JP2007275487A - Bag for wet article - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、水に濡れたタオルその他の濡れ物を収納した状態で持ち運びできるようにした濡れ物用バッグに関する。 The present invention relates to a wet article bag that can be carried in a state in which a towel or other wet article wet with water is stored.
従来、普通のバッグは、入浴用具や海水着等の水に濡れた物品や小物を収納すると、バッグの内部に水が溜まるという問題がある。この問題を解消するため、底部に水抜き孔を設けたバッグが提案されている。 Conventionally, a normal bag has a problem that when an article or accessory wet with water such as a bathing tool or a bathing suit is stored, water accumulates inside the bag. In order to solve this problem, a bag having a drain hole at the bottom has been proposed.
ところが、水抜き孔を設けたバッグは、バッグの内部に水が溜まらないので、気軽に濡れ物を収納できるという利点を有するが、その反面、内部の水が水抜き孔から落下するため、周囲を濡らしてしまうという問題がある。 However, a bag with a drain hole has the advantage that water does not accumulate inside the bag, so it can easily store wet items, but on the other hand, the water inside falls from the drain hole, There is a problem of getting wet.
例えば、海水浴の後、濡れた水着その他の濡れ物をバッグに収納し、乗用車で帰宅する際にバッグを座席に置くと、座席を濡らしてしまう。 For example, if a wet swimsuit or other wet article is stored in a bag after sea bathing, and the bag is placed on the seat when returning home by a passenger car, the seat gets wet.
また、温泉旅館等の大浴場で濡れたタオルその他の濡れ物をバッグに収納し、客室まで持ち帰るとき、水滴が垂れて廊下等の床面を濡らしてしまうという問題がある。 In addition, when a wet towel or other wet material is stored in a bag at a large public bath such as a hot spring inn, and then taken back to the guest room, water drops drips and wets the floor such as a corridor.
本発明は、上記問題点を解決し、周囲を濡らしても構わない状況では、水切り可能なバッグ本体を単独で使用し、周囲を濡らしてはならない状況では、バッグ本体をカバー体に収納することにより、バッグ本体からの排水をカバー体に滞留せしめるように構成し、しかも、カバー体を備えたバッグ本体を自由に持ち運び可能となるように構成した濡れ物用バッグを提供する。 The present invention solves the above problems, and in a situation where the surroundings may be wetted, a drainable bag body is used alone, and in a situation where the surroundings should not be wetted, the bag body is stored in the cover body. Thus, a wet product bag is provided that is configured to retain drainage from the bag body in the cover body, and that is configured to be able to carry the bag body provided with the cover body freely.
そこで、本発明が手段として構成したところは、底部と側部により囲まれた物品収納室を有するバッグ本体と、該バッグ本体を収容自在とするカバー体とから成り、前記バッグ本体は、該バッグ本体を持ち運び自在とする提手を有すると共に、少なくとも底部に物品収納室を外部に連通せしめる透水手段を設け、前記カバー体は、バッグ本体の底部を覆う底部シートと、バッグ本体の側部を覆う側部シートにより上部開放状の袋状に構成され、底部シートと側部シートをそれぞれ非透水性シート素材により形成しており、バッグ本体をカバー体に収容した状態で、バッグ本体の側部とカバー体の側部シートを相互に着脱自在に固着する固着手段を設けて成る点にある。 Therefore, the present invention is configured as a means comprising a bag body having an article storage chamber surrounded by a bottom portion and a side portion, and a cover body that can accommodate the bag body. In addition to having a handle that allows the main body to be portable, at least the bottom portion is provided with water-permeable means that allows the article storage chamber to communicate with the outside. The cover body covers a bottom sheet that covers the bottom portion of the bag body and a side portion of the bag body. The side sheet is formed into a top-open bag shape, the bottom sheet and the side sheet are each formed of a non-permeable sheet material, and the bag body is accommodated in the cover body, A fixing means for removably fixing the side sheets of the cover body to each other is provided.
