JP2007278957A - 線路角度測定器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成で安価であり、簡単な操作で精度よく線路角度を測定することができる線路角度測定器を提供する。
【解決手段】本発明の線路角度測定器10は、開閉可能に接続された矩形のベースプレート11とサブプレート16により構成された基体と、ベースプレート11の片面(測定面)に設けられた方位磁針12と、方位磁針12の回転中心と同軸上で回転するようにベースプレート11の測定面に設けられた角度表示部材13と、ベースプレート11の測定面に設けられた水準器14と、ベースプレート11の測定面に設けられた鏡体15と、サブプレート16の自由端側の辺に設けられた筒体17を備えている。鏡体15または筒体17は、測定時にベースプレート11を電線に対して特定の位置に配置するために使用される。方位磁針12が指示する角度表示部材13の角度目盛りの角度により線路角度が測定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、隣接する第1の電柱と第2の電柱との間に張り渡される電線と第2の電柱と第3の電柱との間に張り渡される電線とが成す線路角度を測定するための線路角度測定器に関する。
架空電線配線作業において、3本の電柱間に張り渡される電線によって形成される線路角度の測定が必要となる。図13は、線路角度の意味を説明するための、隣接する第1の電柱と第2の電柱との間に張り渡される電線と第2の電柱と第3の電柱との間に張り渡される電線とを上方から見た概略的な平面図である。この図において、第1の電柱A1に付設された腕金B1と第2の電柱A2に付設された腕金B2との間に、電線Lの一区画にあたる電線L1が張り渡されており、第2の電柱A2に付設された腕金B2と第3の電柱A3に付設された腕金B3との間に、やはり電線Lの一区画にあたる電線L2が張り渡されている。電線L1の伸長方向に伸びる直線a1と電線L2の伸長方向に伸びる直線a2とが成す角度θが「線路角度」であり、新規な電柱および電線を設ける際または既存の電線に追加の電線を共架する際には、線路角度θに従って腕金の種類および電線支持方法が選択される(配電線路工事基準)。また、第1の電柱A1と第2の電柱A2とを結ぶ線a1´と第2の電柱A2と第3の電柱A3とを結ぶ線a2´とのなす角度θ´も線路角度θとほぼ同一の値であり、角度θ´も線路角度として考慮することができる。
この線路角度は、レーザー距離計等で図13に示す3本の電柱の間の距離をそれぞれ計測し、計算により求めることができる。
また、特開平4−142419号公報(特許文献1)は、線路角度の測定に使用することができる、図14に示す水平・鉛直度測定器を提案している。この測定器は、軸(31c)により回転可能に支持された指針(31a)および重り(31b)を備えた鉛直指示片を、軸(31c)を中心に角度目盛り(32a)を付したケース(32)内に収容し、それぞれ長手方向に軸(31c)を通る中心基線(33a,34a)を引いた直線定規(33,34)をケース(32)の両側に、一方はケース(32)に固定して、他方は軸(31c)の周りに回動自在に取り付けている。線路角度を測定する際には、観測者が図13の第2の電柱A2の近傍の位置に立って、直線定規(33,34)の中心基線(33a,34a)を第2の電柱A2から第1の電柱A1および第3の電柱A3へと伸びている電線L1、L2に視覚的に一致させ、中心基線(33a,34a)のなす角度を角度目盛り(32a)により求めて、線路角度を算出する。
特開平4−142419号公報
しかしながら、上述したレーザー距離計は精密機器であるため非常に高価(数百万円)であるうえ、その操作にも経験を必要としており、上述した線路角度を測定するための装置としては不向きである。
さらに、特許文献1の測定器を用いる場合には、電柱の電線取り付け位置から離れた地面に立っている観測者が直線定規(33,34)の中心基線(33a,34a)を電線L1、L2の伸長方向に視覚的に一致させるのが難しく、従って線路角度を精度よく測定することができない。
