JP2007273934A - 受光装置、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

受光装置、電気光学装置及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】高感度の光センサを構成する。
【解決手段】透明基板23と、前記透明基板に形成されたポリシリコン層によって構成されて、前記透明基板の受光側面を介して入射された光を受光する複数の直列接続されたPIN型ダイオード29と、ソース及びドレイン領域を構成する半導体層が前記ポリシリコン層と同一層で構成されて、前記直列接続されたPIN型ダイオードのアノードがゲート電極に接続されるトランジスタ51を含み、前記直列接続されたPIN型ダイオードの起電力を検出する検出回路部と、を具備したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示輝度の制御を行う表示装置等に好適な受光装置、電気光学装置及び電子機器に関する。
液晶パネルは、ガラス基板、石英基板等の2枚の基板間に液晶を封入して構成される。各基板には電極を設け、画像信号を電極に供給する。各基板の電極相互間の液晶は、画像信号に応じて光学特性が変化する。即ち、各基板の電極相互間の液晶に画像信号に基づく電圧を印加することで、液晶分子の配列を変化させるのである。これにより、各画素における光の透過率が画像信号に応じて変化することになり、画像信号に応じた画像表示が行われる。
このような液晶パネルにおいて高輝度の表示を行うために、一般的には、液晶パネルの背面にはバックライトが設けられている。このようなバックライトとして、導光板を用いて、照明の均一性を向上させる装置も開発されている。バックライトによって液晶パネルの表示領域を照明することで、十分な輝度で表示領域上の表示を観察することができる。
ところで、液晶パネルの表示の見易さは、周囲の明るさに応じて変化する。例えば、周囲光が明るいほど、表示領域の照明を明るくした方が、表示は見やすい。逆に、周囲光が十分に暗い場合には、表示領域を必要以上に明るくする必要はない。
特許文献1には、周囲の明るさに拘わらず見やすい表示を提供するために、周囲の光を検知してそのフィードバック情報によりバックライトの輝度を制御する技術が開示されている。
特開2003−78838号公報 特開2004−45879号公報
ところで、特許文献1の装置においては、周囲光(外光)を検出する光センサとして、ディスクリート部品を採用している。このため、光センサをフレキシブルプリント基板上に実装する必要があり、工数及びコスト増を招来する。
そこで、液晶パネル等の表示パネルを構成する基板上に、PIN型ダイオードを用いた光センサを形成することが考えられる。この場合には、表示領域中の半導体層と同層にPIN型ダイオードを形成する。
しかしながら、表示領域中の半導体層については、自己整合的にLDD構造を形成するために、半導体層上に、ゲート電極を形成しておく必要がある。PIN型ダイオード形成領域においても、イントリンシック層への不純物の注入を阻止するために、イントリンシック層上に、ゲート電極と同一層で、導電性材料によるマスク(以下、マスク用導電層という)を形成する必要がある。イントリンシック層上にマスク用導電層が残存した場合には、マスク用導電層によってイントリンシック層への光の入射が制限されて十分な光感度を得ることができない。
また、特許文献2においては、PIN型ダイオードに生じた起電力を、開放端電圧の計測によって求める技術が開示されている。しかしながら、PIN型ダイオードによって構成するセンサが比較的小型の場合には、十分な起電力を得ることができず、しかも、上述したように、受光する光量も比較的小さいことから、外光の照度を検出可能なほど十分な開放端電圧のS/Nを得ることができないという問題点があった。
本発明は、受光素子をPIN型ダイオードで構成した場合でも、イントリンシック層に効率的に光を入射させると共に、検出回路を構成するトランジスタのゲートに起電力を供給することにより、十分な光感度を得ることができる受光装置、電気光学装置及び電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る受光装置は、透明基板と、前記透明基板に形成されたポリシリコン層によって構成されて、前記透明基板の受光側面を介して入射された光を受光する複数の直列接続されたPIN型ダイオードと、ソース及びドレイン領域を構成する半導体層が前記ポリシリコン層と同一層で構成されて、前記直列接続されたPIN型ダイオードのアノードがゲート電極に接続されるトランジスタを含み、前記直列接続されたPIN型ダイオードの起電力を検出する検出回路部と、を具備したことを特徴とする。
このような構成によれば、PIN型ダイオードは、透明基板に形成されて、透明基板の受光側面を介して入射された光を受光する。これにより、直列接続されたPIN型ダイオードには起電力が発生する。PIN型ダイオードのアノードは、ポリシリコン層によって半導体層が形成されたトランジスタのゲート電極に接続される。PIN型ダイオードは直列接続されており、装置を小型に構成した場合でも、十分なレベルの起電力を発生する。この起電力をトランジスタのゲート電極に印加することで、直列接続されたPIN型ダイオードの起電力を検出回路において検出する。PIN型ダイオードは検出回路に電流を流す必要がなく、検出回路において確実に起電力を求めることができる。PIN型ダイオードの起電力はPIN型ダイオードに入射する光量に基づくものであり、高精度の照度検出が可能である。
また、本発明の一態様によれば、前記透明基板の受光側面とは反対側の面側に設けられて、前記透明基板を通過した光を前記PIN型ダイオードに反射させる反射部、を具備したことを特徴とする。
このような構成によれば、透明基板に入射した光の一部は、透明基板を通過する。透明基板の受光側面とは反対側の面側には反射部が設けられており、透明基板を通過した光はPIN型ダイオード側に反射する。これにより、透明基板の受光側面から入射する光の大部分をPIN型ダイオードに入射させることができ、高感度の外光検出が可能である。
また、本発明の一態様によれば、前記検出回路部は、ソースホロワ型のアンプを構成することを特徴とする。
このような構成によれば、直列接続されたPIN型ダイオードの起電力を高精度に検出することができ、高感度の外光検出が可能である。
また、本発明の一態様によれば、前記検出回路部は、前記トランジスタのゲート電極に接続されて直列接続されたPIN型ダイオードの起電力に基づく電荷を蓄積する容量を具備し、前記容量の端子電圧が所定の閾値電圧に到達するまでの時間によって前記PIN型ダイオードの起電力を検出することを特徴とする。
このような構成によれば、容量は、PIN型ダイオードの内部抵抗と容量の容量値とに基づく時定数に応じて電荷が蓄積される。容量の端子電圧は起電力に応じた時間で所定の閾値電圧に到達する。この時間を求めることで、外光の照度検出が可能である。
また、本発明の一態様によれば、前記PIN型ダイオードは、PIN型ダイオードを構成するイントリンシック層上にマスク用導電層が形成されており、前記マスク用導電層は、所定の固定電位点に接続されていることを特徴とする。
