JP2007272681A - キャッシュメモリ装置及びそのキャッシュラインの入れ替え方法 - Google Patents

キャッシュメモリ装置及びそのキャッシュラインの入れ替え方法 Download PDF

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Abstract

【課題】キャッシュミス率を低減できるキャッシュライン入れ替え方式の提供。
【解決手段】セット・アソシアティブ方式でキャッシュデータを格納するキャッシュメモリ装置であって、CPUにて実行される命令を分析して、各キャッシュラインに格納されたデータが再参照される可能性を示すプロファイル情報(ライブ/デッド)を生成するプロファイラと、キャッシュミスが発生した際に、前記プロファイル情報に基づいて、入れ替え(リプレース)対象のキャッシュラインを決定するキャッシュライン選択部と、を備える。具体的には、ベースアドレスとして使用したレジスタに対応するキャッシュラインを入れ替え対象から除外する制御を行い、当該レジスタに上書きが行われた場合に、対応するキャッシュラインを入れ替え対象とする制御を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、キャッシュメモリ装置、これを含んだCPU及びキャッシュラインの入れ替え方法に関し、特に、セット・アソシアティブ(Set Associative)方式でキャッシュデータを格納するキャッシュメモリ装置、これを含んだCPU及びキャッシュラインの入れ替え方法に関する。
キャッシュメモリは主記憶装置より小容量であるためその一部しか記憶することができないが、頻繁に参照されるデータを保持させることにより、その高速性を生かしてCPUからの平均メモリアクセスタイムを短縮化し、システムの性能を向上させることができる。
図6は、2ウェイ セット・アソシアティブ方式のキャッシュメモリ装置の構成を説明するための図である。キャッシュメモリ20は、図6に示すように、下位アドレス(エントリアドレス)をインデックスとしたキャッシュライン21を有しており、下位アドレス(エントリアドレス)にてデータ格納位置をある程度限定し、データ要求に瞬時に応えることのできる構成となっている。
また、キャッシュライン21に、データ23とは別に、メモリアクセスに用いる上位ビットであるタグ(アドレス)22を格納することで、同一の下位アドレス(エントリアドレス)で複数のデータ(図6では2ウェイ故、2つ)を格納することができる。
ここで、図6のように、2つのキャッシュラインを一組みとし、それぞれ2つの下位アドレスを対応させた場合を考える。この場合、図6の左側に示したように、メモリ上の下位アドレスを5で割った余りを同じくするアドレスに格納されたデータが、同一インデックスのキャッシュラインに格納されることとなる。例えば、下位アドレス2、7、12に格納されている、3つの変数A、B、Cを2つのキャッシュラインに格納する場合、どの変数をキャッシュラインに残し、どの変数をキャッシュラインから追い出すかが問題となる。
図7は、従来のLRU(Least Recently Used)方式にて、キャッシュラインを行うための構成を概略的に表した図である。LRU情報テーブル90は、同一インデックスに属するキャッシュラインのLRU情報(最近のアクセス順位)91を保持しており、キャッシュライン選択部40は、キャッシュミスが生じた場合に、LRU情報91を参照して入れ替え対象のキャッシュラインを選択する。
また、特許文献1には、各キャッシュラインに、データが有効であるか否かを示すバリッドフラグと、バリッドフラグの組み合わせによって更新されるリプレースフラグとを設け、リプレースフラグの値により入れ替え対象を選択するセット・アソシアティブ方式のキャッシュメモリ装置が開示されている。また、同公報には更に、命令アドレスに基づいて分岐予測を行う分岐予測部を備え、その結果を当該キャッシュラインの選択に利用することが記載されている。
特開2004−38298号公報 「コンピュータの構成と設計−ハードウエアとソフトウエアのインタフェース<下> 第2版」 第7.2章 ジョン・L/ヘネシー、デイビッド・A・パターソン 著、成田光彰 訳、日経BP社 発行、1996年、ISBN 4−8222−8057−8
しかしながら、上記した従来のLRU方式では、連想度が増加するほど複雑化しコストが掛かるという問題点のほか、単にデータアクセスの順序だけを用いるため、入れ替えるべきでないデータを入れ替え、キャッシュミスを引き出してしまうという本質的な問題点がある。
