JP2007272703A - 有価証券取引システム、有価証券取引サーバ、有価証券取引方法及びプログラム - Google Patents

有価証券取引システム、有価証券取引サーバ、有価証券取引方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】有価証券の売買をした後にその取引がインサイダー取引に該当するか否かをより合理的に判定する。
【解決手段】売買者端末、管理者端末およびサーバを備える有価証券取引システムであって、売買者端末は、売買注文情報および売買時刻をサーバに転送する売買注文転送部を有し、サーバは、売買注文情報および売買時刻を対応付けて格納する売買注文格納部と、有価証券情報を取得する有価証券情報取得部と、変動時刻を検出する変動時刻検出部と、売買注文格納部に格納された売買注文情報から所定の変動があった売買時刻を売買者IDに対応付けて特定する売買時刻特定部と、変動時刻と売買時刻との時間差を示す時間差情報を生成する時間差情報生成部と、危険度情報を生成し管理者端末に送信する危険度情報生成部とを有し、管理者端末は、危険度情報に示される売買者による有価証券の売買が危険である旨を表示する表示部を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、有価証券取引システム、有価証券取引サーバ、有価証券取引方法及びプログラムに関する。特に、本発明は、インサイダー取引の危険性を監視する有価証券取引サーバ、有価証券取引方法及びプログラムに関する。
有価証券の売買をする前にその取引がインサイダー取引に該当するか否かを判定するインサイダー情報判定システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。ここでインサイダー取引とは、会社の重要情報に容易に接近しうる者が、そのような情報を知って、未公表の段階で、当該上場会社等の有価証券の売買等を行うことをいう。また、インサイダー情報を入手したアナリストが有価証券の売買をした後にその取引がインサイダー取引に該当するか否かを判定する入手情報判定方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−309837号公報 特開2002−312581号公報
特許文献1および特許文献2はいずれも、インサイダーか否かの判定の基準を端末から入力しなければならないという課題がある。また、このインサイダー情報判定システムおよびこの入手情報判定方法は、監視される立場である従業員またはアナリストによって当該判定に用いられる情報を入力させる仕組みであるから、合理的な判定が困難であるという課題がある。本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的とする所は、有価証券の売買をした後にその取引がインサイダー取引に該当するおそれがあるか否かをより合理的に判定することを支援する有価証券取引システム、有価証券取引サーバ、有価証券取引方法及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、売買者が使用する売買者端末、管理者が使用する管理者端末、並びに、売買者端末および管理者端末と通信するサーバを備える有価証券取引システムであって、売買者端末は、売買者を識別する売買者識別情報および有価証券を識別する有価証券識別情報を含む有価証券の売買注文情報を転送する売買注文転送部を有し、サーバは、売買注文情報および売買注文情報に基づいて有価証券を売買した時刻である売買時刻を対応付けて格納する売買注文格納部と、有価証券に関する情報である有価証券情報を、有価証券の有価証券識別情報に対応付けて外部から取得する有価証券情報取得部と、有価証券情報取得部により取得された有価証券情報に所定の変動があるか否かを検出し、所定の変動があった場合に、変動のあった時刻である変動時刻を検出する変動時刻検出部と、有価証券情報に所定の変動があった有価証券の有価証券識別情報を含む売買注文情報を、売買注文格納部に格納された売買注文情報から検出し、検出された売買注文情報に対応付けられた売買時刻を売買者識別情報に対応付けて特定する売買時刻特定部と、変動時刻検出部により検出された変動時刻と売買時刻特定部により特定された売買時刻との時間差を示す時間差情報を生成する時間差情報生成部と、時間差情報生成部により生成された時間差情報が危険度判定設定値に対して予め定められた範囲にあるか否かを判断し、予め定められた範囲にある場合に、有価証券識別情報および売買者識別情報を含む危険度情報を生成し、危険度情報を管理者端末に送信する危険度情報生成部とを有し、管理者端末は、サーバから受信した危険度情報に基づき、危険度情報に含まれる売買者識別情報により識別される売買者による、危険度情報に含まれる有価証券識別情報により特定される有価証券の売買が、危険である旨を表示する表示部を有する。
危険度情報生成部は、危険度判定設定値を有価証券の銘柄別に有してもよい。危険度情報生成部は、危険度判定設定値を有価証券が属する業種別に有してもよい。危険度情報生成部は、危険度判定設定値を売買者別に有してもよい。
危険度情報生成部により危険度情報が生成された有価証券に対して、危険度判定設定値を変更する設定値変更部を更に備えてもよい。危険度情報生成部により危険度情報が生成された売買者に対して、危険度判定設定値を変更する設定値変更部を更に備えてもよい。
変動時刻検出部は、有価証券情報に含まれる有価証券の価格が、予め設定された変動設定値よりも大きく変動した場合に、変動時刻を検出してもよい。
変動時刻検出部は、変動設定値を有価証券の銘柄別に有してもよい。変動時刻検出部は、変動設定値を有価証券が属する業種別に有してもよい。変動時刻検出部は、変動設定値を売買者別に有してもよい。
危険度情報生成部により危険度情報が生成された有価証券に対して、変動設定値を変更する設定値変更部を更に備えてもよい。危険度情報生成部により危険度情報が生成された売買者に対して、変動設定値を変更する設定値変更部を更に備えてもよい。
変動時刻検出部は、有価証券情報に、有価証券の価格に影響を与える公開情報が含まれている場合に、変動時刻を検出してもよい。
上記課題を解決するために、本発明の第2の形態においては、有価証券取引サーバであって、売買者を識別する売買者識別情報および有価証券を識別する有価証券識別情報を含む有価証券の売買注文情報、並びに、有価証券を売買した時刻である売買時刻を対応付けて格納する売買注文格納部と、有価証券に関する情報である有価証券情報を、有価証券の有価証券識別情報に対応付けて外部から取得する有価証券情報取得部と、有価証券情報取得部により取得された有価証券情報に所定の変動があるか否かを検出し、所定の変動があった場合に、変動のあった時刻である変動時刻を検出する変動時刻検出部と、有価証券情報に所定の変動があった有価証券の有価証券識別情報を含む売買注文情報を、売買注文格納部に格納された売買注文情報から検出し、検出された売買注文情報に対応付けられた売買時刻を売買者識別情報に対応付けて特定する売買時刻特定部と、変動時刻検出部により検出された変動時刻と売買時刻特定部により特定された売買時刻との時間差を示す時間差情報を生成する時間差情報生成部と、時間差情報生成部により生成された時間差情報が危険度判定設定値に対して予め定められた範囲にあるか否かを判断し、予め定められた範囲にある場合に、有価証券識別情報および売買者識別情報を含む危険度情報を生成し、危険度情報を端末に送信する危険度情報生成部とを備える。