このような構成によれば、マスク用導電層がフローティング状態を脱しており、マスク用導電層の影響によってPINダイオードの特性が変化することを防止することができる。
また、本発明の一態様によれば、前記マスク用導電層が接続される所定の固定電位点は、前記PIN型ダイオードのアノード又はカソードであることを特徴とする。
このような構成によれば、簡単な構成で、マスク用導電層を固定電位とすることができる。
また、本発明に係る受光装置は、外光を受光する第1の光電変換素子と、外光が遮断される第2の光電変換素子と、前記第2の光電変換素子が出力した電気信号に基づいて、前記第1の光電変換素子が出力する電気信号、及び、前記第1の光電変換素子が受光する外光の照度の関係を設定する補正部と、前記補正部により設定した前記第1の光電変換素子が出力する電気信号、及び、前記第1の光電変換素子が受光する外光の照度の関係に基づいて、前記第1の光電変換素子が出力した電気信号から、前記第1の光電変換素子が受光した外光の照度を検出する照度検出部と、を具備することを特徴とする。
受光装置が検出する外光の照度は、受光した外光の照度が一定であっても、光電変換素子の温度に応じて変化する。
そこで、上述のような構成によれば、補正部により、第2の光電変換素子が出力した電気信号に基づいて、光電変換素子の温度の影響を考慮しつつ、第1の光電変換素子が出力する電気信号と、第1の光電変換素子が受光する外光の照度と、の関係を設定した。このため、照度検出部により、第1の光電変換素子が出力する電気信号と、第1の光電変換素子が受光する外光の照度と、の関係を参照して、第1の光電変換素子が出力した電気信号から、光電変換素子の温度の影響を除去しつつ外光の照度を検出できるので、高精度の外光検出が可能である。
また、本発明に係る受光装置は、外光を受光する第1のPIN型ダイオードが複数直列に接続された第1の光電変換部と、外光が遮断される第2のPIN型ダイオードが複数直列に接続された第2の光電変換部と、前記第2の光電変換部が出力した電圧に基づいて、前記第1の光電変換部が出力する電圧、及び、前記第1の光電変換部が受光する外光の照度の関係を設定する補正部と、前記補正部により設定した前記第1の光電変換部が出力する電圧、及び、前記第1の光電変換部が受光する外光の照度の関係に基づいて、前記第1の光電変換部が出力した電圧から、前記第1の光電変換部が受光した外光の照度を検出する照度検出部と、を具備することを特徴とする。
このような構成によれば、上述した効果と同様の効果がある。
また、本発明に係る電気光学装置は、透明基板と、前記透明基板に形成されたポリシリコン層によって構成されて、前記透明基板の受光側面を介して入射された光を受光する複数の直列接続されたPIN型ダイオードと、ソース及びドレイン領域を構成する半導体層が前記ポリシリコン層と同一層で構成されて、前記直列接続されたPIN型ダイオードのアノードがゲート電極に接続されるトランジスタを含み、前記直列接続されたPIN型ダイオードの起電力を検出する検出回路部と、前記ポリシリコン層と同一層の半導体層によって構成されるスイッチング素子を含む画素を有する表示領域と、を具備したことを特徴とする。
このような構成によれば、直列接続されたPIN型ダイオード及び検出回路部によって、高精度に外光の照度検出が可能である。この照度検出結果を用いて、表示領域の表示を制御することで、高品位の画像表示が可能である。
また、本発明に係る電子機器は、上記電気光学装置を用いて構成したことを特徴とする。
このような構成によれば、外光を高感度に検出することができ、外光の照度に応じて表示を最適化すること等が可能である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る受光装置の断面を断面図である。図2は図1の受光装置の平面図である。なお、図1は図2のA−A’線で切断して示すものである。図3は図1の受光装置に採用される検出回路の回路図である。図4は本実施の形態に係る受光装置を組み込む電気光学装置として表示パネルの概略構成を示す平面図である。図5は図4の表示パネルとしてTFT液晶パネルを採用した場合の等価回路図である。図6及び図7はPIN型ダイオードによる照度の検出方法を説明するためのものであり、図6は等価回路図、図7は横軸に電圧縦軸に電流をとって、PIN型ダイオードの電流−電圧特性を示すグラフである。
<第1の実施の形態>
先ず、図4及び図5を参照して受光装置が組み込まれる電気光学装置の全体構成を説明する。
電気光学装置11は、2枚の基板を貼り合わせて構成された表示パネル21によって構成されている。表示パネル21として液晶パネルを採用する場合には、電気光学装置11は表示パネル21と図示しない照明部とを備える。なお、電気光学装置として自発光型の表示パネルを採用することもでき、この場合には、照明部は不要である。
表示パネル21は光を透過する素子基板23及び対向基板24相互間に、図示しない液晶を封入して構成される。対向配置された素子基板23と対向基板24とは、図示しないシール材によって貼り合わされている。表示パネル21には、有効表示領域14において、例えば水平方向に延在して設けられた複数の走査線33(図5参照)と、垂直方向に延在して設けられた複数のデータ線34(図5参照)とを有し、複数の走査線33と複数のデータ線34との交差に対応して画素が構成される。
素子基板23上には、画素を構成する画素電極(ITO)36(図5参照)が配置される。また、対向基板24側にも図示しない対向電極(共通電極(ITO))が設けられる。素子基板23の画素電極36上には、液晶に接して、ラビング処理が施された図示しない配向膜が設けられている。一方、対向基板24側においても、液晶に接して、ラビング処理が施された図示しない配向膜が設けられている。各配向膜は、例えば、ポリイミド膜等の透明な有機膜からなる。また、対向基板24には複数の走査線33及び複数のデータ線34に沿って、図示しない遮光膜も形成されている。
なお、対向基板24の観察面側と、素子基板23の素子形成面(以下、受光側面ともいう)の反対側とには、夫々図示しない偏光板が設けられている。これらの偏光板は、素子基板23及び対向基板24に形成された配向膜のラビング方向に対応した偏光軸に設定される。
素子基板23には、有効表示領域14の周辺部に、Yドライバ31及びXドライバ32が設けられている。図5に示すように、Yドライバ31からは有効表示領域14に向かって、複数の走査線33が延設され、Xドライバ32からは有効表示領域14に向かって、複数のデータ線34が延設されている。素子基板23には、走査線33とデータ線34の交差に対応して、スイッチング素子35が設けられている。スイッチング素子35は、Yドライバ31から走査線33に供給される走査信号によってオン,オフ制御される。オンとなったスイッチング素子35は、Xドライバ32からデータ線34に供給される画像信号を画素電極36に供給する。
なお、図5は表示パネル21がTFT液晶パネルである例について示しているが、有効表示領域14の画素がポリシリコン層を有するスイッチング素子によって駆動されるものであれば、他のアクティブマトリクス表示パネルであっても同様に構成することができる。表示パネル21の一辺には、端子部37が設けられている。Yドライバ31及びXドライバ32と端子部37とは図示しない配線によって接続されている。