そこで、本発明の目的は、上記事情を考慮し、簡素な構成で安価であり、簡単な操作で精度よく線路角度を測定することができる線路角度測定器を提供することである。
上述の目的は、隣接する第1の電柱と第2の電柱との間に張り渡される電線と第2の電柱と第3の電柱との間に張り渡される電線とが成す線路角度を測定するための線路角度測定器であって、測定時に上方に向けて配置される測定面を備えている基体と、該基体の測定面に設けられており、測定時に略水平に配置される角度目盛りが同心円上に目盛られており、かつ該同心円の中心点に関して回転するようになっている角度表示部材と、上記基体の測定面に設けられており、上記同心円の中心を回転中心とする、上記角度表示部材の角度目盛りを指示するための方位磁針と、上記基体に設けられており、基体の位置合わせ用の基準線を有している、測定時に上記基準線と電線との間の水平角度が一定の値になるように上記基体を配置するための少なくとも1個の位置決め手段とを備えていることを特徴とする線路角度測定器によって達成される。
本発明において、「基準線と電線との間の水平角度」の語は、本発明の線路角度測定器を電線の下方の位置に基体の測定面が上方に向きかつ角度表示部材の角度目盛りが略水平になるように配置して基準線と電線とを電線の上方から真下に見下ろしたときに認められる基準線と電線(の伸長方向に伸びる直線)とが成す角度を意味する。本発明の線路角度測定器では、上記位置決め手段により、測定時に基準線と電線との間の水平角度が予め定められた一定の値(例えば、0°)になるように基体が配置される。
また、本発明において、「測定時に略水平に配置される角度目盛り」の語は、角度目盛りが測定時に完全に水平に配置されてもよく、方位磁針の自由な回転が妨げられない程度であれば水平面に対してわずかに傾いて配置されてもよいことを意味する。しかしながら、高精度の測定を行うには、角度目盛りが測定時に完全に水平に配置されるのが好ましく、このために、上記基体の測定面に測定時の上記角度表示部材の角度目盛りの水平な配置を確保するための水準器が備えられているのが好ましい。
上記角度表示部材の角度目盛りには0°〜180°を示す数値が付されていれば十分であり、0°−180°線に対して対称的に0°から180°に向かう角度数値が付されるのが一般的である。尚、「0」の文字の代わりに、北を示す「N」の文字が付されていてもよく、「180」の文字の代わりに、南を示す「S」の文字が付されていてもよい。
本発明において、測定時に基体の測定面を上方に向け、角度表示部材の角度目盛りを略水平に配置し、さらに基体の位置合わせ用の基準線を有する位置決め手段を用いて上記基準線と図13の第1の電線L1(または第1の電柱A1と第2の電柱A2とを結ぶ水平な直線)との間の水平角度が予め定められた一定の値になるように基体を配置すると、基体の測定面に設けられた方位磁針が回転して指針の先端がNS極を指す。この状態で、基体の測定面に回転可能なように設けられている角度表示部材を回転させて、指針の先端と角度目盛りの0°および180°(または「N」、「S」の文字)とを合わせる。次いで、同様に位置決め手段を用いて、上記基準線と図13の第2の電線L2(または第2の電柱A2と第3の電柱A3とを結ぶ水平な直線)との間の水平角度が上述の一定の値になるように基体を配置し、方位磁針の指針が指す角度目盛りの角度を読み取ることにより、線路角度が測定される。
上記基体の形状は、測定時に上方に向けて配置される測定面が設けられていれば特に限定がなく、例えば、非磁性体の樹脂、木質材料、軽金属などにより構成された1枚の板体を基体とすることができるが、2枚の板体(ベースプレートとサブプレート)をヒンジ機構によりヒンジ軸線を中心に回転して開閉可能なように接続し、ベースプレートのサブプレート対向面を測定面とすることもできる。サブプレートは、測定面を保護する蓋体の役割を果たすことができる。
