JP2007280130A - クライアントサーバシステム - Google Patents

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肇 橋本
Shinya Komatsu
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Abstract

【課題】SOAP通信規格での情報受信において、受信処理以外の他の情報処理の実行を可能とする。
【解決手段】サーバから受信した情報を使用するためのプログラム1000とサーバから情報をするための受信用プログラムをそれぞれ独立して稼動させる。プログラム1000では、サーバに情報の送信要求が出された後、情報をサーバから受信するまでは、他の情報処理が可能となる(S105→S106のループ処理)。
【選択図】図2

Description

本発明は、マークアップランゲージ文書を使用して相互に通信を行なうクライアントサーバシステム、そのクライアントの情報処理方法およびそのためのプログラムに関する。
従来、LANやインターネットなどの通信回線を使用して、クライアントコンピュータ(以下、クライアントと略記する)から、サーバコンピュータ(以下、サーバと略記する)にアクセスして、サーバが提供する情報サービスをクライアントが受けることが可能になっている。
サーバが提供する情報サービスたとえば、HTML文書などのマークアップランゲージ文書などを使用して行なわれる。この情報サービスを以下、WEBサービスと呼ぶことにする。サーバにマークアップランゲージ文書が保存され、クライアントはマークアップランゲージ文書を読み出し、マークアップランゲージ文書に記載されている、表示のための命令(タグ命令と呼ばれる)および表示する情報そのものに基づいて、表示画面上に情報を表示する。
マークアップランゲージ文書を使用してクライアントで入力した情報をサーバに送ることもできる。このような相互通信機能を使用して、たとえば、サーバがデータ検索サービスを提供している。ユーザはクライアントに検索したいクエリ(キーワード)を入力すると、クライアントは入力されたクエリーをサーバに送る。サーバは受け取ったクエリーを使用して情報データベースを検索し、その検索結果をクライアントに返す。クライアントは検索結果を表示するためのマークアップランゲージ文書と共に検索結果をサーバから受け取る。
クライアントは受け取ったマークアップランゲージ文書に基づき、検索結果を表示するための表示、たとえば、検索結果表示欄のイメージを作成すると共に、検索結果の表示用イメージを作成して、ディスプレイに表示する。
サーバ側がクライアントの要求に対する回答(上記の例では検索結果)をクライアントに返す場合には、回答を表示するためのマークアップランゲージ文書を送らなければならない。このため、サーバは同一種の要求(上記の例では、検索要求)が繰り返し行なわれた場合、サーバはほとんど同一のマークアップランゲージ文書を回答情報(上記の例では検索結果)をクライアントに送らなければならないので、通信回線情報のトラフィック(データ量)が増加してしまう。クライアント側にしても、受信するデータ量が多くなるので、処理速度が低下してしまう。
そこで、SOAP通信規格を使用してサーバとクライアントの間で情報を通信することが提案されている。(非特許文献1)
http://www.atmarkit.co.jp/fxml/tanpatsu/02soap/soap01.html)
SOAP通信規格は、HTML文書の中で使用する一部の情報のみを通信するための通信規格である。このSOAP通信規格でクライアントとサーバの間の通信を行うことを考えた場合、クライアントはサーバに対して情報の送信要求を送った後、サーバから情報を受信するまでは、待機処理、より具体的には、サーバから情報が送信されたか否かの判定処理を繰り返し実行して、サーバからの情報の到達を検出しなければならない。この判定処理の繰り返し、いわゆるループ処理をクライアントのCPUが実行すると、クライアントのCPUはWEBサービスに係わる他の処理、たとえば、ヘルプサービスなどを実行できなくなるという問題が生じる。
そこで、本発明の目的は、サーバから情報が送られて来るまでの間、クライアントがWEBサービスに係わる他の処理を実行可能とするクライアントサーバシステム、そのクライアントの情報処理方法およびそのためのプログラムを提供することにある。
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、クライアントおよびサーバの間で前記サーバから前記クライアントに対して提供するWEBサービスに関わる情報の通信をSOAP通信規格を使用して行うクライアントサーバシステムにおいて、