このように構成された電気光学装置11においては、表示パネル21のデータ線34には画像信号が供給され、走査線33には走査信号が供給される。こうして、各画素は画像信号に基づいて駆動されて光の透過率が変化する。バックライトとして機能する照明部を素子基板23の受光側面の反対側の面に対向させて設ける。こうして、照明部によって表示パネル21に光を照射する。照明部から表示パネル21に入射した光は、表示パネル21の有効表示領域14において画像信号に応じて変調される。これにより、対向基板24の観察面側から有効表示領域14を観察することで、画像を視認することができる。なお、対向基板24には対向基板24の周辺部を遮光するための遮光領域28が設けられている。有効表示領域14は、この遮光領域28によって形状、サイズが規定される。
また、有効表示領域14の周辺には、照度を検出するための受光素子配置領域16が設けられている。遮光領域28には、有効表示領域14に沿って外光を基板内に導くための開口領域19が設けられており、受光素子配置領域16は、この開口領域19内に設けられている。受光素子配置領域16には、照度を検出するための受光素子であるPIN型ダイオード29が配置される。開口領域19は、対向基板24の上面(観察面)側からの光を基板内に透過させる。PIN型ダイオード29は、開口領域19を介して入射した光を検出する。本実施の形態においては、M個のPIN型ダイオード29が直列接続されている。M個中のN番目のPIN型ダイオード29のカソードには(N+1)番目のPIN型ダイオード29のアノードが接続される。1番目のPIN型ダイオード29のアノードに現れる照度の検出結果は、端子42を介して図3に示す検出回路に出力されるようになっている。なお、M番目のPIN型ダイオード29のカソードは端子43に接続され、端子43には所定の固定電位が印加されるようになっている。
図1は電気光学装置11に組み込まれた受光装置の断面を示しており、直列接続されたPIN型ダイオード29と検出回路を構成するトランジスタ(TFT)51の構成を示している。また、図2は図1に対応した平面図である。なお、図1は表示パネル21の一例としてTFT液晶パネルを示しているが、本発明は、ポリシリコン層によってトランジスタを構成した他のアクティブマトリクスパネルにも適用可能である。なお、図3の検出回路は、例えば、素子基板23の有効表示領域14の周辺領域に形成されている。
表示パネル21においては、石英基板又はガラス基板等の透明な素子基板23上に、下地絶縁膜70が形成されている。下地絶縁膜70上には、トランジスタ51を構成する半導体層71が形成されている。トランジスタ51は後述する検出回路50の入力段を構成する。半導体層71は、多結晶半導体としてのポリシリコンにて構成されている。なお、このポリシリコンは、非単結晶半導体である非晶質半導体としてのアモルファスシリコンのレーザアニールにより結晶化されて形成されている。
半導体層71の両端には、不純物が導入されてドレイン領域72及びソース領域74が形成されている。半導体層71のチャネル領域73上には酸化膜75を介してゲート電極76が形成されている。ゲート電極76は、例えば上層がモリブデン、下層がアルミニウムの2層構造である。
ドレイン領域72及びソース領域74は、LDD構造を有している。即ち、ドレイン領域72及びソース領域74は、ゲート電極76下方のチャネル領域73近傍に比較的不純物濃度が薄い部分を有する。半導体層71にLDD構造を構成するために、半導体層71にはドレイン領域72及びソース領域74の低濃度領域と高濃度領域とを形成するための2回の不純物注入が行われる。1回目の不純物注入では、ドレイン領域72及びソース領域74の全域に濃い濃度の不純物が注入され、2回目の不純物注入では、ドレイン領域72及びソース領域74の両端側に比較的薄い濃度の不純物がゲート電極76をマスクとして注入される。
酸化膜75上には層間絶縁膜77が形成されており、層間絶縁膜77には、ドレイン領域72、ゲート電極76及びソース領域74上に夫々コンタクトホール78a,78b,78cが形成されている。ゲート電極76は、コンタクトホール78bを介して、後述する1番目のPIN型ダイオード29のP型領域62(アノード)に接続される。ソース領域74は、コンタクトホール78cを介して、検出回路50の後述するトランジスタ52を構成するドレイン領域91に接続される。ドレイン領域72は、コンタクトホール78aを介して、配線79に接続される。なお、層間絶縁膜77上の各配線は、例えば、チタン、アルミニウム、チタンが積層された3層構造を有する。
層間絶縁膜77上の配線層上及び層間絶縁膜77上には層間絶縁膜80が形成される。層間絶縁膜80上には、液晶82に接して、配向膜81が形成されている。配向膜81は所定の方向にラビング処理されている。
一方、下地絶縁膜70上には、受光素子配置領域16において、PIN型ダイオード29が形成されている。PIN型ダイオード29は、トランジスタ51と同様の製造工程によって形成されている。
即ち、PIN型ダイオード29は、半導体層71と同一層で形成された半導体層61に、P型不純物を導入したP型領域62、N型不純物を導入したN型領域64、及び、真性半導体又は微量に不純物を導入したI型領域63を有している。ここで、I型領域は、「真性領域」の意味であるが、N型又はP型の濃度よりも十分に低い濃度の不純物が導入されていてもよい。P型領域62及びN型領域64は、夫々PIN型ダイオード29のアノード及びカソードを構成する。
これらの領域62〜64上には、有効表示領域14と同一膜の酸化膜75が形成されている。本実施の形態においては、PIN型ダイオード29上の酸化膜75上には、マスク用導電層65が形成されている。マスク用導電層65はトランジスタ51のゲート電極76と同一工程で形成されており、上層がモリブデン、下層がアルミニウムの2層構造である。
上述したように、検出回路50のトランジスタ51を構成する半導体層71にLDD構造を構成するために、2回の不純物導入工程が実施される。マスク用導電層65は、2回目の不純物導入工程において、I型領域63に薄い濃度の不純物が導入されることを阻止することができる。
一方、対向基板24には、有効表示領域14を区画する遮光膜85によって遮光領域28が構成されている。遮光膜85上及び対向基板24上には、対向電極86が形成され、対向電極86上には、配向膜87が形成されている。配向膜87は所定の方向にラビング処理されている。
表示パネル21は、外枠26上に配置されている。本実施の形態においては、受光素子配置領域16に対向する位置において、外枠26と表示パネル21との間に反射部18が設けられている。反射部18には、対向基板24の観察面(受光面)側からの外光が対向基板24及び素子基板23を通過して入射するようになっている。反射部18は、例えば鏡、アルミ箔、金属板等によって構成されており、極めて簡単に構成することができる。反射部18は基板24,23を通過して来た光を反射させて、各PIN型ダイオード29に導くようになっている。
なお、反射部18の底面に遮光板を設け、遮光板によって、反射部18の下方に配設された図示しない照明部からの光がPIN型ダイオード29に入射することを防止するようにしてもよい。