上記課題を解決するために、本発明の第3の形態においては、有価証券取引方法であって、売買者を識別する売買者識別情報および有価証券を識別する有価証券識別情報を含む有価証券の売買注文情報、並びに、有価証券を売買した時刻である売買時刻を対応付けて格納する売買注文格納手順と、有価証券に関する情報である有価証券情報を、有価証券の有価証券識別情報に対応付けて外部から取得する有価証券情報取得手順と、有価証券情報取得手順により取得された有価証券情報に所定の変動があるか否かを検出し、所定の変動があった場合に、変動のあった時刻である変動時刻を検出する変動時刻検出手順と、有価証券情報に所定の変動があった有価証券の有価証券識別情報を含む売買注文情報を、売買注文格納手順により格納された売買注文情報から検出し、検出された売買注文情報に対応付けられた売買時刻を売買者識別情報に対応付けて特定する売買時刻特定手順と、変動時刻検出手順により検出された変動時刻と売買時刻特定手順により特定された売買時刻との時間差を示す時間差情報を生成する時間差情報生成手順と、時間差情報生成手順により生成された時間差情報が危険度判定設定値に対して予め定められた範囲にあるか否かを判断し、予め定められた範囲にある場合に、有価証券識別情報および売買者識別情報を含む危険度情報を生成し、危険度情報を端末に送信する危険度情報生成手順とを備える。
上記課題を解決するために、本発明の第4の形態においては、有価証券取引サーバを制御するプログラムであって、有価証券取引サーバに、売買者を識別する売買者識別情報および有価証券を識別する有価証券識別情報を含む有価証券の売買注文情報、並びに、有価証券を売買した時刻である売買時刻を対応付けて格納する売買注文格納手順、有価証券に関する情報である有価証券情報を、有価証券の有価証券識別情報に対応付けて外部から取得する有価証券情報取得手順、有価証券情報取得手順により取得された有価証券情報に所定の変動があるか否かを検出し、所定の変動があった場合に、変動のあった時刻である変動時刻を検出する変動時刻検出手順、有価証券情報に所定の変動があった有価証券の有価証券識別情報を含む売買注文情報を、売買注文格納手順により格納された売買注文情報から検出し、検出された売買注文情報に対応付けられた売買時刻を売買者識別情報に対応付けて特定する売買時刻特定手順、変動時刻検出手順により検出された変動時刻と売買時刻特定手順により特定された売買時刻との時間差を示す時間差情報を生成する時間差情報生成手順、および、時間差情報生成手順により生成された時間差情報が危険度判定設定値に対して予め定められた範囲にあるか否かを判断し、予め定められた範囲にある場合に、有価証券識別情報および売買者識別情報を含む危険度情報を生成し、危険度情報を端末に送信する危険度情報生成手順を実行させる。
上記本発明の各形態によれば、有価証券の売買をした後にその取引がインサイダー取引に該当するおそれがあるか否かをより合理的に判定することを支援する有価証券取引システム、有価証券取引サーバ、有価証券取引方法及びプログラムを提供することができる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、株券等の売買をした後にその取引がインサイダー取引に該当するおそれがある場合にその旨が警告されるので、インサイダー取引に該当するおそれがあるか否かをより合理的に判断することができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、有価証券取引システム10の機器構成を示す概略図である。図2は、売買者端末30のブロック図である。有価証券取引システム10は、有価証券を売買する売買者が使用する売買者端末30、管理者が使用する管理者端末40、監視サーバ20および注文発注サーバ50を備える。売買者端末30、管理者端末40、監視サーバ20および注文発注サーバ50は、有価証券の株価に影響を与える機密情報を持つ組織、例えば、証券会社に設置され、社内ネットワーク80により相互に通信する。監視サーバ20は、インターネット82を介してニュース配信サーバ70から企業関連情報および業界情報等を含む有価証券の価格に影響を与えるニュース等の公開情報を受信する。注文発注サーバ50は、専用線84を介して証券取引所のコンピュータ60と相互に通信する。
注文発注サーバ50は、売買者端末30から売買者を識別する売買者IDおよび有価証券を識別する有価証券IDを含む有価証券の売買注文情報を受信する。そして注文発注サーバ50は、受信した売買注文情報を証券取引所のコンピュータ60に送信することにより売買注文を発注する。また、注文発注サーバ50は、証券取引所のコンピュータ60から、時刻とその時刻における有価証券の価格を含む相場情報を取得する。そして注文発注サーバ50は、取得した相場情報を監視サーバ20に送信する。なお有価証券とは、証券取引法に定義されている国債、地方債、社債、株券、投資信託、貸付信託の受益証券等を含む。
監視サーバ20は、売買者端末30が売買注文情報を注文発注サーバ50に送信するのに先立って、売買者端末30から当該売買注文に関する情報を受信する。そして監視サーバ20は、当該売買注文が予め定められたインサイダー取引に該当するか否かを判断してその結果を売買者端末30または管理者端末40に送信する。
監視サーバ20は、また、有価証券情報に基づいて、注文発注サーバ50から証券取引のコンピュータ60に発注された売買注文がインサイダー取引に該当するおそれがあるか否かを判断してその結果を管理者端末40に送信する。ここで有価証券情報とは、有価証券に関する情報であって、注文発注サーバ50から取得した相場情報、または、ニュース配信サーバ70から取得したニュースを含む。
売買者端末30は、売買者から有価証券の売買注文を受け付ける売買注文受付部32、監視サーバ20に売買注文の承認を要求する承認送受信部34、注文発注サーバ50に売買注文を送信する売買注文送受信部36、および、監視サーバ20に売買注文に関する情報を送信する売買注文転送部38を備える。管理者端末40は、監視サーバ20からの警告を表示する表示部を備える。