前記クライアントは、
前記WEBサービスに関わる情報処理とは独立して前記情報を前記サーバから受信する受信手段と、
前記サーバに対して前記情報を要求した後、前記受信手段により前記情報を受信するまで、該情報に関わる情報処理を停止させ、前記WEBサービスに係わる他の情報処理の実行を許可する制御手段と
を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のクライアントサーバシステムで使用されることを特徴とするクライアント。
請求項3の発明は請求項1に記載のクライアントサーバシステムで使用されることを特徴とする。
請求項4の発明は、クライアントおよびサーバの間で前記サーバから前記クライアントに対して提供するWEBサービスに関わる情報の通信をSOAP通信規格を使用して行うクライアントサーバシステムのクライアントの情報処理方法において、前記クライアントは、受信手段と制御手段とを有し、
前記受信手段により前記WEBサービスに関わる情報処理とは独立して前記情報を前記サーバから受信する受信ステップと、
前記サーバに対して前記情報を要求した後、前記受信手段により前記情報を受信するまで、前記制御手段により該情報に関わる情報処理を停止させ、前記WEBサービスに係わる他の情報処理の実行を許可する制御ステップと
を備えたことを特徴とする。
請求項5の発明は、クライアントおよびサーバの間で前記サーバから前記クライアントに対して提供するWEBサービスに関わる情報の通信をSOAP通信規格を使用して行うクライアントサーバシステムのクライアントのためのプログラムにおいて、前記クライアントは、受信手段と制御手段とを有し、
前記受信手段により前記WEBサービスに関わる情報処理とは独立して前記情報を前記サーバから受信する受信ステップと、
前記サーバに対して前記情報を要求した後、前記受信手段により前記情報を受信するまで、前記制御手段により該情報に関わる情報処理を停止させ、前記WEBサービスに係わる他の情報処理の実行を許可する制御ステップと
を備えたことを特徴とする。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明のクライアントおよびサーバとして使用できる適切なコンピューティングシステム環境の例100を示している。コンピューティングシステム環境100は適切なコンピューティング環境の1つの例にすぎず、本発明の使い方または機能の範囲に関するいかなる制限を示すものでもない。また、コンピューティング環境100は、例示的なオペレーティング環境100に示すコンポーネントの1つまたは組合せに関して、依存性も要件もないものとする。
本発明は、他の様々な汎用または専用のコンピューティングシステム環境または構成にも適用できる。本発明の使用に適した周知のコンピューティングシステム、環境、および/または構成の例には、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドまたはラップトップデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのシステム、セットトップボックス、プログラム可能な家庭用電子機器、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、埋め込みのシステム、前述の任意のシステムまたはデバイスを含む分散コンピューティング環境などが含まれるが、これらに限定はされない。
本発明は、プログラムモジュールのようにコンピュータで実行可能な命令をコンピュータで実行する一般的なコンテクストで説明できる。一般に、プログラムモジュールには、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などがあり、特定のタスクを実行するものや、特定の抽象データ型を実装するものもある。本発明は、通信ネットワークを介してリンクするリモート処理装置でタスクを実行する分散コンピューティング環境でも実施できる。分散コンピューティング環境では、メモリ記憶装置を含むローカルとリモートの両方のコンピュータ記憶媒体にプログラムモジュールを格納できる。