M(図1では7)個のPIN型ダイオード29が隣接して配置されている。層間絶縁膜77には、各PIN型ダイオード29に、コンタクトホール89,90が開孔されている。各コンタクトホール89は、各PIN型ダイオード29のP型領域62(アノード)に接続され、各コンタクトホール90は、各PIN型ダイオード29のN型領域64(カソード)に接続される。そして、N番目のPIN型ダイオード29のカソードはN+1番目のPIN型ダイオード29のアノードに接続される。即ち、M個のPIN型ダイオード29が直列接続されている。トランジスタ51に最も近接したPIN型ダイオード(1番目のPIN型ダイオードという)29のアノードは、コンタクトホール89を介して層間絶縁膜77上の配線94に接続される。更に、配線94はコンタクトホール78bを介してトランジスタ51のゲート電極76に接続される。隣接するPIN型ダイオード29のアノードとカソードとは、コンタクトホール89,90に共通接続された配線95によって相互に接続される。M番目のPIN型ダイオード29のカソードは、コンタクトホール90を介して配線96に接続される。
なお、図1では7個のPIN型ダイオード29を直列接続した例を示したが、個数は限定されるものではない。また、図2においては、M(7)個のPIN型ダイオード29による直列接続体を、並列に3つ形成した例を示している。即ち、図2の例では、21個のPIN型ダイオード29によって受光部を構成した例を示している。各列のN番目のPIN型ダイオード29同士は、アノード及びカソードが夫々各配線95によって共通接続される。
図3は検出回路の一例を示している。なお、図3は10個のPIN型ダイオード29を直列接続した例を示している。1番目のPIN型ダイオード29のアノードは、配線94を介してトランジスタ51のゲート電極76に接続される。トランジスタ51はソース領域(S)74(図2参照)がトランジスタ52のドレイン領域(D)91に接続され、ドレイン領域(D)72は、配線79を介して電源端子に接続される。電源端子には電圧VDが供給される。
また、トランジスタ52のソース領域(S)92は基準電位点に接続され、ゲート電極93には基準電圧Vreが印加される。トランジスタ52はドレイン領域91(トランジスタ51のソース領域74)が出力端子53に接続される。なお、M番目のPIN型ダイオード29のカソードは、配線96を介して電源端子に接続される。この電源端子には電圧VLが供給される。この構成によって、図3の回路はソースホロワ型のアンプを構成する。
図3の検出回路50は、PIN型ダイオード29が光の入射によって発生する起電力を利用して、照度の検出結果を得る。図6及び図7はPIN型ダイオードによる照度の検出方法を示している。
図6は10個のPIN型ダイオード29を直列接続し、10番目のPIN型ダイオード29のカソードを基準電位点に接続した受光部を示している。また、1番目のPIN型ダイオード29のカソードには、電圧Vocを印加する。即ち、PIN型ダイオード29に順バイアスを印加する。
この状態で、PIN型ダイオード29に光を照射する。図7は10個のPIN型ダイオード29の電流電圧特性を示している。入射光量の変化によって電流電圧特性も変化する。いま、10個のPIN型ダイオード29の直列回路によって生じる起電力と、順バイアス電圧Vocとが同電位になるものとする。この場合には、PIN型ダイオード29には、電流が流れなくなる。
即ち、図7の電流0.E0(A)軸上の状態である。電流が流れない状態では、入射光量に応じて、10個のPIN型ダイオード29の直列回路に生じる開放端電圧(起電力)が一意に決定する。例えば、入射光量が10000ルクスの場合には、起電力は約2.2Vである。また、例えば、入射光量が5000ルクスの場合には、起電力は約1.7Vである。即ち、PIN型ダイオード29の直列回路に発生する起電力を調べることで、入射光量を判定することができる。
なお、図7は図1の領域62,64相互間の距離、即ち、I型領域63の長さ(受光層長)Lが5μmで、半導体層61の図1の紙面垂直方向の距離(受光層幅)Wが10000μmのPIN型ダイオード29を10個直列接続した場合の特性を示している。この例では、10000ルクスの入射光に対して、2V以上の十分なレベルの起電力を得ることができる。
図3においては、PIN型ダイオード29による直列回路の出力を検出回路50のトランジスタ(TFT)51に供給する構成となっている。本実施の形態のように比較的小型の受光装置においては、PIN型ダイオード29による直列回路によって十分なレベルの起電力を発生することができる反面、十分な電流を流す能力はない。そこで、本実施の形態では、PIN型ダイオード29による直列回路の出力をトランジスタ51のゲート電極76に供給する。
ここで、PIN型ダイオード29への入射光によって起電力Vpが生じるものとする。トランジスタ51のゲート電極76に印加される電圧Voは、Vo=VL+Vpで与えられる。また、トランジスタ51のソース領域74に現れる出力Voutは、Vout=Vo−Vreで与えられる。
したがって、Vpは、Vp=(Vout+Vre)−VLとなる。
(但し、トランジスタ52が飽和領域若しくはその付近で動作する場合である)
いま、VLを3Vとし、基準電圧Vreを2Vに設定するものとする。この場合において、Voutとして3.2Vが得られるものとする。この場合には、起電力Vpは、Vp=3.2+2−3=2.2(V)となる。図7の例を用いると、入射光量として10000ルクスの光が入射されたものと判定することができる。
このように図3の例では、PIN型ダイオードによる直列回路の出力をトランジスタのゲートに供給して、ソースホロワ回路によって照度検出を行っており、小型の装置であっても、十分な検出精度で照度検出が可能である。
このような構成された実施の形態においては、対向基板24の観察面側から受光素子配置領域16を介して入射した光は、対向基板24を通過し素子基板23側に進行する。この入射光の一部は、PIN型ダイオード29の上方のマスク用導電層65側からI型領域63に入射する。しかし、I型領域63上に形成されたマスク用導電層65によって、マスク用導電層65側からI型領域63へは光が入射しにくくなっている。
対向基板24を通過し素子基板23側に進行する外光の大部分は、素子基板23を通過し、PIN型ダイオード29の下方に進行する。素子基板23を通過した外光は、PIN型ダイオード29の下方に配設された反射部18によって反射して、素子基板23側に戻されて、PIN型ダイオード29のI型領域63に下方から進入する。こうして、PIN型ダイオード29のI型領域63に十分な外光を入射させることができる。
M個のPIN型ダイオード29の直列回路には、入射光量に応じた起電力が生じる。この起電力は、配線94を介してトランジスタ51のゲート電極76に印加される。こうして、トランジスタ51のソース領域74からは起電力に応じた電圧Voutが出力される。出力端子53を介して出力された電圧Voutによって、M個のPIN型ダイオード29の直列回路に生じた起電力を算出することができ、入射光の照度を求めることができる。