図3は、監視サーバ20のブロック図である。図3に示すように、監視サーバ20は、承認システム100および監査システム200を有する。承認システム100は、承認判定部102および承認情報格納部104を備える。承認システム100の承認判定部102は、当該売買注文がインサイダー取引に該当するか否かを判定してその結果を売買者端末30または管理者端末40に送信する。承認システム100の承認情報格納部104は、承認判定部102によって参照される承認情報を管理者端末40から受信して格納する。この承認情報は、例えば、売買者の過去または現在の所属、職能、権限および取引先等に基づいて、管理者端末40から入力された情報であって、例えば、売買者ID、有価証券ID、および、承認するか否かを示す承認認否情報を含む。
また、監査システム200は、売買注文格納部202、有価証券情報取得部204、変動時刻検出部206、売買時刻特定部208、時間差情報生成部210、危険度情報生成部212、設定値変更部214および設定情報格納部216を備える。なお、監査システム200の動作は、図6以下において説明する。
図4は、監視サーバ20が有する承認システム100の動作の一例を示すフローチャートである。図4に示すフローチャートは、売買者が監視サーバ20に売買注文を承認すべき旨の要求を送信する送信ボタンを押すことにより開始する。なお、本フローチャートの開始時点において、売買者端末30の売買注文受付部32は、有価証券の売買注文を受け付ける表示画面を表示することにより、売買者から売買者IDおよび有価証券IDを含む売買注文情報を受け付けているものとする。また、売買注文受付部32は、売買注文を承認すべき旨の要求を送信する送信ボタンを表示するものとする。なお、本フローチャートの左側は売買者端末30の動作、中央は承認システム100の動作、右側は管理者端末40の動作をそれぞれ示す。
売買者端末30の承認送受信部34は、売買注文受付部32から売買注文情報を受け取って、売買注文情報に含まれる売買者IDおよび有価証券IDを送信することにより監視サーバ20の承認判定部102に承認を要求する(S100)。承認判定部102は、当該売買者IDおよび当該有価証券IDにより特定される売買注文を承認するか否かを判断する(S110)。具体的には、承認判定部102は、まず、当該売買者IDおよび当該有価証券IDに対応付けて承認情報格納部104に格納された承認認否情報を取得する。承認判定部102は、取得した承認認否情報が承認を示す場合には、当該売買者IDおよび当該有価証券IDにより特定される売買注文を承認し、取得した承認認否情報が否認を示す場合には、当該売買者IDおよび当該有価証券IDにより特定される売買注文を承認しない(同ステップ)。
ステップS110において、当該売買者IDおよび当該有価証券IDにより特定される売買注文を承認すると判断した場合に(S110:Yes)、承認判定部102は、当該売買者IDおよび当該有価証券IDを含み当該売買注文を承認する旨を示す承認許可情報を売買者端末30の承認送受信部34に送信する(S120)。承認許可情報を受信した承認送受信部34は、受信した承認許可情報を売買注文受付部32に受け渡す。売買注文受付部32は、承認送受信部34から受け取った承認許可情報を記憶する(S130)。そして本フローチャートは終了する。
一方、ステップS110において、該売買者IDおよび有価証券IDにより特定される売買注文を承認しないと判断した場合に(S110:No)、承認判定部102は、まず、当該売買者IDおよび当該有価証券IDを含み当該売買注文を承認しない旨を示す承認不許可情報を売買者端末30の承認送受信部34に送信する(S140)。承認不許可情報を受信した承認送受信部34は、受信した承認不許可情報を売買注文受付部32に受け渡す。売買注文受付部32は、承認送受信部34から受け取った承認不許可情報を記憶する(S130)。承認判定部102は、次に、売買注文を承認できない承認要求を売買者端末30から受信した旨の警告を、当該売買者IDおよび当該有価証券IDに対応付けて管理者端末40に送信する(S150)。警告を受信した管理者端末40は、当該売買者IDおよび当該有価証券IDとともに警告を表示する(S160)。そして本フローチャートは終了する。
図5は、注文発注サーバ50による発注の動作の一例を示すフローチャートである。図5に示すフローチャートは、図4に示す動作の後に、売買者が注文発注サーバ50に図4に示す売買注文を発注すべき旨の要求を送信する送信ボタンを押すことにより開始する。なお、売買者端末30の売買注文受付部32は、売買注文を発注すべき旨の要求を送信する送信ボタンを表示するものとする。なお、本フローチャートの左側は監視サーバ20が有する監査システム200の動作、中央は売買者端末30の動作、右側は注文発注サーバ50の動作をそれぞれ示す。また、本フローチャートは、上記送信ボタンの押下により開始することにかえて、図4に示すフローチャートのステップS130において売買注文受付部32が承認許可情報を記憶した後に、発注者からの入力を受け付けることなく開始してもよい。
売買者端末30の売買注文送受信部36は、当該売買注文について売買注文受付部32に記憶された承認許可情報または承認不許可情報を読み出し、当該売買注文について承認許可情報を取得したか否かを判断する(S200)。
ステップS200において、売買注文送受信部36は承認許可情報を取得したと判断した場合には(S200:Yes)、売買注文送受信部36は、売買注文受付部32から売買注文情報を取得して、注文発注サーバ50に送信する(S210)。
当該売買注文情報等を受信した注文発注サーバ50は、まず、売買注文情報を受信した時刻である売買時刻を取得する。注文発注サーバ50は、証券取引所のコンピュータ60に当該売買注文を送信することにより発注する(S230)。注文発注サーバ50は、当該売買注文が発注されたことを示す発注確認通知を売買者端末30の売買注文送受信部36に送信する(S240)。ここで発注確認通知は、少なくとも売買者ID、有価証券IDおよび注文発注サーバ50により取得された売買時刻を含む。
売買注文送受信部36は、受信した発注確認通知を売買注文受付部32に受け渡す。売買注文受付部32は、発注確認通知を記憶する(S250)。売買注文受付部32は、記憶した発注確認通知を売買注文転送部38に受け渡す。売買注文転送部38は、受け取った発注確認通知を監視サーバ20に送信(転送)する(S252)。監視サーバ20の売買注文格納部202は、売買注文転送部38から発注確認通知を取得して格納する(S254)。
さらに注文発注サーバ50は当該売買注文の約定が成立したか否かを判断する(S260)。注文発注サーバ50は、所定の時間内(証券取引所との取引時間内まで、pm3:00)に証券取引所のコンピュータ60から当該売買注文の約定の成立を示す約定成立通知を受信した場合に、当該売買注文の約定が成立したと判断し、所定の時間内に証券取引所のコンピュータ60から約定成立通知を受信しなかった場合に、当該売買注文の約定が成立していないと判断する(同ステップ)。ここで約定成立通知は、少なくとも売買者ID、有価証券IDおよび約定成立時刻を含む。