図1を参照すると、本発明を実施する例示的なシステムに、コンピュータ110の形態で汎用コンピューティングデバイスが配置されている。コンピュータ110のコンポーネントには、処理装置120、システムメモリ130、および様々なシステムコンポーネント(システムメモリや処理装置120など)を接続するシステムバス121が含まれるが、それらに限定はされない。システムバス121は、様々なバスアーキテクチャの任意の1つを使用したメモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、およびローカルバスを含む各種バス構造のいずれでもよい。こうしたアーキテクチャには、例として、ISA(Industry Standard Architecture)バス、MCA(Micro Channel Architecture)バス、EISA(Enhanced ISA)バス、VESA(Video Electronics Standards Association)ローカルバス、およびPCI(Peripheral Component Interconnect)バス(メザニン(Mezzanine)バスとも呼ばれる)が含まれるが、これらに限定はされない。
コンピュータ110は、通常は様々なコンピュータ可読媒体を備えている。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ110からアクセスできる任意の使用可能な媒体でよい。揮発性と不揮発性の両方、および取り外し可能と不可能の両方の媒体が含まれる。例として、コンピュータ可読媒体にはコンピュータ記憶媒体および通信媒体を含めてもよいが、これらに限定はされない。コンピュータ記憶媒体には、コンピュータ可読の命令、データ構造、プログラムモジュール、またはその他のデータなどの情報を記憶する任意の方法または技術で実装された、揮発性と不揮発性の両方、および取り外し可能と不可能の両方の媒体が含まれる。コンピュータ記憶媒体には、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリなどのメモリ技術、CD ROM、デジタル多用途ディスク(DVD:digital versatile disk)などの光ディスク記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクなどの磁気記憶装置、または所望の情報を格納でき、コンピュータ110からアクセスできる他の任意の媒体が含まれるが、これらに限定はされない。通信媒体は、搬送波やその他の搬送メカニズムのような変調データ信号に含まれるコンピュータ可読の命令、データ構造、プログラムモジュール、またはその他のデータなどを具体化したものであり、任意の情報伝達媒体を含む。「変調データ信号」という用語は、信号内の情報を符号化するように、1つまたは複数のフィーチャを設定または変更された信号を意味する。例として、通信媒体には、有線ネットワーク、または直接ワイヤ接続などの有線媒体と、音、RF、赤外線などの無線媒体が含まれるが、これらに限定はされない。上記の任意の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるものとする。
システムメモリ130には、読み取り専用メモリ(ROM:read only memory)131やランダムアクセスメモリ(RAM:random access memory)132のように揮発性および/または不揮発性メモリという形をとるコンピュータ記憶媒体が含まれる。起動時などにコンピュータ110内のエレメント間の情報転送を支援する基本ルーチンを含む基本入出力システム133(BIOS:basic input/output system)は、通常はROM 131に格納される。RAM 132には、通常は処理装置120から直ちにアクセスできる、および/または処理装置120で現在操作しているデータおよび/またはプログラムモジュールが格納される。例として、図1にはオペレーティングシステム134、アプリケーションプログラム135、その他のプログラムモジュール136、およびプログラムデータ137が示されているが、それらに限定はされない。
コンピュータ110には、その他の取り外し可能/不可能、揮発性/不揮発性のコンピュータ記憶媒体を含めてもよい。単に例として、図1に取り外し不可能な不揮発性の磁気媒体の読み出しまたは書き込みを行うハードディスクドライブ141、取り外し可能な不揮発性の磁気ディスク152の読み出しまたは書き込みを行う磁気ディスクドライブ151、CD ROMや他の光媒体のような取り外し可能な不揮発性の光ディスク156の読み出しまたは書き込みを行う光ディスクドライブ155を示す。例示的なオペレーティング環境で使用できる上記以外の取り外し可能/不可能、揮発性/不揮発性のコンピュータ記憶媒体には、磁気テープカセット、フラッシュメモリカード、デジタル多用途ディスク、デジタルビデオテープ、ソリッドステートRAM、ソリッドステートROMなどが含まれるが、それらに限定はされない。ハードディスクドライブ141は、通常はインターフェース140などの取り外し不可能なメモリインターフェースを介してシステムバス121に接続し、磁気ディスクドライブ151と光ディスクドライブ155は、通常はインターフェース150などの取り外し可能なメモリインターフェースを介してシステムバス121に接続する。
