and method of interaction