ステップS260において当該売買注文の約定が成立したと判断した場合に(S260:Yes)、注文発注サーバ50は、約定成立通知を売買注文送受信部36に送信する(S270)。そして本フローチャートは終了する。一方、ステップS260において当該売買注文の約定が成立していないと判断した場合に(S260:No)、注文発注サーバ50は、約定成立通知を送信することなく本フローチャートは終了する。
一方、ステップS200において、売買注文送受信部36は承認許可情報を取得していないと判断した場合(S200:No)、つまり売買注文送受信部36は承認不許可情報を取得した場合、ステップS210以降を飛ばして本フローチャートは終了する。
図6は、有価証券情報取得部204により取得された情報の一例である。有価証券情報取得部204は、注文発注サーバ50から相場情報を取得し、有価証券IDおよび時刻に対応付けて株価を格納する。図6に示す例において、有価証券情報取得部204は、有価証券ID「S001」について時刻「T001」に対応付けて株価「○○円」を格納し、時刻「T002」に対応付けて株価「××円」を格納し、時刻「T003」に対応付けて株価「△△円」を格納し、時刻「T004」に対応付けて株価「□□円」等を格納している。
図7は、売買注文格納部202に格納された情報の一例である。売買注文格納部202は、売買者端末30の売買注文転送部38から発注確認通知を取得して格納する。図7に示す例において、売買注文格納部202は、有価証券ID「S001」および売買者ID「A001」に対応付けて売買時刻「2006年4月14日9時10分」、取引弁済「買付」、数量「500」、売買単価「500」を格納し、有価証券ID「S001」および売買者ID「A003」に対応付けて売買時刻「2006年4月14日9時30分」、取引弁済「買付」、数量「1000」、売買単価「510」を格納し、有価証券ID「S002」および売買者ID「A002」に対応付けて売買時刻「2006年4月14日10時00分」、取引弁済「売付」、数量「700」、売買単価「1000」を格納している。
図8は、設定情報格納部216に格納された情報の一例である。設定情報格納部216は、変動設定値および危険度判定設定値を格納する。図8(a)に示す例において、設定情報格納部216は、監視ランクに対応付けて変動設定値および危険度判定設定値を格納している。具体的には、設定情報格納部216は、監視ランク「S」に対応付けて変動設定値「制限値幅の30%以上かつ50%未満」および危険度判定設定値「3時間以上かつ5時間未満」を格納し、監視ランク「A」に対応付けて変動設定値「制限値幅の50%以上かつ100%未満」および危険度判定設定値「1時間以上かる3時間未満」を格納し、監視ランク「B」に対応付けて変動設定値「制限値幅(ストップ高/安)」および危険度判定設定値「1時間未満」を格納し、監視ランク「C」に対応付けて変動設定値「−(監視対象外)」および危険度判定設定値「−(監視対象外)」を格納する。ここで監視ランクは、インサイダー取引を監視するレベルであって、監視の対象外である監視ランク「C」から監視する範囲が最も広範である監視ランク「S」まで4段間の値を有する。なお、変動設定値は、株価が上昇した場合および下落した場合の双方を含む。また、例えば、危険度判定設定値の時間は、証券取引所の取引時間である売買立会時間の経過時間であってもよい。
また、設定情報格納部216は、有価証券IDに対応付けて制限値幅を格納する。図8(b)に示す例において、設定情報格納部216は、有価証券ID「S001」に対応付けて制限値幅「RR円」を格納し、有価証券ID「S002」に対応付けて制限値幅「SS円」を格納している。
さらにまた、設定情報格納部216は、有価証券IDおよび監視ランクに対応付けて売買者IDを格納する。図8(c)に示す例において、例えば、設定情報格納部216は、有価証券ID「S001」および監視ランク「S」に対応付けて売買者ID「A001」を格納する。なお、設定情報格納部216は、管理者端末40からの入力により、これらの情報を格納する。
図9は、監視サーバ20が有する監査システム200の動作の一例を示すフローチャートである。図10は、株価の値動きを模式的に示す図である。図11は、設定情報格納部216に格納された情報の他の一例である。
図9に示すフローチャートは、所定の時刻(例えば、証券取引所の営業日の18:00)に開始する。なお、本フローチャートの開始時において、有価証券情報取得部204、売買注文格納部202および設定情報格納部216は、それぞれ、図6、図7および図8に示す情報を格納しているものとする。
監視サーバ20が有する監査システム200の変動時刻検出部206は、有価証券情報取得部204から一の有価証券IDについて時刻と株価との組を取り出す(S300)。図6に示す例において変動時刻検出部206は、有価証券ID「S001」について、時刻「T001」と株価「○○円」、時刻「T002」と株価「××円」、時刻「T003」と株価「△△円」、時刻「T004」と株価「□□円」等を取り出す。
変動時刻検出部206は、設定情報格納部216を参照して、取り出した有価証券の株価に所定の変動があるか否かを判断する(S310)。具体的には、変動時刻検出部206は、有価証券IDに対応付けて制限値幅を格納する図8(b)に示す情報を参照して、有価証券ID「S001」に対応付けて格納された制限値幅「RR円」を取得する。変動時刻検出部206は、また、監視ランクに対応付けて変動設定値および危険度判定設定値を格納する図8(a)に示す情報を参照して、株価の変動値が小さい場合であっても監視される監視ランクSに対応付けられた変動設定値「制限値幅の30%以上50%未満」を取得する。そして変動時刻検出部206は、当該株価の変動値が取得した制限値幅「RR円」に監視ランクSにおいて監視され得る値「30%」を乗じた値「RR円×30%以上」である場合には、当該株価に所定の変動があると判断する。なお、株価の変動値は、図10に示すように、株価が急上昇し始めた時刻「t1」からその終了した時刻「t2」における株価の差「P4―P2」であってもよいし、最高値「P5」と最安値「P1」の差であってもよいし、始値「P1」と終値「P3」との差であってもよい。また、株価の変動は、変動した時間を加味して正規化してもよい。例えば、「P4−P2」を時間「D1」(分)で除して60(分)を掛けて得る値を株価の変動値としてもよい。