図1に示す前述のドライブとこれに対応するコンピュータ記憶媒体には、コンピュータ可読の命令、データ構造、プログラムモジュールなど、コンピュータ110のデータを格納できる。例えば、図1を参照すると、ハードディスクドライブ141にオペレーティングシステム144、アプリケーションプログラム145、その他のプログラムモジュール146、およびプログラムデータ147が格納されている。ただし、こうしたコンポーネントは、オペレーティングシステム134、アプリケーションプログラム135、その他のプログラムモジュール136、およびプログラムデータ137と同じでもよいし、異なっていてもよい。ここでは、オペレーティングシステム144、アプリケーションプログラム145、その他のプログラムモジュール146、およびプログラムデータ147には異なる番号を付けて、少なくとも別の複製であることを示している。ユーザは、キーボード162やポインティングデバイス161(一般に、マウス、トラックボール、またはタッチパッドと呼ばれる)のような入力装置を使用してコンピュータ20にコマンドや情報を入力できる。他の入力装置(図示せず)には、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、サテライトディッシュ(satellite dish)、スキャナーなどを含めてもよい。これらの入力装置および他の入力装置は、多くの場合にシステムバスに接続されたユーザ入力インターフェース160を介して処理装置120に接続するが、パラレルポート、ゲームポート、またはUSB(universal serial bus)のような他のインターフェースやバス構造によって接続してもよい。モニタ191または他のタイプの表示装置も、ビデオインターフェース190のようなインターフェースを介してシステムバス121に接続される。さらに、コンピュータには出力インターフェース195を介してスピーカ197やプリンタ196など、モニタ以外の出力周辺装置を接続できる。
コンピュータ110は、リモートコンピュータ180のような1台または複数台のリモートコンピュータへの論理接続を使用してネットワーク環境で動作できる。リモートコンピュータ180は、パーソナルコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ピアデバイス、または他の一般のネットワークノードでよい。通常は、コンピュータ110に関連して前述のエレメントの多くまたはすべてが含まれるが、図1にはメモリ記憶装置181のみを示す。図1に示す論理接続には、ローカルエリアネットワーク(LAN:local area network)171とワイドエリアネットワーク(WAN:wide area network)173が含まれるが、他のネットワークを含めてもよい。このようなネットワーキング環境は、職場、企業規模のコンピュータネットワーク、イントラネット、およびインターネットではごく一般的である。
LANネットワーキング環境で使用した場合、コンピュータ110はLAN 171にネットワークインターフェースまたはアダプタ170を介して接続する。WANネットワーキング環境で使用した場合、コンピュータ110は一般にインターネットなどのWAN 173を介して通信を確立するためのモデム172またはその他の手段を備えている。モデム172(内蔵または外付け)は、ユーザ入力インターフェース160または他の適切なメカニズムを使用してシステムバス121に接続できる。ネットワーク環境では、コンピュータ110またはその一部に関連して説明したプログラムモジュールをリモートメモリ記憶装置に格納できる。例として、図1にメモリデバイス181に格納されたリモートアプリケーションプログラム185を示すが、これには限定されない。図示されたネットワーク接続は例示的なものであり、コンピュータ間の通信リンクを確立する他の手段を使用してもよいことが理解されるであろう。
いくつかの態様において、手書きの入力をデジタル処理でキャプチャするために、ペンデジタイザ165と付属のペンまたはスタイラス166が提供される。ペンデジタイザ165とユーザ入力インターフェース160との直接接続が示されているが、ペンデジタイザ165は処理装置110に直接接続してもよいし、パラレルポート、またはその他のインターフェースおよびシステムバス130に無線を含む任意の技術によって接続してもよい。また、ペン166は、ペンに関連付けられたカメラと、カメラでキャプチャされたイメージ情報をバス130と対話するインターフェースに無線で送信するトランシーバを備えていてもよい。さらに、ペンはカメラと併用するかまたはカメラに代わって電子的インクのストローク(strokes)を決定する他の感知システム(加速度計、磁気計、およびジャイロスコープなど)を備えていてもよい。