上記角度表示部材は、測定時に略水平に配置される角度目盛りが同心円上に目盛られており、かつ該同心円の中心点に関して回転するようになっていれば、その形状に特に限定がない。例えば、基体の測定面に環状の凹部を設け、この凹部にリング形状の角度表示部材を回転可能に収容してもよく、また全円分度器の形状の角度表示部材を基体の測定面上に設置してもよいが、角度表示部材が透明な頂面を有する扁平な円柱形の中空体として形成されており、上記方位磁針が該中空体の内部に挿入されており、上記中空体の内部に透明なオイルが封入されており、上記中空体の底面または頂面に上記角度目盛りが目盛られていると、オイルの抵抗により方位磁針のふらつきが抑制されるため、安定した高精度の測定を行うことができる。
また、全円分度器の形状の角度表示部材または中空体の角度表示部材の底面の角度目盛りの0°と180°とを結ぶ線上に、上記角度表示部材を回転させて上記方位磁針がNS極を向いたときの指針の先端と上記角度目盛りの0°および180°を一致させるための角度基線(例えば、矢印記号の角度基線)が備えられていると、指針先端と角度目盛りの0°および180°(または「N」、「S」の文字)とを合わせる作業が、方位磁針と角度基線とを重ね合わせるという簡易な作業によって達成されるため、操作が容易になる。
上記位置決め手段として、上記基体の測定面上に配置された平坦な鏡体を使用することができる。但し、該鏡体上には、基体の位置合わせ用の基準線として作用する直線が、例えば印刷または貼り付けにより設けられている。測定時に上記鏡体に上方に位置する電線の鏡像を映して該鏡像を基準線としての直線と重ね合わせることにより、上記基準線と電線との間の水平角度が0°になる位置に上記基体が配置されることになる。鏡体としての位置決め手段は、隣接する電柱の間に存在する看板や塀などが妨害して一方の電柱から他方の電柱を見ることができない場合に好適に使用される。
また、上記位置決め手段として、スコープ状の筒体を使用することができる。この場合には、測定時の基体の位置合わせ用の基準線が上記筒体の軸線に相当する。測定時に隣接する電柱の間の一方の電柱の近傍の位置から上記筒体を覗いて他方の電柱に照準を合わせ、上記筒体の軸線を電柱間を結ぶ水平な直線と平行に配置することにより、上記基準線と電線との間の水平角度が0°になる位置に上記基体が配置されることになる。筒体としての位置決め手段は、電柱および電線の新設にあたり、未だ電線が電柱間に張り渡されていない状態のときの、今後配線されるべき電線の線路角度を測定するのに好適に使用される。
上記筒体は一本の管状体で構成してもよいが、上記基体に固定された対物側筒体と、該対物側筒体に上記基体の測定面と垂直な方向に回動可能なように接続された接眼側筒体と、上記対物側筒体内と上記接眼側筒体内の少なくとも一方に設けられた、上記接眼側筒体を上記基体の測定面と垂直な方向に回動させたときに電柱像が上記接眼側筒体の接眼部から見えるようにするための反射部材または屈折部材とを備えた筒体に構成しておくのが望ましい。この形態では、上記基準線は基体に固定された対物側筒体の軸線に相当する。観測者は、接眼側筒体を基体の測定面と垂直な方向に回動させた後、片方の目で接眼側筒体を覗いて電柱に照準を合わせる一方で、他方の眼で基体の測定面に設けられた角度目盛りおよび方位磁針を見ることができるようになるため、容易かつ迅速に測定を行うことができる。また、上記筒体の一端に電柱への照準合わせ用の指標が設けられていると、電柱への照準合わせが容易になり、さらに、筒体の接眼部に観測者の目を保護するためのパッドを設けておくと、線路角度の測定を安全に行うことができる。
本発明では、位置決め手段を2種以上有していてもよく、例えば上述の鏡体と筒体の両方を備えていてもよい。