ステップS310において、取り出した有価証券の株価に所定の変動があると判断した場合に(S310:Yes)、変動時刻検出部206は、所定の変動のあった時刻である変動時刻を検出する(S320)。例えば、変動時刻検出部206は、図6に示す例において、時刻「T002」を変動時刻として検出する。また変動時刻検出部206は、設定情報格納部216を参照して、株価の変動に該当する監視ランクを取得する(同ステップ)。具体的には、変動時刻検出部206は、監視ランクに対応付けて変動設定値および危険度判定設定値を格納する図8(a)に示す情報を参照して、例えば、有価証券ID「S001」で特定される有価証券の株価の変動がストップ高になった場合には、変動設定値「制限値幅」に対応付けて格納された監視ランク「B」を取得する。また変動時刻検出部206は、設定情報格納部216参照して、有価証券IDおよび当該監視ランクに対応付けられた売買者IDを取得する(同ステップ)。具体的には、変動時刻検出部206は、有価証券IDおよび監視ランクに対応付けて売買者IDを格納する図8(c)に示す情報を参照して、例えば、有価証券ID「S001」および監視ランク「B」に対応付けて格納された売買者ID「A001」「A003」「A004」を取得する。そして変動時刻検出部206は、有価証券IDおよび変動時刻に対応付けて取得した売買者IDを売買時刻特定部208に受け渡す。例えば、変動時刻検出部206は、有価証券ID「S001」および変動時刻「T002」に対応付けて売買者ID「A001」「A003」「A004」を売買時刻特定部208に受け渡す。なお、変動時刻検出部206は、取り出した有価証券の株価に所定の変動が複数あった場合には、それぞれの変動時刻、監視ランク、および、売買者IDを取得して、有価証券IDおよび変動時刻に対応付けて取得した売買者IDを売買時刻特定部208に受け渡す。また、変動時刻検出部206は、上記に加えて、有価証券IDに対応付けて監視ランクを売買時刻特定部208に受け渡す。
売買時刻特定部208は、変動時刻検出部206から受け取った有価証券IDおよび売買者IDを含む発注確認通知を売買注文格納部202から検出する。そして売買時刻特定部208は、検出した発注確認通知に対応付けられた売買時刻を当該有価証券IDおよび当該売買者IDに対応付けて特定する(S330)。具体的には、売買時刻特定部208は、有価証券IDおよび売買者IDに対応付けて売買時刻、取引弁済、数量、売買単価を格納を格納する図7に示す情報を参照して、変動時刻検出部206から受け取った有価証券ID「S001」および売買者ID「A001」に対応付けられた発注確認通知を検出し、検出した発注確認通知に対応付けられた売買時刻「2006年4月14日9時10分」を当該有価証券ID「S001」および当該売買者ID「A001」に対応付けて特定する。同様に、売買時刻特定部208は、変動時刻検出部206から受け取った有価証券ID「S001」および売買者ID「A003」に対応付けられた発注確認通知を検出し、検出した発注確認通知に対応付けられた売買時刻「2006年4月14日9時30分」を当該有価証券ID「S001」および当該売買者ID「A003」に対応付けて特定する。そして売買時刻特定部208は、有価証券IDおよび売買者IDに対応付けて、変動時刻検出部206から受け取った変動時刻および特定した売買時刻を時間差情報生成部210に受け渡す。例えば、売買時刻特定部208は、有価証券ID「S001」および売買者ID「A001」に対応付けて変動時刻検出部206から受け取った変動時刻「T002」および特定した売買時刻「2006年4月14日9時10分」を時間差情報生成部210に受け渡し、有価証券ID「S001」および売買者ID「A003」に対応付けて変動時刻検出部206から受け取った変動時刻「T002」および特定した売買時刻「2006年4月14日9時30分」を時間差情報生成部210に受け渡す。また売買時刻特定部208は、上記に加えて、変動時刻検出部206から取得した有価証券IDに対応付けて監視ランクを時間差情報生成部210に受け渡す。
時間差情報生成部210は、有価証券IDと売買者IDとの組合せごとに、変動時刻検出部206により検出された変動時刻と売買時刻特定部208により特定された売買時刻との時間差を示す時間差情報を生成する(S340)。そして時間差情報生成部210は、有価証券ID「S001」および売買者IDに対応付けて、生成した時間差情報を危険度情報生成部212に受け渡す。例えば、時間差情報生成部210は、変動時刻「T002」と売買時刻「2006年4月14日9時10分」との時間差「X」を生成し生成した時間差「X」を有価証券ID「S001」と売買者ID「A001」とに対応付けて危険度情報生成部212に受け渡し、変動時刻「T002」と売買時刻「2006年4月14日9時30分」との時間差「Y」を生成し生成した時間差「Y」を有価証券ID「S001」と売買者ID「A003」に対応付けて危険度情報生成部212に受け渡す。また時間差情報生成部210は、上記に加えて、売買時刻特定部208から取得した有価証券IDに対応付けて監視ランクを危険度情報生成部212に受け渡す。
危険度情報生成部212は、設定情報格納部216を参照して、有価証券IDおよび売買者IDに対応付けられた時間差情報が危険度判定設定値に対して予め定められた範囲にあるか否かを判断する(S350)。具体的には、危険度情報生成部212は、まず、監視ランクに対応付けて変動設定値および危険度判定設定値を格納する図8(a)に示す情報を参照して、変動時刻検出部206、売買時刻特定部208および時間差情報生成部210を介して取得した監視ランク「B」に対応付けられた危険度判定設定値「1時間未満」を取得する。そして危険度情報生成部212は、有価証券ID「S001」および売買者ID「A001」に対応付けられた時間差「X」が、この監視ランク「B」において監視され得る値「1時間未満」である場合には、有価証券ID「S001」および売買者ID「A001」に対応付けられた時間差情報(時間差「X」)が危険度判定設定値に対して予め定められた範囲にあると判断する。同様に、危険度情報生成部212は、有価証券ID「S001」および売買者ID「A003」に対応付けられた時間差「Y」が、この監視ランク「B」において監視され得る値「1時間未満」である場合には、有価証券ID「S001」および売買者ID「A003」に対応付けられた時間差情報(時間差「Y」)が危険度判定設定値に対して予め定められた範囲にあると判断する。
ステップS350において、有価証券IDおよび売買者IDに対応付けられた時間差情報が危険度判定設定値に対して予め定められた範囲にあると判断した場合に(S350:Yes)、危険度情報生成部212は、当該有価証券IDおよび当該売買者IDを含む危険度情報を生成し、生成した危険度情報を管理者端末40に送信する(S360)。危険度情報生成部212により生成された危険度情報を受信した管理者端末40は、危険度情報に含まれる売買者IDにより識別される売買者による有価証券IDにより特定される有価証券の売買が危険である旨を表示部により表示する。例えば、危険度情報生成部212は、有価証券ID「S001」および売買者ID「A003」に対応付けられた時間差「Y」が危険度判定設定値に対して予め定められた範囲にあると判断した場合に(S350:Yes)、危険度情報生成部212は、危険度情報として有価証券ID「S001」、売買者ID「A003」、および、当該取引がインサイダー取引に該当する危険性がある旨の文言を管理者端末40に送信する。
管理者端末40は、危険度情報を監視サーバ20の危険度情報生成部212から受信した場合に、これを表示する。例えば、管理者端末40は、危険度情報に含まれる売買者IDにより識別される売買者による、危険度情報に含まれる有価証券IDにより特定される有価証券の売買が、危険である旨の警告を表示する。