また、特許文献1にしても、上記LRU方式に近い性能を出せるとされているが、そのリプレースフラグの更新の前提となるバリッドフラグが適正に更新されることが条件となる。しかしながら、同公報ではその更新方法について、分岐予測が正しくなかった場合に、バリッドフラグを場合によっては無効にする(特許文献0048段落)と開示しているのみであり、完全にその性能が保証されている訳ではない。
本発明の第1の視点によれば、セット・アソシアティブ方式でキャッシュデータを格納するキャッシュメモリ装置であって、CPU(Central Processing Unit)にて実行される命令を分析して、各キャッシュラインに格納されたデータが再参照される可能性を示すプロファイル情報を生成するプロファイラと、キャッシュミスが発生した際に、前記プロファイル情報に基づいて、入れ替え(リプレース)対象のキャッシュラインを決定するキャッシュライン選択部と、を備えること、を特徴とするキャッシュメモリ装置とこれを含んだCPUが提供される。
また、本発明の第2の視点によれば、セット・アソシアティブ方式でキャッシュデータを格納するキャッシュメモリ装置におけるキャッシュラインの入れ替え(リプレース)方法であって、前記キャッシュメモリ装置に備えられたプロファイラが、CPU(Central Processing Unit)にて実行される命令を分析して、各キャッシュラインに格納されたデータが再参照される可能性を示すプロファイル情報を生成するステップと、前記キャッシュメモリ装置に備えられたキャッシュライン選択部が、キャッシュミスの発生した際に、前記プロファイル情報に基づいて、入れ替え対象のキャッシュラインを決定するステップと、を含むこと、を特徴とするキャッシュメモリ装置におけるキャッシュラインの入れ替え方法が提供される。
本発明によれば、キャッシュヒット率を向上させ、コンピュータシステム全体の性能を向上させることができる。その理由は、データが再参照される可能性を考慮したキャッシュラインの入れ替えを行うこととしたことにある。
続いて、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、2ウェイ セット・アソシアティブ方式を採用した本発明の第1の実施形態に係るキャッシュメモリ装置の構成を表したブロック図である。図6、図7に示した従来のキャッシュメモリ装置と相違する点は以下のとおりである。
本実施形態に係るキャッシュメモリ装置は、プロファイル情報テーブル31を備えている。プロファイル情報テーブル31は、複数のレジスタ(図示せず)について、それぞれ対応するプロファイル情報32を格納可能となっている。以下、プロファイル情報テーブル31は、3つのレジスタr0〜r2のプロファイル情報32を格納するものとして説明する。
各キャッシュライン21には、タグアドレス22、データ23に加えて、上記プロファイル情報テーブル31内のプロファイル情報32を特定するためのプロファイル情報キー(レジスタID)24を格納可能となっている。
プロファイラ30は、CPU10が実行する命令について評価を行い、プロファイル情報32とプロファイル情報キー24を作成し、それぞれ、プロファイル情報テーブル31の当該レジスタに対応するプロファイル情報32と、当該命令が書き込まれたキャッシュライン21のプロファイル情報キー(レジスタID)24を更新する。
プロファイラ30は、例えば、CPU10が実行する命令がメモリアクセス命令のとき、そのオペランドを格納したレジスタIDをプロファイル情報キーとして生成し、キャッシュライン21に格納されたデータが以後参照される可能性が高いことを示すライブ状態(第一種の状態、以下、この状態を単に「ライブ」という。)に、プロファイル情報を更新する。
また、プロファイラ30は、例えば、CPU10が実行する命令により演算結果が書き込まれるレジスタがあるとき、当該書き込みレジスタIDをプロファイル情報キーとして生成し、キャッシュライン21に格納されたデータが以後参照される可能性が少ないことを示すデッド状態(第二種の状態、以下、この状態を単に「デッド」という。)に、プロファイル情報を更新する。
キャッシュライン選択部40は、上記プロファイル情報32を参照し、ライブのキャッシュラインを入れ替え対象から除外し、デッドのキャッシュラインを入れ替え対象として選択する。なお、すべてのキャッシュラインのプロファイル情報32が同じプロファイル情報(すべて「ライブ」、又は、すべて「デッド」)であることも考えられるが、この場合は、上記した既存の方法やラウンドロビン方式、ランダム方式でリプレースの対象を選択するものとする。
図2は、上記プロファイラ30の動作タイミングを表した図である。図2を参照すると、プロファイラ30は、CPU10における実行以前に命令の評価を行い、プロファイル情報とプロファイル情報キーを作成・更新する(ステップS001)。なお、命令の実行以前におけるプロファイル情報が必要ない場合は、本ステップを省略することが可能である。