なお、PIN型ダイオード29を用いた照度検出の結果を用いることで、例えば、外光の明るさに応じてバックライトの明るさ制御が可能である。例えば、外光が明るいことが検出された場合には、外光の明るさに応じてバックライトの明るさを明るくする。これにより、表示の視認性を向上させることも可能である。
このように本実施の形態においては、反射部を設けることで、I型領域上にマスク用導電層が設けられている場合でも入射光を効率よくPIN型ダイオードに入射させ、複数のPIN型ダイオードを直列接続することによって十分な起電力を発生させ、更に、PIN型ダイオードによる直列回路の出力をトランジスタのゲートに供給してソースホロワ回路によって起電力を求めており、比較的弱い光しか入射しない場合でも、高精度に外光の照度検出が可能である。例えば、基板温度が70℃の場合でも、10ルクスの微弱な光を検出することが可能である。
<変形例>
図8は検出回路の変形例を示す回路図である。
図8の検出回路101は、PIN型ダイオード29の直列回路の出力を、インバータ103を構成する図示しないトランジスタのゲートに印加する構成となっている。出力手段を構成するインバータ103の入力端はコンデンサCを介して基準電位点に接続されると共に、トランジスタ102のソース・ドレイン路を介して基準電位点に接続される。トランジスタ102のゲートにはリセット信号RSTが供給される。
PIN型ダイオード29は内部抵抗を有する。PIN型ダイオード29の直列回路に発生した起電力によって、PIN型ダイオード29の内部抵抗及びコンデンサCの容量に基づく時定数で、コンデンサCが充電される。コンデンサCの端子電圧が所定の閾値電圧を超えると、インバータ103から検出出力が出力される。インバータ103の出力は例えば図示しないカウンタに供給されている。リセット信号RSTによってコンデンサCをリセットした後、インバータ103から検出出力が出力されるまでの時間をカウンタによって求めることで、起電力の大きさ、即ち、入射光の照度を判定することができる。
<第2の実施の形態>
図9及び図10は本発明の第2の実施の形態に係り、図9は第2の実施の形態の受光装置を有する電気光学装置を示す断面図である。図10は図9に対応した平面図である。図9は図10のB−B’線で切断して示すものである。図9及び図10において図1及び図2と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
第1の実施の形態におけるマスク用導電層65は、金属材料で形成されており、フローティング状態となっている。このため、PIN型ダイオード29のカソード(N型領域64)とマスク用導電層65との間、及びアノード(P型領域62)とマスク用導電層65との間には寄生容量が生じる。また、マスク用導電層65に静電気がチャージされてしまうことも考えられ、マスク用導電層65による電気的な影響がPIN型ダイオード29のアノード及びカソードに与えられてしまう。
そこで、本実施の形態においては、マスク用導電層65を所定の固定電位点に接続するようになっている。即ち、本実施の形態においては、層間絶縁膜77には、マスク用導電層65に通ずるコンタクトホール111が開孔されている。また、配線112は図1の配線95と同様に、コンタクトホール89,90を介して隣接するPIN型ダイオード29のアノードとカソードとを接続すると共に、同一PIN型ダイオード29のカソードに隣接したマスク用導電層65上のコンタクトホール111まで延設される。配線112によって、各PIN型ダイオード29のマスク用導電層65とカソードを構成するN型領域64とがコンタクトホール111,90を介して接続される。
即ち、マスク用導電層65は、PIN型ダイオード29のN型領域64に接続されており、フローティング状態を脱している。これにより、PIN型ダイオード29の特性を安定化させることができる。
このように本実施の形態においては、マスク用導電層は、PIN型ダイオードのカソードに接続することによりフローティング状態を脱しており、PIN型ダイオードの特性を安定化させることが可能である。
<第3の実施の形態>
図11及び図12は本発明の第3の実施の形態に係り、図11は第3の実施の形態の受光装置の回路図である。図12は図11の受光装置における照度及びディレイタイムの関係を示す図である。
本実施の形態の受光装置は、第1の光電変換部30と、第2の光電変換部30Aと、第1の充電回路201と、第2の充電回路201Aと、選択回路203と、インバータ204と、補正部としての補正回路205と、照度検出部としての照度検出回路206と、を備える。
第1の光電変換部30は、外光を受光する第1のPIN型ダイオード29が10個直列に接続されて構成される。10番目の第1のPIN型ダイオード29のカソードには、電源VL1が接続されている。この第1の光電変換部30は、受光した外光の照度及びPIN型ダイオードの温度に応じた電圧を、1番目の第1のPIN型ダイオード29のアノードから出力する。
第2の光電変換部30Aは、外光が遮断される第2のPIN型ダイオード29Aが10個直列に接続されて構成される。10番目の第2のPIN型ダイオード29Aのカソードには、電源VL2が接続されている。この第2の光電変換部30Aは、PIN型ダイオードの温度に応じた電圧を、1番目の第2のPIN型ダイオード29Aのアノードから出力する。
第1の充電回路201は、コンデンサC1及びリセット回路202を備える。この第1の充電回路201は、第1の光電変換部30から出力された電圧により充電される。
コンデンサC1は、一方の電極に、第1の光電変換部30が備える1番目の第1のPIN型ダイオード29のアノードが接続され、他方の電極に、基準電位点が接続されている。このコンデンサC1は、第1の光電変換部30が備える1番目の第1のPIN型ダイオード29のアノードから出力された電圧により充電される。
リセット回路202は、トランジスタで構成され、ソースに、コンデンサC1の一方の電極が接続され、ドレインに、基準電位点が接続されている。このリセット回路202は、ゲートにリセット信号RST1が入力されると、オン状態となり、コンデンサC1を放電する。
第2の充電回路201Aは、コンデンサC2及びリセット回路202Aを備える。この第2の充電回路201Aは、第2の光電変換部30Aから出力された電圧により充電される。
コンデンサC2は、一方の電極に、第2の光電変換部30Aが備える1番目の第2のPIN型ダイオード29Aのアノードが接続され、他方の電極に、基準電位点が接続されている。このコンデンサC2は、第2の光電変換部30Aが備える1番目の第2のPIN型ダイオード29Aのアノードから出力された電圧により充電される。
リセット回路202Aは、トランジスタで構成され、ソースに、コンデンサC2の一方の電極が接続され、ドレインに、基準電位点が接続されている。このリセット回路202Aは、ゲートにリセット信号RST2が入力されると、オン状態となり、コンデンサC2を放電する。
選択回路203は、入力端に、コンデンサC1の一方の電極、又は、コンデンサC2の一方の電極のいずれかが選択的に接続され、出力端に、インバータ204の入力端が接続されている。この選択回路203は、コンデンサC1に充電された電圧、又は、コンデンサC2に充電された電圧のいずれかを選択的に出力する。