図示されたネットワーク接続は説明を目的とするものであり、コンピュータ間の通信リンクを確立する他の技術を使用してもよいことが理解されるであろう。TCP/IP、Ethernet(登録商標)、FTP、HTTPなどのように、周知の様々なプロトコルのいずれかの存在が想定されており、システムはクライアントサーバシステムで動作できるので、ユーザはWebベースのサーバからWebページを取得する。従来の様々なWebブラウザのいずれを使用しても、Webページのデータを表示でき、操作できる。
図1に示すコンピュータシステムをサーバとして使用する場合にはハードディスクドライブ141には、クライアントに提示する種々のWeb(ウェブ)ページ(従来技術の欄で述べたマークアップランゲージ文書)、これらのWebページをクライアントに送信するための、従来から広く使用される通信プログラム(Webサーバ用プログラム)が搭載されている。なお、使用する通信プログラムは、SOAPと呼ばれる通信プロトコルに従って情報をクライアントに送ることができるプログラムである必要がある。
図1のコンピュータシステムをクライアントとして使用する場合には、ハードディスクドライブ141には、本発明に係わる通信用プログラムおよびWebページを表示可能なアプリケーションプログラム、たとえば、ブラウザなどを搭載する。
本発明に係わるサーバおよびクライアントの間での通信処理内容を図2および図3を参照して説明する。図2はクライアントで実行する処理内容を示す。
図3はサーバ側で実行する処理内容を示す。1000は、サーバが提供するWebサービスにより受け取った情報、たとえば、検索結果を情報処理するためのプログラムである。検索結果を情報処理する一例としては、モニタ191に検索結果を表示する処理を意味するが、用途に応じて、情報処理の内容を適宜定めればよい。2000は情報処理グラム1000とは独立して(非同期の意味)処理装置120により実行される通信プログラムである。通信プログラム2000はサーバからSOAP通信規格での情報の受信を行う。
別の表現をすれば、処理装置120はマルチタスク処理機能を使用して情報処理プログラム1000および通信プログラム2000が平行して実行される。
クライアントからサーバに情報を送信するための通信プログラムは、従来と同様のものを使用することができるので、詳細な説明を省略する。
クライアントがサーバから情報サービス(Webサービス)を受けようとする場合、たとえば、URLをインターネット上に送出することで、サーバから情報サービス用、説明の例として検索サービス用のWEBページをサーバから取り込む。クライアントは取り込んだWebページをモニタ191の表示画面に表示する。
ユーザはこの画面を使用して検索のためのクエリー(キーワードとも呼ばれる。本発明の情報の送信要求として機能する)をキーボード162から入力する。表示画面上に表示された検索実行ボタンをユーザがマウス161で操作すると、入力されたクエリーをサーバに送る。クライアント側は従来と同様の通信プロトコル、たとえば、httpプロトコルで情報を送信してもよいのであるが、この形態ではSOAPと呼ばれる通信プロトコルを使用する。この後、図2に示す処理内容を実行する。クライアントはhttpプロトコルを使用して検索結果を表示するためのWebページをサーバから取り込む(S100)。
取り込んだWebページは処理装置120の制御でシステムメモリ130のRAM150内に保存される。処理装置はWebページに記載されているタグ命令等に従って、表示用イメージ(検索結果を表示するための表示画面のイメージ、ただし、この時点では検索結果そのものは表示されない)をRAM150上で作成し、モニタ191に送ることで、検索結果を表示するための表示画面のイメージをモニタ191に表示させる(S100)。
一方、サーバは、図3の処理手順を繰り返し実行して、Webページおよびクエリーを受け付ける。より具体的には、ステップS200でクライアントからWebページの取り込み(読み取り)要求があったか否かを判定する。YES判定が有った場合には、手順をS205に移行して、指定されたWebページを要求元のクライアントに送信する。
S200の判定処理でNO判定が得られた場合には手順をS210に進め、情報提供の要求(この例ではクエリを使用した検索要求)がクライアントからあったかどうかを判定する。