基体における位置決め手段の配設位置は、線路角度の測定に支障のない範囲内で選択される。例えば、位置決め手段としての鏡体は、基体の測定面上の角度表示部材および存在する場合には水準器が設けられている領域以外の領域の全体に貼付されていてもよい。このとき鏡体上の基準線が方位磁針の回転中心を通りかつ存在する場合には水準器を通る直線として設けられていると、測定時に基体の位置合わせと角度表示部材の回転を行う操作を同時に行いやすいため好ましい。また、位置決め手段としての筒体は、例えば基体を矩形の板体により構成した場合には、矩形の板体の一辺に設けてもよく、また、基体をヒンジ機構を介して開閉可能なように接続された2枚の矩形の板体(ベースプレートとサブプレート)として構成した場合には、蓋体として機能するサブプレートの自由端側の辺に設けてもよい。この場合には、測定時におけるベースプレートとサブプレートの間の角度を所定角度、好ましくは垂直に固定する姿勢固定手段をベースプレートおよび/またはサブプレートに設けておくと、安定に線路角度の測定を行うことができ、また、閉成状態を維持するための開放阻止手段をベースプレートおよび/またはサブプレートに設けておくと、線路角度測定器の不使用時の無用な開放を阻止することができる。
上記基体の測定時に下方に向けて配置される面には、上記基体を支持する脚体を固定するためのホルダーを備えておくと、三脚等の脚体上に基体を保持させておくことができるため好ましい。この際、脚体固定用ホルダー、脚体固定用ホルダーと脚体との連結部分、脚体のいずれかにボールジョイント方式の角度可変機構を設けることにより、基体の水平状態を調節することができる。
また、本発明の線路角度測定器は、腕金の種類および電線支持方法の選択のため使用されるため、上記基体に線路角度と腕金種別または電線支持方法との関係が記入された確認シートが貼付されていると、線路角度の測定後にこの確認シートの記載に従って腕金種別または電線支持方法を選択して架空電線配線作業を継続することができるため好ましい。
本発明の線路角度測定器は簡素な構成であり安価に製造することができる上に、本発明の角度測定器によれば簡単な操作で精度よく線路角度を測定することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1(A)は、本発明の一実施形態における線路角度測定器の開放状態を示す斜視図、図1(B)は閉成状態を示す斜視図、図2は開成状態を示す正面図、図3は開成状態を示す側面図、図4は基体(ベースプレート)の断面図である。
図1〜図4において、線路角度測定器10における基体は、ヒンジ機構(図示せず)によりヒンジ軸線を中心に回転して開閉可能に接続されたベースプレート11およびサブプレート16により構成されており、さらに線路角度測定器10は、このベースプレート11のサブプレート対向面(測定面)に設けられた方位磁針12と、方位磁針12の回転中心と同軸上で回転するようにベースプレート11の測定面に設けられた角度表示部材13と、ベースプレート11の測定面に設けられた水準器14と、ベースプレート11の測定面に設けられた位置決め手段としての鏡体15と、サブプレート16の自由端側の辺に設けられた別の位置決め手段としての筒体17を備えている。
ベースプレート11およびサブプレート16は、矩形の厚肉の非磁性体の木質材料、樹脂、軽金属等の板体により形成されている。ベースプレート11の測定面は平坦になっており、測定面に角度表示部材13と水準器14とを収納する凹部11a,11bが形成されている。
ベースプレート11とサブプレート16の側辺には、その両者に跨る固定部材24が取り付けられている。この固定部材24は、3枚の非磁性体の金属の板材24a、24b、24cにより構成されており、板材24aの一端がサブプレート16にピン24dにより回転可能なように接続され、2枚の板材24b、24cの一端がベースプレート11にピン24eにより回転可能なように接続されている。さらに、板材24aの他端が板材24b、24cの他端に該板体24b、24cにより比較的強い力で挟み込まれるようにピン24fを用いて接続されており、観測者の力により板材24aを板材24b、24cに対して回転させることができるものの、自然には回転しないようになっている。本実施の形態では、図1(A)に示すように、ベースプレート11とサブプレート16が開成されて板材24a、24b、24cが直線的に並ぶと、ベースプレート11とサブプレート16の成す角度が約90°に維持される。従って、本実施の形態では固定部材24が姿勢固定手段として作用する。また、図1(B)に示すように、閉成状態では、板材24a、24b、24cがくの字状に曲がり、閉成状態が維持される。従って、固定部材24は開放阻止手段としても作用する。