インバータ204は、入力端に、選択回路203の出力端が接続され、出力端に、補正回路205の入力端が接続されている。このインバータ204は、選択回路203から出力された電圧の極性を反転して出力する。
具体的には、選択回路203から出力された電圧が、所定の電圧よりも電位が低ければ、電圧VDDを出力し、所定の電圧よりも電位が高ければ、電圧GNDを出力する。
補正回路205は、入力端に、インバータ204の出力端が接続され、出力端に、照度検出回路206の入力端と、電源VL2と、が接続されている。この補正回路205は、第2の光電変換部30Aが出力した電圧に基づいてインバータ204から出力された電圧に応じて、電源VL2の電圧を制御すると共に、後述する第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係を設定する。
照度検出回路206は、入力端に、補正回路205の出力端が接続されている。この照度検出回路206は、リセット回路202をオフ状態にしてから、第1の光電変換部30が出力する電圧に基づいてインバータ204から電圧GNDが出力されるまでの時間、即ち第1の光電変換部30に関するディレイタイムを計測する。また、この照度検出回路206は、リセット回路202Aをオフ状態にしてから、第2の光電変換部30Aが出力する電圧に基づいてインバータ204から電圧GNDが出力されるまでの時間、即ち第2の光電変換部30Aに関するディレイタイムを計測する。また、この照度検出回路206は、補正回路205により設定した第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係を参照して、上述の計測した第1の光電変換部30に関するディレイタイムから、外光の照度を検出する。
以上の受光装置の動作について、図12を用いて説明する。
先ず、照度検出回路206により、PIN型ダイオードの温度が20度の場合において、10個の第1のPIN型ダイオード29に照射される外光を遮断して第1の光電変換部30を遮光状態とし、第1の光電変換部30に関するディレイタイムを計測する。
具体的には、PIN型ダイオードの温度が20度の場合において第1の光電変換部30を遮光状態にして、リセット回路202をオフ状態すると同時に時間の計測を開始する。リセット回路202をオフ状態にすると、コンデンサC1は、第1の光電変換部30から出力される外光の照度及びPIN型ダイオードの温度に応じた電圧により、徐々に充電される。すると、コンデンサC1の一方の電極の電圧が徐々に上昇する。そして、選択回路203を介して、コンデンサC1の一方の電極の電圧がインバータ204に供給され、このコンデンサC1の一方の電極の電圧が所定の電圧よりも電位が高くなると、インバータ204から電圧GNDが出力される。そして、インバータ204から電圧GNDが出力されると、時間の計測を終了する。
すると、上述の計測した遮光状態での第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係は、図12(a)の点X1に示すようになる。
なお、図12(a)の実線は、外光の照度を変化させた場合における第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係を推測したものである。
次に、照度検出回路206により、PIN型ダイオードの温度が20度の場合において、第2の光電変換部30Aに関するディレイタイムを計測する。
ここで、第2の光電変換部30Aを構成する10個の第2のPIN型ダイオード29Aは、常に外光が遮断されるので、第2の光電変換部30Aは、常に遮光状態である。このため、上述の計測した第2の光電変換部30Aに関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係は、図12(a)の点X2に示すようになる。
なお、図12(a)の鎖線は、常に遮光状態である第2の光電変換部30Aに、外光を照射できた場合における第2の光電変換部30Aに関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係を推測したものである。
図12(a)の点X1、X2で示したように、第1の光電変換部30及び第2の光電変換部30Aが共に遮光状態であっても、ディレイタイムが異なっている。これは、第1の光電変換部30の特性と、第2の光電変換部30Aの特性と、が異なるためである。
そこで、次に、補正回路205により、電源VL2の電圧を制御して、第2の光電変換部30Aの特性を、第1の光電変換部30の特性に合わせる。これにより、図12(b)の点X1、X2’に示すように、遮光状態の第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、第2の光電変換部30Aに関するディレイタイムと、が同一となる。
なお、図12(b)の実線は、外光の照度を変化させた場合における第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係を推測したものであると共に、外光を照射できた場合における第2の光電変換部30Aに関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係を推測したものである。
次に、照度検出回路206により、PIN型ダイオードの温度が変化して、例えばPIN型ダイオードの温度が60度の場合において、第2の光電変換部30Aに関するディレイタイムを計測する。
すると、第2の光電変換部30Aに関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係は、図12(c)の点X3に示すようになる。
ところで、図12(b)に示したように、電源VL2の電圧を制御して、遮光状態での第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、第2の光電変換部30Aに関するディレイタイムと、を同一にした。このため、PIN型ダイオードの温度が60度の場合において、第2の光電変換部30Aに関するディレイタイムが図12(c)の点X3となれば、遮光状態での第1の光電変換部30に関するディレイタイムも、図12(c)の点X3となる。
したがって、次に、補正回路205により、PIN型ダイオードの温度が60度の場合において、点X3に基づいて、第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係を設定する。
具体的には、補正回路205は、図示しないルックアップテーブル(以降、LUT(Look Up Table)と呼ぶ)を備える。このLUTは、遮光状態での第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、種々の外光の照度における第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、を関連付けて保持している。このため、補正回路205により、LUTを参照することで、点X3に基づいて、PIN型ダイオードの温度が60度の場合において、第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係を設定する。