また、プロファイラ30はCPU10における命令の実行中にも、評価を行い、プロファイル情報とプロファイル情報キーを作成・更新する(ステップS002)。なお、命令の実行中におけるプロファイル情報が必要ない場合は、本ステップを省略することが可能である。
また、プロファイラ30はCPU10における命令の実行後にも、評価を行い、プロファイル情報とプロファイル情報キーを作成・更新する(ステップS003)。なお、命令の実行後におけるプロファイル情報が必要ない場合は、本ステップを省略することが可能である。
このようにプロファイラ30は、命令の内容に応じて、いずれかのタイミングでプロファイルを生成・更新する。
続いて、図3のサンプルプログラムを用いた従来方式の詳細動作を説明し(図8参照)、次いで、本実施形態の詳細動作について説明する(図4参照)。図3のサンプルプログラムにおいて、変数A、B、Cは、主記憶装置のアドレス2、7、12に格納され、同じインデックスのキャッシュラインに対応するものとする。
図3のサンプルプログラムの命令ステップ1、3、5、7、9、11、14では、メモリアクセスは行われない。従って、キャッシュメモリが参照されることもない。
一方、図3のその他の命令ステップ2、4、6、8、10、12、13、15は、メモリアクセスを伴うものであり、アクセスする上位アドレスと、インデックス対応するラインのタグアドレスとを比較することにより、キャッシュのヒットの判定が行われる。ここで、アクセスする上位アドレスと、インデックス対応するラインのタグアドレスとが一致しなかった場合に、キャッシュミスとなる。
[比較例−LRU方式]
図8を参照すると、命令ステップ2、6、10、13では、当初、キャッシュラインにアクセスする変数の情報が無い状態(一致するタグアドレスが存在しない状態)である。そこで、主記憶装置から変数の情報の読み出しが行われ、指定されたレジスタに書き込みが行われる。
このとき、LRU情報に基づき、順位2にあるキャッシュラインが入れ替え対象となり、データとタグアドレスが更新される。即ち、主記憶装置から読み出した内容がデータ領域に格納され、アドレスがタグアドレス領域に格納される。例えば、命令ステップ2では、当初キャッシュライン1、2の双方に変数Aの情報が無いため、主記憶装置からアドレス2の内容が読み出されて、レジスタr0に設定される。そして、LRU情報が順位2であったキャッシュライン1が選択されて、変数Aの情報が格納される。
また、命令ステップ4、8、12、15では、上記のようにしてキャッシュされた情報がキャッシュラインにあるため(一致するタグアドレスが存在する状態)、キャッシュラインのデータが読み出されて、利用される。
上記LRU方式における問題点が明瞭に現れる箇所は、命令ステップ10から13までの過程、特にステップ13でキャッシュミスが発生していることである。命令ステップ10で、キャッシュラインに無い変数Cを格納するため、いずれかのキャッシュラインの内容を掃き出す必要があるが、LRU方式によれば、最も最近にアクセスが行われていないキャッシュライン1が選ばれる。このため、命令ステップ13では、変数Aの情報がキャッシュから無くなり、キャッシュミスの発生を余儀なくされている。
一方、命令ステップの流れを見ると、変数Aのアドレスは、今後も使用することがあるため、変数Bのアドレスと異なりレジスタr1に格納され、違う値に変更しないような構成となっている。要するに、単純にデータアクセスの順序だけを用いる上記LRU方式は、上記コードレベルのプログラムに表れた特徴と、相反するキャッシュラインの選択を行い、キャッシュミスを発生させてしまっているのである。
[本発明−プロファイル情報利用方式]
以下、図4を参照して、上記コードレベルにおけるプログラムの特徴を利用し、適切なキャッシュラインを選択できるよう構成した本実施形態に係るキャッシュメモリ装置の動作について説明する。
図4を参照すると、命令ステップ1、3、5、7、9、11、14では、メモリアクセスは行われない。但し、プロファイラ30は、レジスタに書き込みが行われるため、書き込み対象のレジスタをプロファイル情報キーとし、対応するプロファイル情報をデッドとする。
命令ステップ2、6、10では、それぞれ変数A、B、Cの情報がキャッシュラインに無い状態(一致するタグアドレスが存在しない状態)である。そこで、主記憶装置から変数の情報の読み出しが行われ、更に、指定されたレジスタに書き込みが行われる。
併せて、キャッシュライン選択部40は、プロファイル情報キーを用いて、インデックスのすべてのプロファイル情報を読み出し、デッドとなっているキャッシュラインを選択する。このキャッシュラインが、上記主記憶装置から読み出したデータを格納するキャッシュラインとなり、主記憶装置から読み出したデータ、タグアドレス、下記プロファイル情報キーが上書きされる。