方位磁針12は、N極(北)を指すことが可能な公知のものが用いられており、透明な頂面を有する扁平な円柱形の中空体の形状の角度表示部材13内に挿入されている。角度表示部材13は、凹部11a内に、軸13aを中心に回転可能なように、かつベースプレート11の測定面と角度表示部材13の円形の底面13bとが平行になるように収容されている。軸13aは方位磁針12の回転中心でもある。角度表示部材13の内部には透明なオイルが封入されており、方位磁針12のふらつきが抑制されるようになっている。
角度表示部材13の円形の底面13bには、透明な頂面を通して視認可能な角度目盛り13cが同心円上に付されている。この角度目盛りは、1°毎に刻まれており、5°単位と10°単位で異なる刻みが施されている。また、N極を示す文字「N」の文字(数字の「0」でもよい。)と、このN極を示す「N」の文字から20°単位で180°の数字がN(0°)−180°線に対して対称的に刻まれている。また、角度表示部材13の底面13bには、N極方向に先端を向けた矢印記号からなる角度基線13dが、N(0°)−180°線上に設けられている。
水準器14は、その中心に水泡が位置しているときにベースプレート11(従ってまた角度表示部材13の底面13bの角度目盛り13c)が水平であることを示すもので、公知のものが用いられている。
鏡体15は、ベースプレート11の測定面に角度表示部材13と水準器14とが露出するように設けられており、シート状ミラー、ガラス状ミラー、金属薄膜塗装ミラー等の反射効率の高いものが使用されている。また、鏡体15の表面には、角度表示部材13と水準器14とを跨ぎかつ方位磁針12の回転中心を通る直線上に位置する基準線15aが設けられている。
サブプレート16の自由端側の辺には、非磁性体の樹脂、金属等で構成されたスコープ状の筒体17が設けられている。本実施の形態では、筒体17は接眼側筒体17Aと対物側筒体17Bの2つに分割されている。そして、以下に示すように、対物側筒体17Bはサブプレート16に固定されており、接眼側筒体17Aは角度表示部材13の底面と垂直な方向に回動するように設けられている。図5は、筒体17の要部の説明図である。
接眼側筒体17Aと対物側筒体17Bとは、いずれも断面正方形で中空の形状を有しており、それぞれの一端側の側面には半円状の突出部が設けられている。そして、接眼側筒体17Aの側面間の距離が対物側筒体17Bの側面間の距離よりわずかに小さく設定され、接眼側筒体17Aの半円状の突出部が対物側筒体17B内に隙間なく挿入できるようになっている。そして、各筒体17A、17Bの突出部には、後述する軸17dを受容するための孔が設けられている。また、接眼側筒体17Aの他端には、観測者が目Eを添えると共にその目Eを保護する弾性材料からなるパッド18が設けられており、対物側筒体17Bの他端の内部には、透明体19が設けられている。この透明体19には十字の指標が印刷により設けられており、電柱への照準合わせをより容易且つ厳密に行うことができるようになっている。軸17dの両端を除いた位置には、筒体17内部に収容されるべき反射部材としての鏡体17Cが固定されている。軸17dの両端が、鏡体17Cの鏡面が透明体19の方を向くようにして接眼側筒体17Aの突出部の孔に挿入され、さらに対物側筒体17Bの突出部の孔に挿入された後、軸17dの端部が対物側筒体17Bに固定される。従って、鏡体17Cの鏡面は、対物側筒体17Bの底面に対して一定の角度で固定されることになる。