さらにステップS350において、有価証券IDおよび売買者IDに対応付けられた時間差情報が危険度判定設定値に対して予め定められた範囲にあると判断した場合に(S350:Yes)、危険度情報生成部212は、生成した危険度情報に関する有価証券IDおよび売買者IDを設定値変更部214に受け渡す。有価証券IDおよび売買者IDを受け取った設定値変更部214は、設定情報格納部216に格納された情報を変更する(S370)。例えば、有価証券ID「S001」および売買者ID「A003」を受け取った設定値変更部214は、設定情報格納部216に格納された図8(c)に示す情報について、有価証券ID「S001」および監視ランク「S」に対応付けて、売買者ID「A003」を追加する。また、設定値変更部214は、設定情報格納部216に格納された情報に加えて、承認情報格納部104に格納された情報を変更してもよい。
一方、ステップS350において、有価証券IDおよび売買者IDに対応付けられた時間差情報が危険度判定設定値に対して予め定められた範囲にないと判断した場合は(S350:No)、ステップS360、S370を飛ばしてステップS380に進む。
一方、ステップS310において、取り出した有価証券の株価に所定の変動がないと判断した場合に(S310:No)、ステップS320からS370を飛ばしてステップS380に進む。
変動時刻検出部206は、有価証券情報取得部204から全ての有価証券IDについて時刻と株価との組を取り出したか否かを判断する(S380)。ステップS380において、有価証券情報取得部204から全ての有価証券IDについて時刻と株価との組を取り出していない判断した場合に(S380:No)、ステップS300に戻る。一方、ステップS380において、有価証券情報取得部204から全ての有価証券IDについて時刻と株価との組を取り出したと判断した場合に(S380:Yes)、本フローチャートは終了する。
図11は、他の監視サーバ20に用いられる設定情報格納部216に格納された情報の一例である。この監視サーバ20における有価証券情報取得部204は、注文発注サーバ50から相場情報を取得し、有価証券IDおよび時刻に対応付けて株価を格納することにかえて、または加えて、ニュース配信サーバ70からニュースを取得し、ニュースを取得したニュース取得時刻に対応付けて格納する。
有価証券情報取得部204がニュース取得時刻に対応付けてニュースを格納する場合には、設定情報格納部216は、図8(a)に示すように監視ランクに対応付けて変動設定値および危険度判定設定値を格納することにかえて、または加えて、図11(a)に示すように監視ランクに対応付けて有価証券の価格に影響を与えるニュースおよび危険度判定設定値を格納する。図11(a)に示す例において、設定情報格納部216は、監視ランクに対応付けて変動設定値および危険度判定設定値を格納している。具体的には、設定情報格納部216は、監視ランク「S」に対応付けて変動設定値「キーワードの合計ポイント数が3以上10未満」および危険度判定設定値「3時間以上かつ5時間未満」を格納し、監視ランク「A」に対応付けて変動設定値「キーワードの合計ポイント数が10以上20未満」および危険度判定設定値「1時間以上かつ3時間未満」を格納し、監視ランク「B」に対応付けて変動設定値「キーワードの合計ポイント数が20以上」および危険度判定設定値「1時間未満」を格納し、監視ランク「C」に対応付けて変動設定値「−(監視対象外)」および危険度判定設定値「−(監視対象外)」を格納している。
また、設定情報格納部216は、11(a)に示す情報を格納する場合には、さらに、図11(b)に示すように有価証券の相場を左右するキーワードに対応付けてポイント数を格納する。図11(b)に示す例において、設定情報格納部216は、キーワード「発表」「交代」に対応付けてポイント数「1」を格納し、キーワード「提携」「進出」に対応付けてポイント数「2」を格納し、キーワード「資本」「株価」に対応付けてポイント数「3」を格納している。
有価証券情報取得部204がニュース取得時刻に対応付けてニュースを格納する場合には、ステップS300において変動時刻検出部206は、有価証券情報取得部204から一の有価証券IDについて時刻と株価との組を取り出すことにかえて、または加えて、有価証券情報取得部204からニュース取得時刻と当該ニュースとの組を取り出す。また、変動時刻検出部206は、当該ニュースに含まれる会社名を抽出して有価証券IDを特定する。なお、変動時刻検出部206は、会社名に対応付けて有価証券IDを記憶しているものとする。
有価証券情報取得部204がニュース取得時刻に対応付けてニュースを格納する場合には、ステップS310において変動時刻検出部206は、設定情報格納部216を参照して、取り出したニュースが有価証券の価格に影響を与えるか否かを判断する。具体的には、変動時刻検出部206は、キーワードに対応付けてポイント数を格納する図11(b)に示す情報を参照して、取り出したニュースに含まれるキーワードの合計ポイント数を算出する。例えば、変動時刻検出部206は、取り出したニュースにキーワード「発表」「交代」「株価」が含まれている場合に、合計ポイント数「5」を算出する。変動時刻検出部206は、また、監視ランクに対応付けて変動設定値および危険度判定設定値を格納する図11(a)に示す情報を参照して、合計ポイント数が小さい場合であっても監視される監視ランクSに対応付けられた変動設定値「キーワードの合計ポイント数が3以上10未満」を取得する。そして変動時刻検出部206は、算出した合計ポイント数が監視ランクSにおいて監視され得る値「合計ポイント数3以上」である場合には、取り出したニュースが有価証券の価格に影響を与えると判断する。
なお、以下の動作は、有価証券情報取得部204が注文発注サーバ50から相場情報を取得する場合と同様である。例えば、ステップS320において変動時刻検出部206は、設定情報格納部216を参照して、取り出したニュースが有価証券の価格に影響を与えると判断した場合に、変動時刻を検出する。
以上、本実施例によれば、有価証券情報に大きな変動があった場合に、当該有価証券を売買した売買者が特定されて警告されるので、有価証券の売買をした後にその取引がインサイダー取引に該当するおそれがあるか否かをより合理的に判断する支援をすることができる。
なお、図3に示す記憶媒体90は、売買注文格納部202、有価証券情報取得部204、変動時刻検出部206、売買時刻特定部208、時間差情報生成部210、危険度情報生成部212、設定値変更部214および設定情報格納部216の動作を行わせるプログラムを格納する。監視サーバ20は記憶媒体90に格納された上記プログラムをインストールすることにより、売買注文格納部202等の動作を行わせてもよい。さらに、他の方法として、監視サーバ20は、そのようなプログラムを、通信回線を介して取得してもよい。