前記固着手段は、バッグ本体の側部とカバー体の側部シートの相互に関して、一方に設けられた雄手段と他方に設けられた雌手段とから成る嵌脱自在なスナップボタンにより構成するのが好ましく、該スナップボタンを外部から視認可能とするようにカバー体の少なくとも側部シートを透明に形成するのが良い。 The adhering means is constituted by a snap button that is detachable and includes a male means provided on one side and a female means provided on the other side with respect to the side part of the bag body and the side sheet of the cover body. Preferably, at least the side sheet of the cover body is formed to be transparent so that the snap button is visible from the outside.
請求項1に記載の本発明によれば、バッグ本体1はカバー体2に収容自在であり、収容状態で着脱自在であるから、ユーザは、バッグ本体1をカバー体2に収容した状態で持ち運んでも良く、或いは、カバー体2を折畳んでバッグ本体1に収納した状態で持ち運んでも良い。そこで、例えば、ユーザが温泉旅館の大浴場や銭湯等で入浴する場合、カバー体2から分離した状態でバッグ本体1にシャンプーや石鹸、タオル等の必要物品を収納し、提手を利用して浴場まで持ち込み、前記必要物品をバッグ本体1から取出して使用すれば良い。そして、入浴後、濡れた必要物品を再度バッグ本体1に収納し、脱衣場まで持ち帰れば良い。この際、バッグ本体1は、少なくとも底部4に透水手段10bを設けているので、濡れたタオル等から滲出する水を外部に排出せしめ、バッグ本体1の内部に滞留せしめることはない。
According to the first aspect of the present invention, since the
ところで、ユーザが着衣して旅館の客室に戻る際又は銭湯等から帰宅する際には、濡れ物を収納したバッグ本体1をカバー体2に収容すれば良い。これにより、バッグ本体1の透水手段10bからの排水は、カバー体2の底部シート17に滞留せしめられるので、周囲を濡らすことはない。即ち、温泉旅館等の大浴場から客室まで帰るとき、廊下等の床面を濡らすことはない。或いは、銭湯等から乗用車で帰宅するとき、バッグを置いた座席を濡らすことはない。
By the way, when the user wears clothes and returns to the guest room of the inn or returns from a public bath or the like, the
この際、固着手段3によりカバー体1をバッグ本体2に固着できるので、バッグ本体1を提手15、16により持ち運べば、同時にカバー体2も一体となって持ち運ばれる。そして、固着手段3は、バッグ本体1の側部5とカバー体2の側部シート18の間に設けられているので、滞留する水によりカバー体2の重量が増したときでも、カバー体2がバッグ本体1から脱落することはない。
At this time, since the
請求項2に記載の本発明によれば、固着手段3が、雄手段3aと雌手段3bとから成る嵌脱自在なスナップボタンにより構成されているので、ワンタッチでの着脱が可能であり、作業が迅速容易である。この際、前述のようにスナップボタンをバッグ本体1の側部5とカバー体2の側部シート18の間に設ける構成においては、ユーザが雄手段3aと雌手段3bの相対位置を視認できないと作業が困難になるのに対し、本発明ではスナップボタンを外部から視認可能とするようにカバー体2の少なくとも側部シート18を透明に形成しているので、ワンタッチによる着脱作業が容易となる。
According to the second aspect of the present invention, since the
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。図1に示すように、バッグ本体1は、カバー体2に収容した状態で、着脱自在な固着手段3により固着可能とされており、従って、固着手段3を離脱すれば、図2に示すように、バッグ本体1は、カバー体2から取出し可能である。
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. As shown in FIG. 1, the
(バッグ本体)
図3は、バッグ本体1の1例を示している。バッグ本体1は、底部4と側部5により囲まれた物品収納室6を有しており、全体として柔軟なシートにより形成されている。
(Bag body)
FIG. 3 shows an example of the
図例の場合、側部5は、ほぼ対称となるように形成された正面シート7と背面シート8の間に物品収納室6を形成し、正面シート7と背面シート8の両側部の対向縁を谷折り状に折曲自在な襠シート9により連結している。好ましくは、正面シート7及び背面シート8は、防水性を有するシート素材により形成され、襠シート9は、透水手段10aを兼備したネットシート素材により形成されている。