さらに、接眼側筒体17Aとサブプレート16の間には、両者に跨って上述の固定部材24と同様の構成を有する筒体角度保持部材25が設けられている。この筒体角度保持部材25は、図5に示すように、筒体角度保持部材25が直線的に伸びてもはや接眼側筒体17Aをそれ以上回動しない位置まで回動させたときに、対物側筒体17Bの軸線と接眼側筒体17Aの軸線との成す角度が鏡体17Cの鏡面と対物側筒体17Bの底面との成す角度の2倍になるような長さに設定される。このように構成することにより、観測者が接眼側筒体17Aを角度表示部材13の底面と垂直な方向に回動させ、接眼側筒体17Aのバット18に眼を当てて覗くと、電柱像が接眼側筒体17Aの接眼部から見えるようになる。従って、例えば、左目で接眼側筒体17Aを覗いて電柱に照準を合わせるとともに、右目で角度表示部材13や水準器14を目視することができる。
一方、サブプレート16の表裏には、観測者が測定された線路角度に基づき架空電線配線作業を進行させるために必要な事項が記載された確認シート20,21,22,23が貼付されている。
図6〜図9には、一例として、配電線路工事基準に基づく線路角度と腕金種別および電線支持方法との関係が記入された確認シート20〜23が示されている。この確認シート20〜23には、腕金の使用区分における線路角度毎の電線支持区分と電線サイズ(既存のACSR系電線線路)とその条数並びに装桂区分との関係(図6および図7)や、がいし使用区分における架空送電用電力線を電線線種とした場合の線路角度に対する使用する電線線路(既存のACSR系)サイズとの関係(図8および図9)が示されている。
次に、本発明の一実施の形態に係る線路角度測定器10を用いた線路角度測定方法を図10および図11を参照しつつ説明する。尚、図10における図13の記号に対応する記号は、図13における各記号と同じ意味を表わしている。
上記の構成において、観測者は、第1工程として、まず電柱A1と電柱A2との間の電線L1の下方に立ち、電柱A1を背にして電柱A2側を向く。この状態で、水準器14を確認してベースプレート11(従ってまた角度表示部材13の底面13bの角度目盛り13c)を水平に保ちつつ、鏡体15に映る電線L1と基準線15aとを一致させる。
鏡体15に映る電線L1と基準線15aとが一致したら、図11(A)に示すように、このときの方位磁針12のN極側に角度目盛の「N」が一致するように角度表示部材13を回転させる。この作業は、方位磁針12と角度基線13dとを重ね合わせることにより、迅速に行うことができる。
次に、観測者は、第2工程として、電柱A2と電柱A3との間の電線L2の下方に立ち、電柱A2を背にして電柱A3側を向く。この状態で、水準器14を確認してベースプレート11(従ってまた角度表示部材13の底面13bの角度目盛り13c)を水平に保ちつつ、鏡体15に映る電線L2と基準線15aとを一致させる。
鏡体15に映る電線L2と基準線15aとが一致したら、図11(B)に示すように、このときの方位磁針12のN極側先端が示した角度目盛り13cの角度を読み取る。この際、矢印記号の角度基線13dの先端が角度目盛の「N」字方向を向いているため、「N」字の位置を容易に確認することができる。
図10には、電線L1および電線L2上に、第1工程および第2工程における角度表示部材13の底面13bおよび方位磁針12が示されている。いずれの工程においても方位磁針12のN極側は同一の方向を向くため、第1工程において角度表示部材13を回転させた後の角度目盛り13cの角度(N(0°))と第2工程における方位磁針12のN極側が指す角度の差、すなわち第2工程において方位磁針12のN極側が指す角度の値が、線路角度θを表わすことになる。
尚、角度表示部材13は、方位磁針12のN極側に角度目盛の「180」が一致するように回転させてもよい。
また、筒体17を使用して線路角度を測定することもできる。この場合には、観測者は、第1工程として、電柱A1と電柱A2の間に立ち、電柱A1の直近から電柱A1を背にして電柱A2側を向く。その状態で、水準器14を確認してベースプレート11を水平に保ちつつ、筒体17の接眼側筒体17Aを角度表示部材13の底面と垂直な方向にもはや回動しなくなる位置まで回動させ、接眼側筒体17Aのパット18に眼を当てて筒体を覗き、対物側筒体17Bに設けられた透明体19の十字の指標を利用して電柱A2に照準を合わせ、対物側筒体17Bの軸線の方向を電柱A1,A2を結ぶ線a1´の方向に合わせる。電柱A2への照準合わせが完了したら、このときの方位磁針12のN極側に角度目盛の「N」が一致するように角度表示部材13を回転させる。