なお、上記と併せて、プロファイラ30は、当該命令のアドレス部を指しているレジスタをプロファイル情報キーとし、当該レジスタに対応するプロファイル情報をライブとする。更に、レジスタに書き込みが行われるため、プロファイラ30は、書き込み対象のレジスタをプロファイル情報キーとし、当該レジスタに対応するプロファイル情報をデッドとする。
命令ステップ9にて、プロファイラ30は、レジスタr2について書き込みが行われた時点で、キャッシュライン2のプロファイル情報キーに指定されたレジスタr2のプロファイル情報をデッドに更新する。このことは、命令ステップ9にてレジスタr2に変数Cの情報が新たに代入され、命令ステップ8までで使用していた変数Bの情報を再使用する可能性が少なくなったことに対応している。
そして、後続する命令ステップ10でキャッシュミスが発生すると(ステップS101)、プロファイル情報の比較が行われ(ステップS102)、デッドであるキャッシュライン2が入れ替え対象として選択される(ステップS103)。
この結果、変数Aの情報がキャッシュライン1に残ることとなるため、命令ステップ13では、主記憶装置へのアクセスに代わりキャッシュライン1のデータを利用することが可能となる。従って、比較例(LRU方式)では命令ステップ13においてキャッシュミスとなっていたが、本実施形態に係るプロファイル情報利用方式では、再使用される可能性のある情報を保持するよう動作するため、図3の短いサンプルプログラムだけを取ってみてもキャッシュミスを一回低減することが可能となっている。
なお、命令ステップ4、8、12、15では、上記のようにしてキャッシュされた情報がキャッシュラインにあるため(一致するタグアドレスが存在する状態)、キャッシュラインのデータが読み出されて、利用される点は上記したLRU方式と同様である。
以上のとおり、ベースアドレスとして使用したレジスタに対応するキャッシュラインを入れ替え対象から除外する制御を行い、当該レジスタに上書きが行われた場合に、対応するキャッシュラインを入れ替え対象とする制御が行われる。
このように、プロファイル情報を用いて適切に入れ替え対象のキャッシュラインを選択する本実施形態によれば、メモリアクセスのより多くをキャッシュメモリから得ることが可能となり、ひいては、システム全体の性能を向上させることが可能となる。
このことは、キャッシュメモリの要求性能が同じであれば、キャッシュサイズを小さくすることが可能であることを意味し、低コスト化にも資することになる。
続いて、上記第1の実施形態に変更を加えた本発明の第2の実施形態について説明する。図5は、本発明の第2の実施形態に係るキャッシュメモリ装置の構成を表したブロック図であり、図1に示した第1の実施形態に係るキャッシュメモリ装置との相違点は、プロファイル情報キー格納領域24に代えてプロファイル情報格納領域25を設けるとともに、プロファイル情報テーブル31を省略し、キャッシュライン21に直接プロファイル情報を格納させる構成とした点である。
本実施形態は、キャッシュラインの数と、プロファイル情報の数が等しいとき、即ち、レジスタと対応するキャッシュラインを用意できる場合に採用可能である。
その動作は、プロファイラ30が、プロファイル情報25を、対応するキャッシュライン21に直接書き込み、キャッシュライン選択部40が、キャッシュライン21から直接プロファイル情報25を読み出すという点を除いて、上記した第1の実施形態と略同様であり、コストや速度等のシステム要求に基づいて、上記第1の実施形態と代替的に採用することが可能である。
以上、本発明を実施するための好適な形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態の記載に限定されるものではなく、命令内容に基づいてキャッシュラインに格納されたデータが再参照される可能性を示すプロファイル情報を生成し、これに基づいて、キャッシュラインを選択するという本発明の要旨を逸脱しない範囲で、各種の変形を加えることが可能であることはいうまでもない。
本発明の第1の実施形態に係るキャッシュメモリ装置の構成を表したブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るキャッシュメモリ装置のプロファイラの動作を説明するための流れ図である。 本発明の第1の実施形態を説明するためのサンプルプログラムを説明するための図である。 図3のサンプルプログラムを実行した場合における、本発明の第1の実施形態に係るキャッシュメモリ装置の動作を表した図である。 本発明の第2の実施形態に係るキャッシュメモリ装置の構成を表したブロック図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術(LRU方式)を説明するための図である。 図3のサンプルプログラムを実行した場合における、従来のキャッシュメモリ装置の動作を表した図である。