また、本実施例において、設定情報格納部216は、図8(a)に示すように、監視ランクの数は4(「S」「A」「B」「C」)であるが、監視ランクの数は3以下であってもいし5以上であってもよい。
また、本実施例において、図8(a)に示すように、設定情報格納部216は、監視ランクに対応付けて変動設定値および危険度判定設定値を格納しているが、これに限定されない。例えば、設定情報格納部216は、有価証券IDに対応付けて変動設定値および危険度判定設定値を格納してもよいし、有価証券IDおよび監視ランクに対応付けて変動設定値および危険度判定設定値を格納してもよい。なお、設定情報格納部216が有価証券IDに対応付けて変動設定値および危険度判定設定値を格納する場合、または、有価証券IDおよび監視ランクに対応付けて変動設定値および危険度判定設定値を格納する場合には、図9に示すステップS370において、有価証券ID「S001」に対応付けられた変動設定値または危険度判定設定値を変更してもよい。
また、本実施例において、図8(c)に示すように、設定情報格納部216は、有価証券ID別に監視ランクを格納しているが、これに限定されない。例えば、設定情報格納部216は、有価証券が属する業種別に監視ランクを格納してもよい。なお、この場合、設定情報格納部216は、有価証券IDに対応付けて業種IDを格納することが好ましい。
また、本実施例において、図3に示すように、監視サーバ20が承認システム100および監査システム200を有しているが、監視サーバ20は監査システム200を有し、非図示のサーバが承認システム100を有していてもよい。
また、本実施例において、監視サーバ20の売買注文格納部202は、売買注文転送部38から発注確認通知を取得して格納するが、これにかえて、注文発注サーバ50から発注確認通知を取得して格納してもよい。
また、本実施例において、時間差情報生成部210は、変動時刻と図5のステップS240に示す売買時刻との時間差を示す時間差情報を生成しているが、変動時刻と図5のステップS270に示す約定成立時刻との時間差を示す時間差情報を生成してもよい。この場合、監視サーバ20の売買注文格納部202は、売買注文転送部38から約定成立通知を取得して格納してもよい。
また、本実施例において、設定情報格納部216は監視ランクに対応付けて売買注文がインサイダー取引に該当しうる場合の値を危険度判定設定値として格納しているが、売買注文がインサイダー取引に該当しない場合の値を安全度判定設定値として格納してもよい。なお、この場合、危険度情報生成部212は、有価証券IDおよび売買者IDに対応付けられた時間差情報が安全度判定設定値に対して予め定められた範囲にあると判断したときは、当該有価証券IDおよび当該売買者IDを含むインサイダー取引に該当しない旨を示す安全度情報を生成し、生成した安全度情報を管理者端末40に送信してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
有価証券取引システム10の機器構成を示す概略図である。 売買者端末30のブロック図である。 監視サーバ20のブロック図である。 監視サーバ20による承認システム100の動作の一例を示すフローチャートである。 注文発注サーバ50による発注の動作の一例を示すフローチャートである。 有価証券情報取得部204により取得された情報の一例である。 売買注文格納部202に格納された情報の一例である。 設定情報格納部216に格納された情報の一例である。 監視サーバ20による監査システム200の動作の一例を示すフローチャートである。 株価の値動きを模式的に示す図である。 設定情報格納部216に格納された情報の他の一例である。
符号の説明
10 有価証券取引システム、20 監視サーバ、30 売買者端末、32 売買注文受付部、34 承認送受信部、36 売買注文送受信部、38 売買注文転送部、40 管理者端末、50 注文発注サーバ、60 コンピュータ、70 ニュース配信サーバ、80 社内ネットワーク、82 インターネット、84 専用線、90 記憶媒体、100 承認システム、102 承認判定部、104 承認情報格納部、200 監査システム、202 売買注文格納部、204 有価証券情報取得部、206 変動時刻検出部、208 売買時刻特定部、210 時間差情報生成部、212 危険度情報生成部、214 設定値変更部、216 設定情報格納部

Claims (16)

  1. 売買者が使用する売買者端末、管理者が使用する管理者端末、並びに、前記売買者端末および前記管理者端末と通信するサーバを備える有価証券取引システムであって、
    前記売買者端末は、前記売買者を識別する売買者識別情報および有価証券を識別する有価証券識別情報を含む前記有価証券の売買注文情報を転送する売買注文転送部を有し、
    前記サーバは、
    前記売買注文情報および前記売買注文情報に基づいて前記有価証券を売買した時刻である売買時刻を対応付けて格納する売買注文格納部と、
    前記有価証券に関する情報である有価証券情報を、前記有価証券の有価証券識別情報に対応付けて外部から取得する有価証券情報取得部と、
    前記有価証券情報取得部により取得された前記有価証券情報に所定の変動があるか否かを検出し、所定の変動があった場合に、変動のあった時刻である変動時刻を検出する変動時刻検出部と、
    前記有価証券情報に所定の変動があった前記有価証券の前記有価証券識別情報を含む売買注文情報を、前記売買注文格納部に格納された前記売買注文情報から検出し、検出された前記売買注文情報に対応付けられた売買時刻を前記売買者識別情報に対応付けて特定する売買時刻特定部と、
    前記変動時刻検出部により検出された前記変動時刻と前記売買時刻特定部により特定された前記売買時刻との時間差を示す時間差情報を生成する時間差情報生成部と、
    前記時間差情報生成部により生成された前記時間差情報が危険度判定設定値に対して予め定められた範囲にあるか否かを判断し、予め定められた範囲にある場合に、前記有価証券識別情報および前記売買者識別情報を含む危険度情報を生成し、前記危険度情報を前記管理者端末に送信する危険度情報生成部と
    を有し、
    前記管理者端末は、前記サーバから受信した前記危険度情報に基づき、前記危険度情報に含まれる前記売買者識別情報により識別される前記売買者による、前記危険度情報に含まれる前記有価証券識別情報により特定される前記有価証券の売買が、危険である旨を表示する表示部を有する
    ことを特徴とする有価証券取引システム。
  2. 前記危険度情報生成部は、前記危険度判定設定値を前記有価証券の銘柄別に有することを特徴とする請求項1に記載の有価証券取引システム。
  3. 前記危険度情報生成部は、前記危険度判定設定値を前記有価証券が属する業種別に有することを特徴とする請求項1に記載の有価証券取引システム。
  4. 前記危険度情報生成部は、前記危険度判定設定値を前記売買者別に有することを特徴とする請求項1に記載の有価証券取引システム。