次に、観測者は、第2工程として、電柱A2と電柱A3の間に立ち、電柱A2の直近から電柱A2を背にして電柱A3側を向く。その状態から、水準器14を確認してベースプレート11を水平に保ちつつ接眼側筒体17Aを覗いて電柱A3に照準を合わせ、対物側筒体17Bの軸線の方向を電柱A2,A3を結ぶ線a2´の方向に合わせる。電柱A3への照準合わせが完了したら、このときの方位磁針12のN極側先端が示した角度目盛り13cの角度を読み取って線路角度θを特定する。
尚、上述の工程において、第1工程と第2工程は同一の位置決め手段(鏡体15、筒体17)を用いて行う必要はなく、それぞれの工程において鏡体15と筒体17のいずれかを用いればよい。電柱間に例えば看板や塀などが飛び出しているため筒体17から電柱を覗きこむことができない場合には、鏡体15が使用され、電線が未だ存在していない場合には筒体17が使用される。
線路角度θが特定できたら、例えば、高圧電線か低圧電線かの違いや耐塩地区(沿岸地区)か否かの環境は予め特定できているので、がいしの使用区分等を確認シート20〜23により特定することができる。
以下、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での変更が可能である。例えば、基体をヒンジ機構により接続されたベースプレートとサブプレートにより構成する必要はなく、1枚の板体で構成してもよい。また、位置決め手段として鏡体と筒体とのいずれか一方を備えていてもよいが、両方を備えていた方が利便性がよい。さらにベースプレートとサブプレートとを開閉可能とするヒンジ機構は、ベースプレートとサブプレートとを一体成形した薄肉ヒンジでもよいし、所謂蝶番による連結でもよい。
また、筒体は接眼側筒体と対物側筒体とに分割せずに1本の筒体に構成してもよく、筒体を分割して構成した場合には、反射部材としての鏡体の代わりに屈折部材を対物側筒体内および接眼側筒体内の少なくとも1方に設けてもよい。また、筒体の接眼側に接眼レンズを設けると共に筒体の対物側に対物レンズを設け、一定の光学倍率(例えば2倍)に設定することも可能である。さらに、これらのレンズを設けた状態で筒体を伸縮可能とし、光学倍率を変化させることができるズーム方式を採用することも可能である。
さらに、図12に示すように、ベースプレート11の測定面の凹部11b中に水準器14を備え、凹部11a中に方位磁針12および角度表示部材13を備え、さらに鏡体15を備え、さらに測定面の裏面に、三脚等の先端(例えば、ボールジョイント方式のボール部)27と係合する脚体固定用ホルダー26を設け、三脚等の脚体上にベースプレート11を保持させ、作業性を向上させることも可能である。この際、筒体を用いた場合には、上述した分割方式の筒体を用いた方が、より一層操作性が向上される。また、上述した例では、脚体固定用ホルダー26とその連結部分にボールジョイント方式を採用したものを開示したが、脚体固定用ホルダーを二分割してその間にボールジョイント方式の角度可変機構を設けてもよいし、三脚自体にボールジョイント方式あるいは二次元組み合わせの角度可変機構等を設けてもよい。
図1は本発明の一実施形態に係る線路角度測定器を示し、(A)は開放状態の線路角度測定器の斜視図、(B)は閉成状態の線路角度測定器の斜視図である。 図1に示す実施形態に係る線路角度測定器の正面図である。 図1に示す実施形態に係る線路角度測定器の側面図である。 図1に示す実施形態に係る線路角度測定器に用いられる基体の断面図である。 図1に示す実施形態に係る線路角度測定器に用いられる筒体の要部の説明図である。 図1に示す実施形態に係る線路角度測定器に用いられる確認シートの説明図である。 図1に示す実施形態に係る線路角度測定器に用いられる確認シートの説明図である。 図1に示す実施形態に係る線路角度測定器に用いられる確認シートの説明図である。 図1に示す実施形態に係る線路角度測定器に用いられる確認シートの説明図である。 図1に示す実施形態に係る線路角度測定器を用いた線路角度測定手順の説明図である。 図1に示す実施形態に係る線路角度測定器を用いた線路角度測定時の方位磁針と角度目盛との関係を示し、(A)は第1の電柱と第2の電柱の間に張り渡される電線の線路確認時の要部の正面図、(B)は第2の電柱と第3の電柱の間に張り渡される電線の線路確認時の要部の正面図である。 本発明の別の実施形態に係る線路角度測定器の基体の断面図である。 隣接する電柱とその間に張り渡される電線とを上方から見た概略的な平面図である。 従来の角度測定器を示す概略図である。