次に、照度検出回路206により、受光装置の動作時での外光の照度、即ち検出すべき外光の照度における第1の光電変換部30に関するディレイタイムを計測する。
次に、上述の補正回路205により設定した第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係を参照して、上述の照度検出回路206により計測した検出すべき外光の照度における第1の光電変換部30に関するディレイタイムから、受光装置の動作時での検出すべき外光の照度を検出する。
このように本実施の形態においては、補正回路205により、第2の光電変換部30Aが出力した電圧に基づいて、PIN型ダイオードの温度の影響を考慮しつつ、第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係を設定した。そして、照度検出回路206により、第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係を参照して、第1の光電変換部30が出力した電圧から、PIN型ダイオードの温度の影響を除去しつつ外光の照度を検出できるので、高精度の外光検出が可能である。
<第4の実施の形態>
図13及び図14は本発明の第4の実施の形態に係り、図13は第4の実施の形態の受光装置の回路図である。図14は図13の受光装置における照度及びディレイタイムの関係を示す図である。
本実施の形態の受光装置は、第3の実施の形態の受光装置と比べて、選択回路203が設けられておらず、インバータ204が第1の充電回路201B及び第2の充電回路201C内に設けられている点が異なる。その他の構成については、第3の実施の形態と同様であり、説明を省略する。
第1の充電回路201Bは、コンデンサC1、リセット回路202、及びインバータ204を備える。この第1の充電回路201Bは、第1の光電変換部30から出力された電圧により充電され、この充電された電圧の極性を反転して出力する。
第2の充電回路201Cは、コンデンサC2、リセット回路202A、及びインバータ204を備える。この第2の充電回路201Cは、第2の光電変換部30Aから出力された電圧により充電され、この充電された電圧の極性を反転して出力する。
以上の受光装置の動作について、図14を用いて説明する。
先ず、照度検出回路206により、PIN型ダイオードの温度が20度の場合において、遮光状態での第1の光電変換部30に関するディレイタイムを計測する。
すると、遮光状態の第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係は、図14(a)の点Y1に示すようになる。
なお、図14(a)の実線は、外光の照度を変化させた場合における第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係を推測したものである。
次に、照度検出回路206により、PIN型ダイオードの温度が20度の場合において、第2の光電変換部30Aに関するディレイタイムを計測する。
すると、第2の光電変換部30Aは常に遮光状態なので、第2の光電変換部30Aに関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係は、図14(a)の点Y2に示すようになる。
なお、図14(a)の鎖線は、常に遮光状態である第2の光電変換部30Aに、外光を照射できた場合における、第2の光電変換部30Aに関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係を推測したものである。
図14(a)の点Y1、Y2で示したように、第1の光電変換部30及び第2の光電変換部30Aが共に遮光状態であっても、ディレイタイムが異なっている。これは、第1の光電変換部30の特性と、第2の光電変換部30Aの特性と、が異なるためである。
ところで、第1の光電変換部30の特性と、第2の光電変換部30Aの特性とは、PIN型ダイオードの温度が変化すると、同様に変化する。このため、第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、第2の光電変換部30Aに関するディレイタイムとは、PIN型ダイオードの温度が変化すると、同様に変化する。よって、PIN型ダイオードの温度に依らず、第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、第2の光電変換部30Aに関するディレイタイムと、の差分は、一定となる。
次に、照度検出回路206により、PIN型ダイオードの温度が変化して、例えばPIN型ダイオードの温度が60度の場合において、第2の光電変換部30Aに関するディレイタイムを計測する。
すると、第2の光電変換部30Aに関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係は、図14(b)の点Y3に示すようになる。
ここで、上述のように、第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、第2の光電変換部30Aに関するディレイタイムと、の差分は、一定である。
よって、次に、照度検出回路206により、PIN型ダイオードの温度が60度の場合における図14(b)の点Y3に示した第2の光電変換部30Aに関するディレイタイムに、PIN型ダイオードの温度が20度の場合における遮光状態での第1の光電変換部30に関するディレイタイムと第2の光電変換部30Aに関するディレイタイムとの差分を加算することで、PIN型ダイオードの温度が60度の場合における遮光状態での第1の光電変換部30に関するディレイタイムを求める。
すると、PIN型ダイオードの温度が60度の場合における遮光状態での第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係は、図14(b)の点Y4に示すようになる。
次に、補正回路205により、この補正回路205が備える図示しないLUTを参照することで、点Y4に基づいて、PIN型ダイオードの温度が60度の場合において、第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係を設定する。
次に、照度検出回路206により、受光装置の動作時での外光の照度、即ち検出すべき外光の照度における第1の光電変換部30に関するディレイタイムを計測する。
次に、上述の補正回路205により設定した第1の光電変換部30に関するディレイタイムと、外光の照度と、の関係を参照して、上述の照度検出回路206により計測した検出すべき外光の照度における第1の光電変換部30に関するディレイタイムから、受光装置の動作時での検出すべき外光の照度を検出する。
このように本実施の形態においては、第3の実施の形態と同様に、PIN型ダイオードの温度の影響を除去しつつ外光の照度を検出できるので、高精度の外光検出が可能である。
なお、本実施の形態においては、マスク用導電層65を各PIN型ダイオードのカソードに接続することで、フローティング状態を脱するようにしたが、マスク用導電層65は、所定の固定電位点に接続すればよい。例えば、マスク用導電層65を各PIN型ダイオードのアノードに接続してもよく、基準電位点等に接続してもよい。その場合でも、マスク用導電層65を各PIN型ダイオードのカソードに接続する場合と同様の効果が得られる。