YES判定が得られた場合には、手順はS215に進み、サーバ側の処理装置120はクライアントから送られてきたクエリーを使用して、ハードディスクドライブ141内のデータベースを検索し、クエリーに該当する検索結果の情報を取得する。サーバ側の処理装置120は取得した情報を、SOAPの通信プロトコルを使用してクライアントに送信する。
クライアント側では通信プログラムがS150のループ処理を繰り返してサーバから受信要求が送られてくるのを待機し、受信要求がきたことをS150で検知すると(YES判定)、処理装置120の制御によりサーバから送られる情報、この例では検索結果を受信して、RAM150内の受信情報用記憶領域に格納する(S160)。この後、処理装置120は受信フラグをオンする。受信フラグは情報処理プログラム1000に対して受信情報の有無を知らせるために使用する識別情報であり、オン(ビット1)が受信情報あり、オフ(ビット0)が受信情報なしをあらわす。受信フラグはRAM150内の専用記憶領域に記憶される。
ここで、通信プログラム2000の受信処理は情報処理プログラム1000とは独立して(非同期)で実行されるので、情報処理プログラムが、ヘルプ処理など、サーバから送られた情報を使用する情報処理(この例では、検索結果の表示処理)以外の情報処理が実行可能になる点に留意されたい。
また、情報処理プログラムではステップS105で受信フラグがオンとなるか否かを判定する。サーバから情報(検索結果)が送られてこない間は、受信フラグはオフのままなので、S105の判定結果はNOとなる。このため、手順はS106へと進み、ここで、サーバから送られた情報を使用する情報処理(この例では、検索結果の表示処理)以外の情報処理を実行する。換言すると、以上の制御処理によりサーバから送られた情報を使用する情報処理は停止(禁止)されることになる。
クライアントがサーバから情報(検索結果)を受信すると、S170で、受信フラグがオンとなるので、このことが、通信プログラムではS105の判定処理で検出される(YES判定)。
この場合には、手順はS110へと進む。
ステップS110でクライアント側の処理装置120はサーバからの情報(検索結果)を専用の受信情報記憶領域から読み取る。クライアント側の処理装置120は受信した検索結果の情報(文字コード形態)をイメージに変換する。また、先にサーバから受け取り、RAM150に保存してあるWebページ(検索結果を表示するためのページ)に基づいて、表示用イメージを作成し、検索結果の情報のイメージと合成することにより表示用イメージを作成する(S120)。
作成された表示用イメージが処理装置120の制御によりモニタ191に送られて、モニタ191で表示される(S130)。
処理装置120は新たな情報(新たな検索結果)の受信を行なうかの判定を行なう。一例としては、検索結果を表示するためのWebページに、検索ボタン(グラフィカルユーザインターフェース)を定義しておき、モニタ191の表示画面に、サーバから取得した検索結果を表示したときに検索ボタンをも表示する。
また、検索ボタンの操作に応じて、モニタ191の表示画面は、クエリー入力画面に移行し、そこで、ユーザからの新しいクエリーの入力を受け付ける。
検索ボタンをユーザがマウス161により操作したときに、新たな検索要求の発生、すなわち、新たにサーバから情報を受信すると処理装置120は判断し、手順をS145へと進め、受信フラグをオフに設定して、新たな検索のためのクエリーをサーバに対する情報要求として、サーバにSOAP通信規格に従って送信する。以後、クライアント側の処理装置120はS105→S106のループ処理を繰り返して、サーバから検索結果が送信されるのを待機する。このループ処理では、サーバからの情報を使用する情報処理装置以外の他の情報処理の実行が許可されるので、従来のように、ユーザが何もできず、ただ、情報が到達するのを待機する必要はない。
サーバはクエリーを受信したことを判断すると(図3のS210)、与えられたクエリーにしたがって、検索を行い、検索結果をSOAPプロトコルにしたがって返す(S215)。
クライアント側では図2のS105で新たな検索結果を通信プログラム200が受信したことが検出されるので、S110およびS120の処理により新たな検索結果がモニタ191に表示される。
その他の実施形態
1)クライアント側で実行する図2の処理のためのプログラム1000および/または2000を初期的に表示するWebページと共に、サーバからクライアントに送信してもよい。