符号の説明
A1,A2,A3 電柱
B1,B2,B3 腕金
L,L1,L2 電線
10 線路角度測定器
11 ベースプレート
12 方位磁針
13 角度表示部材
14 水準器
15 鏡体
16 サブプレート
17 筒体
17A 接眼側筒体
17B 対物側筒体
17C 鏡体(反射部材)
18 パッド
19 透明体
20〜23 確認シート
24 固定部材(姿勢固定手段、開放阻止手段)
25 筒体角度保持部材
26 脚体固定用ホルダー

Claims (5)

  1. 隣接する第1の電柱と第2の電柱との間に張り渡される電線と第2の電柱と第3の電柱との間に張り渡される電線とが成す線路角度を測定するための線路角度測定器であって、
    測定時に上方に向けて配置される測定面を備えている基体と、
    該基体の測定面に設けられており、測定時に略水平に配置される角度目盛りが同心円上に目盛られており、かつ該同心円の中心点に関して回転するようになっている角度表示部材と、
    前記基体の測定面に設けられており、前記同心円の中心を回転中心とする、前記角度表示部材の角度目盛りを指示するための方位磁針と、
    前記基体に設けられており、基体の位置合わせ用の基準線を有している、測定時に前記基準線と電線との間の水平角度が一定の値になるように前記基体を配置するための少なくとも1個の位置決め手段と、
    を備えていることを特徴とする線路角度測定器。
  2. 前記基体の測定面に、測定時の前記角度表示部材の角度目盛りの水平な配置を確保するための水準器が備えられていることを特徴とする、請求項1に記載の線路角度測定器。
  3. 前記角度表示部材の角度目盛りの0°と180°を結ぶ線上に、前記角度表示部材を回転させて前記方位磁針がNS極を向いたときの指針の先端と前記角度目盛りの0°および180°とを一致させるための角度基線が備えられていることを特徴とする、請求項1または2に記載の線路角度測定器。
  4. 前記位置決め手段が前記基体の測定面上に配置された平坦な鏡体であり、該鏡体上に直線状の基準線が設けられており、測定時に前記鏡体に上方に位置する電線の鏡像を映して該鏡像を前記基準線と重ね合わせることにより、前記基準線と電線との間の水平角度が0°になる位置に前記基体が配置されるようになっていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の線路角度測定器。
  5. 前記位置決め手段がスコープ状の筒体であり、
    該筒体が、前記基体に固定された対物側筒体と、該対物側筒体に前記基体の測定面と垂直な方向に回動可能なように接続された接眼側筒体と、前記対物側筒体内と前記接眼側筒体内の少なくとも一方に設けられた、前記接眼側筒体を前記基体の測定面と垂直な方向に回動させたときに電柱像が前記接眼側筒体の接眼部から見えるようにするための反射部材または屈折部材とを備えており、
    前記基準線が前記対物側筒体の軸線であり、測定時に隣接する電柱の間の一方の電柱の近傍の位置において前記接眼側筒体を覗いて他方の電柱に照準を合わせ、前記対物側筒体の軸線を電柱間を結ぶ水平な直線と平行に配置することにより、前記基準線と電線との間の水平角度が0°になる位置に前記基体が配置されるようになっていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の線路角度測定器。
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