符号の説明
10 CPU(Central Processing Unit)
20 キャッシュ(メモリ)
21 キャッシュライン
22 タグアドレス(格納領域)
23 データ(格納領域)
24 プロファイル情報キー(格納領域)
25 プロファイル情報(格納領域)
30 プロファイラ
31 プロファイル情報テーブル
32 プロファイル情報
40 キャッシュライン選択部
90 LRU情報テーブル
91 LRU情報

Claims (8)

  1. セット・アソシアティブ方式でキャッシュデータを格納するキャッシュメモリ装置であって、
    CPU(Central Processing Unit)にて実行される命令を分析して、各キャッシュラインに格納されたデータが再参照される可能性を示すプロファイル情報を生成するプロファイラと、
    キャッシュミスが発生した際に、前記プロファイル情報に基づいて、入れ替え対象のキャッシュラインを決定するキャッシュライン選択部と、を備えること、
    を特徴とするキャッシュメモリ装置。
  2. 前記プロファイラが、前記CPUにて実行される命令がメモリアクセス命令のとき、そのオペランドを格納したキャッシュラインに対して、第一種のプロファイル情報を生成し、
    前記キャッシュライン選択部が、前記第一種のプロファイル情報が付与されたキャッシュラインの入れ替えを抑止すること、
    を特徴とする請求項1に記載のキャッシュメモリ装置。
  3. 前記プロファイラが、前記CPUにて実行される命令により特定のレジスタに書き込みが行われるとき、そのデータを格納したキャッシュラインに対して、当該第二種のプロファイル情報を生成し、
    前記キャッシュライン選択部が、前記第二種のプロファイル情報が付されたキャッシュラインを入れ替え対象として選択すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載のキャッシュメモリ装置。
  4. 更に、
    所定数のプロファイル情報を記憶するプロファイル情報テーブルを有するとともに、前記各キャッシュラインがそれぞれプロファイル情報キー格納領域を有し、
    前記プロファイラが、前記プロファイル情報記憶部に前記プロファイル情報を書き込むとともに、該プロファイル情報に読み出すためのプロファイル情報キーを生成し、前記プロファイル情報キー格納領域に格納し、
    前記キャッシュライン選択部が、前記プロファイル情報キーを介して、前記プロファイル情報を読み出すこと、
    を特徴とする請求項1乃至3いずれか一に記載のキャッシュメモリ装置。
  5. 請求項1乃至4いずれか一に記載のキャッシュメモリ装置を備えたCPU装置。
  6. セット・アソシアティブ方式でキャッシュデータを格納するキャッシュメモリ装置におけるキャッシュラインの入れ替え方法であって、
    前記キャッシュメモリ装置に備えられたプロファイラが、CPU(Central Processing Unit)にて実行される命令を分析して、各キャッシュラインに格納されたデータが再参照される可能性を示すプロファイル情報を生成するステップと、
    前記キャッシュメモリ装置に備えられたキャッシュライン選択部が、キャッシュミスが発生した際に、前記プロファイル情報に基づいて、入れ替え対象のキャッシュラインを決定するステップと、を含むこと、
    を特徴とするキャッシュメモリ装置におけるキャッシュラインの入れ替え方法。
  7. 前記プロファイラが、前記CPUにて実行される命令がメモリアクセス命令のとき、そのオペランドを格納したキャッシュラインに対して、第一種のプロファイル情報を生成し、
    前記キャッシュライン選択部が、前記第一種のプロファイル情報が付与されたキャッシュラインの入れ替えを抑止すること、
    を特徴とする請求項6に記載のキャッシュメモリ装置におけるキャッシュラインの入れ替え方法。
  8. 前記CPUにて実行される命令により特定のレジスタに書き込みが行われるとき、前記プロファイラが、前記書き込みを行ったデータを格納したキャッシュラインに対して、当該第二種のプロファイル情報を生成し、
    前記キャッシュライン選択部が、前記第二種のプロファイル情報が付されたキャッシュラインを入れ替え対象として選択すること、
    を特徴とする請求項6又は7に記載のキャッシュメモリ装置におけるキャッシュラインの入れ替え方法。
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