In the case of the illustrated example, the
底部4は、正面シート7と背面シート8の折曲延長部7a、8aにより両側縁部を形成され、折曲延長部7a、8aを相互に透水手段10bを構成するネットシート素材11により連結している。
The bottom part 4 is formed on both side edges by
図3(B)に示すように、物品収納室6は、底部4の上で正面シート7と背面シート8の間に上部開口状の空間を形成するが、好ましくは、襠シート9、9の間に吊持された仕切りとしての小物用袋12や、正面シート7と背面シート8の一方又は双方の内側に沿って吊持された小物用袋13のような区分けされた小物入れを設けるのが好ましい。
As shown in FIG. 3 (B), the
このような構成において、物品収納室6の上部開口縁に近傍して、正面シート7と背面シート8の相互間には、雄手段14aと雌手段14bとから成る嵌脱自在なスナップボタンにより構成された開閉手段14が設けられている。従って、開閉手段14を相互に嵌着することにより物品収納室6の上部開口を閉鎖し、開閉手段14を離脱することにより物品収納室6の上部開口を開放することができる。
In such a configuration, in the vicinity of the upper opening edge of the
更に、正面シート7と背面シート8の上縁には、それぞれ逆U字形の提手15、16が設けられている。従って、提手15、16を握持することにより、バッグ本体1を自由に持ち運ぶことができる。
Further, inverted U-shaped
(カバー体)
カバー体2は、図2に示すように、バッグ本体1の底部4を覆う底部シート17と、バッグ本体1の側部5を覆う側部シート18により、上部開放状の袋状に構成され、底部シート17と側部シート18をそれぞれ柔軟なビニールシート等の非透水性シート素材により形成している。
(Cover body)
As shown in FIG. 2, the
図示実施形態の場合、底部シート17は、ほぼ長方形状に形成され、その4辺から起立して側部シート18を構成するように、バッグ本体1の正面シート7と背面シート8を覆う正面カバー部18aと背面カバー部18bが延設され、バッグ本体1の襠シート9、9を覆う側面カバー部18c、18dが設けられている。図例の場合、側部シート18は、図示する縫合用のテープ生地19を除いて全体が透明(半透明を含む意味である。以下同じ)に形成しているが、少なくとも正面カバー部18aと背面カバー部18bを透明に形成している。
In the case of the illustrated embodiment, the
(固着手段)
図2に示すように、バッグ本体1の正面シート7及び背面シート8と、カバー体2の正面カバー部18aと背面カバー部18bとの相互には、一方に設けられた雄手段3aと他方に設けられた雌手段3bとから成る嵌脱自在なスナップボタンにより構成された着脱自在な固着手段3が設けられている。このような固着手段3は、図例のように、正面シート7と正面カバー部18aとの間、背面シート8と背面カバー部18bとの間に、それぞれ2個を設けるのが好ましく、カバー体2の上部開口縁に近傍して設けるのが好ましい。尚、固着手段3を構成するスナップボタンと、開閉手段14を構成するスナップボタンは、同一形状同一構造の同一部品により構成しておけば、製造コストが安価となる。
(Fixing means)
As shown in FIG. 2, the
(作用)
上記実施形態の構成によれば、バッグ本体1は、それ自体を単独で持ち運ぶことが可能であり、図3(A)に示すように、小物袋12、13を含む物品収納室6に所望の物品を収納することができ、開閉手段14を介して上部開口を開閉することにより、物品を取出すことができる。そして、全体として防水性を有するので、水がかかっても問題はなく、シャンプーや石鹸、タオル等を収納した状態で浴場等に持ち込むことができる。
(Function)
According to the structure of the said embodiment, the bag
そこで、ユーザは、入浴後、濡れたタオル等を含む物品を再度バッグ本体1に収納し、脱衣場等に持ち帰れば良い。この際、バッグ本体1は、底部4に透水手段10bを有すると共に、襠シート9、9にも透水手段10aを構成しているので、濡れたタオル等から滲出する水を外部に排出せしめ、バッグ本体1の内部に滞留せしめることはない。
Therefore, after bathing, the user may store articles including wet towels in the
ところで、ユーザが脱衣場等から出る際には、図1に示すように、バッグ本体1をカバー体2に収容し、固着手段3を固着する。この際、固着手段3は、雄手段3aと雌手段3bとから成る嵌脱自在なスナップボタンにより構成されているので、ワンタッチでの着脱が可能であり、作業が迅速容易である。この点に関して、ユーザが雄手段3aと雌手段3bの相対位置を視認できないと作業が困難になるのに対し、前述のようにスナップボタンを外部から視認可能とするようにカバー体2の正面カバー部18aと背面カバー部18bが透明に形成されているので、雄手段3aと雌手段3bの相対位置を視認しつつ容易に作業を行うことができる。