また、上述の電気光学装置を用いた電子機器も本発明に含まれる。図15は上記各実施の形態の電気光学装置を用いた携帯電話1200の構成を示す斜視図である。
この図に示されるように、携帯電話1200は、複数の操作ボタン1202のほか、受話口1204、送話口1206と共に、上述した液晶パネル150を備えるものである。電気光学装置のうち、液晶パネル150以外の構成要素については電話器に内蔵されるので、外観としては現れない。
他にも、電子機器としては、例えば、光源と該光源から出射された光を変調するライトバルブと、該ライトバルブにより変調された光を投射するための光学系を備えた、投射型表示装置である。更に、電子機器としては、他にも、テレビジョンや、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラ、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。そして、これらの各種の電子機器に対して、本発明に係る電気光学装置が適用可能なのは言うまでもない。
また、本発明の電気光学装置は、TFT(薄膜トランジスタ)液晶パネルだけでなく、TFD(薄膜ダイオード)をスイッチング素子として備えた液晶表示パネルにも同様に適用することが可能である。また、液晶表示パネルだけでなく、エレクトロルミネッセンス装置、有機エレクトロルミネッセンス装置、プラズマディスプレイ装置、電気泳動ディスプレイ装置、電子放出を用いた装置(Field Emission Display及びSurface-Conduction Electron-Emitter Display等)、DLP(Digital Light Processing)(別名DMD:Digital Micromirror Device)等の各種の電気光学装置においても本発明を同様に適用することが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る受光装置の断面を示す断面図。 図1の受光装置の平面図。 図1の受光装置に採用される検出回路の回路図。 本実施の形態に係る受光装置を組み込む電気光学装置として表示パネルの概略構成を示す平面図。 図4の表示パネルとしてTFT液晶パネルを採用した場合の等価回路図。 PIN型ダイオードによる照度の検出方法を説明するための等価回路図。 横軸に電圧縦軸に電流をとって、PIN型ダイオードの電流−電圧特性を示すグラフ。 検出回路の変形例を示す回路図。 第2の実施の形態の受光装置を有する電気光学装置を示す断面図。 図9に対応した平面図。 第3の実施の形態の受光装置の回路図。 図11の受光装置における照度及びディレイタイムの関係を示す図。 第4の実施の形態の受光装置の回路図。 図13の受光装置における照度及びディレイタイムの関係を示す図。 電子機器の例を示す斜視図。
符号の説明
18…反射部、23…素子基板、24…対向基板、29…PIN型ダイオード、51…トランジスタ、62…P型領域、63…I型領域、64…N型領域、76…ゲート電極、95…配線。

Claims (10)

  1. 透明基板と、
    前記透明基板に形成されたポリシリコン層によって構成されて、前記透明基板の受光側面を介して入射された光を受光する複数の直列接続されたPIN型ダイオードと、
    ソース及びドレイン領域を構成する半導体層が前記ポリシリコン層と同一層で構成されて、前記直列接続されたPIN型ダイオードのアノードがゲート電極に接続されるトランジスタを含み、前記直列接続されたPIN型ダイオードの起電力を検出する検出回路部と、
    を具備したことを特徴とする受光装置。
  2. 前記透明基板の受光側面とは反対側の面側に設けられて、前記透明基板を通過した光を前記PIN型ダイオードに反射させる反射部、
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載の受光装置。
  3. 前記検出回路部は、ソースホロワ型のアンプを構成することを特徴とする請求項1に記載の受光装置。
  4. 前記検出回路部は、前記トランジスタのゲート電極に接続されて直列接続されたPIN型ダイオードの起電力に基づく電荷を蓄積する容量を具備し、
    前記容量の端子電圧が所定の閾値電圧に到達するまでの時間によって前記PIN型ダイオードの起電力を検出することを特徴とする請求項1に記載の受光装置。
  5. 前記PIN型ダイオードは、PIN型ダイオードを構成するイントリンシック層上にマスク用導電層が形成されており、
    前記マスク用導電層は、所定の固定電位点に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の受光装置。
  6. 前記マスク用導電層が接続される所定の固定電位点は、前記PIN型ダイオードのアノード又はカソードであることを特徴とする請求項5に記載の受光装置。
  7. 外光を受光する第1の光電変換素子と、
    外光が遮断される第2の光電変換素子と、
    前記第2の光電変換素子が出力した電気信号に基づいて、前記第1の光電変換素子が出力する電気信号、及び、前記第1の光電変換素子が受光する外光の照度の関係を設定する補正部と、
    前記補正部により設定した前記第1の光電変換素子が出力する電気信号、及び、前記第1の光電変換素子が受光する外光の照度の関係に基づいて、前記第1の光電変換素子が出力した電気信号から、前記第1の光電変換素子が受光した外光の照度を検出する照度検出部と、
    を具備することを特徴とする受光装置。
  8. 外光を受光する第1のPIN型ダイオードが複数直列に接続された第1の光電変換部と、
    外光が遮断される第2のPIN型ダイオードが複数直列に接続された第2の光電変換部と、
    前記第2の光電変換部が出力した電圧に基づいて、前記第1の光電変換部が出力する電圧、及び、前記第1の光電変換部が受光する外光の照度の関係を設定する補正部と、
    前記補正部により設定した前記第1の光電変換部が出力する電圧、及び、前記第1の光電変換部が受光する外光の照度の関係に基づいて、前記第1の光電変換部が出力した電圧から、前記第1の光電変換部が受光した外光の照度を検出する照度検出部と、
    を具備することを特徴とする受光装置。
  9. 透明基板と、
    前記透明基板に形成されたポリシリコン層によって構成されて、前記透明基板の受光側面を介して入射された光を受光する複数の直列接続されたPIN型ダイオードと、
    ソース及びドレイン領域を構成する半導体層が前記ポリシリコン層と同一層で構成されて、前記直列接続されたPIN型ダイオードのアノードがゲート電極に接続されるトランジスタを含み、前記直列接続されたPIN型ダイオードの起電力を検出する検出回路部と、
    前記ポリシリコン層と同一層の半導体層によって構成されるスイッチング素子を含む画素を有する表示領域と、
    を具備したことを特徴とする電気光学装置。
  10. 請求項9に記載の電気光学装置を用いて構成したことを特徴とする電子機器。
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