  5. 前記危険度情報生成部により前記危険度情報が生成された前記有価証券に対して、前記危険度判定設定値を変更する設定値変更部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の有価証券取引システム。
  6. 前記危険度情報生成部により前記危険度情報が生成された前記売買者に対して、前記危険度判定設定値を変更する設定値変更部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の有価証券取引システム。
  7. 前記変動時刻検出部は、前記有価証券情報に含まれる前記有価証券の価格が、予め設定された変動設定値よりも大きく変動した場合に、前記変動時刻を検出する請求項1に記載の有価証券取引システム。
  8. 前記変動時刻検出部は、前記変動設定値を前記有価証券の銘柄別に有することを特徴とする請求項7に記載の有価証券取引システム。
  9. 前記変動時刻検出部は、前記変動設定値を前記有価証券が属する業種別に有することを特徴とする請求項7に記載の有価証券取引システム。
  10. 前記変動時刻検出部は、前記変動設定値を前記売買者別に有することを特徴とする請求項7に記載の有価証券取引システム。
  11. 前記危険度情報生成部により前記危険度情報が生成された前記有価証券に対して、前記変動設定値を変更する設定値変更部を更に備えることを特徴とする請求項7に記載の有価証券取引システム。
  12. 前記危険度情報生成部により前記危険度情報が生成された前記売買者に対して、前記変動設定値を変更する設定値変更部を更に備えることを特徴とする請求項7に記載の有価証券取引システム。
  13. 前記変動時刻検出部は、前記有価証券情報に、前記有価証券の価格に影響を与える公開情報が含まれている場合に、前記変動時刻を検出する請求項1に記載の有価証券取引システム。
  14. 売買者を識別する売買者識別情報および有価証券を識別する有価証券識別情報を含む前記有価証券の売買注文情報、並びに、前記有価証券を売買した時刻である売買時刻を対応付けて格納する売買注文格納部と、
    前記有価証券に関する情報である有価証券情報を、前記有価証券の有価証券識別情報に対応付けて外部から取得する有価証券情報取得部と、
    前記有価証券情報取得部により取得された前記有価証券情報に所定の変動があるか否かを検出し、所定の変動があった場合に、変動のあった時刻である変動時刻を検出する変動時刻検出部と、
    前記有価証券情報に所定の変動があった前記有価証券の前記有価証券識別情報を含む売買注文情報を、前記売買注文格納部に格納された前記売買注文情報から検出し、検出された前記売買注文情報に対応付けられた売買時刻を前記売買者識別情報に対応付けて特定する売買時刻特定部と、
    前記変動時刻検出部により検出された前記変動時刻と前記売買時刻特定部により特定された前記売買時刻との時間差を示す時間差情報を生成する時間差情報生成部と、
    前記時間差情報生成部により生成された前記時間差情報が危険度判定設定値に対して予め定められた範囲にあるか否かを判断し、予め定められた範囲にある場合に、前記有価証券識別情報および前記売買者識別情報を含む危険度情報を生成し、前記危険度情報を端末に送信する危険度情報生成部と
    を備えることを特徴とする有価証券取引サーバ。
  15. 売買者を識別する売買者識別情報および有価証券を識別する有価証券識別情報を含む前記有価証券の売買注文情報、並びに、前記有価証券を売買した時刻である売買時刻を対応付けて格納する売買注文格納手順と、
    前記有価証券に関する情報である有価証券情報を、前記有価証券の有価証券識別情報に対応付けて外部から取得する有価証券情報取得手順と、
    前記有価証券情報取得手順により取得された前記有価証券情報に所定の変動があるか否かを検出し、所定の変動があった場合に、変動のあった時刻である変動時刻を検出する変動時刻検出手順と、
    前記有価証券情報に所定の変動があった前記有価証券の前記有価証券識別情報を含む売買注文情報を、前記売買注文格納手順により格納された前記売買注文情報から検出し、検出された前記売買注文情報に対応付けられた売買時刻を前記売買者識別情報に対応付けて特定する売買時刻特定手順と、
    前記変動時刻検出手順により検出された前記変動時刻と前記売買時刻特定手順により特定された前記売買時刻との時間差を示す時間差情報を生成する時間差情報生成手順と、
    前記時間差情報生成手順により生成された前記時間差情報が危険度判定設定値に対して予め定められた範囲にあるか否かを判断し、予め定められた範囲にある場合に、前記有価証券識別情報および前記売買者識別情報を含む危険度情報を生成し、前記危険度情報を端末に送信する危険度情報生成手順と
    を備えることを特徴とする有価証券取引方法。
  16. 有価証券取引サーバを制御するプログラムであって、前記有価証券取引サーバに、
    売買者を識別する売買者識別情報および有価証券を識別する有価証券識別情報を含む前記有価証券の売買注文情報、並びに、前記有価証券を売買した時刻である売買時刻を対応付けて格納する売買注文格納手順、
    前記有価証券に関する情報である有価証券情報を、前記有価証券の有価証券識別情報に対応付けて外部から取得する有価証券情報取得手順、
    前記有価証券情報取得手順により取得された前記有価証券情報に所定の変動があるか否かを検出し、所定の変動があった場合に、変動のあった時刻である変動時刻を検出する変動時刻検出手順、
    前記有価証券情報に所定の変動があった前記有価証券の前記有価証券識別情報を含む売買注文情報を、前記売買注文格納手順により格納された前記売買注文情報から検出し、検出された前記売買注文情報に対応付けられた売買時刻を前記売買者識別情報に対応付けて特定する売買時刻特定手順、
    前記変動時刻検出手順により検出された前記変動時刻と前記売買時刻特定手順により特定された前記売買時刻との時間差を示す時間差情報を生成する時間差情報生成手順、および、
    前記時間差情報生成手順により生成された前記時間差情報が危険度判定設定値に対して予め定められた範囲にあるか否かを判断し、予め定められた範囲にある場合に、前記有価証券識別情報および前記売買者識別情報を含む危険度情報を生成し、前記危険度情報を端末に送信する危険度情報生成手順
    を実行させるプログラム。
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JP2001167155A (ja) * 1999-12-10 2001-06-22 Fujitsu Ltd 取引検証支援システム、取引検証支援方法及びそのシステムでの処理をコンピュータに行なわせるためのプログラムを格納した記憶媒体
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