By the way, when the user leaves the dressing room or the like, the
バッグ本体1にはカバー体2が一体的に取付けられるので、提手15、16を握持することにより、カバー付きのバッグとして自由に持ち運ぶことができ、この際、バッグ本体1からの排水は、カバー体2に滞留せしめられるので、周囲を濡らすことはない。
Since the
本発明の濡れ物用バッグは、上述のような浴場における入浴の他、海水浴や、スイミングプール等においても、同様の使用方法により便利に使用できる。 The wet object bag of the present invention can be conveniently used in the same manner of use not only for bathing at the bathhouse as described above, but also for sea bathing, swimming pools, and the like.
1 バッグ本体
2 カバー体
3 固着手段
3a 雄手段
3b 雌手段
4 バッグ本体の底部
5 バッグ本体の側部
6 物品収納室
7 正面シート
8 背面シート
9 襠シート
10a、10b 透水手段
14 開閉手段
15、16 提手
17 カバー体の底部シート
18 カバー体の側部シート
18a 正面カバー部
18b 背面カバー部
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記バッグ本体(1)は、該バッグ本体を持ち運び自在とする提手(15)(16)を有すると共に、少なくとも底部(4)に物品収納室(6)を外部に連通せしめる透水手段(10b)を設け、
前記カバー体(2)は、バッグ本体の底部を覆う底部シート(17)と、バッグ本体の側部を覆う側部シート(18)により上部開放状の袋状に構成され、底部シート(17)と側部シート(18)をそれぞれ非透水性シート素材により形成しており、
バッグ本体(1)をカバー体(2)に収納した状態で、バッグ本体(1)の側部(5)とカバー体(2)の側部シート(18)を相互に着脱自在に固着する固着手段(3)を設けて成ることを特徴とする濡れ物用バッグ。 A bag body (1) having an article storage chamber (6) surrounded by a bottom (4) and side parts (5), and a cover body (2) that can accommodate the bag body,
The bag body (1) has a handle (15) (16) that allows the bag body to be carried, and at least the bottom (4) has water permeability means (10b) that allows the article storage chamber (6) to communicate with the outside. Provided,
The cover body (2) is configured as a top-open bag with a bottom sheet (17) covering the bottom of the bag body and a side sheet (18) covering the side of the bag body, and the bottom sheet (17) And the side sheet (18) are each formed of a non-permeable sheet material,
With the bag body (1) stored in the cover body (2), the side portion (5) of the bag body (1) and the side sheet (18) of the cover body (2) are detachably fixed to each other. A wet bag, comprising means (3).
Priority Applications (1)
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JP2006109283A JP4346098B2 (en) | 2006-04-12 | 2006-04-12 | Wet bag |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101105094B1 (en) | 2010-07-05 | 2012-01-16 | 구명화 | Water drain type portable bag |
JP2016038172A (en) * | 2014-08-08 | 2016-03-22 | 勇 橋本 | Fire-extinguishing bag |
-
2006
- 2006-04-12 JP JP2006109283A patent/JP4346098B2/en active Active
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