2)発明の説明のために、上述の実施形態ではサーバが検索サービスを行なう例を示したが、これに限ることはなく、サーバが提供する種々の情報処理サービスに本発明を提供することができる。
3)上述の実施形態では通信プログラム2000から情報処理プログラム1000に情報の受信を知らせるために受信フラグを使用したが、これに限ることはない。
たとえば、受信フラグに変わり、情報処理プログラム1000のS105で専用受信情報記憶領域に情報が記憶されているかの判定を行ってもよい。この場合には、S145の処理では受信フラグのオフ設定処理を行わず、専用受信情報記憶領域を空(消去)にする。また、通信プログラム2000のS170の処理はなくなる。
本発明実施形態のサーバおよびクライアントのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明実施形態のクライアントの処理手順を示すフローチャートである。 本発明実施形態のサーバ側の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
120 処理装置
121 システムバス
130 システムメモリ
134 オペレーティングシステム
135 アプリケーションプログラム
136 その他のプログラムモジュール
137 プログラムデータ
140 取り外し不可能な不揮発性メモリインターフェース
144 オペレーティングシステム
145 アプリケーションプログラム
146 その他のプログラムモジュール
147 プログラムデータ
150 取り外し可能な不揮発性メモリインターフェース
160 ユーザ入力インターフェース
161 マウス
162 キーボード
165 デジタイザ
170 ネットワークインターフェース
171 ローカルエリアネットワーク
173 ワイドエリアネットワーク
172 モデム
180 リモートコンピュータ
181 メモリ
185 アプリケーションプログラム
190 ビデオインターフェース
191 モニタ
195 出力周辺インターフェース
196 スピーカ
197 プリンタ

Claims (5)

  1. クライアントおよびサーバの間で前記サーバから前記クライアントに対して提供するWEBサービスに関わる情報の通信をSOAP通信規格を使用して行うクライアントサーバシステムにおいて、
    前記クライアントは、
    前記WEBサービスに関わる情報処理とは独立して前記情報を前記サーバから受信する受信手段と、
    前記サーバに対して前記情報を要求した後、前記受信手段により前記情報を受信するまで、該情報に関わる情報処理を停止させ、前記WEBサービスに係わる他の情報処理の実行を許可する制御手段と
    を備えたことを特徴とするクライアントサーバシステム。
  2. 請求項1に記載のクライアントサーバシステムで使用されることを特徴とするクライアント。
  3. 請求項1に記載のクライアントサーバシステムで使用されることを特徴とするサーバ。
  4. クライアントおよびサーバの間で前記サーバから前記クライアントに対して提供するWEBサービスに関わる情報の通信をSOAP通信規格を使用して行うクライアントサーバシステムのクライアントの情報処理方法において、前記クライアントは、受信手段と制御手段とを有し、
    前記受信手段により前記WEBサービスに関わる情報処理とは独立して前記情報を前記サーバから受信する受信ステップと、
    前記サーバに対して前記情報を要求した後、前記受信手段により前記情報を受信するまで、前記制御手段により該情報に関わる情報処理を停止させ、前記WEBサービスに係わる他の情報処理の実行を許可する制御ステップと
    を備えたことを特徴とするクライアントの情報処理方法。
  5. クライアントおよびサーバの間で前記サーバから前記クライアントに対して提供するWEBサービスに関わる情報の通信をSOAP通信規格を使用して行うクライアントサーバシステムのクライアントのためのプログラムにおいて、前記クライアントは、受信手段と制御手段とを有し、
    前記受信手段により前記WEBサービスに関わる情報処理とは独立して前記情報を前記サーバから受信する受信ステップと、
    前記サーバに対して前記情報を要求した後、前記受信手段により前記情報を受信するまで、前記制御手段により該情報に関わる情報処理を停止させ、前記WEBサービスに係わる他の情報処理の実行を許可する制御ステップと
    を備えたことを特徴とするクライアントのためのプログラム。
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Citations (2)

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